JP2003257292A - 真空絶縁開閉装置 - Google Patents

真空絶縁開閉装置

Info

Publication number
JP2003257292A
JP2003257292A JP2002056247A JP2002056247A JP2003257292A JP 2003257292 A JP2003257292 A JP 2003257292A JP 2002056247 A JP2002056247 A JP 2002056247A JP 2002056247 A JP2002056247 A JP 2002056247A JP 2003257292 A JP2003257292 A JP 2003257292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable
electrode
side ground
fixed
ground electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002056247A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Murata
孝一 村田
Ryotaro Hanabuchi
良太郎 花渕
Tetsuo Yoshida
哲雄 吉田
Mitsutaka Honma
三孝 本間
Masaru Miyagawa
勝 宮川
Akira Sato
章 佐藤
Kosuke Sasage
浩資 捧
Satoru Shioiri
哲 塩入
Masataka Miyazaki
雅隆 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Tokyo Electric Power Co Inc filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2002056247A priority Critical patent/JP2003257292A/ja
Publication of JP2003257292A publication Critical patent/JP2003257292A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H31/00Air-break switches for high tension without arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H31/003Earthing switches
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/60Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/66Vacuum switches
    • H01H33/664Contacts; Arc-extinguishing means, e.g. arcing rings

Landscapes

  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】SF6ガス等の絶縁媒体の代わりに高真空絶縁
を適用して絶縁性能を向上させて適用の拡大を図ると共
に、電気機器の複合化により全体形状の縮小化を図るこ
と。 【解決手段】略円筒形の真空容器21の一方端に、固定電
極22を有する固定軸を配置し、真空容器21の他方端に、
固定電極22と対向する可動電極23と可動側接地電極25a
とを有する可動軸24を配置し、真空容器21の略中央部
に、固定側接地電極25bを設け、可動電極23と可動側接地
電極25aとを有する可動軸24に操作機構40を設け、可動
軸24に設けた操作機構40による当該可動軸24の軸方向の
直線移動に応じて、入位置、断路機能を有する位置、接
地位置を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開閉装置に係り、
特にSF6ガス等の絶縁媒体の代わりに高真空絶縁を適
用して絶縁性能を向上させて適用の拡大を図ると共に、
電気機器の複合化により全体形状の縮小化を図った真空
絶縁開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の開閉装置について、22/33k
V,66/77kVクラスの特高変電設備を例にとって
説明する。
【0003】このクラスの開閉装置は、建設費、用地の
高騰と共に、充電部の汚損、安全性、騒音等の問題か
ら、開閉装置の小型化や密閉化が要求され、ガス絶縁開
閉装置が開発されてきている。
【0004】このガス絶縁開閉装置は、大気圧近傍の低
圧力絶縁ガスを利用したキュービクル形の容器に、各電
気機器を一括して収納し、内部を構成単位毎に区分した
ものであり、他の金属閉鎖形配電盤と同様の外観となっ
ている。
【0005】このように、最近では、SF6ガスを絶縁
媒体として用いた開閉装置が、多数運転されるようにな
ってきている。
【0006】図5は、この種の代表的なキュービクル形
のガス絶縁開閉装置の構成例を示す断面図である。
【0007】図5において、外周を軟鋼板で気密に囲ま
れた箱体1の内部は、例えばSF6ガスのような絶縁ガ
ス2が密封されており、受電室1a、遮断器室1b、お
よび母線室1cにガス区分されている。
【0008】受電室1aには、ガス−気中の区分をした
ケーブルヘッド3が箱体1の側面に取付けられ、避雷器
4、および検電がいし5が収納され、それぞれが接続導
体7で接続されている。
【0009】なお、ケーブルヘッド3には、変流器8を
貫通した電力用ケーブル9が接続されている。
【0010】また、遮断器室1bには、受電室1aとガ
ス区分される下段の絶縁スペーサ10aを介して、図示
しない真空バルブを収納した遮断器11が収納され、こ
の遮断器11は、接続導体7を介して母線室1cとガス
区分される上段の絶縁スペーサ10bに接続されてい
る。
【0011】また、母線室1cには、断路器6が収納さ
れ、箱体1の上部にガス−気中のガス区分をする母線1
2が取付けられており、隣接の箱体へ接続されている。
【0012】遮断器11は、絶縁・消弧媒体として高真
空が用いられている。
【0013】また、断路器6は、絶縁・消弧媒体として
SF6ガスが用いられている。
【0014】なお、13は遮断器11の操作機構、14
は断路器6の操作機構である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成のガス絶縁開閉装置において、断路器6には、絶縁
・消弧媒体としてSF6ガスが用いられている。
【0016】このSF6ガスは、空気と比較して約10
0倍の消弧性能と約3倍の絶縁性能とを有することが知
られている。
【0017】そして、このSF6ガスは、通常の運転状
態では、無色、無臭、無味、不燃性、透明等、非常に安
定した気体であり、しかも無毒である。
【0018】しかしながら、このSF6ガスは、アーク
放電を発生すると、水分や金属と化合して分解ガスを発
生することが知られており、この分解ガスは、絶縁物表
面に付着して絶縁抵抗を低下させる。
【0019】また、分解ガスを回収する場合には、特別
な処理や管理が必要となる。事故電流等の遮断は遮断器
11で行なうことから、分解ガスは発生しないが、変電
所内の母線切替えや線路切替えは断路器6で行なう。
【0020】従って、断路器6は、ループ電流の開閉責
務が要求される場合がある。
【0021】このループ電流は、定格電流に近い電流値
となり、その際断路器6で分解ガスを発生する。
【0022】そして、このような分解ガスを回収する場
合、吸着剤を通して回収する等、取扱いに苦慮してい
る。
【0023】また、SF6ガスは、地球温暖化の原因と
なる温室効果ガスであり、温室効果係数が二酸化炭素の
約24000倍である。
【0024】そのため、排出の抑制と削減についての対
応が要求されてきている。
【0025】このように環境の面からも、断路器6の絶
縁・消弧媒体としてSF6ガスを使用しないことが望ま
しい。
【0026】また、これらの遮断器11や断路器6は、
個々に具備した絶縁性能の範囲内で用いられるので、特
殊な系統では適用することができない。
【0027】すなわち、2回線受電の変電所において
は、常用線と予備線とがあり、この異電源の線路の切替
えに断路器1台では適用することができない。
【0028】断路器6は、規格のJEC−2350交流
断路器」で責務が定められており、極間の絶縁耐力は、
対地間や相間の1.15倍である。
【0029】しかしながら、異電源の突合わせでは、極
間に差電圧が印加されるので、規格に定められた以上の
過電圧となる場合がある。
【0030】なお、一般的な断路器の使用状態は、断路
状態において、一方の端子が活線で他方の端子が停電と
なっている。
【0031】また、箱体1内に遮断器11や断路器6等
の各電気機器がそれぞれ接続導体7にて接続されている
ので、合理的な配置を行なってもスペースの確保が必要
になる。
【0032】このため、全体形状の縮小化にはスペース
上の限界が生じ、最近の趨勢である縮小化には逆行して
いる。
【0033】本発明の目的は、SF6ガス等の絶縁媒体
の代わりに高真空絶縁を適用して絶縁性能を向上させて
適用の拡大を図ると共に、電気機器の複合化により全体
形状の縮小化を図ることが可能な真空絶縁開閉装置を提
供することにある。
【0034】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に対応する発明の真空絶縁開閉装置は、
略円筒形の真空容器の一方端に、固定電極を有する固定
軸を配置し、真空容器の他方端に、固定電極と対向する
可動電極と可動側接地電極とを有する可動軸を配置し、
真空容器の略中央部に、固定側接地電極を設け、可動電
極と可動側接地電極とを有する可動軸に操作機構を設
け、可動軸に設けた操作機構による当該可動軸の軸方向
の直線移動に応じて、入位置、断路機能を有する位置、
接地位置を形成するようにしている。
【0035】従って、請求項1に対応する発明の真空絶
縁開閉装置においては、略円筒形の真空容器内に固定電
極と可動電極と接地電極を設け、入位置、断路機能を有
する位置、接地位置を、可動電極と可動側接地電極とを
有する可動軸に設けた操作機構による当該可動軸の軸方
向の直線移動にて位置させることにより、遮断器、断路
器、接地開閉器等の複数の電気機器の動作を、単一の真
空容器内において一連の動作で行なうことができるた
め、電気機器の複合化による全体形状の大幅な縮小化を
図ることができる。また、操作機構にて可動軸を軸方向
に直線移動させることにより、操作機構の駆動損失を低
減することができる。
【0036】また、請求項2に対応する発明の真空絶縁
開閉装置は、略円筒形の真空容器の一方端に、固定電極
を有する固定軸を配置し、真空容器の他方端に、固定電
極と対向する可動電極と可動側接地電極とを有する可動
軸を配置し、真空容器の略中央部に、固定側接地電極を
設け、可動電極と可動側接地電極とを有する可動軸に操
作機構を設け、可動軸に設けた操作機構による当該可動
軸の軸方向の直線移動に応じて、入位置、断路機能を有
する位置、2倍の断路機能を有する位置、接地位置を形
成するようにしている。
【0037】従って、請求項2に対応する発明の真空絶
縁開閉装置においては、略円筒形の真空容器内に固定電
極と可動電極と接地電極を設け、入位置、断路機能を有
する位置、2倍の断路機能を有する位置、接地位置を、
可動電極と可動側接地電極とを有する可動軸に設けた操
作機構による当該可動軸の軸方向の直線移動にて位置さ
せることにより、遮断器、断路器、接地開閉器等の複数
の電気機器の動作を、単一の真空容器内において一連の
動作で行なうことができるため、電気機器の複合化によ
る全体形状の大幅な縮小化を図ることができる。また、
断路位置では一般的な断路機能を有し、さらなる断路位
置では2個分の断路器の断路機能を有することになるた
め、断路器の適用を拡大することができる。さらに、操
作機構にて可動軸を軸方向に直線移動させることによ
り、操作機構の駆動損失を低減することができる。
【0038】一方、請求項3に対応する発明の真空絶縁
開閉装置は、上記請求項1または請求項2に対応する発
明の真空絶縁開閉装置において、固定側接地電極と可動
軸とのギャップ長を、真空容器内で最も短いギャップと
している。
【0039】従って、請求項3に対応する発明の真空絶
縁開閉装置においては、固定側接地電極と可動軸とのギ
ャップ長を、真空容器内で最も短いギャップとすること
により、真空容器内において対地間の絶縁耐力が最も低
いことになり、絶縁耐力が対地間<極間(断路)<極間
(2倍の断路)の不等式が成立して、絶縁協調をとるこ
とができる。
【0040】また、請求項4に対応する発明の真空絶縁
開閉装置は、上記請求項1または請求項2に対応する発
明の真空絶縁開閉装置において、固定電極と可動電極と
固定側接地電極に、それぞれ外部と接続する接続導体を
接続して電源側主回路と負荷側主回路と接地回路を構成
し、真空容器とそれぞれの接続導体を、絶縁材料でモー
ルドしている。
【0041】従って、請求項4に対応する発明の真空絶
縁開閉装置においては、固定電極と可動電極と固定側接
地電極に、それぞれ外部と接続する接続導体を接続して
電源側主回路と負荷側主回路と接地回路を構成し、真空
容器とそれぞれの接続導体を絶縁材料でモールドするこ
とにより、外部導体との接続ができ、各種の電源系統に
対応した回路を構築することができる。
【0042】さらに、請求項5に対応する発明の真空絶
縁開閉装置は、上記請求項1または請求項2に対応する
発明の真空絶縁開閉装置において、可動軸に設けた可動
側接地電極の径を、可動電極の径よりも大きくしてい
る。
【0043】従って、請求項5に対応する発明の真空絶
縁開閉装置においては、可動軸に設けた可動側接地電極
の径を、可動電極の径よりも大きくすることにより、主
電極の遮断時に発生する各種の電荷を持った粒子が可動
側接地電極にトラップされ易くなり、遮断性能を向上さ
せることができる。ここで、可動側接地電極は、遮断中
や断路位置では充電された電極であり、固定側接地電極
と接触した時点で接地電位となる。
【0044】さらにまた、請求項6に対応する発明の真
空絶縁開閉装置は、上記請求項5に対応する発明の真空
絶縁開閉装置において、可動側接地電極の可動電極と対
向する面を、凸状の円錐形状としている。
【0045】従って、請求項6に対応する発明の真空絶
縁開閉装置においては、可動側接地電極の可動電極と対
向する面を、凸状の円錐形状とすることにより、更に面
積が広がり、遮断性能をより一層向上させることができ
る。
【0046】一方、請求項7に対応する発明の真空絶縁
開閉装置は、略円筒形の真空容器内に、固定電極と、可
動電極と、可動側接地電極と、固定側接地電極とを順に
配置し、可動電極と可動側接地電極とを有する可動軸に
操作機構を設け、可動軸に設けた操作機構による当該可
動軸の軸方向の直線移動に応じて、入位置、切位置、断
路機能を有する位置、接地位置を形成するようにしてい
る。
【0047】従って、請求項7に対応する発明の真空絶
縁開閉装置においては、略円筒形の真空容器内に固定電
極と可動電極と可動側接地電極と固定側接地電極を設
け、入位置、切位置、断路機能を有する位置、接地位置
を可動電極と可動側接地電極とを有する可動軸に設けた
操作機構による当該可動軸の軸方向の直線移動にて位置
させることにより、遮断器、断路器、接地開閉器等の複
数の電気機器の動作を、単一の真空容器内において一連
の動作で行なうことができるため、電気機器の複合化に
よる全体形状の大幅な縮小化を図ることができる。ま
た、操作機構にて可動軸を軸方向に直線移動させること
により、操作機構の駆動損失を低減することができる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0049】図1は本実施の形態による複合機能を有し
た真空絶縁開閉装置(接地端子付き真空バルブ)の構成
例を示す断面図、図2は図1における真空容器をモール
ドした構成例を示す断面図である。
【0050】図1において、略円筒形の真空容器21の
一方端に、主電極の固定電極22を有する固定軸を配置
している。
【0051】また、真空容器21の他方端に、固定電極
22と対向する主電極の可動電極23と可動電極23の
後方の可動側接地電極25aとを有する可動軸24を配
置している。
【0052】さらに、可動電極23のさらに後方の真空
容器21の略中央部に、可動軸24が貫通された固定側
接地電極25bを固定して設けている。
【0053】そして、可動電極23と可動側接地電極2
5aとを有する可動軸24に操作機構40を設け、当該
可動軸24に設けた操作機構40による可動軸24の軸
方向の直線移動に応じて、入位置、断路機能を有する位
置、2倍の断路機能を有する位置、接地位置を形成する
ようにしている。
【0054】図1の(a)が入位置、(b)が断路機能
を有する位置、(c)が2倍の断路機能を有する位置、
(d)が接地位置である。
【0055】ここで、真空容器21は、両端の金属部分
21aを除き、セラミック等の絶縁物21bで形成され
ている。
【0056】26は、気密を保って可動軸24が可動で
きるベローズである。
【0057】一方、固定側接地電極25bと可動軸24
とのギャップ長cを、真空容器21内で最も短いギャッ
プとしている。
【0058】また、図2に示すように、固定電極22、
可動電極23、固定側接地電極25bに、それぞれ外部
と接続する接続導体28,29,30を接続して電源側
主回路と負荷側主回路と接地回路を構成し、各種の電源
系統に対応できるようにしている。
【0059】さらに、真空容器21とそれぞれの接続導
体28,29,30を、絶縁材料でモールド(モールド
絶縁層27)している。
【0060】また、可動軸24に設けられた可動側接地
電極25aの径は、可動電極23の径よりも大きくして
おり、さらに当該可動側接地電極25aの可動電極23
と対向する面を、可動電極23からみて面積が広がるよ
うな凸状の円錐形状としている。
【0061】なお、31は、操作機構40に直結させた
絶縁操作ロッドであり、操作機構40により真空容器2
1内の各電極22,23,25の開閉が行なわれるよう
にしている。
【0062】32は、電圧を検出する検電がいしであ
る。
【0063】次に、以上のように構成した本実施の形態
による真空絶縁開閉装置においては、略円筒形の真空容
器21内に固定電極22と可動電極23と接地電極25
a,25bを設け、入位置、断路機能を有する位置、2
倍の断路機能を有する位置、接地位置を、可動電極23
と可動側接地電極25aとを有する可動軸24に設けた
操作機構40による可動軸24の軸方向の直線移動にて
位置させるようにしていることにより、遮断器、断路
器、接地開閉器等の複数の電気機器の動作を、単一の真
空容器21内において一連の動作で行なうことができる
ため、電気機器の複合化による全体形状の大幅な縮小化
を図ることができる。
【0064】また、断路位置では一般的な断路機能を有
し、さらなる断路位置では2個分の断路器の断路機能を
有することになるため、断路器の適用を拡大することが
できる。
【0065】さらに、操作機構40にて可動軸24を軸
方向に直線移動させるようにしていることにより、操作
機構40の駆動損失を低減することができる。
【0066】一方、固定電極22と可動電極23と固定
側接地電極25bに、それぞれ外部と接続する接続導体
28,29,30を接続して電源側主回路と負荷側主回
路と接地回路を構成し、真空容器21とそれぞれの接続
導体28,29,30を絶縁材料でモールド27してい
ることにより、外部導体との接続ができ、各種の電源系
統に対応した回路を構築することができる。
【0067】また、固定側接地電極25bと可動軸24
とのギャップ長cを、真空容器21内で最も短いギャッ
プとしていることにより、真空容器21内において対地
間の絶縁耐力が最も低いことになり、絶縁耐力が対地間
<極間(断路)<極間(2倍の断路)の不等式が成立し
て、絶縁協調をとることができる。
【0068】以下に、かかる点についてより詳細に説明
する。
【0069】図1(b)の断路機能を有する位置の各電
極間のキャップ長と絶縁耐力との関係について、図3に
一例を示す特性図を用いて述べる。
【0070】ギャップ長は、b>a>cの関係にあり、
主電極間22−23のギャップaの絶縁耐力は、図3の
特性Bである。また、ギャップcの絶縁耐力は、図3特
性Aである。
【0071】図1(c)の2倍の断路機能を有する位置
では、ギャップ長がd>e≧cの関係にあり、主電極間
22−23のギャップdの絶縁耐力は、図3の特性Cで
ある。
【0072】一般的に、断路器の絶縁性能は、JEC−
2310交流断路器等の規格に定められており、極間は
対地間の1.15倍の裕度が必要である。
【0073】すなわち、特性Aを対地間とするならば、
特性Bの絶縁性能が必要となってくる。
【0074】これより、図1(b)の断路機能を有する
位置では、特性Bであり、断路器の性能を満足すること
になる。
【0075】なお、ギャップcは、特性Aであり、対地
間の絶縁性能である。
【0076】次に、図1(c)の2倍の断路機能を有す
る位置では、特性Cであり、一般の断路器よりも2倍の
絶縁耐力を有している。
【0077】ここで、例えば2回線の電源系統の場合、
一方が常用線で他方が予備線であり、この回線間には断
路器が用いられて切替えが行なわれている。
【0078】すなわち、通常では常用線で受電され、予
備線の断路器は開路になっている。
【0079】しかしながら、断路器には異電源の電圧が
極間に印加されることになるので、常用線と予備線専用
のそれぞれの断路器の他に回線間専用の断路器があり、
異電源間には2つの断路器が直列に接続されることにな
る。
【0080】これは、異電源の双方にサージ電圧が侵入
した場合、逆極性であると差電圧が極間に印加され、絶
縁破壊が懸念されるので、2つの断路器を設けている。
【0081】さらに、片側からサージ電圧が侵入した場
合、反対側の商用周波交流電圧が逆極性であれば、同様
に差電圧が極間に印加されることになる。
【0082】これらにより、本実施の形態の断路器を適
用すれば、2倍の断路性能を有しているので、1つの断
路器でよいことになる。
【0083】このように優れた極間の絶縁耐力を得るた
めには、電極の接点に銅/クロム合金を用い、電流コン
ディショニングを行なった接点を用いることが好まし
い。
【0084】例えば、銅Cu/クロムCr=75%wt
/25%wtの合金とし、数kAの電流コンディショニ
ングを行なえば、研磨のみの接点に比べて数倍の絶縁耐
力が得られる。
【0085】この事象としては、図4に電極接点部の要
部拡大断面図を示すように、絶縁耐力の高い銅Cu/ク
ロムCr合金に電流を通電することにより、接点表層が
微細な銅Cu/クロムCr粒子の合金となり、更に絶縁
耐力を向上させるためであると考えられる。
【0086】なお、図1の各ギャップ長a〜eは、図3
の特性A,B,Cに対応したギャップ長よりも大きくし
ている。
【0087】これは、放電のバラツキを考慮したもので
ある。
【0088】例えば、ギャップaでは12mm、ギャッ
プb,dでは17mm、ギャップc,eでは10mmと
し、1〜3σの放電のバラツキを考慮している。
【0089】そして、この優れた極間の絶縁耐力によ
り、2倍の断路機能まで得られるので、断路器の設置台
数を低減させることができる。
【0090】ここで、ギャップc,eは、最もギャップ
長が短く、絶縁耐力が極間>対地間の関係にある。
【0091】これは、万が一に、真空容器21内での絶
縁破壊時に対地間でフラッシオーバが先行し、極間への
事故波及を防止することができ、絶縁協調がとれたもの
になる。
【0092】また、ギャップcを最も短くすることによ
り、真空容器21を細径にすることができる。
【0093】なお、図1(d)においては、接地電極2
5a,25bが接触し、可動軸24が接地の位置とな
る。
【0094】ここで、便宜上、図1(a),(b)を遮
断器の入,切として、図1(c)を断路器での断路、図
1(d)を接地として適用しても差し支えない。
【0095】これにより、遮断機能と断路機能、接地機
能を持った複合開閉装置とすることができる。
【0096】次に、可動軸24に設けた可動側接地電極
25aの径は、可動電極23の径よりも大きい径を有す
るものとし、さらに可動側接地電極25aの可動電極2
3と対向する面を、凸状の円錐形状としていることによ
り、固定電極と22と可動電極23間で大電流を遮断し
た時、電荷を持った金属粒子が真空容器21内に拡散さ
れるが、固定側接地電極25bへ到達する前に、大多数
の金属粒子が可動電極23の近傍で表面積の大きい可動
側接地電極25aにトラップされ易くなり、遮断性能を
向上させることができる。
【0097】実験によれば、可動電極23の径をφ40
mmで可動側接地電極25aの径をφ50mmとする
と、25kAを遮断することができた。
【0098】上述したように、本実施の形態による真空
絶縁開閉装置では、真空容器21内に固定電極22と可
動電極23と接地電極25a,25bを設け、電極の接
点に絶縁耐力の優れた銅/クロム合金を用いて、入位
置、断路機能を有する位置、2倍の断路機能を有する位
置、接地位置を、可動電極23と可動側接地電極25a
とを有する可動軸24に設けた操作機構40による可動
軸24の軸方向の直線移動にて位置させるようにしてい
るので、SF6ガス等の絶縁媒体の代わりに高真空絶縁
を適用して絶縁性能を向上させて適用の拡大を図ると共
に、電気機器の複合化を達成し、また異電源突合わせ等
の断路器としての適用を可能として、電源系統を構成す
る電気機器の低減を図ることが可能となる。
【0099】すなわち、遮断器、断路器、接地開閉器等
の複数の電気機器の動作を、単一の真空容器21内にお
いて一連の動作で行なうことができるため、電気機器の
複合化による全体形状の大幅な縮小化を図ることが可能
となる。
【0100】(その他の実施の形態) (a)前記実施の形態の真空絶縁開閉装置において、装
置の運用上、2倍の断路機能を有する位置を省略した構
成とするようにしてもよい。
【0101】すなわち、略円筒形の真空容器21の一方
端に、固定電極22を有する固定軸を配置し、真空容器
21の他方端に、固定電極22と対向する可動電極23
と可動側接地電極25aとを有する可動軸24を配置
し、真空容器21の略中央部に、固定側接地電極25b
を設け、可動電極23と可動側接地電極25aとを有す
る可動軸24に操作機構40を設け、可動軸24に設け
た操作機構40による可動軸24の軸方向の直線移動に
応じて、入位置、断路機能を有する位置、接地位置を形
成するようにしてもよい。
【0102】これにより、遮断器、断路器、接地開閉器
等の複数の電気機器の動作を、単一の真空容器内におい
て一連の動作で行なうことができるため、電気機器の複
合化による全体形状の大幅な縮小化を図ることが可能と
なる。
【0103】また、操作機構にて可動軸を軸方向に直線
移動させることにより、操作機構の駆動損失を低減する
ことが可能となる。
【0104】(b)前記実施の形態の真空絶縁開閉装置
において、装置の運用上、断路機能を有する位置を切位置
とし、2倍の断路機能を有する位置を通常の断路機能を
有する位置とした構成とするようにしてもよい。
【0105】すなわち、略円筒形の真空容器21内に、
固定電極22と、可動電極23と、可動側接地電極25
aと、固定側接地電極25bとを順に配置し、可動電極
23と可動側接地電極25aとを有する可動軸24に操
作機構40を設け、可動軸24に設けた操作機構40に
よる可動軸24の軸方向の直線移動に応じて、入位置、
切位置、断路機能を有する位置、接地位置を形成するよ
うにしてもよい。
【0106】これにより、遮断器、断路器、接地開閉器
等の複数の電気機器の動作を、単一の真空容器内におい
て一連の動作で行なうことができるため、電気機器の複
合化による全体形状の大幅な縮小化を図ることが可能と
なる。
【0107】また、操作機構にて可動軸を軸方向に直線
移動させることにより、操作機構の駆動損失を低減する
ことが可能となる。
【0108】(c)前記実施の形態の真空絶縁開閉装置
において、三相分の固定電極22と可動電極23、接地
電極25a,25bを同一の真空容器21内に収納する
ようにしてもよい。
【0109】これにより、交流1回線が一つの容器とな
るので、より一層の全体形状の縮小化を図ることが可能
となる。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、S
6ガス等の絶縁媒体の代わりに高真空絶縁を適用して
絶縁性能を向上させて適用の拡大を図ると共に、電気機
器の複合化により全体形状の縮小化を図ることが可能な
真空絶縁開閉装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による真空絶縁開閉装置の一実施の形態
を示す断面図。
【図2】同実施の形態の真空絶縁開閉装置における真空
容器をモールドした構成例を示す断面図。
【図3】同実施の形態の真空絶縁開閉装置における真空
絶縁の破壊電圧特性例を示す特性図。
【図4】同実施の形態の真空絶縁開閉装置における真空
容器内で用いられる電極接点部の要部拡大断面図。
【図5】従来による代表的なキュービクル形のガス絶縁
開閉装置の構成例を示す断面図。
【符号の説明】
1…箱体、 2…絶縁ガス、 3…ケーブルヘッド、 4…避雷器、 5…検電がいし、 6…断路器、 7…接続導体、 8…変流器、 9…電力用ケーブル、 10a,10b…絶縁スペーサ、 11…遮断器、 12…母線、 13,14…操作機構、 21…真空容器、 21a…金属部分、 21b…絶縁物、 22…固定電極、 23…可動電極、 24…可動軸、 25a…可動側接地電極、 25b…固定側接地電極、 26…ベローズ、 27…モールド絶縁層、 28,29,30…接続導体、 31…絶縁操作ロッド、 32…検電がいし。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 花渕 良太郎 東京都千代田区内幸町一丁目1番3号 東 京電力株式会社内 (72)発明者 吉田 哲雄 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 本間 三孝 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 宮川 勝 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 佐藤 章 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 捧 浩資 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 塩入 哲 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 宮崎 雅隆 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 Fターム(参考) 5G026 CB02 CB09 CC04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円筒形の真空容器の一方端に、固定電
    極を有する固定軸を配置し、前記真空容器の他方端に、
    前記固定電極と対向する可動電極と可動側接地電極とを
    有する可動軸を配置し、 前記真空容器の略中央部に、固定側接地電極を設け、前
    記可動電極と前記可動側接地電極とを有する可動軸に操
    作機構を設け、 前記可動軸に設けた操作機構による当該可動軸の軸方向
    の直線移動に応じて、入位置、断路機能を有する位置、
    接地位置を形成するようにしたことを特徴とする真空絶
    縁開閉装置。
  2. 【請求項2】 略円筒形の真空容器の一方端に、固定電
    極を有する固定軸を配置し、前記真空容器の他方端に、
    前記固定電極と対向する可動電極と可動側接地電極とを
    有する可動軸を配置し、 前記真空容器の略中央部に、固定側接地電極を設け、前
    記可動電極と前記可動側接地電極とを有する可動軸に操
    作機構を設け、 前記可動軸に設けた操作機構による当該可動軸の軸方向
    の直線移動に応じて、入位置、断路機能を有する位置、
    2倍の断路機能を有する位置、接地位置を形成するよう
    にしたことを特徴とする真空絶縁開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1または請求項2に記載の真
    空絶縁開閉装置において、 前記固定側接地電極と前記可動軸とのギャップ長を、真
    空容器内で最も短いギャップとしたことを特徴とする真
    空絶縁開閉装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1または請求項2に記載の真
    空絶縁開閉装置において、 前記固定電極と前記可動電極と前記固定側接地電極に、
    それぞれ外部と接続する接続導体を接続して電源側主回
    路と負荷側主回路と接地回路を構成し、 前記真空容器と前記それぞれの接続導体を、絶縁材料で
    モールドしたことを特徴とする真空絶縁開閉装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1または請求項2に記載の真
    空絶縁開閉装置において、 前記可動軸に設けた可動側接地電極の径を、前記可動電
    極の径よりも大きくしたことを特徴とする真空絶縁開閉
    装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項5に記載の真空絶縁開閉装置
    において、 前記可動側接地電極の前記可動電極と対向する面を、凸
    状の円錐形状としたことを特徴とする真空絶縁開閉装
    置。
  7. 【請求項7】 略円筒形の真空容器内に、固定電極と、
    可動電極と、可動側接地電極と、固定側接地電極とを順
    に配置し、 前記可動電極と前記可動側接地電極とを有する可動軸に
    操作機構を設け、 前記可動軸に設けた操作機構による当該可動軸の軸方向
    の直線移動に応じて、入位置、切位置、断路位置、接地
    位置を形成するようにしたことを特徴とする真空絶縁開
    閉装置。
JP2002056247A 2002-03-01 2002-03-01 真空絶縁開閉装置 Pending JP2003257292A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002056247A JP2003257292A (ja) 2002-03-01 2002-03-01 真空絶縁開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002056247A JP2003257292A (ja) 2002-03-01 2002-03-01 真空絶縁開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003257292A true JP2003257292A (ja) 2003-09-12

Family

ID=28666872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002056247A Pending JP2003257292A (ja) 2002-03-01 2002-03-01 真空絶縁開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003257292A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007159350A (ja) * 2005-12-08 2007-06-21 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 高電圧発生法及び高電圧発生装置
RU2514732C2 (ru) * 2011-04-27 2014-05-10 ЭлЭсАйЭс КО., ЛТД. Механизм переключения для распределительного устройства с элегазовой изоляцией
JP6234653B1 (ja) * 2017-01-12 2017-11-22 三菱電機株式会社 開閉装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007159350A (ja) * 2005-12-08 2007-06-21 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 高電圧発生法及び高電圧発生装置
RU2514732C2 (ru) * 2011-04-27 2014-05-10 ЭлЭсАйЭс КО., ЛТД. Механизм переключения для распределительного устройства с элегазовой изоляцией
US8822869B2 (en) 2011-04-27 2014-09-02 Lsis Co., Ltd. Switching mechanism for gas insulated switchgear
JP6234653B1 (ja) * 2017-01-12 2017-11-22 三菱電機株式会社 開閉装置
WO2018131124A1 (ja) * 2017-01-12 2018-07-19 三菱電機株式会社 開閉装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4162664B2 (ja) 真空スイッチギヤ
US6476338B2 (en) Vacuum switch
JP2003047113A (ja) 開閉装置
KR100846223B1 (ko) 중전압 스위치기어
US6292356B1 (en) Gas insulation switch
JP3623333B2 (ja) 受変電設備装置
CN111357073B (zh) 用于电能传输装置的绝缘介质
JP2003257292A (ja) 真空絶縁開閉装置
JPH11164429A (ja) 接地装置付き断路器
JP4011050B2 (ja) 真空開閉装置
JP2003308767A (ja) 真空開閉装置
US6506067B2 (en) Disconnector
JP2002093293A (ja) 断路器用真空バルブ
JP4468540B2 (ja) 密閉型ガス絶縁開閉装置
JP4434529B2 (ja) 開閉装置
JP5161608B2 (ja) ガス遮断器
US20230110903A1 (en) Insulation medium for an electric energy transfer device
Hae et al. Composite insulation structure for medium voltage class switchgear
JP3507689B2 (ja) ガス絶縁電気装置
JP3695144B2 (ja) ガス絶縁開閉装置の開閉器
JPH10327505A (ja) 受配電設備
JP2523478B2 (ja) パツフア式ガスしや断器
JP2586240B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0142453B2 (ja)
JP2004056957A (ja) 開閉装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20040625

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20070226

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20070306

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20070703

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02