JPS6266234A - 液晶表示素子 - Google Patents
液晶表示素子Info
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- JPS6266234A JPS6266234A JP20799685A JP20799685A JPS6266234A JP S6266234 A JPS6266234 A JP S6266234A JP 20799685 A JP20799685 A JP 20799685A JP 20799685 A JP20799685 A JP 20799685A JP S6266234 A JPS6266234 A JP S6266234A
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- JP
- Japan
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- liquid crystal
- crystal display
- display element
- cell thickness
- color tone
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- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/137—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells characterised by the electro-optical or magneto-optical effect, e.g. field-induced phase transition, orientation effect, guest-host interaction or dynamic scattering
- G02F1/13725—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells characterised by the electro-optical or magneto-optical effect, e.g. field-induced phase transition, orientation effect, guest-host interaction or dynamic scattering based on guest-host interaction
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- Liquid Crystal (AREA)
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、対向する2枚の電極基板間にねじれ配向した
液晶のねじれ角が160度以上で、その複屈析効果を利
用した液晶表示素子に係り、特に、優れた外観表示品位
を有する液晶表示素子に関する。
液晶のねじれ角が160度以上で、その複屈析効果を利
用した液晶表示素子に係り、特に、優れた外観表示品位
を有する液晶表示素子に関する。
〈従来の技術〉
液晶表示素子は、ガラス基板上に酸化スズ、酸化インジ
ウム等から成る電極パターンを形成し、この上に液晶を
配向せしめる金属酸化膜あるいは有機高分子膜を形成し
た基板を、スペーサーを介在し2枚対向させ、この間隙
に液晶を固定保持し周辺部をシール材にて1↑止したも
のである。このようにして構成された成品セルの上下に
は偏光板が配置され、電気光学的特性が付与される。
ウム等から成る電極パターンを形成し、この上に液晶を
配向せしめる金属酸化膜あるいは有機高分子膜を形成し
た基板を、スペーサーを介在し2枚対向させ、この間隙
に液晶を固定保持し周辺部をシール材にて1↑止したも
のである。このようにして構成された成品セルの上下に
は偏光板が配置され、電気光学的特性が付与される。
ところで、液晶をねじれ配向させるには、例えば金属酸
化膜あるいは有機高分子膜よりなる配向膜の表面を布な
どで一方向にこする方法、いわゆるラビング法によって
なされる。ラビング法により配向処理された2枚の基板
を、それぞれのラビング方向、即ち、配向方向が90度
に交差するように対向させることにより、液晶のねじれ
配向をつくりだしている。このとき、液晶分子は対向す
る電極基板間で90度回転したらせん状構造の分子配列
をとる。この上うな構成の液晶表示素子が、従来のT
N (T 1sted Nematic)型液晶表示
素子と呼ばれるものである。
化膜あるいは有機高分子膜よりなる配向膜の表面を布な
どで一方向にこする方法、いわゆるラビング法によって
なされる。ラビング法により配向処理された2枚の基板
を、それぞれのラビング方向、即ち、配向方向が90度
に交差するように対向させることにより、液晶のねじれ
配向をつくりだしている。このとき、液晶分子は対向す
る電極基板間で90度回転したらせん状構造の分子配列
をとる。この上うな構成の液晶表示素子が、従来のT
N (T 1sted Nematic)型液晶表示
素子と呼ばれるものである。
第7図は従来のTN型液晶表示素子の配向方向(ラビン
グ方向)と偏光板の吸収軸方向を示す図である。1は上
側偏光板、2は上側電極基板、3は下側電極基板、4は
下側偏光板である。それぞれ矢印で、電極基板2,3の
配向方向(ラビング方向)及び偏光板1.4の吸収軸方
向を示している。
グ方向)と偏光板の吸収軸方向を示す図である。1は上
側偏光板、2は上側電極基板、3は下側電極基板、4は
下側偏光板である。それぞれ矢印で、電極基板2,3の
配向方向(ラビング方向)及び偏光板1.4の吸収軸方
向を示している。
ところが、従来のTN型液晶表示素子では、例えば液晶
の急峻性を示すγ値(m8図参照、液晶表示素子表面の
法線と測定方向のなす角度をθとしたとき、角度θ=0
°のコントラストが20%になる電圧と角度θ=40°
のコントラストが90%になる電圧の比、γ=■20%
(θ=0°)/V90%(θ=40)で表される。)が
悪く、そのため、時分割特性が者しく悪かった。
の急峻性を示すγ値(m8図参照、液晶表示素子表面の
法線と測定方向のなす角度をθとしたとき、角度θ=0
°のコントラストが20%になる電圧と角度θ=40°
のコントラストが90%になる電圧の比、γ=■20%
(θ=0°)/V90%(θ=40)で表される。)が
悪く、そのため、時分割特性が者しく悪かった。
この問題を解決するために、液晶の複屈折効果をさらに
利用した液晶表示素子が提案されている。
利用した液晶表示素子が提案されている。
即ち、液晶のねじれ配向を、従来の90度ツイストより
もさらにツイストさせ160度以上にすることにより、
液晶の複屈折効果をさらに高めたものである。第1図に
、この構造における配向方向(ラビング方向)を偏光板
1,4の吸収軸方向を示す。
もさらにツイストさせ160度以上にすることにより、
液晶の複屈折効果をさらに高めたものである。第1図に
、この構造における配向方向(ラビング方向)を偏光板
1,4の吸収軸方向を示す。
これは、ラビング法により、配向処理された2枚の電極
基板2,3をそれぞれのラビング方向、即ち、配向方向
が160度以上に交差するように対向させるとともに、
液晶のらせんピッチも従来の90°回転したらせん構造
の分子配列よりもさらに回転させる様にらせんピッチを
短くすることで作られる。これをS B E (S u
pertwisted B ’+refr’+ngen
ce )EJrecL)型液晶表示素子と呼び、従来の
TN型液晶表示素子と比べ、液晶の急峻性を表すγ値が
優れている為、時分割特性が著しく改善される。
基板2,3をそれぞれのラビング方向、即ち、配向方向
が160度以上に交差するように対向させるとともに、
液晶のらせんピッチも従来の90°回転したらせん構造
の分子配列よりもさらに回転させる様にらせんピッチを
短くすることで作られる。これをS B E (S u
pertwisted B ’+refr’+ngen
ce )EJrecL)型液晶表示素子と呼び、従来の
TN型液晶表示素子と比べ、液晶の急峻性を表すγ値が
優れている為、時分割特性が著しく改善される。
しかしながら、160度以上のねじれ角を有するSBE
型液晶表示素子では、液晶の複屈折効果を利用している
為、第1図のように、液晶表示素子を挟持する様に配置
される2枚の偏光板1,4の吸収軸あるいは偏光軸の交
差角、もしくは、配向方向に対する偏光!fi1.4の
角度をどの様に配置しても、優れた電気光学的特性の得
られる液晶表示素子のセル厚、即ち6μI11〜12μ
mの範囲内では、液晶の屈折率Δ11とセル厚dに起因
する色調が顕著に現れる。この色調は、例えば赤→橙→
黄→緑→行→〔→紫の順に現れるもので、通常液晶表示
素子としての視認性の観点から黄ないしは緑の頭載に色
調がなる様に、液晶の屈折率Δnとセル厚dを調整して
いる。このとき、色調を黄ないしは緑になる様に成品の
Δ11を調整しても、セル厚dのわずかなバラツキによ
って、色調の不均一性を呈してしまう。これは、均一な
セル厚フントロールが困難なこと、つまり、ガラス基板
自体のうねり、スペーサーの粒径のバラツキ等に起因す
るもので、これらの精度が向上しない限り、均一なセル
厚、即ち、均一な色調が得られないことを一方、SBE
型液晶表示素子は、従来のTN型液晶表示素子と比べ視
角範囲が格段に広くとれるのが特徴である。ところが視
角方向によっては、例えばθ=60°以上の方向から見
ると、液晶の屈折率へ〇及びセル厚αが変化する為、色
調を黄ないしは緑に調整したときには、赤い色調となっ
てしまい、者しく、外観品位を損なう結果となっていた
。
型液晶表示素子では、液晶の複屈折効果を利用している
為、第1図のように、液晶表示素子を挟持する様に配置
される2枚の偏光板1,4の吸収軸あるいは偏光軸の交
差角、もしくは、配向方向に対する偏光!fi1.4の
角度をどの様に配置しても、優れた電気光学的特性の得
られる液晶表示素子のセル厚、即ち6μI11〜12μ
mの範囲内では、液晶の屈折率Δ11とセル厚dに起因
する色調が顕著に現れる。この色調は、例えば赤→橙→
黄→緑→行→〔→紫の順に現れるもので、通常液晶表示
素子としての視認性の観点から黄ないしは緑の頭載に色
調がなる様に、液晶の屈折率Δnとセル厚dを調整して
いる。このとき、色調を黄ないしは緑になる様に成品の
Δ11を調整しても、セル厚dのわずかなバラツキによ
って、色調の不均一性を呈してしまう。これは、均一な
セル厚フントロールが困難なこと、つまり、ガラス基板
自体のうねり、スペーサーの粒径のバラツキ等に起因す
るもので、これらの精度が向上しない限り、均一なセル
厚、即ち、均一な色調が得られないことを一方、SBE
型液晶表示素子は、従来のTN型液晶表示素子と比べ視
角範囲が格段に広くとれるのが特徴である。ところが視
角方向によっては、例えばθ=60°以上の方向から見
ると、液晶の屈折率へ〇及びセル厚αが変化する為、色
調を黄ないしは緑に調整したときには、赤い色調となっ
てしまい、者しく、外観品位を損なう結果となっていた
。
〈発明の目的〉
本発明は、上記問題点を鑑みなされたものである。即ち
、例えば液晶の屈折率Δ11とセル厚dを、黄ないし緑
の色調が得られる様にしたSBE型液晶表示素子におい
て、液晶中に、グリーン系の色素を液晶の重量に対し1
重量パーセント前後の微少量添加することによって、セ
ル厚の不均一性から生ずる赤味を除去するとともに、色
調の視角依存性を改善することで、優れた時分割駆動特
性を持つとともに、外観表示品位の優れた液晶表示素子
を提供することにある。
、例えば液晶の屈折率Δ11とセル厚dを、黄ないし緑
の色調が得られる様にしたSBE型液晶表示素子におい
て、液晶中に、グリーン系の色素を液晶の重量に対し1
重量パーセント前後の微少量添加することによって、セ
ル厚の不均一性から生ずる赤味を除去するとともに、色
調の視角依存性を改善することで、優れた時分割駆動特
性を持つとともに、外観表示品位の優れた液晶表示素子
を提供することにある。
以下、実施例を用いて詳細に説明を行う。
〈実施例〉
ガラス基板上に酸化スズ、酸化インジウム等からなる電
極パターンを形成し、この上に液晶を配向せしめる為の
ボリミイド系有機高分子膜を形成する。この配向膜の表
面をラビング法により配向処理を行った。このとき、配
向処理された対向する2枚の電極基板のラビング方向、
即ち配向方向が、160度に交差するように配向処理を
行った。
極パターンを形成し、この上に液晶を配向せしめる為の
ボリミイド系有機高分子膜を形成する。この配向膜の表
面をラビング法により配向処理を行った。このとき、配
向処理された対向する2枚の電極基板のラビング方向、
即ち配向方向が、160度に交差するように配向処理を
行った。
つまりこの場合、配向方向(ラビング方向)及び偏向板
の吸収軸方向は@1図に図示されたとおりである。同様
に、第2図で示されるように、配向方向力弓80度に交
差するように配向処理したらのら同時に作成した。この
様にして作成した基板をセル厚が7μln〜8μmの間
で一定1こなる様にスペーサーを介在させ、配向方向の
交差角がそれぞれ160度及び180度になる様に2枚
の電極基板2.3を貼り合わせた。一方、色調が黄また
は緑になる様に屈折率6口を調整した液晶に、グリーン
系の色素、例えば(株)日本感光色素研究所l511P
564を液晶の重量1こ対し、1重量パーセン)、0.
5重量パーセント、0.3重量パーセントをそれぞれ添
加し、色素の添加量の異なる3種類の液晶を調整した後
、らせん回転角が配向方向に合う様に液晶のピッチを調
整した。これら液晶を上記液晶セルに注入し封止した上
に、偏向板1゜4を配置して液晶表示素子とした。
の吸収軸方向は@1図に図示されたとおりである。同様
に、第2図で示されるように、配向方向力弓80度に交
差するように配向処理したらのら同時に作成した。この
様にして作成した基板をセル厚が7μln〜8μmの間
で一定1こなる様にスペーサーを介在させ、配向方向の
交差角がそれぞれ160度及び180度になる様に2枚
の電極基板2.3を貼り合わせた。一方、色調が黄また
は緑になる様に屈折率6口を調整した液晶に、グリーン
系の色素、例えば(株)日本感光色素研究所l511P
564を液晶の重量1こ対し、1重量パーセン)、0.
5重量パーセント、0.3重量パーセントをそれぞれ添
加し、色素の添加量の異なる3種類の液晶を調整した後
、らせん回転角が配向方向に合う様に液晶のピッチを調
整した。これら液晶を上記液晶セルに注入し封止した上
に、偏向板1゜4を配置して液晶表示素子とした。
なお、上記色素の分光透過率曲線は第3図に示すとおり
で、幅広い波長域に吸収を有している。
で、幅広い波長域に吸収を有している。
次に比較の為、同様にして液晶セルを作製した後、やは
り同様にして調整した液晶を、色素を含有させずにその
ままこの液晶セルに注入した後、偏光板を配置して液晶
表示素子とした。以上の液晶表示素子について、外観表
示品位を比較した結果を下表に示す。また、第4図は本
実施例における液晶表示素子(反射型)の分光透過率曲
線、15図は同液晶表示素子(反射型)の色度を示して
いる。
り同様にして調整した液晶を、色素を含有させずにその
ままこの液晶セルに注入した後、偏光板を配置して液晶
表示素子とした。以上の液晶表示素子について、外観表
示品位を比較した結果を下表に示す。また、第4図は本
実施例における液晶表示素子(反射型)の分光透過率曲
線、15図は同液晶表示素子(反射型)の色度を示して
いる。
ただし、第4図、第5図は配向方向の交差角が180°
のものである。
のものである。
これから明らかなように、ラビング方向、即ち配向方向
の交差角にかかわらず、色素を添加していないのは、セ
ル厚の不均一な部分に赤味がみられたが、色素を添加し
たものは、0.3%の添加量では若干赤味がみられたも
のの無添加のものと比べ者しく外観品位の向上がみられ
た。さらに添加量が0.5%、1.0%と増加するに伴
い、セル厚の不均一性はなくなり、優れた外観表示品位
を有する液晶表示素子が得られた。
の交差角にかかわらず、色素を添加していないのは、セ
ル厚の不均一な部分に赤味がみられたが、色素を添加し
たものは、0.3%の添加量では若干赤味がみられたも
のの無添加のものと比べ者しく外観品位の向上がみられ
た。さらに添加量が0.5%、1.0%と増加するに伴
い、セル厚の不均一性はなくなり、優れた外観表示品位
を有する液晶表示素子が得られた。
次にこれら液晶表示素子の色調の視角依存性を、θ=6
0°の方向よ’)[7した結果を下表に示す。
0°の方向よ’)[7した結果を下表に示す。
ラビング方向、即ち配向方向の交差角にかわらず、色素
を添加していないものは、θ=60°方向からは橙〜赤
の色調を呈し、θ=0°力向の黄緑と比べ著しい視角依
存性がみられた。一方色素を添加したものは、0.3%
の添加量のものでは色の)農さに違いがみられたが、0
.5%、1.0%ではθ=0°方向とθ=60°方向と
の色調の差はみられず、視角依存性のない極めて良好な
液晶表示素子が得られた。以上の結果より、グリーン系
の色素を添加することにより、セル厚の不均一性から生
じる赤味のない、さらに、低視角での色調変化のない外
観表示品位の優れた液晶表示素子を得ることができた。
を添加していないものは、θ=60°方向からは橙〜赤
の色調を呈し、θ=0°力向の黄緑と比べ著しい視角依
存性がみられた。一方色素を添加したものは、0.3%
の添加量のものでは色の)農さに違いがみられたが、0
.5%、1.0%ではθ=0°方向とθ=60°方向と
の色調の差はみられず、視角依存性のない極めて良好な
液晶表示素子が得られた。以上の結果より、グリーン系
の色素を添加することにより、セル厚の不均一性から生
じる赤味のない、さらに、低視角での色調変化のない外
観表示品位の優れた液晶表示素子を得ることができた。
また、第6図は本実施例の液晶表示素子における電圧−
透過率曲線で、液晶の急峻性を示すγ値に優れ、従来の
SBE型液晶表示素子と同様に、時分割特性が著しく改
善されていることが分かる。
透過率曲線で、液晶の急峻性を示すγ値に優れ、従来の
SBE型液晶表示素子と同様に、時分割特性が著しく改
善されていることが分かる。
なお、本実施例では、液晶表示素子の色調を黄〜緑に設
定したときに現れるセル厚の不均一性から生じる赤色の
ムラを除去する為にグリーン系の色素を添加したもので
あるが、例えば液晶の屈折率Δnあるいは偏光板の角度
を調整することで、赤、橙、青、藍、紫のいずれかに色
調を調整した場合でも、そのときに現れる色ムラを生じ
るその色自信の波長吸収をもつ色素を添加rることで、
色ムラを除去できることは容易に類推できるものである
ことは言うまでもない。さらに、色素は数種類を混合し
て使用しても河等差し支えない。
定したときに現れるセル厚の不均一性から生じる赤色の
ムラを除去する為にグリーン系の色素を添加したもので
あるが、例えば液晶の屈折率Δnあるいは偏光板の角度
を調整することで、赤、橙、青、藍、紫のいずれかに色
調を調整した場合でも、そのときに現れる色ムラを生じ
るその色自信の波長吸収をもつ色素を添加rることで、
色ムラを除去できることは容易に類推できるものである
ことは言うまでもない。さらに、色素は数種類を混合し
て使用しても河等差し支えない。
〈発明の効果〉
以上のように本発明は、160度ツイスト以上の5F3
E型液晶表示素子において顕著にみられるセル厚のムラ
及び色調の視角依存性を、液晶中に微少量の色素を添加
することで改善した有用な液晶表示素子が提供できる。
E型液晶表示素子において顕著にみられるセル厚のムラ
及び色調の視角依存性を、液晶中に微少量の色素を添加
することで改善した有用な液晶表示素子が提供できる。
第1図は本発明の一実施例におけるSBE型液晶表示素
子の配向方向と偏光板の吸収軸の関係を示す図、第2図
は同地の実施例におけるSBE型液晶表示素子の配向方
向と偏光板の吸収軸の関係を示す図、第3図は添加する
色素の分光透過率曲線例を示す図、第4図は前記液晶表
示素子の分光透過率曲線を示す図、第5図は同色度を示
す図、第6図は同電圧−透過率曲線を示す図、第7図は
従来のTN型液晶表示素子の配向方向と偏光板の吸収軸
の関係を示す図、PtrJ8図は同液晶表示素子の電圧
−透過率曲線を示す図である。 1・・・上側偏光板、2・・・上側電極基板、3・・・
下側電極基板、4・・・下側偏光板。 代理人 弁理士 福 士 愛 彦(fi2名)第6図 第3図 第4図 1 第7図
子の配向方向と偏光板の吸収軸の関係を示す図、第2図
は同地の実施例におけるSBE型液晶表示素子の配向方
向と偏光板の吸収軸の関係を示す図、第3図は添加する
色素の分光透過率曲線例を示す図、第4図は前記液晶表
示素子の分光透過率曲線を示す図、第5図は同色度を示
す図、第6図は同電圧−透過率曲線を示す図、第7図は
従来のTN型液晶表示素子の配向方向と偏光板の吸収軸
の関係を示す図、PtrJ8図は同液晶表示素子の電圧
−透過率曲線を示す図である。 1・・・上側偏光板、2・・・上側電極基板、3・・・
下側電極基板、4・・・下側偏光板。 代理人 弁理士 福 士 愛 彦(fi2名)第6図 第3図 第4図 1 第7図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、対向する2枚の電極基板間にねじれ配向した液晶の
ねじれ角が160度以上である液晶表示素子において、
上記液晶中に、セル厚のバラツキから生じる色調の不均
一性並びに視角の依存性を除去する微少量の色素を添加
してなることを特徴とする液晶表示素子。 2、上記色素は、幅広い波長域に吸収を有するグリーン
系の色素であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の液晶表示素子。 3、上記グリーン系色素の添加は、上記液晶の重量に対
し、1重量パーセント前後の微少量であることを特徴と
する特許請求の範囲第2項記載の液晶表示素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20799685A JPS6266234A (ja) | 1985-09-18 | 1985-09-18 | 液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20799685A JPS6266234A (ja) | 1985-09-18 | 1985-09-18 | 液晶表示素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6266234A true JPS6266234A (ja) | 1987-03-25 |
Family
ID=16548949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20799685A Pending JPS6266234A (ja) | 1985-09-18 | 1985-09-18 | 液晶表示素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6266234A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63278025A (ja) * | 1987-05-11 | 1988-11-15 | Toshiba Corp | 液晶表示器の製造方法 |
JPH02118516A (ja) * | 1988-07-06 | 1990-05-02 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置 |
US5061043A (en) * | 1988-12-24 | 1991-10-29 | Samsung Electron Devices Co., Ltd. | Color liquid crystal display device with a green dye |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56111836A (en) * | 1980-02-08 | 1981-09-03 | Toshiba Corp | Liquid-crystal display element |
JPS58186723A (ja) * | 1982-04-26 | 1983-10-31 | Seiko Epson Corp | 液晶表示装置 |
JPS6050511A (ja) * | 1983-08-31 | 1985-03-20 | Hitachi Ltd | 液晶表示素子 |
JPS60107020A (ja) * | 1983-07-12 | 1985-06-12 | ビ−ビ−シ− アクチエンゲゼルシヤフト ブラウン ボヴエリ ウント コムパニ− | 液晶デイスプレイ |
-
1985
- 1985-09-18 JP JP20799685A patent/JPS6266234A/ja active Pending
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