JPS6259882A - 水平保持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は、揺動可能に支持されたアームと、更にこの支
持アームに回動可能に取り付けられたヘッドとを具備す
る構造物におけるヘッドの水平保持装置に関する。

［発明の技術的背景とその問題点］ 従来Ｊ二り、揺動可能に支持されたアームと、更にこの
支持アームに回動可能に取り付けられたノ＼ッドとを具
備する構造物として種々のものがある。

そしてこの種構造物におっては、ヘッドを常時水平状態
等に保持することが要求されることが多い。

その−例として第５図に医療機器であるシンチレーショ
ンカメラを示す。１は、ヘッドとしての検出器であって
、支持アーム２の先端部に支持シャフト７で回動可能に
取り付けられている。８は、検出器１の下面に設けたコ
リメータでおる。支持アーム２は、ベース６で支持した
回転リング３に回転シャフト５で揺動可能に支持されて
いる。４は検出器１と同重最のカウンターであって、支
持アーム２の他端に取り付けてあり、カウンター４の重
心から回転シャフト５までの距離が検出器１の重心から
回転シャフト５までの距離と等しくなるように取り付け
である。

したがって、検出器１とカウンター４はバランスされて
おり、支持アーム２を揺動させることによって回転リン
グ３の中心に向けて近づけたりｉＶｔしたりする対向移
動ができると共に、検出器１も支持シャフト７を中心に
回動させることができるようになっている。そして、通
常患者をコリメータ８の下方に配し、手動で検出器１を
患者と平行にして診断ずいるようになっている。

ところが以上のようなシンチレーションカメラは、検出
器１の位置を変えるために支持アーム２を傾斜させた場
合、仮想線で示すように検出器１も同様に傾いてしまう
ため、その都度手作業で検出器１を水平状態に設定し直
さなければならないという不便がおった。このため、従
来より自動的に検出器１の水平状態を保持することがで
きる装置の開発が望まれていた。

［発明の目的］ 本発明は、上記事情に基づいてなされたものであり、そ
の目的とするところは、支持アームを傾斜させた場合に
おいて、ヘッドを自動的に水平状態に保持することので
きる装置を提供することにある。

［発明の概要１ 上記目的を達成するための本発明の概要は、揺動可能に
支持されたアームと、更にこの支持アームに回動可能に
取り付けたヘッドとを具備する構造物において、前記支
持アームの揺動傾斜によるヘッドの非水平状態を感知し
て検出信号を出力するスイッチと、該スイッチの出力信
号により回転して前記ヘッドを水平状態に回動けしめる
モーターとを具備することより、モーターの作動で自動
的にヘッドを水平状態に保持することができるようにし
たことを特徴とするものである。

［発明の実施例］ 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。

第１図は、本発明の一例であるシンチレーションカメラ
を示したものであって、第５図と同一部分については同
一の符号を附しである。

９は、スイッチであって、第２図に示すように２つの水
銀スイッチ９ａ、９ｂからなり、両スイッチ９ａ、９ｂ
は、それぞれ異方向に傾斜せしめて検出器１に取り付け
である。両スイッチ９ａ。

９ｂは検出器１が水平状態にあるときいずれもＯ「Ｆで
あるが、検出器１が図７時計方向に回動したときスイッ
チ９ａがＯＮとなり、反時計方向に回動したときスイッ
チ９ｂがＯＮとなるようになっている。すなわち、検出
器１の回動に伴う水銀の移動でスイッチがＯＮ、ＯＦＦ
するｌようになっている。

１０は、モーターであって、第３図に示すように支持ア
ームの側面に取付板１３で固定されている。モーター１
０の軸にはギヤ１２ｂが固定されており、このギヤ１２
ｂが検出器１のの支持シャフト７に固定したギヤ１２ａ
と噛合っている。支持シャフト７は、検出器１にボルト
で固定されており、支持シャフト７はベアリング１１で
支持アーム２に枢支されている。そしてモーター１０は
、第４図に示すように前記スイッチ９ａ、９ｂと配線さ
れており、スイッチ９ａがＯＮのとき第１図水石回転し
、スイッチ９ｂがＯＮのとき左回転し、これら回転は、
両スイッチｇａ、ｇｂがＯＦＦになるまで回転するよう
になっている。

したがって、以上のような装置によれば、第１図示支持
アーム２を時計方向に揺動させるとスイッチ９ａがＯＮ
となってモーター１ｏが右回転し、ギア１２ａを介し支
持シャフト７が左回転して検出器１は水平状態となり、
逆に支持アーム２を反時計方向に揺動させるとスイッチ
９ｂがＯＮとなってモーター１０が左回転し、検出器１
は水平状態となる。すなわち、支持アーム２を左右いず
れにｔｇ動させた場合でも、検出器１は水平状態に保持
されるようになっている。

以上、本発明の一実施例について説明したが本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範
囲内で適宜に変形実施が可能であることはいうまでもな
い。

［発明の効果］ 以上詳述したように本発明によれば、スイッチによりヘ
ッドの非水平状態を感知し、これによってモーターを作
動せしめて自動的にヘッドを水平１状態に保持すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明水平保持装置を採用したシン４図は、
スイッチとモータの概略配線図、第５図は、従来装置の
側面図である。 １・・・ヘッド、２・・・支持アーム、９・・・スイッ
チ１０・・・モーター。 代理人　弁理士　　則　近　憲　化 量　　大胡典夫 第１図 第２図 ９ｂ　　　　　　　　　　９ａ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 揺動可能に支持されたアームと、更にこの支持アームに
   回動可能に取り付けられたヘッドとを具備する構造物に
   おいて、前記支持アームの揺動傾斜によるヘッドの非水
   平状態を感和して検出信号を出力するスイッチと、該ス
   イッチの出力信号により回転して前記ヘッドを水平状態
   に回動せしめるモーターとを具備することを特徴とする
   水平保持装置。