JPS6262101A - スチ−ム発生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野１ 本発明はスチーム式美顔器や吸入器などに用いられるス
チーム発生゛装置、殊にボイラ一式のスチーム発生装置
に関する。

［背景技術１ 、ｔｋＭ　　ンにメジ１１賂　ｌ　ラ曝　九　ムｕ　ｍ
　す　ス　惧／に　　　　収陣Ｉト　１　　　　すか　
シえは石鹸で手を洗った後に、給水作業を行なうことが
多々あるが、この時、手に石鹸分が残っていると、水の
なかに石鹸が混入することがある。また美顔器の場合は
、化粧品や化粧水が手に付着したまま、水の供給を行な
うことが多く、水のなかに化粧品や化粧水が混入するこ
とがある。ところが、これら石鹸や化粧品及び化粧水は
、界面活性剤が含まれていることから、ボイラ一式のス
チーム発生装置では水が沸騰してスチームを発生する際
に、泡を多く発生してしまう。第１４図にこの状態を示
す。これは美顔器としての例で、図中１はスチーム発生
室、２は給水タンク、５はスチーム発生室１の底部に配
されたヒータを示している。

スチーム発生室１において発生した泡は、アーム４にお
けるスチーム噴出ノズル１９を先端に備えたスチーム導
管１８他端の吐出口１７を塞ぎ、スチーム発生室１内の
空間の圧力を高くするが、上記吐出口１７を塞いでいた
泡の膜がこの圧力のために破れると、導管１８内の結露
水やスチーム発生室１内の沸騰水が、上記圧力で急激に
スチーム噴出７ズル１９から突出するおそれを有してい
るものであって、きわめて危険である。

［発明の目的］ 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは、スチーム発生室内において発生し
た泡に起因する高温水のノズルからの突出を防止して、
安全性を高めたボイラ一式のスチーム発生装置を提供す
るにある。

［発明の開示］ しかして本発明は、底部にヒータが配されているととも
に上部にスチーム吐出口が設けられているスチーム発生
室内に、網状体を設けていることを要旨として、スチー
ム発生室内において生じた泡がスチーム吐出口へと向か
うのを網状体により防いだものである。この網状体は、
錆びにくいステンレス網またはラス体や、プラスチック
網で形成することができ、スチームの通過を妨げること
がないように略１５〜２５メツシュ程度の細かさとする
のが好ましい。またこの網状体は、スチーム発生室１内
の水の水中１こ配置されるものでも、水面に配置される
ものでも良く、更には水面の上方に配置されるものであ
ってもよい。

以下本発明を図示のイオン化したスチームを噴射する美
顔器で示した実施例に基づいて説明する。

まず、美顔器としての構成から説明すると、これは水タ
ンク２が上面凹所に設置されるノ１ウジング３と・この
ハウソング３外面の受け３１に軸３２でもって上下に首
振り自在に取り付けられたアーム４とを偏えており、ア
ームホルダー４０を緩めることで角度を変えられるアー
ム４の先端に、スチームを噴射するノズル１９が設けら
れている。

この／ズル１９がら噴射するスチームを発生させるスチ
ーム発生室１は、ハウソング３内にその底板から脚３５
でもって浮がされた状態で設置されているものであって
、内部は邪魔板１４により、第３図に示す通路部１．４
ａｔ１４ｂにおいてのみ連通する２室に仕切られており
、他室に水位センサーＳＩが設置されている。この水位
センサーＳ１はスチーム発生室１の天板から垂下された
リードスされた７０一ト部Ｓ、２（リードスイッチ駆動
用の永久磁石を具備している）よりなる７０一トスイツ
チ方式で、スチーム発生室１への露出部は電気絶縁され
た状態で取り付けられている。この水位センサーＳ１は
初期の満水位ＬＨを検知し、ヒータ５お上り高圧放電ユ
ニット６に通電し、以降は下限水位ＬＬの検知による電
磁弁８の動作を行わせるものである。もっとも、満水位
ＬＨとなっｒこ時点でのスチーム発生室１内の水位量は
少なく、ヒータ５による加熱を開始してからすぐにスチ
ームが発生するような量である。

スチーム発生室１内の水をヒータ５′ｃ加熱することに
よって得られるスチームは、ヒータ５が配されている側
の室の上部壁面に配設されたスチーム吐出口１７がら導
Ｗ１８を経て前記ノズル１９べと導かれる。尚、スチー
ム吐出口１７へと向かうスチームは、スチーム発生室１
の上部で且つスチーム吐出口１７の近傍に設置されてい
る高圧放電ユニット６の電極６０．６０間の放電により
、１９は、その噴射方向がここに至るまでのスチーム通
路と直交する方向に形成されているとともに、スチーム
通路内に後端が突出するように形成されており、スチー
ム通路内の結露水（湯玉）の吹き出しが抑制されている
。

スチーム発生室１には前記水タンク２から水が供給され
るのであるが、ハウシング３より着脱自在とされた水タ
ンク２は、ばねにて常時閉じる方向に付勢されている弁
が組み込まれたキャップ２１を備えているものであって
、ハウジング３上面に凹所として形成されている補給室
７を経てスチーム発生室１に水を供給する。補給室７は
その上部が段部７０を介して大きくされ、また、底面か
らはピン７１が立設されているとともに、リードスイッ
チ部Ｓ２１およびフロート部Ｓ２２よりなるフロートス
イッチとしての水位センサーＳ２が設けられており、更
にその底面が電磁弁８と給水管７５とを通じて、スチー
ム発生室１の給水口１５に接続されている。ビン７１は
、キャップ２１を下方に向けた状態で補給室７上部に載
置される水タンク２の上記キャップ２１における弁を、
そのばね付勢に抗して押し開さ、水タンク２内の水を補
給室７内に導くものである。尚、補給室７内における水
位は、水タンク２内が空になるまで、下方を向いたキャ
ップ２１の下面のレベルＬ１に保たれる。また、上記水
位センサーＳ２は、補給室７における水位が上記のレベ
ルＬ１である時に導通状態となっており、補給室７内の
水位が低下して図中り、レベル以下になると遮断されて
しまうものであって、水切れセンサーとしてｆｉＲＬで
いる。

更に、補給室７からスチーム発生室１への給水路に設置
されている上記電磁弁８は、ばね付勢によｌ）常時閉じ
ており、通電されることで開いてスチーム発生室１への
水の供給を行なうものである。

そしてこの美顔器にあっては、ハウジング３前面に配さ
れている電源スィッチＳＷを入れて、タイマーのタイム
アツプ時間を表示部ＴＤに表示されている初期設定の０
分から、この数値を増加させる押釦ＦＷＤと減少させる
押＃ＲＥＶとをｍいて適宜時間にセットし、また、水を
入れた水タンク２をセットして、この後、動作表示ラン
プＬａを点灯させることとなるスタート／ストップスイ
ッチＳＷｓを閉じる。この時、水位センサーＳ、が検知
する水位ＬＨまでスチーム発生室１内の水位が達してお
らなければ、電磁弁８は開状態を保ち、水タンク２から
の水を補給室７を経てスチーム発生室１・＼と送り込む
。そして、スチーム発生室１内の水位がＬＨに達すると
、水位センサーＳ、の出力によりヒータ５、高圧放電ユ
ニット６に通電され、スチームの発生と、スチームのイ
オン化が開始されるとともに、電磁弁８は閉状態となる
。以後、タイマーのタイムアツプもしくは水切れまで、
あるいはスタート／ストップスイッチＳＷｓを再度押す
まで、スチーム発生室１内の水位の増減に応じて、電磁
弁８は水位センサーＳ１のＬＬ水位検知により開閉が繰
り返されるものであり、スチーム発生室１内の水位はほ
ぼ一定のレベルに保たれたまま、スチーム発生が行なわ
れる。そしてノズル１９へと向かうスチームは、放電電
極６０．６０間における放電により肌に良く化粧ののり
を良くするイオン化されたものとされた後、ノズル１９
から噴射されるものである。

以上のように構成されたこの美顔器におけるスチーム発
生室１には、界面活性剤などが原因で生じる泡の発生を
抑制する部材あるいは消すための部材として、網状体９
が設置されている。略２０メツシュに形ｔ＆されている
ステンレス網製のこの網状体９は、その周縁のうち、ｆ
ｊｆＪ３図にＡ、Ｂで示す両辺が共に仕切板１４の下ｎ
ｌＩ＃１部と接触し、Ｃ，Ｄで示す２辺がスチーム発生
室１の内壁の略満水位Ｌｌｌの位置に固定されている。

つまり、網状体９はＡ、Ｂ両辺がなす角部とＣ，Ｄ両辺
がなす角部とを結ぶ線で折曲された形状となっており、
Ｃ，Ｄ両辺の方がＡ、Ｂ両辺よりも高い位置にくるよう
に傾斜した状態で取り付けられているとともに、水面下
に位置するようにされているものである。尚、網状体９
の一部が水面上に出ていてもよ１１）。

しかして、スチーム発生室１内に上記網状体９が設置さ
れているスチーム発生装置においでは、ヒータ５による
加熱で沸騰状態にある水の気泡は、網状体９との衝突で
一部が消滅し、また網状体９の傾斜した下面に沿って移
動する際の気泡同士の衝突によって一部が消滅し、更に
スチーム発生室１の内壁との衝突で消滅するものであっ
て、網状体９を越えて気泡が上方へいくことがなく、こ
のために、界面活性剤による水面での泡の発生が抑えら
れているものであり、しかも網状体９に沿って移動した
後、スチーム発生室１の内壁との衝突で気泡が消滅する
際に生ずる飛沫が水面上に飛んで、水面での泡立ちを抑
えるものである。

また、ここにおけるスチーム発生室１内で発生したスチ
ームは、前述のようにスチーム吐出口１７から出ていく
のであるが、このスチーム吐出口１７は第５図に示すよ
うに、その開口縁から突出片１７ａを突出させたものと
なっており、このために、泡によってスチーム吐出口１
７を塞がれるおそれが少な（なっている。

第６図及び第７図に示す実施例では、網状体９はその周
部下面に取り付けられた７０−）９０によって、水面上
に浮遊するもの、つまりは水位の変動に応じて上下する
ものとして形成されている。

尚、ここにおける網状体９は、複数個のヒータ５に夫々
対応するように、−複数個設けられているが、これらを
一体化した網状体９としてもよい。

１ＭＢ図及び第９図に示した網状体９は、周縁が固定さ
れることで水面の上方に設置されていることから、水が
沸騰することで生じる気泡によって、水面に泡立ちが生
じるが、この泡は網状体９にさえぎられてスチーム吐出
口１７へと向かうことがない。殊に、網状体９は屈曲さ
れて凹凸を有するものとなっているために、網状体９に
凹凸に沿って網状体９下面を移動する泡同士の衝突によ
る泡の消滅が促進されるものとなっている。

次に、第１０図に示す実施例について説明する。

ここにおける網状体っけ、第１図乃至第４図に示した網
状体９と同様に傾斜した状態でスチーム発生室１内の水
中に設置されているのであるが、スチーム発生室１内の
略満水位の位置においてスチーム発生室１内壁に接して
いる２辺の端部に、スチーム発生室１内壁との間に隙間
を形成する切り欠き９１が設けられている点において相
異している。ただし、この切り欠き９１はスチーム吐出
口１７から離れたところにのみ、設けられている。

この切り欠き１７は、泡が多量に発生した時のことを考
慮して形成したものである。つまり、気泡が多ｉに発生
して網状体９で消泡しきれない場合には、網状体９とス
チーム発生室１の内壁との開から気泡がもれて泡を発生
させ、スチーム吐出口１７を泡で塞ぐおそれがあるが、
気泡をスチーム吐出口１７から離れｔこ位置にある上記
切り欠さ９１による隙間から逃がすことによって、スチ
ーム吐出口１７に近いところがらは泡が出ないようにし
ているものである。

第１１図及び第１２図ｔこ更ｌこ他の実施例を示す。

ここでは網状体９を水面の上方に設置しているのである
が、この時、綱状体９によって水面を全部覆うのではな
く、スチーム吐出口１７に近い部分は蓋体９５″Ｃ覆っ
てスチームも通ることがないようにし、スチーム吐出口
１７から離れた位置にある網状体９を通ってスチームが
スチーム吐出口１７へと向かうようにしている。

以上のような網状体９の他、第１３図に示すように、両
側に傾斜した山形の網状体９に！？も用いることができ
る。

［発明の効果］ 以上のように、本発明にあってはスチーム発生室内にお
いて、界面活性剤等の影響で多量の泡が発生したとして
も、網状体がこの泡を消すととともにスチーム吐出口へ
と向かうのを防ぐものであり、このために泡が原因で高
温水がスチーム吐出口へと飛び出すようなことがなく、
安全性が高いものである。

【図面の簡単な説明】

ｔｊＳＩ図は本発明一実施例の縦断面図、第２図は同上
の斜視図、第３図は同上の水平断面図、１ｊＳ４図は同
上の拡大縦断面図、第５図は同上のスチーム吐出口の斜
視図、第６図は他の実施例の縦断面図、第７図は同上の
水平断面図、第８図は更に他の実施例の縦断面図、ｆｊ
Ｓ９図は同上の拡大縦断面図、第１０図は別の実施例の
水平断面図、第１１図は更に別の実施例の縦断面図、第
１２図は同上の水平断面図、第１３図は他の実施例の縦
断面図、第１４図は従来例の縦断面図であって、１はス
チーム発生室、５はヒータ、９は網状体、１７はスチー
ム吐出口を示す。 代理人　弁理士　石　１）長　七 １１３＠

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. （１）底部にヒータが配されているとともに上部にスチ
   ーム吐出口が設けられているスチーム発生室内に、網状
   体を設けていることを特徴とするスチーム発生装置。
2. （２）網状体はステンレス網であることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載のスチーム発生装置。
3. （３）網状体はその目の粗さが略２０メッシュであるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のスチーム発
   生装置。
4. （４）網状体は傾斜状態で配設されていることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載のスチーム発生装置。
5. （５）網状体は水面に配設されて、水位の増減に応じて
   上下移動自在とされたものであることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載のスチーム発生装置。
6. （６）網状体は凹凸を備えたものであることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載のスチーム発生装置。
7. （７）網状体はスチーム吐出口から離れた位置にスチー
   ム発生室の内壁との間に隙間を形成する切り欠きを備え
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のス
   チーム発生装置。
8. （８）網状体はスチーム吐出口の近傍に配設された蓋体
   とともに水面の上方に配設されて、スチーム吐出口から
   離れたところに位置していることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載のスチーム発生装置。