JPS6263869A - 微小静電容量検出回路 - Google Patents
微小静電容量検出回路Info
- Publication number
- JPS6263869A JPS6263869A JP20379885A JP20379885A JPS6263869A JP S6263869 A JPS6263869 A JP S6263869A JP 20379885 A JP20379885 A JP 20379885A JP 20379885 A JP20379885 A JP 20379885A JP S6263869 A JPS6263869 A JP S6263869A
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- JP
- Japan
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- operational amplifier
- capacitance
- frequency
- detection circuit
- circuit
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は特に高応答性を有する、チャージアンブを利用
した微小静電容量検出回路に関する。
した微小静電容量検出回路に関する。
(従来の技術)
第1図に示すように、オペアンプ1を用いてチャージア
ンプ2を構成し、このチャージアンプ2によって被測定
静電容量(以下、被測定容量と記す。)CXを測定でき
る微小静電容量測定回路(以下、測定回路と記す。)1
0は知られている。
ンプ2を構成し、このチャージアンプ2によって被測定
静電容量(以下、被測定容量と記す。)CXを測定でき
る微小静電容量測定回路(以下、測定回路と記す。)1
0は知られている。
同図路10において、入力電圧Eい入力電圧の周波数f
、出力電圧E。、被測定容量cX、標準コンデンサの静
電容量C2とし、さらにオペアンプ利得を理想的な高利
得及び広帯域特性と仮定すれば Eo ” !J Cf の関係式が成立し、被測定容量Cつを容易に求めること
ができる。なお、第1図において、cl、 Cz、C3
はCX周囲の浮遊容量、R,はバイアス調整抵抗である
。
、出力電圧E。、被測定容量cX、標準コンデンサの静
電容量C2とし、さらにオペアンプ利得を理想的な高利
得及び広帯域特性と仮定すれば Eo ” !J Cf の関係式が成立し、被測定容量Cつを容易に求めること
ができる。なお、第1図において、cl、 Cz、C3
はCX周囲の浮遊容量、R,はバイアス調整抵抗である
。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、従来の測定回路10はオペアンプ1の利得を
上記のように理想的特性と仮定したため、争なるコンデ
ンサ容量の測定のように静的静電容量の測定は差し支え
ないが、動的静電容量、つまり、静電容量が時間ととも
に変化し、特にぞの変化が速い場合における測定では十
分な応答性を得れないのが実情である。
上記のように理想的特性と仮定したため、争なるコンデ
ンサ容量の測定のように静的静電容量の測定は差し支え
ないが、動的静電容量、つまり、静電容量が時間ととも
に変化し、特にぞの変化が速い場合における測定では十
分な応答性を得れないのが実情である。
なお、このような、測定対象を計測する場合としては例
えば時間とともに常に微小ストロークで変動している部
材の変位を計測する場合等があり、このように測定回路
にセンサ的機能を持たせたい場合等において応答特性の
良し悪しはきわめて重要となる。
えば時間とともに常に微小ストロークで変動している部
材の変位を計測する場合等があり、このように測定回路
にセンサ的機能を持たせたい場合等において応答特性の
良し悪しはきわめて重要となる。
また、このような測定回路ではオペアンプ1の高利得周
波数範囲を用いるため信号周波数は約100Hz〜1k
Hz程度の範囲で使用されていた。したがって、数十〇
Zのハム雑音の除去が十分に行われず実際の使用におい
てはバンドパスフィルタ等によって雑音の除去を行って
おり、このため部品コスト上昇を招いていた。
波数範囲を用いるため信号周波数は約100Hz〜1k
Hz程度の範囲で使用されていた。したがって、数十〇
Zのハム雑音の除去が十分に行われず実際の使用におい
てはバンドパスフィルタ等によって雑音の除去を行って
おり、このため部品コスト上昇を招いていた。
(問題点を解決するための手段)
本発明は以上の問題点を解決したもので、次に示す微小
静電容量検出回路(以下、検出回路と記す。)によって
達成することができる。
静電容量検出回路(以下、検出回路と記す。)によって
達成することができる。
つまり、本発明に係る検出回路は第1図に示すようにオ
ペアンプ1を備え、オペアンプ1の一方の入力端子1a
に被検出静電容N(以下、被検出容量と記す。)C8を
介して周波数fの入力電圧E。
ペアンプ1を備え、オペアンプ1の一方の入力端子1a
に被検出静電容N(以下、被検出容量と記す。)C8を
介して周波数fの入力電圧E。
を印加するとともに、当該一方の入力端子1aとオペア
ンプ1の出力端子IC間に抵抗値R,の抵抗と標準静電
容量Cfのコンデンサの並列回路4を接続して上記出力
端子1cに出力電圧E0を得るチャージアンプ2を構成
し、且つ次の各条件を満たしてなることを特徴とする。
ンプ1の出力端子IC間に抵抗値R,の抵抗と標準静電
容量Cfのコンデンサの並列回路4を接続して上記出力
端子1cに出力電圧E0を得るチャージアンプ2を構成
し、且つ次の各条件を満たしてなることを特徴とする。
つまり、条件とは、
(1)先ず上記周波数fをr≧10kHz以上に設定す
る。
る。
(2)また、標準容量となるCfの値を量範囲、G□1
≧(読み取り可能な出力電圧Eo/Ei、G□つ≧(C
,/ Cf ’)である。
≧(読み取り可能な出力電圧Eo/Ei、G□つ≧(C
,/ Cf ’)である。
(3)一方、R1の値 を
に設定する。ここでA、:オペアンプ(−次特性)の直
流オーブン利得、To:オペアンプの実効時定数、eo
:目標とする測定相対誤差〔%〕である。
流オーブン利得、To:オペアンプの実効時定数、eo
:目標とする測定相対誤差〔%〕である。
(4)さらに、CfとR,は
^。
のCr 、 Rtの組合せを選択する。
なお、本発明においては最適な実施形態により最も出力
電圧E0を大きくするようにC1を最小値に設定する。
電圧E0を大きくするようにC1を最小値に設定する。
(作用)
次に、本発明の作用について説明する。
本発明はチャージアンプを用いた検出回路3において、
オペアンプ1の利得として実用的な一次特性を考慮し、
且つ上記の理想的な条件を設定することにより、その検
出性能向上を達成している。
オペアンプ1の利得として実用的な一次特性を考慮し、
且つ上記の理想的な条件を設定することにより、その検
出性能向上を達成している。
雑音、特に問題となるハム雑音を低減するため入力電圧
E、の周波数fをハム雑音周波数の40dB以上、即ち
10kHz以上に設定することによりハム雑音の除去を
容易にしている。他方、この条件下において、オペアン
プ1に接続する周辺回路を構成する回路素子、特にC,
、R,の値を有限な^。、Toの値を用いて最適に設定
している。これにより検出回路3は性能上高応答特性を
もつことが可能となる。
E、の周波数fをハム雑音周波数の40dB以上、即ち
10kHz以上に設定することによりハム雑音の除去を
容易にしている。他方、この条件下において、オペアン
プ1に接続する周辺回路を構成する回路素子、特にC,
、R,の値を有限な^。、Toの値を用いて最適に設定
している。これにより検出回路3は性能上高応答特性を
もつことが可能となる。
(実施例)
以下には本発明に係る好適な実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
先ず、第1図を参照して本発明に係る検出回路の構成に
ついて説明する。同図は同回路の電気回路図を示す。
ついて説明する。同図は同回路の電気回路図を示す。
同図において1はオペアンプでこのオペアンプ1の反転
入力端子1aとアース間には未知の容量をもつ被検出容
量C8及び電源5の直列回路を接続する。この場合、電
源5の電圧、つまり入力電圧はEiであり、その周波数
fは後述する条件によって、その大きさが設定される。
入力端子1aとアース間には未知の容量をもつ被検出容
量C8及び電源5の直列回路を接続する。この場合、電
源5の電圧、つまり入力電圧はEiであり、その周波数
fは後述する条件によって、その大きさが設定される。
なお、6.7は被検出容量C8を有する測定対象を接続
する接続端子を示している。
する接続端子を示している。
一方、オペアンプの非反転入力端子1bは接地する。
また、反転入力端子1aとオペアンプ1の出力端子le
間には標準静電容tctを有するコンデンサと、抵抗値
Rfを有する抵抗の並列回路4を接続する。このC1と
RtO値は後述する条件式により設定される。
間には標準静電容tctを有するコンデンサと、抵抗値
Rfを有する抵抗の並列回路4を接続する。このC1と
RtO値は後述する条件式により設定される。
以上で、チャージアンプ2を構成するとともに、C8の
容量測定を行う検出回路3を構成する。なお、回路中自
は電源5及び同回路3からC3へ接続する接続導線間に
直接結合した場合に存在する浮遊容量、Ct 、Csは
被検出容量C8の両端子における各端子とアース間に生
ずる浮遊容量をそれぞれ示す。
容量測定を行う検出回路3を構成する。なお、回路中自
は電源5及び同回路3からC3へ接続する接続導線間に
直接結合した場合に存在する浮遊容量、Ct 、Csは
被検出容量C8の両端子における各端子とアース間に生
ずる浮遊容量をそれぞれ示す。
次に、このような回路構成を有する検出回路3について
基本的解析を加え、最適設定条件を導く。
基本的解析を加え、最適設定条件を導く。
先ず、浮遊容量CIは接続導線にシールドケーブルを使
用することによりほとんど無視できる。一方、入力電圧
E、は電圧源であり、その低インピーダンスのためにC
2は無視することができる。また、オペアンプ1の入力
側の仮想接地の現象によりC1もほとんど無視できる。
用することによりほとんど無視できる。一方、入力電圧
E、は電圧源であり、その低インピーダンスのためにC
2は無視することができる。また、オペアンプ1の入力
側の仮想接地の現象によりC1もほとんど無視できる。
第1図において、ラプラス変換を適用しオペアンプ1の
開ループ利得A (S)を−次遅れ系、入力インピーダ
ンスを無限大とみなすことによって、次の結果を得る。
開ループ利得A (S)を−次遅れ系、入力インピーダ
ンスを無限大とみなすことによって、次の結果を得る。
a)
となる。これを便宜上
とし、解析を加える。
先ず、分母に注目し
とすると次の3つの領域に近似できる。
(I)Sが非常に小さくs”、sの項が無視できる領域
(fが低い)。
(fが低い)。
G(s) ’ #1
(If)Sが小さくジの項と1が無視できる領域(fが
中間)。
中間)。
G(s) ”= 2ζ5T
(IIN) Sが大きくSの項と1が無視できる領域(
fが高い)。
fが高い)。
そこで、s −jωして角周波数ωに対するG’ (
s)の大きさをグラフで示すと第2図のように表される
。
s)の大きさをグラフで示すと第2図のように表される
。
ここで、領域(1)と(II)が一致する点を(0M)
とすると であるから As また領域(n)と(II[)が一致する点を(ωH)と
すると であるから となる、ここでCt〉〉cllと選ぶことによりωN
−□ 山・・・−山一(d)となる。
とすると であるから As また領域(n)と(II[)が一致する点を(ωH)と
すると であるから となる、ここでCt〉〉cllと選ぶことによりωN
−□ 山・・・−山一(d)となる。
以上のことから、角周波数ωに対する回路の利得Gは第
3図のようになりω、とC11はそれぞれ低域及び高域
カットオフ角周波数となる。
3図のようになりω、とC11はそれぞれ低域及び高域
カットオフ角周波数となる。
なお、C8はオペアンプのGB積(ユニティゲインとな
る角周波数)でありオペアンプによって定まる。これに
対しC1はCt−Rrに反比例するため入力電圧の周波
数として平坦特性の中心周波数を選ぶ場合、C,−R,
によって調整可能であり、またCxの影響がないためC
8が変化しても入力電圧E□の周波数は一定でよいこと
になる。
る角周波数)でありオペアンプによって定まる。これに
対しC1はCt−Rrに反比例するため入力電圧の周波
数として平坦特性の中心周波数を選ぶ場合、C,−R,
によって調整可能であり、またCxの影響がないためC
8が変化しても入力電圧E□の周波数は一定でよいこと
になる。
また、平坦特性周波数帯域幅−とその中心角周波数ω。
は次のようになる。
■
利得の大きさはS −jωとして次のようになる。
また、中心角周波数ω。での利得は次のようになる。
τ2+
A。
Cx
−一□ ・・・−・・−・・・・・・(h
) ’e つまり標準静電容量Cfを定めておけば利得を知ること
によって求めるC8は容易に測定できる。
) ’e つまり標準静電容量Cfを定めておけば利得を知ること
によって求めるC8は容易に測定できる。
となり、1/Tは非減衰固有角周波数、ζは瀘衰係数で
ある。
ある。
以上の解析結果をふまえて、さらに最適設定条件を導く
ことができる。
ことができる。
検出回路3の構成上入力電圧E、はオペアンプ1の最大
入力電圧によって制限され、他方出力電圧E0の最小値
は出力電圧E0を読み取る計器によって制限される。従
って検出に必要な最小利得が決まり、また、最大値もオ
ペアンプではなく、出力電圧を読み取る計器によって定
まる場合が多い。
入力電圧によって制限され、他方出力電圧E0の最小値
は出力電圧E0を読み取る計器によって制限される。従
って検出に必要な最小利得が決まり、また、最大値もオ
ペアンプではなく、出力電圧を読み取る計器によって定
まる場合が多い。
今、必要最小利得をGa1n、最大利得をG mmxと
した場合、被検出容量が最小CMmir+から最大C0
,8の範囲であれば標準静電容量C7は(h)′式の範
囲となる。しかし上述のように計器の制約、つまり利得
の許容範囲によって検出範囲も制約を受ける。そのため
、Ct が定まらない場合、利得を大きくとるために
Cx*axを基準にしてmmx によりC2を定め、その後火のようにしてCx5i、I
を定める。
した場合、被検出容量が最小CMmir+から最大C0
,8の範囲であれば標準静電容量C7は(h)′式の範
囲となる。しかし上述のように計器の制約、つまり利得
の許容範囲によって検出範囲も制約を受ける。そのため
、Ct が定まらない場合、利得を大きくとるために
Cx*axを基準にしてmmx によりC2を定め、その後火のようにしてCx5i、I
を定める。
C0、≧Cg−G*=n
また、検出範囲が定まっていない場合も同様に、或いは
CM*Lnを基準にして以上のように設定する。
CM*Lnを基準にして以上のように設定する。
このようにして、先ず標準静電容MCfを定めるが、C
,をできる限り小さい値に選ぶことにより出力利得を大
きくとれる。ただし、この場合、実装した際の浮遊容量
の影響を受けない程度に選定する必要がある。
,をできる限り小さい値に選ぶことにより出力利得を大
きくとれる。ただし、この場合、実装した際の浮遊容量
の影響を受けない程度に選定する必要がある。
よって、上記(k)式は本発明により設定する第1の条
件式となる。
件式となる。
一方、入力信号周波数が多少揺らいでも利得に影響を与
えないように入力信号周波数は平坦特性周波数帯域の中
心に選定するのが一般的である。
えないように入力信号周波数は平坦特性周波数帯域の中
心に選定するのが一般的である。
となり、被検出容量C,によって変化してしまうのでC
,>>C,とする必要がある。
,>>C,とする必要がある。
そこで、Ct 〉〉CI+とした場合、平坦特性周波数
帯域幅がW [dB)必要であればA。
帯域幅がW [dB)必要であればA。
となり、また、このときの中心角周波数は(f)式と(
h)式、および(1)式から となる。このように平坦特性周波数帯域幅を決めれば入
力電圧E、の周波数fが定まる。逆に当該周波数fを定
めることによって平坦特性周波数帯域幅−とCr’Rt
はそれぞれ(m)弐から以上Cf〉〉CXとしたが、こ
れ以外の場合にこれにより C−”(104−1)Cr −−−−−−−−’−(
0)となり入力電圧の周波数fからの中心周波数の偏位
の許容がd (dB)であれば標準容量に対して(o)
式で求められるC8以下の被検出容量であればよいこと
になる。
h)式、および(1)式から となる。このように平坦特性周波数帯域幅を決めれば入
力電圧E、の周波数fが定まる。逆に当該周波数fを定
めることによって平坦特性周波数帯域幅−とCr’Rt
はそれぞれ(m)弐から以上Cf〉〉CXとしたが、こ
れ以外の場合にこれにより C−”(104−1)Cr −−−−−−−−’−(
0)となり入力電圧の周波数fからの中心周波数の偏位
の許容がd (dB)であれば標準容量に対して(o)
式で求められるC8以下の被検出容量であればよいこと
になる。
よって、上記(n)式は本発明により設定する第2の条
件式となる。
件式となる。
次に、測定精度を設定する。なお、ここにいう精度とは
オペアンプ1のノイズ等は考えず、利得のC−/Ctか
らの偏位をいう、したがって、中心周波数ω。において
は(h)式より相対誤差eは八〇 となるから相対誤差をeゆ〔%〕以下にするには3の条
件式となる。
オペアンプ1のノイズ等は考えず、利得のC−/Ctか
らの偏位をいう、したがって、中心周波数ω。において
は(h)式より相対誤差eは八〇 となるから相対誤差をeゆ〔%〕以下にするには3の条
件式となる。
一方、本発明においてはハム対策から入力電圧の周波数
fを次のように選定し、これが本発明の第4の条件式と
なる。
fを次のように選定し、これが本発明の第4の条件式と
なる。
f ≧10kHz −−−−−−−−−−−・・
Cs)なお、この条件おける1OkHzとはハムが発生
しない周波数をいい、ハムが発生しない限度において1
0kHz 近傍値を含むものである。
Cs)なお、この条件おける1OkHzとはハムが発生
しない周波数をいい、ハムが発生しない限度において1
0kHz 近傍値を含むものである。
以上で、最適設定条件が成立する。かかる条件に従って
回路を製作し、C8を時間とともに急峻に変動(例えば
パルス変動)する容量として計測した場合においてもき
わめて応答性の良いことが確認された。
回路を製作し、C8を時間とともに急峻に変動(例えば
パルス変動)する容量として計測した場合においてもき
わめて応答性の良いことが確認された。
(発明の効果)
このように、本発明に係る検出回路はチャージアンプを
用いた測定回路において、オペアンプの利得特性を一次
特性とした上で必要な最適設定条件を導き、この条件下
で微小静電容量検出を行えるようにしたため、きわめて
高い応答性を持たせることができ、特に動的な検出対象
であっても高精度で正確に計測でき、時間的に変動する
物理的変位や圧力等の検出用センサとしても十分適用で
きる。
用いた測定回路において、オペアンプの利得特性を一次
特性とした上で必要な最適設定条件を導き、この条件下
で微小静電容量検出を行えるようにしたため、きわめて
高い応答性を持たせることができ、特に動的な検出対象
であっても高精度で正確に計測でき、時間的に変動する
物理的変位や圧力等の検出用センサとしても十分適用で
きる。
また、従来は入力電圧の周波数がオペアンプの高利得周
波数範囲で制限されていたが、本発明においてはその制
限条件の範囲外に周波数帯域を拡大して最適設定条件を
与えることができ、これにより特に低域のハムをきわめ
て容易に排除できる。
波数範囲で制限されていたが、本発明においてはその制
限条件の範囲外に周波数帯域を拡大して最適設定条件を
与えることができ、これにより特に低域のハムをきわめ
て容易に排除できる。
したがって、使用するフィルタも簡単なバイパスフィル
タで足り、低コストに実施できる。
タで足り、低コストに実施できる。
第1図は本発明に係る検出回路の電気回路図、第2図及
び第3図は説明用角周波数対利得特性図。 尚図面中、1・・・オペアンプ、 la・・・入力端子、 IC・・・出力端子、3・・
−検出回路、 4・・・並列回路、C,・・・被検
出容量、 Cf ・・・標準静電容量、 Rt
・・・抵抗値、 F!、 ・・・入力電圧、 Eo・
・・出力電圧、 f ・・・入力電圧の周波数、 CX
I””CXI・・・被検出容量範囲、eo・・・目標と
する測定相対誤差、 八〇・・・オペアンプの直流オ
ーブン利得、To・・・オペアンプの実効時定数。
び第3図は説明用角周波数対利得特性図。 尚図面中、1・・・オペアンプ、 la・・・入力端子、 IC・・・出力端子、3・・
−検出回路、 4・・・並列回路、C,・・・被検
出容量、 Cf ・・・標準静電容量、 Rt
・・・抵抗値、 F!、 ・・・入力電圧、 Eo・
・・出力電圧、 f ・・・入力電圧の周波数、 CX
I””CXI・・・被検出容量範囲、eo・・・目標と
する測定相対誤差、 八〇・・・オペアンプの直流オ
ーブン利得、To・・・オペアンプの実効時定数。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、オペアンプを備え、オペアンプの一方の入力端子に
被検出静電容量(C_x)を介して周波数(f)の入力
電圧(E_i)を印加するとともに、当該一方の入力端
子とオペアンプの出力端子間に抵抗値(R_f)の抵抗
と静電容量(C_f)コンデンサの並列回路を接続して
前記出力端子に出力電圧(E_o)を得るように構成し
、且つ次の各条件を満たしてなる微小静電容量検出回路
。 (a)f≧10kHz (b)(C_x_m_a_x/G_m_a_x)≦C_
f≦(C_x_m_i_n/G_m_i_n)但{C_
x_m_i_n〜C_x_m_a_x:被検出静電容量
範囲G_m_i_n≧(読み取り可能な出力電圧E_o
/E_i)G_m_a_x≧(C_x/C_f)} (c)▲数式、化学式、表等があります▼ 但{A_o:オペアンプ(一次特性)の直流オープン利
得T_o:オペアンプの実効時定数 e_o:測定相対誤差[%]} (d)C_fR_f=[A_o/T_o(2πf)^2
]2、前記(d)においてC_fが最小値となる値を選
択することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の微
小静電容量検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20379885A JPH0654333B2 (ja) | 1985-09-14 | 1985-09-14 | 微小静電容量検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20379885A JPH0654333B2 (ja) | 1985-09-14 | 1985-09-14 | 微小静電容量検出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6263869A true JPS6263869A (ja) | 1987-03-20 |
JPH0654333B2 JPH0654333B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=16479915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20379885A Expired - Lifetime JPH0654333B2 (ja) | 1985-09-14 | 1985-09-14 | 微小静電容量検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0654333B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006184074A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Denso Corp | センサ回路 |
-
1985
- 1985-09-14 JP JP20379885A patent/JPH0654333B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006184074A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Denso Corp | センサ回路 |
JP4513559B2 (ja) * | 2004-12-27 | 2010-07-28 | 株式会社デンソー | センサ回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0654333B2 (ja) | 1994-07-20 |
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