JPS6264180A - 信号多重方法 - Google Patents
信号多重方法Info
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- JPS6264180A JPS6264180A JP61182214A JP18221486A JPS6264180A JP S6264180 A JPS6264180 A JP S6264180A JP 61182214 A JP61182214 A JP 61182214A JP 18221486 A JP18221486 A JP 18221486A JP S6264180 A JPS6264180 A JP S6264180A
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- phase
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は残留側波帯伝送方式を採用する映像伝送系にお
ける信号多重技術に関するものである。
ける信号多重技術に関するものである。
従来の技術
近年、テレビジョン信号などに各種の情報を多重し、よ
り高度なサービスを行うことが盛んになってきた0文字
多重放送が一例として挙げられるが、都市型CATVな
どにおいても、テレビジョン信号に各種の信号を多重す
る必要がある。
り高度なサービスを行うことが盛んになってきた0文字
多重放送が一例として挙げられるが、都市型CATVな
どにおいても、テレビジョン信号に各種の信号を多重す
る必要がある。
従来からの多重化方式には大別して2種のものがある。
同期信号区間に情報を重畳する文字多重放送などの時間
多重方式、あるいはCATVなどで広く用いられている
ような周波数多重方式などがある。
多重方式、あるいはCATVなどで広く用いられている
ような周波数多重方式などがある。
第9図は、・時間多重方式の一例として文字多重放送の
回路構成図を示したものである。2は映像信号入力端子
、91は文字信号重畳器、92は波形整形フィルタ、9
3は文字信号(副信号)入力端子、1は搬送波入力端子
、3は振幅変調器、11は残留側波帯フィルタで以上に
より送信系98が構成されており、12は伝送路である
。そして、94は検波器、17は映像信号出力端子、9
5は同期分離器、96は文字信号抜取り器、97は文字
信号(副信号)出力端子で復調系99が構成されている
。送信系98において副信号は文字信号重畳器♀1βよ
り、垂直帰線区間にバースト的に多重される。復調系9
9では検波器94で検波後、同期分離器95で同期信号
が分離され、この同期信号をもとに文字信号抜取り器9
6で副信号が分離される。(例えば、「放送技術」VO
L、36.No、10.PP、105〜PP。
回路構成図を示したものである。2は映像信号入力端子
、91は文字信号重畳器、92は波形整形フィルタ、9
3は文字信号(副信号)入力端子、1は搬送波入力端子
、3は振幅変調器、11は残留側波帯フィルタで以上に
より送信系98が構成されており、12は伝送路である
。そして、94は検波器、17は映像信号出力端子、9
5は同期分離器、96は文字信号抜取り器、97は文字
信号(副信号)出力端子で復調系99が構成されている
。送信系98において副信号は文字信号重畳器♀1βよ
り、垂直帰線区間にバースト的に多重される。復調系9
9では検波器94で検波後、同期分離器95で同期信号
が分離され、この同期信号をもとに文字信号抜取り器9
6で副信号が分離される。(例えば、「放送技術」VO
L、36.No、10.PP、105〜PP。
周波数多重は、都市型CATVで良く使われているが、
映像信号帯域とは別にデータ伝送用帯域を設けている。
映像信号帯域とは別にデータ伝送用帯域を設けている。
(例えば、ナショナル・テクニカル・レボ−)VOL、
30.NOl、PP、61〜PP、70) その他には、スクランブルを目的として、デスクランブ
ル用のパルスを音声搬送波に振幅変調をかけて重畳して
いる場合がある。第1O図はこの方式を説明した波形図
である。第10図において、スクランブルされた映像信
号は同期信号部分のレベルを上げ、同期信号を映像信号
レベルの中にはめ込むことにより、同期秘匿が行われる
。デスクランブル時には、音声搬送波のエンベロープを
検出し、あるオフセット(時間遅れ)を持たせた後、映
像信号レベルを下げ、同期信号を回復させる。
30.NOl、PP、61〜PP、70) その他には、スクランブルを目的として、デスクランブ
ル用のパルスを音声搬送波に振幅変調をかけて重畳して
いる場合がある。第1O図はこの方式を説明した波形図
である。第10図において、スクランブルされた映像信
号は同期信号部分のレベルを上げ、同期信号を映像信号
レベルの中にはめ込むことにより、同期秘匿が行われる
。デスクランブル時には、音声搬送波のエンベロープを
検出し、あるオフセット(時間遅れ)を持たせた後、映
像信号レベルを下げ、同期信号を回復させる。
なお、オフセント量を随時変更していくことにより、秘
匿性を向上させている。(例えば、IEEE Tra
ns、VOL、CB−30゜No、3.Aug、198
4 PP、499〜PP、500) 発明が解決しようとする問題点 従来の方法ではいずれも構成が複雑(特に復調系)な上
、周波数多重方式の場合、余分にスペクトルを消費し、
スペクトル利用効率の点でも好ましくない、又、音声搬
送波に振幅変調をかけて重畳した場合、映像信号とのク
ロストークや、音声信号が既にステレオ放送など多重化
されている場合、振幅−位相変換(AM−PM変換)に
よって妨害を生じることがある。
匿性を向上させている。(例えば、IEEE Tra
ns、VOL、CB−30゜No、3.Aug、198
4 PP、499〜PP、500) 発明が解決しようとする問題点 従来の方法ではいずれも構成が複雑(特に復調系)な上
、周波数多重方式の場合、余分にスペクトルを消費し、
スペクトル利用効率の点でも好ましくない、又、音声搬
送波に振幅変調をかけて重畳した場合、映像信号とのク
ロストークや、音声信号が既にステレオ放送など多重化
されている場合、振幅−位相変換(AM−PM変換)に
よって妨害を生じることがある。
本発明はこのような問題点に鑑み、構成が簡易で占有ス
ペクトルを増加させることなく、又、映像信号、音声信
号に劣化を与えずに副信号を多重する信号多重方法を提
供するものである。
ペクトルを増加させることなく、又、映像信号、音声信
号に劣化を与えずに副信号を多重する信号多重方法を提
供するものである。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために、本発明の信号多重方法は
、残留側波帯振幅変調されたテレビジョン信号の残留側
波帯内および前記残留側波帯振幅変調の搬送波の周波数
に関して前記残留側波帯とは対称な帯域内に、前記搬送
波と同一周波数でかつ位相が90°異なる副搬送波を前
記テレビジテン信号とは異なる副信号で変調した信号を
重畳するものである。
、残留側波帯振幅変調されたテレビジョン信号の残留側
波帯内および前記残留側波帯振幅変調の搬送波の周波数
に関して前記残留側波帯とは対称な帯域内に、前記搬送
波と同一周波数でかつ位相が90°異なる副搬送波を前
記テレビジテン信号とは異なる副信号で変調した信号を
重畳するものである。
作用
本発明は、上記のように直交する変調軸に各々映像、副
信号を多重するので、占有スペクトルを増加させること
がない、又、同期検波を用いることにより、容易に信号
の分離が行え、構成が簡易になる。
信号を多重するので、占有スペクトルを増加させること
がない、又、同期検波を用いることにより、容易に信号
の分離が行え、構成が簡易になる。
しかし、一般に残留側波帯伝送方式に布いて、このよう
な直交変調方式を適用すると、残留側波帯フィルタによ
って、側波帯が非対称に制限されるため、いわゆる直交
歪を生じ、両信号間に妨害を生じる。
な直交変調方式を適用すると、残留側波帯フィルタによ
って、側波帯が非対称に制限されるため、いわゆる直交
歪を生じ、両信号間に妨害を生じる。
そこで、本発明では、両側波帯が対称に伝送され、直交
歪を生じない程度の狭いスペクトルを持つ、変調された
副信号を低しヘルで挿入することにより、副信号と映像
信号のクロストークを軽減している。
歪を生じない程度の狭いスペクトルを持つ、変調された
副信号を低しヘルで挿入することにより、副信号と映像
信号のクロストークを軽減している。
実施例
以下、本発明の一実施例の信号多重方法について、図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
第1図は本発明の第1の実施例における信号多重方法の
伝送装置の回路構成図を示すものである。
伝送装置の回路構成図を示すものである。
第1図において、1は搬送波入力端子、2は映像信号入
力端子、3は振幅変調器、4は90″移相器、5と10
9は乗算器、6は副信号用帯域制限フィルタ、7は擬似
雑音発生器、8は副信号入力端子、10は合波器、11
は残留側波帯フィルタで、これらによって送信系100
が構成される。
力端子、3は振幅変調器、4は90″移相器、5と10
9は乗算器、6は副信号用帯域制限フィルタ、7は擬似
雑音発生器、8は副信号入力端子、10は合波器、11
は残留側波帯フィルタで、これらによって送信系100
が構成される。
12は伝送路である。13,18.22は乗算器、14
は映像信号用フィルタ、15は90″移相器、16は再
生搬送波入力端子、17は映像信号出力端子、19は副
信号用フィルタ、23は再生擬似雑音発生器、24はロ
ーパスフィルタ(図中、LPFと略す)、123は副信
号出力端子で、これらによって復調系101が構成され
ている。
は映像信号用フィルタ、15は90″移相器、16は再
生搬送波入力端子、17は映像信号出力端子、19は副
信号用フィルタ、23は再生擬似雑音発生器、24はロ
ーパスフィルタ(図中、LPFと略す)、123は副信
号出力端子で、これらによって復調系101が構成され
ている。
以上のように構成された信号多重方法の伝送装置につい
て、以下、第2図、第3図、および第4図を用いてその
動作を説明する。
て、以下、第2図、第3図、および第4図を用いてその
動作を説明する。
送信系100において、搬送波はまず2系統に分けられ
、一方は移相器4によって90°位相がずらされる。直
交する2つの搬送波は、映像信号及びスペクトル拡散さ
れた副信号により、各々振幅変調器3と乗算器5で振幅
変調を受け、合波器lOによって合成される。このよう
に直交変調を受けた波は、残留側波帯フィルタ11によ
って側波帯の一部が削り取られ伝送される。
、一方は移相器4によって90°位相がずらされる。直
交する2つの搬送波は、映像信号及びスペクトル拡散さ
れた副信号により、各々振幅変調器3と乗算器5で振幅
変調を受け、合波器lOによって合成される。このよう
に直交変調を受けた波は、残留側波帯フィルタ11によ
って側波帯の一部が削り取られ伝送される。
擬似雑音発生器7は副信号をスペクトル拡散するための
擬似雑音発生器であるが、言いかえればある種の符号系
列の発生器である。符号系列には、最長線形符号(m系
列)、ゴールド符号をはじめとして種々なものが提案さ
れているが、第2図に擬似雑音発生器7の一例として7
段のm系列の回路構成図の一例を示す。第2図において
、201〜207はシフトレジスタ(図中はS、R,と
略記)、208は排他的論理和、209はシフトレジス
タ駆動用クロック入力端子、210は擬似雑音出力端子
である。なお、擬似雑音の帯域は副信号のそれよりはる
かに広く選ぶ。
擬似雑音発生器であるが、言いかえればある種の符号系
列の発生器である。符号系列には、最長線形符号(m系
列)、ゴールド符号をはじめとして種々なものが提案さ
れているが、第2図に擬似雑音発生器7の一例として7
段のm系列の回路構成図の一例を示す。第2図において
、201〜207はシフトレジスタ(図中はS、R,と
略記)、208は排他的論理和、209はシフトレジス
タ駆動用クロック入力端子、210は擬似雑音出力端子
である。なお、擬似雑音の帯域は副信号のそれよりはる
かに広く選ぶ。
第3図は残留側波帯フィルタ11の周波数特性図、第4
図はスペクトル拡散され、更に帯域制限フィルタを通過
後の副信号で、搬送波を変調した時のスペクトル図を示
している。ただし、foは搬送波周波数である。このよ
うに、副信号系のスペクトルを、両側波帯が通過する程
度に帯域制限することで、副信号、映像信号間のクロス
トークを低減している。
図はスペクトル拡散され、更に帯域制限フィルタを通過
後の副信号で、搬送波を変調した時のスペクトル図を示
している。ただし、foは搬送波周波数である。このよ
うに、副信号系のスペクトルを、両側波帯が通過する程
度に帯域制限することで、副信号、映像信号間のクロス
トークを低減している。
第1図の復調系101において、副信号の変調軸に位相
ロックした再生搬送波を移相器15で90°移相後乗算
器13、映像信号用フィルタ14で同期検波すれば、映
像信号が復調される。
ロックした再生搬送波を移相器15で90°移相後乗算
器13、映像信号用フィルタ14で同期検波すれば、映
像信号が復調される。
副信号の復調に関しては、送信のプロセスとは逆の手順
で行えばよい、まず、副信号に位相ロックした再生搬送
波を用いて、乗算器18、副信号用フィルタ19で同期
検波すれば、スペクトル拡散された副信号が分離検波さ
れる。更に送信系とは同一の符号系列で、位相も一致し
た擬似雑音を再生擬似雑音発生器23で再生し、乗算器
22、ローパスフィルタ24で相関検出を行うことによ
り副信号が復調される。なお、映像信号変調においては
搬送波は抑圧されないが、副信号の変調においては搬送
波が抑圧されるので、前者の搬送波の位相にロックする
フェイズ・ロックド・ループ(P L L)を構成する
ことにより、容易に再生搬送波を得ることができる。又
、擬似雑音の再生には、一種のフェイズ・ロックド・ル
ープであるタウ・ディザ・ループや遅延ロックド・ルー
プ(DLL)などを用いることができる。(一連のスペ
クトル拡散技術に関しては、R,C,Dixon著「ス
ペクトラム拡散通信方式」が詳しい)第5図は本発明の
第2の実施例を示す信号多重方法の伝送装置の回路構成
図である。この実施例では、映像信号に同期情報を持た
せず、副信号にその情報を載せることにより、スクラン
ブルの効果を持たせようとするものである。
で行えばよい、まず、副信号に位相ロックした再生搬送
波を用いて、乗算器18、副信号用フィルタ19で同期
検波すれば、スペクトル拡散された副信号が分離検波さ
れる。更に送信系とは同一の符号系列で、位相も一致し
た擬似雑音を再生擬似雑音発生器23で再生し、乗算器
22、ローパスフィルタ24で相関検出を行うことによ
り副信号が復調される。なお、映像信号変調においては
搬送波は抑圧されないが、副信号の変調においては搬送
波が抑圧されるので、前者の搬送波の位相にロックする
フェイズ・ロックド・ループ(P L L)を構成する
ことにより、容易に再生搬送波を得ることができる。又
、擬似雑音の再生には、一種のフェイズ・ロックド・ル
ープであるタウ・ディザ・ループや遅延ロックド・ルー
プ(DLL)などを用いることができる。(一連のスペ
クトル拡散技術に関しては、R,C,Dixon著「ス
ペクトラム拡散通信方式」が詳しい)第5図は本発明の
第2の実施例を示す信号多重方法の伝送装置の回路構成
図である。この実施例では、映像信号に同期情報を持た
せず、副信号にその情報を載せることにより、スクラン
ブルの効果を持たせようとするものである。
同図において、lは搬送波入力端子、3は振幅変調器、
4は90@移相器、5は乗算器、1oは合波器、11は
残留側波帯フィルタ、6は副信号帯域制限フィルタ、7
は擬似雑音発生器で、以上は第1図の送信系100と同
様なものである。第5図の送信系500において、第1
図のものと異なるのは2が同期情報を持たない映像信号
入力端子であること、58が副信号としての垂直同期1
8号入力端子であること、乗算器の代わりに25の排他
的論理和回路を用い、26の駆動クロック入力端子を付
加したことである。なお、以上により送信系500が構
成される。12の伝送路は第1図のものと同様のもので
ある。
4は90@移相器、5は乗算器、1oは合波器、11は
残留側波帯フィルタ、6は副信号帯域制限フィルタ、7
は擬似雑音発生器で、以上は第1図の送信系100と同
様なものである。第5図の送信系500において、第1
図のものと異なるのは2が同期情報を持たない映像信号
入力端子であること、58が副信号としての垂直同期1
8号入力端子であること、乗算器の代わりに25の排他
的論理和回路を用い、26の駆動クロック入力端子を付
加したことである。なお、以上により送信系500が構
成される。12の伝送路は第1図のものと同様のもので
ある。
又、13.18の乗算器、15の90″移相器、14の
映像信号用フィルタ、16の再生搬送波入力端子19の
副信号用フィルタは第1図の復調系101と同様なもの
である。第5図の復調系において第1図と異なるのは、
17が同期情報を持たない映像信号出力端子であること
、スペクトル拡散された副信号の復調に遅延線整合フィ
ルタ20を用い、21が同期信号出力端子となったこと
である。なお、以上により復調系501が構成される。
映像信号用フィルタ、16の再生搬送波入力端子19の
副信号用フィルタは第1図の復調系101と同様なもの
である。第5図の復調系において第1図と異なるのは、
17が同期情報を持たない映像信号出力端子であること
、スペクトル拡散された副信号の復調に遅延線整合フィ
ルタ20を用い、21が同期信号出力端子となったこと
である。なお、以上により復調系501が構成される。
第5図の送信系500において、垂直同期信号は擬似雑
音発生器7の発生する擬似雑音によってスペクトル拡散
される。一方、水平同期情報は擬似雑音の周期に重畳さ
れる。つまり、擬似雑音はある符号系列であるが、この
符号長をnとし、水平同期周波数をfHとすれば、擬似
雑音発生器用駆動クロック周波数をfHxnに選ぶこと
により、擬似雑音の周期と水平同期の周期が一致する。
音発生器7の発生する擬似雑音によってスペクトル拡散
される。一方、水平同期情報は擬似雑音の周期に重畳さ
れる。つまり、擬似雑音はある符号系列であるが、この
符号長をnとし、水平同期周波数をfHとすれば、擬似
雑音発生器用駆動クロック周波数をfHxnに選ぶこと
により、擬似雑音の周期と水平同期の周期が一致する。
第5図の復調系501において、第1の実施例と同様、
再生搬送波及び乗算器18、副信号用フィルタ19によ
って同期検波することにより、スペクトル拡散された同
期信号が分離される。そして、送信擬似雑音に整合する
遅延線整合フィルタ20を用いることにより、同期信号
が取り出され遅延線整合フィルタ20は例えば第6図の
ようにして構成されている。601〜607は遅延素子
(図中ではTと略記)で左から右へ信号が伝播する。6
08,609は加算器(図中ではΣと略記)、6IOは
減算器(図中では−と略記)、611は入力端子、61
2は出力端子である。遅延線整合フィルタは、符号系列
の識別、それもある特定の符号系列のみを識別するよう
構成されている。各遅延素子の遅延時間は、対象となる
符号のクロック周期に等しいとすれば、符号の第1ビツ
トが607にある時、第2ビツトは606、第3ビツト
は605にあり以下同様である。今、このフィルタに整
合している符号列である〔0100111)が入力され
たとすると、すべての符号の極性が一致して足し合わさ
れるので最大出力が得られる。第7図は、このフィルタ
の入出力の波形図である。
再生搬送波及び乗算器18、副信号用フィルタ19によ
って同期検波することにより、スペクトル拡散された同
期信号が分離される。そして、送信擬似雑音に整合する
遅延線整合フィルタ20を用いることにより、同期信号
が取り出され遅延線整合フィルタ20は例えば第6図の
ようにして構成されている。601〜607は遅延素子
(図中ではTと略記)で左から右へ信号が伝播する。6
08,609は加算器(図中ではΣと略記)、6IOは
減算器(図中では−と略記)、611は入力端子、61
2は出力端子である。遅延線整合フィルタは、符号系列
の識別、それもある特定の符号系列のみを識別するよう
構成されている。各遅延素子の遅延時間は、対象となる
符号のクロック周期に等しいとすれば、符号の第1ビツ
トが607にある時、第2ビツトは606、第3ビツト
は605にあり以下同様である。今、このフィルタに整
合している符号列である〔0100111)が入力され
たとすると、すべての符号の極性が一致して足し合わさ
れるので最大出力が得られる。第7図は、このフィルタ
の入出力の波形図である。
以上の例のように、第5図の同期信号出力端子21には
水平同期の周期ごとに、鋭いパルスが現れる。又、垂直
帰線区間には、排他的論理和回路25によって符号系列
が反転されるため、パルスは逆の向きに現れる。このよ
うに受信側では、このパルスによって水平同期信号が、
パルスの極性によって垂直同期信号が再生される。なお
、擬似雑音系列を随時変更したり、復調パルス位置と再
生されるべき水平同期パルス位置とのずれ(オフセント
)を随時変更したりすることにより、スクランブル効果
を高めることができる。なお、第1の実施例のように、
遅延ロックド・ループなどを用いて、同期信号を再生す
ることもできる。
水平同期の周期ごとに、鋭いパルスが現れる。又、垂直
帰線区間には、排他的論理和回路25によって符号系列
が反転されるため、パルスは逆の向きに現れる。このよ
うに受信側では、このパルスによって水平同期信号が、
パルスの極性によって垂直同期信号が再生される。なお
、擬似雑音系列を随時変更したり、復調パルス位置と再
生されるべき水平同期パルス位置とのずれ(オフセント
)を随時変更したりすることにより、スクランブル効果
を高めることができる。なお、第1の実施例のように、
遅延ロックド・ループなどを用いて、同期信号を再生す
ることもできる。
第8図は本発明の第3の実施例を示す信号多重方法の伝
送装置の回路構成図である。■は搬送波入力端子、2は
同期情報を持たない映像信号入力端子、3は振幅変調器
1.4と15は90@移相器、5と13と18は乗算器
、10は合波器、11は残留側波帯フィルタ、6は副信
号用帯域制限フィルタ、25は排他的論理和回路、58
は垂直同期信号入力端子、7は擬似雑音発生器、26は
駆動クロック入力端子、12は伝送路、14は1映像体
号用フィルタ、17は同“期情報を持たぬ映像信号出力
端子、16は再生搬送波入力端子、19は副信号用フィ
ルタ、20は遅延線整合フィルタ、21は同期信号出力
端子で、以上は第5図の構成と同様のものである。第5
図の構成と異なるのは、擬似雑音発生器7とは異なる系
列の擬似雑音発生器84を設け、制御信号を符号多重し
ていることである。これに従って、83の排他的論理和
回路、82の副信号帯域制限フィルタ、81の合波器、
85の制御I信号入力端子、22の乗算器、23の再生
擬似雑音発生器、24のローパスフィルタ(図中LPF
と略記)、86の制御信号出力端子が追加される。なお
、擬似雑音発生器7の発生する擬似雑音系列は、遅延線
整合フィルタ20に整合し、84と23の擬似雑音発生
器は、同じ符号系列の擬似雑音を発生する。
送装置の回路構成図である。■は搬送波入力端子、2は
同期情報を持たない映像信号入力端子、3は振幅変調器
1.4と15は90@移相器、5と13と18は乗算器
、10は合波器、11は残留側波帯フィルタ、6は副信
号用帯域制限フィルタ、25は排他的論理和回路、58
は垂直同期信号入力端子、7は擬似雑音発生器、26は
駆動クロック入力端子、12は伝送路、14は1映像体
号用フィルタ、17は同“期情報を持たぬ映像信号出力
端子、16は再生搬送波入力端子、19は副信号用フィ
ルタ、20は遅延線整合フィルタ、21は同期信号出力
端子で、以上は第5図の構成と同様のものである。第5
図の構成と異なるのは、擬似雑音発生器7とは異なる系
列の擬似雑音発生器84を設け、制御信号を符号多重し
ていることである。これに従って、83の排他的論理和
回路、82の副信号帯域制限フィルタ、81の合波器、
85の制御I信号入力端子、22の乗算器、23の再生
擬似雑音発生器、24のローパスフィルタ(図中LPF
と略記)、86の制御信号出力端子が追加される。なお
、擬似雑音発生器7の発生する擬似雑音系列は、遅延線
整合フィルタ20に整合し、84と23の擬似雑音発生
器は、同じ符号系列の擬似雑音を発生する。
7と84の擬似雑音発生器の発生する符号系列の相互相
関が小さくなるように符号列を選定することにより、こ
のように符号多重が可能である。
関が小さくなるように符号列を選定することにより、こ
のように符号多重が可能である。
この実施例では2副信号の多重の例を示したが、更に多
数の擬似雑音を用意することにより、更に多数の副信号
を多重することも可能である。“又、同期信号の復調に
は遅延線整合フィルタを用いる方式、制御信号の復調に
は遅延ロックド・ループなどを用いて擬似雑音を再生し
逆拡散する方式を例示したが、各各どちらか同一の方式
、あるいは互いに逆の方式を用いて復調しても良い、な
お、制御信号には第2の実施例で述べたような、擬似雑
音変更、オフセントなどの他、更に高度な情報を載せる
ことが考えられる。
数の擬似雑音を用意することにより、更に多数の副信号
を多重することも可能である。“又、同期信号の復調に
は遅延線整合フィルタを用いる方式、制御信号の復調に
は遅延ロックド・ループなどを用いて擬似雑音を再生し
逆拡散する方式を例示したが、各各どちらか同一の方式
、あるいは互いに逆の方式を用いて復調しても良い、な
お、制御信号には第2の実施例で述べたような、擬似雑
音変更、オフセントなどの他、更に高度な情報を載せる
ことが考えられる。
なお、第1.第2.第3の実施例のいずれにおいても、
移相器4は、乗算器5の後、あるいは振幅変調器3の前
あるいは後のいずれに置いても良いし、又、同時に複数
の場所においても良(、結果的に90@の位相差を持っ
て合波器10で合成されれば良い、ただし、それに従っ
て、移相器の移相量と、乗算器13あるいは乗算器18
に加えられる再生搬送波の位相は最適に選ばねばならな
い。
移相器4は、乗算器5の後、あるいは振幅変調器3の前
あるいは後のいずれに置いても良いし、又、同時に複数
の場所においても良(、結果的に90@の位相差を持っ
て合波器10で合成されれば良い、ただし、それに従っ
て、移相器の移相量と、乗算器13あるいは乗算器18
に加えられる再生搬送波の位相は最適に選ばねばならな
い。
発明の効果
以上のように本発明は残留側波帯振幅変調されたテレビ
ジョン信号の残留側波帯内および前記残留側波帯振幅変
調の搬送波の周波数に関して前記残留側波帯とは対称な
帯域内に、前記搬送波と同一周波数でかつ位相が90°
異なる副搬送波を前記テレビジョン信号とは異なる副信
号で変調した信号を重畳することにより、占有スペクト
ルを増加させることなく、しかも簡易な構成により副信
号を多重することができる。
ジョン信号の残留側波帯内および前記残留側波帯振幅変
調の搬送波の周波数に関して前記残留側波帯とは対称な
帯域内に、前記搬送波と同一周波数でかつ位相が90°
異なる副搬送波を前記テレビジョン信号とは異なる副信
号で変調した信号を重畳することにより、占有スペクト
ルを増加させることなく、しかも簡易な構成により副信
号を多重することができる。
第1図は本発明の第1の実施例における信号多重方法の
伝送装置の回路のブロック図、第2図は第1図の擬似雑
音発生器7の一例の回路構成図、第3図は残留側波帯フ
ィルタ11の周波数特性図、第4図は直交する搬送波を
副信号で変調した時のスペクトル図、第5図は本発明の
第2の実施例における信号多重方法の伝送装置の回路の
ブロック図、第6図および第7図はそれぞれ第5図の遅
延線整合フィルタ20の一例の回路構成図および入出力
の波形図、第8図は本発明の第3の実施例における信号
多重方法の伝送装置の回路のブロック図、第9図は従来
の信号多重方法の一例としての文字多重放送の回路のブ
ロック図、第10図は従来の信号多重方法の一例として
のスクランブルの波形図である。 l・・・・・・搬送波入力端子、2・・・・・・映像信
号入力端子、3・・・・・・振幅変調器、4.15・・
・・・・90”移相器、5,13.18,22.109
・・・・・・乗算器、10.81・・・・・・加算器、
11・・・・・・残留側波帯フィルタ、6.82・・・
・・・副信号帯域制限フィルタ、8・・・・・・副信号
入力端子、5日・・・・・・垂直同期信号入力端子、7
.84・・・・・・擬似雑音発生器、25.83・・・
・・・排他的論理和回路、12・・・・・・伝送路、8
5・・・・・・制御信号入力端子、14・・・・・・映
像信号用フィルタ、17・・・・・・映像信号出力端子
、19・・・・・・副信号用フィルタ、20・・・・・
・遅延線整合フィルタ、21・・・・・・同期信号出力
端子、23・・・・・・再生擬似雑音発生器、24・・
・・・・ローパスフィルタ(LPF)、86・・・・・
・制御信号出力端子、123・・・・・・副信号出力端
子。 第3図 第4図
伝送装置の回路のブロック図、第2図は第1図の擬似雑
音発生器7の一例の回路構成図、第3図は残留側波帯フ
ィルタ11の周波数特性図、第4図は直交する搬送波を
副信号で変調した時のスペクトル図、第5図は本発明の
第2の実施例における信号多重方法の伝送装置の回路の
ブロック図、第6図および第7図はそれぞれ第5図の遅
延線整合フィルタ20の一例の回路構成図および入出力
の波形図、第8図は本発明の第3の実施例における信号
多重方法の伝送装置の回路のブロック図、第9図は従来
の信号多重方法の一例としての文字多重放送の回路のブ
ロック図、第10図は従来の信号多重方法の一例として
のスクランブルの波形図である。 l・・・・・・搬送波入力端子、2・・・・・・映像信
号入力端子、3・・・・・・振幅変調器、4.15・・
・・・・90”移相器、5,13.18,22.109
・・・・・・乗算器、10.81・・・・・・加算器、
11・・・・・・残留側波帯フィルタ、6.82・・・
・・・副信号帯域制限フィルタ、8・・・・・・副信号
入力端子、5日・・・・・・垂直同期信号入力端子、7
.84・・・・・・擬似雑音発生器、25.83・・・
・・・排他的論理和回路、12・・・・・・伝送路、8
5・・・・・・制御信号入力端子、14・・・・・・映
像信号用フィルタ、17・・・・・・映像信号出力端子
、19・・・・・・副信号用フィルタ、20・・・・・
・遅延線整合フィルタ、21・・・・・・同期信号出力
端子、23・・・・・・再生擬似雑音発生器、24・・
・・・・ローパスフィルタ(LPF)、86・・・・・
・制御信号出力端子、123・・・・・・副信号出力端
子。 第3図 第4図
Claims (2)
- (1)残留側波帯振幅変調されたテレビジョン信号の残
留側波帯内および前記残留側波帯振幅変調の搬送波の周
波数に関して前記残留側波帯とは対称な帯域内に、前記
搬送波と同一周波数でかつ位相が90°異なる副搬送波
を前記テレビジョン信号とは異なる副信号で変調した信
号を重畳することを特徴とする信号多重方法。 - (2)副搬送波を前記テレビジョン信号とは異なる副信
号で変調する方法は、搬送波除去振幅変調であることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の信号多重方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61182214A JPH0683438B2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 | 信号多重方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61182214A JPH0683438B2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 | 信号多重方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60025527A Division JPH0722387B2 (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | 信号多重方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6264180A true JPS6264180A (ja) | 1987-03-23 |
JPH0683438B2 JPH0683438B2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=16114344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61182214A Expired - Lifetime JPH0683438B2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 | 信号多重方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0683438B2 (ja) |
-
1986
- 1986-08-01 JP JP61182214A patent/JPH0683438B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0683438B2 (ja) | 1994-10-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |