JPS626531Y2 - - Google Patents

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JPS626531Y2
JPS626531Y2 JP1980149411U JP14941180U JPS626531Y2 JP S626531 Y2 JPS626531 Y2 JP S626531Y2 JP 1980149411 U JP1980149411 U JP 1980149411U JP 14941180 U JP14941180 U JP 14941180U JP S626531 Y2 JPS626531 Y2 JP S626531Y2
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JP
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louver
sensor element
sensor
gas
plate
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JP1980149411U
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JPS5772163U (ja
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、板状素子を有するガスセンサのル
ーバの形状に関する。
板状のガス検知素子を有するガスセンサが提案
されているが、まず第1図を用いて、その素子の
一例として膜構造型酸素センサ素子部1の構造と
作動原理を説明する。(例えば米国特許第4224113
号明細書参照) 上部アルミナ基板2と下部アルミナ基板3との
間に、白金線ヒータ4が埋め込まれている。上部
アルミナ基板2の上には、内側白金電極5、固体
電解質6、排出ガス側白金電極7とが厚膜状(厚
さ約5〜40μ)に順次重ね合わされて形成されて
いる。そして、これらの基板2および3と素子
5,6,7は、その周囲を保護層8によつて、被
覆されている。
また、白金電極5,7には、各々リード線9,
10が接続しており、白金線ヒータ4にも、通電
するための2本のリード線(図示せず)が接続し
ている。ヒータ4の一方のリード線とリード線1
0とは、内部で接続されてアース側共通線として
取り出されている。ヒータ4の他方のリード線
は、リード線11として外部に取り出される。し
たがつて、リード線9,10がセンサ端子として
センサの信号を取り出す端子系を構成し、一方リ
ード線10,11がヒータ端子としてヒータに通
電する端子系を構成する。
以上のような構成をもつ、酸素センサ1は、内
側白金電極5付近に存在する酸素の濃度と、排出
ガス側白金電極7付近に存在する酸素の濃度との
比率に応じて出力端子であるリード線9,10間
に起電力を発生する。
ところで、周囲の保護層8は、気体分子が支障
なく通過しうる程度の孔を無数に有しており、こ
のためこのセンサ1を排出ガス中に曝すと、排出
ガス側白金電極7付近には、排出ガスが導入され
る。したがつて、内側白金電極5付近の酸素濃度
を基準値として、一定に保つようにすれば排出ガ
ス中の酸素濃度に応じた起電力が得られ、その酸
素濃度を検出できる。
第2図a,bには、板状素子1を有するガスセ
ンサ12の構造を示している。第2図aに於て、
排気の流入する所定の孔13を備えた筒状のルー
バ14内に、前記のような構造の板状の膜構造型
酸素、センサ素子部1が内蔵されている。その素
子部1からは、ヒータ用リード線11、センサ用
リード線9、およびアース用リード線10が引き
出されて、ホルダ15内のアルミナ絶縁筒16
と、これに連なるテフロン(デユポン社の登録商
標、以下同じ)絶縁筒(図示せず)を通つて外部
に配線されている。そして、図中のB−B線より
左の先端部分が排気マニホールドに挿入される。
第2図bは、ルーバ14の孔13と、酸素セン
サ素子部1の位置関係を示したものであるが、図
示のように孔13は等間隔に例えば6ケ所開けて
あり、排気が直接酸素センサ素子部1に当たるよ
うに配置してある。従つて、排気ガスの流れは、
円周方向等間隔に開けた孔13より円筒状のルー
バ14内に入り、直すぐにセンサ素子部1に当た
る。
しかしながら、上記センサ素子部1は流れに対
して方向性のある板状の形状であるため、その付
近における排気ガスの混合の仕方はセンサ素子部
1の向きにより変化する。
そのため、上記のような膜構造酸素センサ12
を使つて、第3図のようなエンジンの空燃比制御
システムを構成した場合には、そのセンサ素子部
1の排気ガスの流れに対する方向によつて酸素濃
度検出値が異なり、フイードバツク制御される空
燃比が異なるという問題点があつ。
第4図に、センサ素子部1の取付方向に対する
フイードバツク制御空燃比の実測値例を示す。理
論空燃比を目標値とした場合に、例えばイの様に
排気の流れの方向に対して、素子部を対向させる
と、実際の制御結果は、理論空燃比よりも薄目に
制御されてしまうことを示す。
なお、第3図において、21はエンジン、23
はエアクリーナ、22は吸気マニホールド、17
は排気マニホールドを示し、燃料噴射弁20は制
御回路19からの噴射信号により、吸入空気量に
対応して燃料を噴射する。
排気マニホールド17に設けた酸素センサ12
は、排気中の酸素濃度を検出して制御回路19へ
フイードバツクする。排気中の酸素濃度は混合気
の空燃比と密接なる相関関係をもち、したがつて
この検出値により燃料噴射弁20からの燃料噴射
量を修正して、三元触媒18が最も効率よく作動
する理論空燃比の混合気が得られるようにするの
である。
この考案はこのような問題点に着目してなされ
たものであり、ルーバの形状を改良することによ
り、センサ素子は排出ガスの流れに方向性のある
板状の形態をしていても、そのガスの流れに対す
る方向性をなくし、排出ガスの平均値を正確に検
知して上記の問題点を解決することを目的として
いる。
以下この考案を図面に基づいて説明する。
第5図はこの考案の一実施例を示す図である。
まず構成を説明すると、第5図aにおいて、31
は第1図に示した膜構造型酸素センサと同じ構成
による板状センサ素子である。該センサ素子31
はナツト付筒形ホルダ30の先端に取付けられて
いて、その基部からヒータ用リード線32、セン
サ用リード線33およびアース用リード線34が
引き出され、ホルダ30内のアルミナ絶縁筒35
とこれに連なるテフロン絶縁筒を通つて外部に配
線されている。
前記板状センサ素子31はホルダ30の先端に
装着した外側ルーバ36と内側ルーバ38をもつ
て二重におおわれており、図中A−A′より左の
部分が第3図のシステムにおいて排気マニホール
ド17中の排気に曝されるように挿入される。
このように外側ルーバ36は円筒体の頂部と側
面に多数の開通孔36aが設けてあるが、内側ル
ーバ38は円筒体ではなく、2枚の板体でセンサ
素子31と平行状に配置されて板面には開通孔が
ない。
従つて排気ガスの流れは外側ルーバ36の開通
孔36aを通つて内部に入つたとき、内側ルーバ
38には開通孔がないので、センサ素子31に直
接あたらずに、内側ルーバ38を迂回中によく混
合された状態になつて側方の空域部分より入るこ
とから、センサ素子31の白金電極コーテング層
に達して酸素濃度の検知が行われる。
このように内側ルーバ38の迂回中にガスが混
合されるため、板状センサ素子31は外部のガス
の流れに対してどの方向に位置しても、酸素濃度
の平均値を正確に検知できて検出する空燃比に差
は見られない。
以上に説明したようにこの考案は、板状センサ
素子をおおうルーバの形状が二重構造になつてい
るうえ、外側ルーバは円筒体で、その頂部および
側面には多数の開通孔が設けてあるが、内側ルー
バは2枚の板体で、その面部には開口部を設けな
いように構成したので、センサ素子の形状が排気
ガスの流れの方向に影響を受ける板状であつも、
内側ルーバでのガスの旋回流または混合流によ
り、方向性がなくなつて影響を受けないことか
ら、常に平均したガス成分または空燃比を検出で
きるという効果がある。
さらにこの形状のルーバにより、センサ素子に
は流入した混合されないガスが直接あたることは
ないので、センサ素子の耐久性が向上する効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるガスセンサの要部とな
る板状膜構造型酸素センサ素子部の構造を示す斜
視図、第2図aは第1図の板状素子を収装して成
るガスセンサを示す縦断側面図、第2図bは第2
図aのA−A′線における同センサの縦断正面
図、第3図は同ガスセンサの排気マニホールドに
おける配置構成と空燃比の制御システムを示す説
明図、第4図は同ガスセンサの取付方向における
フイードバツク制御空燃比を示す説明図、第5図
aはこの考案の一実施例によるガスセンサの構成
を示す縦断側面図、第5図bは第5図aのA−
A′線における同センサのルーバとセンサ素子の
位置関係を示す縦断面図である。 30……ホルダ、31……板状センサ素子、3
2……ヒータ用リード線、33……センサ用リー
ド線、34……アース用リード線、35……アル
ミナ絶縁筒、36……外側ルーバ、36a……開
通孔、38……内側ルーバ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被検ガスが流入する筒状のルーバ内に板状の膜
    型センサ素子を配置したガスセンサにおいて、前
    記センサ素子の外側をおおうルーバを二重構造に
    形成すると共に、その外側のルーバはその頂部お
    よび側面に多数の開通孔を設けた円筒体で、また
    内側のルーバは前記板状の膜型センサ素子の両面
    に平行に配置されかつその板面に開通孔をもたな
    い2枚の板体で構成したことを特徴とするガスセ
    ンサ。
JP1980149411U 1980-10-20 1980-10-20 Expired JPS626531Y2 (ja)

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JP1980149411U JPS626531Y2 (ja) 1980-10-20 1980-10-20

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JP1980149411U JPS626531Y2 (ja) 1980-10-20 1980-10-20

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JPS5772163U JPS5772163U (ja) 1982-05-01
JPS626531Y2 true JPS626531Y2 (ja) 1987-02-14

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ID=29508791

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59194059U (ja) * 1983-06-08 1984-12-24 日本特殊陶業株式会社 酸素センサ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5563750A (en) * 1978-11-08 1980-05-14 Toyota Motor Corp Oxygen sensor

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JPS5563750A (en) * 1978-11-08 1980-05-14 Toyota Motor Corp Oxygen sensor

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