JPS6261522A

JPS6261522A - 植物育成容器

Info

Publication number: JPS6261522A
Application number: JP20234485A
Authority: JP
Inventors: 倉田　繁和; 義孝田中; 隆堀口
Original assignee: MARUNAKA KENSETSU KK; NAGANO EKIKA KK
Current assignee: MARUNAKA KENSETSU KK; NAGANO EKIKA KK
Priority date: 1985-09-11
Filing date: 1985-09-11
Publication date: 1987-03-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、野菜あるいは観葉植物等の育成に適した植物
育成容器にｌＩｌするものである。

［従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕一般
に草花、観葉植物等の育成あるいは野菜のベランダ裁培
等に植木鉢あるいはプランタ−等の植物育成容器が用い
られている。

ところで、これらの植木鉢、プランタ−等ではそのＭＩ
物へ水を供給するために、所定の開隔で繁雑な水やり作
業が必要であった。真夏の場合等では、朝に十分水やり
をしても、夕方にはなくなり、枯らしてしまうことがあ
った。又、特に長期囚外出する場合では、例えば、植木
鉢ごと水の入った容器につけたりしていたが、外部に露
呈している水が蒸発して減り方が早く何日ももたない等
の問題点があった。

［発明の目的］本発明は、このような従来の問題点等に着目してなされ
たもので、植物への繁雑な水やり作業を減らすことがで
きるとともに、通気性がよく植物の育成に適した植物育
成容器を提供することを目的としている。

Ｆ問題点を解決するための手段および作用］上記問題点
を解決するために、本発明は、容器の底ｉｓに水溜部を
設けるとともに、この水溜部の上部に多数の小孔を有す
る仕切板で仕切られたレキｍ部を設け、かつこのレキ層
部の上層に植物育成用の土を収納するように構成し、水
を供給できるようにしている。

［実施例１以下図面を参照して本発明による実施例を具体的に説明
する。

第１図乃至第４図は本発明の第一実施例に係り、第１図
は植物育成容器の断面図、第２図は第１図の部分断面し
た平面図、第３図は第１図のＡ−Ａ線断面図、第４図は
植物育成容器の斜視図である。

これらの図において植物育成容器１はプラスチック等の
材質からなる上側を開口した直方体状の箱形に形成され
ている。この植物育成器５５ｉ１は、そのほぼ中央部に
おいて上下を仕切る水平仕切板２が設りられている。

この水平仕切板２には多数の小孔３．・・・が形成され
ており、仕切られた上下の空間が連通されている。前記
水平仕切板２で仕切られた下側空間のほぼ中央には２枚
の垂直仕切板４．４が設けられており、これら垂直仕切
板４．４で仕切られた空間をレキ収納部５、その両側の
空間を水溜部６゜６に形成している。前記垂直仕切板４
．４には多数の小孔７．・・・が形成されており、レキ
収納部５と水流部６，６とが連通されている。又、前記
レキ収納部５内には無数のレキ８．・・・が収納されて
いる。

又、前記水平仕切板２の上面には層状に無数のレキ９．
・・・が敷詰められたレキ胴部１０になっている。そし
て、そのレキ１１１２部１０の上部は網１１で覆われて
いる。この網１１の上部には植物育成用の土１２が容器
１の上側開口部まで収納されている。

一方、眞記植物育成容器１内の一側部側には、一端部を
水溜部６内に開口し、他端部を±１２の上部に開口した
水補給バイブ１３が設けられている。前記植物育成容器
１の外側面には網１１の下側のレキ９．・・・が収納さ
れたレキ胴部１０の空間に連通するオーバーフローバイ
ブ１４が設けられている。このオーバーフローバイブ１
４が設けられた部分と反対側の植物育成容器１の外側面
には水位計１５が設けられている。

又、前記植物育成容器１の±１２が収納された部分の側
壁部分には、義士１２がこぼれない程度、あるいは内側
を網等で覆った多数の通気口１６゜・・・が形成されて
いる。前記構成の植物育成容器１の土１１には、野菜等
の植物１７．・・・が植えられ、水補給バイブ１３より
水を所定の水位まで入れて使用される。

このような構成では、水溜部６，６内に溜められた水は
レキ収納部５内のレキ８．・・・および水平仕切板２上
面のレキ胴部１０のレキ９．・・・の毛細管作用により
吸い上げられ±１１に供給され、さらに植物１７．・・
・に供給される。水溜部６，６内の水位が下がった場合
にもレキ収納部５内のレキ８、・・・が水に接触してい
るため、毛細管現象により、上のレキ９．・・・に供給
される。従って、水溜部６．６内に水が存在する間、植
物１６．・・・への水の供給が長期間断えることがない
。又、水溜部６．６内の水は吸収ができ、腐敗すること
なく生きた水が供給される。

この実施例では、植物育成器１の側壁部分に多数の通気
口１６．・・・が形成されているため±１２が吸収でき
るようになっている。水溜部６．６内の水位は水位計１
５により確認することができ、不足したときに水補給バ
イブ１３にポット等で補給することができ、入れ過ぎた
ときにはオーバーフローバイブ１４から外に流出する。

又、この実施例では土１２の上部から散水することによ
り水補給ができ、このようにすることにより土壌バクテ
リヤ等の活動を活発化させることができ、植物１７．・
・・の育成上良好な結果をもたらす。

従って、水溜部６．６の水がなくなるまで繁雑な水やり
作業を減らすことができる。

第５図は本発明の第二実施例に係り、植物育成容器の断
面図である。

この実施例の植物育成容器２１は、上側を開口した箱形
に形成されており、そのほぼ中央部において上下を仕切
る水平仕切板２２が設けられている。この水平仕切板２
２には多数の小孔２３が形成されており、下側の空間が
水溜部２４になっている。この水溜部２４には、比較的
大きな軽石２５、・・・が収納されている。そして、前
記水平仕切板２２の上面には第一実施例と同様な無数の
レキ２６を敷詰めたレキ胴部２７が設けられ、かつ網２
８．１２９が収納されており、この上２９に植物３０．
・・・が植えられでいる。

このような構成では、植物３０．・・・に散水された水
は、水溜部２４内の軽石２５．・・・間で形成される空
間に十分溜められ、第一実施例と同様に長期間植物３０
．・・・に水を供給することができる。

尚、前記実施例において、植物育成容器１．２１の形状
、大きさは任意にでき、例えば上側の開口部の形状を円
、矩形、三角形等にしてもよい。

又、水溜部６．６．２４は少なくとも十分な水が溜めら
れるようになっていればよく、中空部あるいは軽石等が
収納されていてもよい。

さらに、水補給バイブ１３．オーバーフローバイブ１４
、水位計１５等も必要に応じて取付けることができる。

さらに又、レキ８，９は好気、嫌気用の特殊な接触材で
もよい。

［発明の効果］以上説明したように本発明によれば、容器の底部側に水
溜部を設け、この水溜部の水を上部のレキの毛細管現象
により吸上げて植物を植えた土に供給するようにしてい
るため、植物への繁雑な水やり作業を減らすことができ
るとともに、植物の育成に適した通気性を得ることがで
きる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図は本発明の第一実施例に係り、第１図
は植物育成容器の断面図、第２図は第１図の部分断面し
た平面図、第３図は第１図にＡ−Ａ線断面図、第４図は
植物育成容器の斜視図、第５図は本発明の第二実施例に
係り、植物育成容４の断面図である。１．２１・・・植物育成容器２．２２・・・水平仕切板　　３．２３・・・小孔６．
２４・・・水溜部　　　　８，９．２６・・・レキ１０
．２７−・・レギ層部　　１１．２８・・・網１２．２
９・・・±　　　　　１７．３０・・・植物第１！！ｌ第３図

Claims

【特許請求の範囲】

容器の底部側に水溜部と、この水溜部の上層に多数の小
孔を有する仕切板で仕切られたレキ層部と、このレキ層
部の上層に植物育成用の土を収納したことを特徴とする
植物育成容器。