JPS626370Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS626370Y2 JPS626370Y2 JP2232884U JP2232884U JPS626370Y2 JP S626370 Y2 JPS626370 Y2 JP S626370Y2 JP 2232884 U JP2232884 U JP 2232884U JP 2232884 U JP2232884 U JP 2232884U JP S626370 Y2 JPS626370 Y2 JP S626370Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strainer
- valve
- connecting cylinder
- thermoelement
- open end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000006903 response to temperature Effects 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、湯水口に送られてくる温水の、温度
及び圧力を感知して、その温度及び圧力の変動に
より開閉するようにした温圧弁に装設するストレ
ーナーについての改良に関する。
及び圧力を感知して、その温度及び圧力の変動に
より開閉するようにした温圧弁に装設するストレ
ーナーについての改良に関する。
温圧弁におけるストレーナーは、従前にあつて
は、第1図に示している如く、弁箱1の入口側の
接続筒部2の開口端部を蓋する大きさの円板状
で、中央部位に透孔を具備する平らな網板よりな
るストレーナーaを、前記接続筒部2の開口端部
の内周側に形設せる環状の段部20に嵌め込むこ
とで、前記開口端部の中心部位に設けられている
サーモエレメント3組付用の軸筒状の組付部4と
接続筒部2の開口端部における筒壁の内周面との
間に形成される環状の開放口を蓋するように装設
しているが、この手段は、ストレーナーaを構成
する網板が平板に形成されていて面積が小さいだ
けでなく、前述の接続筒部2の筒壁の内周面とサ
ーモエレメント3の組付用の組付部4との間に形
成される還状の開放口が、前記組付部4を接続筒
部2の筒壁内面に支持せしめるために設けられる
支持アーム40により大半が閉塞されて、第2図
に示している如く、その支持アーム40にあけら
れる連通口41…だけの極く限られた開放口とな
つていることから、この支持アーム40の外面に
接合する前記平板状の網板よりなるストレーナー
aの有効面積がさらに連通口41…と重合する部
位に制限されるようになることで、すぐにごみに
よる目詰りが生じる問題がある。
は、第1図に示している如く、弁箱1の入口側の
接続筒部2の開口端部を蓋する大きさの円板状
で、中央部位に透孔を具備する平らな網板よりな
るストレーナーaを、前記接続筒部2の開口端部
の内周側に形設せる環状の段部20に嵌め込むこ
とで、前記開口端部の中心部位に設けられている
サーモエレメント3組付用の軸筒状の組付部4と
接続筒部2の開口端部における筒壁の内周面との
間に形成される環状の開放口を蓋するように装設
しているが、この手段は、ストレーナーaを構成
する網板が平板に形成されていて面積が小さいだ
けでなく、前述の接続筒部2の筒壁の内周面とサ
ーモエレメント3の組付用の組付部4との間に形
成される還状の開放口が、前記組付部4を接続筒
部2の筒壁内面に支持せしめるために設けられる
支持アーム40により大半が閉塞されて、第2図
に示している如く、その支持アーム40にあけら
れる連通口41…だけの極く限られた開放口とな
つていることから、この支持アーム40の外面に
接合する前記平板状の網板よりなるストレーナー
aの有効面積がさらに連通口41…と重合する部
位に制限されるようになることで、すぐにごみに
よる目詰りが生じる問題がある。
また上記問題を解消すべく、第3図に示してい
るように、ストレーナーaを形成する網体を有底
の筒状に成形して、前述の組付部4に螺合して組
付けられるサーモエレメント3の外周をそつくり
覆い込んだ状態に、前記接続筒部2の開口端部に
組付ける手段が試みられているが、この手段は、
サーモエレメント3の回わりの湯が、ストレーナ
ーaに包み込まれて動かないようになることか
ら、サーモエレメント3の温度感知作動を鈍くし
て、安全弁としての作動を不確実にすることと、
ストレーナーaが、弁箱1より突出しているサー
モエレメント3の外周をさらに取囲むことで、弁
箱1から大きく突出するようになつて、温圧弁A
を配管またはボイラーの湯取出管に組付けるとき
に邪魔になり、組付けを面倒にする問題が別に出
てくる。
るように、ストレーナーaを形成する網体を有底
の筒状に成形して、前述の組付部4に螺合して組
付けられるサーモエレメント3の外周をそつくり
覆い込んだ状態に、前記接続筒部2の開口端部に
組付ける手段が試みられているが、この手段は、
サーモエレメント3の回わりの湯が、ストレーナ
ーaに包み込まれて動かないようになることか
ら、サーモエレメント3の温度感知作動を鈍くし
て、安全弁としての作動を不確実にすることと、
ストレーナーaが、弁箱1より突出しているサー
モエレメント3の外周をさらに取囲むことで、弁
箱1から大きく突出するようになつて、温圧弁A
を配管またはボイラーの湯取出管に組付けるとき
に邪魔になり、組付けを面倒にする問題が別に出
てくる。
本考案は、これらの従前手段に生じている問題
を解消せしめ、ストレーナーを、それの有効面積
を大きくしながら、弁箱からの突出量を増大させ
ることなくコンパクトに装設し得るようにするこ
とを目的とする。
を解消せしめ、ストレーナーを、それの有効面積
を大きくしながら、弁箱からの突出量を増大させ
ることなくコンパクトに装設し得るようにするこ
とを目的とする。
そして、この目的を達成するための本考案によ
る温圧弁におけるストレーナーは、弁箱の入口側
の接続筒部の開口端部と、その接続筒部の開口端
部の軸心部位に装設せる組付部に組付けたサーモ
エレメントの感温部との間に、大径側が前記接続
筒部の開口端部の口径に対応し小径側が前記サー
モエレメントの感温部の外径に対応するコーン状
に成形した網体よりなるストレーナーを介装して
構成したことを特徴とする。
る温圧弁におけるストレーナーは、弁箱の入口側
の接続筒部の開口端部と、その接続筒部の開口端
部の軸心部位に装設せる組付部に組付けたサーモ
エレメントの感温部との間に、大径側が前記接続
筒部の開口端部の口径に対応し小径側が前記サー
モエレメントの感温部の外径に対応するコーン状
に成形した網体よりなるストレーナーを介装して
構成したことを特徴とする。
次に実施の一例を図面に従い詳述する。なお、
図面符号は、同一の構成部材については、従前手
段のものと同じ符号を用いるものとする。
図面符号は、同一の構成部材については、従前手
段のものと同じ符号を用いるものとする。
第4図において、1は温圧弁A(温度圧力安全
弁)の弁箱(ボデイ)で、下面側に入口側の接続
筒部2が一体に連続し、一側面に排出側の接続筒
部10が一体に連続して形設してあり、内部に形
成した弁室11内には、弁座12に対しバネ13
で押圧された弁14が装入され、そのバネ13は
前記弁室11の上端側の開放口に螺合せるバネ調
整ネジ15に支えられ、また、弁14には手動操
作により該弁14をバネ13の付勢により弁座1
2から引上げるためのロツド16が、一定の範囲
の摺動を自在に嵌挿され、それの上端側は前記バ
ネ調整ネジ15を貫通して上方に突出している。
そして、前記入口側の接続筒部2には、それの開
口端部の軸心部位に、前記弁14を温水の温度変
化により開閉させるサーモエレメント3を組付け
るための軸筒状の組付部4が、該接続筒部2の筒
壁内面から一体に連続して延出する支持アーム4
0に支えられて配設されている。
弁)の弁箱(ボデイ)で、下面側に入口側の接続
筒部2が一体に連続し、一側面に排出側の接続筒
部10が一体に連続して形設してあり、内部に形
成した弁室11内には、弁座12に対しバネ13
で押圧された弁14が装入され、そのバネ13は
前記弁室11の上端側の開放口に螺合せるバネ調
整ネジ15に支えられ、また、弁14には手動操
作により該弁14をバネ13の付勢により弁座1
2から引上げるためのロツド16が、一定の範囲
の摺動を自在に嵌挿され、それの上端側は前記バ
ネ調整ネジ15を貫通して上方に突出している。
そして、前記入口側の接続筒部2には、それの開
口端部の軸心部位に、前記弁14を温水の温度変
化により開閉させるサーモエレメント3を組付け
るための軸筒状の組付部4が、該接続筒部2の筒
壁内面から一体に連続して延出する支持アーム4
0に支えられて配設されている。
前記サーモエレメント3は、温度上昇により圧
力が増大するワツクス等を封入した感温部30
と、その感温部30内の圧力の増大で押出される
ピストンをガイドするよう感温部30の上方に連
続するガイド筒部31よりなる通常のもので、そ
の感温部30に連続するガイド筒部31の外周に
設けたねじ部31aを、前述の軸筒状の組付部4
に螺合さすことで組付けてある。そして、前述の
ロツド16の下端側は、かく組付けた状態のサー
モエレメント3のガイド筒部31内に嵌挿されて
ピストンに衝合しており、これにより、温水の温
度上昇で感温部30内の圧力が増大すると、前記
ロツド16が押上げられ、そのロツド16の途中
に固定して設けた座金17が弁14を押上げるこ
とで開弁するようになつている。
力が増大するワツクス等を封入した感温部30
と、その感温部30内の圧力の増大で押出される
ピストンをガイドするよう感温部30の上方に連
続するガイド筒部31よりなる通常のもので、そ
の感温部30に連続するガイド筒部31の外周に
設けたねじ部31aを、前述の軸筒状の組付部4
に螺合さすことで組付けてある。そして、前述の
ロツド16の下端側は、かく組付けた状態のサー
モエレメント3のガイド筒部31内に嵌挿されて
ピストンに衝合しており、これにより、温水の温
度上昇で感温部30内の圧力が増大すると、前記
ロツド16が押上げられ、そのロツド16の途中
に固定して設けた座金17が弁14を押上げるこ
とで開弁するようになつている。
aは本考案によるストレーナーで、第5図に示
している如く、網体を、大径側が前述の接続筒部
2の開口端部の内側に形成した段部20の口径に
対応し小径側が前述のサーモエレメント3の感温
部30の縮径された基端側の外径に対応するコー
ン状に成形して構成してあり、このコーン状のス
トレーナーaを、同第5図にあるように、大径側
を上にした姿勢として、サーモエレメント3を組
付部4に組付ける前に、予め接続筒部2の開口端
部に接合しておき、その状態からサーモエレメン
ト3を組付部4に螺合していき、そのサーモエレ
メント3の感温部30の基端側で該ストレーナー
aを接続筒部2の開口端部に押し付けていくこと
により組付け装着するようにしてある。
している如く、網体を、大径側が前述の接続筒部
2の開口端部の内側に形成した段部20の口径に
対応し小径側が前述のサーモエレメント3の感温
部30の縮径された基端側の外径に対応するコー
ン状に成形して構成してあり、このコーン状のス
トレーナーaを、同第5図にあるように、大径側
を上にした姿勢として、サーモエレメント3を組
付部4に組付ける前に、予め接続筒部2の開口端
部に接合しておき、その状態からサーモエレメン
ト3を組付部4に螺合していき、そのサーモエレ
メント3の感温部30の基端側で該ストレーナー
aを接続筒部2の開口端部に押し付けていくこと
により組付け装着するようにしてある。
なお、図示する実施例において、18はサーモ
エレメント3により押出されたロツド16を復元
さすバネ、19はそのバネ18をロツド16に連
繋さすべく該ロツド16に組付けた座金、16a
はロツド16の上端に連繋したロツド引上用の引
き輪である。
エレメント3により押出されたロツド16を復元
さすバネ、19はそのバネ18をロツド16に連
繋さすべく該ロツド16に組付けた座金、16a
はロツド16の上端に連繋したロツド引上用の引
き輪である。
次に作用効果について説明すると、上述の如く
構成してある本考案による温圧弁におけるストレ
ーナーは、それの網面が、接続筒部2の開口端部
に設けられる組付部4の支持アーム40の外面か
ら、第3図に示している如く引き離なされて位置
し、かつ、コーン状に形成してあることにより、
第1図に示した従前手段のものに比して有効面積
が著しく増大したものになり、しかも、サーモエ
レメント3の感温部30の大半を該ストレーナー
aの外に露出させるので、温圧弁Aの温度変化に
対応する作動に支障を与えることがなく、さら
に、弁箱1よりの突出部分を実質的にサーモエレ
メント3だけにしたコンパクトな状態に装設しう
るようになる。
構成してある本考案による温圧弁におけるストレ
ーナーは、それの網面が、接続筒部2の開口端部
に設けられる組付部4の支持アーム40の外面か
ら、第3図に示している如く引き離なされて位置
し、かつ、コーン状に形成してあることにより、
第1図に示した従前手段のものに比して有効面積
が著しく増大したものになり、しかも、サーモエ
レメント3の感温部30の大半を該ストレーナー
aの外に露出させるので、温圧弁Aの温度変化に
対応する作動に支障を与えることがなく、さら
に、弁箱1よりの突出部分を実質的にサーモエレ
メント3だけにしたコンパクトな状態に装設しう
るようになる。
第1図は従前手段の縦断正面図、第2図は同上
の弁箱の底面図、第3図は別の従前手段の要部の
縦断正面図、第4図は本考案の実施例装置の縦断
正面図、第5図は同上の分解した状態の縦断正面
図である。 図面符号の説明、A……温圧弁、a……ストレ
ーナー、1……弁箱(ボデイ)、10……接続筒
部、11……弁室、12……弁座、13……バ
ネ、14……弁、15……バネ調整ネジ、16…
…ロツド、16a……引き輪、17……座金、1
8……バネ、19……座金、2……接続筒部、2
0……環状の段部、3……サーモエレメント、3
0……感温部、31……ガイド筒部、31a……
ねじ部、4……組付部、40……支持アーム、4
1……連通口。
の弁箱の底面図、第3図は別の従前手段の要部の
縦断正面図、第4図は本考案の実施例装置の縦断
正面図、第5図は同上の分解した状態の縦断正面
図である。 図面符号の説明、A……温圧弁、a……ストレ
ーナー、1……弁箱(ボデイ)、10……接続筒
部、11……弁室、12……弁座、13……バ
ネ、14……弁、15……バネ調整ネジ、16…
…ロツド、16a……引き輪、17……座金、1
8……バネ、19……座金、2……接続筒部、2
0……環状の段部、3……サーモエレメント、3
0……感温部、31……ガイド筒部、31a……
ねじ部、4……組付部、40……支持アーム、4
1……連通口。
Claims (1)
- 弁箱1の入口側の接続筒部2の開口端部と、そ
の接続筒部2の開口端部の軸心部位に装設せる組
付部4に組付けたサーモエレメント3の感温部3
0との間に、大径側が前記接続筒部2の開口端部
の口径に対応し小径側が前記サーモエレメント3
の感温部30の外径に対応するコーン状に成形し
た網体よりなるストレーナーaを介装せしめたこ
とを特徴とする温圧弁におけるストレーナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2232884U JPS60133283U (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 温圧弁におけるストレ−ナ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2232884U JPS60133283U (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 温圧弁におけるストレ−ナ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60133283U JPS60133283U (ja) | 1985-09-05 |
JPS626370Y2 true JPS626370Y2 (ja) | 1987-02-13 |
Family
ID=30514521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2232884U Granted JPS60133283U (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 温圧弁におけるストレ−ナ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60133283U (ja) |
-
1984
- 1984-02-17 JP JP2232884U patent/JPS60133283U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60133283U (ja) | 1985-09-05 |
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