JPS6262799A - 大理石調装飾品 - Google Patents

大理石調装飾品

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JPS6262799A
JPS6262799A JP20396585A JP20396585A JPS6262799A JP S6262799 A JPS6262799 A JP S6262799A JP 20396585 A JP20396585 A JP 20396585A JP 20396585 A JP20396585 A JP 20396585A JP S6262799 A JPS6262799 A JP S6262799A
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marble
relief
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mold
polyester resin
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悟 河合
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は半透光性のベース上に大理石のような外観のレ
リーフが形成された大理石調装飾品に関するものである
(従来の技術) 大理石は外観が美しいので従来から各種の装飾品に利用
されているが、いずれも人手により彫刻されたものであ
るので極めて高価なものとなり、一般家庭に普及するに
は至っていない。そこでプラスチック材料中に種々の着
色剤を混入した材料を用いていわゆるマーブル調の外観
を呈する装飾品を量産する試みもなされているが、本物
の大理石のような美しい外観が得られず、装飾品として
の価値の低いものであった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明はこのような従来の問題点を解決して、半透光性
のベース上に白色大理石のような外観のレリーフが形成
された、装飾品としての価値が高く、しかも比較的安価
に製造できる大理石調装飾品を目的として完成されたも
のである。
(問題点を解決するための手段) 本発明はポリエステル樹脂中に粘性増加剤と着色剤と硬
化剤とを混入して型内において硬化させた半透光性のベ
ースの表面に、ポリエステル樹脂中に大理石の粉末と充
填剤と硬化剤とを混入して型内において硬化させた白色
のレリーフを一体に突設したことを特徴とするものであ
る。
本発明において用いられるポリエステル樹脂は透明性と
美しさに優れた注型用の不飽和ポリエステル樹脂が最適
であり、ベース(11は収縮率が小さいポリエステル樹
脂中にアスベスト粉のような粘性増加剤と着色剤と硬化
剤とを混入した材料を型内において硬化させたものであ
る。粘性増加剤はベース+11に半透光性を与えるため
にも重要なもので、その混入率はポリエステル樹脂10
0(重量)部に対して20〜40部程度とすることが好
ましい、硬化剤はポリエステル樹脂用のものを適宜用い
ればよく、また着色剤もポリエステル樹脂用のものを適
宜用いればよいが、ベース(1)をいわゆるマーブル模
様の入ったものとするには2〜3種類の着色剤をそれぞ
れ別々に加えたものを準備しておき、注型時に混ぜ合せ
るようにするとよい。
レリーフ(2)はベースfi+の表面に一体に突設され
たものであり、ベース+11との接着性に優れた同種の
ポリエステル樹脂中に粒径1fi以下の大理石の粉末と
、シリカを主成分とする充填剤と、硬化剤とを混入した
材料からなるものである。このほか硬化促進剤や白色を
強化するための酸化チタンその他の白色顔料を混入して
もよい、充填剤は、粘性と白さを増加してやわらかな外
観を生じさせるためのもので、シリカを95%前後含有
する白色微粉末状のものを用いることができる。硬化剤
及び硬化促進剤は選択されたポリエステル樹脂に応じて
最適なものを使用すべきであり、樹脂メーカーの指定に
従って混入すればよい0本発明の大理石調装飾品はシリ
コン型のような適度の弾性を備えた型を用いて製造され
るものであるが、その製造工程については次の実施例に
おいて詳述する。
(実施例) 注型用の不飽和ポリエステル樹脂100 (重量)部に
対して、シリカを主成分とする白色微粉末状の充填剤7
0部、ポリエステル樹脂用の硬化剤1部、酸化チタン0
.5部を混合したうえ、これらの混合物4に対して粒径
1鶴以下の大理石の粉末を約6の体積比で混入し、真空
脱泡してレリーフ(2)用の材料とする。
まず、第2図のようにシリコン製の型(3)のレリーフ
部(4)の表面に画筆などによりレリーフ用の材料をむ
らなく塗り、それを型ごと振動機にかけゲル化させる。
室温において45分位でゲル化してゲルコート層(5)
が形成されるのでその上にさらにレリーフ用の材料を注
入して同様に振動を加えながらゲル化させ、ピンホール
のないレリーフ(2)を成形する0次に不飽和ポリエス
テル樹脂100 (重!l)部に対して、粘性増加剤と
してのアスベスト粉30部、硬化剤1部を混合したもの
に2種類の着色剤を別々に加え、真空脱泡してベース(
1)用の材料を製造する。このベース(11用の材料を
第3図のように画筆などによりレリーフ(2)の上面及
び型(3)のベース部(7)の全面に塗布し、ゲルコー
ト層(6)とする、このゲルコート層(6)は繊細な模
様を出すとともにベース(1)の表面に柔らかい感じと
光沢を与えるためのものである。その後第4図のように
色違いの2〜3種類のベース+11用の材料を混ぜ合わ
せてマーブル模様を形成させながら型(3)のベース部
(7)に注入してベース(1)を成形し、前記したと同
様に振動を加えながら約40分間ゲル化させ、脱型後1
5時間以上放置して完全硬化させる。
その後得られた装飾品の表面を剥離剤で洗い最後にサン
ドペーパーによりパリなどを落とし第1図に示される完
成品とする。
このようにして得られた本発明の大理石調装飾品は半透
光性で着色されたベース(1)の表面に大理石の微粉末
を多量に含有した大理石と同様の純白の外観のレリーフ
(2)が一体に突設されたものであるから、ベース+1
1とレリーフ(2)との色彩及び質感の対比が鮮やかで
美しく、室内装飾品として優れたものである。またベー
ス(1)とレリーフ(2)とは共に同質のポリエステル
樹脂から成るので強い接着性が得られ反りや剥離を生ず
ることもない。
(発明の効果) 本発明は以上の説明からも明らかなように大理石と同様
の美しい白色の外観のレリーフが着色半透光性のベース
上に形成されたものであるから、比較的安価に製作でき
ること、耐久性に優れることなどの多くの利点を備えた
ものである。本発明の大理石調装飾品は壁掛、時計用パ
ネル、照明器具、インテリア装飾品、ペンダント等の広
範な用途に用いることができるものであり、従来にない
新規な装飾品として業界に寄与するところは大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す正面図、第2図、第3図
、第4図はその製造工程を示す断面図である。 (1):ベース、(2)レリーフ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリエステル樹脂中に粘性増加剤と着色剤と硬化剤とを
    混入して型内において硬化させた半透光性のベース(1
    )の表面に、ポリエステル樹脂中に大理石の粉末と充填
    剤と硬化剤とを混入して型内において硬化させた白色の
    レリーフ(2)を一体に突設したことを特徴とする大理
    石調装飾品。
JP20396585A 1985-09-14 1985-09-14 大理石調装飾品 Granted JPS6262799A (ja)

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JP20396585A JPS6262799A (ja) 1985-09-14 1985-09-14 大理石調装飾品

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JP20396585A JPS6262799A (ja) 1985-09-14 1985-09-14 大理石調装飾品

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Publication Number Publication Date
JPS6262799A true JPS6262799A (ja) 1987-03-19
JPH0310516B2 JPH0310516B2 (ja) 1991-02-13

Family

ID=16482573

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JP20396585A Granted JPS6262799A (ja) 1985-09-14 1985-09-14 大理石調装飾品

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109776111A (zh) * 2019-03-18 2019-05-21 泸州晶沣印务有限责任公司 一种陶瓷浮雕及其制备方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5034992A (ja) * 1973-08-04 1975-04-03
JPS5125783A (en) * 1974-08-28 1976-03-02 Hitachi Cable Zetsuendensen no zetsuentaihakurihoho
JPS5162395U (ja) * 1974-11-09 1976-05-17

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JPH0310516B2 (ja) 1991-02-13

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