JPS6263976A

JPS6263976A - クリ−ニング装置

Info

Publication number: JPS6263976A
Application number: JP20403085A
Authority: JP
Inventors: Masayuki Enomoto; 榎本　正行; Akihiko Tamura; 明彦田村; Kiyoaki Kawamoto; 清明河本; Takaaki Yamanaka; 山中　孝明
Original assignee: Konica Minolta Inc
Current assignee: Konica Minolta Inc
Priority date: 1985-09-14
Filing date: 1985-09-14
Publication date: 1987-03-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、トナー現像を行う画像記録装置に用いられ
るクリーニング装置に関し、特に現像により画像が形成
される像担持体の特性劣化を生じさせにり＜シたクリー
ニング装置に関するものである。

〔従来技術〕

一般に、電子写真プロセスを用いた画像記録装置、たと
えば、電子写真複写装置、プリンタ等にあっては、像担
持体である感光体（ベルトまたはドラム）の表面に原稿
等の内容を光学系によって読み取って露光し、これによ
って形成された潜像に現像装置によって可視像を形成し
、この可視像を記録用紙に転写し、さらに転写像を定着
装置によって記録用紙に定着させて排出するようになっ
ている。

この場合、転写を行なった際に記録用紙に付着しなかっ
たトナーが感光体表面に残留するが、このような残留ト
ナーはクリーニング装置によって除去され、この除去さ
れたトナーは、トナー回収ボックスに搬送されて回収さ
れている。

また、感光体の表面に残留する残留トナーは、第５図お
よび第６図に示すクリーニング装置８内のクリーニング
部材、例えばブレード４あるいはローラ４Ａによって感
光体３表面から掻き落とされる。

この残留トナーが他に洩れるのを防ぎ、その総てをトナ
ー回収ボックスに回収するためには、第５図に示すよう
なシート状のガイド部材１あるいは第６図に示すような
ローラ状のガイド部材２で、クリーニング部材４または
４Ａにより掻き落した残留トナーを受け、トナー回収ボ
ックスに導かなければならない。

シート状のガイド部材１は、マイラー、テフロン、ゴム
等の材料で製造されているが、このシート状のガイド部
材１はシート状のものであるため強度が弱く耐久性に問
題があるり、この強度を上げると感光体３への押圧力が
高くなり感光体３の特性劣化を招く恐れがあった。

一方、ローラ状のガイド部材２は感光体３との摩擦で、
あるいは他の回転力を受けて感光体３と当接しながら回
転をし、ローラ４Ａによって掻き落された残留トナーを
受け、これをトナー回収ボックスに導いている。

ガイド部材としてローラ状のもの２を用いても残留トナ
ーが他に洩れるのを防ぐため、感光体３との当接力を高
くしており、このため感光体３の特性の劣化を招くのは
シート状１のものと同じである。特に感光度特性の優れ
ている５ｅ−Ｔｅ系の感光体は常温でクリープをおこす
ため、ガイド部材１または２を常時感光体３に当接する
ことは、クリープあるいは結晶化につながり、感光体の
特性の劣化を招くという問題点を有していた。

〔発明の目的〕

この発明は、前記のような従来のもののもつ問題点を解
決したものであって、感光体のクリープあるいは結晶化
を生じに＜クシたクリーニング装置を提供することを目
的とする。

〔発明の構成〕

この発明は、クリーニング部材により播き取られた被ク
リーニング面上のトナーを受取ってトナー回収ボックス
に搬送するガイド部材が、クリーニング必要時のみ被ク
リーニング部材と接触する構成を有している。

〔発明の実施例〕

以下、図面に示すこの発明の実施例について説明する。

第１図〜第３図にはこの発明によるクリーニング装置の
一実施例が、また、第４図には第１図〜第３図に示した
クリーニング装置２１を使用した一般的な電子写真複写
装置の概略が示されている。

まず、第４図の一般的な電子写真複写装置に用いられた
場合について説明すると、第２図に示すように本体１０
の上面には原稿載置台１１およびその上面を開放・被覆
可能なプラテンカバー１２が設けられ、また前記本体１
０の一側上ブレードには用紙が積重ねられた給紙カセッ
ト１３が着脱可能に設けられ、また、他側下部には排出
トレイ１４が設けられている。

一方、前記本体１０の内部には前記原稿載置台１１上の
原稿に光を照射するとともに、反射した光を被クリーニ
ング部材である感光体ドラム１５に導くためのレンズ、
ミラー等からなる露光装置１６　（破線で囲んだ部分）
が設けられ、前記感光体ドラム１５の上方近傍にはそれ
に対向する帯電装置１７が設けられ、そして、帯電装置
１７の前記感光体ドラム１５の回転方向先方には、現像
装置１８、転写極１９、分離極２０およびクリーニング
装置２１が順次それぞれ感光体ドラム１５に近傍して対
向するように配設されている。

また、前記給紙カセット１３内の用紙束のうちの最上位
のものと当接し得る給紙ローラ２２が設けられるととも
に、感光体ドラム１５に至るまでの用紙の搬送域には上
下一対の再給紙ローラ２３が、また感光体ドラム１５か
ら前記搬送装置２４および定着装置２５がそれぞれ設け
られている。

そして、前記のように構成されているものを使用するに
際しては、まず、原稿載置台１１の上面に原稿を位置し
たのちにプラテンカバー１２で被覆し、そして、操作パ
ネルで操作を行なった後、複写動作を開始すると、原稿
の画像は露光装置１６によって帯電袋Ｍ１７で帯電さた
感光体ドラム１５の表面に伝達されて、そしてこの感光
体ドラム１５の上面に原稿画像に対応した静電潜像が形
成される。

こののち、現像装置１８で現像され、転写極１９で給紙
カセット１３内の最上位に位置し、かつ、給紙ローラ２
２および再給紙ローラ２３で搬送された用紙に転写され
、分離極２０で分離され、搬送装置２４を介して定着装
置２５で定着されたのちに排出トレイ１４に排出される
ものであり、一方、感光体ドラム１５はクリーニング装
置２１で清掃されて一工程が終了し、次の複写作業まで
待機するものである。

そして、前記クリーニング装置２１のトナー搬出口には
トナー搬送スクリューを内蔵するトナー回収管３０が接
続され、その他端にはトナー回収ボックス３１が接続さ
れている。

つぎに第１図〜第３図に要部を示すクリーニング装置２
１について説明する。

このクリーニング装置２１ではクリーニングブレード３
２で感光体ドラム１５の表面から掻き落した残留トナー
Ｔを、ガイド部材としてローラ６で受け、このローラ６
が矢印Ｂ方向に回転することにより残留トナーをトナー
回収装置３１へ導いている。

第１図ではローラ６が感光体ドラム１５に当接しており
、ブレード３２で感光体ドラム１５表面の残留トナーＴ
をトナー回収装置３１へ導いている状態を示している。

前記ローラ６の両端には、第３図に示すようにカム５が
取付けられており、このカム５を第一図に示すように矢
印Ｃ方向に転回させると、カム５が感光体ドラム１５の
両端のカムフォロワー３３　（この部分は画像形成面と
はなっていない）に接触し、第２図に示すようにローラ
６は感光体ドラム１５から離れ、感光体ドラム１５はロ
ーラ６による圧力から解除される。

即ち、この電子写真複写装置１０が複写動作を行ってク
リーニングが必要なときは、ローラ６が感光体ドラム１
５と接触して残留トナーＴをトナー回収装置３１へと導
き、複写動作を行わずクリーニングが不必要なときは、
第３図に示す歯車７が第１回に示す矢印Ｃ方向に回転し
、第２図に示すようにローラ６を感光体ドラム１５から
離脱させ、ローラ６の当接力を解除しているのである。

したがって、前記感光体ドラム１５に対して作用するロ
ーラ６からの圧力は、複写動作が行なわれているクリー
ニング必要時のみ作用し、それ以外では圧力は作用しな
いようになっている。

一般に電子写真複写装置１０にあっては、複写動作時間
とそれ以外（待機あるいは停止）の時間を比較すると複
写動作時間の方がはるかに短かいのが普通である。

そこでクリーニング不用の時に第２図に示すように、感
光体ドラム１５とローラ６とを離脱させ、圧力を解除す
れば感光体の特性劣化を生じさせにくくなり感光体ドラ
ム１５の長寿命化を図ることができるのであり、この場
合の隙間は０．５ｆｌ以下ぐらいで十分である。

なお、前記実施例では残留トナーＴを受はトナー回収装
置３１に導くガイド部材を、ローラ６についてのみ説明
したが、従来技術に示したシート状のガイド部材でも前
記実施例と同様の効果を得ることができ、また、このク
リーニング装置２１は電子写真複写装置だけでなく、ト
ナーを使用したファクシミリあるいはプリンタに用いる
ことができるものである。

〔発明の効果〕

この発明は前記のように構成したことにより、クリーニ
ング不用時に被クリーニング面とガイド部材とが離脱さ
れ、被クリーニング面にガイド部材の圧力が作用棒るこ
とがなく、これによって被クリーニング面の特性劣化が
生じにくくなって被クリーニング面の長寿命化を図るこ
とが可能となるなどのすぐれた効果を有するものである
。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図および第３図はこの発明によるクリーニ
ング装置の要部を示す概略図、第４図は第１図に示すク
リーニング装置が設けられている電子写真複写装置を示
す概略図、第５図および第６図は従来のクリーニング装
置を示す概略図である。１・・・・・・シート状のガイド部材２・・・・・・ローラ状のガイド部材３．１５・・・・・・感光体ドラム４．３２・・・・・・ブレード５・・・・・・カム６・・・・・・ローラー７・・・・・・歯車８．２１・・・・・・クリーニング装置１０・・・・・
・本体１３・・・・・・給紙カセット１７・・・・・・帯電装置１８・・・・・・現像装置１９・・・・・・転写極２０・・・・・・分離極２５・・・・・・定着装置特許出願人　小西六写真工業株式会社第１図第２図１５／／／′ １．５゛・〜２・′ 第３図す第４図第５図手続補正書（師昭和６１年１２月１３日２、発明の名称　　　　クリーニング装置３、補正をす
る者事件との関係　　　特許出願人住所　　　　　　東京都新宿区西新宿１丁目２６番２号
氏名　（名称）　　（１２７）　　小西六写真工業株式
会社４、代理人　　■１０２　　Ｔａ（東２６２−４７
６１）住所　　　　　東京都千代田区九段南３丁目８番
１３号７、補正の内容（１）明細書第３頁第１行目の「クリーニング部材４ま
たは４Ａにより」を「ブレード４またはローラ４Ａによ
り」と補正する。（２）同書同頁第７行目の「問題があるり」を「問題が
あり」と補正する。（３）同書第５頁第８行目〜第９行目の「−側下ブレー
ド」を「−側下部」と補正する。（４）同書第６頁第１６行目の「帯電さた」を「帯電さ
れた」と補正する。（５）同書第７頁第１１行目〜第１２行目の「トナー回
収ボ°ツクス」をｒ　１．ナー回収装置」と補正する。（６）同書第８頁第６行目〜第７行目の「第一図」を「
第１図」と補正する。（７）同書同頁第７行目の「転回させると」を「回転さ
せると」と補正する。（８）同書第頁第１１行目の「電子写真複写装置１０」
を「電子写真複写装置」と補正する。（９）同書第９頁第７行目の「電子写真複写装置１０」
を「電子写真複写装置」と補正する。００）同書第頁第１１行目の１できるのであり」を「で
きるものであり」と補正する。（１１）同書第１０頁第９行目の「作用擦る」を「作用
する」と補正する。

Claims

【特許請求の範囲】

クリーニング部材により掻き取られた被クリーニング面
上のトナーを受取ってトナー回収ボックスに搬送するガ
イド部材が、クリーニング必要時のみ被クリーニング部
材と接触することを特徴とするクリーニング装置。