JPS6260634A - 樹脂複合板の溶接方法 - Google Patents

樹脂複合板の溶接方法

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JPS6260634A
JPS6260634A JP60201305A JP20130585A JPS6260634A JP S6260634 A JPS6260634 A JP S6260634A JP 60201305 A JP60201305 A JP 60201305A JP 20130585 A JP20130585 A JP 20130585A JP S6260634 A JPS6260634 A JP S6260634A
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JP
Japan
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resin
welding
film
pvc
layers
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JP60201305A
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JPH0433260B2 (ja
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Ryoichi Takashima
高島 良一
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Takiron Co Ltd
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Takiron Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はLfいに溶着しない少なくとも2種の樹脂材か
らなる樹脂複合板の溶接方法に関する。
(従来の技術) 一般に樹脂板を突き合わせ状に溶接する場合、この樹脂
板と同じ樹脂材からなる溶接棒が用いられるが、樹脂複
合板においても同様、同じ樹脂材からなる溶接棒を用い
、各層ごとに溶接を行うのが望ましい。例えば弗化ビニ
リデン(以ドP V I)Fと略記する。)とポリ塩化
ビニル(以下PVCと略記する。)とからなる樹脂複合
板を溶接する場合、以下の如き方法が考えられる。この
PV[)F樹脂とPvC樹脂とは直接溶量させることが
できないので、通常は第8図乃至第13図に示すようア
クリル樹脂によって接合されている。
しかして同図に示すよう樹脂複合板(Ila)(Ilb
)は、PvC樹脂層(12aHj2b)を挟んで両側に
アクリル樹脂層(13a)(13b)(13’a)(1
3’b)を介してPVl) F樹脂層(14aH14b
H14’a)(14’b)が形成され、かつ溶接箇処は
通常30度の傾斜面(+53)(+5b)に而取りされ
ており、斯く形成した2枚の複合板(IIa)(I l
b)をその傾斜面(15aH15b)が対向するよう突
き合わせ状に対向させておく。
先ずP V l) F樹脂相からなる溶接棒(16)を
用い、第8図にlJ<す如く傾斜而(15a)(15b
)に露出するP V I) F樹脂層(+48)(+4
b)端部と、溶接棒(IG)ノ先端部とを熱風により溶
融させて、このP V I) F樹脂層(14a、HI
4b)間にP V D F樹脂材からなる接合部(17
)を形成する。
次いでアクリル樹脂材からなる溶接棒(18)を用い、
第9図に示す如く傾斜而(15a)(15b)に露出す
るアクリル樹脂層(13aHI3b)端部、及び接合部
(17)1〜而と、溶接棒(I8)の先端部とを熱風に
より溶融させC1このアクリル樹脂層(13a)(13
b)間にアクリル樹脂材からなる接合部(19)を形成
する。
次いでPvC樹脂材からなる溶接棒(20)を用い、第
io図に示す如く傾斜而(+5a)(15b)に露出す
るPVC樹脂層(12a)(12b)端部、及び溶接合
部(19)ト、面と、溶接棒(20)の先端部とを熱風
により溶融させて、このPVC樹脂層(12a)(12
b)間にPVC樹脂材からなる接合部(21)を形成す
る。このときPVC樹脂層(12aH12b)は厚みが
大きいので、数回に分けて接合を行えばよい。以ド同様
にアクリル樹脂層(13a’H13b’)間に接合q<
 (19’ )を、PVl)F樹脂層(14a’)(1
4b’)間に接合部(17’)を形成する。
以1−の如く各層ごとに接合部(+7)(17’)(1
9H!9’H21)を形成して行う溶接方法は、強度が
非常に高く、良好な結果が得られ、即ち各接合部(+7
)(17’)(19)(19”)(21)と各樹脂層(
I2)〜(14)とはそれぞれ同じ樹脂材であるから、
その接合は確実であり、また接合部(17)(17’)
および(19)(19’)と接合部(21)とは溶着「
可能な樹脂材であるから、確実な接合が行われ、全体と
して溶接温感の一体化が確実である。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながらt記の如く各層に対応するように溶接棒を
用いて、溶接を行う場合にあっては、その溶接作業に当
たって3種類もの溶接棒を準備しておかねばならず、ま
た前記溶接は、溶接棒の先端部、及び傾斜而に露出する
各樹脂層端部、並びに接合部l―而を同時に溶融させな
ければならす、所謂熟練を要するもので、このように熟
練を“冴する作業を数多く行わなければならず、溶接作
業に1間を堡するごとき問題がある。さらにアクリル樹
脂材による接合部は、溶接では薄くすることができず、
溶接温感に占める割合が多くなって、強度面で劣ること
になる。
(問題点を解決するための1段) 本発明はl−記の如き問題点を解決すべ(発明したもの
で、LLいに溶着しない少なくとも2種の樹脂材からな
る樹脂複合板の溶接方法であって、同一・種の樹脂層が
rfいに対向するよう樹脂複合板を突き合わせ状に対向
させた状態で、先ず一方の対向樹脂層間を同一・種の樹
脂材からなる溶接棒をして溶融接合し、次いでこの接合
部にに、両樹脂材に対し溶着11J能な樹脂フィルムを
敷設して、該フィルムを前記接合部に熱溶着し、次いて
この樹脂フィルム」二で前記他方の対向樹脂層間を同一
種の樹脂材からなる溶接棒をして溶融接合するごとくし
たことを特徴とするものである。
(作用) しかして以1・の如き方法により突き合わせ状に溶接さ
れた樹脂複合板は、その溶接温感において、’−1,い
に対而する樹脂層間は同・種の樹脂材からなる接合部に
よって接合され、また−げいに溶?tしない樹脂材から
なる両接合部間は、両樹脂材に対し溶mi’l能な樹脂
フィルムによって接合され、換1−1′すれば11:い
に溶着しない樹脂材が直接的に対接するような筒部が全
くなく、溶接温感の全体的な一体化が確実に行われるの
である。しかも溶接温感の厚さ構成も然程変化がなく、
複合樹脂板に略等しい諸物性とすることができるっ (実施例) 以下本発明方法を例示図に基づいて詳細に説明する。
この実施例方法は、PVC樹脂層(2a)(2b)を挟
んで両側にアクリル樹脂層(3a)(3b)(3’a)
(3’b)を介してPVDF樹脂層(4a)(4b)(
4’a)(4’b)が形成された樹脂複合板(Ia)(
lb)を対象とするもので、斯く形成した2枚の樹脂複
合板(la)(lb)を、その端部傾斜面(5aH5b
)が対而するよう突き合わせ状に対向させてお(。なお
、樹脂複合板(Ia)(lb)としては、その他ABS
樹脂−PvC樹脂なと如何なる組合せであってもよい。
しかして溶接に当たっては、先ずP V l) F樹脂
材からなる溶接棒(6)を用い、第1図に示す如く傾斜
面(5aH5b)に露出するP V I) F樹脂層(
JaH4b)端面と、溶接棒(6)の先端部とを熱風に
より溶融させて、このP V l) F樹脂層(4a)
(4b)間にpvl) F樹脂材からなる接合部(7)
を形成する。
次いで第2図に示す如く接合部(7)上にアクリル樹脂
材からなる帯状の樹脂フィルム(8)を敷設し、該フィ
ルム(8)に−1一方より熱風を吹き掛けて溶融させ、
接合部(7) 1−、に熱溶着させる。この樹脂フィル
ム(8)としては、0.2〜0.8市m厚程度のものが
用いられ、0.2.、より薄い場合、熱風を再度掛けた
とき、彼れが生じ、0.8.、より厚い場合、溶融に時
間が掛かり、溶接筒部の厚み構成も異なることになって
好ましくない。
次いでPVC樹脂材からなる溶接棒(3)を用い、第3
図に示す如く傾斜面(5a)(5b)に露出するPVC
樹脂層(2aH2b)端面、及び樹脂フィルム(8)、
・1pびに溶接棒(9)の先端部を熱風により溶融させ
て、このPVC樹脂層(2a)(2b)間にPVC樹脂
材からなる接合部(10)を形成する。このときPVC
樹脂層(2a >(2b )は厚みが大きいので、数回
に分けて接合を行えばよい。
以ド同様に接合部(10) l−に帯状の樹脂フィルム
(8°)を敷設して熱溶itすると共に、該フィルム(
8′)上に接合部(7′)を形成するのである。
なお、既述した実施例方法において、PVDF樹脂材は
非常に高価であるから、薄く形成されるもので、斯かる
場合にはPVDF樹脂層(4a)(4b)間に形成する
接合部(7)がPVC樹脂層(2aH2b)間にまで盛
りがり、非溶着筒部が生じるので、この場合には第7図
にボす如く裏側から接合部(7)を形成して、その盛1
−がりを裏面側にできるようにして、溶接作業後に研磨
すべくすればよい。
(発明の効果) 以l−説明した如く本発明方法により突き合わせ状に溶
接された樹脂複合板は、その溶接筒部において、rI:
いに対面する樹脂層間は同一種の樹脂材からなる接合部
によって接合され、また!fいに溶着しない樹脂相から
なる両接合部間は、両樹脂に対し溶着11J能な樹脂フ
ィルムによって接合されるので、溶接IM処の全体的な
一体化が確実で、その溶接強度を極めて高くでき、それ
でいてTEいに溶着しない樹脂材からなる接合部間は、
樹脂フィルムの熱風による溶融をして接合するもので、
内接合部に対し溶?t n1能な樹脂材からなる溶接棒
を用いての溶融接合作業を必要とせず、所謂作業性が極
めて高く、樹脂複合板の溶接を極めて能率よく、かつ節
rI袷こ行わせ得るに至ったのである。
また準備する溶接棒の種類も少なくてよいのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施方法を例示するもので、第1図乃至
第6図は作業l−程を説明する部分縦断面図、第7図は
別の作業lユ程を説明する部分縦断面図、第8図乃至第
13図は従来の作業−1−程を説明する部分縦断面図で
ある。 (laHlb)−樹脂複合板、(2aH2b)−P V
 C樹脂層、(3a)(3b)−アクリル樹脂層、(4
aH4b)= P Vl) F樹脂層、(G)(9)・
・・溶接棒、(7)<to)・・・接合部、(8)・・
・樹脂フィルム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 互いに溶着しない少なくとも2種の樹脂材からなる樹脂
    複合板の溶接方法であって、同一種の樹脂層が互いに対
    向するよう樹脂複合板を突き合わせ状に対向させた状態
    で、先ず一方の対向樹脂層間を同一種の樹脂材からなる
    溶接棒をして溶融接合し、次いでこの接合部上に、両樹
    脂材に対し溶着可能な樹脂フィルムを敷設して、該フィ
    ルムを前記接合部に熱溶着し、次いでこの樹脂フィルム
    上で前記他方の対向樹脂層間を同一種の樹脂材からなる
    溶接棒をして溶融接合するごとくしたことを特徴とする
    樹脂複合板の溶接方法。
JP60201305A 1985-09-10 1985-09-10 樹脂複合板の溶接方法 Granted JPS6260634A (ja)

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JPH0433260B2 JPH0433260B2 (ja) 1992-06-02

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006007549A (ja) * 2004-06-24 2006-01-12 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2007118193A (ja) * 2005-10-24 2007-05-17 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2011165916A (ja) * 2010-02-10 2011-08-25 Seiko Epson Corp アクチュエータ、液滴噴射ヘッド及びその製造方法、並びに液滴噴射装置

Patent Citations (3)

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