JP2005234010A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 現像器の回転切り替え方式を使用した画像形成装置において、所望の現像器を所望位置に最短で移動させる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 複数の現像器2a〜2dを順次切り替えてカラー画像を形成する画像形成装置において、現像器2a〜2dを切り替えるための回転型現像器保持機構Rを有し、現像器2a〜2dを切り替える為の動力源82、92を有し、前記回転型現像器保持機構Rを正逆両方向に回転させることを可能とする前記動力源82、92の制御装置Z1、Z2、Z3を有し、前記制御装置Z1、Z2、Z3は所望の現像器2a〜2dを所望位置X、Yに最短で移動させるシーケンスを有することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回転型の現像器切替方式を採用している電子写真方式の画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真画像形成プロセスを用いた電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体(像担持体)および電子写真感光体に作用するプロセス手段、すなわち像担持体を帯電する帯電手段、像担持体上の潜像を顕像化する現像手段、および像担持体の表面を清掃するクリーニング手段などを一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。
このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずユーザ自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることが可能である。このプロセスカートリッジ方式は、電子写真画像形成装置において広く用いられている。
また、近年、電子写真画像形成装置においてもカラー化が進み、現像器を従来のプロセスカートリッジから分離して、各色複数の現像器を機械的に切り替えることでカラー画像を形成する方式の画像形成装置が登場している。
図9〜図11を用いてカラー画像形成装置の一例を説明する。
図9は、カラー画像形成装置の一例を示した図、図10は、画像形成装置のロータリホルダ内の現像器配置の従来例を示す図である。
ここで、1は、静電潜像を形成する為の感光体ドラム、2a〜2dは、感光体ドラム上の静電潜像を可視像化する現像器であり、ここでは図10に示すように各々Y(イエロー)・M(マゼンタ)・C(シアン)・K(ブラック)のトナーを内蔵している。これらは回転式のホルダにセットされており、順次切り替えることで各色の現像を行う。3は光学ユニットであり、感光体ドラム1上に静電潜像を形成する為の光源である半導体レーザ等のレーザ素子と、レーザを感光ドラム1上に走査する為のポリゴンミラー・レーザを誘導する為の折り返しミラーより構成されている。4は、カラー画像を形成する為の中間転写体であり、YMCK4色分の画像を多重転写することでカラー画像を形成する。5は、転写材である印刷用紙を積載しておく為の用紙カセット、6は、中間転写体4上の画像を転写材に転写する為の転写ローラ、7は、転写材に転写された画像を定着する為の定着器、8は、PCから送られてくる画像信号を処理する為のフォーマッタ基板である。Pは正回転方向、Rは現像器2a〜2dを保持する回転型現像器保持機構であるロータリホルダ、Yは、使用位置である感光ドラム当接位置である。
このように、単一の感光ドラム1に対して回転式のロータリホルダRに搭載された現像器2a〜2dを順次切り替えてカラー画像形成を行う構造の画像形成装置では、フルカラー画像を形成するのに作像工程を4回繰り返す必要がある。そこで多くのカラーを必要としないビジネス文書向けに、ブラックとマゼンタまたはブラックとシアンの組み合わせの2色印字モードを用意している機種もある。このモードは作像工程が2回ですむ為、印刷時間が通常のフルカラーモードと比べて短くなる。
2色印字モードの動作の様子を図11を用いて説明する。
図11は、画像形成装置のロータリホルダ駆動制御の従来例を示す図であって、(a)は、マゼンタとブラックを用いた2色印字モード時の作像工程を示す図である。
31は、中間転写体4の転写状況である。32は、現像器2a〜2dと感光ドラム1の当接離間の様子を示す信号である。論理Hで当接、論理Lで離間を示している。当接時には感光体ドラム1上に作像を行い、離間時にはロータリホルダRの回転による現像器2a〜2dの切り替えが可能となる。33は、ロータリホルダRの回転許可信号である。論理HでロータリホルダRの正回転方向Pへの回転、論理Lで停止を示している。
Tは中間転写体一回転、311はM画像転写、312はK画像転写、313はM画像転写、314はK画像転写、331は2/4正回転、332は2/4正回転、333は2/4正回転である。
まず、感光体ドラム1上にマゼンタ画像を形成する。形成されたマゼンタ画像は中間転写体4上に転写される(M画像転写331)。
一方、マゼンタ画像が感光体ドラム1上に形成されると、現像器2bと感光体ドラム1の当接が解除されて離間状態となる。そして、ロータリホルダRが回転して、使用位置である感光ドラム当接位置Yの現像器は、現像器2bから現像器2dに切り替わる。このときロータリホルダRは2/4回転(2/4正回転331)を必要とする(図10参照。)。
次に、感光体ドラム1上にブラック画像を形成する。形成されたブラック画像は中間転写体4上に転写する(K画像転写312)。このとき中間転写体4上のマゼンタ画像と画像先端を揃えた状態でブラック画像を中間転写体4上に多重転写する。そして、中間転写体4上に完成された画像は印刷用紙に転写されて定着器7に送られる。
一方、ブラック画像が感光体ドラム1上に形成されると、現像器2dと感光体ドラム1の当接が解除されて離間状態となる。そして、ロータリホルダRが回転して、使用位置である感光ドラム当接位置Yの現像器は、現像器2dから現像器2bに切り替わる。このときロータリホルダRは2/4回転(2/4正回転332)を必要とする(図10参照。)。そして、次の印字のマゼンタ画像を形成し、以下繰り返していく。
図11(b)は、シアンとブラックを用いた2色印字モード時の作像工程を示す図である。
34は、中間転写体4の転写状況である。35は、現像器2a〜2dと感光ドラム1の当接離間の様子を示す信号である。論理Hで当接、論理Lで離間を示している。当接時には感光体ドラム1上に作像を行い、離間時にはロータリホルダRの回転による現像器2a〜2dの切り替えが可能となる。36は、ロータリホルダRの回転許可信号である。論理HでロータリホルダRの正回転方向Pへの回転、論理Lで停止を示している。
Tは中間転写体一回転、341はC画像転写、342はK画像転写、343はC画像転写、344はK画像転写、361は1/4正回転、362は3/4正回転、363は1/4正回転である。
まず感光体ドラム1上にシアン画像を形成する。形成されたシアン画像は中間転写体4上に転写される(C画像転写341)。
一方、シアン画像が感光体ドラム1上に形成されると、現像器2cと感光体ドラム1の当接が解除されて離間状態となる。そして、ロータリホルダRが回転して、使用位置である感光ドラム当接位置Yの現像器は、現像器2cから現像器2dに切り替わる。このときロータリホルダRは1/4回転(1/4正回転361)を必要とする(図10参照。)。
次に、感光体ドラム1上にブラック画像を形成する。形成されたブラック画像は中間転写体4上に転写する(K画像転写342)。このとき中間転写体4上のシアン画像と画像先端を揃えた状態でブラック画像を中間転写体4上に多重転写する。そして、中間転写体4上に完成された画像は印刷用紙に転写されて定着器7に送られる。
一方、ブラック画像が感光体ドラム1上に形成されると、現像器2dと感光体ドラム1の当接が解除されて離間状態となる。そして、ロータリホルダRが回転して、使用位置である感光ドラム当接位置Yの現像器は、現像器2dから現像器2cに切り替わる。このときロータリホルダRは3/4回転(3/4正回転362)を必要とする(図10参照。)。そして、次の印字のシアン画像を形成し、以下繰り返していく。
なお、関連技術の資料としては特願2002−30177号がある。
しかしながら従来の技術では、制御装置が、ロータリホルダRを単一方向に回転させるシーケンスしか持ち合わせていない為に、いくつかの場面で非効率的なロータリホルダRの回転制御を行っていた。
例えば、制御装置は、現像器のトナー切れを検知した場合に、その現像器を取出し口に運ぶようにロータリホルダRの回転を制御している。また、現像器の交換が終わった後は、印字開始の為の所定位置に現像器を移動させるように、ロータリホルダRの回転を制御する。このようなとき、ロータリホルダRを逆回転方向に1/4回転すれば所望の位置に移動できるところを、正回転方向にしか回転出来ない為に3/4回転させていた。
また別の例では、2色印字モードの場合がある。
2色印字モードを使用することで印刷時間を短縮することが可能であるが、そのシーケンスは、従来のフルカラー印字モードのシーケンスから使用しない残りの2色の現像シーケンスを省いたものに過ぎないので、ロータリホルダRの回転制御等が最適化されておらず、ブラック−マゼンタ、ブラック−シアンのどちらの印字シーケンスでもロータリホルダRを1回転させることが必要となる。そのため、ロータリホルダRの回転時間は2色印字モードでもフルカラー印字モードでも大差無い結果になってしまう。
本発明は、以上のような問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とする処は、現像器の回転切り替え方式を使用した画像形成装置において、所望の現像器を所望位置に最短で移動させる画像形成装置を提供する事にある。
また、ロータリホルダ内の現像器の配置を最適化することにより、プロセススピードを向上させることなく2色印字モードの印刷速度を向上させる。
本発明は、下記構成を備えることにより上記課題を解決できるものである。
(1)複数の現像器を順次切り替えてカラー画像を形成する画像形成装置において、現像器を切り替えるための回転型現像器保持機構を有し、現像器を切り替える為の動力源を有し、前記回転型現像器保持機構を正逆両方向に回転させることを可能とする前記動力源の制御装置を有し、前記制御装置は所望の現像器を所望位置に最短で移動させるシーケンスを有することを特徴とする画像形成装置。
(2)前記(1)項において、前記複数の現像器とはイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4種類の現像器であることを特徴とする画像形成装置。
(3)前記(1)項において、所望の現像器とは、印字を行う為に感光体に当接させて感光体上の潜像の現像に使用する現像器であり、所望位置とは現像に使用するための使用位置であることを特徴とする画像形成装置。
(4)前記(1)項において、所望の現像器とは、現像器内のトナーが枯渇した現像器であり、所望位置とは現像器取出し位置であることを特徴とする画像形成装置。
(5)前記(2)項において、ブラックの現像器の両隣にマゼンタの現像器とシアンの現像器が配置されており、
前記制御装置は、ブラックの現像器とマゼンタの現像器、又はブラックの現像器とシアンの現像器の組み合わせの2つの現像器のみを使用してカラー画像を形成する2色印字シーケンスを有することを特徴とする画像形成装置。
(6)前記(5)項において、前記2色印字シーケンス中に現像器を切り替える際には、前記制御装置は、隣り合った2色の現像器を交互に使用することを特徴とする画像形成装置。
(7)前記(1)項において、前記動力源はパルスモータであり、前記制御装置は、前記パルスモータの速度と回転方向を制御することを特徴とする画像形成装置。
(8)前記(1)項において、前記動力源はDCモータであり、前記制御装置は、前記DCモータの速度と回転方向を制御することを特徴とする画像形成装置。
(9)前記(8)項において、前記制御装置は、速度指令と回転方向を出力する中央演算処理装置と、前記DCモータの回転状態を計測する計測装置と、前記速度指令と回転方向に応じて前記DCモータの駆動信号を制御する信号制御装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
(10)前記(9)項において、前記計測装置はタコジェネレータであることを特徴とする画像形成装置。
(11)前記(9)項において、前記計測装置はロータリエンコーダであることを特徴とする画像形成装置。
(12)複数の現像器を順次切り替えてカラー画像を形成する画像形成装置において、現像器を切り替えるための回転型現像器保持機構を有し、現像器を切り替える為の動力源を有し、前記回転型現像器保持機構を正逆両方向に回転させることを可能とする前記動力源の制御装置を有することを特徴とする画像形成装置。
これにより、4色分の現像器を保持するロータリホルダを有し、次に使用する現像器を最短で使用位置に移動させるシーケンスを有する画像形成装置を提供する。
本発明においては、現像器のトナー切れを検知した場合に、現像器取出し口に最短の時間で到達する回転方向を選択する制御を行うことが可能となる。現像器を交換して、印字開始の為の所定位置に現像器を移動させる場合も同様である。
また、2色印字モード時においてマゼンタ現像器と感光体を当接可能状態とし、マゼンタ画像を感光体上に現像して中間転写体上に転写した後に、ロータリホルダを1/4正方向に回転させてブラック現像器を感光体と当接可能状態にし、ブラック画像を感光体上に現像して中間転写体上に多重転写する。その後、ロータリホルダを逆方向に1/4回転して、マゼンタ現像器を感光体と当接可能状態として使用可能な状態とする2色印字モードに最適化した制御を可能とする。
また、ブラック現像器のマゼンタ現像器が在る側とは反対方向の隣側にシアン現像器を配置することで、マゼンタ−ブラックの2色モード時と同様の制御を、シアン−ブラックの2色モード時にも適用可能となる。
本発明によれば、現像器の回転切り替え方式を使用した画像形成装置において、次に使用する所望の現像器を所望位置に最短で移動させる画像形成装置を提供する事が出来る。また、ロータリホルダ内の現像器の配置を最適化することにより、プロセススピードを向上させることなく2色印字モードの印刷速度を向上させることが可能となる。また、それはユーザビリティの向上にもつながる。
以下、本発明を図示の実施例に基いて詳細に説明する。
(実施例1)
本実施例の画像形成装置の構成は、図9を用いて説明したものとほとんど同一であるので、同一の構成には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図9において、1は感光体ドラム、2a〜2dは、複数の現像器であるイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4種類の現像器、3は光学ユニット、4は中間転写体、5は用紙カセット、6は転写ローラ、7は定着器、8はフォーマッタ基板、Rは、現像器2a〜2dを切り替えるための回転型現像器保持機構であるロータリホルダである。
次に、図1及び図2を用いて本実施例の画像形成装置の構成及び所望の現像器を所望位置に最短(最短距離、最短時間)で移動させるシーケンスを説明する。
図1は、本実施例における、ロータリホルダRに対する現像器取出し位置と観光ドラム当接位置の位置関係を図示したものである。図2は、トナー切れを検出した際や印字する際のロータリ制御のフローチャートである。
Pは正回転方向、Qは逆回転方向、Xは、カートリッジ交換時等のための現像器取出し位置、Yは、現像に使用するための使用位置である感光ドラム当接位置である。
複数の現像器2a〜2dを順次切り替えてカラー画像を形成する画像形成装置において、カラー画像はYMCKの順で中間転写体4上に形成されるのが画像形成装置の一般的な構成となっている。したがって、カラー画像を印字した直後はロータリホルダRは一般的に図1のようになっている。
この状態で、例えばブラックの現像器2dがトナー切れを起こしたとする(図2のS501)。
この場合、ブラックの現像器2dが現像器内のトナーが枯渇した所望の現像器となり、現像器取出し位置Xが所望位置となる。
CPU9は、不図示のメモリ等を用いてどれだけロータリホルダRを回転させているか記憶しているので、ブラックの現像器2dの現在位置をすぐに算出可能である(S502)。
次に、現像器取出し位置Xまで、ロータリホルダRを正回転方向Pへ回転させた場合と逆回転方向Qへ回転させた場合の所要時間を算出して(S503)比較する(S504)。なお、所要時間に代えて距離等を算出してもよい。
この場合は逆回転方向Qへ回転させたほうが速いので、1/4回転ほど逆回転させることになる(S506)。
現像器取出し位置Xにブラックの現像器2dが到着したら、ユーザに報告して交換を促すメッセージを表示する。そして、ユーザがそれを確認して現像器2dの交換を行う(S507)。
交換終了後プリントを行う場合、次のプリントの種類によって使用する現像器2a〜2dが変わってくるが、ここでは次にモノクロプリントの要求があったと仮定する。
この場合、ブラックの現像器2dが印字を行う為に感光体に当接させて感光体上の潜像の現像に使用する所望の現像器となり、感光ドラム当接位置Yが所望位置となる。
このとき現像器取出し位置Xに交換されたブラックの現像器2dが存在することをCPU9は把握しているので(S508)、次に感光ドラム当接位置Yまで、ロータリホルダRを正回転方向Pへ回転させた場合と逆回転方向Qへ回転させた場合の所要時間を算出して(S509)比較する(S510)。なお、所要時間に代えて距離等を算出してもよい。
この場合は正回転方向Pへ回転させたほうが速いので、1/4回転ほど正回転させることになる(S511)。
このようなシーケンスを制御装置Z1に備えることで、所望の現像器を所望位置に最短で移動させることができる。
次に、図3を用いて、ロータリホルダを駆動する制御回路について説明する。
図3に、各現像器が格納されるロータリホルダを駆動するパルスモータ制御回路の一例を示す。
9は、速度指令と回転方向を出力する中央演算処理装置であるCPU、81は、速度指令と回転方向に応じてパルスモータ82の駆動信号を制御する信号制御装置であるモータドライバ、82は、現像器2a〜2dを切り替える為の動力源であるパルスモータ、83は回転許可信号(ENB)、84は回転方向指示信号(CW/CCW)、85はクロック信号(CLK)である。
Z1は、ロータリホルダRを正逆両方向に回転させることを可能とするパルスモータ82の制御装置であって、パルスモータ82の速度と回転方向を制御する。制御装置Z1は、CPU9、モータドライバ81を備えている。
CPU9は、モータドライバ81に回転許可信号(ENB)83、回転方向指示信号(CW/CCW)84、クロック信号(CLK)85を供給する。
モータドライバ81は、CPU9からの信号を元にして、パルスモータ81を駆動するパルス信号を生成する。
ENB83のH/Lでモータの駆動/停止を選択し、CW/CCW84のH/Lで正回転/逆回転かを選択し、CLK85の周波数で回転スピードの制御が可能となる。
以上の構成で、ロータリホルダRの回転制御が可能となる。
(実施例2)
実施例2は、ロータリホルダ内の現像器の配置を除いて、実施例1と同一の構成であるので、同一の構成には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図4は、本発明の実施例2におけるロータリホルダ内の現像器の配置を示している。
ここで、2aがイエローの現像器、2bがマゼンタの現像器、2cがブラックの現像器、2dがシアンの現像器となっている。
このようにブラックの現像器2cの両隣にマゼンタの現像器2bとシアンの現像器2dを配置することで、ロータリホルダR内の現像器2a〜2dの配置を最適化することができ、プロセススピードを向上させることなく2色印字モードの印刷速度を向上させることができる。
本実施例におけるブラックの現像器2cとマゼンタの現像器2b、又はブラックの現像器2cとシアンの現像器2dの組み合わせの2つの現像器のみを使用してカラー画像を形成する2色印字シーケンスを図5を用いて説明する。
図5(a)は、マゼンタとブラックを用いた2色印字モード時の作像工程を示す図である。
71は、中間転写体4の転写状況である。72は、現像器2a〜2dと感光ドラム1の当接離間の様子を示している。論理Hで当接、論理Lで離間を示している。当接時には感光体ドラム1上に作像を行い、離間時にはロータリホルダRの回転による現像器2a〜2dの切り替えが可能となる。73は、ロータリホルダRの回転許可信号を示している。論理HでロータリホルダRの正回転方向P、または逆回転方向Qへの回転、論理Lで停止を示している。74は、回転方向を示す信号である。論理Lで正回転、論理Hで逆回転となる。
711はM画像転写、712はK画像転写、713はC画像転写、714はK画像転写、731は1/4正回転、732は1/4逆回転、733は1/4正回転である。
まず感光体ドラム1上にマゼンタ画像を形成する。形成されたマゼンタ画像は中間転写体4上に転写される(M画像転写711)。
一方、マゼンタ画像が感光体ドラム1上に形成されると、現像器2bと感光体ドラム1の当接が解除されて離間状態となる。そして、ロータリホルダRが回転して、使用位置である感光ドラム当接位置Yの現像器は、現像器2bから現像器2cに切り替わる。このときロータリホルダRは1/4回転(1/4正回転731)を必要とする(図1参照。)。
次に、感光体ドラム1上にブラック画像を形成する。形成されたブラック画像は中間転写体4上に転写する(K画像転写712)。このとき中間転写体4上のマゼンタ画像と画像先端を揃えた状態でブラック画像を中間転写体4上に多重転写する。そして、中間転写体4上に完成された画像は印刷用紙に転写されて定着器7に送られる。
一方、ブラック画像が感光体ドラム1上に形成されると、現像器2dと感光体ドラム1の当接が解除されて離間状態となる。連続印字を行う場合には、ロータリホルダRを回転させて、マゼンタの現像器2bを感光体ドラム当接位置Yに移動させるためにロータリホルダRを逆回転方向Qへ1/4回転(1/4逆回転732)させる(図1参照。)。
これによって感光ドラム当接位置Yの現像器は、最短で現像器2cから現像器2bに切り替わる。そして、次の印字のマゼンタ画像を形成し、以下繰り返していく。すなわち、2色印字シーケンス中に現像器を切り替える際には、制御装置Z1は、隣り合った2色の現像器を交互に使用する。
図5(b)は、ブラックとシアンを用いた2色モード時の作像工程を示す図である。
751はK画像転写、752はC画像転写、753はK画像転写、754はC画像転写、771は1/4正回転、772は1/4逆回転、773は1/4正回転である。
前記マゼンタとブラックの2色印字モード時の動作説明を、マゼンタをブラックに、ブラックをシアンに置き換えることで、ブラックとシアンの2色印字モード時の動作説明となるので、詳細は省略する。
このようなシーケンスを制御装置Z1に備えることで、2色印字モードに最適化したロータリホルダRの回転制御が可能となる。
(実施例3)
実施例3は、制御回路を除いて、実施例1と同一の構成であるので、同一の構成には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。また実施例2の構成と組み合わせてもよい。
図6は、実施例3における各現像器が格納される回転体を駆動するDCモータ制御回路の一例を示す。
91は、速度指令と回転方向に応じてDCモータ92の駆動信号を制御する信号制御装置であるモータドライバ、92は、現像器2a〜2dを切り替える為の動力源であるDCモータ、93は、DCモータ92の回転状態を計測する計測装置であるタコジェネレータ、95は、回転方向と速度を決定するPWM信号、96はアナログ電圧である。
Z2は、ロータリホルダRを正逆両方向に回転させることを可能とするDCモータ92の制御装置であって、DCモータ92の速度と回転方向を制御する。制御装置Z2は、CPU9、モータドライバ91、タコジェネレータ93を備えている。
CPU9はモータドライバ91に回転許可信号(ENB)83、回転方向と速度を決定するPWM信号95を与える。
モータドライバ91は、CPU9からの情報を元に、DCモータ92を駆動するパルス信号を生成する。
モータ92は、モータドライバ91の生成するパルス波形に応じて回転する。
DCモータ92の回転速度は、DCタコジェネレータ93によって検知されてCPU9のA/Dポート端子に入力される。
タコジェネレータ93は、DCモータ92の回転速度に比例した直流電圧を発生するので、その電圧値をCPU9が検知してフィードバックを行うことでモータ速度の制御を安定して行うことができる。
CPU9は、タコジェネレータ93から得られる回転情報を元にPWM信号95のデューティを適切に調節する。
2色印字シーケンスに関しては、実施例2と同様となる。
以上の構成で、ロータリホルダRの回転制御が可能となる。
(実施例4)
実施例4は、制御回路を除いて、実施例1と同一の構成であるので、同一の構成には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。また実施例2の構成と組み合わせてもよい。
図7は、実施例4における各現像器が格納される回転体を駆動するDCモータ制御回路の一例を示す。
103は、DCモータ92の回転状態を計測する計測装置であるロータリエンコーダ、106はPH_A/PH_B信号である。
Z3は、ロータリホルダRを正逆両方向に回転させることを可能とするDCモータ92の制御装置であって、DCモータ92の速度と回転方向を制御する。制御装置Z3は、CPU9、モータドライバ91、ロータリエンコーダ93を備えている。
CPU9はモータドライバ91に回転許可信号(ENB)83、回転方向と速度を決定するPWM信号95を与える。
モータドライバ91は、CPU9からの情報を元に、DCモータ92を駆動するパルス信号を生成する。
モータ92は、モータドライバ91の生成するパルス波形に応じて回転する。
DCモータ92の回転速度は、ロータリエンコーダ103によって検知されてCPU9のA/Dポート端子に入力される。
ロータリエンコーダ103は、DCモータ92の回転に応じたパルスを発生する。
そのパルスは、DCモータ92が高速で回転するほど周波数が高くなる。
また、ロータリエンコーダ103は2つのパルス信号を出力する。
その2つのパルスの位相関係を比較する事で、モータが正回転か逆回転か判断する事が出来る。
この様子を図8を用いて説明する。
図8(a)が正回転時の波形である。
PH_A波形に対して、90度位相が遅れる形でPH_B波形が出力されている。
図8(b)は逆回転時の波形である。
こちらはPH_A波形に対して、90度位相が進む形でPH_B波形が出力されている。
この2つのパルス波形の周波数と位相関係をCPU9が検知してフィードバックを行うことでモータ速度の制御を安定して行うことができる。
CPU9は、ロータリエンコーダ103から得られる回転情報を元にPWM信号95のデューティを適切に調節する。
2色印字シーケンスに関しては、実施例2と同様となる。
以上の構成で、ロータリホルダRの回転制御が可能となる。
実施例1におけるロータリホルダ内の現像器配置を示す図である。 実施例1における、画像形成装置のロータリホルダ駆動制御を示すフローチャートである。 実施例1におけるパルスモータ駆動回路を説明する為の図である。 実施例2におけるロータリホルダ内の現像器配置を示す図である。 実施例2における、画像形成装置のロータリホルダ駆動制御を示す図である。 実施例3におけるDCモータ駆動回路を説明する為の図である。 実施例4におけるDCモータ駆動回路を説明する為の図である。 実施例4におけるロータリエンコーダの動作を説明する為の図である。 画像形成装置の一例を示す図である。 画像形成装置のロータリホルダ内の現像器配置の従来例を示す図である。 画像形成装置のロータリホルダ駆動制御の従来例を示す図である。
符号の説明
1 感光ドラム
2a〜2d 現像器
3 光学ユニット
4 中間転写体
5 用紙カセット
6 転写ローラ
7 定着器
8 フォーマッタ基板
9 CPU

Claims (12)

  1. 複数の現像器を順次切り替えてカラー画像を形成する画像形成装置において、
    現像器を切り替えるための回転型現像器保持機構を有し、
    現像器を切り替える為の動力源を有し、
    前記回転型現像器保持機構を正逆両方向に回転させることを可能とする前記動力源の制御装置を有し、
    前記制御装置は所望の現像器を所望位置に最短で移動させるシーケンスを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1において、前記複数の現像器とはイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4種類の現像器であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1において、所望の現像器とは、印字を行う為に感光体に当接させて感光体上の潜像の現像に使用する現像器であり、所望位置とは現像に使用するための使用位置であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1において、所望の現像器とは、現像器内のトナーが枯渇した現像器であり、所望位置とは現像器取出し位置であることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項2において、ブラックの現像器の両隣にマゼンタの現像器とシアンの現像器が配置されており、
    前記制御装置は、ブラックの現像器とマゼンタの現像器、又はブラックの現像器とシアンの現像器の組み合わせの2つの現像器のみを使用してカラー画像を形成する2色印字シーケンスを有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5において、前記2色印字シーケンス中に現像器を切り替える際には、前記制御装置は、隣り合った2色の現像器を交互に使用することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1において、前記動力源はパルスモータであり、前記制御装置は、前記パルスモータの速度と回転方向を制御することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1において、前記動力源はDCモータであり、前記制御装置は、前記DCモータの速度と回転方向を制御することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項8において、前記制御装置は、速度指令と回転方向を出力する中央演算処理装置と、前記DCモータの回転状態を計測する計測装置と、前記速度指令と回転方向に応じて前記DCモータの駆動信号を制御する信号制御装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項9において、前記計測装置はタコジェネレータであることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項9において、前記計測装置はロータリエンコーダであることを特徴とする画像形成装置。
  12. 複数の現像器を順次切り替えてカラー画像を形成する画像形成装置において、
    現像器を切り替えるための回転型現像器保持機構を有し、
    現像器を切り替える為の動力源を有し、
    前記回転型現像器保持機構を正逆両方向に回転させることを可能とする前記動力源の制御装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011248116A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 Konica Minolta Business Technologies Inc 定着装置、画像形成装置及び発熱回転体

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