JPS626139B2 - - Google Patents
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- JPS626139B2 JPS626139B2 JP53137747A JP13774778A JPS626139B2 JP S626139 B2 JPS626139 B2 JP S626139B2 JP 53137747 A JP53137747 A JP 53137747A JP 13774778 A JP13774778 A JP 13774778A JP S626139 B2 JPS626139 B2 JP S626139B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G5/00—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
- F16G5/12—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section made of plastics
- F16G5/14—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section made of plastics with reinforcement bonded by the plastic material
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Belt Conveyors (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は駆動ベルト、特に速度変化器に用いる
に特に適したVベルトに関する。
に特に適したVベルトに関する。
機械的な動力を伝達するためのVベルトは既知
である。これらの既知のVベルトは、可撓性で非
伸長性の材料でできた複数個の小さな糸から成る
長手方向の抵抗挿入体を埋設したエラストマー材
料の本体から成る。これらの糸は互に平行に同一
平面内に存在している。これらの既知のベルトは
ベルト自体により大きな耐摩耗性を与えるための
ゴム引き布のカバーを備えてもよいし、このよう
なカバーを有さなくてもよい。しかし、これらの
既知のVベルトは種々の欠点を有する。
である。これらの既知のVベルトは、可撓性で非
伸長性の材料でできた複数個の小さな糸から成る
長手方向の抵抗挿入体を埋設したエラストマー材
料の本体から成る。これらの糸は互に平行に同一
平面内に存在している。これらの既知のベルトは
ベルト自体により大きな耐摩耗性を与えるための
ゴム引き布のカバーを備えてもよいし、このよう
なカバーを有さなくてもよい。しかし、これらの
既知のVベルトは種々の欠点を有する。
主な欠点の1つは動力を伝達するために使用し
たときに効率が悪いことである。事実、このよう
なベルトにより伝達される動力のうちの相当の量
が、プーリーのまわりをまわるときに生じるベル
トの繰返しの変形のために生起するエラストマー
材料のヒステリシス損失のためベルト自身により
失なわれてしまう。更に、伝達運動自体に起因す
る不可避の慣性によるベルト重量構造のための過
剰な重量がまた伝達動力を吸収してしまう。更
に、ベルトは横方向に対してそれほど充分に剛直
でないため、このような既知のVベルトは大きな
横方向の変形を受け、その結果一定の伝達比での
動力伝達を行なえなくなり、時間が経つにつれて
プーリーのグループとベルトとの間に滑りを生じ
させこのことが更に伝達効率を低下させてしま
う。更に、このような横方向のベルト変形は動力
を吸収してしまうばかりかベルト本体にオーバー
ヒートを生じさせ、ベルトの疲れ抵抗を減少させ
てしまう。
たときに効率が悪いことである。事実、このよう
なベルトにより伝達される動力のうちの相当の量
が、プーリーのまわりをまわるときに生じるベル
トの繰返しの変形のために生起するエラストマー
材料のヒステリシス損失のためベルト自身により
失なわれてしまう。更に、伝達運動自体に起因す
る不可避の慣性によるベルト重量構造のための過
剰な重量がまた伝達動力を吸収してしまう。更
に、ベルトは横方向に対してそれほど充分に剛直
でないため、このような既知のVベルトは大きな
横方向の変形を受け、その結果一定の伝達比での
動力伝達を行なえなくなり、時間が経つにつれて
プーリーのグループとベルトとの間に滑りを生じ
させこのことが更に伝達効率を低下させてしま
う。更に、このような横方向のベルト変形は動力
を吸収してしまうばかりかベルト本体にオーバー
ヒートを生じさせ、ベルトの疲れ抵抗を減少させ
てしまう。
本発明のねらいは上述の既知のVベルトのもつ
諸欠点を解消することであり、特に、伝達自体に
関して高い効率を与えることのできる機械的動力
を伝達するために使用するVベルトを提出するこ
とである。このベルトは時間が経過しても一定の
伝達比を維持せねばならないし、同じ大きさの動
力を伝達する場合には既知のVベルトに比べて一
層長い寿命を有さねばならない。また、使用寿命
が同じ場合には、既知のVベルトに比べて一層大
きな動力を伝達するものでなければならない。
諸欠点を解消することであり、特に、伝達自体に
関して高い効率を与えることのできる機械的動力
を伝達するために使用するVベルトを提出するこ
とである。このベルトは時間が経過しても一定の
伝達比を維持せねばならないし、同じ大きさの動
力を伝達する場合には既知のVベルトに比べて一
層長い寿命を有さねばならない。また、使用寿命
が同じ場合には、既知のVベルトに比べて一層大
きな動力を伝達するものでなければならない。
本発明の目的は、第1の基部と該第1の基部よ
り横断方向に小さい寸法の第2の基部と該各基部
間で互いに収斂する直線状側端とを有するエラス
トマー又はプラストマー製の本体と、 該本体内に前記各基部と平行になるよう完全に
埋設され、互いに離間され平行でかつ共面状態に
ある非伸張性のワイヤ又は糸からなる引張り抵抗
挿入体と、 前記本体内にベルト長手方向に沿つて略等ピツ
チで分配されて完全に埋設され、かつ前記抵抗挿
入体に略接触する複数の互いに長手方向に離間し
た横方向剛直部材とからなる動力伝達用Vベルト
において、 前記各基部の少なくともひとつは連続した長手
方向溝を有し、 前記横方向剛直部材は略薄い板からなり、前記
抵抗挿入体に略接触する一の面と、夫々前記ベル
トの側端に平行で近接しかつ該側端の略全長にわ
たつて延びる2つの側面とを有し、 前記一の面は前記2つの側面に対し、略U形の
弾性部分を介して連結されていることを特徴とす
るVベルトを提供することにある。
り横断方向に小さい寸法の第2の基部と該各基部
間で互いに収斂する直線状側端とを有するエラス
トマー又はプラストマー製の本体と、 該本体内に前記各基部と平行になるよう完全に
埋設され、互いに離間され平行でかつ共面状態に
ある非伸張性のワイヤ又は糸からなる引張り抵抗
挿入体と、 前記本体内にベルト長手方向に沿つて略等ピツ
チで分配されて完全に埋設され、かつ前記抵抗挿
入体に略接触する複数の互いに長手方向に離間し
た横方向剛直部材とからなる動力伝達用Vベルト
において、 前記各基部の少なくともひとつは連続した長手
方向溝を有し、 前記横方向剛直部材は略薄い板からなり、前記
抵抗挿入体に略接触する一の面と、夫々前記ベル
トの側端に平行で近接しかつ該側端の略全長にわ
たつて延びる2つの側面とを有し、 前記一の面は前記2つの側面に対し、略U形の
弾性部分を介して連結されていることを特徴とす
るVベルトを提供することにある。
各カツトダウンサイズの表面は抵抗挿入体と一
定に接触している。抵抗挿入体に実質上接触して
いる各カツトダウンサイズの表面は好適にはベル
トの大きい方の寸法部分に対して横方向に位置し
た表面であり、好適には、この表面はVベルトの
側縁上に作用する長手方向の接線方向の力に対す
るスラスト中心に一致して存在する。Vベルトの
側縁部に作用する長手方向の接線方向の力のため
のスラスト中心は、プーリーとVベルトとの係合
の結果として生じるすべての長手方向の接線方向
の力の総合力が作用する特定の場所である。
定に接触している。抵抗挿入体に実質上接触して
いる各カツトダウンサイズの表面は好適にはベル
トの大きい方の寸法部分に対して横方向に位置し
た表面であり、好適には、この表面はVベルトの
側縁上に作用する長手方向の接線方向の力に対す
るスラスト中心に一致して存在する。Vベルトの
側縁部に作用する長手方向の接線方向の力のため
のスラスト中心は、プーリーとVベルトとの係合
の結果として生じるすべての長手方向の接線方向
の力の総合力が作用する特定の場所である。
更に、すべての既知のVベルトにとつて実践上
行なわれているのと同様、本発明に係るVベルト
の抵抗挿入体もまたVベルトの大きい方の寸法部
分に垂直な任意の断面の中立軸の近くに位置す
る。
行なわれているのと同様、本発明に係るVベルト
の抵抗挿入体もまたVベルトの大きい方の寸法部
分に垂直な任意の断面の中立軸の近くに位置す
る。
本発明に係るVベルトの好適な実施例(第2
図)の基本的構造を説明する前提としての第1の
参考例をその横断面とともに第1図に斜視図にて
示す。第1図において、Vベルト1は、互に平行
で共面内に存在する複数個の糸3′により形成さ
れた抵抗挿入体3を埋設したエラストマー又はプ
ラストマー材料の本体2を有する。糸3′は、例
えばスチール、ナイロン、グラスフアイバー、ポ
リアミド繊維、アラミド繊維、ポリエステル材
料、レーヨン等の当業界で既知の可撓性で非伸長
性の材料から成る。更に、エラストマー又はプラ
ストマー材料の本体2内には、複数個のカツトダ
ウンサイズ4(即ち剛直部材)が埋設されてお
り、各カツトダウンサイズはH字形をしていてV
ベルト1の全展開に沿つて実質上等間隔で分布し
ている。カツトダウンサイズ4の横方向部分5は
抵抗挿入体3の糸3′と実質上接触している。こ
の接触は(第1図に示すように)横方向部分5の
上方部分で生じるか又は横方向部分5の下方部分
で生じる。
図)の基本的構造を説明する前提としての第1の
参考例をその横断面とともに第1図に斜視図にて
示す。第1図において、Vベルト1は、互に平行
で共面内に存在する複数個の糸3′により形成さ
れた抵抗挿入体3を埋設したエラストマー又はプ
ラストマー材料の本体2を有する。糸3′は、例
えばスチール、ナイロン、グラスフアイバー、ポ
リアミド繊維、アラミド繊維、ポリエステル材
料、レーヨン等の当業界で既知の可撓性で非伸長
性の材料から成る。更に、エラストマー又はプラ
ストマー材料の本体2内には、複数個のカツトダ
ウンサイズ4(即ち剛直部材)が埋設されてお
り、各カツトダウンサイズはH字形をしていてV
ベルト1の全展開に沿つて実質上等間隔で分布し
ている。カツトダウンサイズ4の横方向部分5は
抵抗挿入体3の糸3′と実質上接触している。こ
の接触は(第1図に示すように)横方向部分5の
上方部分で生じるか又は横方向部分5の下方部分
で生じる。
カツトダウンサイズ4は好適には金属材料から
成るが、Vベルト1を加硫するに必要な温度に対
し変形せずに耐えることのできる他の剛直な材料
から成つてもよく、何れにしても略薄板を折曲し
て形成する。
成るが、Vベルト1を加硫するに必要な温度に対
し変形せずに耐えることのできる他の剛直な材料
から成つてもよく、何れにしても略薄板を折曲し
て形成する。
第2図は本発明に係るVベルト6の実施例を示
す。このVベルト6は内部構造においては第1図
のものとまつたく同じである。違いは、Vベルト
6の大きい方の寸法部分即ち大辺基部7及び小さ
い方の寸法部分即ち小辺基部8であり、この第2
図の実施例では、基部は少なくとも1つの連続し
た長手方向のグルーブを有し、特に基部7,8は
それぞれ長手方向のグルーブ9,10を有する。
これらの連続したグルーブ9,10は(第2図に
示すように)一緒に存在してもよいし、または連
続した長手方向のグルーブ9又は連続した長手方
向のグルーブ10のみが存在してもよい。更にこ
の場合、第2図の実施例では、第1図の参考例の
場合と同様であるが、同図から明らかな如く、各
カツトダウンサイズ4は金属又は他の剛直材料の
略薄板形状をしており、上記横方向部分5と、ベ
ルトの互いに収斂する一対の直線状側端31,3
2に対し平行で近接しかつ該側端31,32の略
全長にわたつて延びる2つの側部部分4aと、上
記横方向部分5及び側部部分4aを連結する略U
形の弾性部分4bとを有しており、弾性部分4b
の効果は後述する通りである。尚、弾性部分4b
は略U形で後述する如く弾性を有すればよいので
あるから、正確なU形以外にコ字形、V字形等を
含むことは勿論である。
す。このVベルト6は内部構造においては第1図
のものとまつたく同じである。違いは、Vベルト
6の大きい方の寸法部分即ち大辺基部7及び小さ
い方の寸法部分即ち小辺基部8であり、この第2
図の実施例では、基部は少なくとも1つの連続し
た長手方向のグルーブを有し、特に基部7,8は
それぞれ長手方向のグルーブ9,10を有する。
これらの連続したグルーブ9,10は(第2図に
示すように)一緒に存在してもよいし、または連
続した長手方向のグルーブ9又は連続した長手方
向のグルーブ10のみが存在してもよい。更にこ
の場合、第2図の実施例では、第1図の参考例の
場合と同様であるが、同図から明らかな如く、各
カツトダウンサイズ4は金属又は他の剛直材料の
略薄板形状をしており、上記横方向部分5と、ベ
ルトの互いに収斂する一対の直線状側端31,3
2に対し平行で近接しかつ該側端31,32の略
全長にわたつて延びる2つの側部部分4aと、上
記横方向部分5及び側部部分4aを連結する略U
形の弾性部分4bとを有しており、弾性部分4b
の効果は後述する通りである。尚、弾性部分4b
は略U形で後述する如く弾性を有すればよいので
あるから、正確なU形以外にコ字形、V字形等を
含むことは勿論である。
代りのものとしては、本発明の実施例として、
(図には示さないが)第1図のVベルト1に関し
ても第2図のVベルト6に関しても、カツトダウ
ンサイズ4はさかさまに配置されており、特に第
2図に関しては、カツトダウンサイズの自由端
4′はVベルト6の小辺基部8にほぼ整合して位
置している。
(図には示さないが)第1図のVベルト1に関し
ても第2図のVベルト6に関しても、カツトダウ
ンサイズ4はさかさまに配置されており、特に第
2図に関しては、カツトダウンサイズの自由端
4′はVベルト6の小辺基部8にほぼ整合して位
置している。
第3,4図には本発明に係る第2図のVベルト
の主に抵抗挿入体の特徴を説明するための第2、
第3の参考例を示す。これらの参考例は、Vベル
トの高さ即ち大辺基部と小辺基部との距離が第
1,2図のものに比べて特に小さいという点で第
1,2図のものとは異なる。これらのVベルトに
対して(後に詳述するような形をした)カツトダ
ウンサイズの横方向部分は前述で規定した長手方
向の接線方向の力のスラスト中心に実質上一致し
て存在する。その理由は、Vベルトの高さが著し
く小さく、理論上の部分(即ち、長手方向の接線
方向の力のスラスト中心に一致した部分)と実際
の部分(affective portion)との間の差を無視で
きるからである。これらのVベルトの場合でさ
え、抵抗挿入体はベルト自体の中立軸に一致して
存在している。
の主に抵抗挿入体の特徴を説明するための第2、
第3の参考例を示す。これらの参考例は、Vベル
トの高さ即ち大辺基部と小辺基部との距離が第
1,2図のものに比べて特に小さいという点で第
1,2図のものとは異なる。これらのVベルトに
対して(後に詳述するような形をした)カツトダ
ウンサイズの横方向部分は前述で規定した長手方
向の接線方向の力のスラスト中心に実質上一致し
て存在する。その理由は、Vベルトの高さが著し
く小さく、理論上の部分(即ち、長手方向の接線
方向の力のスラスト中心に一致した部分)と実際
の部分(affective portion)との間の差を無視で
きるからである。これらのVベルトの場合でさ
え、抵抗挿入体はベルト自体の中立軸に一致して
存在している。
第3,4図において、Vベルト11,12はそ
れぞれ断面図を伴なつた斜視図として示されてい
る。これらのベルトは、第1図のVベルトの説明
の際に既述したもの(スチール等)と同じ材料で
作られ互に平行にしかも共面内に存在する複数個
の糸14′により形成された抵抗挿入体14を埋
設したエラストマー又はプラストマー材料から成
る本体13を有する。エラストマー又はプラスト
マー材料の本体13内に埋設され実質上一定の間
隔で配置されたカツトダウンサイズ15はU字状
の形状をしており、第1図のベルトについて既述
したような適当な材料で作られる。特に、第3図
のVベルト11において、カツトダウンサイズ1
5は、その横方向部分16がVベルト11の小辺
基部17の近傍に存するように位置し、大辺基部
18は連続的な長手方向のグルーブ19を含む。
一方、第4図に示すVベルト12においては、カ
ツトダウンサイズ15はその横方向部分16がV
ベルト12の大辺基部18の近くに存するように
位置し、小辺基部17は連続的な長手方向のグル
ーブ19を含む。
れぞれ断面図を伴なつた斜視図として示されてい
る。これらのベルトは、第1図のVベルトの説明
の際に既述したもの(スチール等)と同じ材料で
作られ互に平行にしかも共面内に存在する複数個
の糸14′により形成された抵抗挿入体14を埋
設したエラストマー又はプラストマー材料から成
る本体13を有する。エラストマー又はプラスト
マー材料の本体13内に埋設され実質上一定の間
隔で配置されたカツトダウンサイズ15はU字状
の形状をしており、第1図のベルトについて既述
したような適当な材料で作られる。特に、第3図
のVベルト11において、カツトダウンサイズ1
5は、その横方向部分16がVベルト11の小辺
基部17の近傍に存するように位置し、大辺基部
18は連続的な長手方向のグルーブ19を含む。
一方、第4図に示すVベルト12においては、カ
ツトダウンサイズ15はその横方向部分16がV
ベルト12の大辺基部18の近くに存するように
位置し、小辺基部17は連続的な長手方向のグル
ーブ19を含む。
第3,4図に示す各参考例において、カツトダ
ウンサイズ15の横方向部分16は、この横方向
部分16の上表面に沿つて抵抗挿入体14の糸1
4′に実質上接している。代りの実施例として
は、カツトダウンサイズ15の横方向部分16は
この横方向部分16の下表面に沿つて抵抗挿入体
の糸14′に実質上接触している。
ウンサイズ15の横方向部分16は、この横方向
部分16の上表面に沿つて抵抗挿入体14の糸1
4′に実質上接している。代りの実施例として
は、カツトダウンサイズ15の横方向部分16は
この横方向部分16の下表面に沿つて抵抗挿入体
の糸14′に実質上接触している。
最後に、第5図には、(本発明に係るベルトの
別の実施例に関し第5図には図示していないが第
2図と同様の長手方向グルーブ9,10の少なく
とも一方を有しているVベルト20の一部を側面
図として示す。このVベルト20はこのVベルト
20のエラストマー又はプラストマー材料製の本
体22内に埋設された抵抗挿入体21から成る。
カツトダウンサイズ23はこのVベルト20の本
体22内に埋設されており、少なくともその1つ
の表面に沿つて抵抗挿入体と実質上接触してい
る。このVベルト20は更に、横方向の切り目2
4を含み、これらの切り目は小辺基部から抵抗挿
入体の近くまで延びている。但し、抵抗挿入体と
は接していない。これらの横方向の切り目は(第
5図に明示するように)Vベルト20内に埋設さ
れたカツトダウンサイズ23間に規則正しく間挿
されている。更に、(第5図には示さないが)横
方向の切り目24の代りに又は横方向の切り目2
4と一緒に、Vベルトの大辺基部から(抵抗挿入
体に接触せずに)抵抗挿入体の近くまで延びてい
る(前記横方向の切り目24とまつたく類似の)
別の横方向の切り目をVベルト20の本体22に
設けてもよい。第5図に示したVベルト20の本
体に存在するこれらの切り目の形は図示のものに
限定されず、抵抗挿入体21又はカツトダウンサ
イズ23と抵触しないような形のものであれば、
任意の幾何学的形状のものでよい。これらの横方
向の切り目は本発明に係る任意の型式のVベルト
に設けてもよい。
別の実施例に関し第5図には図示していないが第
2図と同様の長手方向グルーブ9,10の少なく
とも一方を有しているVベルト20の一部を側面
図として示す。このVベルト20はこのVベルト
20のエラストマー又はプラストマー材料製の本
体22内に埋設された抵抗挿入体21から成る。
カツトダウンサイズ23はこのVベルト20の本
体22内に埋設されており、少なくともその1つ
の表面に沿つて抵抗挿入体と実質上接触してい
る。このVベルト20は更に、横方向の切り目2
4を含み、これらの切り目は小辺基部から抵抗挿
入体の近くまで延びている。但し、抵抗挿入体と
は接していない。これらの横方向の切り目は(第
5図に明示するように)Vベルト20内に埋設さ
れたカツトダウンサイズ23間に規則正しく間挿
されている。更に、(第5図には示さないが)横
方向の切り目24の代りに又は横方向の切り目2
4と一緒に、Vベルトの大辺基部から(抵抗挿入
体に接触せずに)抵抗挿入体の近くまで延びてい
る(前記横方向の切り目24とまつたく類似の)
別の横方向の切り目をVベルト20の本体22に
設けてもよい。第5図に示したVベルト20の本
体に存在するこれらの切り目の形は図示のものに
限定されず、抵抗挿入体21又はカツトダウンサ
イズ23と抵触しないような形のものであれば、
任意の幾何学的形状のものでよい。これらの横方
向の切り目は本発明に係る任意の型式のVベルト
に設けてもよい。
本発明に係るVベルトには、当業界で既知の材
料でできた1以上のカバー層を、全体的に、又は
例えば作業表面のみの如く部分的に、施してもよ
いし施さなくてもよい。このようなカバー層は、
縦糸と横糸が互に交差したゴム引き布、特に縦糸
と横糸がVベルトの長手方向対称面に関して45゜
の角度で傾斜しているようなゴム引き布で構成す
るとよい。しかし、各カバー層の縦糸と横糸が反
対方向に傾斜していれば、ゴム引き布の2つの層
の縦糸及び横糸は互に直交した状態となる。
料でできた1以上のカバー層を、全体的に、又は
例えば作業表面のみの如く部分的に、施してもよ
いし施さなくてもよい。このようなカバー層は、
縦糸と横糸が互に交差したゴム引き布、特に縦糸
と横糸がVベルトの長手方向対称面に関して45゜
の角度で傾斜しているようなゴム引き布で構成す
るとよい。しかし、各カバー層の縦糸と横糸が反
対方向に傾斜していれば、ゴム引き布の2つの層
の縦糸及び横糸は互に直交した状態となる。
更に、本発明に係るVベルトにおいては、ほん
の一例にすぎないが、次の組成のエラストマー材
料を用いることが、苛酷な作業条件の下でさえも
ゴムと金属との有効な結合を特に維持するに適し
ている。
の一例にすぎないが、次の組成のエラストマー材
料を用いることが、苛酷な作業条件の下でさえも
ゴムと金属との有効な結合を特に維持するに適し
ている。
天然ゴム 100重量部
大粒子カーボンブラツク 50〜100重量部
酸化亜鉛 5重量部
ステアリン酸 2重量部
硫 黄 2.5重量部
促 進 剤 1〜2重量部
耐老化剤 1〜2重量部
本発明に係るベルトを用いれば、上述した本発
明のねらいをいかにして達成できるか明らかであ
る。つまり、Vベルトがプーリーグルーブ内に挿
入されたとき一般にVベルトはその弾性により横
方向に縮んで小巾となりそのベルト本体の弾性力
によりプーリーグルーブ面を押圧して回転摩擦用
の接触を得ている訳であるが、このとき更にベル
ト長手方向に等ピツチの上記カツトダウンサイズ
は上記U形の弾性部分がそのU形巾が小さくなる
よう弾性変形することによりその一対の側部部分
がベルト中心方向へ移動する。従つて、このカツ
トダウンサイズの弾性変形による弾性力も上記ベ
ルト本体の弾性力に加わつてプーリーグルーブ面
を強力に押圧する。従つて、本発明によれば、ベ
ルト側端とプーリーグルーブ面間に強力かつ均一
な接触圧が得られ、ベルト及びプーリ間の滑りの
可能性が一層防止され、既知のVベルトに比し
て、一層大きな伝達率を保証できる。
明のねらいをいかにして達成できるか明らかであ
る。つまり、Vベルトがプーリーグルーブ内に挿
入されたとき一般にVベルトはその弾性により横
方向に縮んで小巾となりそのベルト本体の弾性力
によりプーリーグルーブ面を押圧して回転摩擦用
の接触を得ている訳であるが、このとき更にベル
ト長手方向に等ピツチの上記カツトダウンサイズ
は上記U形の弾性部分がそのU形巾が小さくなる
よう弾性変形することによりその一対の側部部分
がベルト中心方向へ移動する。従つて、このカツ
トダウンサイズの弾性変形による弾性力も上記ベ
ルト本体の弾性力に加わつてプーリーグルーブ面
を強力に押圧する。従つて、本発明によれば、ベ
ルト側端とプーリーグルーブ面間に強力かつ均一
な接触圧が得られ、ベルト及びプーリ間の滑りの
可能性が一層防止され、既知のVベルトに比し
て、一層大きな伝達率を保証できる。
又ベルト本体の両基部の少なくとも一方に長手
方向グルーブを設けているので、その分軽量とな
りかつ材料コストを低減しえ、又一般にベルト本
体がプーリーに巻き付き、離れるとき周期的に圧
縮、伸張を繰返すことにより生ずるヒステリシス
現象に起因してベルト弾性材中でエネルギの吸収
消失を生ずるが、この場合上記長手方向グルーブ
によりその分弾性材がないためヒステリシス現象
に起因するエネルギの吸収消失がなく、ベルト及
びプーリー間の高伝達率を保証しえ、又ベルトが
特に小径プーリに巻付くときは長手方向グルーブ
の存在により無理に圧縮力又は引張力を受ける部
分が少なくなるのでベルトの裂け目や破壊を生ず
ることなく円滑にプーリーに巻付くことができ一
層良好な伝達を行いうると共に使用寿命を向上し
うる。又、本発明に係るVベルトは、時間が経過
しても一定の伝達比で著しく大きな力を伝達させ
うるような著しく大なる横方向の剛直性を与え
る。その理由は、本発明に係るVベルト内に埋設
されたカツトダウンサイズがベルトの横断面の減
少を阻止し、その結果既知の駆動Vベルトにおい
て通常生じるようなプーリーグルーブ内への余分
なのめり込みを防止するからである。更に、Vベ
ルトは、上記の如く長手方向グルーブが存在する
ことに加うるに第5図の実施例では横方向の切り
目が存在するため、極めて軽量である。しかし、
この軽量自体は、Vベルトを使用したときの動力
伝達を著しく効率良くする主たる原因ではない。
上記の如く長手方向グルーブの存在によりエラス
トマー材料がないことに加うるに第5図の実施例
では横方向の切り目が存在する場所にエラストマ
ー材料がないので、プーリーのまわりでのベルト
の連続的な屈曲の結果として生じる変形によつて
生起されるヒステリシス損失によりベルトに吸収
される動力は、Vベルトにおいては著しく少なく
なる。ヒステリシス損失により吸収され消失され
るエネルギのこのような減少は、既知のVベルト
により伝達される動力に比べ、Vベルトにより伝
達される総合動力を増大させる。このため、本発
明に係るVベルトを使用したときの全体の伝達率
は既知の型式のVベルトを使用したときの同種の
全体の伝達率より大きくなる。更に、個々の、即
ち互に離れた剛直なカツトダウンサイズを使用し
ているため、既知のVベルトに比べて長手方向の
可撓性が大きい。最後に、抵抗挿入体の糸がカツ
トダウンサイズの水平な横方向部分と実質上接触
して規制されるため、製造期間中はもちろん作動
期間中も、抵抗挿入体の糸は、正確に所定の位置
において即ちベルトの中立軸に正確に一致して、
互に平行にしかも共面内で常に整列維持される。
方向グルーブを設けているので、その分軽量とな
りかつ材料コストを低減しえ、又一般にベルト本
体がプーリーに巻き付き、離れるとき周期的に圧
縮、伸張を繰返すことにより生ずるヒステリシス
現象に起因してベルト弾性材中でエネルギの吸収
消失を生ずるが、この場合上記長手方向グルーブ
によりその分弾性材がないためヒステリシス現象
に起因するエネルギの吸収消失がなく、ベルト及
びプーリー間の高伝達率を保証しえ、又ベルトが
特に小径プーリに巻付くときは長手方向グルーブ
の存在により無理に圧縮力又は引張力を受ける部
分が少なくなるのでベルトの裂け目や破壊を生ず
ることなく円滑にプーリーに巻付くことができ一
層良好な伝達を行いうると共に使用寿命を向上し
うる。又、本発明に係るVベルトは、時間が経過
しても一定の伝達比で著しく大きな力を伝達させ
うるような著しく大なる横方向の剛直性を与え
る。その理由は、本発明に係るVベルト内に埋設
されたカツトダウンサイズがベルトの横断面の減
少を阻止し、その結果既知の駆動Vベルトにおい
て通常生じるようなプーリーグルーブ内への余分
なのめり込みを防止するからである。更に、Vベ
ルトは、上記の如く長手方向グルーブが存在する
ことに加うるに第5図の実施例では横方向の切り
目が存在するため、極めて軽量である。しかし、
この軽量自体は、Vベルトを使用したときの動力
伝達を著しく効率良くする主たる原因ではない。
上記の如く長手方向グルーブの存在によりエラス
トマー材料がないことに加うるに第5図の実施例
では横方向の切り目が存在する場所にエラストマ
ー材料がないので、プーリーのまわりでのベルト
の連続的な屈曲の結果として生じる変形によつて
生起されるヒステリシス損失によりベルトに吸収
される動力は、Vベルトにおいては著しく少なく
なる。ヒステリシス損失により吸収され消失され
るエネルギのこのような減少は、既知のVベルト
により伝達される動力に比べ、Vベルトにより伝
達される総合動力を増大させる。このため、本発
明に係るVベルトを使用したときの全体の伝達率
は既知の型式のVベルトを使用したときの同種の
全体の伝達率より大きくなる。更に、個々の、即
ち互に離れた剛直なカツトダウンサイズを使用し
ているため、既知のVベルトに比べて長手方向の
可撓性が大きい。最後に、抵抗挿入体の糸がカツ
トダウンサイズの水平な横方向部分と実質上接触
して規制されるため、製造期間中はもちろん作動
期間中も、抵抗挿入体の糸は、正確に所定の位置
において即ちベルトの中立軸に正確に一致して、
互に平行にしかも共面内で常に整列維持される。
本発明に係るVベルトのもつ改良点のため、本
発明のベルトは、もし寿命が同じ場合には既知の
ベルトより一層大きな動力を伝達することがで
き、また同じ動力を伝達する場合には既知のベル
トより一層長い使用寿命を有する。
発明のベルトは、もし寿命が同じ場合には既知の
ベルトより一層大きな動力を伝達することがで
き、また同じ動力を伝達する場合には既知のベル
トより一層長い使用寿命を有する。
第1図は本発明に係るVベルトを説明する前提
としてのVベルトの第1の参考例の一部を横断面
を伴つた斜視図として示した図。第2図は本発明
のVベルトの一実施例の第1図と同様の図。第3
図及び第4図はそれぞれ本発明になる第2図のV
ベルトを説明するための第2、第3の参考例を示
す第1図と同様の図。第5図は本発明に係るVベ
ルトの別の実施例の部分側面図である。 1,6,11,12,20…Vベルト、2,1
3,22…本体、3,14,21…抵抗挿入体、
3′,14′…糸、4,15,23…カツトダウン
サイズ、4a…側部部分、4b…弾性部分、5,
16…横方向部分、7,18…大辺基部、8,1
7…小辺基部、9,10,19…グルーブ、24
…横方向切り目。
としてのVベルトの第1の参考例の一部を横断面
を伴つた斜視図として示した図。第2図は本発明
のVベルトの一実施例の第1図と同様の図。第3
図及び第4図はそれぞれ本発明になる第2図のV
ベルトを説明するための第2、第3の参考例を示
す第1図と同様の図。第5図は本発明に係るVベ
ルトの別の実施例の部分側面図である。 1,6,11,12,20…Vベルト、2,1
3,22…本体、3,14,21…抵抗挿入体、
3′,14′…糸、4,15,23…カツトダウン
サイズ、4a…側部部分、4b…弾性部分、5,
16…横方向部分、7,18…大辺基部、8,1
7…小辺基部、9,10,19…グルーブ、24
…横方向切り目。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1の基部と該第1の基部より横断方向に小
さい寸法の第2の基部と該各基部間で互いに収斂
する直線状側端とを有するエラストマー又はプラ
ストマー製の本体と、 該本体内に前記各基部と平行になるよう完全に
埋設され、互いに離間され平行でかつ共面状態に
ある非伸張性のワイヤ又は糸からなる引張り抵抗
挿入体と、 前記本体内にベルト長手方向に沿つて略等ピツ
チで分配されて完全に埋設され、かつ前記抵抗挿
入体に略接触する複数の互いに長手方向に離間し
た横方向剛直部材とからなる動力伝達用Vベルト
において、 前記各基部の少なくともひとつは連続した長手
方向溝を有し、 前記横方向剛直部材は略薄い板からなり、前記
抵抗挿入体に略接触する一の面と、夫々前記ベル
トの側端に平行で近接しかつ該側端の略全長にわ
たつて延びる2つの側面とを有し、 前記一の面は前記2つの側面に対し、略U形の
弾性部分を介して連結されていることを特徴とす
るVベルト。 2 前記各基部は前記長手方向溝を夫々有するこ
とを特徴とする第1項記載のVベルト。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT20042/78A IT1112611B (it) | 1978-02-07 | 1978-02-07 | Cinghia trapezoidale |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54108154A JPS54108154A (en) | 1979-08-24 |
JPS626139B2 true JPS626139B2 (ja) | 1987-02-09 |
Family
ID=11163350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13774778A Granted JPS54108154A (en) | 1978-02-07 | 1978-11-08 | Vvbelt |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4321049A (ja) |
JP (1) | JPS54108154A (ja) |
AR (1) | AR217125A1 (ja) |
BE (1) | BE873241A (ja) |
BR (1) | BR7900484A (ja) |
DE (1) | DE2904624A1 (ja) |
ES (1) | ES477862A1 (ja) |
FR (1) | FR2416396A1 (ja) |
GB (1) | GB1595157A (ja) |
IT (1) | IT1112611B (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2452035A1 (fr) * | 1979-03-23 | 1980-10-17 | David Bernard | Courroie trapezoidale armee a contacts metalliques |
IT1134066B (it) * | 1980-10-28 | 1986-07-24 | Pirelli | Cinghia di trasmissione |
IT1136821B (it) * | 1981-03-16 | 1986-09-03 | Pirelli | Cinghia di trasmissione |
AT385568B (de) * | 1982-10-20 | 1988-04-25 | Winkler Roderich Ing | Keilriemen aus verschweiss- oder verklebbaren elastomeren und verfahren zum endlosschliessen eines derartigen keilriemens |
US5246406A (en) * | 1991-10-31 | 1993-09-21 | General Motors Corporation | Torque transmission system for connecting parallel shafts |
US6585615B2 (en) * | 2000-02-17 | 2003-07-01 | Koyo Seiko Co., Ltd. | Power transmission ring and variable diameter pulley assembly using the same |
CN1093613C (zh) * | 2000-03-07 | 2002-10-30 | 张学申 | 橡胶v带片状骨架及其应用的材料 |
JP4769502B2 (ja) * | 2005-07-12 | 2011-09-07 | Juki株式会社 | 玉縁縫いミシン |
Citations (1)
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US2775902A (en) * | 1954-04-08 | 1957-01-01 | Reliance Electric & Eng Co | Belt |
FR1176766A (fr) * | 1957-06-17 | 1959-04-15 | Perfectionnement aux courroies trapézoïdales | |
GB998378A (en) * | 1961-07-11 | 1965-07-14 | Dominion Textile Co Ltd | Conveyor belt |
FR1462409A (fr) * | 1965-11-04 | 1966-04-15 | Hutchinson Cie Ets | Courroie trapézoïdale perfectionnée |
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FR1524806A (fr) * | 1967-05-29 | 1968-05-10 | Goodrich Co B F | Courroie |
US3656360A (en) * | 1968-04-22 | 1972-04-18 | Goodyear Tire & Rubber | Polyurethane belts |
GB1296039A (ja) | 1969-01-25 | 1972-11-15 | ||
NL152969C (nl) * | 1973-08-31 | 1983-04-18 | Volvo Car Bv | Drijfband met een trapeziumvormig profiel, bestaande uit een metalen trekband en verschuifbaar daarop aangebrachte metalen dwarselementen. |
DE2453463A1 (de) * | 1974-11-12 | 1976-05-13 | Waldemar Glowatzki Maschinen U | Mit eingebetteten stahlseilen versehenes band aus gummi oder kunststoff |
US3968703A (en) * | 1975-01-24 | 1976-07-13 | Dayco Corporation | Endless power transmission belt |
US4108012A (en) * | 1976-12-10 | 1978-08-22 | Borg-Warner Corporation | Power transmission belt |
NL170323B (nl) * | 1977-05-18 | 1982-05-17 | Varitrac Ag | Drijfriem. |
IT1092253B (it) * | 1977-05-27 | 1985-07-06 | Pirelli | Cinghia di trasmissione |
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-
1978
- 1978-02-07 IT IT20042/78A patent/IT1112611B/it active
- 1978-05-19 GB GB20789/78A patent/GB1595157A/en not_active Expired
- 1978-11-08 JP JP13774778A patent/JPS54108154A/ja active Granted
- 1978-12-29 AR AR275031A patent/AR217125A1/es active
- 1978-12-29 BE BE192706A patent/BE873241A/xx not_active IP Right Cessation
-
1979
- 1979-01-26 BR BR7900484A patent/BR7900484A/pt unknown
- 1979-01-29 US US06/007,172 patent/US4321049A/en not_active Expired - Lifetime
- 1979-02-06 ES ES477862A patent/ES477862A1/es not_active Expired
- 1979-02-07 FR FR7903117A patent/FR2416396A1/fr active Granted
- 1979-02-07 DE DE19792904624 patent/DE2904624A1/de not_active Withdrawn
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50148747A (ja) * | 1974-05-21 | 1975-11-28 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4321049A (en) | 1982-03-23 |
IT7820042A0 (it) | 1978-02-07 |
GB1595157A (en) | 1981-08-12 |
IT1112611B (it) | 1986-01-20 |
DE2904624A1 (de) | 1979-08-09 |
JPS54108154A (en) | 1979-08-24 |
BE873241A (fr) | 1979-04-17 |
FR2416396A1 (fr) | 1979-08-31 |
ES477862A1 (es) | 1979-11-01 |
FR2416396B1 (ja) | 1984-12-21 |
AR217125A1 (es) | 1980-02-29 |
BR7900484A (pt) | 1979-09-11 |
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