JPS6267020A - 軟カプセル充填用薬液 - Google Patents

軟カプセル充填用薬液

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JPS6267020A
JPS6267020A JP20568085A JP20568085A JPS6267020A JP S6267020 A JPS6267020 A JP S6267020A JP 20568085 A JP20568085 A JP 20568085A JP 20568085 A JP20568085 A JP 20568085A JP S6267020 A JPS6267020 A JP S6267020A
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JP
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fatty acid
aqueous solution
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glycerin fatty
pantethine
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JP20568085A
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Takeo Iijima
飯島 健雄
Suzuko Shimizu
清水 鈴子
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Nisshin Chemical Co Ltd
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Nisshin Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は軟カプセル充填用薬液、更に詳細にはノQンテ
チン及び酢酸トコフェロール(以下、V、Eという)を
配合した澄明な軟カプセル充填用薬液に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
従来、ノ9ンテチン等の水溶性であって油不溶性の粘稠
性物質は、通常、液剤又は錠剤の形で市販されている。
しかし、ノQンテチン等の粘稠性物質を主成分とする経
口用医薬品の製剤化に際して、製剤−粒当りの主成公債
を出来るだけ多くし、他の賦形剤の含量を可能な限り少
なくするために・軟カプセル剤とするのが望ましい。そ
して、斯かる要望に答えるべく、近時、IQンテチン水
溶液に?リエチレングリコールを均一に混合した薬液を
充填した軟カプセル剤が発明され九(特開昭56−30
915号)。
しかし、?リエチレングリコールは水溶性であるため、
油性の有効成分を混合した安定な薬液を製することはで
きない。
ところで、種々の薬剤の中には、一方は水溶性で他方は
油性であって、一般に同時に投与される薬剤が少なくな
い。例えば、脂質代謝の改善薬として著名である水溶性
の29ンテチンと、末梢血行障害の緩和に有効な油性の
V、Eの組み合せもそのひとつである。これらは上記理
由、その使用目的、及び製剤化効率の点から一粒の軟カ
プセル剤として製剤できれば極めて望ましい。
しかしながら、ノ9ンテチン及びV、Eを共に溶解しう
る賦形剤がなく、各々別個に投与されているのが実状で
あった。
〔問題点を解決するための手段〕
斯かる実状において、本発明者等はノ9ンテチンとV、
Eを有効成分として含有する軟カプセル剤の製剤化を目
的とし、配合する賦形剤%について種々検討した結果、
賦形剤として特定のグリセリン脂肪酸エステルを使用す
れば、eンテチンとV、Eを混合した澄明な薬液が得ら
れることを見出し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、次の(a)、(b)及び(e)、(
a)70〜90僑ノ9ンテチン水溶液(b)  酢酸ト
コフェルール (c)  カプリル酸モノグリセラードの含量が45優
以上60%未漕であるグリセリン脂肪酸エステル を含有し、かつ C(a)+(b)〕 /(c)= 0.25〜1 (重
量比)であることを特徴とする軟カプセル充填用薬液を
提供するものである。
本発明における(e)成分であるグリセリン脂肪酸エス
テルは、カプリル酸モノグリセラードを45囁以上60
%未満含有するものであって、室温で液体の油液が使用
される。カプリル酸モノグリセラードが45−より少な
いとノ9ンテチン水溶液とV、Eを混合した均一で澄明
な薬液を製するのにグリセリン脂肪酸エステルが大iK
必要であり、60%以上では室温でカプリル酸モノグリ
セラードの結晶が生じ好ましくない。グリセリン脂肪酸
エステルのカプリル酸モノグリセラード含量は、就中、
50〜56%が好適である。また、グリセリン脂肪酸エ
ステルに含まれるカプリル酸モノグリセラード以外のグ
リセライドとしては、例えばカプリル酸ゾグリセライド
、カプリル酸トリグリセライド等が挙げられる。
(e)成分のグリセリン脂肪酸エステルは、偽)及びQ
)〕成分の均一で澄明な薬液を袈するのく必要な量使用
され、一般K (a) + (b)の1〜4重量倍であ
る。これより少量では通常投与される有効成分を溶解す
るのに不十分であり、また多量では一粒の軟カプセルに
充填できない。
また、本発明における有効成分のひとっであるノ9ンテ
チンは70〜90%濃度の水溶液(a)の形で使用され
る。ノ9ンテチン濃度が70優より小さいとグリセリン
脂肪酸エステル(c)のtt−多く必要とし、またカプ
セル剤皮も軟化・変形して好ましくなく、90sを超え
ると粘度が高くなり扱いにくい上、製剤化が困難となる
。パンテチン濃度は、就中、80〜90%が好ましい。
また、ノQンテチンの一回の投与量は、一般に100〜
30019である。
更Kまた、Φ)成分であるV、Eは、一般に1回KIO
〜100Q投4される。
本発明の軟カプセル充填用薬液は、3成分(a)、申)
及び(e)を均一に攪拌混合することKよって製造する
ことができるが、(a)と(e)を均一に混合した後、
更K (b)を加え攪拌混合する方法が好ましい。
〔発明の効果〕
本発明の軟カプセル充填用薬液を用いれば、従来不可能
と考えられてきたパンテチンと酢酸トコフエ四−ルとを
含有する安定な軟カプセル剤を製造することができる。
また、従来水溶性ビタミンは、軟カプセル剤の薬液中に
溶かして配合することが不可能と考えられてきたが、本
発明薬液には水溶性ビタミンを配合することができ澄明
な薬液とすることができる。例えば塩酸ピリドキシンを
1カプセル当り5η程度まで配合することができる。
更に1本発明で使用したグリセリン脂肪酸エステルを賦
形剤として用いれば、/Qントテ二−ルアルコールの如
きノ9ンテチン類似の粘稠性物質とV、Eを混合した均
一で澄明な軟カプセル充填用薬液を製することもできる
以下余白 〔実施例〕 次に実施例を挙げて説明する。
実施例1 85%ノ9ンテチン水溶液118IIF〔)Qンテチン
含量100++v〕及びV、E 2011Iを7’7f
リル酸モノグリセラード含量の異なるグリセリン脂肪酸
エステルに加え、均一で澄明な薬液を得るのに必要なグ
リセリン脂肪酸エステルの量を調べた。その結果を表−
1に示す。
なお、薬液の状態は室温で10日間放置後に観察した。
表−1 ○・・・・・・均一で澄明  ×・・・・・・分離実施
例2 85%ノ9ンテチン水溶液70 Ilf〔、Qンテチン
含量601q〕及びv、Eloolqの均一で澄明な薬
液を得るのに必要なグリセリン脂肪酸エステルの量を実
施例1と同様にして調べた。その結果を表−2に示す。
表−2 注)○・・・・・・均一で澄明  ×・・・・・・分離
表−1及び2から、ノQンテチン水溶液とMlを混合し
た均一で澄明な薬液を製するのに必要なグリセリン脂肪
酸エステルの量は、そのカプリル酸モノグリセラード含
量に大きく依存すること、そしてカプリル酸モノグリセ
ラード含量が45%以下のものは、56%のものに比べ
2〜3倍の量が必要であり可能な限シ賦形剤の量を少な
くするという点において好ましくないこと、またカプリ
ル酸モノグリセラード含量が60%以上になると室温で
カグリル酸モノグリセラードの結晶が見られるようにな
り好ましくないことが明らかとなった。従って、本発明
に使用するグリセリン脂肪酸エステルとしては、カプリ
ル酸モノグリセラード含量が50〜56%のものが好に
つめ、40℃、75%REIで10日間保存し、カプセ
ル剤皮の状態を観察した。その結果を表−5に示す。
表−5 *カテリル酸モノグリセラード含量56%。
注)Δ・・・・・・カプセル剤皮が軟化して変形した。
○・・・・・・カプセル剤皮に全て変化が認められなか
った。
表−4及び5から、ノQンテチン水溶液の濃度は、これ
とv、gを混合した均一で澄明な薬液を製するのに必要
なグリセリン脂肪酸エステルの量に大きく影響すること
、セしてノ9ンテチン水溶液の濃度が80%より少ない
とグリセリン脂肪酸エステルの量を多く必要とし、しか
もカプセル剤皮が軟化し変形すること、またノ9ンテチ
ン水溶液の濃度が90%を超えると薬液の粘度が高くな
って扱いにくい上、カプセル剤を製するのが困難になる
ことが明らかとなった。従って、本発明で使用する。e
ンテデン水溶液は、濃度が80〜90%のものが好まし
い。
実施例5 次の表−6に示す各成分を加温溶解して均一化し、軟カ
プセル充填用薬液を得た。次いでこの薬液をゼラチン軟
カプセルに充填して軟カプセル剤を製し、これを温度7
〜35℃、湿度29〜92%RHの常温常湿下又は温度
40℃、湿度75%RHの条件下に保存して1年間その
安定性を試験した。その結果を表−7に示す。
注)0内の数値は、eンテチンのみの重量を示す。
本 カグリル酸モノグリセラード含量56%。
表−7 注)Oはカプセル剤皮に全く変化が見られないことを示
す。
表−7から、本発明薬液を充填した軟カッセル剤は極め
て安定であシ、十分製剤とじて使用できることが判る。
実施例6 85%、Qンテチン水溶液350りにグリセリン脂肪酸
エステル〔カグリル酸モノグリセラード含量56%)1
100fを加え攪拌混合する。均一にノ♀ンテチン水溶
液とグリセリン脂肪酸エステルが混合した後、酢酸トコ
フェロール500fを加え混合した。得られた薬液を1
カグセル390qの軟カプセル剤にした。
実施例7 85%ノQンテチン水溶液588fにグリセリン脂肪酸
エステル〔カグリル酸モノグリセラード含1156%]
1000fを加え攪拌混合する。均一に、Qンテチン水
溶液とグリセリン脂肪酸エステルが混合した後、酢酸ト
コフェロール100fを加え混合した。得られた薬液を
1カグセル340qの軟カプセル剤にした。
実施例8 85%、eンテチン水溶液250fに塩酸ピリドキシン
10gを加えて攪拌混合し塩酸ぎりトキシンを溶かす。
次に、グリセリン脂肪酸エステル〔カグリル酸モノグリ
セラード含量56%)434Fを加え攪拌混合する。均
一に塩酸ピリドキシン、ノ♀ンテチン水溶液とグリセリ
ン脂肪酸エステルが混合した後、酢酸トコフェロール4
3gを加え混合した。得られた薬液を1カグセル344
119の軟カプセル剤にした。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の(a)、(b)及び(c)、 (a)70〜90%パンテチン水溶液 (b)酢酸トコフエロール (c)カプリル酸モノグリセラードの含量が45%以上
    60%未満であるグリセリン脂肪酸エステル を含有し、かつ 〔(a)+(b)〕/(c)=0.25〜1(重量比)
    であることを特徴とする軟カプセル充填用薬液。
JP20568085A 1985-09-18 1985-09-18 軟カプセル充填用薬液 Expired - Lifetime JPH0617305B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0575461A1 (en) * 1991-03-15 1993-12-29 Aarhus Oliefabrik As FAT COMPOSITIONS AND THEIR USE IN COSMETIC AND PHARMACEUTICAL AGENTS.
WO2003004003A1 (fr) * 2001-07-05 2003-01-16 Wakunaga Pharmaceutical Co., Ltd. Capsules molles

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0575461A1 (en) * 1991-03-15 1993-12-29 Aarhus Oliefabrik As FAT COMPOSITIONS AND THEIR USE IN COSMETIC AND PHARMACEUTICAL AGENTS.
WO2003004003A1 (fr) * 2001-07-05 2003-01-16 Wakunaga Pharmaceutical Co., Ltd. Capsules molles
US7846475B2 (en) 2001-07-05 2010-12-07 Wakunaga Pharmaceutical Co., Ltd. Soft capsules

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