JPS626052A - 降雪装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は家屋、屋外建築物の屋根に積もった降雪を機械
的に除去する装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、左右に下り勾配面がある家屋、建築物の屋根に積
もった降雪の雪降ろし作業は隣家の敷地、道路との関係
上通常は左右いずれか一方側にしか雪を降ろせない状態
にあるため一般に手作業でもって行なわれているのが現
状である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の人間の手作業による降雪作業は危険が伴い毎年傷
、死亡事故が多数性発生している。この除雪作業を電熱
、熱空気でもって雪の一部を融解し屋根面に沿って滑ら
せる様にして降雪する方法出来ず、やはり問題は残され
たままであるばかりか、その熱発生のエネルギーコスト
が高いという　　　　□欠点があった。　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　「〔問題点を解決するための
手段〕 本発明はかかる問題点を解消し、左右が下り勾配の屋根
上の雪を所要の一方向側に機械的に降ろすことが出来る
という優れた降雪装置を提供せんとするものであり、そ
の要旨は、屋根の左右の下り勾配面に沿って平行に伸び
たへ形状の所要巾の枠体を屋根の棟方向に縦行自在に装
置し、同枠体の左右方向に沿って雪を一方向に掻き集め
る湾曲したスクレーパーを横行自在に設け、同枠体リス
クレーパー横行終端にスクレーパーの下端を上昇させる
スクレーパー持ち上げ転位機構を、又枠体のスクレーパ
ー横行始端にスクレーパーの下端を下降させるスクレー
パー下降転位機構を備えてなる降雪装置にある。この発
明において枠体の縦行、スクレーパーの横行、スクレー
パーの転位機構の駆動及び制御は電気的又は機械的なも
のいずれでもよく、又その作動は自動的、手動操作的な
ものいずれでもよい。

〔作用〕

この発明ではスクレーパーを雪降ししない側の端から枠
体に沿って反対端に向かって横行させればスクレーパー
は屋根上に積もった降雪を所要の厚さシこわたって掻き
集めながら棟方向に押し上げ、棟を過ぎれば雪降し側端
に向かって更に雪を掻き集めながら押していき、その終
端から掻き集めた雪を全部屋根から落とすものである。

雪を降ろした後スクレーパー持ち上げ転位機構が作動し
、スクレーパーの下端が持ち上がり、掻った雪面と接触
しない状態となってスクレーパーは雪降し側の反対端の
スクレーパー出発点まで横行してにスクレーパーを取り
付けた枠体全体が棟方向１こ沿ってスクレーパーの巾又
はそれより短い距離移動して次の雪降し屋根部分に移る
。スクレーパーが枠体のスクレーパー横行始端に戻れば
スクレーパー下降転位機構が作動してスクレーパーの下
端が下降して雪中に没入する。その後前記の通りスクレ
ーパーがスクレーパー横行終端に向かって横行すれば前
述の通り屋根の左右の下り勾配の両傾斜屋根部分の雪を
掻き集めて雪降ししてよい屋根側端から落とすものであ
る。この様にスクレーパーの往復の横行、スクレーパー
の転位及び枠体全体の縦行を繰り返すことによって全屋
根面の雪則 を所要の一方狗から落とすことができるものである。

〔実施例〕

図面に示す実施例では枠体（１）は屋根（２）の棟方向
ｅこ敷設した三本のレール（３１、（４１、（５１上を
モータードライブの無端ワイヤ（６）で縦方向に往復動
可能としており、縦行の前後終端にはリミットスイッチ
（図示せず）が取り付けられ、枠体（１）の縦行の停止
と反対方向の縦行への切換がなされている。枠体（＋）
はスクレーパー横行始端とスクレーパー横行終端との間
に△形状に長く伸びた断面り型の前フレーム（７）と後
フレーム（８）とを口形状の連接フレーム（９）で連結
し、それらを丸鋼（！１で強度補強して一体化している
。スクレーパー（１υは大きな曲率で湾曲した形状をし
ていて、その上部において前フレーム（７）と後フレー
ム（８）間に懸架され横行する車輪（１邊の車軸（１３
に固着されている。同車軸の両軸端には無端ワイヤ（＋
４が結着されている。同無端ワイヤは枠体（１）の左右
端部に設けたワイヤ車（１１、（ｆｉｌｌと中間の緊張
ローラー（１″ｈとによって常時緊張する様に掛けわた
されている。一方のワイヤ車（！鴎はモータ（１場によ
って回転駆動されている。更にスクレーパー（ＩＩ）の
上端と前後フレーム＋７）　、　＋８１との間にはスク
レーパー（１１）の下縁を持ち上げる方向に付勢するス
プリング（１１が取り付けられている。又前記車軸（【
１には前後フレーム（７）　、　＋８）の水平部上にそ
の下端のローラー（２０が転がる様に接触する転位軸（
２υが固着されている。更に前後フレーム（７）　　（
８）の終端水平部上面には所定長さの昇り傾斜のｐ−ラ
ー持ち上げ傾斜板（’１２７が取り付けられている。ス
クレーパー持ち上げ転位機構及びスクレーパー下降転位
機構はスプリング（１１と転位軸＜２１１とローラー持
ち上げ傾斜板（２）と無端ワイヤ（１４の駆動方向を切
換えるためのリミットスイッチ（図示せず）とよりなる
。図中（２）は枠体（１）の縦行用ローラー、Ｃ２４は
レール敷設台、（イ）は枠体（１）の縦行用モーター、
（２４は無端ワイヤ（６）のワイヤ車、（′ｒｈは雪で
ある。

この実施例では枠体（１）はそのローラー（転）によっ
て屋根（２）に敷設したレール（３）　、　（４）　、
　（５１上を移動自在とし、無端ワイヤ（６）によって
往復縦動させられる。スクレーパー　（ＩＩ）はその車
輪ｆ１２によって前後フレーム（７）　、　（８）上を
移動自在となっていて、無端ワイヤ（１４によって往復
横行駆動される。横行の途中のスクレーパー（ＩＩ）は
第４図に示す様にスプリング（１１によって反時計方向
に付勢され、除雪に伴う抵抗に打ち勝つ様にしている。

スクレーパー（！０が枠体（１）のスクレーパー横行終
端に至れば転位軸（２０のローラーρＱがローラー持ち
上げ傾斜板（４にのり上げ転位軸（２１）が外方向に傾
ぎ、スプリング（ＩＩを圧縮する。ローラー（２０がｐ
−ラー持ち上げ傾斜板（イ）を通過すれば圧縮されたス
プリング（１すによってスクレーパー（１１）がその車
軸（１３まわりに反時計方向に回転し、スクレーパー（
Ｉｔ）下端が持ち上がり、その後リミットスイッチが作
動して無端ワイヤ（１４が逆方向に移動することによっ
てスクレーパーＣ１１１は持チ上がったまま雪と接触す
ることなく円滑に左端方向に移動させられるものである
。そしてスクレーパー　＋ＩＩ）がスクレーパー横行始
端まで至ればローラー（２１）と転位軸（２υとスプリ
ングＣＩ’Ｓの作用によって前記同様にスクレーパーは
時計方向に回転され、次の右方向への横行の準備がとと
のう。この戻りの横行と同時又はその後に枠体がスクレ
ーパー（Ｉｔ）の巾より短い距離棟方向に移動し、次の
屋根の雪降しを前記同様な行程で行なう。尚横行戻り行
程、縦行行程に移る際タイマーを作動させ、所要の時間
間隔をもって繰り返す様にしている。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によｈば公道の側又は好ましい側の
屋根側端から雪を機械的に降ろすことができ危険舛がな
く安全に降雪作業がなされるという効果がある。しかも
熱を使用しないので安価なエネルギーコストで行なえる
という効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明降雪装置の実施例を示す正面図、第２図
は同平面図、第３図は同側面図、第４図（イ）　　、（
ロ）、（ハン　はスクレーパー持ち上げ行程を示す説明
図である。 （１）二枠体　　　　　（２）：屋根 ＋３）　；　（Ｊ　、　（５）　：レール（６）：無端
ワイヤ　　（１０；スクレーパー（１邊：車輪　　　　
　（１３二車軸 （１４：無端ワイヤ　　（１’Ｊ　ニスプリング（２Ｑ
：ローラー　　　Ｑｌ）二転位軸（（転）：持ち上げ傾
斜板 （２）：ローラー　　　（２カニ雪 第３図 第４図　　　２１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）屋根の左右の下り勾配面に沿って平行に伸びた∧形
   状の所要巾の枠体を屋根の棟方向に縦行自在に装置し、
   同枠体の左右方向に沿って雪を一方向に掻き集める湾曲
   したスクレーパーを横行自在に設け、同枠体のスクレー
   パー横行終端にスクレーパーの下端を上昇させるスクレ
   ーパー持ち上げ転位機構を、又枠体のスクレーパー横行
   始端にスクレーパーの下端を下降させるスクレーパー下
   降転位機構を備えてなる降雪装置。