JPS6266517A

JPS6266517A - 開閉器

Info

Publication number: JPS6266517A
Application number: JP20452585A
Authority: JP
Inventors: 川崎　裕
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1985-09-18
Filing date: 1985-09-18
Publication date: 1987-03-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］本発明は、特に断路器の開路時に発生するくり返し発弧
による高周波過電圧を抑制した開閉器に関するものであ
る。

［発明の技術的背景とその問題点］最近、系統の絶縁協調強化の観点から機器の絶縁レベル
の低減が図られ、送変電機器特にＳＦ６ガス絶縁開閉装
置の小型化が図られる。一方、その経済性の面から長尺
のガス絶縁ケーブル、母線が広く採用されるようになり
、ガス絶縁開閉装置の断路器で開閉する充電電流が従来
のレベルより大きくなり、断路器の開路時の再点弧回数
も増加する傾向がある。

この様な背景において、所内に避雷器を設置する方法が
あるが、運転電圧が従来と同じまで制限電圧を下げるこ
とは技術的な困難を伴なう。また、再点弧サージはくり
返しに印加されるため、避雷器自信の続流しや断能力に
影響し、ざらに大規模なガス絶縁開閉装置では、機器の
配置でサージレベルが異なり、それぞれのパターンで解
析する必要かあり、全体的には、避雷器の設置による、
断路器開路サージ抑制は得策ではない。また、一方では
、断路器開路時の再点弧サージ抑制のため、抵抗しゃ断
が採用される傾向におるが、縮小、小型化される断路器
において、抵抗しゃ断の方法。

構造、抵抗の配置で相当な困難を伴う。

［発明の目的］本発明の目的は、従来の完成された小型断路器。

ガス絶縁開閉装置の構造２寸法を損なうことなく、抵抗
しゃ新方式を採用することのできる開閉器を提供するこ
とにある。

［発明の概要〕本発明による開閉器は、開閉器タンクを長手方向に区画
する絶縁スペーサと、この絶縁スペーサの中心部に絶縁
支持されその両側にそれぞれ抵抗側通電接続部および固
定主通電部を形成する中空状の通電部と、この通電部の
中央に絶縁支持されて両端が突出する固定アーク接点と
、通電部の抵抗側通電接続部に挿入接続される中空導体
と、この中空導体の先端中空部に納められてこの中空導
体と固定アーク接点との間に接続れさる抵抗体と、絶縁
操作棒によって進退されて前記固定主通電部と接離する
可動主通電部と、同様に絶縁操作棒によって進退して固
定アーク接点と接離し開路時は主通電部の開離に遅れて
固定アーク接点より離れ閉路時は主通電部をの投入に先
立って投入する可動アーク接点とから構成したことを特
徴とするものである。

［発明の実施例］以下本発明を第１図、第２図および第３図に示す実施例
について説明する。第１図において、開閉器タンク１は
、絶縁スペーサ２で区画され、内部にＳＦ６ガスのよう
な絶縁ガスが密封されている。この開閉器タンク１内に
開閉器の固定接触部３および可動接触部４を設置してい
る。

固定接触部３は絶縁スペーサ２に埋め込んだ通電部を５
に中空絶縁物６で被覆された固定アーク接点７を担持さ
せて構成される。通電部５の図示も端に固定アーク接点
７を同心的に囲む固定主通電部１６を設けると共にこの
固定主通電部１６の外側を固定側シールド１７で囲んで
いる。また通電部５の図示左端に接続子８を形成し、こ
の接続子８に中空の導体９の先端が図示のように挿入し
て接続される。

中空導体９の先端部分の中空部に絶縁物１０で被覆され
た抵抗体１１が収納され、その図示左端の端子には導体
９の接続子１３に接続され、その図示右端は導体９の先
端開口に臨んで固定アーク接点７の絶縁物６の端面に衝
合してその位置を確保しでいる。そして固定アーク接点
７の図示左端に設けた抵抗接続子１４は、抵抗体１１の
絶縁物１０を市通し７でその内部の抵抗端子１５に接続
されでいる。

可動接触部４は絶縁操作棒１８で進退する可動ロッド１
９の先端に固定アーク接点７と接＠覆る可動アーク接点
２０＠設け、この可動アーク接点２０の周りを固定主通
電部を１６と接離する可動主通電部を２１で囲んでいる
。この可動主通電部を２１は可動ロッド１９に沿うて延
長されて可動側シールド２２の接続部２３を開動する。

次に本発明の開閉器の開閉作動について説明する。第１
図に示す投入状態通電電流は、母線導体９、接続子８２
通電部５．固定主通電部１６．可動主通電部２１および
可動側シールド通電部２３を流れる。いま図示していな
い駆動部に指令がはいると第２図の如く、固定接触部４
と、可動接触部４とが開極する。

この場合、固定主通電部を１６と可動部主通電部２１と
が初めに開離し、その後固定アーク接点７と可動アーク
接点２０とが開離するため、開極時のくり返し発弧電流
Ａは第２図のように前記固定アーク接点７と可動アーク
接点２０との間に通電する。

このときの発弧電流は固定アーク接点７．抵抗接続子１
４．抵抗体１１．接続部１３を通して導体９に流れるた
め、くり返し発弧時の過電圧を前記抵抗体１１で充分に
低い値に抑制することができる。

開閉器は第２図の発弧電流Ａの抑制過程を経て終局的に
は第３図の開路状態となる。この開路状態から投入する
場合も、第２図の過程で発弧電流Ａが生じるが、これも
抵抗体１１で抑制される。

一般的に断路器開路時のくり返し発弧サージのｄｔ　　　　　　エネルギーは、そのしゃ断すべき静電容
量の大きざより比較的小さいとされているため、抵抗し
ゃ断すべき抵抗体の容量も比較的少なくて済む。この抵
抗体を通電導体９の内部に配置することによ、　　　　
１）１１／ｈ／Ｊ゛’ｕ（ｌＺ２Ｖ　ｔＬ′ｒ″″Ｉｉ
、ｌｌ’ｊＪｌ：（Ｊ”ｆｆ１ｉ１Ｎ！！（７）”ｉｔ
“・機能を損なうことなく、しゃ断抵抗体を装置するこ
とができる。

：　　　　　　　［発明の効果コ以上のように本発明によれば、固定接触部に抵抗体を接
続した固定アーク接点を設け、この固定アーク接点と可
動アーク接点との接離関係を開動作時に主通電部の開離
に遅れて開離しまた閉動作時に主通電部に先立って投入
するように構成し、かつその抵抗体を中央導体内に納め
たことにより、効率的な抵抗遮断による再点弧サージの
抑制と抵抗体の絶縁的な心配のない開閉器を構成するこ
と１　　　　ができる。

【図面の簡単な説明】

、、　　　　　第１図・第２図および第３Ｉ本発明０開
閉器の投入状態、州外過程の状態および例外状態を示す
遮断部の断面図である。１・・・開閉器タンク２・・・絶縁スペーサ３・・・固定接触部４・・・可動接触部５・・・通電部６・・・中空絶縁物７・・・固定アーク接点８・・・抵抗側通電接続部９・・・中空導体１１・・・抵抗体１４・・・抵抗接続子１６・・・固定主通電部１８・・・絶縁操作棒２０・・・可動アーク接点２１・・・可動主通電部＜　８７３３　＞代理人　弁理士　猪　股　祥　晃（ば
か　１名〉！１　　　　　　第１図第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）開閉器タンクを長手方向に区画する絶縁スペーサ
と、この絶縁スペーサの中心部に絶縁支持されその両側
にそれぞれ抵抗側通電接続部および固定主通電部を形成
する中空状の通電部と、この通電部の中央に絶縁支持さ
れて両端が突出する固定アーク接点と、通電部の抵抗側
通電接続部に挿入接続される中空導体と、この中空導体
の先端中空部に納められてこの中空導体と固定アーク接
点との間に接続れさる抵抗体と、絶縁操作棒によつて進
退されて前記固定主通電部と接離する可動主通電部と、
同様に絶縁操作棒によつて進退して固定アーク接点と接
離し開路時は主通電部の開離に遅れて固定アーク接点よ
り離れ閉路時は主通電部をの投入に先立つて投入する可
動アーク接点とから構成したことを特徴とする開閉器。