JPS6268047A - 回転電機コイルの製造方法 - Google Patents

回転電機コイルの製造方法

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Publication number
JPS6268047A
JPS6268047A JP20544885A JP20544885A JPS6268047A JP S6268047 A JPS6268047 A JP S6268047A JP 20544885 A JP20544885 A JP 20544885A JP 20544885 A JP20544885 A JP 20544885A JP S6268047 A JPS6268047 A JP S6268047A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
varnish
former
strand
wound
Prior art date
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Pending
Application number
JP20544885A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiya Matsumura
松村 盛也
Kenji Natsume
夏目 健治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Electric Co Ltd filed Critical Shinko Electric Co Ltd
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Publication of JPS6268047A publication Critical patent/JPS6268047A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は高電圧用回転電気機器の電機コイルの製造方法
に関し、より詳細には、加工時にコイル素線の並びをよ
くし、寸法精度を高めるという従来からの要求を充足し
、しかも絶縁層の厚みと加工工程の低減化ならびに加工
時間の大幅な短縮化を実現する回転電機コイルの製造方
法に関するものである。
(従来の技術) 電動機9発電機などの回転電機に使用する電機コイルを
製作するに際しては、第3図、第4図および第5図に示
すように; イ)巻枠を用いてコイル素線を巻き付けてループ形の型
巻コイルとする、このループ形は第4図のように2つの
平行な直線部とその両端をむすぶ2つのコイルエンド部
とから成っている。
口)巻枠上のコイルをしばって仮止めし、ハ)巻枠から
外し、 二)形〈ずれ防止のため第4図に示しであるように、0
.+3tのテープ42により荒締めテーピング行なう、
これは巻枠(型)から外したコイルに発生する素線緩み
を締め直すためである。
ホ)形くずれ防止のため溶剤型ワニスを使用してコイル
の直線部42にワニスを塗布し、へ)ワニス塗布後のコ
イルを常温で154間、120’ Cで3時間の硬化処
理を行ない、ト)第5図(A)のようにコイルを開いて
亀甲形に整形し、 チ)次に同図(B)のように対地絶縁44をする。
以上のような複雑でしかも長時間を要する工程を必要と
していた。
このように多くの工程を必要としていた理由の一つは、
コイルを直接第5図のような亀甲形に巻回するのが困難
だったため、巻型を用いてまず第4図のようなループに
形成する必要があった。
二)の形くずれ防止テーピングは、コイルを巻型から外
した場合に生じた素線の緩みを再度締め直すためのもの
である。
ホ)の形くずれ防止ワニス処理は、素線相互間及びテー
プと素線との接着を行ない、それによって亀甲形に整形
する際の素線のずれ(くずれ)を防止するために必要な
ものであった。
(発明が解決しようとする問題点) このような従来の方法について検討すると;二)の形く
ずれ防止テーピングには次のような欠点が在ることが認
められた。
■)形〈ずれ防止テープ自体は絶縁性能を全く有しない
ものであり、電機コイルとして完成するには、第5図(
B)のように、その上から対地絶縁44を施すことが不
可欠なため、全体としてのコイルの絶縁厚さが大きくな
ることである。
この場合、形くずれ防止テープの部分は絶縁性能の点か
らは無駄なもので、コイルの全体の厚さを大きくしてい
るだけで、機器の小型化の要求に反している。
2)絶縁性能に全熱寄与しない形くずれ防止テーピング
のための余分な工程が必要になる。
3)テーピング工程の間は塵埃の混入防11二のための
細心の注意が必要である。
(問題点を解決するための手段) 解決の手段としては、形くずれ防止テーピング工程を廃
止できればよいのであるが、それにはこのテーピング工
程を省略しても、巻枠から外す際に形くずれが起らずに
、そのままコイル開き整形ができる対策を講じなければ
ならない。 この問題を解決する手段として、本発明の
方法においては、コイルを形巻した状態で紫外線硬化ワ
ニス(UVワニス)を塗布し、ついで塗布されたワニス
の部分に紫外線を照射して、型巻した状態でワニスを短
時間で硬化させることにより、型取外し時及び亀甲形に
成型する際の素線の形くずれを防止するようにしたもの
である。
本発明の製造方法のフローチャートを第1図に示す。
(作用) 素線が形巻され、形巻時の張力がかかった状態でUVワ
ニスを塗布し、その場で短時間で硬化させることにより
、形取外し時及び亀甲形に整形する際の素線のくずれを
防止することができるのでコイル右後仮止めを行なはず
ともコイル緩みが生ずることなく、巻枠から外した後コ
イル開き整形して対地絶縁工程に移り得る。
(実施例) すでに述べたように本発明の方法は、第1図のフローチ
ャートの工程の順序で実施される。
巻枠(型)に素線を巻く工程は従来の方法と同一である
が、素線に巻付けの際張力がかかっている状態で素線に
紫外線硬化ワニス(UVワニス)を塗布するが、ワニス
の塗布の範囲は、第2図に示すように、巻型に接しない
一部、例えば12の部分又は全部とする。 UVワニス
の塗布後紫外線(U V)を数分程度照射する。 これ
によってUVワニスは十分に硬化する。 そこで巻枠か
ら外してコイル開き整形を行なって亀甲形に成形型して
、その−Lに対地絶縁を施して電機コイルとして完成す
る。
(効果) (1)このようにUV硬化ワニスを使用して硬化を行な
えば、形巻して張力がかかった状態で硬化するので、仮
止めを必要とせず、形の取外しおよび次に亀甲形に成型
する際の素線の変形を防1トすることができる。
(2)変形が防止されることにより形くずれ防止テーピ
ング工程を省略でき、形くずれ防止絶縁テープを巻いた
厚さだけ絶縁層の厚さを薄くすることができ、機器の小
型化に寄与できる。
(3)前記テーピング工程での塵埃混入の問題を回避で
きるので品質管理が容易になる。
(4)従来の溶剤型ワニスを使用していた場合にはワニ
スの硬化に常温で15時間、120°Cで3時間を要し
ていたのが、UVワニスでは数分程度で済むので製造時
間を大幅に短縮できる。
以」二を要約すると、本発明の方法によれば、絶縁層の
厚さの低減による機器自体の小型化、仮止め工程および
形くずれ防止テーピング工程の廃止と、このためのテー
プ材料の節減、塵埃混入の懸念の解消による品質管理の
容易化など、多くの効果が達成され産業上貢献すること
多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造方法の−L押固、第2図は本発明
によるU Vワニスの塗布を示す概略図、第3図は従来
の方法によるT押固、第4図(A)とCB)は従来の方
法による形くずれ防止テーピング工程とその断面を示す
概略図で、第5図(A)とCB)は、同じく亀甲形に成
形後のコイルの形状と断面を示す概略図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高電圧用回転電気機器の電機コイルの製造方法に
    おいて: コイル素線を巻枠にコイル巻きし、前記コイル巻時の張
    力がかかつている状態で巻かれたコイルに急速硬化型ワ
    ニスを塗布して前記ワニスを硬化させ、前記コイルを巻
    枠から外し、コイル開き整形し、対地絶縁を施して電機
    コイルとすることを特徴とする回転電機コイルの製造方
    法。
  2. (2)特許請求の範囲第1項に記載の電機コイルの製造
    方法において;前記の急速硬化型ワニスが紫外線硬化型
    ワニスであり、コイル巻きされた状態で紫外線照射によ
    り硬化されることを特徴とする回転電機コイルの製造方
    法。
JP20544885A 1985-09-19 1985-09-19 回転電機コイルの製造方法 Pending JPS6268047A (ja)

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JPS6268047A true JPS6268047A (ja) 1987-03-27

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JP20544885A Pending JPS6268047A (ja) 1985-09-19 1985-09-19 回転電機コイルの製造方法

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