JP2001056444A - レーザディスプレイ装置 - Google Patents

レーザディスプレイ装置

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JP2001056444A
JP2001056444A JP23108199A JP23108199A JP2001056444A JP 2001056444 A JP2001056444 A JP 2001056444A JP 23108199 A JP23108199 A JP 23108199A JP 23108199 A JP23108199 A JP 23108199A JP 2001056444 A JP2001056444 A JP 2001056444A
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JP
Japan
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polygon mirror
vertical
laser
vertical scanning
scanning
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JP23108199A
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English (en)
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Yoshihide Tanimoto
佳英 谷本
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成により、レーザ光の垂直走査を高精
度に行えるようにする。 【解決手段】レーザダイオード1r、1g、1bのレー
ザ光は集光レンズ2、シリンダレンズ3を介して高速回
転する水平走査用ポリゴンミラー4により所定方向に反
射され、反射された各レーザ光は、トロイダルレンズ5
及びfθレンズ6を介して垂直走査用ポリゴンミラー7
の反射面に入射される。そして、ブラシレスモータ8が
回転することで垂直走査用ポリゴンミラー7が低速回転
し、垂直走査用ポリゴンミラー7の回転により各レーザ
光がその反射面により反射され、蛍光体が配設されたカ
ラーモニタ9上に反射された各レーザ光が照射され、所
定のカラー画像がモニタ9に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ビデオ信号に基
づきR、G、Bの各レーザを駆動すると共に、水平走査
手段及び垂直走査手段により、カラーモニタ上で各レー
ザのレーザ光を水平方向及び垂直方向に走査して画像表
示を行うレーザディスプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオ信号による画像を表示する
表示手段としてCRT受像機がある。このCRT受像機
は、電子ビームを発生する電子銃と、この電子ビームを
偏向する磁界を形成する偏向ヨークとを備え、これらの
作用により電子ビームの主走査(水平走査)及び副走査
(垂直走査)を行い、蛍光体が配設された管面上で電子
ビームを掃引して所定の画像を形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の構造で
は、偏向ヨーク及び偏向のための制御回路のほか、電子
銃を駆動するための高圧電源装置等が必要になり、構成
が非常に複雑になるという問題があった。
【0004】ところで、このようなCRT受像機の欠点
を解消するものとして、特開平1−302966号公報
や特開平3−182714号公報等に記載のように、レ
ーザビームを水平方向及び垂直方向に走査して画像表示
を行うディスプレイ装置が提案されている。
【0005】前者の公報には、水平走査にポリゴンミラ
ー、垂直走査にガルバノミラーを使用する旨が記載され
ているが、特にガルバノミラーの揺動により垂直走査す
るため、その揺動における反転時に駆動系に加わる負担
が非常に大きくなる。一方、後者の公報レーザビームの
出射方向を少しずつずらすべく形成された多数の射出部
を多数配列することが記載されているが、これら射出部
の構成が非常に複雑になる。
【0006】この発明が解決しようとする課題は、簡単
な構成により、レーザ光の垂直走査を高精度に行えるよ
うにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明は、ビデオ信号に基づきR、G、Bの各
レーザを駆動すると共に、水平走査手段及び垂直走査手
段により、カラーモニタ上で前記各レーザのレーザ光を
水平方向及び垂直方向にそれぞれ走査して画像表示を行
うレーザディスプレイ装置において、前記垂直走査手段
が、モータ及びこのモータにより回転される回転多面鏡
により構成されることを特徴としている。
【0008】このような構成によれば、回転多面鏡を一
方向に回転させることで、レーザ光を垂直方向に走査す
るため、簡単な構成によりレーザ光の垂直走査を行うこ
とができる。
【0009】また、本発明は、前記回転多面鏡の各反射
面の回転方向への幅の調整により、垂直ブランキング期
間が設定されることを特徴としている。このとき、前記
回転多面鏡の隣接する各反射面の成す角度の調整によ
り、垂直ブランキング期間が設定されるようにしてもよ
い。このようにすると、回転多面鏡によるレーザ光の反
射光がカラーモニタの面上にある期間は垂直走査期間に
相当し、カラーモニタの面上から外れる期間は垂直ブラ
ンキング期間に相当することになるため、モータの回転
速度を一定に保持しても、精度よく垂直走査することが
でき、モータの制御も簡単に行うことが可能になる。
【0010】また、本発明は、前記回転多面鏡の隣接す
る各反射面間に、垂直ブランキング期間設定用の無反射
面を形成したことを特徴としている。こうすれば、回転
多面鏡の反射面によりレーザ光が反射される期間は垂直
走査期間に相当し、レーザ光が回転多面鏡の無反射面に
当たる期間は垂直ブランキング期間に相当することにな
るため、モータの回転速度を一定に保持しても、精度よ
く垂直走査することができ、モータの制御も簡単に行う
ことが可能になる。
【0011】また、本発明は、前記モータが、ブラシレ
スモータから成ることを特徴としている。こうすること
で、ブラシレスモータを用いることで、回転多面鏡の高
精度な回転を実現することが可能になる。
【0012】また、本発明は、前記水平走査手段により
走査される前記レーザ光を一部取り出して水平同期の検
出に用いることを特徴としている。こうすると、水平走
査の同期を高精度に実現することができる。
【0013】また、本発明は、前記垂直走査手段により
走査される前記レーザ光を一部取り出して垂直同期の検
出に用いることを特徴としている。このようにすれば、
垂直走査の同期を高精度に実現することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明を標準テレビジョン方式
のビデオ信号に基づく画像を表示するようにした場合の
一実施形態について、図1ないし図8を参照して説明す
る。但し、図1は全体の概略構成図、図2はブロック
図、図3及び図4は動作説明用のタイミングチャート、
図5ないし図8は一部の側面図である。
【0015】図1に示すように、チューナ(図示せず)
により受信されたビデオ信号或いはビデオ再生装置(図
示せず)により再生されたビデオ信号が図示しない変換
装置によりRGB信号に変換され、この変換されたRG
B信号に基づき後述する制御ドライバによりR用、G
用、B用の各レーザダイオード1r、1g、1bが駆動
される。
【0016】これらのレーザダイオード1r、1g、1
bのレーザ光は、集光レンズ2によりそれぞれ集光さ
れ、シリンダレンズ3を介して図示しないブラシレスモ
ータと共に水平走査手段を構成する水平走査用ポリゴン
ミラー4により所定方向に反射される。このとき、ブラ
シレスモータは高速回転し、水平走査用ポリゴンミラー
4の1つの反射面で1水平ラインの走査が行われる。
【0017】更に、水平走査用ポリゴンミラー4により
反射された各レーザ光は、トロイダルレンズ5及び非球
面レンズであるfθレンズ6を介して垂直走査用ポリゴ
ンミラー(回転多面鏡)7の反射面に入射され、この垂
直走査用ポリゴンミラー7と共に垂直走査手段を構成す
るブラシレスモータ8が回転することで垂直走査用ポリ
ゴンミラー7が低速回転し、垂直走査用ポリゴンミラー
7の回転により各レーザ光がその反射面により反射され
て蛍光体が配設されたカラーモニタ9上に照射され、所
定のカラー画像がカラーモニタ9に表示される。尚、図
1中の破線矢印は垂直走査方向を表わす。
【0018】このとき、垂直走査用ポリゴンミラー7
が、例えば図5に示すように8つの反射面CTを有する
と共に、隣接する反射面CTが所定の角度(ここでは、
135゜)を成し、垂直走査用ポリゴンミラー7の1つ
の反射面CTで1回の垂直走査が行われ、レーザ光が隣
接する反射面CTとの境界前後を通過する所定期間が、
垂直ブランキング期間に相当することとなる。
【0019】ところで、水平走査の開始位置に相当する
fθレンズ6の端部には反射面が形成され、この反射面
によりレーザ光が反射されて集光レンズ11を介してフ
ォトトランジスタ12に入射されるように、これら集光
レンズ11及びフォトトランジスタ12が配置されてお
り、このフォトトランジスタ12の出力を基準に水平同
期の補正が行われる。
【0020】次に、制御回路の構成について説明する
と、図2に示すように、チューナ(図示せず)或いはビ
デオ再生装置(図示せず)からのビデオ信号及び同期信
号はビデオインタフェース(以下、インタフェースをI
/Fという)15を介してタイミングゲート回路16、
17に入力され、タイミングゲート回路16によりR、
G、B用レーザダイオード1r、1g、1bのどれを駆
動するかが決定される。
【0021】そして、タイミングゲート回路16の出力
に従い、制御ドライバ18が動作して各レーザダイオー
ド1r、1g、1bが駆動され、各レーザダイオード1
r、1g、1bのレーザ光は、上記したように集光レン
ズ2、シリンダレンズ3、水平走査用ポリゴンミラー
4、トロイダルレンズ5及びfθレンズ6を介して垂直
走査用ポリゴンミラー7に入射される。
【0022】一方、ビデオI/F15から水平同期信号
HSのみがタイミングゲート回路17に入力され、水平
同期信号HSが検知されるとビデオ信号の入力があると
判断され、水平同期信号HSが検知されないとビデオ信
号の入力がにないと判断され、タイミングゲート回路1
7により水平走査手段を構成するブラシレスモータの回
転及び停止を決定するスタート/エンド信号SEが形
成、出力される。
【0023】そして、このスタート/エンド信号SE及
びフォトトランジスタ12からの検出信号DHが水平走
査用モータ制御回路20に入力され、水平走査用モータ
制御回路20により水平同期信号HSと水平走査用ポリ
ゴンミラー4との同期補正が行われ、水平走査用モータ
制御回路20から水平走査用モータドライバ21に水平
同期信号HSの周波数である15.75KHzの制御パ
ルス信号が出力され、この制御パルス信号に基づき、水
平走査用モータドライバ21により水平走査用ブラシレ
スモータが駆動され、水平同期信号HSに同期してポリ
ゴンミラー4が一定速度で回転される。
【0024】従って、例えばインターレース方式におけ
る水平走査のタイミングチャートは図3に示すようにな
り、タイミングゲート回路17のスタート/エンド信号
SEにより水平走査用ポリゴンミラー4の回転駆動の制
御が開始され、スタート/エンド信号SE及びフォトト
ランジスタ12の検出信号DHが水平走査用モータ制御
回路20に入力され、水平同期信号HSと水平走査用ポ
リゴンミラー4との同期がとられ、ビデオ信号の入力が
あると判断される間、各水平同期信号HSとの同期がず
れることなく水平走査用ポリゴンミラー4が回転駆動さ
れる。
【0025】更に、図3に示すように、ビデオ信号の入
力がある期間は、各レーザダイオード1r、1g、1b
が制御ドライバ18により適宜駆動されてレーザ光が出
射され、水平走査用ポリゴンミラー4によりこれらのレ
ーザ光が反射されると共に水平方向に走査される。尚、
タイミングゲート回路17によりビデオ信号の入力がな
いと判断されると、タイミングゲート回路17のスター
ト/エンド信号SEにより、水平走査用モータドライバ
21による水平走査用ブラシレスモータの駆動が停止さ
れ、水平走査用ポリゴンミラー4の回転駆動が停止され
る。
【0026】さて、再び図2に戻って、垂直ブランキン
グの開始位置に相当する垂直走査用ポリゴンミラー7の
部位による反射位置にはロータリエンコーダ及びフォト
トランジスタ23が配設され、ロータリエンコーダのス
リットを介して垂直走査用ポリゴンミラー7による反射
レーザ光はフォトトランジスタ23に入射されるように
なっており、このフォトトランジスタ23からの検出信
号DV及びビデオI/F15を介した垂直同期信号VS
が比較回路24に入力され、フォトトランジスタ23の
検出信号DSと垂直同期信号VSとの同期補正を行うべ
く、垂直走査用モータ制御回路25に30Hz(ノンイ
ンターレース方式の場合には60Hz)の周波数の垂直
同期信号VSが入力される。
【0027】そして、垂直走査用モータ制御回路25か
ら垂直走査用モータドライバ26に垂直同期信号VSが
出力され、垂直同期信号VSに同期するように垂直走査
用モータドライバ26によりブラシレスモータ8が駆動
され、垂直走査用ポリゴンミラー7が垂直同期信号VS
に同期して一定速度で回転される。
【0028】このときのタイミングチャートは、図4に
示すようになり、1フィールドのうち垂直走査期間Ts
に相当する期間だけ、ブラシレズモータ8が駆動されて
垂直走査用ポリゴンミラー7が回転駆動され、垂直同期
信号VSとの同期がずれることなく垂直走査用ポリゴン
ミラー7によりこれらのレーザ光が反射されると共に垂
直方向に走査される。また、1フィールドのうちの垂直
ブランキング期間Tbに相当する期間は、垂直走査用ポ
リゴンミラー7の回転駆動が停止され、次のフィールド
が開始すれば、再び垂直走査用ポリゴンミラー7が一定
速度で回転駆動される。
【0029】尚、図2に示すように、フォトトランジス
タ12の出力信号は水平同期信号発生装置28にも入力
され、この水平同期信号発生装置28により形成される
水平同期信号HSがビデオI/F15を介して外部回路
に同期用として供給されるようになっている。
【0030】ところで、図6に示すように、垂直走査用
ポリゴンミラー7の8つの面のうち、同図中の太線部分
を反射面CTとし、面と面との境界付近であって隣接す
る反射面CT間に無反射面NCとした場合には、反射面
CTにレーザ光が入射する期間が垂直走査期間に相当
し、無反射面NCにレーザ光が入射する期間が垂直ブラ
ンキング期間に相当することになる。
【0031】そのため、ビデオ信号の入力が検知される
間、図4中の1点鎖線に示すように、ブラシレズモータ
8を駆動し続けて垂直走査用ポリゴンミラー7を連続的
に回転駆動してもよく、レーザ光の垂直走査と垂直ブラ
ンキングの各期間を精度よく設定、確保することができ
る。
【0032】また、このように無反射面NCを設けなく
ても、各反射面CTによるレーザ光の反射光が、カラー
モニタ9の面上にある期間は垂直走査期間に相当し、カ
ラーモニタ9の面上から外れる期間は垂直ブランキング
期間に相当することから、垂直走査用ポリゴンミラー7
の各反射面CTの回転方向への幅や、隣接する反射面C
Tの成す角度の調整により、垂直走査期間及び垂直ブラ
ンキング期間を設定できるため、モータの回転速度を一
定に保持しても、精度よく垂直走査することができる。
【0033】特に、垂直走査用ポリゴンミラー7の各反
射面の回転方向への幅を調整する場合において、図7に
示すように、例えば垂直走査用ポリゴンミラー7が同じ
6つの反射面を有していても、各反射面の回転方向への
幅を大きくするほど垂直方向への走査範囲を容易に拡大
することができると共に、ミラーの加工時に高い精度を
確保することができ、幅が小さい場合よりも加工し易い
という利点がある。
【0034】更に、図8に示すように、垂直走査用ポリ
ゴンミラー7として、反射面の数を増やすと、隣接する
反射面の成す角度が次第に大きくなり、隣接する反射面
の境界前後にレーザ光が入射する期間が垂直ブランキン
グ期間に相当することから、この角度が小さければ、隣
接する反射面の境界前後にレーザ光が入射するときに
は、非常に短い垂直ブランキング期間を精度よく再現す
るために、垂直走査用ポリゴンミラー7の回転速度をそ
れまでよりも上昇させる必要が生じる。
【0035】これに対し、隣接する反射面の成す角度が
大きければ、隣接する反射面の境界前後にレーザ光が入
射するときであっても、垂直走査用ポリゴンミラー7の
回転速度はそれまでと同じでもよく、垂直走査用ポリゴ
ンミラー7の駆動用のブラシレスモータを一定速度で回
転させることが可能になる。
【0036】このとき、垂直走査用ポリゴンミラー7と
しては、水平走査線数に相当する525個の反射面を有
するのが好ましく、更には525個の各反射面間に、図
6に示すような無反射面NCを有する構造のものが最も
望ましい。
【0037】従って、上記した実施形態によれば、垂直
走査用ポリゴンミラー7を一方向に回転させることで、
レーザ光を垂直方向に走査するため、従来のCRT受像
機のような偏向ヨークや高圧電源装置等を設ける必要が
なく、更に垂直走査用ポリゴンミラー7を揺動させるこ
ともなく、簡単な構成によりレーザ光の垂直走査を行う
ことができる。
【0038】また、レーザ光を利用したディスプレイで
あるため、ビームスポット径を絞ることで滲みのない鮮
明な画像表示が可能になる。
【0039】更に、垂直走査用ポリゴンミラー7の反射
面CTと反射面CTとの境界付近であって隣接する反射
面CT間に無反射面NC(図6参照)を形成すれば、垂
直走査用ポリゴンミラー7を連続的に回転駆動させて
も、レーザ光の垂直走査と垂直ブランキングの各期間を
精度よく確保することができ、垂直走査用ポリゴンミラ
ー7の駆動用ブラシレスモータの制御を非常に簡単に行
うことができる。
【0040】なお、上記した実施形態では、主としてイ
ンターレース方式の場合について説明したが、ノンイン
ターレース方式であっても、本発明を同様に適用して上
記しした実施形態と同等の効果を得ることが可能であ
る。
【0041】また、上記した実施形態では、垂直走査用
ポリゴンミラー7により走査されるレーザ光をフォトト
ランジスタ23により検出して垂直同期の検出及び補正
を行うようにしているが、必ずしもフォトトランジスタ
23によりレーザ光を検出する必要はない。
【0042】また、上記した実施形態では、垂直走査用
ポリゴンミラー7の形状は図1に示すようなものに限定
されるものでないのはいうまでもない。
【0043】また、上記した実施形態では、垂直走査用
ポリゴンミラー7の駆動用モータとしてブラシレスモー
タ8を用いた場合について説明しているが、ブラシレス
モータ以外のDCモータを用いても構わない。
【0044】また、上記した実施形態では、標準テレビ
ジョン方式のビデオ信号に基づく画像を表示するディス
プレイに本発明を適用した場合ついて説明しているが、
要するにレーザ光を蛍光体が配設されたカラーモニタ上
で水平及び垂直方向に走査して画像を形成するものであ
れば、本発明を同様に適用することができて、上記した
実施形態と同等の効果を得ることができる。
【0045】また、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。
【0046】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、回転多面鏡を一方向に回転させることで、レー
ザ光を垂直方向に走査するため、簡単な構成によりレー
ザ光の垂直走査を高精度に行うことができ、安価でかつ
構成の簡単なディスプレイ装置を提供することが可能に
なる。
【0047】また、請求項2、3に記載の発明によれ
ば、各反射面の回転方向への幅や、隣接する反射面の成
す角度の調整により、垂直走査期間及び垂直ブランキン
グ期間を設定できるため、モータの回転速度を一定に保
持しても、精度よく垂直走査することが可能になり、モ
ータの制御も簡単に行うことができる。
【0048】また、請求項4に記載の発明によれば、回
転多面鏡の反射面によりレーザ光が反射される期間は垂
直走査期間に相当し、レーザ光が回転多面鏡の無反射面
に当たる期間は垂直ブランキング期間に相当することに
なるため、モータの回転速度を一定に保持しても、精度
よく垂直走査することができ、モータの制御も簡単に行
うことが可能になる。
【0049】また、請求項5に記載の発明によれば、ブ
ラシレスモータを用いることで、回転多面鏡の高精度な
回転を実現することが可能になる。
【0050】また、請求項6に記載の発明によれば、水
平走査の同期を高精度に実現することができる。
【0051】また、請求項7に記載の発明によれば、垂
直走査の同期を高精度に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の全体の概略構成図であ
る。
【図2】この発明の一実施形態のブロック図である。
【図3】この発明の一実施形態の動作説明用のタイミン
グチャートである。
【図4】この発明の一実施形態の動作説明用のタイミン
グチャートである。
【図5】この発明の一実施形態の一部の側面図である。
【図6】この発明の一実施形態の一部の側面図である。
【図7】この発明の一実施形態の一部の側面図である。
【図8】この発明の一実施形態の一部の側面図である。
【符号の説明】
1r、1g、1b R、G、B用レーザダイオード 2 水平走査用ポリゴンミラー(水平走査手段) 7 垂直走査用ポリゴンミラー(垂直走査手段) 8 ブラシレスモータ(垂直走査手段) 9 カラーモニタ 12、23 フォトトランジスタ CT 反射面 NC 無反射面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ信号に基づきR、G、Bの各レー
    ザを駆動すると共に、水平走査手段及び垂直走査手段に
    より、カラーモニタ上で前記各レーザのレーザ光を水平
    方向及び垂直方向にそれぞれ走査して画像表示を行うレ
    ーザディスプレイ装置において、 前記垂直走査手段が、モータ及びこのモータにより回転
    される回転多面鏡により構成されることを特徴とするレ
    ーザディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 前記回転多面鏡の各反射面の回転方向へ
    の幅の調整により、垂直ブランキング期間が設定される
    ことを特徴とする請求項1に記載のレーザディスプレイ
    装置。
  3. 【請求項3】 前記回転多面鏡の隣接する各反射面の成
    す角度の調整により、垂直ブランキング期間が設定され
    ることを特徴とする請求項1に記載のレーザディスプレ
    イ装置。
  4. 【請求項4】 前記回転多面鏡の隣接する各反射面間
    に、垂直ブランキング期間設定用の無反射面を形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載のレーザディスプレイ
    装置。
  5. 【請求項5】 前記モータが、ブラシレスモータから成
    ることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載
    のレーザディスプレイ装置。
  6. 【請求項6】 前記水平走査手段により走査される前記
    レーザ光を一部取り出して水平同期の検出に用いること
    を特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のレー
    ザディスプレイ装置。
  7. 【請求項7】 前記垂直走査手段により走査される前記
    レーザ光を一部取り出して垂直同期の検出に用いること
    を特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のレー
    ザディスプレイ装置。
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