JPS6263Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6263Y2 JPS6263Y2 JP1980160132U JP16013280U JPS6263Y2 JP S6263 Y2 JPS6263 Y2 JP S6263Y2 JP 1980160132 U JP1980160132 U JP 1980160132U JP 16013280 U JP16013280 U JP 16013280U JP S6263 Y2 JPS6263 Y2 JP S6263Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable body
- cylindrical movable
- cylindrical
- coil
- magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 5
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 5
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 3
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 claims description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はビデオデイスクプレーヤに適用できる
速度補正変換装置の改良に関するものである。
速度補正変換装置の改良に関するものである。
ビデオデイスクプレーヤではビデオデイスクと
それに当接するピツクアツプ装置との相対速度が
一定であることが望ましいわけであるが、デイス
ク回転系の不安定さ、デイスクのそり、デイスク
成形時の歪み、記録誤差等種々の原因により時間
軸変動(ジツタ)の発生を防ぐことができないこ
とは良く知られているとおりである。そこで、こ
のジツタによる弊害をプレーヤ側で低減するため
に、ジツタ検出信号によりピツクアツプ装置を、
ジツタをキヤンセルするように駆動せしめる装置
すなわち速度補正変換装置が利用されている。従
来装置は第1図に示す如く、ヨーク1と永久磁石
2の間に配したボビン3上のコイル4にジツタ検
出信号を付与し、電磁変換作用に基づき支枠5に
緩衝体6を介して支持された可動体7をその長手
方向に変位できるように構成し、可動体の自由端
部に取り付けたピツクアツプ装置に所期の制御を
付与するものである。しかしこの従来装置では、
効率向上のためにはコイルの線径を細くまた巻
数を多くする必要があるが、線径を細くすれば機
械的に断線し易くなり、又巻数を多くするにはヨ
ーク1と永久磁石2との間のスペースを広くしな
ければならず効率向上を期し難い。ボビン3を
支持する可動体7を緩衝体6により片側だけで支
持するようにしているので、ヨーク1とコイル4
の各軸心を一致させ、又共振時に起る不必要な方
向の振動を押えるには、緩衝体6の間隔を広くし
てやる必要があり形状の小型化には寄与しない。
さらに可動体7を上述の如く片側だけで支持し
ているので、共振時のQを押える効果が不充分で
ある、等の欠点があつた。
それに当接するピツクアツプ装置との相対速度が
一定であることが望ましいわけであるが、デイス
ク回転系の不安定さ、デイスクのそり、デイスク
成形時の歪み、記録誤差等種々の原因により時間
軸変動(ジツタ)の発生を防ぐことができないこ
とは良く知られているとおりである。そこで、こ
のジツタによる弊害をプレーヤ側で低減するため
に、ジツタ検出信号によりピツクアツプ装置を、
ジツタをキヤンセルするように駆動せしめる装置
すなわち速度補正変換装置が利用されている。従
来装置は第1図に示す如く、ヨーク1と永久磁石
2の間に配したボビン3上のコイル4にジツタ検
出信号を付与し、電磁変換作用に基づき支枠5に
緩衝体6を介して支持された可動体7をその長手
方向に変位できるように構成し、可動体の自由端
部に取り付けたピツクアツプ装置に所期の制御を
付与するものである。しかしこの従来装置では、
効率向上のためにはコイルの線径を細くまた巻
数を多くする必要があるが、線径を細くすれば機
械的に断線し易くなり、又巻数を多くするにはヨ
ーク1と永久磁石2との間のスペースを広くしな
ければならず効率向上を期し難い。ボビン3を
支持する可動体7を緩衝体6により片側だけで支
持するようにしているので、ヨーク1とコイル4
の各軸心を一致させ、又共振時に起る不必要な方
向の振動を押えるには、緩衝体6の間隔を広くし
てやる必要があり形状の小型化には寄与しない。
さらに可動体7を上述の如く片側だけで支持し
ているので、共振時のQを押える効果が不充分で
ある、等の欠点があつた。
本考案はこの欠点に鑑みなされたもので、以下
図示の実施例に基づき説明する。第2図は本考案
装置の斜視図を示し、第3図はその中央横断面図
を示したものである。10は筒状可動体、11は
筒状コイル、12,13は緩衝支持体、14は基
台である。筒状可動体10は非磁性金属で形成さ
れており、その中には一組の棒状磁石15,16
が着磁方向が軸方向に一致するようにそして互に
同極性が向かい合うように配設されている。各磁
石15,16はその反撥力により筒状可動体10
のストツパ17,18に係止され該筒状可動体内
において定位置を採るようにされている。筒状コ
イル11はボビン19に巻回されており、その各
端部は基台14上の端子20,21に接続されて
いる。ボビン19は基台14に取付けたアングル
22に支持されており、筒状コイル11の基台に
対する位置が規制される。この筒状コイル11に
貫装させた筒状可動体10はその各端部を緩衝支
持体12,13により支持するようにしている。
各緩衝支持体12,13はそれぞれゴムにより図
示の如く肉薄部23を持つように成形され、筒状
可動体10をその軸方向に大きく変位させること
ができるようにしている。各支持体の端部は基台
14に取付けた支枠24,25に取り付けられて
いる。筒状可動体10の開放端には磁石26を装
着した結合手段27を備えており、該結合手段は
図示しないピツクアツプ装置のカンチレバー支持
部材に着脱できるように構成されている。
図示の実施例に基づき説明する。第2図は本考案
装置の斜視図を示し、第3図はその中央横断面図
を示したものである。10は筒状可動体、11は
筒状コイル、12,13は緩衝支持体、14は基
台である。筒状可動体10は非磁性金属で形成さ
れており、その中には一組の棒状磁石15,16
が着磁方向が軸方向に一致するようにそして互に
同極性が向かい合うように配設されている。各磁
石15,16はその反撥力により筒状可動体10
のストツパ17,18に係止され該筒状可動体内
において定位置を採るようにされている。筒状コ
イル11はボビン19に巻回されており、その各
端部は基台14上の端子20,21に接続されて
いる。ボビン19は基台14に取付けたアングル
22に支持されており、筒状コイル11の基台に
対する位置が規制される。この筒状コイル11に
貫装させた筒状可動体10はその各端部を緩衝支
持体12,13により支持するようにしている。
各緩衝支持体12,13はそれぞれゴムにより図
示の如く肉薄部23を持つように成形され、筒状
可動体10をその軸方向に大きく変位させること
ができるようにしている。各支持体の端部は基台
14に取付けた支枠24,25に取り付けられて
いる。筒状可動体10の開放端には磁石26を装
着した結合手段27を備えており、該結合手段は
図示しないピツクアツプ装置のカンチレバー支持
部材に着脱できるように構成されている。
かかる本考案装置において、デイスクとピツク
アツプ装置との間の相対速度に変動が生じてジツ
タが検出されると、そのジツタ検出信号は端子2
0,21から筒状コイル11に付与され、その結
果第3図の仮想線で示す如く仮想磁石28を、ジ
ツタ検出信号の方向により図示の極性又はその反
対極性に配設した状態にする。これにより、一方
の棒状磁石15は吸引又は反撥されかつ他方の棒
状磁石16は反撥又は吸引されるから、筒状可動
体10は緩衝支持体12,13に抗して図示矢印
方向又はその反対方向に駆動される。そして、こ
の筒状可動体10の結合手段27を介してピツク
アツプ装置を、上記ジツタをキヤンセルさせるよ
うに駆動する。第4図はコイル中の磁石のコイル
中心からの位置に対する単位電圧(1V)当たり
の力(計算値)を示すもので、磁石の厚みをパ
ラメータとしている。これより推力は磁石の厚さ
にほゞ比例し、磁石中心がコイル端面に位置した
時に推力が最大となることがわかる。
アツプ装置との間の相対速度に変動が生じてジツ
タが検出されると、そのジツタ検出信号は端子2
0,21から筒状コイル11に付与され、その結
果第3図の仮想線で示す如く仮想磁石28を、ジ
ツタ検出信号の方向により図示の極性又はその反
対極性に配設した状態にする。これにより、一方
の棒状磁石15は吸引又は反撥されかつ他方の棒
状磁石16は反撥又は吸引されるから、筒状可動
体10は緩衝支持体12,13に抗して図示矢印
方向又はその反対方向に駆動される。そして、こ
の筒状可動体10の結合手段27を介してピツク
アツプ装置を、上記ジツタをキヤンセルさせるよ
うに駆動する。第4図はコイル中の磁石のコイル
中心からの位置に対する単位電圧(1V)当たり
の力(計算値)を示すもので、磁石の厚みをパ
ラメータとしている。これより推力は磁石の厚さ
にほゞ比例し、磁石中心がコイル端面に位置した
時に推力が最大となることがわかる。
かかる本考案装置では固定のボビンにコイルを
巻数に制約を受けることなく巻回できるので、大
なる磁気力を発生させることができ、又巻き方も
簡単である。さらに、コイルは従来例の様に可動
部に設けられるのではないから断線の心配がない
し、基台上の端子への配線も容易である。筒状可
動体はその動力源を挟んで両側の緩衝支持体によ
り支持されているので、可動体とコイルの各軸心
を比較的簡単に一致させることができるし、共振
時のQを効果的に押えることができる。又、推力
を大きくしなければならない場合も、筒状可動体
の軸方向に大きくなるだけであつて、プレーヤの
薄型化を妨げない。更に、磁石が筒状可動体内に
配設されるので、偏心の問題が生ぜず、動きがス
ムーズとなる等従来装置の欠点を改善でき実用的
である。
巻数に制約を受けることなく巻回できるので、大
なる磁気力を発生させることができ、又巻き方も
簡単である。さらに、コイルは従来例の様に可動
部に設けられるのではないから断線の心配がない
し、基台上の端子への配線も容易である。筒状可
動体はその動力源を挟んで両側の緩衝支持体によ
り支持されているので、可動体とコイルの各軸心
を比較的簡単に一致させることができるし、共振
時のQを効果的に押えることができる。又、推力
を大きくしなければならない場合も、筒状可動体
の軸方向に大きくなるだけであつて、プレーヤの
薄型化を妨げない。更に、磁石が筒状可動体内に
配設されるので、偏心の問題が生ぜず、動きがス
ムーズとなる等従来装置の欠点を改善でき実用的
である。
第1図は従来装置の中央断面図、第2図は本考
案装置の斜視図、第3図はその中央横断面図であ
る。第4図は磁石の位置とそれに付与される力の
特性図である。 主な図番の説明、10……筒状可動体、11…
…筒状コイル、12,13……緩衝支持体、1
5,16……棒状磁石、27……結合手段、28
……仮想磁石。
案装置の斜視図、第3図はその中央横断面図であ
る。第4図は磁石の位置とそれに付与される力の
特性図である。 主な図番の説明、10……筒状可動体、11…
…筒状コイル、12,13……緩衝支持体、1
5,16……棒状磁石、27……結合手段、28
……仮想磁石。
Claims (1)
- 筒状可動体と、着磁方向が前記筒状可動体の軸
方向に一致し、互に同極性が向かい合うように前
記筒状可動体内に離間して配設された一組の棒状
磁石と、前記筒状可動体を変位可能に貫装してな
り前記棒状磁石に対して吸引力又は反撥力を付与
する筒状コイルと前記筒状可動体をその端部近傍
にて緩衝支持してなる支持体と、前記筒状可動体
の変位量をデイスクプレーヤのピツクアツプに伝
達するために該筒状可動体の一端部に設けた結合
手段とを備えてなる速度補正変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980160132U JPS6263Y2 (ja) | 1980-11-07 | 1980-11-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980160132U JPS6263Y2 (ja) | 1980-11-07 | 1980-11-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5783560U JPS5783560U (ja) | 1982-05-24 |
JPS6263Y2 true JPS6263Y2 (ja) | 1987-01-06 |
Family
ID=29519127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980160132U Expired JPS6263Y2 (ja) | 1980-11-07 | 1980-11-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6263Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5017125A (ja) * | 1973-06-13 | 1975-02-22 |
-
1980
- 1980-11-07 JP JP1980160132U patent/JPS6263Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5017125A (ja) * | 1973-06-13 | 1975-02-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5783560U (ja) | 1982-05-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0266739A (ja) | 光学式ビックアップ装置 | |
JPS58175533U (ja) | 機械構造部分の移動装置 | |
JPH02133057A (ja) | 非接触型高速リニア・モータ | |
US3896319A (en) | Linear motor | |
US4124783A (en) | Phonographic pickup | |
JPS6263Y2 (ja) | ||
JPS5888877A (ja) | 磁気ヘツド・スライダ・アクチユエ−タ・アセンブリ | |
JPS61115249A (ja) | 電気機械変換器の支持装置 | |
US3983335A (en) | Stylus assembly and transducer using same | |
JPH0426058B2 (ja) | ||
US3924076A (en) | Electromagnetic phono cartridge | |
JPS6312336Y2 (ja) | ||
JPS6118731B2 (ja) | ||
JPS58171198A (ja) | 電磁形スピ−カ | |
JPH021997Y2 (ja) | ||
JPS5847779B2 (ja) | 回転記録媒体用信号ピツクアツプ装置 | |
JPS5847575Y2 (ja) | 回転記録媒体用ピツクアツプ装置 | |
JPH09171630A (ja) | 光学ピックアップの対物レンズ支持装置 | |
JPS5998147U (ja) | 防振装置 | |
US2492186A (en) | Reproducer for hill and dale and lateral cut phonograph records | |
JP3093724U (ja) | 光学式ピックアップ装置 | |
JPH03122875A (ja) | 磁気ヘッド駆動用アクチュエータ | |
JP2811960B2 (ja) | 磁気ヘッド駆動装置 | |
JPS5861600U (ja) | Mc型ピツクアツプカ−トリツジ | |
JPH038177A (ja) | リニアアクチュエータ機構 |