JPS6260969A - キヤツプ式シリンダ−ヘツド - Google Patents

キヤツプ式シリンダ−ヘツド

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Publication number
JPS6260969A
JPS6260969A JP20005785A JP20005785A JPS6260969A JP S6260969 A JPS6260969 A JP S6260969A JP 20005785 A JP20005785 A JP 20005785A JP 20005785 A JP20005785 A JP 20005785A JP S6260969 A JPS6260969 A JP S6260969A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
cylinder
cylinder head
metal powder
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20005785A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Takama
高間 政善
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPS6260969A publication Critical patent/JPS6260969A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、 産業上の利用分野 本発明はネジ部によって締付固定するキャップ式シリン
ダーヘッドに関する。
b、 従来の技術 従来、シリンダーおよびシリンダーヘッドの組付方式の
一つにシリンダーキャップとシリンダーヘッドキャップ
による組付方式がある。この方式は第2図に示すように
シリンダーキャップaに対し、シリンダーヘッドキャッ
プbを互いにネジ部Cによって組付は固定する方式であ
る。
また、第3図に示すようにシリンダーdとシリンダーヘ
ッドeとを直接同様にネジ部rによって組付ける方式が
ある。
C0発明が解決しようとする問題点 前記構成の固定方式は、エンジン運転中、特にエンジン
の圧縮、爆発時における高圧に対して気密性が維持でき
なくなり、時にはガス漏れ、言い換えれば圧漏れ等の致
命的なトラブルが生じることがある。
このようなトラブルの防止対策として前記ネジ部Cに接
着剤などを塗布する方法があるが、このような接着剤、
またはこれに類する処置を施した場合に、そこに用いら
れる物質が熱によって変質する物質では、気密性に刑し
ては効果的であるが、このような物質の存在によってエ
ンジンの燃焼室近傍に断熱層を形成することになり、冷
却効率の点では必ずしも好ましい方法ではなかった。
一方、シリンダーdとシリンダーへノドeとを直ちに組
付ける方式においても同様であり、接着剤などを塗布し
ない場合でもシリンダーのネジ部とシリンダーヘッドの
ネジ部との間に空気層が残存し、この空気層が断熱層を
形成するため、接着剤塗布方式と同様に冷却効率の面で
は好ましくない。
d、 問題点を解決するための手段 本発明は前記問題点を解決するため、エンジンのキャッ
プ式シリンダーヘッドをネジ部によって締付固定する場
合において、この締付固定に先立って、前記ネジ部に金
属粉または金属箔を塗布または巻き付け、これら金属粉
または金属箔は、前記シリンダー、キャップ類の構成材
料と同等もしくはそれ以上の熱伝導度を有するようにし
たものである。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図において、1はエンジンのシリンダーキャップ、
2はシリンダーヘッドキャップ、3はノリンダーキャノ
プlに設けられた締結用のff1t 2ジ部、4はシリ
ンダーヘッドキャップ2に設けられた同じく締結用の雌
ネジ部である。
本発明においては各ネジ部3と4の表面、またはいずれ
か一方に金属粉を塗布し、または金属箔を巻き付ける。
このようにした各ネジ部3と4をネジ込み、シリンダー
キャ・ノブ1とシリンダーヘッドキャップ2とを固定す
ばよい。
なお、第3図に示すようなシリンダーとシリンダヘッド
とを直接組付ける方式についても同様に処置すればよい
前記金属粉および金属箔は、シリンダーキャ。
プ1とシリンダーへノドキャノプ2の構成金属材料と同
等、もしくは、これ以上の熱伝導度を有し、かつ硬度の
低いものを用いる。
次表に一般的な金属の硬さと熱伝導度を示す。
注:上表中のAC4C−7,のT、は熱処理方法を示す
いま、シリンダーキャップlとシリンダーヘッドキャッ
プ2とを主にアルミニウム合金鋳物(前表のAC4C−
↑、)あるいはアルミニウム合金ダイカストで製作した
場合について考慮すると、金属粉および金属箔としては
前表から、前記条件を満たすものとしてAu、 Ag、
^1. Cuが選択でき、価格を考慮すればAI、 C
uが好ましい。
次に金属粉の粒径は数μ−〜数十数十μ幅のものが使用
できる。金属箔についても同様な範囲の厚さのものが使
用可能である。いずれも数8層台のものが最も好ましい
次に金属粉を塗布するには、金属粉末をそのまま塗布す
る方法(乾式)と、何等かの分散媒に粉末を懸濁させた
懸濁液にて、刷毛もしくはスプレーによって塗布する方
法があり、後者の方法が効率的で好ましい。なお、前記
分散媒としては、金属粉末が反応しない限り、溶剤でも
水溶液でもよく、蒸発あるいは揮発し易い分散媒がより
好ましい。
金r%箔の場合はネジ部に虚、に巻き付けるだけでよい
実施例 第1図に示すようなアルミニウム合金鋳物(AC4C材
)製のキャップシリンダとキャップシリンダーヘッドを
組付ける場合に、1::1子粒0.03〜2.0μIの
範囲のCu粉末を、これら各部材のネジ部に塗布してか
ら締付固定した。このように構成してなるエンジンを駆
動して、効果を調べたところ、不ジ部すなわち燃焼室近
傍における冷却効果は何等tIなわれることなく、良好
な冷却、効果かえられた。
所定時間駆動後、分解したところCu粉末はネジ部の間
に押し込まれ融着状態を呈していた。
e、 発明の効果 以上のように本発明に係るキャップ式シリンダーヘッド
においては、エンジンのシリンダーおよびシリンダーキ
ャップに、キャップ類をネジ部によって締付固定する場
合において、ネジ部に熱伝導度がその構成部材と同等も
しくはより以上の値をもつ金属粉または金属箔を塗布ま
たは巻付けるようにしたものである。
これによってエンジンの圧縮、爆発時における高圧に対
して、締付部分が緩まず、気密性が維持できるとともに
、従来のように断熱層を形成することもなく、冷却効率
の良好なキャップ式シリンダーヘッドがえられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るキャップ式シリンダーヘッドをそ
れぞれ説明する図、第2図および第3図は従来の方式を
それぞれ説明する図である。 1・・・シリンダーキャップ、 2・・・シリンダーヘッドキャップ、 3・・・雄ネジ部、     4・・・雌ネジ部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)エンジンのキャップ式シリンダーヘッドをネジ部に
    よって締付固定する場合において、この締付固定に先立
    って、前記ネジ部に金属粉または金属箔を塗布または巻
    き付け、これら金属粉または金属箔は、前記シリンダー
    、キャップ類の構成材料と同等もしくはそれ以上の熱伝
    導度を有することを特徴とするキャップ式シリンダーヘ
    ッド。 2)前記金属粉または金属箔の硬度が前記シリンダー、
    キャップ類の構成材料の硬度より低いことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載のキャップ式シリンダーヘ
    ッド。
JP20005785A 1985-09-10 1985-09-10 キヤツプ式シリンダ−ヘツド Pending JPS6260969A (ja)

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