JPS626070Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS626070Y2 JPS626070Y2 JP9484181U JP9484181U JPS626070Y2 JP S626070 Y2 JPS626070 Y2 JP S626070Y2 JP 9484181 U JP9484181 U JP 9484181U JP 9484181 U JP9484181 U JP 9484181U JP S626070 Y2 JPS626070 Y2 JP S626070Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- generator
- circuit
- safety valve
- pump
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 3
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 1
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は油圧クレーンにおける発電機駆動用の
油圧回路に関するものであつて特にクレーンの上
部旋回体に原動機をもたないため、エンジン出力
を取出して利用できない場合の油圧による発電機
駆動装置に関するものである。
油圧回路に関するものであつて特にクレーンの上
部旋回体に原動機をもたないため、エンジン出力
を取出して利用できない場合の油圧による発電機
駆動装置に関するものである。
本考案はこのような油圧クレーンにおいて、ク
レーン駆動用の油圧を充分に活用し、しかも過負
荷時に発電機が停止するのを防止すべく、複数の
独立した油圧回路からそれぞれの回路の余力をと
り出し、発電機を駆動しようとするものである。
レーン駆動用の油圧を充分に活用し、しかも過負
荷時に発電機が停止するのを防止すべく、複数の
独立した油圧回路からそれぞれの回路の余力をと
り出し、発電機を駆動しようとするものである。
従来、原動機付の発電ユニツトは、原動機用の
補機類(スタータモーター、バツテリー、ラジエ
ータ、燃料タンク等)をそなえているので、大型
となり、しかも高価であり、さらに騒音の発生の
問題もあつて好ましくなかつた。又独立した回路
にそれぞれ独立したポンプから油圧を供給する
と、いずれかの回路が仕事をしていない状態でも
その余力を利用することは困難となる。本考案は
これらの問題を解決したもので以下実施例につい
て説明する。
補機類(スタータモーター、バツテリー、ラジエ
ータ、燃料タンク等)をそなえているので、大型
となり、しかも高価であり、さらに騒音の発生の
問題もあつて好ましくなかつた。又独立した回路
にそれぞれ独立したポンプから油圧を供給する
と、いずれかの回路が仕事をしていない状態でも
その余力を利用することは困難となる。本考案は
これらの問題を解決したもので以下実施例につい
て説明する。
第1図において、ポンプ2で吸入された作動油
タンク1内の油は、互に連結された多連モーター
3(図では2連モーター)に並列に供給され、発
電機11を回転させたのち、各独立回路4と5の
図示しないアクチユエータに供給される。独立回
路4と5で所定の仕事をしたのち、作動油はタン
ク1に戻る。「6はポンプ2保護用安全弁でポン
プ2の後段(吐出側)に設けられており、該ポン
プ2の吐出圧が異常に高くなつた場合、該圧によ
り作動し、ポンプ2の吐出圧を逃がす。7,8は
モーター3供給圧制限用安全弁でモーター3の入
側回路からのパイロツト圧が設定圧以上になつた
時作動し、ポンプ3の出側回路圧を逃がす(制限
する)。9,10は独立回路4,5用安全弁で該
回路4,5が設定圧以上になつた時作動し独立回
路4,5の圧力を逃がす(設定圧に保つ)。
タンク1内の油は、互に連結された多連モーター
3(図では2連モーター)に並列に供給され、発
電機11を回転させたのち、各独立回路4と5の
図示しないアクチユエータに供給される。独立回
路4と5で所定の仕事をしたのち、作動油はタン
ク1に戻る。「6はポンプ2保護用安全弁でポン
プ2の後段(吐出側)に設けられており、該ポン
プ2の吐出圧が異常に高くなつた場合、該圧によ
り作動し、ポンプ2の吐出圧を逃がす。7,8は
モーター3供給圧制限用安全弁でモーター3の入
側回路からのパイロツト圧が設定圧以上になつた
時作動し、ポンプ3の出側回路圧を逃がす(制限
する)。9,10は独立回路4,5用安全弁で該
回路4,5が設定圧以上になつた時作動し独立回
路4,5の圧力を逃がす(設定圧に保つ)。
第2図は他の実施例を示すもので、第1図の安
全弁7,9及び8,10に代え両者を兼用する安
全弁12及び13を設けたものである。
全弁7,9及び8,10に代え両者を兼用する安
全弁12及び13を設けたものである。
この安全弁12及び13はモーター3の前段及
び後段のいずれか一方若しくは双方が設定圧以上
になつた時作動し、モーター3の後段(独立回路
4又は5)の圧力を設定圧に保つ。
び後段のいずれか一方若しくは双方が設定圧以上
になつた時作動し、モーター3の後段(独立回路
4又は5)の圧力を設定圧に保つ。
次にその作用を説明する。さて、第1図の実施
例において安全弁の調整圧力を次の如く定めてお
く。即ち、 安全弁6……P1、安全弁7……P2、安全弁8…
…P5、安全弁9……P3、安全弁10……P4 又、発電機11の必要トルクをT、回路4の必
要圧をPA、回路5の必要圧をPBとし、P1>P2>
P3,P1>P5>P4となるようにきめておくと、ポン
プ2の吐出圧PはT、PA、PBの関数として求め
ることができる。
例において安全弁の調整圧力を次の如く定めてお
く。即ち、 安全弁6……P1、安全弁7……P2、安全弁8…
…P5、安全弁9……P3、安全弁10……P4 又、発電機11の必要トルクをT、回路4の必
要圧をPA、回路5の必要圧をPBとし、P1>P2>
P3,P1>P5>P4となるようにきめておくと、ポン
プ2の吐出圧PはT、PA、PBの関数として求め
ることができる。
安全弁9はPB≦P3に制限し、安全弁10はPA
≦P4に制限し、各回路を保護している。又ポンプ
吐出圧Pでモーター3を回せない位にPA、PBが
高くなり、モーター3を駆動するためにはポンプ
2の吐出圧PがP>P2又はP5であることが必要で
あるにもかかわらず、P3、P4調整圧がPA<P4、
PB<P3のときはポンプ2の吐出圧力によつて安
全弁7又は8がポンプ2の吐出圧P≦P2又はP5と
なる様に回路B又はA側の圧力PB又はPAを制限
する。一方PB又はPA=0となり、かつP>P2又
はP5のときは回路A又はBいずれか一方のモータ
ー3の回転により他側のモーター3も回転され回
路B又はA側が増圧されるのでP≦P5又はP2、と
なるよう安全弁8又は7がPA又はPBを制限して
いる。
≦P4に制限し、各回路を保護している。又ポンプ
吐出圧Pでモーター3を回せない位にPA、PBが
高くなり、モーター3を駆動するためにはポンプ
2の吐出圧PがP>P2又はP5であることが必要で
あるにもかかわらず、P3、P4調整圧がPA<P4、
PB<P3のときはポンプ2の吐出圧力によつて安
全弁7又は8がポンプ2の吐出圧P≦P2又はP5と
なる様に回路B又はA側の圧力PB又はPAを制限
する。一方PB又はPA=0となり、かつP>P2又
はP5のときは回路A又はBいずれか一方のモータ
ー3の回転により他側のモーター3も回転され回
路B又はA側が増圧されるのでP≦P5又はP2、と
なるよう安全弁8又は7がPA又はPBを制限して
いる。
また、第2図の実施例においては、第1図の安
全弁7と9及び8と10とがそれぞれ安全弁12
及び13で兼用しており安全弁7と9及び8と1
0の調整圧がそれぞれ等しくなる外は第1回の実
施例の場合と同じ作用をする。
全弁7と9及び8と10とがそれぞれ安全弁12
及び13で兼用しており安全弁7と9及び8と1
0の調整圧がそれぞれ等しくなる外は第1回の実
施例の場合と同じ作用をする。
上記のごとく、PA、PBの圧力が高く、回路
A、Bへの圧油の流通が制限されている状態で
も、ポンプ2の吐出油はモーター3を通り、P−
P4又はP5又はPA、P−P2又はP3又はPBの差圧に
よつて発電機11を常時優先的に駆動する。
A、Bへの圧油の流通が制限されている状態で
も、ポンプ2の吐出油はモーター3を通り、P−
P4又はP5又はPA、P−P2又はP3又はPBの差圧に
よつて発電機11を常時優先的に駆動する。
叙上のごとく、安全弁7,8,12,13を装
備したことにより、発電機11がすべてに優先的
に駆動できるので、発電機11の出力をリフテイ
ングマグネツトに使用しても安全な荷役が可能と
なる。
備したことにより、発電機11がすべてに優先的
に駆動できるので、発電機11の出力をリフテイ
ングマグネツトに使用しても安全な荷役が可能と
なる。
又各独立した回路A,Bの必要圧力PA,PBに
関係なく、ポンプの供給可能圧力P2又はP5までを
すべて利用できるという利点を有している。
関係なく、ポンプの供給可能圧力P2又はP5までを
すべて利用できるという利点を有している。
第1図は本考案に係る油圧回路、第2図は安全
弁の別の実施例。 図において;−、1……作動油タンク、2……
ポンプ、3……多連モーター、4……回路A、5
……回路B、6〜10……安全弁、11……発電
機、12〜13……安全弁。
弁の別の実施例。 図において;−、1……作動油タンク、2……
ポンプ、3……多連モーター、4……回路A、5
……回路B、6〜10……安全弁、11……発電
機、12〜13……安全弁。
Claims (1)
- 1個の大容量ポンプ2の吐出油を、発電機11
を接続した多連のモーター3に並列に供給し、
夫々の多連モーター3の後段に複数の独立した回
路4,5を接続すると共に、前記独立した回路
4,5の夫々の多連モーター3の後段から分岐し
た管路に、夫々の多連モーター3の前段又は後段
の圧力によつて制御される安全弁を備えたことを
特徴とする油圧クレーンにおける発電機駆動用の
油圧回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9484181U JPS581078U (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | 油圧クレ−ンにおける発電機駆動用の油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9484181U JPS581078U (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | 油圧クレ−ンにおける発電機駆動用の油圧回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS581078U JPS581078U (ja) | 1983-01-06 |
JPS626070Y2 true JPS626070Y2 (ja) | 1987-02-12 |
Family
ID=29889760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9484181U Granted JPS581078U (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | 油圧クレ−ンにおける発電機駆動用の油圧回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS581078U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0722884U (ja) * | 1993-09-30 | 1995-04-25 | コンビ株式会社 | ベビーカーの荷物カゴの取付け機構 |
JP5809544B2 (ja) * | 2011-12-02 | 2015-11-11 | 株式会社クボタ | 暖機システム |
-
1981
- 1981-06-26 JP JP9484181U patent/JPS581078U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS581078U (ja) | 1983-01-06 |
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