JPS6259987B2 - - Google Patents
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- JPS6259987B2 JPS6259987B2 JP58195085A JP19508583A JPS6259987B2 JP S6259987 B2 JPS6259987 B2 JP S6259987B2 JP 58195085 A JP58195085 A JP 58195085A JP 19508583 A JP19508583 A JP 19508583A JP S6259987 B2 JPS6259987 B2 JP S6259987B2
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- Japan
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- nozzle
- sound
- pressure level
- sound pressure
- nozzle clogging
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- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 22
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 16
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 11
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 4
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 4
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 4
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B12/00—Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area
- B05B12/08—Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area responsive to condition of liquid or other fluent material to be discharged, of ambient medium or of target ; responsive to condition of spray devices or of supply means, e.g. pipes, pumps or their drive means
- B05B12/082—Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area responsive to condition of liquid or other fluent material to be discharged, of ambient medium or of target ; responsive to condition of spray devices or of supply means, e.g. pipes, pumps or their drive means responsive to a condition of the discharged jet or spray, e.g. to jet shape, spray pattern or droplet size
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B15/00—Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
- B05B15/50—Arrangements for cleaning; Arrangements for preventing deposits, drying-out or blockage; Arrangements for detecting improper discharge caused by the presence of foreign matter
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- Nozzles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、高圧の液体塗料を小径のノズルから
高速度で噴射して被塗装物を塗装するエアレス塗
装機のノズル詰まり検知方法及びその実施に使用
する検知装置に関する。
高速度で噴射して被塗装物を塗装するエアレス塗
装機のノズル詰まり検知方法及びその実施に使用
する検知装置に関する。
近年、塗装分野においては、省力化を計るため
にエアレス塗装機を用いた自動塗装システムを採
用する傾向にあるが、エアレス塗装機のノズルは
極めて小径であつて、使用する塗料によつては頻
繁にノズル詰まりを生ずることがあり、自動塗装
ラインにおいてその発見が遅れると、多量の塗装
不良が生ずることとなるため、ノズル詰まりを早
期に発見し得る方法の開発が急務となつている。
にエアレス塗装機を用いた自動塗装システムを採
用する傾向にあるが、エアレス塗装機のノズルは
極めて小径であつて、使用する塗料によつては頻
繁にノズル詰まりを生ずることがあり、自動塗装
ラインにおいてその発見が遅れると、多量の塗装
不良が生ずることとなるため、ノズル詰まりを早
期に発見し得る方法の開発が急務となつている。
ところで、塗料噴射時には塗料がノズルから高
速度で噴出することにより音波が発生し、ノズル
に目詰まりが生じると、可聴音域の音量が小さく
なることが経験的に知られているのであるが、実
際に一定の条件の下で塗料をノズルから噴出した
場合に発生する音波について、0〜50kHzの周波
数帯域にわたつて音圧レベルを測定したところ、
第2図の特性線aで示すように、0から10kHzま
での帯域では、音圧レベルが−50dBから−10dB
まで次第に増大し、10kHzから40kHzまでの帯域
では、およそ−10dBの音圧レベルを維持し、40k
Hzを超えると音圧レベルが次第に低下する特性を
示し、一方、ノズルに対して人為的に目詰まりを
生じさせて測定すると、同図の特定線bで示すよ
うに、0から10kHzまでの帯域では、音圧レベル
が−40dBから−30dBまで次第に増大し、10kHz
か30kHzまでの帯域ではおよそ−30dBの音圧レベ
ルを維持し、30kHzを超えると音圧レベルが次第
に低下する特性を示し、特に、10kHz以上の帯域
では、ノズルの目詰まりが無いときと有るときと
で音圧レベルに明確な差違が生じることが確認で
きた。
速度で噴出することにより音波が発生し、ノズル
に目詰まりが生じると、可聴音域の音量が小さく
なることが経験的に知られているのであるが、実
際に一定の条件の下で塗料をノズルから噴出した
場合に発生する音波について、0〜50kHzの周波
数帯域にわたつて音圧レベルを測定したところ、
第2図の特性線aで示すように、0から10kHzま
での帯域では、音圧レベルが−50dBから−10dB
まで次第に増大し、10kHzから40kHzまでの帯域
では、およそ−10dBの音圧レベルを維持し、40k
Hzを超えると音圧レベルが次第に低下する特性を
示し、一方、ノズルに対して人為的に目詰まりを
生じさせて測定すると、同図の特定線bで示すよ
うに、0から10kHzまでの帯域では、音圧レベル
が−40dBから−30dBまで次第に増大し、10kHz
か30kHzまでの帯域ではおよそ−30dBの音圧レベ
ルを維持し、30kHzを超えると音圧レベルが次第
に低下する特性を示し、特に、10kHz以上の帯域
では、ノズルの目詰まりが無いときと有るときと
で音圧レベルに明確な差違が生じることが確認で
きた。
従つて、ノズルから発生する音波をマイクロホ
ンで拾つて音圧レベルを測定し、その測定値が一
定値以下となつたことでノズルの目詰まりを検知
することが考えられるのであるが、実際の塗装現
場においては、ブースに設置した排気用のフアン
の音や工場内の騒音が存在し、これらがノズルか
ら発生する音波に重畳されてマイクロホンで拾わ
れ、その重畳音の音圧レベルが測定されることに
なるのであり、ちなみに、フアンの音とそれ以外
の工場内の騒音の音圧レベルを夫々独立して測定
すると、フアンの音は、第2図の特定線cで示す
ように、0から30kHzの帯域では、音圧レベルが
およそ0dBから−30dBまで次第に低下し、30kHz
を超えると音圧レベルが急激に低下するという特
性を示し、工場内の騒音は、同図の特性線dで示
すように、0から30kHzの帯域では、音圧レベル
がおよそ−45dBであり、30kHzを超えると音圧レ
ベルが急激に低下するという特性を示し、例え
ば、周波数が20kHz以下の可聴音域で重畳音の音
圧レベルを測定すると、この帯域では、フアンの
音や工場内の騒音、とりわけフアンの音の音圧レ
ベルが極めて高く、重畳音に占める割合が大きい
から、ノズルから発生する音波の音圧レベルが低
下しても、重畳音全体の音圧レベルの低下はそれ
程顕著とはならないため、ノズルの目詰まりを確
実に検知することができないことが判明した。本
発明は、第2図に示した特性線図を解析した結
果、周波数が20kHz以上の超音波帯域において、
ノズルの目詰まりの有無によつてノズルから発生
する音波の音圧レベルの差違が顕著であるととも
に、フアンの音及び工場内の騒音の音圧レベルが
低くて、重畳音内に占める割合が小さくなること
から、この超音波帯域内では、ノズルから発生す
る音波の音圧レベルの低下がそのまま重畳音の音
圧レベルの低下として明確に検知し得ることに着
目し、重畳音の音圧レベルを20kHz以上の周波数
帯域内における特定帯域に限つて測定し、その測
定値が予め定められた一定値以下となることによ
りノズルの目詰まりを検知しようとするものであ
る。
ンで拾つて音圧レベルを測定し、その測定値が一
定値以下となつたことでノズルの目詰まりを検知
することが考えられるのであるが、実際の塗装現
場においては、ブースに設置した排気用のフアン
の音や工場内の騒音が存在し、これらがノズルか
ら発生する音波に重畳されてマイクロホンで拾わ
れ、その重畳音の音圧レベルが測定されることに
なるのであり、ちなみに、フアンの音とそれ以外
の工場内の騒音の音圧レベルを夫々独立して測定
すると、フアンの音は、第2図の特定線cで示す
ように、0から30kHzの帯域では、音圧レベルが
およそ0dBから−30dBまで次第に低下し、30kHz
を超えると音圧レベルが急激に低下するという特
性を示し、工場内の騒音は、同図の特性線dで示
すように、0から30kHzの帯域では、音圧レベル
がおよそ−45dBであり、30kHzを超えると音圧レ
ベルが急激に低下するという特性を示し、例え
ば、周波数が20kHz以下の可聴音域で重畳音の音
圧レベルを測定すると、この帯域では、フアンの
音や工場内の騒音、とりわけフアンの音の音圧レ
ベルが極めて高く、重畳音に占める割合が大きい
から、ノズルから発生する音波の音圧レベルが低
下しても、重畳音全体の音圧レベルの低下はそれ
程顕著とはならないため、ノズルの目詰まりを確
実に検知することができないことが判明した。本
発明は、第2図に示した特性線図を解析した結
果、周波数が20kHz以上の超音波帯域において、
ノズルの目詰まりの有無によつてノズルから発生
する音波の音圧レベルの差違が顕著であるととも
に、フアンの音及び工場内の騒音の音圧レベルが
低くて、重畳音内に占める割合が小さくなること
から、この超音波帯域内では、ノズルから発生す
る音波の音圧レベルの低下がそのまま重畳音の音
圧レベルの低下として明確に検知し得ることに着
目し、重畳音の音圧レベルを20kHz以上の周波数
帯域内における特定帯域に限つて測定し、その測
定値が予め定められた一定値以下となることによ
りノズルの目詰まりを検知しようとするものであ
る。
以下、本発明装置の一実施例を添付図面に基づ
いて説明し、その作用の説明によつて本発明方法
の一実施例を明らかにする。
いて説明し、その作用の説明によつて本発明方法
の一実施例を明らかにする。
1は自動スプレイガンであつて、プランジヤポ
ンプやダイアフラム等の往復ポンプ3によつて圧
送された液体塗料を、ブース4内で間欠的に移送
される被塗装物aに向けてノズル2から霧状にし
て噴射するようになつており、被塗装物aがスプ
レーガン1の断面に移送されるのに同期して、ス
プレーガン1内に装着された図示しない開閉弁が
駆動部材の駆動によつて一定時間開いて塗装が施
され、飛散した霧状塗料はブース1に装備された
フアン5によつて排出されるようになつている。
ンプやダイアフラム等の往復ポンプ3によつて圧
送された液体塗料を、ブース4内で間欠的に移送
される被塗装物aに向けてノズル2から霧状にし
て噴射するようになつており、被塗装物aがスプ
レーガン1の断面に移送されるのに同期して、ス
プレーガン1内に装着された図示しない開閉弁が
駆動部材の駆動によつて一定時間開いて塗装が施
され、飛散した霧状塗料はブース1に装備された
フアン5によつて排出されるようになつている。
スプレイガン1のノズル2の近傍には、マイク
ロホン6が配設されており、このマイクロホン6
には、30kHz乃至40kHzの帯域以外の周波数の音
波を遮断する帯域フイルタが内蔵され、拾つた音
波のうちの30kHz乃至40kHzの周波数の超音波の
みを信号電流に交換するようになつており、ここ
で、30kHz乃至40kHzの範囲に特定したのは、第
2図に示すように、この特定帯域では、目詰まり
が無いときのノズルから発生する音波の音圧レベ
ルがおよそ−10dBを維持するのに対して、目結
まりしたときの音圧レベルが−30dBよりも低下
し、目詰まりの有無によつてノズルから発生する
音波の音圧レベルの差違が特に顕著となるととも
に、フアンの音及び工場内の騒音の音圧レベルが
急激に低下して、重畳音内に占める割合が著しく
小さくなるからであり、このマイクロホンの好適
な例としては、共振周波数が30kHz乃至40kHzで
あり、かつ、耐湿性に優れる圧電磁振動子を備え
た超音波セラミツクマイクロホンが挙げられる。
ロホン6が配設されており、このマイクロホン6
には、30kHz乃至40kHzの帯域以外の周波数の音
波を遮断する帯域フイルタが内蔵され、拾つた音
波のうちの30kHz乃至40kHzの周波数の超音波の
みを信号電流に交換するようになつており、ここ
で、30kHz乃至40kHzの範囲に特定したのは、第
2図に示すように、この特定帯域では、目詰まり
が無いときのノズルから発生する音波の音圧レベ
ルがおよそ−10dBを維持するのに対して、目結
まりしたときの音圧レベルが−30dBよりも低下
し、目詰まりの有無によつてノズルから発生する
音波の音圧レベルの差違が特に顕著となるととも
に、フアンの音及び工場内の騒音の音圧レベルが
急激に低下して、重畳音内に占める割合が著しく
小さくなるからであり、このマイクロホンの好適
な例としては、共振周波数が30kHz乃至40kHzで
あり、かつ、耐湿性に優れる圧電磁振動子を備え
た超音波セラミツクマイクロホンが挙げられる。
このマイクロホン6には、マイクロホン6から
送出された信号電流を増幅する増幅器7と、その
増幅信号電流が予め定められた一定振幅以下とな
るとノズル詰まり検知信号を発生する信号発生器
8が順次に接続されており、この信号発生器8
は、前記したスプレイガン1の開閉弁を開閉する
駆動部材と連継し、開閉弁が開いているときにの
み作動するようになつているとともに、信号発生
器8から信号が発生すると、被塗装物aの搬送コ
ンベアが停止するとともに開閉弁が閉じて塗料の
噴射が停止し、さらに、警報等が鳴るようになつ
ている。
送出された信号電流を増幅する増幅器7と、その
増幅信号電流が予め定められた一定振幅以下とな
るとノズル詰まり検知信号を発生する信号発生器
8が順次に接続されており、この信号発生器8
は、前記したスプレイガン1の開閉弁を開閉する
駆動部材と連継し、開閉弁が開いているときにの
み作動するようになつているとともに、信号発生
器8から信号が発生すると、被塗装物aの搬送コ
ンベアが停止するとともに開閉弁が閉じて塗料の
噴射が停止し、さらに、警報等が鳴るようになつ
ている。
次に、本実施例の作用につてい説明すると、ノ
ズル2から塗料が正常に噴射されているときに
は、第2図の特性線aで示すように、ノズル2か
ら発生する音波の30kHz乃至40kHzの特定帯域で
の音圧レベルが高く、従つて、ノズル2の近傍に
おいてフアン5の音と工場内の騒音とを加えた重
畳音の特定帯域での音圧レベルが高いが、ノズル
2に目詰まりが生じると、第2図の特性線bで示
すように、ノズル2から発生する音波の特定帯域
での音圧レベルが低下し、これに伴つて重畳音の
特定帯域での音圧レベルも低下するため、信号発
生器8へは予め定められた一定値以下の振幅の信
号電流が入力され、これによつて信号発生器8か
らノズル詰まり検知信号が発生され、被塗装物a
の搬送コンベアが停止するとともに開閉弁が閉じ
て塗料の噴射が停止し、さらに、警報が鳴つてノ
ズル詰まりを作業者に知らせるのである。
ズル2から塗料が正常に噴射されているときに
は、第2図の特性線aで示すように、ノズル2か
ら発生する音波の30kHz乃至40kHzの特定帯域で
の音圧レベルが高く、従つて、ノズル2の近傍に
おいてフアン5の音と工場内の騒音とを加えた重
畳音の特定帯域での音圧レベルが高いが、ノズル
2に目詰まりが生じると、第2図の特性線bで示
すように、ノズル2から発生する音波の特定帯域
での音圧レベルが低下し、これに伴つて重畳音の
特定帯域での音圧レベルも低下するため、信号発
生器8へは予め定められた一定値以下の振幅の信
号電流が入力され、これによつて信号発生器8か
らノズル詰まり検知信号が発生され、被塗装物a
の搬送コンベアが停止するとともに開閉弁が閉じ
て塗料の噴射が停止し、さらに、警報が鳴つてノ
ズル詰まりを作業者に知らせるのである。
なお、本実施例においては、30kHz乃至40kHz
の範囲を特定したが、20kHz以上の周波数帯域内
の他の特定帯域において、ほぼ同様の作用効果を
得ることができる。
の範囲を特定したが、20kHz以上の周波数帯域内
の他の特定帯域において、ほぼ同様の作用効果を
得ることができる。
また、本実施例においては、マイクロホン6と
して、共振周波数が30kHz乃至40kHzの狭帯域特
性を有する超音波セラミツクマイクロホンを例示
したが、音波を拾つて信号電流に変換するだけの
一般のマイクロホンを使用し、その後段に帯域フ
イルタを接続する構成としても良い。
して、共振周波数が30kHz乃至40kHzの狭帯域特
性を有する超音波セラミツクマイクロホンを例示
したが、音波を拾つて信号電流に変換するだけの
一般のマイクロホンを使用し、その後段に帯域フ
イルタを接続する構成としても良い。
上記実施例によつて具体的に説明したように、
本発明のエアレス塗装機のノズル詰まり検知方法
は、塗料噴射時にスプレイガンのノズルの近傍に
おいて、20kHz以上の周波数帯域内における超音
波の音圧レベルを測定し、その測定値が予め定め
られた一定値以下となることによりノズルの目詰
まりを検知することを要旨とするものであつて、
ノズルの近傍における音波を、ノズルの目詰まり
の有無によつてノズルから発生する音波の音圧レ
ベルの差違が明確であり、かつ、ノズルから発生
する音波以外の音波の影響力が極めて小さい20k
Hz以上の周波数帯域内の特定帯域に限つて測定
し、その測定値が一定値以下となることによりノ
ズルの目詰まりを検知するようにしたから、ノズ
ル詰まりを早期に、かつ、確実に発見でき、塗装
不良を未然に防止することができ、また、本発明
のエアレス塗装機のノズル詰まり検知装置は、エ
アレス塗装機のスプレイガンのノズルの近傍に配
置したマイクロホンを含む20kHzの周波数帯域内
における超音波のみを信号電流に変換する音波検
出装置を設け、該音波検出装置に、前記信号電流
を増幅する増幅器と、その増幅信号電流が一定値
以下となつたときにノズル詰まりの検知信号を発
生させる信号発生器を順次に接続したことを要旨
とするものであつて、上記発明方法を確実に実施
し得る効果を奏する。
本発明のエアレス塗装機のノズル詰まり検知方法
は、塗料噴射時にスプレイガンのノズルの近傍に
おいて、20kHz以上の周波数帯域内における超音
波の音圧レベルを測定し、その測定値が予め定め
られた一定値以下となることによりノズルの目詰
まりを検知することを要旨とするものであつて、
ノズルの近傍における音波を、ノズルの目詰まり
の有無によつてノズルから発生する音波の音圧レ
ベルの差違が明確であり、かつ、ノズルから発生
する音波以外の音波の影響力が極めて小さい20k
Hz以上の周波数帯域内の特定帯域に限つて測定
し、その測定値が一定値以下となることによりノ
ズルの目詰まりを検知するようにしたから、ノズ
ル詰まりを早期に、かつ、確実に発見でき、塗装
不良を未然に防止することができ、また、本発明
のエアレス塗装機のノズル詰まり検知装置は、エ
アレス塗装機のスプレイガンのノズルの近傍に配
置したマイクロホンを含む20kHzの周波数帯域内
における超音波のみを信号電流に変換する音波検
出装置を設け、該音波検出装置に、前記信号電流
を増幅する増幅器と、その増幅信号電流が一定値
以下となつたときにノズル詰まりの検知信号を発
生させる信号発生器を順次に接続したことを要旨
とするものであつて、上記発明方法を確実に実施
し得る効果を奏する。
第1図は本発明装置の一実施例の概要を示すブ
ロツク図、第2図は各種音波の周波数と音圧レベ
ルの関係を示す特性線図である。 1:スプレイガン、2:ノズル、6:マイクロ
ホン、7:増幅器、8:信号発生器。
ロツク図、第2図は各種音波の周波数と音圧レベ
ルの関係を示す特性線図である。 1:スプレイガン、2:ノズル、6:マイクロ
ホン、7:増幅器、8:信号発生器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 塗料噴射時にスプレイガンのノズルの近傍に
おいて、20kHz以上の周波数帯域内における超音
波の音圧レベルを測定し、その測定値が予め定め
られた一定値以下となることによりノズルの目詰
まりを検知することを特徴とするエアレス塗装機
のノズル詰まり検知方法。 2 エアレス塗装機のスプレイガンのノズルの近
傍に配置したマイクロフオンを含む20kHz以上の
周波数帯域内における超音波のみを信号電流に変
換する音波検出装置を設け、該音波検出装置に、
前記信号電流を増幅する増幅器と、その増幅信号
電流が一定値以下となつたときにノズル詰まりの
検知信号を発生させる信号発生器を順次に接続し
たことを特徴とするエアレス塗装機のノズル詰ま
り検知装置。 3 前記音波検出装置を、圧電磁器振動子を備え
た20kHz以上の超音波帯域内の特定周波数範囲の
音波を検知するセラミツクマイクロホンとしたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第2項記載のエア
レス塗装機のノズル詰まり検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58195085A JPS6087870A (ja) | 1983-10-18 | 1983-10-18 | エアレス塗装機のノズル詰まり検知方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58195085A JPS6087870A (ja) | 1983-10-18 | 1983-10-18 | エアレス塗装機のノズル詰まり検知方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6087870A JPS6087870A (ja) | 1985-05-17 |
JPS6259987B2 true JPS6259987B2 (ja) | 1987-12-14 |
Family
ID=16335290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58195085A Granted JPS6087870A (ja) | 1983-10-18 | 1983-10-18 | エアレス塗装機のノズル詰まり検知方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6087870A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2649484B1 (fr) * | 1989-07-06 | 1992-04-10 | Valois | Procede et dispositif pour le controle de canalisations de petit diametre telles que des gicleurs |
US6288643B1 (en) * | 1999-06-07 | 2001-09-11 | Traptec Corporation | Graffiti detection system and method of using the same |
JP4832538B2 (ja) | 2009-02-26 | 2011-12-07 | 株式会社テイエルブイ | 排出流量測定方法 |
-
1983
- 1983-10-18 JP JP58195085A patent/JPS6087870A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6087870A (ja) | 1985-05-17 |
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