JP2003130313A - 業務用ガスバーナ - Google Patents

業務用ガスバーナ

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JP2003130313A
JP2003130313A JP2001322140A JP2001322140A JP2003130313A JP 2003130313 A JP2003130313 A JP 2003130313A JP 2001322140 A JP2001322140 A JP 2001322140A JP 2001322140 A JP2001322140 A JP 2001322140A JP 2003130313 A JP2003130313 A JP 2003130313A
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JP
Japan
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burner
mixing chamber
gas
mixing
chamber
Prior art date
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JP2001322140A
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English (en)
Inventor
Toshimichi Obara
敏道 小原
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全周の炎孔に均一な火炎を形成して均等に加
熱することができる業務用バーナを提供する。 【解決手段】 バーナベース1とバーナキャップ2との
間に環状の混合室7を設け、燃料ガスと一次空気とを混
合する混合管3を上記混合室7の底面に環状の混合室7
に対して混合管3が接線方向を向くように接続し、バー
ナキャップ2に全周に亙って炎孔8を列設して構成し、
バーナ径が100mm以上で且つ最大火力が25000
kJ/h(6000kcal/h)以上の業務用バーナ
である。これにおいて、各炎孔8に行くガスの流れが均
等になるように整流する整流板10を混合室7の上面か
ら垂下するように設ける。混合室7に沿って旋回して流
れるガスの流れを乱す乱流板11を混合室7に配設す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、業務用の大型のガ
スバーナに関し、詳しくはバーナ径が100mm以上、
最大火力は25000kJ/h(6000kcal/
h)以上、好ましくはバーナ径が150mm以上、最大
火力が42000kJ/h(10000kcal/h)
以上のバーナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の業務用ガスバーナは図5
に示すようにバーナベース1とバーナキャップ2と混合
管3とで主体が構成されている。バーナベース1は円環
状の底面板4の内周に円筒状の内筒5を立設し、底面板
4の外周に円環状の上カバー6を立設して形成されてお
り、上カバー6の上端の内周と内筒5の上端との間の隙
間を覆うようにバーナキャップ2を被着してあり、バー
ナベース1とバーナキャップ2との間に環状の混合室7
が形成されている。バーナキャップ2にはスリットを穿
設すること全周に亙って略均等に炎孔8を列設してあ
り、各炎孔8に混合室7が連通している。混合管3は混
合室7に接続されているが、混合管3が環状の混合室7
に対して接線方向を向き且つ混合室7の底面と連通する
ように混合管3をバーナベース1の底面板4に接続して
ある。
【0003】このガスバーナでは混合管3の端部に配置
したガスノズルから燃料ガスが噴出されると共にこの端
部から一次空気が吸入されると、混合管3で燃料ガスと
一次空気とが混合され、混合されたガスが混合室7内に
環状の混合室7の接線方向に導入され、混合室7内を旋
回するように導入されて混合室7でも混合され,各炎孔
8から噴出され、各炎孔8で火炎Fを形成して燃焼する
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
では旋回するようにガスが導入される混合室7と各炎孔
8とが単に連通しているだけなので、各炎孔8から噴出
されるガスの量が均等にならず、図6に示すような火炎
Fの大きい部分と火炎Fの小さい部分ができるという問
題がある。つまり、混合管3から混合室7にガスが導入
されて旋回するときの上流側の部分では炎孔8からのガ
スの噴出量が多くて火炎Fが大きくなるが、下流側に行
く程炎孔8からのガスの噴出量が少なくなって火炎Fが
小さくなる。従ってバーナの全周に亙って均等に加熱す
ることができないという問題がある。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、全周の炎孔に均一な火炎を形成して均等に加熱す
ることができる業務用バーナを提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の業務用ガスバーナは、バーナベース1とバーナ
キャップ2との間に環状の混合室7を設け、燃料ガスと
一次空気とを混合する混合管3を上記混合室7の底面に
環状の混合室7に対して混合管3が接線方向を向くよう
に接続し、バーナキャップ2に全周に亙って炎孔8を列
設して構成し、バーナ径が100mm以上で且つ最大火
力が25000kJ/h(6000kcal/h)以上
の業務用バーナにおいて、各炎孔8に行くガスの流れが
均等になるように整流する整流板10を混合室7の上面
から垂下するように設け、混合室7に沿って旋回して流
れるガスの流れを乱す乱流板11を混合室7に配設して
成ることを特徴とする。整流板10にて整流されること
と、乱流板11にて流れが乱流になることで混合室7内
のガスは各炎孔8から均等に噴出され、各炎孔8で均等
な火炎Fが形成され、全周に亙って均等に加熱するよう
に燃焼させることができる。
【0007】また混合室7の幅をAとし、混合室7の内
周の内筒5と整流板10との間の間隔をBとしたとき、
B=(1/3〜1/5)Aであることを特徴とすること
も好ましい。また整流板10の全周の下端と混合室7の
底面との間の面積を、全炎孔8の面積の1.1〜1.3
倍にして成ることを特徴とすることも好ましい。このよ
うに整流板10を設けると、各炎孔8から噴出するガス
量が一層均等になるように整流される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の業務用ガスバーナはバー
ナ径が100mm以上、最大火力は25000kJ/h
(6000kcal/h)以上、好ましくはバーナ径が
150mm以上、最大火力が42000kJ/h(10
000kcal/h)以上である。本例の場合、バーナ
径は180mm〜220mmであり、最大火力は630
00kJ/h(15000kcal/h)〜84000
kJ/h(20000kcal/h)程度である。ちな
みに家庭用のガスバーナは標準のバーナ径が80mm程
度で火力は最大17000kJ/h(4000kcal
/h)程度である。
【0009】この業務用ガスバーナは図1乃至図3に示
すようにバーナベース1とバーナキャップ2と混合管3
とで主体が構成されている。バーナベース1は円環状の
底面板4と円筒状の内筒5と円環状の上カバー6とで主
体が構成されている。円環状の底面板4の内周に沿うよ
うに内筒5を立設してあり、底面板4の外周に円環状の
上カバー6を立設してある。上カバー6は外周の外筒部
6aと外筒部6aの上端から斜め内方に突出させたテー
パー筒部6bとで構成されている。このバーナベース1
のテーパー筒部6bの上端と内筒5の上端との間にはこ
の隙間を覆うようにバーナキャップ2を被着してあり、
バーナベース1とバーナキャップ2との間に全周に亙る
ように環状の混合室7を形成してある。このバーナキャ
ップ2にはスリットを穿設することにより全周に亙って
炎孔8を形成してあり、各炎孔8が混合室7に連通して
いる。混合管3は混合室7に接続されているが、混合管
3が環状の混合室7に対して接線方向を向き且つ混合室
7の底面と連通するように混合管3をバーナベース1の
底面板4に接続してある。
【0010】整流板10は内筒5の径より大きな円筒状
に形成されており、整流板10の上端からフランジ状の
取り付け縁12を全周に亙って一体に設けてあり、取り
付け縁12に取り付け孔13を穿孔してある。この整流
板10は環状の混合室7内に配置され、取り付け縁12
をテーパー筒部6bの下面に当接し、取り付け孔13か
らビス14を螺合することで取り付けてあり、整流板1
0が全周に亙って垂下されるように取り付けてある。整
流板10の設ける位置は、混合室7の幅をAとし、内筒
5と整流板10との間隔をBとしたとき、B=(1/3
〜1/5)Aとなる位置である。整流板10下端と底面
板4との間の全周に亙る面積は全炎孔8の面積の1.1
〜1.3倍程度になるようにしてある。
【0011】乱流板11は矩形板状であり、乱流板11
の下端に一体に取り付け片15を設けてあり、環状の混
合室7内に乱流板11を配置して取り付け片15を底面
板4に固着することで乱流板11を立設してある。かか
る乱流板11を立設する位置は混合管3と混合室7の連
通部からの周方向の角度αが180°以内の位置であ
る。また乱流板10の面積は混合室7の幅が30mm程
度であるとき、1cm2程度である。
【0012】上記のように業務用ガスバーナが形成さ
れ、混合管3の端部から燃料ガスが供給され、ガスに点
火することで炎孔8にて燃焼をする。混合管3の端部で
ガスノズルからガスが噴出されると共に混合管3の端部
から一次空気が吸入されると混合管3内で燃料ガスと一
次空気とが混合されてこのガスが混合管3から混合室7
に導入され、混合室7内で旋回して炎孔8から混合室7
のガスが噴出される。混合室7で旋回するガスが炎孔8
に送られるとき、整流板10で整流されて各炎孔8から
均等に流れるように整流される。つまり、全周に亙る整
流板10にて流れが規制されて各炎孔8から均等にガス
が噴出するようになる。また乱流板11にてガスの流れ
が乱され、一層各炎孔8からガスが均等に噴出するよう
になる。従って、図4に示すように全周に亙る各炎孔8
に均等な火炎Fが形成されて均等な加熱ができる。
【0013】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、各炎孔に行
くガスの流れが均等になるように整流する整流板を混合
室の上面から垂下するように設け、混合室に沿って旋回
して流れるガスの流れを乱す乱流板を混合室に配設して
いるので、整流板にて整流されることと、乱流板にて流
れが乱流になることで混合室内のガスは各炎孔から均等
に噴出され、各炎孔で均等な火炎が形成され、全周に亙
って均等に加熱するように燃焼させることができるもの
である。
【0014】また本発明の請求項2のように混合室の幅
をAとし、混合室の内周の内筒と整流板との間の間隔を
Bとしたとき、B=(1/3〜1/5)Aであるように
したり、請求項3のように整流板の全周の下端と混合室
の底面との間の面積を、全炎孔の面積の1.1〜1.3
倍にしたりすると、各炎孔から噴出するガス量が一層均
等になるように整流され、一層均等に燃焼させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の正面から見た断面
図である。
【図2】同上の一部省略斜視図である。
【図3】同上の分解斜視図である。
【図4】同上の燃焼状態を説明する正面図である。
【図5】従来例の正面から見た断面図である。
【図6】従来の燃焼状態を説明する正面図である。
【符号の説明】
1 バーナベース 2 バーナキャップ 3 混合管 5 内筒 7 混合室 8 炎孔 10 整流板 11 乱流板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナベースとバーナキャップとの間に
    環状の混合室を設け、燃料ガスと一次空気とを混合する
    混合管を上記混合室の底面に環状の混合室に対して混合
    管が接線方向を向くように接続し、バーナキャップに全
    周に亙って炎孔を列設して構成し、バーナ径が100m
    m以上で且つ最大火力が25000kJ/h(6000
    kcal/h)以上の業務用バーナにおいて、各炎孔に
    行くガスの流れが均等になるように整流する整流板を混
    合室の上面から垂下するように設け、混合室に沿って旋
    回して流れるガスの流れを乱す乱流板を混合室に配設し
    て成ることを特徴とする業務用ガスバーナ。
  2. 【請求項2】 混合室の幅をAとし、混合室の内周の内
    筒と整流板との間の間隔をBとしたとき、B=(1/3
    〜1/5)Aであることを特徴とする請求項1記載の業
    務用ガスバーナ。
  3. 【請求項3】 整流板の全周の下端と混合室の底面との
    間の面積を、全炎孔の面積の1.1〜1.3倍にして成
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の業務
    用ガスバーナ。
JP2001322140A 2001-10-19 2001-10-19 業務用ガスバーナ Withdrawn JP2003130313A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012082999A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Paloma Co Ltd コンロバーナ及びガスコンロ
KR200465440Y1 (ko) * 2010-02-12 2013-02-19 맥선(달리언) 컴퍼니, 엘티디 세라믹 헤드를 갖는 버너장치
KR101555851B1 (ko) * 2015-05-12 2015-09-25 주식회사 코베아 버너

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KR200465440Y1 (ko) * 2010-02-12 2013-02-19 맥선(달리언) 컴퍼니, 엘티디 세라믹 헤드를 갖는 버너장치
JP2012082999A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Paloma Co Ltd コンロバーナ及びガスコンロ
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Date Code Title Description
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Effective date: 20050104