JPS6268096A - パルスモ−タ駆動方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 記録媒体上に形成した潜像を現像したトナーに、紙を接
触させて転写し印刷する印刷装置の転写機構では、パル
スモータにより転写ガイドを駆動し、紙を記録媒体に接
触させると共に、接触したままの状態を維持するが、こ
の駆動時の電流値と接触状態を維持する時の電流値が、
紙の厚みや硬度等で異なるが、紙の種類に拘わらず常に
最適電流値とすることを可能とする。

〔産業上の利用分野〕

本発明は電子写真方式を用いる印刷装置に係り、特に記
録媒体上に形成した潜像にトナーを付着させて現像し、
このトナーを紙に転写する際に、該紙を記録媒体上に接
触させる転写ガイドを駆動するパルスモータの駆動方式
に関する。

電子写真方式を用いる印刷装置では、一様に帯電された
記録媒体上に光等により潜像を形成し、この潜像にトナ
ーを付着させて現像し、この現像したトナーを紙に転写
して所望の文字や図形等を印刷している。

この記録媒体上のトナーを紙に転写する場合、転写ガイ
ドを使用して紙を記録媒体上に接触させるが、転写する
必要の無い場合は、転写ガイドにより紙は記録媒体上か
ら引き離されている。

第２図は転写ガイドの動作例を説明する図である。

記録媒体１は矢印の如く回転し、帯電器２により帯電し
、光源３から投射される、例えばレーザ光により潜像を
形成する。この潜像は現像器４により、トナーが付着さ
せられて現像される。

紙５は転写ガイド６により、転写時には矢印Ｈ方向に押
し出され、記録媒体１の表面に接触し、トナーが転写す
る。転写する必要の無い時は転写ガイド６が矢印Ｇ方向
に引き戻され、祇５は記録媒体１から離れる。

この転写ガイド６はパルスモータにより駆動されて、上
記の如く矢印Ｈの方向に移動し紙５が記録媒体に接触す
ると、ここで保持されるが、この時紙５の厚みや硬度等
により、その駆動力と保持力に差が生ずる。紙は印刷装
置の使用者により種々の厚みや硬度の異なるものが用い
られるが、常にパルスモータは最適の駆動力と保持力を
供給する必要がある。

〔従来の技術〕

第３図は従来のパルスモータ駆動回路の一例を示すブロ
ック図である。

パルスモータ１１は４相励磁のものを示す。端子Ａ、Ｂ
からパルスモータ１１の捲線１１１〜１１４の内の２捲
線を励磁する信号が入る。

端子Ａから入り、ＮＯＴ回路２０で反転した信号により
、ドライバ１６がトランジスタ１２を駆動すると、トラ
ンジスタ１２がオンとなり、電源Ｖｃからトランジスタ
９を経て捲線１１１に電流が流れる。

又端子Ｂから入りＮＯＴ回路２１で反転した信号により
、ドライバ１８がトランジスタ１４を駆動すると、トラ
ンジスタ１４はオンとなり、上記同様捲線１１３に電流
が流れる。端子Ａから入る信号でドライバ１７がトラン
ジスタ１３を駆動すると、上記同様捲線１１２に電流が
流れ、端子Ｂから入る信号でドライバ１９がトランジス
タ１５を駆動すると、上記同様捲線１１４に電流が流れ
る。

これらの電流は抵抗２２に流れて電圧Ｖａが発生し、演
算増幅器８によりＤ／Ａ変換回路７が送出する比較電圧
Ｅｃと比較され、この比較電圧ＥＣに基づき決定される
電圧Ｖａが維持されるように、トランジスタ９が制御さ
れ、トランジスタ９のスイッチング動作により一定の電
流値に保持される。

ダイオード１０はトランジスタ９のスイッチング動作に
より、捲線１１１〜１１４に発生するエネルギーを吸収
する。

端子Ｃからは転写ガイドを第２図矢印Ｈ方向に移動させ
るための電流値を指示する信号が入り、端子りからは転
写ガイドが紙を記録媒体に接触させたままの状態を保持
するための電流値を指示する信号が入る。Ｄ／Ａ変換回
路７はこの信号に応じた比較電圧ＥＣを送出する。

従ってパルスモータ１１の各捲線１１１〜１１４には、
夫々比較電圧Ｅｃにより定まる電流値が流れ、例えば矢
印Ｈ方向に移動する時の電流値は４アンペアで、接触し
たままの状態を保持する時の電流値は２アンペアである
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記の如〈従来は転写ガイドを駆動するパルスモータに
、紙を記録媒体の位置迄送る駆動電流値と、接触状態を
維持する保持電流値を夫々１種類指示するのみであるた
め、使用が予想される総ての種類の紙が問題無く転写出
来るように、余裕を持った電流値が設定されており、常
に無駄な電力を消費しているという問題がある。

本発明はこのような問題点に鑑み、駆動電流値と保持電
流値を複数設定出来るようにして、紙の厚みや硬度等の
差に応じて最適な電流値を決定することを可能とするも
のである。

〔問題点を解決するための手段〕 第１図は本発明の一実施例を示す回路のブロック図であ
る。

第１図は第３図のＤ／Ａ変換回路７に複数の入力端子Ｃ
−Ｆを設けたものである。従ってＤ／Ａ変換回路７は端
子Ｃ−Ｆから入る信号に基づき、比較電圧Ｅｃの値を複
数送出する。

この複数の比較電圧値により、予めパルスモータ１１が
、紙の種類に対応して動作し得る最低の電流値を指定す
る端子を選択して置き、この選択した端子を使用するこ
とで、常に最適電流値をパルスモータ１１に供給する構
成とする。

〔作用〕

上記構成とすることにより、パルスモータは常に最適な
電流値で、転写ガイドを駆動することが可能となる。

〔実施例〕

第１図において、端子Ｃ−Ｆより、パルスモータ１１に
供給する駆動電流値と保持電流値を、夫々異なる値とな
るように指示する信号がＤ／Ａ変換回路７に入る。Ｄ／
Ａ変換回路７はこの指示に基づき、夫々に対応する比較
電圧ＥＣをコンパレータ８に送出する。

従ってトランジスタ９はこれら複数種類の比較電圧Ｅｃ
に対応した電流値を、パルスモータ１１の各捲線に供給
する。

従って、この複数の電流値により動作するパルスモータ
１１の状態を調べ、正常に動作しない場合は比較電圧Ｅ
ｃを変化させて再試行を繰り返すことにより、最適なパ
ルスモータ１１の電流値を見つけることが出来る。

ここで、上記動作を紙の種類を替える度に行い、最適電
流値を指示した端子を端子Ｃ−Ｆの中から選択する。そ
してこの選択した端子を使用することにより、紙の種類
に対応して、常に最適な電流値により、パルスモータ１
１を駆動することが可能となる。

〔発明の効果〕

以上説明した如く、本発明は転写ガイドを駆動するパル
スモータを最適な電流値で動作させるため、無駄な電力
消費を防止することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す回路のブロック図、 第２図は転写ガイドの動作例を説明する図、第３図は従
来のパルスモータ駆動回路の一例を示すブロック図であ
る。 図において、 ■は記録媒体、　　　２は帯電器、 ３は光源、　　　　　　４は現像器、 ５は紙、　　　　　　　６は転写ガイド、７はＤ／Ａ変
換回路、８はコンパレータ、９．１２〜１５はトランジ
スタ、 １０はダイオード、　　１１はパルスモータ、１６〜１
９はドライバ、　２０．２１　はＮＯＴ回路、２２は抵
抗、　　　　　１１１〜１１４は捲線である。 小イもυ月の一実施例とホす口蓋トのフ′°ロツノ【亭
１　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 電子写真方式を用いる印刷装置の記録媒体上に形成した
   潜像を現像したトナーに、紙を接触させて転写する転写
   機構において、 紙を転写位置まで移動させる転写ガイドを駆動するパル
   スモータに、一定電流を供給するための比較電圧を、複
   数種類の電圧値で夫々指示する複数の信号を入力する端
   子（Ｃ〜Ｆ）を、前記パルスモータの駆動回路に設け、 予め紙の種類に応じて、正常にパルスモータが動作する
   最低の電流値を指示する信号の入力する前記端子（Ｃ〜
   Ｆ）を選択することを特徴とするパルスモータ駆動方式
   。