JPS6263586A - ポルフイリンポリマ− - Google Patents
ポルフイリンポリマ−Info
- Publication number
- JPS6263586A JPS6263586A JP61116254A JP11625486A JPS6263586A JP S6263586 A JPS6263586 A JP S6263586A JP 61116254 A JP61116254 A JP 61116254A JP 11625486 A JP11625486 A JP 11625486A JP S6263586 A JPS6263586 A JP S6263586A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hpd
- formula
- porphyrin polymer
- polymer
- molecular weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野]
本発明は、ポルフィリンポリマーに関し、更に詳しくは
、癌の診断・治療に有用なポルフィリンポリマーに関す
る。
、癌の診断・治療に有用なポルフィリンポリマーに関す
る。
[従来技術及びその問題点]
癌の診断・治療の手段として、最近脚光をあびてきたも
のの一つに光感受性物質とレーザー光線を用いる方法が
ある。この方法は、癌細胞に親和性を有する光感受性物
質を静脈内投与し、癌細胞に蓄積させた後、レーザー光
線を照射し、物理化学反応を惹起させることによって癌
組織を診断・治療するものである(加藤治文他;臨床外
科。
のの一つに光感受性物質とレーザー光線を用いる方法が
ある。この方法は、癌細胞に親和性を有する光感受性物
質を静脈内投与し、癌細胞に蓄積させた後、レーザー光
線を照射し、物理化学反応を惹起させることによって癌
組織を診断・治療するものである(加藤治文他;臨床外
科。
37(4)、 517(1982)) 、ここで使用さ
れる光感受性物質としては、古くからヘプトポルフィリ
ンなどが知られていたが、その後、腫瘍局在性の改善さ
れたヘマトポルフィリン誘導体(以下rHpD Jとい
う)が開発された(R,L、 Lipgon、 et
al、 ;Arch、 Dermatol、、 8
2. 508(1980): T、 J。
れる光感受性物質としては、古くからヘプトポルフィリ
ンなどが知られていたが、その後、腫瘍局在性の改善さ
れたヘマトポルフィリン誘導体(以下rHpD Jとい
う)が開発された(R,L、 Lipgon、 et
al、 ;Arch、 Dermatol、、 8
2. 508(1980): T、 J。
Dougherty、 et al、; Cancer
Re5earch、 38 。
Re5earch、 38 。
2828(197B)) 。
しかし、)19口は電気泳動で数種の化合物からなる混
合物であることが確認されており、正常細胞にも取り込
まれることが知られている。また、HPDのJIf!p
内結合部位や分布状態については種々問題があり、光化
学反応の発生が不均一で充分な光照射によっても腫瘍残
存の可能性が知られている(久住治夫他;医学のあゆみ
、 132.107(1985)) 、更に、HPD
は充分な感受性、例えば蛍光強度、電子スピン共唱吸収
(以下rESRJ という)を与えるには、多量に使用
する必要があり、1匝瘍細胞のみならず、正常細胞にも
多量に取り込まれて日光過敏症などの副作用を有する。
合物であることが確認されており、正常細胞にも取り込
まれることが知られている。また、HPDのJIf!p
内結合部位や分布状態については種々問題があり、光化
学反応の発生が不均一で充分な光照射によっても腫瘍残
存の可能性が知られている(久住治夫他;医学のあゆみ
、 132.107(1985)) 、更に、HPD
は充分な感受性、例えば蛍光強度、電子スピン共唱吸収
(以下rESRJ という)を与えるには、多量に使用
する必要があり、1匝瘍細胞のみならず、正常細胞にも
多量に取り込まれて日光過敏症などの副作用を有する。
一方、)lpDを腫瘍の診断に用いた場合に、580n
腸にピークを有する正常粘IIqの有する自家蛍光がH
PDの特異蛍光である830nmに重複しているために
、微細病変部位での正常領域との境界が不明瞭となり、
正確な診断ができない等の問題がある(加藤治文他;臨
床外科、 37.517(1982))、また、in
vitroでの腫瘍の診断に用いた場合には、その再現
性に問題がある。
腸にピークを有する正常粘IIqの有する自家蛍光がH
PDの特異蛍光である830nmに重複しているために
、微細病変部位での正常領域との境界が不明瞭となり、
正確な診断ができない等の問題がある(加藤治文他;臨
床外科、 37.517(1982))、また、in
vitroでの腫瘍の診断に用いた場合には、その再現
性に問題がある。
そこで、本発明者らは、低用量で充分な感受性を与え、
腫瘍細胞に特異的な親和性を有する安全性の高い光感受
性物質を見出すべく鋭意研究を重ねた結果5本発明を完
成するに至った。
腫瘍細胞に特異的な親和性を有する安全性の高い光感受
性物質を見出すべく鋭意研究を重ねた結果5本発明を完
成するに至った。
[発明の構成〕
本発明は、
次式(■):
(式中、Y及びZは、同一でも異なっていてもよく、そ
れぞれ−an(cu3)on又は−ctt−co2を表
わす、) で示される化合物又はその混合物を重合させて得られる
ポルフィリンポリマーであって、次式(II): (式中、Xは前述のY及び/又はZに由来する結合基を
表わす、) で示される繰返し単位からなり、重合度が3以上である
ことを特徴とするポルフィリンポリマーに関するもので
ある。
れぞれ−an(cu3)on又は−ctt−co2を表
わす、) で示される化合物又はその混合物を重合させて得られる
ポルフィリンポリマーであって、次式(II): (式中、Xは前述のY及び/又はZに由来する結合基を
表わす、) で示される繰返し単位からなり、重合度が3以上である
ことを特徴とするポルフィリンポリマーに関するもので
ある。
本発明のポルフィリンポリマーは、例えば、次のように
して製造することができる。
して製造することができる。
即ち、前記式(I)で示される化合物又はその混合物を
有機溶媒に溶解し、光と酸素を遮断して;100〜15
0℃で30分〜78時間加熱するか、濃硫酸又は塩化水
素の存在下、40〜200°Cで5分〜78時間加熱す
ることにより容易に製造すること力4できる。前記式(
I)で示される化合物の具体例としては、ヘマトポルフ
ィリン(以下rHPJという)、プロトポルフィリン(
以下r pPJという)、及び?(12)−(1−ヒド
ロキシエチル)−12(7)・ビニルジューテロポルフ
ィリン異性体などが挙げられる。また、用いる有機溶媒
としては、酢酸、ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシドなどが挙げられる。
有機溶媒に溶解し、光と酸素を遮断して;100〜15
0℃で30分〜78時間加熱するか、濃硫酸又は塩化水
素の存在下、40〜200°Cで5分〜78時間加熱す
ることにより容易に製造すること力4できる。前記式(
I)で示される化合物の具体例としては、ヘマトポルフ
ィリン(以下rHPJという)、プロトポルフィリン(
以下r pPJという)、及び?(12)−(1−ヒド
ロキシエチル)−12(7)・ビニルジューテロポルフ
ィリン異性体などが挙げられる。また、用いる有機溶媒
としては、酢酸、ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシドなどが挙げられる。
反応温度が前記下限未満であると、生成物の重合度が不
充分となり、癌細胞に結合した場合に充分な光感受性を
示すことができない。
充分となり、癌細胞に結合した場合に充分な光感受性を
示すことができない。
反応終了後、反応液に多量の水を加え、 PHを2.5
〜4.0に調整すると沈殿物が生じるので、これをかな
し充分に水洗して有機溶媒を除去する。
〜4.0に調整すると沈殿物が生じるので、これをかな
し充分に水洗して有機溶媒を除去する。
得られた粉末を0.IN水酸化ナトリウム水溶液に溶解
し、 5〜θθ分室温で放置後、PHを7.0〜7.5
に調整し、分画分子量約5.000の限外か過119を
用いて低分子量部分を除去する0次いで、高分子量部分
を含有する溶液のP)Iを2.5〜4.0にv!J整し
。
し、 5〜θθ分室温で放置後、PHを7.0〜7.5
に調整し、分画分子量約5.000の限外か過119を
用いて低分子量部分を除去する0次いで、高分子量部分
を含有する溶液のP)Iを2.5〜4.0にv!J整し
。
生ずる沈殿物を分取し遮光して乾燥する。
使用に際しては、乾燥粉末を(1,IN水酸化ナトリウ
ム水溶液に溶解し、中和後、0.22μのフィルターを
通し除菌後、使用する。
ム水溶液に溶解し、中和後、0.22μのフィルターを
通し除菌後、使用する。
以上のようにして得られる本発明のポルフィリンポリマ
ーは、高速液体クロマトグラフィー又はゲルか適法によ
る分子量が約2,000以上(ffi合度含塵以上であ
るポリマーに相当する)である。
ーは、高速液体クロマトグラフィー又はゲルか適法によ
る分子量が約2,000以上(ffi合度含塵以上であ
るポリマーに相当する)である。
[発明の効果]
本発明によれば、従来品に比し、低用量で充分な感受性
を示し、腫瘍細胞に特異的な親和性を有する安全性の高
い光感受性物質を提供することができる。
を示し、腫瘍細胞に特異的な親和性を有する安全性の高
い光感受性物質を提供することができる。
[発明の実施例]
以下、実施例、比較例及び試験例により本発明を更に、
i′l!細に説明するが、これらは1本発明の範囲を何
ら制限するものではない。
i′l!細に説明するが、これらは1本発明の範囲を何
ら制限するものではない。
実施例1
HP Ig 、のジメチルホルムアミド10h1溶液を
、遮光下、窒素ガスで置換しながら、 130〜135
℃で17時u■加熱した0反応終了後1反応液に水50
011Jlを加え、塩酸でpH3,5に調整した。生じ
た沈殿物をかなし、充分に水洗後、0.IN水酸化ナト
リウム水溶液50脂見に溶解し、室温で10分放置した
。iJX酸でpH7,3に調整し、分画分子量5.00
0の限外濾過膜を用いて低分子量部分を除去した後、高
分子量部分を含有する溶液を塩酸でpH3,5に調整し
て沈殿物をかなしてポルフィリンポリマー(以下rN−
)1pH−A Jという) 570mgを得た。
、遮光下、窒素ガスで置換しながら、 130〜135
℃で17時u■加熱した0反応終了後1反応液に水50
011Jlを加え、塩酸でpH3,5に調整した。生じ
た沈殿物をかなし、充分に水洗後、0.IN水酸化ナト
リウム水溶液50脂見に溶解し、室温で10分放置した
。iJX酸でpH7,3に調整し、分画分子量5.00
0の限外濾過膜を用いて低分子量部分を除去した後、高
分子量部分を含有する溶液を塩酸でpH3,5に調整し
て沈殿物をかなしてポルフィリンポリマー(以下rN−
)1pH−A Jという) 570mgを得た。
実施例2
Hp Igを実施例1と同じようにジメチルホルムアミ
ドLoom見に溶解し130〜135℃で8時1111
及び10時間反応させてポルフィリンポリマーをそれぞ
れ85011g及び700mg得た(以下10時間反応
したポルフィリンポリマーをrN−HpD−B J と
いい、 8時間反応したポルフィリンポリマーをrN−
1(PD−CJという)。
ドLoom見に溶解し130〜135℃で8時1111
及び10時間反応させてポルフィリンポリマーをそれぞ
れ85011g及び700mg得た(以下10時間反応
したポルフィリンポリマーをrN−HpD−B J と
いい、 8時間反応したポルフィリンポリマーをrN−
1(PD−CJという)。
実施例3
PpIgを実施例1と同じようにジメチルホルムアミド
100社に溶解し130〜135℃で17時間反応させ
てポルフィリンポリマー(以下rN−HpD−D Jと
いう) 600mgを得た。
100社に溶解し130〜135℃で17時間反応させ
てポルフィリンポリマー(以下rN−HpD−D Jと
いう) 600mgを得た。
実施例4
Hp 100mgを酢酸90ral及び濃硫酸10tJ
L I)混合溶液に溶解し、遮光下、窒素ガスで置換し
ながら、100°CでIIN!?間加熱した0反応終了
後、反応液を実施例1に準じて処理してポルフィリンポ
リマー(以下rN−HpD−E Jという) 70mg
を得た。
L I)混合溶液に溶解し、遮光下、窒素ガスで置換し
ながら、100°CでIIN!?間加熱した0反応終了
後、反応液を実施例1に準じて処理してポルフィリンポ
リマー(以下rN−HpD−E Jという) 70mg
を得た。
実施例5
Pp 100a+gを酢酸90111!;L及び濃硫酸
1oIlfLノ混合溶液に溶解し、遮光下、窒素ガスで
置換しながら、50″Cで20時間加熱した0反応終了
後1反応液を実施例1に準じて処理してポルフィリンポ
リマー(以下rN−)1pD−F J トイウ) 50
mgヲ得た。
1oIlfLノ混合溶液に溶解し、遮光下、窒素ガスで
置換しながら、50″Cで20時間加熱した0反応終了
後1反応液を実施例1に準じて処理してポルフィリンポ
リマー(以下rN−)1pD−F J トイウ) 50
mgヲ得た。
実施例6
Hp Igのジメチルホルムアミド10trzl溶液に
濃硫#1m旦を加えて遮光下、窒素ガスで置換しながら
、 l OO’Oで60分加熱した0反応終了後、反応
液を実施例1に準じて処理してボルフィリンボリマー(
以下rN−HpD−G J という) 700mgを得
た。
濃硫#1m旦を加えて遮光下、窒素ガスで置換しながら
、 l OO’Oで60分加熱した0反応終了後、反応
液を実施例1に準じて処理してボルフィリンボリマー(
以下rN−HpD−G J という) 700mgを得
た。
比較例
文献(Cancer Re5earch、 38.28
28(197B))記載の方法、即ちrt4pを酢酸及
び硫酸と反応させ一夜放置し、What+san No
、1フイルターを用いて濾過し、この溶液に酢酸ナトリ
ウムを加え中和し。
28(197B))記載の方法、即ちrt4pを酢酸及
び硫酸と反応させ一夜放置し、What+san No
、1フイルターを用いて濾過し、この溶液に酢酸ナトリ
ウムを加え中和し。
生じた沈澱物を減圧乾燥する」に準じてHpDを得た。
更に、このHpD Igを0.IN水酸化ナトリウム水
溶液に溶解し、この溶液をpHi3.5に調整したもの
を分画分子量10,000の限外濾過膜(アミコン社製
、PH10)を用いて低分子量部分を除いた高分子画分
(以下r IN−HpDJという) 600mgを得た
。
溶液に溶解し、この溶液をpHi3.5に調整したもの
を分画分子量10,000の限外濾過膜(アミコン社製
、PH10)を用いて低分子量部分を除いた高分子画分
(以下r IN−HpDJという) 600mgを得た
。
試験例1
実施例1及び2で調製した本発明品N−HpD−^(−
O−) 、 N−HpD−8(−X−) 、N−HpD
−G(−@−) 、比較例テ調製したIN−HpD(・
・・・・)及び原料として用いたHp(1ト)の5ep
hadex G100 テノ溶出パターンを第1図に示
した。
O−) 、 N−HpD−8(−X−) 、N−HpD
−G(−@−) 、比較例テ調製したIN−HpD(・
・・・・)及び原料として用いたHp(1ト)の5ep
hadex G100 テノ溶出パターンを第1図に示
した。
溶出条件二カラムの大きさく1.OX 45c+*)
、溶出溶媒(0,05NNa0)Ilo、 15MNa
C!Q) 、 7ラクシヨン容量(1,0!1文) 第1図より本発明のポルフィリンポリマーは)1p、又
は)Ip[l中の高分子画分であるIN−HpDよりも
かなり高分子であることがわかる。
、溶出溶媒(0,05NNa0)Ilo、 15MNa
C!Q) 、 7ラクシヨン容量(1,0!1文) 第1図より本発明のポルフィリンポリマーは)1p、又
は)Ip[l中の高分子画分であるIN−HpDよりも
かなり高分子であることがわかる。
試験例2
試験例1と同じ溶出条件下で、分子量マーカー標準デキ
ストラン(分子量10,000,20,000.40.
000.100.000)を溶出し、その溶出位置に対
比して各調製物のデキストラン換算の分子量を求めた。
ストラン(分子量10,000,20,000.40.
000.100.000)を溶出し、その溶出位置に対
比して各調製物のデキストラン換算の分子量を求めた。
また、Hpに対する蛍光強度(入e!40θnra、入
ers 820ni) 、 00365を測定した。こ
れらの結果を併せて表1に示す。
ers 820ni) 、 00365を測定した。こ
れらの結果を併せて表1に示す。
なお、IN−)1p[lは分子量が低いため、換算分子
量を求めることができなかった。
量を求めることができなかった。
表1
試験例3
第2図〜第7図に実施例1.2及び3で調製した本発明
品N−HpD−A、 N−HpD−B、 N−Hp
D−D、比較例で調製したIN−HpD並びに原料とし
て使用した)1p及びppの赤外吸収スペクトルを示し
た。
品N−HpD−A、 N−HpD−B、 N−Hp
D−D、比較例で調製したIN−HpD並びに原料とし
て使用した)1p及びppの赤外吸収スペクトルを示し
た。
PPやIN−HpDにみられる1580cm−1の二重
結合はN−)1pD−A 、 B及びDでは弱く又は消
出している。
結合はN−)1pD−A 、 B及びDでは弱く又は消
出している。
また、IPからの反応初期においては二重結合が増加す
るが1重合はおきておらず、更に反応が進むと二重結合
が消失し、重合反応が進行している。
るが1重合はおきておらず、更に反応が進むと二重結合
が消失し、重合反応が進行している。
これらのことから二重結合が重合に関与していることが
示唆される。
示唆される。
試験例4
培養癌細胞(ラージ(Raji)細胞)IX106個を
リン酸緩衝液1m見に懸濁し、N−HpD−A 、 N
−HpH−B、N−HpD−C、t HpD又はIN−
HpDの溶液(1,5mg/muリン酩緩衝液)50牌
文を加え、暗所において37°Cで30分及び120分
感作した。感作液を150Orpmで5分遠心分離し、
上清0.8a+文を吸引除去した。リン酸緩衝液0.8
tslを加えて攪拌し、再び遠心分離した後、同様の操
作を二重繰り返した。遠心分離後、上清を除去し、0
、2mJlをスピッツに残し、攪拌して均一にした。
リン酸緩衝液1m見に懸濁し、N−HpD−A 、 N
−HpH−B、N−HpD−C、t HpD又はIN−
HpDの溶液(1,5mg/muリン酩緩衝液)50牌
文を加え、暗所において37°Cで30分及び120分
感作した。感作液を150Orpmで5分遠心分離し、
上清0.8a+文を吸引除去した。リン酸緩衝液0.8
tslを加えて攪拌し、再び遠心分離した後、同様の操
作を二重繰り返した。遠心分離後、上清を除去し、0
、2mJlをスピッツに残し、攪拌して均一にした。
400nmで励起し、635nmにおける蛍光強度を測
定し、その結果を第8図に示した。また、 ESRにお
ける。スピン数を一100°Cで°測定し、その結果を
第9図に示した。
定し、その結果を第8図に示した。また、 ESRにお
ける。スピン数を一100°Cで°測定し、その結果を
第9図に示した。
試験例2の表1から明らかなように、癌細胞と結合して
いない状態ではHpD及びIN−HpDに比しイ1f光
強度が低いにもかかわらず、第8図及び第914から明
らかなように、癌細胞と結合した状1ホでは、HpD及
びIN−Hp[]に比し、蛍光強度及びESRスピン強
度が高く、本発明のポルフィリンポリマーは、Hp[I
に比し、光感受性物質として優れた特性を有することが
わかる。
いない状態ではHpD及びIN−HpDに比しイ1f光
強度が低いにもかかわらず、第8図及び第914から明
らかなように、癌細胞と結合した状1ホでは、HpD及
びIN−Hp[]に比し、蛍光強度及びESRスピン強
度が高く、本発明のポルフィリンポリマーは、Hp[I
に比し、光感受性物質として優れた特性を有することが
わかる。
また、蛍光強度の測定において、HpDで615〜[1
35nmに低くブロードに現われるピークが、本発明の
ポルフィリンポリマーでは癌、III胞と結合していな
い状態では815nmに、癌細胞と結合した状態では6
35nmにシングルピークとして現われ、癌細胞の診断
にも有用な特性を有することがわかる。
35nmに低くブロードに現われるピークが、本発明の
ポルフィリンポリマーでは癌、III胞と結合していな
い状態では815nmに、癌細胞と結合した状態では6
35nmにシングルピークとして現われ、癌細胞の診断
にも有用な特性を有することがわかる。
試験例5
培養癌細胞(ラージ(Raji)細胞)37X1044
n/ranの濃度の培養液20muにN−Hp[l−A
又はHpDの溶液(1B/mfLリン酸緩衝液)400
g4を加え、37℃でco2培養を行い、培養開始後8
.42.66.90時間「1にサンプリングして、ES
Rにおけるスピン数及び蛍光強度(400nmで励起し
580〜700nmでスペクトルをδI11定)をA1
1l定することにより、N−HPD−A及びHpDの細
胞蓄積量を求めた。その結果を第1O図及び第11図に
示す、第1O図及び第1+図から、N−)+pD−A
、HpDとも、いずれのillり足手段においても、
18時間で細胞から消失し、蓄積作用がないことがわか
った。
n/ranの濃度の培養液20muにN−Hp[l−A
又はHpDの溶液(1B/mfLリン酸緩衝液)400
g4を加え、37℃でco2培養を行い、培養開始後8
.42.66.90時間「1にサンプリングして、ES
Rにおけるスピン数及び蛍光強度(400nmで励起し
580〜700nmでスペクトルをδI11定)をA1
1l定することにより、N−HPD−A及びHpDの細
胞蓄積量を求めた。その結果を第1O図及び第11図に
示す、第1O図及び第1+図から、N−)+pD−A
、HpDとも、いずれのillり足手段においても、
18時間で細胞から消失し、蓄積作用がないことがわか
った。
第1図は、試験例1におけるカラムクロマトグラフィー
の溶出パターンを示す図である。第2図〜第7図は、そ
れぞれ、N−HpD−A 、 N−HpD−B、N−H
pD−D 、 IN−HpD、 Hp及びPpの赤外吸
収スペクトルを示す図である。ff1F3図及び75g
図は、それぞれ試験例4における蛍光強度及びESRS
ビス数の測定結果を示す図である。第10図及び第11
図は、それぞれ試験例5におけるESRSビス数及び蛍
光強度のall定結果を示す図である。 ○ 30 60 120 嶌作吟聞(オ) 口」 6作時間 (オ) 第10図 権麦時閏 (吟γ」) 第11図 席4時藺 (駒部)
の溶出パターンを示す図である。第2図〜第7図は、そ
れぞれ、N−HpD−A 、 N−HpD−B、N−H
pD−D 、 IN−HpD、 Hp及びPpの赤外吸
収スペクトルを示す図である。ff1F3図及び75g
図は、それぞれ試験例4における蛍光強度及びESRS
ビス数の測定結果を示す図である。第10図及び第11
図は、それぞれ試験例5におけるESRSビス数及び蛍
光強度のall定結果を示す図である。 ○ 30 60 120 嶌作吟聞(オ) 口」 6作時間 (オ) 第10図 権麦時閏 (吟γ」) 第11図 席4時藺 (駒部)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Y及びZは、同一でも異なっていてもよく、そ
れぞれ−CH(CH_3)OH又は−CH=CH_2を
表わす。) で示される化合物又はその混合物を重合させて得られる
ポルフィリンポリマーであって、 次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは前述のY及び/又はZに由来する結合基を
表わす。) で示される繰返し単位からなり、重合度が3以上である
ことを特徴とするポルフィリンポリマー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61116254A JPS6263586A (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | ポルフイリンポリマ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61116254A JPS6263586A (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | ポルフイリンポリマ− |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP60085439A Division JPS61246232A (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | ポルフィリンポリマーの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6263586A true JPS6263586A (ja) | 1987-03-20 |
JPH0551613B2 JPH0551613B2 (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=14682568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61116254A Granted JPS6263586A (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | ポルフイリンポリマ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6263586A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5211938A (en) * | 1989-07-28 | 1993-05-18 | Queen's University At Kingston | Method of detection of malignant and non-malignant lesions by photochemotherapy of protoporphyrin IX percursors |
US5234940A (en) * | 1989-07-28 | 1993-08-10 | Queen's University | Photochemotherapeutic method using 5-aminolevulinic acid and precursors thereof |
US5252730A (en) * | 1992-04-10 | 1993-10-12 | Northrop Corporation | Polymer composition having intense magnetic properties and method for preparation thereof |
EP1308481A3 (en) * | 1992-08-14 | 2004-04-28 | The Trustees Of The University Of Pennsylvania | Metal-mediated cross-coupling with ring-metalated porphyrins |
-
1986
- 1986-05-22 JP JP61116254A patent/JPS6263586A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5211938A (en) * | 1989-07-28 | 1993-05-18 | Queen's University At Kingston | Method of detection of malignant and non-malignant lesions by photochemotherapy of protoporphyrin IX percursors |
US5234940A (en) * | 1989-07-28 | 1993-08-10 | Queen's University | Photochemotherapeutic method using 5-aminolevulinic acid and precursors thereof |
US5252730A (en) * | 1992-04-10 | 1993-10-12 | Northrop Corporation | Polymer composition having intense magnetic properties and method for preparation thereof |
US5340915A (en) * | 1992-04-10 | 1994-08-23 | Northrop Corporation | Crosslinked magnetic polymers and methods for preparation thereof |
US5352764A (en) * | 1992-04-10 | 1994-10-04 | Northrop Corporation | Stepwise linear magnetic polymers and methods for preparation thereof |
EP1308481A3 (en) * | 1992-08-14 | 2004-04-28 | The Trustees Of The University Of Pennsylvania | Metal-mediated cross-coupling with ring-metalated porphyrins |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0551613B2 (ja) | 1993-08-03 |
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