JPS626828Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS626828Y2
JPS626828Y2 JP8417779U JP8417779U JPS626828Y2 JP S626828 Y2 JPS626828 Y2 JP S626828Y2 JP 8417779 U JP8417779 U JP 8417779U JP 8417779 U JP8417779 U JP 8417779U JP S626828 Y2 JPS626828 Y2 JP S626828Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
protruding portion
grinding
burrs
burr
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8417779U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS564358U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8417779U priority Critical patent/JPS626828Y2/ja
Publication of JPS564358U publication Critical patent/JPS564358U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS626828Y2 publication Critical patent/JPS626828Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転電機の鋳物フレームの型の接合部
の仕上を容易にする構造に関する。
第1図は従来の回転電機フレームの正面図で軸
方向に左右に分割される図示しない型を合わせ、
溶湯金属を鋳込んでフレーム1を鋳造するので、
フレーム1の表面の型の接合部分に第3図及び第
4図に示すような、はぐみ2或いはばり3の発生
がありこれを研削仕上げする。このはぐみ2は型
の抜き勾配もあつて大きくなるので、グラインダ
ー等で削る仕上幅が大きく仕上げ時間を多く必要
とする。また仕上幅が大きく且つ変動するので仕
上つたフレーム1の表面に蛇行した縞模様が円周
方向にできて、美観を損うこともある。
本考案は上記を改良したもので、フレームの型
の接合部の表面に突出部分を形成し、その突出部
分にはぐみ或いはばりを発生させ、このはぐみ或
いはばりを研削することにより、研削仕上げの効
率化や機械加工の位置決めの精度向上と外観的に
優れたフレームを提供することを目的とする。
以下、本考案の実施例を第5図乃至第7図を参
照して説明する。尚従来と同一部分については同
一符号で示し詳細説明は省略する。第5図は本考
案による一実施例を示すフレームの上半部縦断面
を含む側面図で、図示しない型の接合部で突出部
分4が出来るような型を組合せて溶湯金属を鋳込
む。そしてフレーム1の型の接合部に、帯状の突
出部分4をフレーム1の外周円周方向に形成させ
る。この突出部分4の幅約半分で高さ方向に第6
図に示すような、型のずれで生じるはぐみを発生
させる。或いは突出部分4の表面に第7図に示す
ようなばり3を発生させる。尚この突出部分4の
幅は型の製作上許容される範囲で例えば3乃至5
mmと少量でよく、また高さは発生するはぐみ2の
量(1乃至3mm)に多少追加したもので例えば3
乃至5mmでよい。
次にこのフレーム1を砂落し処理としてシヨツ
トブラストをかけると、ばり3の鋭角な部分は除
去され除去跡は一定幅で、且つ幅も狭く直線的に
突出部分4の表面上に形成される。この場合ばり
3は鋭角な部分がなく小さいので手で触れても負
傷することなく、又表面も美観を有するので研削
は不要である。
そしてばり3が極端に大きく形成された場合、
又はぐみ2が第6図に示すように突出部分4より
更に突出する或いは窪むような時は、グラインダ
ーによりばり3或いははぐみ2又は突出部分4を
研削する。この研削跡は一定幅で直線的に突出部
分4の表面に形成される。
このようにフレーム1の型の接合部表面に突出
部分4を形成したフレーム1は、従来のフレーム
1の肉厚に帯状の突出部分4を外周円周方向に肉
付けしたので、突出部分4のフレームの肉厚は厚
くなつている。このためフレーム1の鋳造から固
形までの冷却過程は、肉厚の薄い部分が早く突出
部分4は薄い部分より冷えるのが遅い。従つて突
出部分4のフレーム1の冷える過程でヒケの現象
により、突出部分4は内周方向に縮むので突出部
分4の表面にあるばり3も内周方向に縮み小さく
なる。この様に固形したフレーム1に発生するば
り3は、単純に型を組合せた場合の型の接合部に
発生するばり3の大きさに比べて小さい。このた
めフレーム1の砂落し処理作業のシヨツトブラス
トにより、ばり3の鋭角な部分は除去され研削作
業は不要となるものや、少し残つた場合は研削す
る。ただこの研削は突出部分4の表面の小さいば
り3を除去すればよく、従来のような蛇行した縞
模様が発生しない。そしてフレーム表面の美観は
従来に比べ非常に向上する。又研削の作業性は良
く単時間で終るので研削の生産性が向上する。
又はぐみ2の発生方向が突出部分4より更に突
出するか或いは反対に窪む時は、突出したはぐみ
2或いは突出部分4をグラインダーで研削して、
突出した平面を均一高さにする。このはぐみ2研
削は突出部分4の表面だけを行えばよく、研削幅
が一定で少量のため研削加工の生産性が向上す
る。この研削跡は一定幅で直線的に突出部分4の
表面上に形成され、一方フレーム1表面上では突
出部分4の線が強調されているので、研削跡は無
視することができる。このため従来のような蛇行
した縞模様が発生せず、フレーム1表面の美観が
よくなり商品価値が向上する。
更にフレーム1の機械加工時には、機械のクラ
ンプ用の爪がはぐみ2やばり3のないフレーム1
の表面を把むことになり、機械加工の位置決めの
精度向上となり加工されたフレーム1の付法精度
がよくなる。
以上述べたように本考案によれば、フレームの
型の接合部表面に突出部分を形成し、この突出部
分にはぐみ或いはばりを発生させるようにしたの
で、仕上加工後のフレームの美観がよくなり商品
価値が向上する。又機械加工も容易となりフレー
ムの寸法精度が向上する。更に研削作業の不要又
は短縮により生産性が向上する等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回転電機のフレームの正面図、
第2図は従来のフレームの一部断面を含む側面
図、第3図及び第4図はフレームの型の接合部の
拡大断面図、第5図は本考案の一実施例を示す回
転電機のフレームの一部断面を含む側面図、第6
図及び第7図は本考案のフレームの型の接合部の
拡大断面図である。 1……フレーム、2……はぐみ、3……ばり、
4……突出部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 溶湯金属を鋳込んで筒状のフレームを形成させ
    る型の突合せ面に対抗する面で前記フレームの外
    周上円周方向に帯状の突出部分を設けたことを特
    徴とする回転電機。
JP8417779U 1979-06-21 1979-06-21 Expired JPS626828Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8417779U JPS626828Y2 (ja) 1979-06-21 1979-06-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8417779U JPS626828Y2 (ja) 1979-06-21 1979-06-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS564358U JPS564358U (ja) 1981-01-16
JPS626828Y2 true JPS626828Y2 (ja) 1987-02-17

Family

ID=29317368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8417779U Expired JPS626828Y2 (ja) 1979-06-21 1979-06-21

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS626828Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59197344A (ja) * 1983-04-25 1984-11-08 Toshiba Corp 回転電機の構造枠とその製造方法
KR100916796B1 (ko) * 2008-05-23 2009-09-14 현대자동차주식회사 현가장치용 범프 스토퍼
JP7155981B2 (ja) * 2018-12-12 2022-10-19 株式会社デンソー 駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS564358U (ja) 1981-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS626828Y2 (ja)
JPH02220732A (ja) タイヤモールドのスモールセグメント鋳造用分割金型
CN101376205A (zh) 龙门铣床床身一体成型的制造方法
CN206662184U (zh) 一种加工铸造模具用的装置
JPS6330098B2 (ja)
JPH03230845A (ja) 一体型Ti合金製ゴルフヘッドの製造方法
US2306861A (en) Method for stamping sheet metal
JP2598747Y2 (ja) 鋳造用模型および鋳物
JPS6226441Y2 (ja)
JP3403483B2 (ja) 金型の製造方法
JPH0233973Y2 (ja)
JPH04228255A (ja) 鋳物及び鋳物を製造する方法
JPS61226138A (ja) 中子を含む金型の成形方法
JPH0615409A (ja) 非割型構造のゴム用金型の製造法
JPH0411370B2 (ja)
JPS6252658B2 (ja)
JP3187896B2 (ja) プレス型兼用モデルの製造方法及びその型材料
JPS5917467Y2 (ja) 鋳造用金型
JPS5636361A (en) Casting method of circular casting
JPS5939291B2 (ja) 繊維強化プラスチック製品の製法
JPS644871B2 (ja)
JPS6340283Y2 (ja)
CN113523730A (zh) 一种车钩座及其车钩座的加工工艺
JPH0112525Y2 (ja)
JPH0438922Y2 (ja)