JPH0142453B2 - - Google Patents

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JPH0142453B2
JPH0142453B2 JP56043453A JP4345381A JPH0142453B2 JP H0142453 B2 JPH0142453 B2 JP H0142453B2 JP 56043453 A JP56043453 A JP 56043453A JP 4345381 A JP4345381 A JP 4345381A JP H0142453 B2 JPH0142453 B2 JP H0142453B2
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JP
Japan
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main movable
main
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disconnector
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JP56043453A
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JPS57157415A (en
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Setsuyuki Matsuda
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ガス絶縁断路器の開閉能力改善に関
するものである。
近年、ガス絶縁開閉装置が多用されるようにな
り、これに用いるガス絶縁したガス絶縁断路器に
対してもいろいろな責務が要求されるようになつ
ている。
例えば、第1図のように2重母線方式のガス絶
縁開閉装置の母線切換用に用いられる断路器を考
えてみる。1,2,3はしや断器、4,5,6,
7,8,9は断路器、10,11は母線で、甲母
線、乙母線とする。今、しや断器2に連なる系統
は元々、断路器4を介して甲母線10につながれ
ていたものが、いわゆる母線切換操作を行い乙母
線11に接続することを考える。このときの切換
は一般に次のように行われる。まず、断路器8,
9を投入し、しや断器3を投入して甲母線10と
乙母線11とを連絡した上で、断路5を投入す
る。第1図はこの状態を示している。即ち、電流
は実線及び一点鎖線で示したように二つの経路に
分かれて流れた後、しや断器2のところで一緒に
なつて流れる。ここで、断路器4を開くときに
は、この一点鎖線で示すように分流する電流を切
らなくてはならない。断路器4,5は、いわゆる
ループ電流開閉能力付断路器であるが、12kAの
ような大電流開閉装置が用いられるようになる
と、このループ電流は12kA近くの大きな電流も
切らなくてはならない場合がある。
一方、第1図において、断路器4は電圧が加わ
つているとし、しや断器2及び断路器5が開路状
態で断路器4を開く場合を考える。しや断器2と
断路器5及び断路器6の間の導体とタンクの間に
は、浮遊容量による充電電流が小さいながらも流
れている。断路器は開極速度が遅いため開閉され
る接触子間は電流の断続、いわゆる再発弧、再点
弧を繰り返しながら接触子が動き、十分な絶縁距
離まで開かれて、完全に切れて断路状態となる。
このようにして、開かれた断路器4を再び投入す
るときも、断路器の接点が近づくと、接点間のガ
ス中で発弧、点弧をくり返し投入完了する。この
点弧の時、大きな過電圧を生じ、機器の絶縁をお
びやかすことがあり、特に、超超高圧においては
問題となる。
本発明は、これらの点に鑑みてなされたもの
で、ループ電流開閉能力を持ち、しかも、開閉時
の過電圧が抑制低減されるガス絶縁断路器を提供
するものである。
以下、図について説明する。第2図及び第3図
において、12は容器で、SF6などの絶縁性能の
秀れたガスが充填されている。13は主可動接触
子、14は主可動接触子13と接離する主固定接
触子、15は中間接触子で主固定接触子14と主
可動接触子13との間が開離するより遅く開離す
るように構成されている。16は抵抗接触子で、
主可動接触子13と中間接触子15との間が開離
するより遅く開離するように構成されている。1
7は主可動接触子13用の摺動接触子、18は中
間接触子15用の摺動接触子、19は抵抗接触子
16用の摺動接触子、20は中間接触子15用の
押しばね、21は抵抗接触子16用の押しばね、
22は主固定接触子14と抵抗接触子16との間
に接続され、10Ω〜数10Ωの抵抗値を有する抵抗
器で、この例では炭素とセラミツクよりなるドー
ナツ状のブロツク形抵抗のものを示し、絶縁棒2
3で締め付けて取付けている。24,25は電界
緩和用のシールド電極、26は主可動接触子13
などを支える支持金具、27,28は主固定接触
子14などを支える支持金具、29は主可動接触
子13を駆動するための絶縁操作棒で、連結機構
30を介して図示されていない操作機構に接続さ
れている。31,32は絶縁スペーサで、内部の
部品を絶縁して支持するとともに隣接機器との間
の内部充填ガスの隔壁の役をなしている。33,
34は隣接機器との間の接続のための摺動接触子
である。35は補助のしや断器で、ここでは配電
用しや断器(ノーフユーズブレーカ)を用いた例
を示す。36はしや断器35へ中間接触子15か
らの操作力を伝える伝達部、37はしや断器35
を支える絶縁物、38は中間接触子15を支持す
る絶縁物、39は中間接触子15のストツパであ
る。
次に動作について説明する。第2図は閉路状態
を示している。通電電流は、摺動接触子34−絶
縁スペーサ32の導体−支持金具27−シールド
電極25−支持金具28−主固定接触子14−主
可動接触子13−摺動接触子17−支持金具26
−絶縁スペーサ31の導体−摺動接触子33と大
部分が流れ、一部が中間接触子15−しや断器3
5へ流れ、さらに極少の電流が抵抗接触子16へ
流れる。この通電電流は、大容量の場合は12k
というような大きなものとなるため、可動接触子
13や導電部などはかなり大きなものが必要とな
る。
この、閉極状態からの開極動作に対し、まずル
ープ電流を切る場合の動作を次に述べる。開離の
指令が与えられると、絶縁操作棒29により主可
動接触子13が右へ動き始める。最初に開離する
のは、主固定接触子14と主可動接触子13との
間であり、中間接触子15及び抵抗接触子16は
それぞれの押しばね20,21によつて主可動接
触子13に追随して移動する。主固定接触子14
が開離すると、大部分の電流は中間接触子15−
しや断器35に流れ、極く一部の電流が抵抗接触
子16に流れる。さらに少し動くと、しや断器3
5が、中間接触子15の動きにより、伝達部36
から力を受けて開極し、大部分のループ電流をし
や断する。しや断後、しや断器35の極間に加わ
る電圧は数100ボルト程度の低いものであり、配
電用しや断器で十分しや断可能である。又、この
電圧では抵抗器22にはあまり電流は流れない。
さらに、中間接触子15、抵抗接触子16が主可
動接触子13とともに動き、中間接触子15はス
トツパ39に当つて動きが止り、主可動接触子1
3との間が開くが、ここでは電流は切らない。さ
らに、可動接触子13とともに動いた抵抗接触子
16はストツパ40に当り、可動接触子13との
間が開極するが、この時の電流は抵抗器22を通
り非常に小さいので簡単に切れる。可動接触子1
3は所定の位置まで動いて開極動作を完了し、第
3図の状態になる。
次に、この逆の閉極動作時は、上記と逆に、主
可動接触子13が左に動き、先ず抵抗接触子16
と接触し、極く少しの電流が抵抗器22を通じて
流れ、次に中間接触子15と接触し、中間接触子
15の動きが、伝達部36によりしや断器35に
伝えられて、しや断器35が閉じ、主電流は通電
状態となり、最後に固定接触子14と接触して、
ここを殆んどの電流が流れる状態になつて、閉路
動作を完了する。
次に例えば第1図でしや断器2、断路器5が開
極状態で、断路器4が第2図のような閉極状態に
ある場合を考える。この時、断路器にはしや断器
2や断路器5との接続母線の浮遊容量などにより
0.5A程度の充電電流が流れている。
開極指令が与えられると、主可動接触子13が
右に動きまず、主固定接触子14開き、次に中間
接触子15の動きによつてしや断器35が開き、
最も遅くまで主可動接触子13に追随す抵抗接触
子16が最後に開く。この時のしや断電流は非常
に小さい抵抗接触子16と主可動接触子13との
間の電圧は、最大値が常規大地電圧の2倍にまで
も達する大きなものになる。即ち、断路器の接触
子の電圧が+E(E:常規大地電圧)の時に、接
触子間の電流が切れたとすると、開極されたしや
断器に接続され側の断路器の電極には+Eの電荷
が残る。しかし、負荷は交流であるから、半サイ
クル後には−Eとなる。このとき、接触子間には
2Eの電圧が加わる。これによつて、抵抗接触子
16と主可動接触子13との間において、再発
弧、再点弧を繰り返しながら、十分な極間距離ま
で主可動接触子13が開いた点で完全に電流が切
れ、最終位置まで動いて開極動作を完了する。
この再発弧、再点弧を生じる点で、過電圧が発
生し、抵抗器22を備えない場合は、常規大地電
圧の2.5倍程度までの過電圧となることもある。
本発明では、最後に開き、固定側から最も突出し
た抵抗接触子16に抵抗器22を設けているた
め、この抵抗が極間に入ることになり、過電圧は
1.5倍程度に十分低くすることができる。この時、
抵抗器22の両端に発生する電位差は、抵抗値が
かなり低いため小さく、抵抗接触子16及び抵抗
器22などと、周囲の支持金具28や中間接触子
15などとの間の耐電圧性は、SF6のようなガス
中では十分確保することができる。
この場合、第3図のように中間接触子15が円
筒形で、抵抗接触子16や抵抗器22と同心状に
配置してあると、これらの間の電位差による電界
の集中が少く、短い距離で高い耐電圧性能を維持
することができる。
開極(開離)の状態から閉動作を行う場合は、
上記と逆の動作となり、主可動接触子13が左に
動いて行く。抵抗接触子16が最も突出している
ので、主可動接触子13との間の電位差がその間
のガスの耐電圧より大きい位置まで主可動接触子
13が移動すると、両接触子13,16間に閃絡
を生じる。すると、同電位になるので電流が切
れ、次に電位差ができると閃絡し、点弧、発弧を
繰り返して、最後に極間絶縁距離が零となり閉じ
る。この間、抵抗接触子16には抵抗器22が接
続されて電流が流れ過電圧の発生を防止する。次
いで、主可動接触子13は中間接触子15と接触
し、この動きにより、しや断器35が閉じ、最後
に主固定接触子14と接触して閉極動作を完了す
る。開極時と同様に、閉極時の過電圧の発生も抵
抗器22の動きにより低く抑えられることにな
る。
上記構造では、ループ電流開閉用のしや断器
や、過電圧抑制用の抵抗器がシールド電極内に配
置され、常時の対地絶縁に関与する個所にないた
め、絶縁上の信頼性を高く維持することができ、
秀れた耐電圧性能の要求される断路器には効果が
大きい。
上記の説明では、ループ電流開閉能力と開閉サ
ージ抑制能力と共に備えた断路器で説明したが、
ループ電流開閉能力のみ必要な場合は、抵抗器及
びその接触子は省略してよい。又、しや断器によ
る補助しや断には配電用しや断器の例を示した
が、真空しや断器のバルブや、ガス吹付を行うパ
ツフア装置付のガス吹付形しや断器とすることが
できる。なお、これらの動作は、中間接触子15
の押しばね20と主可動接触子13の投入時の最
終ストローク近くの慣性力などが利用できるの
で、しや断器35を駆動するために、特に、操作
機構の能力を大きくする必要はない。
上記のように本案によれば、大きなループ電流
開閉能力を持ち、しかも開かれたしや断器との間
の母線の充電電流を開閉するときの過電圧の発生
が抑制できる信頼性の高いガス絶縁断路器が提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は2重母線方式のガス絶縁開閉装置の構
成図、第2図はループ電流開閉用断路器の断面
図、第3図は本発明の一実施例を示す断面図であ
る。図において、13は主可動接触子、14は主
固定接触子、15は中間接触子、16は抵抗接触
子、22は抵抗器、35はしや断器である。なお
各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 環状の主固定接触子、この主固定接触子の内
    径部と接離する主可動接触子、上記固定接触子の
    内側に上記固定接触子と同心状に上記主可動接触
    子と閉成して連動し上記両接触子間が開離するよ
    り遅く開離し、上記両接触子間が閉成するより早
    く閉成する環状の中間接触子、この中間接触子と
    上記固定接触子との間に接続され上記中間接触子
    と連動して上記主固定接触子と上記主可動接触子
    との間が開離するより遅く開離し、上記主可動接
    触子と上記中間接触子との間が開離するより早く
    開離し、上記主固定接触子と上記主可動接触子と
    が閉成するより早く閉成し、上記主可動接触子と
    上記中間接触子とが閉成するより遅く閉成するし
    や断器、上記中間接触子の内側に上記固定接触子
    と同心状に上記主可動接触子と上記中間接触子と
    の間が開離するより遅く開離し、上記主可動接触
    子と上記中間接触子との間が閉成するより早く閉
    成する抵抗接触子、この抵抗接触子と上記主固定
    接触子との間に接続された抵抗器を備えたガス絶
    縁断路器。 2 しや断器は配電用のものであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のガス絶縁断路
    器。 3 しや断器は真空しや断器であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のガス絶縁断路
    器。
JP4345381A 1981-03-24 1981-03-24 Gas insulating disconnecting switch Granted JPS57157415A (en)

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JP4345381A JPS57157415A (en) 1981-03-24 1981-03-24 Gas insulating disconnecting switch

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JP4345381A JPS57157415A (en) 1981-03-24 1981-03-24 Gas insulating disconnecting switch

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JPS57157415A JPS57157415A (en) 1982-09-29
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JP4345381A Granted JPS57157415A (en) 1981-03-24 1981-03-24 Gas insulating disconnecting switch

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62149107U (ja) * 1986-03-13 1987-09-21
WO2017085764A1 (ja) * 2015-11-16 2017-05-26 三菱電機株式会社 開閉器

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JPS5419967B2 (ja) * 1973-10-15 1979-07-19

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JPS615706Y2 (ja) * 1977-07-12 1986-02-21

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JPS5419967B2 (ja) * 1973-10-15 1979-07-19

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