JPS6260568B2 - - Google Patents

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JPS6260568B2
JPS6260568B2 JP18496983A JP18496983A JPS6260568B2 JP S6260568 B2 JPS6260568 B2 JP S6260568B2 JP 18496983 A JP18496983 A JP 18496983A JP 18496983 A JP18496983 A JP 18496983A JP S6260568 B2 JPS6260568 B2 JP S6260568B2
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JP
Japan
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movable member
vacuum chamber
vacuum
flexible
fixed
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JP18496983A
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English (en)
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JPS6078125A (ja
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Masao Akimoto
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/02Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems
    • F16F15/023Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems using fluid means
    • F16F15/0232Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems using fluid means with at least one gas spring

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は真空バネに関するものである。
従来比較的低い固有振動数の得られる防振支持
装置として固定部材と可動部材間を柔軟弾性材よ
りなる可撓部材で密封して空気室を形成し内部に
圧縮空気を収容した空気バネが用いられている
が、被支持物と外部との間で非常に低い振動数の
伝達を防止するには固有振動数を非常に低くする
ように空気室を大きくする必要があつて大きいス
ペースを要しかつ価格も高くなり実用性が低くな
るという難点がある。
この発明はこのような点を解消して非常に低い
固有振動数が容易に得られる小形で安価な実用性
が高い真空バネを提供するものである。
以下図面を参照しながらこの発明の実施例につ
いて説明する。
第1図に示すこの発明の一実施例において、1
0は全体としての真空バネを示す。11は基台9
0に固定されて所定位置に配置した固定部材で、
中央に開口部12を有し環状に形成してある。1
3は可動部材で、中央の突出部15が開口部12
を間隔をもつて貫通している以外は固定部材11
の下部でこの固定部材11に囲まれるように配置
させてある。16はこの可動部材の外周面で上方
に向かつて大径になるようにテーパーさせてあ
る。17はこの外周面と間隔をもつてほぼ直立す
るように固定部材11に形成した内周面である。
18はゴム等の柔軟弾性材よりなる薄い可撓部材
で、中央部が可動部材13の下面にメネジ部材2
0により円形当板21を介して気密に固定してあ
りかつ周縁部はネジ22により環状当板23を介
して固定部材11の下面に気密に固定してある。
この可撓部材18は内部に補強繊維が埋設してあ
つてもよい。25は可動部材13の突出部15に
上方から下部を螺合させて固着した筒体である。
26はゴム等の柔軟弾性材よりなるもう一つの薄
い可撓部材で、中央部は筒体25を貫通させて環
状当板28を介してメネジ部材27により可動部
材13の突出部15の上面に気密に固定してあり
かつ周縁部は環状当板31を介してネジ30によ
り固定部材11の上面に気密に固定してあり突出
部15と固定部材11の間隔を覆うようになつて
いる。32は固定部材11、可動部材13及び可
撓部材18,26により囲まれて気密に環状に形
成された真空室で、図示してない真空ポンプによ
りパイプ33を介して内部が真空にしてある。し
たがつて、可動部材13は固定部材11に対して
上方へ吸引されかつ上下方向に振動可能になつて
いる。又、大気圧によつて可撓部材18は上方へ
向かつて屈曲し可撓部材26は下方へ向かつて屈
曲するようになつている。
35は筒体25の中央部を貫通する弾性のある
金属製の支持棒で、下端部の可動部材13を貫通
するネジ部36に螺合するナツト37により可動
部材13に固着してあり、かつ上端部は連結部材
38によつて被支持物91の下面に固着されてい
る。この支持棒は被支持物91から作用する荷重
が支持棒のざ屈荷重に近い値になると極めて水平
方向の低い固有振動数が得られるものである。す
なわち、水平方向の低い固有振動数を必要とする
場合例えばざ屈荷重が100Kgであれば97Kg、90Kg
等で少くとも50Kg以上の荷重が作用することが望
ましいものである。前記筒体25はこの支持棒3
5が曲がつて折れるのを防止する作用を行うもの
である。
以上のように構成した真空バネ10は被支持物
91から作用する荷重に対して真空室32内の真
空を適当になるようにして低い固有振動数で被支
持物91を支持するようになつており、その理論
は後述する。
第2図も参照すると、例えば4個等の複数個の
真空バネ10により被支持物91を支持する場合
が示してあり、被支持物91には各真空バネ10
の支持棒35の上端部に結合した被支持台92が
設けてあり、その上に例えば電子顕微鏡等の機器
93が支持してある。95は被支持台92に設け
た載置枠で、適当な重り96を載置するようにな
つている。これは各真空バネ10で可動部材13
に作用する荷重を調節して可動部材13が適当な
昇降位置に保持されて上下方向に振動できるよう
にするためである。
次にこの発明の理論について説明する。
一般に膜状の可撓部材を用いる空気バネの理論
では平面形状が円形の場合その圧力有効直径とし
て可撓部材の断面の円弧の中心の位置を境界とす
れば十分であることが知られている。例えば第3
図に示すように可撓部材80の断面の中心Qを通
る直径Dを圧力有効直径としてその内側又は外側
を圧力有効面積とすることが公知である。したが
つて、第1図に示す実施例で圧力有効面積は第4
図に示す直径D1の円の面積から直径D2の円の
面積を差引いた面積である。
第5図は第1図に示す実施例で可動部材13が
昇降する場合の圧力有効面積が変化する状態を示
し、可動部材13が実線に示す状態から鎖線で示
す状態に上昇すると可撓部材18の断面円弧の中
心QはQ′で示す位置へくるようになつており、
ほぼ中心Qは直線Lに沿つて変化する。この直線
Lの傾斜角をkラジアンとする。可動部材13の
外側の圧力有効直径がD1で示す状態から下方へ
向かつてxだけ下降した場合の圧力有効面積Aは
次のようになる。
A=π/4{(D1+2kx)2−D22} ……(1) したがつて、これをxで微分すると dA/dx=πk(D1+2kx) x=0において dA/dx=πkD1 ……(2) となる。Pを真空室32内の絶対圧力、Paを大
気圧、可動部材13に作用する荷重をW、バネ定
数をKとすると W=A(Pa−P) ……(3) K=dW/dx=−dP/dxA+(Pa−P)dA/d
x……(4) 真空室32内の空気が断熱変化するものとし比熱
比をγ(ほぼ1.4)、定数をC、真空室32の容積
をVとすれば次の式が得られる。
PV〓=C ……(5) 又、 dV/dx=A ……(6) (5)、(6)式より dP/dx=−γPA/V ……(7) さらに(2)、(4)、(7)式より K=γPA/V+(Pa−P)πkD1 ……(8) gを重力の加速度とすれば固有振動数fは で求めることができる。真空室32内の絶対圧力
Pは十分小さくすることができるため、(8)、(9)式
から極めて低い固有振動数が得られることが理解
できる。真空室32内の絶対圧力Pがほとんど零
の場合(8)、(1)、(3)、(9)式より が求められ、固有振動数fは荷重にも容積にも無
関係になる。したがつて、真空室32の容積に無
関係で小型に設計できかつ可動部材13のテーパ
ー等の寸法や形状により固有振動数をいくらでも
零に接近させて低くできることが理解できる。
第1図に示す実施例において、D1が10cm、D
2が3cm、kが0.015、gが980cm/sec2の場合(10)
式により固有振動数fは0.4Hzになりかつこの場
合の荷重Wは W=π/4×(102−32)×1=71.5Kg となる。同じ性能をこれに最も近い形状の第7図
に示すローリングシール型空気バネと比較すると
次のようになる。ここで可撓部材85が間に設け
てある固定部材86の外周面と可動部材87の内
周面はいずれもテーパーすることなく直立してい
る場合を考える。この場合 K=γPA/V ……(11) A=π/4D2 ……(12) W=A(P−Pa) ……(13) であり、Wが71.5Kg、Pが6Kg/cm2、Paが1Kg/
cm2とすると、(13)式よりAが14.3cm2、(12)式より
Dが4.26cmとなる。又、fが0.4Hz、γが1.4の場
合(14)式からVが3727cm3となる。もしこの体積
を直径10cmの円筒形のタンクで確保するとその高
さは47cmとなり真空バネに比べて圧力有効直径こ
そ小さくできるものの非常に大きい容積を必要と
するものである。
第6図に示すこの発明の他の実施例においては
可動部材13に設けた複数個の支柱40が真空室
32を横切ることなくして固定部材11を昇降可
能に貫通しておりかつ各支柱の上端に共通の支持
台42が固着してある。真空室32の周囲には剛
性のある環状部材43を埋設した筒状の可撓部材
45により気密に閉塞してある。この実施例にお
いて圧力有効面積は図示の直径Dを有する円の面
積であるがが、可動部材13の昇降により変化す
るものである。
この発明は前述したように真空室32を有する
真空バネであるから、被支持物91を支持する場
合の固有振動数を非常に低くすることができる小
型で安価な防振装置が得られるという効果を有し
ている。したがつて、電子顕微鏡やLSIの製造装
置等の低い固有振動数の高性能な弾性支持装置と
して利用できるものである。
この発明において第1図に示す実施例のように
可動部材13の昇降により圧力有効面積が変化す
るものは真空室32内の圧力を低くすることによ
り固有振動数をいくらでも零に接近する低い値に
できるという利点を有するものである。
なお、この発明の第1図に示す実施例において
可動部材13の外周面16をほぼ直立させ固定部
材11の内周面17を上方に向かつて小径になる
ようにテーパーさせる等により上方になるにした
がつて間隔が狭くなるようにすれば可動部材13
が上昇するにしたがつて圧力有効面積が減少する
という作用が得られるものである。又、この発明
において可撓部材18,26,43等はゴム以外
に合成樹脂で製造してもよく可撓性が大きくて1
Kg/cm2程度の圧力に耐えられるならば十分であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す縦断面図、
第2図は第1図に示す実施例を複数個用いて被支
持物を支持する状態を示す正面図、第3図は可撓
部材についての圧力有効直径の説明図、第4図は
第1図に示す実施例の圧力有効面積の説明用断面
図、第5図はその圧力有効面積の変化を示す説明
用断面図、第6図はこの発明の他の実施例を示す
縦断面図、第7図はこの発明と比較のため示す空
気バネの縦断面図である。 10は真空バネ、11は固定部材、13は可動
部材、18は可撓部材、26は可撓部材、32は
真空室、43は可撓部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定位置に配置した固定部材と、被支持物を
    支持する可動部材と、前記固定部材と可動部材間
    の開放した部分をすべて伸縮可能に気密に閉塞し
    て真空室を形成する柔軟弾性材よりなる1個又は
    複数個の可撓部材とを包含し、前記真空室内を真
    空にしたことを特徴とする真空バネ。 2 特許請求の範囲第1項記載の真空バネであつ
    て、前記固定部材が真空室の上面を形成しかつ可
    動部材が真空室の下面を形成して固定部材に間隔
    を介して周囲を囲まれるようになつており、前記
    間隔を閉塞する前記可撓部材は環状でダイヤフラ
    ム状に形成してあつて下面より大気圧が作用する
    ようになつており、前記固定部材の内周面と可動
    部材の外周面間の間隔は上部で狭く下部で広くな
    るように形成してあることを特徴とする真空バ
    ネ。
JP18496983A 1983-10-05 1983-10-05 真空バネ Granted JPS6078125A (ja)

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