JPS6261128B2 - - Google Patents

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JPS6261128B2
JPS6261128B2 JP2896880A JP2896880A JPS6261128B2 JP S6261128 B2 JPS6261128 B2 JP S6261128B2 JP 2896880 A JP2896880 A JP 2896880A JP 2896880 A JP2896880 A JP 2896880A JP S6261128 B2 JPS6261128 B2 JP S6261128B2
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JP
Japan
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casing
motor
rotation
film
rewinding
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JP2896880A
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Masaaki Morota
Yoshinobu Tanaka
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Kyocera Corp
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Publication date
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Publication of JPS6261128B2 publication Critical patent/JPS6261128B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/42Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film
    • G03B17/425Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film motor drive cameras

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカメラに内蔵されたモータにより、シ
ヤツタセツト、フイルム巻上を行なうモータドラ
イブ装置、さらに詳しくいえばそのモータを用い
てフイルムの自動巻戻が可能なモータドライブ装
置に関する。
比較的大きな出力トルクを取り出すために、モ
ータ本体の中心回転軸を同一のケーシング内に内
蔵されている減速歯車列で減速しモータの回転中
心と同じ出力軸から出力するギヤードモータが開
発されている。
このモータの出力軸の回転数はギヤダウンされ
ていて大きくないので、別に減速歯車列を用いる
必要がないという点で秀れている。
本件発明者等はこのようなギヤードモータのモ
ータケーシング自体を巻取スプールとして働かす
ことによりカメラを小形化し、モータドライブ機
構を簡単にすることができることに着目してギヤ
ードモータを用いて簡単な機構を駆動することに
より、カメラを小形にすることができるモータド
ライブ装置(特願昭55−2936)を提案している。
前記提案に係るモータドライブ装置はモータの
回転によりシヤツタチヤージ、フイルム巻上を行
なうモータドライブ装置において、モータの中心
軸の回転がモータと一体に設けられている減速機
構を介して中心の出力軸に連結されているギヤー
ドモータと、前記ギヤードモータの円筒状のケー
シングをカメラボデイのフイルム巻上室内で回転
可能に支持するケーシング支持構造と、前記フイ
ルム巻上室内の前記ケーシング表面に設けられて
いるフイルム端係止部と、カメラボデイ側に設け
られている電源接片に接触してモータ本体に電流
を供給するために、前記ケーシングに一体に設け
られている受電環と、前記ギヤードモータの出力
軸に連結し、出力軸の回転によりシヤツタをセツ
トするシヤツタチヤージ機構と、モータケーシン
グの回転により送られるフイルムの送量を検出
し、一駒送りが終了したときに、前記ケーシング
の回転を阻止する一駒割出ケーシング係止機構と
を含んで構成されている。
前記発明は、ギヤードモータを巧みに利用し
て、ケーシングの回転によりフイルム巻上、出力
軸の回転によりシヤツタセツト等を行なうことが
でき、モータドライブカメラを簡単な機構で小形
に実現できるという特徴がある。
前記発明の基本は、後述するように出力軸の回
転を拘束する力がケーシングの負荷より大きいと
きはケーシングが回転し、ケーシングの回転を拘
束する力が出力軸より大きいときは、出力軸が回
転するように円柱状ケーシングをカメラボデイに
回転可能に支持することである。
本発明は前記発明に関連してなされたものであ
つて、本発明の主たる目的は前述したギヤードモ
ータを用いるモータドライブ装置における自動巻
戻に関連する問題を合理的に解決した同一のモー
タを用いて自動巻戻可能なモータドライブ装置を
提供することにある。
前記目的を達成するために本発明によるモータ
ドライブ装置はギヤードモータの円柱状ケーシン
グをカメラボデイのフイルム巻取室に回転自在に
支持し、前記モータの出力軸の回転を拘束し前記
ケーシングの第1方向の回転によるフイルム巻上
を行なうモータドライブ装置において、フイルム
供給軸に結合する巻戻軸と、前記ケーシングの回
転を伝達する伝達歯車列と、前記ギヤードモータ
の出力軸の前記第1方向の回転を阻止する回転係
止機構と、前記ケーシングの前記第1方向の回転
を伝達する前記伝達歯車列の回転をフイルム巻上
用のスプロケツトに接続し前記ケーシングの第2
方向の回転を伝達する前記伝達歯車列の回転を前
記巻戻軸に接続するクラツチ機構と、巻戻時に前
記ギヤードモータに前記ケーシングが第2の方向
に回転する電流を供給するモータ制御回路とから
構成されている。
本発明のさらに他の目的は、自動巻戻完了時に
自動的に巻戻しを停止することができる自動巻戻
停止可能なモータドライブ装置を提供することに
ある。
前記目的を達成するために本発明によるモータ
ドライブ装置は、ギヤードモータの円柱状ケーシ
ングをカメラボデイのフイルム巻取室に回転可能
に支持し、前記モータの出力軸の回転を拘束して
前記ケーシングの第1方向の回転をスプロケツト
軸に伝達歯車列とクラツチ機構を介して伝達して
フイルム巻上を行ない、モータ制御回路により巻
戻時に前記ギヤードモータに前記出力軸を第1の
方向に回転する電流を供給し回転係止機構により
前記ギヤードモータの出力軸の前記第1方向の回
転を阻止し、前記ケーシングの第2方向の回転を
フイルム供給軸に結合する巻戻軸に伝達歯車列と
クラツチ機構を介して伝達してフイルムを巻戻す
自動巻戻可能なモータドライブ装置において、前
記ケーシング表面にラチエツト状の巻戻停止爪を
設け、前記第2の方向の回転によりフイルムが前
記ケーシング表面から除去されたときに前記巻戻
停止爪に係合する巻戻停止レバーを設け、前記巻
戻停止レバーによりケーシングの回転が阻止され
たことを検出して前記モータに供給する電流を遮
断する回路を前記モータ制御回路に設けて構成さ
れている。
以下、図面等を参照して本発明によるモータド
ライブ装置をさらに詳しく説明する。
第1図は本発明によるモータドライブ装置を示
す斜視図である。
図において42はフイルムパトローネ、40は
フイルム、41はカメラボデイ(図示せず)に設
けられているフイルムアパーチヤである。ギヤー
ドモータ1はカメラボデイ内のフイルム巻上室内
に回転可能に設けられている。このギヤードモー
タ1の構成および支持構造を第14図を中心に説
明する。第14図Aにおいて1eはモータ本体で
あつて、円筒状のケーシング1h内に挿入されて
固定されている。
モータ1eの高速で回転する中心軸は同じケー
シング1h内に設けられている減速歯車列1fを
介して出力軸1gに連結されている。そのためモ
ータ本体1eの中心軸の回転は出力軸1gに減速
されて伝達される。この実施例では使用するギヤ
ードモータ1は本体1eの中心軸の8000r.p.mの
回転を減速歯車列1fで1/76にして出力軸に伝達
している。1hの直径は18mmであつて従来のスプ
ール径とほゞ同じである。ケーシング1hの下端
には歯車1aが設けられており、出力軸1gは歯
車1aの中心の孔を貫通して下側に突出してい
る。
この歯車1aの下端面はカメラボデイに固定さ
れている地板44に設けられたボールベアリング
47で受けられており、ケーシング1hの上端中
心の突起1kは上側の地板43に設けられている
軸受46に回転可能に支持されている。その結
果、ギヤードモータ1自体がカメラボデイに回転
可能に支持されることになる。ケーシング1hの
上側はすくなくとも絶縁物質で形成され、2条の
受電環1dが設けられている。この受電環1dは
ケーシング内部でモータ本体1eの端子に接続さ
れている。接片37はカメラボデイ側に設けられ
ている電源供給接片である。
ケーシング1hにはフイルム巻上爪1bおよび
フイルム巻戻のさいに使用される巻戻係止爪1c
が設けられている。この実施例はフイルム自動装
填も可能であり、巻上爪1bの形状は従来のオー
トロードのスプールに設けられている爪の形状と
実質的に変らない。オートロードにしないときは
単に差込み溝のようなものを1h表面に設ければ
良い。巻戻停止爪1cの形状は第16図により良
く示されている。出力軸1gの下端にはシヤツタ
チヤージカム2が固定されている。
第14図Bはギヤードモータ1の他の支持構造
例を示す図である。歯車1aの下端をベアリング
47で支持するとともに、出力軸1gに結合され
たシヤツタチヤージカム2の下端をさらに他の地
板45に設けられたベアリング48でさらに支持
している。
いずれの支持構造もギヤードモータ1自身をカ
メラボデイに回転可能に支持することには変りは
ない。
本発明においてはこのようにギヤードモータ自
体を回転可能に支持してあるので、モータ本体1
eに電流を供給した状態でボデイに対して出力軸
1gを固定すると、ケーシング1hがボデイに対
して回転する。その逆にケーシング1hをボデイ
に対して固定すると出力軸1gがボデイに対して
回転する。さらに詳しくいえばボデイとの関係で
より少なく拘束を受ける方が回転することにな
る。
次にシヤツタチヤージ機構について説明する。
シヤツタチヤージ機構は第1図に示すギヤードモ
ータ1の下方に配置されている。
第7,8,9,10,11図にシヤツタチヤー
ジ機構をカメラの底面側から見た状態で示してあ
る。各図に示されているようにシヤツタチヤージ
カム2は卵形の外形を持つたカムであつて、前述
したようにギヤードモータ1の出力軸に固定され
ており、下側にオーバランニングクラツチ用コロ
2a,上側にケーシングストツパ解除ピン2bが
設けられている。
シヤツタチヤージレバー21はピン53に枢止
され第8図においてばねにより反時計方向の回動
力が与えられており、チヤージレバー21に設け
られているピン21aはこのばねの力でシヤツタ
チヤージカム2のカム面に押し当てられている。
出力軸1gが第8図の位置から矢印の示す時計方
向に回転し、第10図に示すようにシヤツタチヤ
ージレバー21を時計方向に押し回すと、図示し
ないシヤツタをセツトする。
次に一駒割出ケーシング係止機構について説明
する。本発明によるモータドライブ装置における
通常の巻上げは、従来のカメラのようにフイルム
のパーホレーシヨンに結合して定量送りするスプ
ロケツトによつて行なわれるものではない。前述
したギヤードモータ1のケーシング1hがフイル
ムを引き出し、割出側が一駒引き出したことを検
出して、ケーシングの回転を阻止するという構造
にしてある。
一駒割出ケーシング係止機構は、第1図に示さ
れているスプロケツト11aを含んでいる。この
スプロケツト11aは通常巻上げのさいケーシン
グ1hの回転により引き出されるフイルム40の
パーホレーシヨンに結合して回転させられる。
スプロケツト11aを支持する軸の下端には割
出カム11bが一体に設けられている。
第3図、第4図、第5図は一駒割出ケーシング
係止機構の動作を説明する平面図である。フイル
ム巻止連絡板25は、中腹部に長孔が設けられて
いて、カメラボデイ側に設けられているピン50
に結合されており、ばね26により第3図におい
て左方向に付勢されている。フイルム巻止爪23
はピン52により回転可能に枢止され、ばね27
により先端の爪23aがケーシング1hと一体で
ある歯車1aに結合する方向への回転力が与えら
れている。フイルム巻止爪フツク24はピン51
により枢止されており、ばね28により第3図に
おいて反時計方向の回転力が与えられている。フ
イルム巻上時等にフイルム巻止爪23を係止し、
巻上終了時に前記フイルム巻止連絡板25におさ
れて、巻止爪23を釈放し23aを歯車1aに結
合させてケーシング1hを係止させる。前述した
スプロケツト11a、割出カム11b、フイルム
巻止連絡板25、フイルム巻止爪フツク24、巻
止爪23、歯車1aが一駒割出ケーシング係止機
構を形成している。
フイルム巻止め時の動作は大略次のとおりであ
る。スプロケツト11aが1回転すると、割出カ
ム11bが連絡板25を押し、巻止爪フツク24
を回転させて、巻止爪の先端23aを歯車1aに
結合させる。
本発明による装置ではフイルムが一駒送られる
と一駒割出ケーシング係止機構によりケーシング
1hが係止される。
そのため次の巻上げのためにはこの係止を解く
必要がある。そのためのフイルム送停止解除機構
により、前述したシヤツタチヤージ機構に連動
し、シヤツタチヤージ終了後に前記一駒割出ケー
シング係止機構によるケーシング1hの係止を解
除し引き続いてフイルム巻上が可能になるように
してある。フイルム送停止解除機構は、前述した
シヤツタチヤージカム2に植立されているピン2
bとフイルム巻止解除レバー22を含んでいる。
フイルム巻止解除レバー22は第11図に示され
ているように軸54を中心に回転可能に設けられ
ている。シヤツタチヤージカム2に設けられてい
るピン2bがレバー22を第11図において反時
計方向に押し回すと、レバー22の一端に設けら
れているピン22aがフイルム巻止爪23を先端
23aが歯車1aから離れる方向に回動させて係
止を解く(第5図参照)。
この実施例装置ではフイルム一駒巻上げごとに
モータ電流を遮断するようにしてある。モータへ
の電流供給自動停止機構は、シヤツタチヤージカ
ム2に設けられているコロ2aとオーバランニン
グクラツチ用レバー20、およびこのレバーで制
御されるオーバラン検出用スイツチ30を含んで
いる。
第7図に示されているように、レバー20は軸
55を中心に回動可能に設けられ、ばね29によ
り時計方向の回動力が与えられている。レバー2
0の先端は両側の斜面および先端20aでシヤツ
タチヤージカム2に設けられている前記コロ(オ
ーバランニングクラツチ用コロ)に係合可能であ
る。第7図に示す位置ではオーバランニングクラ
ツチ用レバー20は、シヤツタチヤージカム2の
時計方向の回動を阻止できる位置にある。つまり
この位置において、オーバランニングクラツチ用
レバー20は、ギヤードモータ1の出力軸1gの
時計方向の回転は拘束されているのである。この
拘束力を越えない範囲内でケーシング1hは第7
図において反時計方向(フイルム巻上方向に)回
転可能である。しかしケーシングにこの拘束力を
越える阻止力が働くと例えばケーシングが前記一
駒割出ケーシング係止機構により係止された時
は、出力軸1gが回転して、コロ2aは第9図に
示すようにレバー20を反時計方向に押し上げ
て、オーバランニング検出用スイツチ30を閉成
する。
このオーバランニング検出は、後述する制御回
路において論理判別され、一駒巻上完了と判断さ
れたときはモータ1への電流供給が遮断される。
他の場合は全フイルム巻上終了状態であつて、こ
の場合は全フイルム巻上終了信号が発生させられ
る。
この実施例装置は、通常の巻上げのみならずフ
イルムの自動装填および自動巻戻を可能にしてあ
る。そのためモータ1のケーシング1hの回転を
自動装填のための駆動機構、および巻戻しのため
の駆動機構に伝達できるようにしてある。
第1図および第2図に示されている歯車3,
4,5,6,7,8,9はそれぞれの駆動機構に
ケーシング1hと一体の歯車1aの回転を伝達す
るための伝達歯車列を形成している。
歯車3は歯車1aと噛み合つており、歯車4は
歯車3と一体であつて、歯車4は歯車5と噛み合
つている。歯車5と6は一体で歯車6が歯車7に
噛み合つている。歯車7は歯車8に噛み合い、歯
車9は歯車8と一体である。これ等の歯車列で伝
達されるケーシング1hの回転は前記歯車9を太
陽歯車とする遊星歯車10を含む自動装填巻戻切
換機構を介して巻戻系および自動装填系に切換接
続される。
巻戻駆動系は第1図および第2図に示されてい
る歯車12、これと一体の歯車13、歯車13に
結合する歯車14、歯車14に結合する歯車15
よりなる巻戻歯車列に伝達される。
歯車15にはフイルムパトローネ42の中心軸
に結合する巻戻爪15aが一体に設けられてい
る。
自動装填のためには前述した一駒割出ケーシン
グ係止機構の一部が利用される。歯車11は前述
したスプロケツト11aと一体に設けられてお
り、この歯車11に遊星歯車10が結合してケー
シング1hの回転を伝達するとスプロケツトはフ
イルム40をパトローネ42から積極的に引き出
す働きをする。
第15図に自動装填および巻戻切換のためのク
ラツチ機構を詳しく示してある。この図は遊星歯
車10と自動装填側の歯車11が結合した状態で
示されている。18は遊星歯車用ばね、10cは
ストツプリング(止め輪)である。
自動装填のさいのスプロケツト11aの周速と
ケーシング1hの周速は1hの方の周速が大きく
なるように伝達歯車列が設計されている。
この実施例装置では、全フイルム送り完了時を
後述する制御回路で論理判別するようにしてあ
る。巻止爪23に設けられているピン23dによ
り駆動されるスイツチ31は、一駒巻上完了検出
スイツチであるが、このスイツチの動作を利用し
て全フイルム送り完了を検出する。フイルム40
の終端はパトローネ42の中心軸に固定されてい
るから、最終の一駒を送り次の巻上げをしようと
すると巻上途中でモータのケーシング1hには大
きな負荷がかかり回転を無理に止められる。この
状態は所定の一駒送りに相当しないので、前述し
た一駒割出しケーシング係止機構は動作しない
が、出力軸1gが回転し、スイツチ30が閉じ
る。スイツチ31は開のままであるから、後述す
る制御回路で全フイルム送り完了を検出して、モ
ータ1に逆転電流を供給して自動的にフイルム巻
戻しを行なう。
本発明によれば自動巻戻を終了したときに全動
作を終了させるための巻戻完了停止機構が設けら
れる。
第16図、第17図にはボデイ側に枢止され、
ばね17によりケーシング1h方向に付勢されて
いる巻戻し停止レバー16を示してある。このレ
バー16はケーシング1hに設けられている巻戻
停止爪1cと協働して巻戻しを停止させる。
以上でこの実施例の各部の構成を詳述した。
次にモータ1を制御する回路の構成を説明す
る。
第19図は本発明によるモータドライブ装置の
モータ制御回路の実施例を示す図である。このモ
ータ制御回路はスイツチ30,31,32,33
の状態を判断してモータ1を制御する信号を発生
する回路である。
スイツチ30はオーバランニングクラツチ用レ
バー20により制御されるオーバラン検出用スイ
ツチである。
スイツチ31はフイルム巻止爪23により制御
される一駒巻上完了検出スイツチである。
スイツチ32はシヤツタ動作終了時に短時間閉
成されて、シヤツタ動作が終了したことを知らせ
るシヤツタ動作完了信号スイツチである。
スイツチ33は自動巻上起動信号スイツチであ
つて、図示しないカメラ裏蓋に連動させられてお
り裏蓋を閉じた時に閉成させられる。
またこの他に全体の回路を電源に接続する図示
しない全体の電源スイツチが設けられており、こ
のスイツチを投入すると回路の初期状態を一定に
するためのイニシアライズ信号Inが回路に印加さ
れる。
前記各スイツチ30〜33は抵抗を介して正電
源に接続されており、スイツチが閉成されたと
き、各スイツチの信号端はLとなり開成されてい
るときはHとなる。D1,D2は微分回路であつ
て、スイツチ30、および33からの信号は微分
されてから回路に接続される。
FF1,FF2はセツトリセツトフリツプフロツプ
であつて、FF1はモータスイツチ36を制御する
信号を作り出すFFであり、FF2はモータに供給
される電流の極性を切換える信号を発生するFF
である。
FF0はデータタイプのフリツプフロツプであ
る。In1,In2はインバータ、G1,G2,G3,G4
G5はそれぞれゲートである。Tr1,Tr2はそれぞ
れトランジスタである。Tr1はFF1のQ出力がH
のとき導通し、負荷であるリレーM1を駆動し、
Tr1がオンのときはモータスイツチ36を形成す
るリレー接点をb側にして電源供給接片37に接
触しているモータ1を電源に接続する。Tr2がオ
フのときはリレー接点はb側に接続され、モータ
1は電源から切断されるとともに両端を短絡され
る。
トランジスタTr2はFF2のQ2がHのときにオン
となり、負荷であるリレーM2を作動させて、電
源極性切換スイツチ34,35を構成するリレー
接点をf側に接続する。Q2がLのときはr側に
接続する。f側に接続されているときはモータ1
は図中左側が電源に接続され右側が接地される。
r側に接続されると逆になる。このf側を順方向
(巻上方向)とし、r側を逆方向(巻戻方向)と
する。第20図に前記構成の制御回路の動作を説
明するための波形図を示してある。
以上前記構成のモータドライブ装置の動作をま
ず通常の巻上における一駒検出停止、全フイルム
巻上終了時の動作を説明し、続いて自動巻戻動作
を説明する。
第4図および第8図はシヤツタチヤージとフイ
ルム巻上を完了し、シヤツタのレリーズを待つ静
止または待期状態に対応させられている。この時
オーバランニング検出用スイツチ30は第8図に
示すようにオフ、フイルム巻上を完了しているの
でフイルム一駒巻上完了検出スイツチ31は第8
図に示すようにオンである。この状態は第20図
のtnの時点に対応している。S30はH、S31はL、
スイツチ32はオフの状態にあるから図中、S32
とS33のレベルはHとなつている。
シヤツタレリーズが行なわれ、シヤツタがレリ
ーズされ、その動作を完了するとスイツチ32が
瞬時オンとなり、t7の示す時点にS32が瞬時Lと
なる。これにより第19図に示すFF1がセツトさ
れQ1がHとなる。
FF2はイニシヤライズ信号でイニシヤライズさ
れたQ2Hの状態を維持しているのでTr2はオンで
リレーM2はスイツチ34,35をfの位置に保
つている。この状態において前述のようにQ1
HとなりTr1がオンとなると、モータスイツチ3
6はb側に接続されて、モータ1には順方向の電
流が供給される。
第4図に示すようにケーシング1hと一体の歯
車1aはフイルム巻止爪23によつて係止させて
いるので、カメラボデイに対して出力軸1gが回
転することになる。この回転により出力軸1gと
一体のシヤツタチヤージカム2が第8図の矢印の
示す方向に回転させられる。
このシヤツタチヤージカム2の回転によりシヤ
ツタチヤージレバー21が第10図の矢印の示す
方向に移動させられ、この動作により図示されて
いないシヤツタがセツトされる。
引き続くシヤツタチヤージカム2の回転により
このカムに植立されているコロ2bがフイルム巻
止解除レバー22を第11図の矢印の示す反時計
方向に押し回す。このレバー22の回転により、
レバー22上のピン22aがフイルム巻止爪23
を第5図の矢印の示す時計方向に押して、爪端2
3aを歯車1aから離脱させる。その結果モータ
のケーシング1hは回転可能な状態となる。
一方、フイルム巻止爪23の曲げ起し部23b
はフイルム巻戻爪フツクレバー24の一端のあご
部24aでラツチ可能な位置にもたらされる。
またフイルム巻止爪23の他端の折曲げ部23
cはフイルム巻止連絡板25を第5図中上方向
(時計方向)に押し回す。その結果、連絡板25
の左端は割出しカム11bからはずれるのでばね
26の力により左側に移動する。(第4図、第5
図参照)。
前記レバー22が回転した時点は、第20図に
おけるt8の時点に対応する。すなわちt8の時点に
一駒巻上完了検出スイツチ31がオフとなり、第
20図においてS31がHレベルとなる。
歯車1aの拘束が解かれ、モータケーシング1
hおよび出力軸1gともに回転可能となると、い
ずれか負荷の小さい方が回転することになる。
ケーシング1hにはフイルム40が巻かれてお
りこれが負荷となるからシヤツタチヤージカム2
が第11図に示す矢印の方向(時計方向)に回転
し、第7図に示す位置でコロ2aがオーバランニ
ングクラツチ用レバー20の20aに当たつて係
止される。その結果、出力軸1gの方の負荷がケ
ーシング1hの負荷よりも大きくなりケーシング
1hが回転を開始する。
この時一駒割出機構は第3図に示す位置関係を
保つている。ケーシング1hの回転によりフイル
ム40が巻き取られるとスプロケツト11aはフ
イルムにより引き回されスプロケツト11aと一
体である割り出しカム11bが第3図矢印の示す
方向に回転する。そして第4図に示すように11
bがフイルム巻止連絡板25の25aに当たり、
25aを矢印の示す方向に摺動させる。その結
果、フイルム巻止連絡板25の他端25bがフイ
ルム巻止爪フツク24の24b部に当たつて、フ
ツク24を矢印の示す時計方向に回動させ、あご
部24aをフイルム巻止爪23の23bから引き
離す。その結果、フイルム巻止爪23は反時計方
向(第4図)に動いて先端の爪23aがケーシン
グの歯車1aに飛び込んでケーシング1hの回転
を阻止する。同時にスイツチ31がオフになる
(第20図t9)。
ケーシング1hの回転が阻止されると、出力軸
1gが回転を開始し、シヤツタチヤージカム2が
第7図の状態からオーバランニングクラツチ用レ
バー20を反時計方向に押し回しながら回転する
(第9図)。このときオーバランニングクラツチ用
レバー20はオーバラン検出用スイツチ30を閉
じる。
この時点は第20図におけるt10の時点に対応
する。スイツチ30がオンになるとその電圧変化
は第19図に示す微分回路D1で微分されて第2
0図t10の時点に示すS30は短時間Lとなる。この
ときS31(フイルム一駒巻上完了スイツチの出
力)はLであるからゲートG1の入力はL,Lと
なり、その出力AはHとなり、ゲートG2を介し
てFF1がリセツトされる。
FF1がリセツトされるとスイツチ36はa側に
戻り、モータ1への電流供給は遮断されるととも
に短絡される。モータ1への給電が断たれてもモ
ータ1は慣性を持つているから瞬時に停止するこ
となくシヤツタチヤージカム2が第8図に示す位
置まで回転して静止する。
前述したように一駒送りの終了時のフイルム送
り停止はフイルム巻止爪23の23aがケーシン
グ1hと一体の歯車1aに噛み合うことによつて
行なわれる。
しかしパトローネ中のフイルムがすべて引き出
され、送出すべきフイルムがなくなつた場合の自
動停止は別の態様で行なわれる。
ケーシング1hが回転しようとしても引き出す
べきフイルムがないと、ケーシングは回転するこ
とができない。すなわちきわめて大きな負荷がか
かり回ることができなくなる。そのため出力軸1
gが回転して、オーバランニングクラツチ用レバ
ー20を押し上げてモータ停止スイツチ30をオ
ンにして次のモードに移る。通常の一駒送終了時
では第4図に示すようにスイツチ31が23dに
より閉じて、その後にスイツチ30が閉じること
によりモータ1への給電が断たれるのであるが、
このモードでは31が開の状態でスイツチ30が
閉じる。
このフイルムが終了した場合の動作を制御回路
の動作から再度説明する。
第20図のt11の時点にシヤツタが動作し、S32
がLとなると前記t7の時点以後と全く同様に出力
軸1gが回動し、シヤツタがセツトされt12の時
点にケーシング1hが自由になり、スイツチ31
がオフとなりS31はHとなる。1hは自由になる
が1gの負荷の方が軽いのでカム2はさらに回転
し、2a部がオーバランニングクラツチ20の2
0a部で係止されるまで回転し係止される。その
結果1hが回転しフイルムをパトローネから引き
出すがt13の時点にフイルムが緊張して1hが回
転できなくなつたとする、すると1hが回転を開
始しオーバランニングクラツチ用レバー20を押
し回して、オーバランニング検出用スイツチを閉
じる(t14の時点)。
この時一駒巻上が終了していないのでS31はH
である。S31がHでS30がLとなつた時点に全フイ
ルム巻上終了信号を発生する。
t14の時点にゲートG5の入力信号はすべてHと
なる。すなわちS31はH、FF1のQ1はHであるか
らD1の出力がLとなるとIn2の出力はHとなり、
G5の出力はHとなり、FF2はリセツトされる。つ
まりこれは全フイルム巻上終了信号発生に基づい
て、モータ1への電流供給極性を変えられる。
続いてS30の立上がり時点にFF0のD入力Hが
読み込まれてFF0のQ出力(第20図B)はHと
なる。この時In2の出力はすでにLとなつている
からゲートG3の出力Cに変化は現われない。
前述した全フイルム巻上終了信号により、モー
タ1への給電を阻止するように構成することもで
きるが、本発明ではこの時点以後にモータ1を逆
転させる状態を形成するように構成してある。
次に自動巻戻の説明を行なう。フイルムがなく
なつて自動停止した後の巻戻しは、モータ1に通
常動作時と逆の電流を流し逆転させることにより
行なう。第6図に自動巻戻時における一駒割出し
ケーシング係止機構の位置関係を示してある。
パトローネから引き出し得るフイルムがなくな
つて、自動停止したとき、シヤツタチヤージカム
2は第8図の状態にある。
なお前述したt14の時点(第20図参照)にFF2
はリセツトされるから、トランジスタTr2の負荷
であるリレーは電源極性切換スイツチ34,35
(第19図参照)を接点r側に切換えている。し
たがつてこの切換時点からモータ1には、巻上と
逆方向に回転する電流が供給される。
モータ1が逆回転させられるとシヤツタチヤー
ジカム2は第8図の矢印と逆の反時計方向に回転
しようとするが、コロ2aがオーバランニングク
ラツチ用レバー20の20a部に突き当たつて回
転が止められるので、ケーシング1h(第1図に
おいて)が反時計方向に回転を開始する。この回
転は伝達歯車列3〜9を介してクラツチ機構であ
る遊星歯車10に伝達される。第12図に巻戻歯
車列の巻戻時の動作を示している。
遊星歯車10の回転は巻戻歯車列12,13,
14,15に伝達され、歯車15に一体に設けら
れている巻戻し爪15aを第12図において時計
方向に回転させる。巻戻し爪15aはパトローネ
の巻芯を回転させ、パトローネ中にフイルムを巻
戻す。
ケーシング1hは第1図に示す矢印とは反対の
フイルムを巻戻す方向に回転している。このとき
フイルム巻上爪1bはフイルムのパーホレーシヨ
ンにはかかつておらず積極的に送出す働きはして
いない。
巻戻爪15aの回転によりフイルム40は第1
6図矢印の示す方向に戻される。
この巻戻しによりケーシング1h上にフイルム
40が存在しなくなると、巻戻停止レバー16が
巻戻停止爪1cに落ち込んでケーシング1hの反
時計方向の回転を阻止する(第18図)。
ケーシング1hの回転が阻止されることによ
り、出力軸1gが回転しオーバランニングクラツ
チ用レバー20を第8図の状態から第9図の状態
に押し上げてスイツチ30を閉じる。スイツチ3
0が第20図t15の時点に閉じたとすると、第1
9図においてS30は瞬時にLとなる。FF0の出力
Bは巻戻開始時点直後からLになつているから、
ゲートG3の出力CがHとなり、ゲートG2を介し
てFF1がリセツトされるとともにゲートG4を介し
てFF2がセツトされる。FF1がリセツトされると
Tr1の負荷でありリレーにより、スイツチ36が
a側に切換えられモータ1は短絡され給電が断た
れる。FF2がセツトされることにより電源極性切
換スイツチ34,35がf側に切換えられて自動
巻戻停止が行なわれる。
以上説明したように本発明によれば簡単な機構
で自動巻戻が可能になり、また巻戻終了時に自動
的に停止するモータドライブ装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるモータドライブ装置の実
施例を示す斜視図である。第2図はカメラの底面
の機構を示す平面図(カメラ上方から見た図)で
ある。第3図は一駒割出係止機構を中心に示した
平面図である。第4図はフイルム送りを停止して
いる状態における一駒割出機構を示す平面図であ
る。第5図はフイルム送り停止状態を解除した状
態における一駒割出機構を示す平面図である。第
6図はフイルム巻戻状態における一駒割出係止機
構を示す平面図である。第7図は自動装填状態で
示した平面図であつて、伝達歯車列を省略して示
してある。第8図はシヤツタチヤージ機構を中心
に示した平面図であつて、フイルム巻上完了状態
またはレリーズ終了シヤツタチヤージ開始前の状
態で示されている。第9図は自動停止信号を発生
した状態を示す底面図(カメラ下方向から見た
図)である。第10図はシヤツタチヤージ状態を
示す底面図である。第11図はフイルム送り停止
解除状態で示した底面図である。第12図は巻戻
し状態を示す底面図である。第13図は巻上中の
スプロケツト解除状態を示す底面図である。第1
4図はギヤードモータの取付状態を示す正面図で
あつて、内部構造を示すために一部破断して示し
てある。第15図は遊星歯車を詳細に示した断面
図である。第16図は自動装填状態を示す平面断
面図である。第17図は巻戻状態を示す平面断面
図である。第18図は巻戻自動停止機構が動作し
た状態を示す平面断面図である。第19図はモー
タ制御回路の実施例を示す回路図である。第20
図は前記制御回路の動作を説明するための波形図
である。 1:ギヤードモータ、1a:歯車(ケーシング
係止用)、1b:フイルム巻上爪、1c:巻戻停
止爪、1d:受電環、1e:モータ本体、1f:
減速歯車列、1g:ギヤードモータ出力軸、1
h:ケーシング、1k:ケーシング突起、2:シ
ヤツタチヤージカム、2a:オーバランニングク
ラツチ用コロ、2b:ケーシングストツパ解除ピ
ン、3,4,5,6,7,8,9:伝達歯車列の
歯車、10:遊星歯車、11:スプロケツト軸歯
車、11a:スプロケツト、11b:割出しカ
ム、12,13,14,15:巻戻歯車列の歯
車、15a:巻戻爪、16:巻戻停止レバー、1
7:ばね、18:遊星歯車用ばね、19a,19
b:遊星歯車の移動制限ピン、20:オーバラン
ニングクラツチ用レバー、21:シヤツタチヤー
ジレバー、22:フイルム巻止解除レバー、2
3:フイルム巻止爪、24:フイルム巻止爪フツ
ク、25:フイルム巻止連絡板、26:フイルム
巻止連絡板ばね、27:フイルム巻止爪スプリン
グ、29:オーバランニングクラツチ負荷ばね、
30:オーバラン検出用スイツチ、31:フイル
ム一駒巻上完了検出スイツチ、32:シヤツタ動
作完了信号スイツチ、33:自動巻上起動信号ス
イツチ、34,35:電源極性切換スイツチ、3
6:モータスイツチ、37:電源供給接片、4
0:フイルム、41:アパーチヤ、42:フイル
ムパトローネ、43,44,45:地板、46:
軸受、47,48:ボールベアリング、50,5
1,52,53,54,55:ピン、60:自動
装填案内レバー、61:案内ローラ、62:ば
ね、D1,D2:微分回路、FF1,FF2:セツトリセ
ツトフリツプフロツプ、FF0:データタイプフリ
ツプフロツプ、In1,In2:インバータ、G1,G2
G3,G4,G5:ゲート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ギヤードモータの円柱状ケーシングをカメラ
    ボデイのフイルム巻取室に回転自在に支持し、前
    記モータの出力軸の回転を拘束し前記ケーシング
    の第1方向の回転によるフイルム巻上を行なうモ
    ータドライブ装置において、フイルム供給軸に結
    合する巻戻軸と、前記ケーシングの回転を伝達す
    る伝達歯車列と、前記ギヤードモータの出力軸の
    前記第1方向の回転を阻止する回転係止機構と、
    前記ケーシングの前記第1方向の回転を伝達する
    前記伝達歯車列の回転をフイルム巻上用のスプロ
    ケツトに接続し前記ケーシングの第2方向の回転
    を伝達する前記伝達歯車列の回転を前記巻戻軸に
    接続するクラツチ機構と、巻戻時に前記ギヤード
    モータに前記ケーシングが第2の方向に回転する
    電流を供給するモータ制御回路とから構成したこ
    とを特徴とする自動巻戻可能なモータドライブ装
    置。 2 前記クラツチ機構は遊星歯車である特許請求
    の範囲第1項記載の自動巻戻可能なモータドライ
    ブ装置。 3 ギヤードモータの円柱状ケーシングをカメラ
    ボデイのフイルム巻取室に回転自在に支持し、前
    記モータの出力軸の回転を拘束して前記ケーシン
    グの第1方向の回転をスプロケツト軸に伝達歯車
    列とクラツチ機構を介して伝達してフイルム巻上
    を行ない、モータ制御回路により巻戻時に前記ギ
    ヤードモータに前記出力軸を第1の方向に回転す
    る電流を供給し回転係止機構により前記ギヤード
    モータの出力軸の前記第1方向の回転を阻止し、
    前記ケーシングの第2方向の回転をフイルム供給
    軸に結合する巻戻軸に伝達歯車列とクラツチ機構
    を介して伝達してフイルムを巻戻す自動巻戻可能
    なモータドライブ装置において、前記ケーシング
    表面にラチエツト状の巻戻停止爪を設け、前記第
    2の方向の回転によりフイルムが前記ケーシング
    表面から除去されたときに前記巻戻停止爪に係合
    する巻戻停止レバーを設け、前記巻戻停止レバー
    によりケーシングの回転が阻止されたことを検出
    して前記モータに供給する電流を遮断する回路を
    前記モータ制御回路に設けて構成したことを特徴
    とする自動巻戻可能なモータドライブ装置。
JP2896880A 1980-03-07 1980-03-07 Motor drive device possible for automatic rewinding Granted JPS56125731A (en)

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WO2002082942A1 (fr) * 2001-04-11 2002-10-24 King Jim Co., Ltd. Structure de fixation de poignee destinee a des valises moulees en plastique

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