JPS6266013A

JPS6266013A - 燃焼装置

Info

Publication number: JPS6266013A
Application number: JP20556985A
Authority: JP
Inventors: Sadao Otake; 大竹　定男; Masao Yamaguchi; 山口　政夫; Takeshi Kashiwase; 毅柏瀬
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1985-09-18
Filing date: 1985-09-18
Publication date: 1987-03-25
Also published as: JPH0364767B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、石油をガス化した燃料又はガス等のガス状燃
料と燃焼用空気とを予混合し、バーナヘッドから噴出さ
せて燃焼させるようにした燃焼装置に関する。

（ロ）従来の技術此種燃焼装置に於いて、バーナボディ内の予混合気を噴
出して燃焼させるバーナヘッドを複数枚の金網を用いて
構成したものが、特公昭５８−２４６８５号公報にて開
示しである。ところで、この従来構成のものにあっては
、複数個の金網を直接重ね合せて積層しである為、バー
ナヘッドをバーナボディに固定する際に固定ビス等の締
付力が不均等であると金網が押しつぶされて互いに食込
んだり逆に金網間の間隔が広がったり不均一な積層状態
となる場合があった。そして、金網が互いに食込んだ箇
所と間隔の広がった箇所では予混合気の流通抵抗が異な
り、燃焼状態が不均一になる問題がある。即ち、金網間
の間隔が均一でないとりフテングを生じたり接炎状態と
なる部分が同時に発生し、空燃比の調節が困難となる。

（ハ）発明が解決しようとする問題点本発明は、前述せる従来技術の欠点に鑑み成されたもの
であり、金網間の間隔な略一定に保持して安定燃焼させ
ることのできる燃焼装置の提供を目的としたものである
。

に）問題点を解決するための手段本発明は、バーナボディ内でガス状燃料と燃焼一次空気
とを予混合させ、との予混合気をバーナヘッドより噴出
して燃焼させる燃焼装置に於て、前記バーナヘッドは分
割せる複数の炎口な設けたヘッド主板と前記予混合気が
通過する複数の開口を設げたヘッド副板との間に少なく
とも二枚の金網を配設すると共に、該金網間には流通孔
を穿ったスペース板を介在せしめたものである。

（ホ）作用金網（支）（至）間の間隔はスペース板０優を介在させ
たことによってスペース板（至）の板厚と同じ約０．５
ｍに保持され、金網ｏ７）Ｑａを通過する予混合気の流
速は全周に亙って略均−となり、ヘッド主板（ロ）の各
炎口（至）（至）・・・には安定した燃焼炎（ハ）が形
成される。

（へ）実施例以下本発明の一実施例を図に基づいて説明する。

（１）は支持板（２）にシールパツキン（３）を介して
ビス（４）（４）止めした筒状のバーナケース、（５）
はバーナケース（１）の端面に連結した給気管で、該給
気管（５）には給気用送風機（図示せず）と連通せる給
気ダクト（図示せず）が接続される。（６）は前記バー
ナケース１１）内に設けた浅皿状のバーナ支持板で、そ
の内部には前記給気管（５）から供給される燃焼用空気
が流入する。（力（７）・・・はバーナ支持板（６）の
外周部に穿設した二次空気流通孔、（８）はバーナ支持
板（６）の略中央に穿設した一次空気供給口である。

（９）は環状の断熱材（１０を介して前記バーナ支持板
（６）にビスα１）止め固定したバーナボディで、該バ
ーナボディ（９）は有底円筒状を呈し、アルミニウム又
は鋳鉄にてつくられており、その基部外周には予熱用の
電気ヒータ（１３が埋設しである。又、前記バーナボデ
ィ（９）はその内部略中央部分に環状の突部０国が形設
され、該突部（Ｉ３よりも先端開口側に約５〜１０ｍ５
隔てた部位には段部Ｉが形設しである。

α９はバーナボディ（９）の温度を検出するバーナサー
ミスタである、 αｅは前記バーナケース（１）と反対側の支持板（２）
に環状の断熱シール材αηを介してビスＵ（ｌＳ止めし
た燃焼筒支持筒、（１９は該燃焼筒支持筒（ＩＦ５の外
周に一端部を嵌合してスポット溶接にて固着した中空円
筒状の燃焼筒である。■はバーナボディ（９）の外周に
形成された二次空気供給室で、前記バーナ支持板（６）
内に供給された空気の一部は一次空気供給口（８）より
バーナボディ（９）内に燃焼一次空気として流入し、且
つ残りの一部は二次空気流通孔（７）（７）・・・より
二次空気供給室■内に燃焼二次空気として流入する。

ＱＩＪは前記バーナケース（１）の端面部外側にパツキ
ン（イ）を介して固定したモータで、該モータＱ１）の
モータ軸（至）は前記バーナボディ（９）内に突入して
いる。

＠はバーナボディ（９）内に突入せる前記モータ軸（ハ
）に取付けた回転霧化器で、末広がりテーバ状のコーン
（２４Ａ）、円板状の飛散板（２４Ｂ）及び攪拌羽根（
２４Ｃ）とからなっている。そして、この回転霧化器＠
を臨ませたバーナボディ（９）内は気化予混合室（ハ）
となされるものである。（ハ）は前記コーン（２４Ａ）
上に開口させた燃料供給管で、石油等の燃料を電磁ポン
プ等の燃料供給手段（図示せず）にて供給するものであ
る。

罰は中央部に絞り口（ハ）を有する浅絞り成形した環状
の絞り板、翰は外周部に複数の小径孔（至）（７）・・
・を環状に列設して穿設した整流板で、前記絞り板いと
整流板−は、絞り板（５）を予混合気流の上昇側に位置
させてその周縁部分を重合せしめると共に、前記バーナ
ボディ（９）の突部０国の外面側に複数のビスＣ３Ｈ１
）にて固定している。

Ｑは前記バーナボディ（９）の前方部に取付けたバーナ
ヘッドで、該バーナヘッドＧ３は前面に位置すると共に
その外周部に分割した複数の炎口Ｃ３３１（３３）・・
・を開設したヘッド主板（ロ）と、後面に位置すると共
にその外周部に予混合気が通過する複数の開口ｃ３９（
至）・・・を開設したヘッド副板（ト）と、少なくとも
二枚の金網Ｇ７）（至）と、これら金網Ｇη（至）間に
介在させたスペース板ＯＩとで構成しであるうそして、
金網ｔ′３７１ＣＥＳ１間にスペース板（至）を介在さ
せた状態で、第３図に示すように金網ｃ３η（至）及び
スペース板１３！ｌＩをヘッド主板（２）とヘッド副板
（至）との間に介挿した後、ヘッド主板（財）の外周縁
な内的げすることにより、前記バーナヘッド１３っはカ
シメで一体化されている。

又前記スペース板（至）は約０．５ｍ程度の薄板にて形
成されると共に前記炎口ｃ！３關・・・と略合致する外
同郡に複数個の流通孔（４（ｌＩ（４１・・・を穿設し
ており、前記金網３７）（至）間の間隔な略一定に保持
するものである。即ち、金網筒（至）間はスペース板（
至）の板厚分の間隔が保持されろ。

（４１）は厚さが約７〜９ｆｌの円柱状のホルダーで、
該ホルダー（４１Ｊは前記整流板四の中央部に設けられ
て小径孔（至）（至）・・・の内側に位置する外径とな
されている。そして、このホルダー０１）を介して前記
バーナヘッド３３を前記整流板（イ）に複数のビスα鵠
２・・・にて固定しており、更に前記バーナヘッド（至
）の外周縁はバーナボディ（９）の段部ａ４に当接して
いる。又。

（４り（ハ）・・・は前記ビス（４２（４３・・・を貫
通させる貫通孔である。３（イ）は前記ホルダー４１１
の外側部で且つバーナヘッドＣ３３と整流板のとの間の
バーナボディ（９）内に形成した環状の緩衝空間である
。

（４阻マ前記バーナボデイ（９）前端部の外周面に嵌合
した断面路り字状を呈する二次空気供給リングで、その
フランジ部（４０をパツキン（４７）を介して前記燃焼
筒支持筒（１６）の前端部内面に当接させており、一方
前記炎ＱＣ！３Ｃ３３・・・に形成される燃焼炎０秒と
略平行となる周壁には、燃焼炎（４ｇと直交するように
燃焼炎（４槌に向って燃焼二次空気を噴出する多数の二
次空気供給孔Ｇ！９（４９・・・を穿設している。（至
）は点火プラグ、６１）はフレームロンドであるう次に動作について説明する。先ず、電気ヒータａ３に通
電するとバーナボディ（９）が加熱され、そのバーナボ
ディ（９）が石油の気化温度に達するとバーナサーミス
タα９が温度を検出し、給気用送風機が給気管（５）よ
り燃焼空気を供給する。次に、モータＣ２１）が駆動し
て回転霧化器（２）を高速回転させ、それと同時に燃料
供給手段が動作して石油燃料が燃料供給管（ト）よりコ
ーン（２４Ａ）上に供給される。そして、コーン（２４
人）上に供給された燃料は飛散板（２４Ｂ）に誘導され
その遠心力にて微粒子状に飛散される。そして、飛散燃
料は加熱されているバーナボディ（９）の内面にて瞬時
に気化されて気化予混合室四でガス状燃料となる。

一方、気化予混合室（ト）内には一次空気供給口（８）
から燃焼一次空気が送り込まれており、前記ガス状燃料
は気化予混合室圏内にて一次空気と混合される。そして
、この予混合気は絞り板（財）の絞り０例を通過する際
に一度中央に絞られて混合を促進され、次に整流板■の
小径孔（至）を通って周方向に均一に分散されて圧力を
等分化され、バーナヘッドＣ３３から噴出して燃焼炎（
ハ）を形成して燃焼する、又、バーナ支持板（６）内の
空気の一部は二次空気流通孔（力（力・・・を通って二
次空気供給室（至）に流入し、二次空気として二次空気
供給孔（４１ｔ４９・・・より燃焼炎（４＆に向けて噴
出され二次燃焼を促進する。そして、燃焼開始後は燃焼
炎Ｇ！（至）によってバーナボディ（９）先端部が加熱
されるため、電気ヒータαのへの通電を停止する。

ところで、バーナヘッド（３■を金網０？）（ハ）を積
層して構成した場合、金網Ｃ３７）（至）間の間隔が予
混合気の流通抵抗を大きく左右させる。即ち、金網０７
）（至）が互いに密接したり食い込んだりすると抵抗が
犬となり、又、金網Ｇ７）（至）の間隔が約１ｆｉ以上
になると抵抗が小となる。そこで、本発明品のバーナヘ
ット“Ｃ′３２は金網６７）（至）間に流通孔（４０６
１Ｇ・・・を穿ったスペース板Ｃ３！Ｊを介在さ七、こ
のスペース板０優を約０．５　ｍの板厚として金網Ｇ′
？）（至）の間隔を燃焼特性の良好な約０．５　ｔｍの
略一定値に保ち、予混合気の流通抵抗な各炎口０３Ｑ３
に対応する部分で均一化させている。

従って、炎口０３器面での燃焼が安定化し、高発熱量か
ら低発熱量までの安定燃焼範囲を広く設定することがで
きる。

なお、本発明の燃焼装置は石油気化バーナに限らず、プ
ロパン、都市ガス等のガスバーナにも適応できる。

（ト）　　発明の効果以上の如く本発明によれば、バーナヘッドは分割せる複
数の炎口を設けたヘッド主板と予混合気が通過する複数
の開口を設けたヘッド副板との間に少なくとも二板の金
網を配設すると共に、該金網間には流通孔を穿ったスペ
ース板を介在せしめるようにしたので、スペース板によ
って金網間の間隔な略一定Ｋ保持してバーナヘッドの取
付時に金網間の間隔が不均一となるのを防止し、各炎口
に亙って安定した状態の燃焼炎を形成できて安定燃焼範
囲の広い良好な燃焼装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

図面は何れも本発明の実施例を示し、第１図は燃焼装置
の断面図、第２図はバーナヘッドの正面図、第３図は第
２図のＡ−Ａ断面図、第４図はバーナヘッドの分解斜視
図、第５図はバーナヘッド、ホルダー、整流板及び絞り
板を分解した状態の斜視図である。（９）・・・バーナボディ、　（至）・・・バーナヘッ
ド、　（至）・・・炎口、　（ロ）・・・ヘッド主板、
　（ト）・・・開口、　（至）・・・ヘッド副板、　＠
（至）・・・金網、　ｅｌｌ・・・スペース板、顛・・
・流通口。出頭人　三洋電機株式会社　外１名代理人　弁理士　　佐　野　静　夫第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）バーナボディ内でガス状燃料と燃焼一次空気とを
予混合させ、この予混合気をバーナヘッドより噴出して
燃焼させる燃焼装置に於て、前記バーナヘッドは分割せ
る複数の炎口を設けたヘッド主板と前記予混合気が通過
する複数の開口を設けたヘッド副板との間に少なくとも
二枚の金網を配設すると共に、該金網間には流通孔を穿
ったスペース板を介在せしめたことを特徴とする燃焼装
置。