JPH0412339Y2 - - Google Patents

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JPH0412339Y2
JPH0412339Y2 JP11740688U JP11740688U JPH0412339Y2 JP H0412339 Y2 JPH0412339 Y2 JP H0412339Y2 JP 11740688 U JP11740688 U JP 11740688U JP 11740688 U JP11740688 U JP 11740688U JP H0412339 Y2 JPH0412339 Y2 JP H0412339Y2
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ring
cylindrical body
fuel spray
flame
cylinder
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、給湯機等に使用する液体燃料噴霧
バーナに関する。
〔従来の技術〕
この種の液体燃料噴霧バーナは、例えば一般に
マンシヨンと呼称される建物などの家庭用の給湯
機のためのバーナであつて、灯油を燃料として用
いるためにガスを使用する場合に比べ経費を著し
く軽減できるのであるが、バーナは狭いバルコニ
ーなどに設置されるので、小型軽量であり、か
つ、燃焼音が低いことが要求される。さらには、
給湯機等が小型軽量化と薄型化が進み、燃焼室の
直径が200mm前後になつて来たため、燃焼室の側
壁に燃料噴霧バーナを取付け横焚きで燃焼させる
場合、火炎を短くしないと火炎が炉壁に当たり、
燃焼が良好に行われなかつたり、燃焼音が大きく
なる。
そこで、本出願人は第3図に示される液体燃料
噴霧バーナを開発したものであり、当該バーナ
は、液体燃料噴霧ノズル31を備えた第1の筒体
33にノズル口32より前方に中央孔34および
旋回羽根35を有する保炎板36を、また後方に
後方空気孔37を有する端板38を備え、これら
で燃料噴霧室39を構成し、保炎板36の前方に
は、その先端を第1の筒体33の内径よりも絞り
込んだ整流リング40を第1の筒体33の外周に
隙間なく固定するとともに、整流リング40の前
方には周囲に複数個の空気孔42を有し整流リン
グ40に近い側を全周内側に向け立上り部43を
設けた第2の筒体41を、該第2の筒体41の立
上り部43の内周端面と整流リング40の外周面
とで全周に略均一に隙間44を保持する様に設
け、第2の筒体41、整流リング40、保炎板3
6とで混合燃焼室45を構成し、第3の筒体4
6、端板38、第1の筒体33、整流リング4
0、第2の筒体41とで通気路47を構成し、第
3の筒体46は風道48を介して送風機49に接
続された構成としたことを特徴とするものであ
る。なお第3図において、50は吹出口、51は
送油管、52は点火電極である。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記したバーナにおいて、燃焼用空気は、燃料
噴霧室39、通気路47を通つて各々個別に混合
燃焼室45に供給されるから一次空気と二次空気
のバランスが確実にとれ、保炎板36の中央孔3
4、旋回羽根35の風量が増えても隙間44から
の燃焼空気が整流リング40にそつて流れるか
ら、旋回羽根35で旋回された炎が保炎板35の
方におさえ込まれ、燃焼空気が増えても安定した
炎が得られ、ノズル口の近くには乱流のない低速
の燃焼用空気が流れ、液体燃料が均一に霧化さ
れ、燃焼音が小さくなり、小型軽量化され、薄型
化されるバーナが得られる効果が得られた。
本願考案者はさらに前記バーナの改良のために
実験を重ねる過程において、整流リング40の製
造に着目した。整流リング40は第1の筒体33
に取付けられ、全体的に内方に絞り込む構成とな
つていて、かかる構造で所期の効果は得られたの
であるが、それをより製造容易で簡単な構造のも
のとし、第1の筒体33より簡単に取付けられる
構成を得ることを試みた。
本考案は上述した事実に鑑みてなされたもので
あり、送風機の吹出口の保炎板の接近を図りなが
ら安定した燃焼を行うことのできる液体燃料噴霧
バーナを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は、液体燃料噴霧ノズルを備えた第1
の筒体にノズル口より前方に中央孔および旋回羽
根を有する保炎板を、また後方に後方空気孔を有
する端板を備え、これらで燃料噴霧室を構成し、
保炎板の前方には、その先端を第1の筒体の外径
よりも大きい立上り部を有するリングを第1の筒
体の外周に隙間なく固定するとともに、リングの
前方には周囲に複数個の空気孔を有しリングに近
い側に全周外側に向け拡げたテーパー部を設けた
第2の筒体を、該第2の筒体のテーパー部の内周
とリングの立上り部外周端面全周に略均一に隙間
を保持する様に設け、第2の筒体、リング、保炎
板とで混合燃焼室を構成し、第3の筒体、端板、
第1の筒体、リング、第2の筒体とで通気路を構
成し、第3の筒体は風道を介して送風機に接続さ
れた構成としたことを特徴とする液体燃料噴霧バ
ーナによつて解決される。
すなわち、この考案では、保炎板の前方にリン
グ、テーパー部を設け、テーパー部にそつて二次
空気を供給する様に構成してなるものである。
〔作用〕
この様に構成すると、保炎板先の炎はテーパー
部にそつた二次空気でおさえ込まれ、燃焼用空気
を増やしても安定した炎が得られ又保炎板の汚れ
もなくなる。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に示す実施例について詳
細に説明する。
第1図において、1はノズル口2を先端に備え
たノズルで第1の筒体3内に位置する。第1の筒
体3にはノズル口2より前方に中央口4および旋
回羽根5を有する保炎板6を、また後方に後方空
気孔7を有する端板8をそなえ、これらで燃料噴
霧室9を構成する。
10はその先端を第1の筒体3の直径よりも大
きい立上り部を有するリングで保炎板6より前方
に位置し、第1の筒体3の外周に隙間なく固定さ
れる。リング10の第1の筒体3に固定される部
分の径は8.2cm、立上り部の高さは0.4cmとした。
11は、リング10の前方にあつてその周囲に
複数個の空気孔12を有しリング10に近い側を
全周外側に向け拡げたテーパー部13を設けた第
2の筒体で、そのテーパー部13の内周とリング
10の立上り部外周端面とで全周に渡つて略均一
に隙間14を保持し、第2の筒体11、リング1
0、保炎板6とで混合燃焼室15を構成する。
16は第3の筒体で、端板8、第1の筒体3、
リング10、第2の筒体11とで通気路17を構
成する。
第3の筒体16は風道18を介して送風機19
に接続される。20は吹出口、21は送油管、2
2は点火電極である。
次に、上記の様に構成された装置の作用につい
て説明すると、送風機19を駆動させると燃焼用
空気が風道18を介して吹出口20から通気路1
7に供給される。
燃焼用空気は後方空気孔7を通り、ノズル口2
後方より燃料噴霧室9内に送り込まれ、中央孔4
と旋回羽根5を通り混合燃焼室15方向へ流れ
る。
同時に、燃焼用空気は隙間14を通りテーパー
部13にそつて混合燃焼室15へ、又空気孔12
を通つて混合燃焼室15に供給される。
ポンプPを駆動させて燃料をノズル口2から噴
霧させ点火電極22によつて着火させれば、その
噴炎は中央孔4を通り、旋回羽根5を通つた燃焼
用空気で旋回され、隙間14および空気孔12か
らの燃焼用空気と混合され火炎となり燃焼する。
なお、本考案の一実施例においては、第1図に
示される長さLが11.4cm、高さHが10.5cm、第2
図に示される厚さTが10.5cmのものであつた。
〔考案の効果〕 以上のように本考案によれば、燃焼用空気は、
燃料噴霧室9、通気路17を通つて各々個別に混
合燃焼室15に供給されるから一次空気と二次空
気のバランスが確実にとれ、保炎板6の中央口
4、旋回羽根5の風量が増えても隙間14からの
燃焼空気がテーパー部13にそつて流れるから、
旋回羽根5で旋回された炎が保炎板6の方におさ
え込まれるので燃焼空気が増えても安定した炎が
得られ、ノズル口の近くには乱流のない低速の燃
焼用空気が流れるので液体燃料が均一に霧化され
燃焼音が小さくなり、小型軽量化され、薄型化さ
れる温水ボイラー等のためのバーナーが提供され
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例縦断面図、第2図は第1
図A−A線断面図、第3図は本出願人の開発にか
かるバーナの縦断面図である。 図中、1はノズル、2はノズル口、3は第1の
筒体、4は中央孔、5は旋回羽根、6は保炎板、
7は後方空気孔、8は端板、9は燃料噴霧室、1
0はリング、11は第2の筒体、12は空気孔、
13はテーパー部、14は隙間、15は混合燃焼
室、16は第3の筒体、17は通気路、18は風
道、19は送風機、20は吹出口、21は送油
管、22は点火電極を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 液体燃料噴霧ノズル1を備えた第1の筒体3
    にノズル口2より前方に中央孔4および旋回羽
    根5を有する保炎板6を、また後方空気孔7を
    有する端板8を備え、これらで燃料噴霧室9を
    構成し、保炎板6の前方には、その先端を第1
    の筒体3の外径よりも大きい立上り部を有する
    リング10を第1の筒体3の外周に隙間なく固
    定するとともに、リング10の前方には周囲に
    複数個の空気孔12を有しリング10に近い側
    を全周外側に向け拡げたテーパー部13を設け
    た第2の筒体11を、該第2の筒体11のテー
    パー部13の内周とリング10の立上り部外周
    端面とで全周に略均一に隙間14を保持する様
    に設け、第2の筒体11、リング10、保炎板
    6とで混合燃焼室15を構成し、第3の筒体1
    6、端板8、第1の筒体3、リング10、第2
    の筒体11とで通気路17を構成し、第3の筒
    体16は風道18を介して送風機19に接続さ
    れた構成としたことを特徴とする液体燃料噴霧
    バーナ。 (2) リング10は、保炎板6より前方の位置で、
    第1の筒体3の外周に隙間なく固定されてなる
    ことを特徴とする請求項1記載の液体燃料噴霧
    バーナ。 (3) 第1の筒体3は、ノズル口2より前方に中央
    孔4および旋回羽根5を有する保炎板6を、ノ
    ズル口2より後方に後方空気孔7を有する端板
    8を備え、保炎板6と端板8とで燃料噴霧室9
    を構成することを特徴とする請求項1記載の液
    体燃料噴霧バーナ。
JP11740688U 1988-09-08 1988-09-08 Expired JPH0412339Y2 (ja)

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