JPS626185A - プリント基板検査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、電子技術等におけるプリント基板の検査装
置に関するものである。

「従来の技術」 従来、プリント基板の配線検査等をするに際しては、プ
リント基板の裏側より接点ピン等により電子部品配線後
のハンダ付けをした後の該ハンダ付は箇所に接触させ、
検査を行うのが一般的であり、その際接点ピンは固定さ
れており、従って検査も接点ピンを使用する場合はプリ
ント基板の裏側を一度に検査する方法しか取ることがで
きなかった。

この方法で行うと、例えば同一の検査等を行うに際して
は有効であるが、プリント基板の配線内容によっては一
度に検査を行うことができず、特定の回路のみを選別し
て検査を行う必要があり得た場合には該検査装置では検
査目的を十分に満足せしめることができないわけである
。

「発明が解決しようとする問題点」 本発明は以上の欠点を解決し、プリント基板の　　□検
査をする際、同一の装置により一度に検査をすることも
可能であり、また目的ごとの選別検査を行うことも可能
ならしめることを目的とする。

「問題を解決するための手段」 第１図に示すごとく、例えば合成樹脂等の前側可能な素
材を使用した平板１及び平板１と同様の素材を使用した
受板２を平行状態のまま必要な一定の間隔を取り、例え
ばボルト等の部品又は器具等の固定具６を介装させるこ
とにより、平板１及び受板２の側辺部３を固定させる。

平板１にはブリント基板４検査用の１又は複数の接点ピ
ン５が平板１を嵌挿し、平板１に対して直角になるよう
な状態で固定されている。接点ピン５は第４図に示す如
く触感部７を突設させた軸８を内遊嵌させている。バネ
９はプリント基板４に触感部７が接触した際、触感部７
を押圧しプリント基板４と触感部７を完全に圧接させる
ことを目的とする。

一方、平板１に固定させた１又は複数の接点ピン５の任
意の接点ピン５の下方には、受板２にこれ又嵌挿し固定
された指示ピン１ｏが垂設されている。指示ピン１０は
その先端部１１が接点ピン５の軸８の最後尾部１２に対
して垂直になるように受板２に対して固定されている。

つまり指示ピン１０の中空軸１３が指示ピン１ｏの後部
１４より外部からの押圧力により上部へ移動せしめるこ
とを可能ならしめる状態に受板２に形設するわけである
。１例として該指示ピン１ｏ自体にエアーシリンダーを
応用しても上記目的達成が可能である。或いはエアーシ
リンダーの他にも中空軸１３と同口径を有する棒等によ
り中空軸１３を機械的に押圧することのできる器具を使
用することもできるものとする。

「作用」 台板１５に作動自在に配設された本発明装置は１又は複
数の接点ピン５を平板１に、又任意の１．箇所又は複数
の箇所の位置に指示ピン１０を受板２にそれぞれ固定さ
せ、該平板１及び受板２は固定具６により固定されてい
るので、接点ピン５及び平板１、また指示ピン１０及び
受板２は全て固定されたー装置としての機能を果たす。

今ここに例えば第１図に示す如く、テコの原理を応用し
たテコ腕１６に該装置を固定させ載設した時、該装置は
該テコ腕１６により一定の例えば上下運動等の運動状態
を示すことになるわけである。該テコ腕１６の代替には
エアーシリンダーを使用するなど、該装置を上下運動さ
せることが可能な器具或いは装置であるならば使用する
手段の範囲を問わないものとする。従って台板１５の上
部に一定の位置にプリント基板４が固定されたならば、
該テコ腕１６により該装置を上方へ垂直移動させる。す
ると第１図に破線により示す該装置の移動距離ａは、第
２図に同様に破線により示す該装置の移動距離すとなり
、同時に特定の接点ピン５の触感部７のみプリント基板
４に接触する。

次にテコ腕１６を元に戻し該装置を下方向へ垂直移動さ
せると第１図に示す状態に戻るわけである。この戻った
状態において第３図に示す如く、今度は指示ピン１０に
例えばエアーシリンダーを応用した場合、指示ピン１ｏ
の後部１４より定量或いは定圧力の空気を注入すると、
その押圧力により中空軸１３は上方向へ押圧され、その
先端部１１が接点ピン５の最後尾部１２を押圧する。而
して押圧された接点ピン５の軸８はその触感部７をプリ
ント基板４に圧接されるわけである。

又−力筒２図の状態においても、つまりプリント基板４
及び平板１の距離がｂであった際には、指示ピン１０を
垂直下方向に有する方の接点ピン５はその触感部７がプ
リント基板４に圧接されていないわけであるが、この場
合も指示ピン１０がらの押圧力により該接点ピン５はそ
の触感部７をプリント基板４に圧接することは可能であ
る。つまり該装置に固定された全ての接点ピン５が一度
にプリント基板４に圧接することも可能なわけである。

「実施例」 プリント基板４を検査する台板１５の１又は複数の箇所
に本発明装置を、機械的に作動自在に配設し該装置には
１又は複数の接点ピン５及び指示ピン１０をそれぞれ平
板１及び受板２に配設させる。平板１及び受板２はその
側辺部３を固定具６により固定され、つまり接点ピン５
及び指示ピン１０、また平板１及び受板２は全て一装置
として一体的な運動が可能なものである。任意の接点ピ
ン５の直下には指示ピン１０が固定され、指示ピン１０
に外部からの押圧力を与えると接点ピン５の軸８が上下
動する。つまり直下に指示ピン１゜を有する接点ピン５
と直下に指示ピン１０を有しない接点ピン５はそれぞれ
独立して上下動することができるわけである。

「発明の効果」 本発明装置は、一体の装置により指示をする時間や指示
手段のみを変化させるだけで、あらかじめ定めておく任
意の配線回路を別個に検査をすることが可能であり、プ
リント基板を検査するに際しては画期的な効果をもたら
すものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置を組み込んだ状態を示す全体の断面
図、第２図は本発明装置を実際に使用している状態を示
す一部断面図を含む拡大側面図、第６図は本発明装置を
実際に使用している状態を示す一部断面図を含む拡大側
面図、第４図は接点ピン５の拡大側面図である。 （符号の説明） １・・・・・・平板　２・・・・・・受板　３・・・・
・・側辺部　４・・・・・・プリント基板　５・・・・
・・接点ピン　６・・・・・・固定具７・・・・・・触
感部　８・・・・・・軸　９・・・・・・バネ　１０・
・・・・・指示ピン　１１・・・・・・先端部　１２・
・・・・・最後尾部１３・・・・・・中空軸　１４・・
・・・・後部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プリント基板検査に使用する１又は複数の接点ピン５を
   垂設させた平板１に１又は複数の指示ピン１０を任意の
   該接点ピン５を押圧可能な状態に垂設させた受板２に固
   定させ、各々該接点ピン５が指示ピン１０の指示ごとに
   独立した運動をすることが可能なプリント基板検査装置
   。