JPH0130103B2 - - Google Patents
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- JPH0130103B2 JPH0130103B2 JP55145227A JP14522780A JPH0130103B2 JP H0130103 B2 JPH0130103 B2 JP H0130103B2 JP 55145227 A JP55145227 A JP 55145227A JP 14522780 A JP14522780 A JP 14522780A JP H0130103 B2 JPH0130103 B2 JP H0130103B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/403—Cells and electrode assemblies
- G01N27/406—Cells and probes with solid electrolytes
- G01N27/407—Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases
- G01N27/4077—Means for protecting the electrolyte or the electrodes
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、板状素子を有するガスセンサのル
ーバの形状に関する。
ーバの形状に関する。
(従来の技術)
板状のガス検知素子を有するガスセンサが提案
されているが、まず第1図を用いて、その素子の
一例として膜構造型酸素センサ素子部1の構造と
作動原理を説明する。
されているが、まず第1図を用いて、その素子の
一例として膜構造型酸素センサ素子部1の構造と
作動原理を説明する。
上部アルミナ基板2と下部アルミナ基板3との
間に、白金線ヒータ4が埋め込まれている。上部
アルミナ基板2の上には、内側白金電極5、固体
電解質6、排出ガス側白金電極7とが厚膜状(厚
さ約5〜40μ)に順次重ね合わされて形成されて
いる。そして、これらの基板2および3と素子
5、6、7は、その周囲を保護層8によつて、被
覆されている。
間に、白金線ヒータ4が埋め込まれている。上部
アルミナ基板2の上には、内側白金電極5、固体
電解質6、排出ガス側白金電極7とが厚膜状(厚
さ約5〜40μ)に順次重ね合わされて形成されて
いる。そして、これらの基板2および3と素子
5、6、7は、その周囲を保護層8によつて、被
覆されている。
また、白金電極5、7には、各々リード線9、
10が接続しており、白金線ヒータ4にも、通電
するための2本のリード線が接続している。ヒー
タ4の一方のリード線とリード線10とは、内部
で接続されてアース側共通線として取り出されて
いる。ヒータ4の他方のリード線は、リード線1
1として外部に取り出される。したがつて、リー
ド線9、10がセンサ端子としてセンサの信号を
取り出す端子系を構成し、一方リード線10、1
1がヒータ端子としてヒータに通電する端子系を
構成する。
10が接続しており、白金線ヒータ4にも、通電
するための2本のリード線が接続している。ヒー
タ4の一方のリード線とリード線10とは、内部
で接続されてアース側共通線として取り出されて
いる。ヒータ4の他方のリード線は、リード線1
1として外部に取り出される。したがつて、リー
ド線9、10がセンサ端子としてセンサの信号を
取り出す端子系を構成し、一方リード線10、1
1がヒータ端子としてヒータに通電する端子系を
構成する。
以上のような構成をもつ、酸素センサ1は、内
側白金電極5付近に存在する酸素の濃度と排出ガ
ス側白金電極7付近に存在する酸素の濃度との比
率に応じて出力端子であるリード線9、10間に
起電力を発生する。
側白金電極5付近に存在する酸素の濃度と排出ガ
ス側白金電極7付近に存在する酸素の濃度との比
率に応じて出力端子であるリード線9、10間に
起電力を発生する。
ところで、周囲の保護層8は、気体分子が支障
なく通過しうる程度の孔を無数に有しており、こ
のためこのセンサ1を排出ガス中に曝すと、排出
ガス側白金電極7付近には、排出ガスが導入され
る。したがつて、内側白金電極5付近の酸素濃度
を基準値として、一定に保つようにすれば排出ガ
ス中の酸素濃度に応じた起電力が得られ、その酸
素濃度を検出できる。
なく通過しうる程度の孔を無数に有しており、こ
のためこのセンサ1を排出ガス中に曝すと、排出
ガス側白金電極7付近には、排出ガスが導入され
る。したがつて、内側白金電極5付近の酸素濃度
を基準値として、一定に保つようにすれば排出ガ
ス中の酸素濃度に応じた起電力が得られ、その酸
素濃度を検出できる。
第2図a,bには、板状素子1を有するガスセ
ンサ12の構造を示している。第2図aに於て、
排気の流入する所定の孔13を備えた筒状のルー
バ14内に、前記のような構造の板状の膜構造型
酸素センサ素子部1が内蔵されている。その素子
部1からは、ヒータ用リード線11、センサ用リ
ード線9、およびアース用リード線10が引き出
されて、ホルダ15内のアルミナ絶縁筒16と、
これに連なるテフロン絶縁筒(図示せず)を通つ
て外部に配線されている。そして、図中のB−B
線より左の先端部分が排気マニホールドに挿入さ
れる。
ンサ12の構造を示している。第2図aに於て、
排気の流入する所定の孔13を備えた筒状のルー
バ14内に、前記のような構造の板状の膜構造型
酸素センサ素子部1が内蔵されている。その素子
部1からは、ヒータ用リード線11、センサ用リ
ード線9、およびアース用リード線10が引き出
されて、ホルダ15内のアルミナ絶縁筒16と、
これに連なるテフロン絶縁筒(図示せず)を通つ
て外部に配線されている。そして、図中のB−B
線より左の先端部分が排気マニホールドに挿入さ
れる。
第2図bは、ルーバ14の孔13と、酸素セン
サ素子部1の位置関係を示したものであるが、図
示のように孔13は等間隔に例えば6ケ所開けて
あり、排気が直接酸素センサ素子部1に当たるよ
うに配置してある。従つて、排気ガスの流れは、
円周方向等間隔に開けた孔13より円筒状のルー
バ14に入り、直ぐにセンサ素子部1に当たる。
サ素子部1の位置関係を示したものであるが、図
示のように孔13は等間隔に例えば6ケ所開けて
あり、排気が直接酸素センサ素子部1に当たるよ
うに配置してある。従つて、排気ガスの流れは、
円周方向等間隔に開けた孔13より円筒状のルー
バ14に入り、直ぐにセンサ素子部1に当たる。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記センサ素子部1は流れに対
して方向性のある板状の形状であるため、その付
近における排気ガスの混合の仕方はセンサ素子部
1の向きにより変化する。
して方向性のある板状の形状であるため、その付
近における排気ガスの混合の仕方はセンサ素子部
1の向きにより変化する。
そのため、上記のような膜構造酸素センサ12
を使つて、第3図のようなエンジンの空燃比制御
システムを構成した場合には、そのセンサ素子部
1の排気ガスの流れに対する方向によつて酸素濃
度検出値が異なり、フイードバツク制御される空
燃比が異なるという問題点があつた。
を使つて、第3図のようなエンジンの空燃比制御
システムを構成した場合には、そのセンサ素子部
1の排気ガスの流れに対する方向によつて酸素濃
度検出値が異なり、フイードバツク制御される空
燃比が異なるという問題点があつた。
第4図に、センサ素子部1の取付方向に対する
フイードバツク制御空燃比の実測値例を示す。理
論空燃比を目標値とした場合に、イの様に排気の
流れの方向に対して、素子部を対向させると、実
際の制御結果は、理論空燃比よりも薄目に制御さ
れてしまうことを示す。
フイードバツク制御空燃比の実測値例を示す。理
論空燃比を目標値とした場合に、イの様に排気の
流れの方向に対して、素子部を対向させると、実
際の制御結果は、理論空燃比よりも薄目に制御さ
れてしまうことを示す。
なお、第3図において、21はエンジン、22
は吸気マニホールド、23はエアクリーナ、17
は排気マニホールドを示し、燃料噴射弁20は制
御回路19からの噴射信号により、吸入空気量に
対応して燃料を噴射する。
は吸気マニホールド、23はエアクリーナ、17
は排気マニホールドを示し、燃料噴射弁20は制
御回路19からの噴射信号により、吸入空気量に
対応して燃料を噴射する。
排気マニホールド17に設けた酸素センサ12
は、排気中の酸素濃度を検出して制御回路19へ
フイードバツクする。排気中の酸素濃度は混合気
の空燃比と密接なる相関関係をもち、したがつて
この検出値により燃料噴射弁20からの燃料噴射
量を修正して、三元触媒18が最も効率よく作動
する理論空燃比の混合気が得られるようにするの
である。
は、排気中の酸素濃度を検出して制御回路19へ
フイードバツクする。排気中の酸素濃度は混合気
の空燃比と密接なる相関関係をもち、したがつて
この検出値により燃料噴射弁20からの燃料噴射
量を修正して、三元触媒18が最も効率よく作動
する理論空燃比の混合気が得られるようにするの
である。
この発明は、このような従来の問題点を解消す
るためになされたもので、被検ガスの流れに対す
る方向性をなくしたガスセンサを提供することを
目的としている。
るためになされたもので、被検ガスの流れに対す
る方向性をなくしたガスセンサを提供することを
目的としている。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために本発明では、被検ガ
スが流入する筒状のルーバ内に板状の膜型センサ
素子部を配置したガスセンサにおいて、ルーバの
内外を連通してガスを流入させるルーバ連通孔
を、センサ素子部の先端とルーバの先端との間に
位置して設けると共に、ルーバ連通孔の位置をセ
ンサ素子部先端から軸方向に所定距離だけ離して
設けると共に、ルーバ連通孔をセンサ素子部の軸
線に対して略垂直な方向に切り欠いた形状のスリ
ツトで形成した。
スが流入する筒状のルーバ内に板状の膜型センサ
素子部を配置したガスセンサにおいて、ルーバの
内外を連通してガスを流入させるルーバ連通孔
を、センサ素子部の先端とルーバの先端との間に
位置して設けると共に、ルーバ連通孔の位置をセ
ンサ素子部先端から軸方向に所定距離だけ離して
設けると共に、ルーバ連通孔をセンサ素子部の軸
線に対して略垂直な方向に切り欠いた形状のスリ
ツトで形成した。
(作用)
上記構成においては、センサ素子部に対して被
検ガスが直接的に接触することがなく、特に連通
孔がスリツトで形成されていてルーバ内部に回り
込むガスの量が正確に計量されること、及び連通
孔の開口部をエツジで生じるガスの回り込みかた
がルーバ周囲について均一化することから、排気
の流れ方向やセンサの取付方向による検出誤差の
発生が無い。
検ガスが直接的に接触することがなく、特に連通
孔がスリツトで形成されていてルーバ内部に回り
込むガスの量が正確に計量されること、及び連通
孔の開口部をエツジで生じるガスの回り込みかた
がルーバ周囲について均一化することから、排気
の流れ方向やセンサの取付方向による検出誤差の
発生が無い。
(実施例)
以下、この発明の実施例につき図面に基づいて
説明する。
説明する。
第5図a,bは、この発明の一実施例を示す図
である。
である。
第5図aに示すように、ルーバ30の周部に被
検ガスの流入する、ルーバ連通孔としての一対の
スリツト31が形成されている。このスリツト3
1は、ルーバ30の一部をその軸線に対して略直
角な方向に切り欠いた形状を有しており、またそ
の位置は、板状の膜構造型酸素センサ素子部1よ
り先方にしている。
検ガスの流入する、ルーバ連通孔としての一対の
スリツト31が形成されている。このスリツト3
1は、ルーバ30の一部をその軸線に対して略直
角な方向に切り欠いた形状を有しており、またそ
の位置は、板状の膜構造型酸素センサ素子部1よ
り先方にしている。
この場合、ルーバ30を従来より長くして、そ
の先端部とセンサ素子部1の先端部の中間の位置
にスリツト31を開口し、即ちセンサ素子部1の
先端から軸方向に所定距離だけ離れた箇所にスリ
ツト31を開口させて、このスリツト31を介し
て、被検ガスの流れを正確に計量すると共に、こ
のガスの流れがセンサ素子部1に直接ぶつから
ず、かつ被検ガスがルーバ31の外周部からセン
サ素子部1の周囲へと均一に回り込むようにして
いる。
の先端部とセンサ素子部1の先端部の中間の位置
にスリツト31を開口し、即ちセンサ素子部1の
先端から軸方向に所定距離だけ離れた箇所にスリ
ツト31を開口させて、このスリツト31を介し
て、被検ガスの流れを正確に計量すると共に、こ
のガスの流れがセンサ素子部1に直接ぶつから
ず、かつ被検ガスがルーバ31の外周部からセン
サ素子部1の周囲へと均一に回り込むようにして
いる。
第5図bは、ルーバ30のスリツト31とセン
サ素子部1の位置関係を示したA−A断面図で、
スリツト31は図示の如く板状センサ素子部1の
両端部方向に開いており、それにりよ被検ガスが
ルーバ30内で良くまざり合うようにしている。
サ素子部1の位置関係を示したA−A断面図で、
スリツト31は図示の如く板状センサ素子部1の
両端部方向に開いており、それにりよ被検ガスが
ルーバ30内で良くまざり合うようにしている。
なお、ルーバ30の先端部分は開口している。
その他の構成は前記従来例と同様なので省略す
る。
その他の構成は前記従来例と同様なので省略す
る。
次に作用を説明する。
スリツト31よりルーバ30内に流入した排気
ガスなどの被検ガスは、ルーバ30の内壁や板状
の酸素センサ基板2、3への衝突を繰り返して混
合された後、板状の酸素センサ素子部1の白金電
極5、7のコーテイング層まで達し、酸素濃度の
検知が行われる。
ガスなどの被検ガスは、ルーバ30の内壁や板状
の酸素センサ基板2、3への衝突を繰り返して混
合された後、板状の酸素センサ素子部1の白金電
極5、7のコーテイング層まで達し、酸素濃度の
検知が行われる。
その際、スリツト31の位置がセンサ素子部1
より先方にずれていて被検ガスがセンサ素子部1
に直接ぶつからず、しかも被験ガスはスリツト3
1を介してルーバ30の円周上からほぼ均一に所
定量だけ内側へと回り込むため、被検ガスは均等
に良く混り合つた後に酸素濃度が検知されること
になる。従つて、センサ素子部1が板状体であつ
ても被検ガスの流れに対してガスセンサの方向性
はなくなる。
より先方にずれていて被検ガスがセンサ素子部1
に直接ぶつからず、しかも被験ガスはスリツト3
1を介してルーバ30の円周上からほぼ均一に所
定量だけ内側へと回り込むため、被検ガスは均等
に良く混り合つた後に酸素濃度が検知されること
になる。従つて、センサ素子部1が板状体であつ
ても被検ガスの流れに対してガスセンサの方向性
はなくなる。
その結果、例えば第3図の如きエンジンの空燃
比制御システムを上記本発明のガスセンサを用い
て構成した場合は、センサ素子部1を被検ガスの
流れに対していかなる方向に取付けても、第6図
に示すように、フイードバツク制御される空燃比
A/Fに差はほとんど見られないという効果が得
られる。
比制御システムを上記本発明のガスセンサを用い
て構成した場合は、センサ素子部1を被検ガスの
流れに対していかなる方向に取付けても、第6図
に示すように、フイードバツク制御される空燃比
A/Fに差はほとんど見られないという効果が得
られる。
第7図a,bには、他の実施例を示す。
この実施例では、被検ガスの流入する孔32が
ルーバ30の先端部の壁面の中央部に開口してい
る。前記実施例では、ルーバ30の先端部には壁
面がないが、この実施例では、孔32を構成する
環状の壁面(緑部)33が被検ガスの流入を制限
するため、前記実施例に比べてセンサ素子部1が
被検ガス(特に排気)から保護され、耐久性が向
上する効果がある。
ルーバ30の先端部の壁面の中央部に開口してい
る。前記実施例では、ルーバ30の先端部には壁
面がないが、この実施例では、孔32を構成する
環状の壁面(緑部)33が被検ガスの流入を制限
するため、前記実施例に比べてセンサ素子部1が
被検ガス(特に排気)から保護され、耐久性が向
上する効果がある。
第8図a,bの実施例はルーバ30の先端部を
壁面34で閉じたものを示しているが、その壁面
34のために長手方向からの被検ガスの流入がな
くなるから、センサ素子部1の被検ガスからの保
護は更に強化される。
壁面34で閉じたものを示しているが、その壁面
34のために長手方向からの被検ガスの流入がな
くなるから、センサ素子部1の被検ガスからの保
護は更に強化される。
(発明の効果)
以上説明してきたように、この発明によれば、
被検ガスが流入するスリツト状の連通孔をセンサ
素子部の先端とルーバ先端の中間に設け、連通孔
がセンサ素子先端部から軸方向に所定距離だけ離
れた位置に、かつルーバ軸線に対して略垂直に切
り欠いた形状で開口するように構成しているた
め、被検ガスは連通孔からルーバ内へと均等に回
り込み、充分にまざり合つて流れの方向性の影響
を小さくした後、板状のセンサ素子部に達するこ
とができる。そのため、流れに対して方向性をも
つ板状のセンサ素子を用いてエンジンの空燃比制
御システムを構成した場合に、被検ガスの流れに
対していかなる方向にそのガスセンサを取りつけ
ても同一精度の空燃比が得られ、即ち板状センサ
素子の方向性による影響をなくして空燃比制御精
度をより向上できるという効果が得られる。
被検ガスが流入するスリツト状の連通孔をセンサ
素子部の先端とルーバ先端の中間に設け、連通孔
がセンサ素子先端部から軸方向に所定距離だけ離
れた位置に、かつルーバ軸線に対して略垂直に切
り欠いた形状で開口するように構成しているた
め、被検ガスは連通孔からルーバ内へと均等に回
り込み、充分にまざり合つて流れの方向性の影響
を小さくした後、板状のセンサ素子部に達するこ
とができる。そのため、流れに対して方向性をも
つ板状のセンサ素子を用いてエンジンの空燃比制
御システムを構成した場合に、被検ガスの流れに
対していかなる方向にそのガスセンサを取りつけ
ても同一精度の空燃比が得られ、即ち板状センサ
素子の方向性による影響をなくして空燃比制御精
度をより向上できるという効果が得られる。
また、ルーバに形成する連通孔はスリツトとし
て切り欠き形成すればよいので製作が容易であ
り、その開口部寸法等の精度管理も容易である。
て切り欠き形成すればよいので製作が容易であ
り、その開口部寸法等の精度管理も容易である。
第1図は板状の膜構造酸素センサ素子部の斜視
図、第2図aは第1図の板状センサ素子部を有す
るガスセンサの縦断面図、第2図bは第2図aの
A−A線に沿う横断面図、第3図は第2図a,b
のガスセンサを用いた空燃比制御システムの正面
図、第4図は第3図のガスセンサの取付方向とフ
イードバツク制御空燃比の関係を示す特性図であ
る。第5図aは本発明の一実施例の縦断面図、第
5図bはそのA−A線に沿う横断面図、第6図は
第5図a,bのガスセンサの取付方向とフイード
バツク制御空燃比の関係を示す特性図、第7図
a,bと第8図a,bはそれぞれ他の実施例の縦
断面図とそのA−A線に沿う横断面図である。 1……板状センサ素子部、2,3……アルミナ
基板、4……ヒータ、5,7……白金電極、6…
…固体電解質、8……保護層、9……センサ用リ
ード線、10……アース用リード線、11……ヒ
ータ用リード線、12……ガスセンサ、15……
ホルダ、16……アルミナ絶縁筒、17……排気
マニホールド、19……空燃比フイードバツク回
路、30……ルーバ、31……スリツト、32…
…孔、33,34……壁面。
図、第2図aは第1図の板状センサ素子部を有す
るガスセンサの縦断面図、第2図bは第2図aの
A−A線に沿う横断面図、第3図は第2図a,b
のガスセンサを用いた空燃比制御システムの正面
図、第4図は第3図のガスセンサの取付方向とフ
イードバツク制御空燃比の関係を示す特性図であ
る。第5図aは本発明の一実施例の縦断面図、第
5図bはそのA−A線に沿う横断面図、第6図は
第5図a,bのガスセンサの取付方向とフイード
バツク制御空燃比の関係を示す特性図、第7図
a,bと第8図a,bはそれぞれ他の実施例の縦
断面図とそのA−A線に沿う横断面図である。 1……板状センサ素子部、2,3……アルミナ
基板、4……ヒータ、5,7……白金電極、6…
…固体電解質、8……保護層、9……センサ用リ
ード線、10……アース用リード線、11……ヒ
ータ用リード線、12……ガスセンサ、15……
ホルダ、16……アルミナ絶縁筒、17……排気
マニホールド、19……空燃比フイードバツク回
路、30……ルーバ、31……スリツト、32…
…孔、33,34……壁面。
Claims (1)
- 1 被験ガスが流入する筒状のルーバ内に板状の
膜型センサ素子部を配置したガスセンサにおい
て、ルーバの内外を連通してガスを流入させるル
ーバ連通孔を、センサ素子部の先端とルーバの先
端との間に位置して設け、ルーバ連通孔の位置を
センサ素子部先端から軸方向に所定距離だけ離し
て設けると共に、ルーバ連通孔をセンサ素子部の
軸線に対して略垂直な方向に切り欠いた形状のス
リツトで形成したことを特徴とするガスセンサ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55145227A JPS5769236A (en) | 1980-10-17 | 1980-10-17 | Gas sensor |
DE19813140444 DE3140444A1 (de) | 1980-10-17 | 1981-10-12 | Gas-sensor mit in perforierter haube eingeschlossenem spuerelement |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55145227A JPS5769236A (en) | 1980-10-17 | 1980-10-17 | Gas sensor |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5769236A JPS5769236A (en) | 1982-04-27 |
JPH0130103B2 true JPH0130103B2 (ja) | 1989-06-16 |
Family
ID=15380276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55145227A Granted JPS5769236A (en) | 1980-10-17 | 1980-10-17 | Gas sensor |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5769236A (ja) |
DE (1) | DE3140444A1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60150447U (ja) * | 1984-03-16 | 1985-10-05 | 日本碍子株式会社 | 酸素センサ |
JPH06100573B2 (ja) * | 1984-06-01 | 1994-12-12 | 株式会社日立製作所 | 酸素濃度検出器 |
JPH063429B2 (ja) * | 1984-10-18 | 1994-01-12 | 日本碍子株式会社 | 酸素センサ |
JPH01180447A (ja) * | 1988-01-13 | 1989-07-18 | Ngk Spark Plug Co Ltd | ガス検出センサ |
JPH09281072A (ja) * | 1996-12-25 | 1997-10-31 | Hitachi Ltd | 酸素濃度検出器 |
CN108362325A (zh) * | 2017-01-26 | 2018-08-03 | 霍尼韦尔国际公司 | 进入和离开传感器装置的气流 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52104186A (en) * | 1976-02-05 | 1977-09-01 | Uop Inc | Oxygen sensor |
JPS5328490A (en) * | 1976-08-27 | 1978-03-16 | Nissan Motor | Oxygen sensor |
JPS53129092A (en) * | 1977-04-15 | 1978-11-10 | Bendix Autolite Corp | Oxygen sensor and its manufacture |
-
1980
- 1980-10-17 JP JP55145227A patent/JPS5769236A/ja active Granted
-
1981
- 1981-10-12 DE DE19813140444 patent/DE3140444A1/de not_active Ceased
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52104186A (en) * | 1976-02-05 | 1977-09-01 | Uop Inc | Oxygen sensor |
JPS5328490A (en) * | 1976-08-27 | 1978-03-16 | Nissan Motor | Oxygen sensor |
JPS53129092A (en) * | 1977-04-15 | 1978-11-10 | Bendix Autolite Corp | Oxygen sensor and its manufacture |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5769236A (en) | 1982-04-27 |
DE3140444A1 (de) | 1982-06-09 |
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