JPS626495Y2 - - Google Patents

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JPS626495Y2
JPS626495Y2 JP19069881U JP19069881U JPS626495Y2 JP S626495 Y2 JPS626495 Y2 JP S626495Y2 JP 19069881 U JP19069881 U JP 19069881U JP 19069881 U JP19069881 U JP 19069881U JP S626495 Y2 JPS626495 Y2 JP S626495Y2
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JP
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scanning
synchronization signal
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signal
image
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JP19069881U
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  • Radiation Pyrometers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は赤外線映像装置に関し、更に詳述すれ
ば、比較的簡単な構成で周期的に高速運動又は高
速変化する被写体の温度分布像を静止像として取
得することのできる装置に関する。
赤外線映像装置では、赤外線検出器の像スポツ
トを被写体上に結像させると共に、その像スポツ
トを被写体に対して水平及び垂直に走査すること
により被写体各部から放射される赤外線を検出
し、該検出信号に基づいて被写体の温度分布像を
取得している。この様な装置では、比較的大きな
走査鏡を機械的に振動させるために走査速度に限
界があり、水平走査周期1/120秒、走査線240本と
して1画面走査に2秒程度を要するのが現状であ
る。そのため、従来は静止もしくはゆつくりした
運動をする被写体の温度分布像を得ることはでき
ても、1秒以下例えば毎秒10回程度で回転あるい
は振動する被写体については温度分布像を得るこ
とはできなかつた。
本考案はこの様な従来装置の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、被写体上で赤外線検出器像スポ
ツトの水平走査を繰返し行い、その水平走査に同
期した同期信号A1を分周することにより第2の
同期信号A2を得、この同期信号A2に基づいて被
写体に繰返し変化を与えると共に被写体の垂直走
査を行い、同期信号A2を水平走査期間を最小ス
テツプとして遅延させた同期信号に基づいて少な
くとも水平走査1回分の赤外線映像信号を赤外線
検出器からとり出し、とり出された赤外線映像信
号に基づいて被写体の赤外線像を表示することに
より、周期的に高速運動又は高速変化する被写体
の温度分布像を静止した鮮明な像として取得する
ことのできる赤外線映像装置を提供するものであ
る。以下、図面を用いて本考案の一実施例を詳説
する。
第1図は本考案の一実施例の構成を示す図であ
る。図において1は回転する被写体、2は赤外線
検出器であり、被写体1上にはレンズ3及び集光
鏡4によつて上記検出器2の像スポツトZが結像
されると共に、走査鏡5によつて水平及び垂直走
査される。被写体上での像スポツトZの走査に伴
つて検出器2から得られた赤外線映像信号は、増
幅器6、リニアライザ等の処理回路7、ゲート回
路8及び映像増幅器9を介して陰極線管
(CRT)10へ輝度信号として供給される。
11は上記走査鏡5を水平走査するためのモー
タ、12は同じく垂直走査するためのモータであ
り、夫々駆動回路13,14からの電流によつて
駆動される。このモータ11、駆動回路13及び
走査鏡5によつて光学的水平走査手段100が構
成され、一方、モータ12、駆動回路14及び走
査鏡5によつて光学的垂直走査手段200が構成
される。
上記駆動回路13は走査鏡5を繰返し水平走査
すると共に、該水平走査に同期した同期信号A1
を発生し、ゲート回路15を介して前記駆動回路
14へ送る。該駆動回路14はゲート回路15を
通過した同期信号が送られる毎に走査鏡5を一定
角度ずつ傾けて被写体の垂直走査を行う。又、上
記ゲート回路15を通過した同期信号は前記ゲー
ト回路8のON−OFFを制御する入力端子及び
CRT用走査回路16の垂直走査歩進用入力端子
Vへも送られる。該走査回路16は前記駆動回路
13で発生される同期信号A1に基づいて水平走
査信号を、又、ゲート回路15を通過した同期信
号に基づいて垂直走査信号を夫々作成し、CRT
10の水平、垂直走査コイル17H、17Vへ
夫々供給する。
18は駆動回路13で発生される同期信号A1
を1/nに分周して第2の同期信号A2を作成する分
周器であり、得られた同期信号A2は前記被写体
1を回転させるモータ19を駆動する駆動回路2
0へ供給される。このモータ19と駆動回路20
が被写体に変化を与える手段300を構成するも
のである。上記同期信号A2はまた、遅延回路2
1を介してフリツプフロツプ(FF)22のセツ
ト入力端子Sへも供給される。該FF22のリセ
ツト入力端子Rには前記同期信号A1が供給され
ており、その出力によつて前記ゲート回路15が
ON−OFFされる。
上述の如き構成において、走査鏡5はモータ1
1によつて第2図aに示す様に1/120秒周期で往
復回転され、それにより像スポツトZは被写体上
で繰返し水平走査される。駆動回路13はこの水
平走査に同期した同期信号A1(第2図b)を発
生し、該信号A2に基づいてCRT10も繰返し水
平走査される。ただし、この段階ではゲート回路
8はOFFになつているので映像信号はCRTへ供
給されておらず、走査線は表示されていない。
又、モータ19は上記同期信号A1を分周器1
8により例えば1/10に分周して得た同期信号A2
(第2図c)に基づいて駆動されるため、被写体
1は1/120秒周期の水平走査に同期して1/12秒周
期で回転することになる。
今、仮に遅延回路21の遅延時間が1水平走査
期間即ち1/120秒であるとすれば、同期信号A2
第2図dに示す様に1/120秒遅延されてFF22へ
送られる。FF22の出力は同図eに示す様に時
刻t1に“1”となり、その後に最初に来る同期信
号A1の立ち下りの時刻t2に“0”に戻るため、ゲ
ート回路15もその“1”になつた期間ONにな
り1個の同期信号a1が該ゲート回路15を通過
することになる。
そして、該同期信号a1はゲート回路8へ送ら
れ、その同期信号a1の期間ゲート回路8がONに
なるため、その期間の1回の水平走査で得られた
走査線1本分の映像信号が該ゲート回路8を介し
て取出されてCRT10へ送られ、第3図に示す
様に画像を構成する最初の走査線l1が表示され
る。
次いで、この同期信号a1の立ち下りのタイミン
グで駆動回路14はモータ12へ電流を送つて走
査鏡5を1ステツプ垂直走査し、像スポツトZの
水平走査位置を垂直方向に1ステツプずらして待
機状態に入り、又走査回路16も同じタイミング
でCRT10へ送る垂直走査信号を第2図fに示
す様に1ステツプ増加させ、それによりCRT1
0の水平走査を次の走査線l2の位置へずらして待
機状態に入る。
そして、次の同期信号A2(時刻t3)が発生する
と、上記と全く同様に1個の同期信号a2がゲート
回路15を通過し、その時得られる映像信号によ
り2番目の走査線l2が表示され、再び待機状態に
入る。この様にして、同期信号A2に同期して回
転する被写体を、回転に同期して1走査線ずつ表
示してゆくため、被写体が240回転し同期信号A2
が240個発生した時点で1画面分の240本の走査線
が表示され、これを撮影すれば、得られる像は静
止像となり、回転する被写体であつても温度分布
パターンを観察することができる。
尚、遅延回路21による遅延時間を1水平走査
期間(1/120秒)を最小単位として、適宜変えれ
ば、静止像の回転位相を変えることができる。例
えば、1画面得るたびに1/120秒ずつ遅延時間を
増加させてゆけば、被写体の回転周期が1/12秒で
あることから、1周期につき10枚の順次位相のず
れた静止像を得ることができ、1周期の間での温
度分布パターンの変化を観察することができる。
上記実施例では、回転する被写体の静止像を取
得したが、回転だけではなく繰返しの往復運動、
振動等繰返し変化を示す被写体についても静止像
が得られることは言うまでもない。
更に、被写体に繰返し応力を印加した場合、被
写体の表面温度が該応力により繰返し変化し、そ
の周期の縞模様が発生してしまつたが、本考案の
装置を使用して同期信号A2に同期して応力を印
加すれば、縞模様のない任意の位相の温度分布パ
ターンを得ることができる。
又、上記実施例ではゲート回路15から取出さ
れた同期信号に基づいて最初に映像信号を取出し
てから1ステツプ垂直走査を進めたが、順序は逆
でも良い。更には、被写体の変化が比較的遅けれ
ば、1個の同期信号A2で連続する2回又はそれ
以上の水平走査に対応する映像信号をゲート回路
8を介して取出し、その映像信号を用いて2本又
はそれ以上の本数の走査線を表示する様にしても
良い。
又、上記実施例では直接CRT10に赤外線像
を表示したが、適宜な画像記憶手段に一旦映像信
号を記憶し、それを読出して赤外線像を表示する
ようにしても良いことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成を示す図、第
2図はその動作を説明するための波形図、第3図
はCRTの画面を示す図である。 1……被写体、2……赤外線検出器、5……走
査鏡、8,15……ゲート回路、10……
CRT、11,12,19……モータ、13,1
4,20……駆動回路、16……走査回路、18
……分周器、21……遅延回路、22……フリツ
プフロツプ、100……光学的水平走査手段、2
00……繰返し変化手段、300……光学的垂直
走査手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 赤外線検出器2と、該検出器2の像スポツトを
    被写体上で繰返し水平走査するための光学的水平
    走査手段100と、該水平走査に同期した同期信
    号A1を発生する手段13と、該同期信号A1を分
    周して第2の同期信号A2を作成するための分周
    回路18と、該同期信号A2に基づいて被写体に
    繰返し変化を与える手段300と、該同期信号に
    基づいて赤外線検出器の像スポツトを被写体上で
    垂直走査するための光学的垂直走査手段200
    と、前記同期信号A2を水平走査期間を最小ステ
    ツプとして遅延させた同期信号を得るための遅延
    回路21と、該遅延された同期信号に基づいて少
    なくとも水平走査1回分の赤外線映像信号を前記
    赤外線検出器からとり出すためのゲート手段8
    と、とり出された赤外線映像信号に基づいて前記
    被写体の静止赤外線像を表示するための表示手段
    10とを備えたことを特徴とする赤外線映像装
    置。
JP19069881U 1981-12-21 1981-12-21 赤外線映像装置 Granted JPS5896538U (ja)

Priority Applications (1)

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JP19069881U JPS5896538U (ja) 1981-12-21 1981-12-21 赤外線映像装置

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JP19069881U JPS5896538U (ja) 1981-12-21 1981-12-21 赤外線映像装置

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Publication Number Publication Date
JPS5896538U JPS5896538U (ja) 1983-06-30
JPS626495Y2 true JPS626495Y2 (ja) 1987-02-14

Family

ID=30104220

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JP19069881U Granted JPS5896538U (ja) 1981-12-21 1981-12-21 赤外線映像装置

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