JPS625951A - 新規なチオ尿素誘導体 - Google Patents
新規なチオ尿素誘導体Info
- Publication number
- JPS625951A JPS625951A JP12489985A JP12489985A JPS625951A JP S625951 A JPS625951 A JP S625951A JP 12489985 A JP12489985 A JP 12489985A JP 12489985 A JP12489985 A JP 12489985A JP S625951 A JPS625951 A JP S625951A
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- JP
- Japan
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- action
- formula
- group
- compound shown
- lower alkyl
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- Pending
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Pyridine Compounds (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は医薬品及び農園芸用薬品として有用な新規なチ
オ尿素誘導体に関するものである。
オ尿素誘導体に関するものである。
従−米p−袴j1
チオ尿素誘導体に関しては、1.B、Simon、 Z
hur。
hur。
0bshcher、 Khim、、 21.1537
−40 (1951)及び特開昭56−32460等
に報告されているが、これらは一般式 (式中、R′は水素原子又は5−ハロゲノ−2−ピリジ
ル基)で表わされるものであり、R’−NH−としてグ
リシン、ロイシン、システィン及びチロシン等のアミノ
酸残基を有する誘導体については全く開示がなく、それ
を示唆する記載もない。又それらは農園芸用薬品として
の有用性のみしか開示されておらず、医薬品としての有
用性については全く示されていない。
−40 (1951)及び特開昭56−32460等
に報告されているが、これらは一般式 (式中、R′は水素原子又は5−ハロゲノ−2−ピリジ
ル基)で表わされるものであり、R’−NH−としてグ
リシン、ロイシン、システィン及びチロシン等のアミノ
酸残基を有する誘導体については全く開示がなく、それ
を示唆する記載もない。又それらは農園芸用薬品として
の有用性のみしか開示されておらず、医薬品としての有
用性については全く示されていない。
発明が解決しようとする問題点
本発明はアシルクロライドより導かれるアシルイソチオ
シアネートとアミノM誘導体とを反応させることによっ
て新規なチオ尿素誘導体を合成することを目的としてい
る。さらに免疫異常に基づく疾患と考えられる慣性関節
リウマチあるいは炎症、喘息、高血圧、血栓及び糖尿病
の治療剤又溢血動物用の抗菌剤及び農園芸用薬品として
有用な新規チオ尿素誘導体を見出すことを目的としてい
る。
シアネートとアミノM誘導体とを反応させることによっ
て新規なチオ尿素誘導体を合成することを目的としてい
る。さらに免疫異常に基づく疾患と考えられる慣性関節
リウマチあるいは炎症、喘息、高血圧、血栓及び糖尿病
の治療剤又溢血動物用の抗菌剤及び農園芸用薬品として
有用な新規チオ尿素誘導体を見出すことを目的としてい
る。
問題を解決するための手段
本発明は下記一般式<1)で表わされる新規なチオ尿素
誘導体に関するものである。
誘導体に関するものである。
(式中、X、Y、R及びRは前記と同じ意味を有する)
上記一般式(1)について更に具体的に説明すると、Y
の低級アルキル基とはメチル基、エチル基、n−プロピ
ル基、イソプロピル基、n−ブチル基及びイソブチル基
等を、Yの低級アルコキシ基とはメトキシ基、エトキシ
基、n−プロポキシ基、n−ブトキシ基及びインブトキ
シ基等を、Yのハロゲン原子とは弗素原子、塩素原子、
臭素原子及び沃素原子を、Pは水素原子、メチル基、イ
ソプロピル基、イソブチル基、ヒドロキシメチル基、p
−ヒドロキシベンジル基、メルカプトメチル基、2−メ
チルチオエチル基、メトキシカルボニルメチル基、メト
キシカルボニルエチル基及びインドリルメチル基等を、
Rの低級アルキル基とはメチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、イソプロピル基、n−ブチル基及びイソブチル
基等を意味する。尚、前記本発明の化合物は製剤特性の
向上、例えば溶解性改善、安定化、パイオアベラビリテ
ィの向上環をはかる目的で、α、β、γ等のシクロデキ
ストリンで包接し用いることができる。
の低級アルキル基とはメチル基、エチル基、n−プロピ
ル基、イソプロピル基、n−ブチル基及びイソブチル基
等を、Yの低級アルコキシ基とはメトキシ基、エトキシ
基、n−プロポキシ基、n−ブトキシ基及びインブトキ
シ基等を、Yのハロゲン原子とは弗素原子、塩素原子、
臭素原子及び沃素原子を、Pは水素原子、メチル基、イ
ソプロピル基、イソブチル基、ヒドロキシメチル基、p
−ヒドロキシベンジル基、メルカプトメチル基、2−メ
チルチオエチル基、メトキシカルボニルメチル基、メト
キシカルボニルエチル基及びインドリルメチル基等を、
Rの低級アルキル基とはメチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、イソプロピル基、n−ブチル基及びイソブチル
基等を意味する。尚、前記本発明の化合物は製剤特性の
向上、例えば溶解性改善、安定化、パイオアベラビリテ
ィの向上環をはかる目的で、α、β、γ等のシクロデキ
ストリンで包接し用いることができる。
次に本発明の化合物の製造法について述べる。
本発明の化合物は次に記載する方法によって収率よく得
ることができるが、これらの製造法は一例にすぎず、当
然他の化学的類似法によっても製造できるものである。
ることができるが、これらの製造法は一例にすぎず、当
然他の化学的類似法によっても製造できるものである。
製造法
(式中、X、 Y、 R’及びR2は前記と同じ意味を
有する) 一般式(TI)で表わされる化合物と一般式(1)で表
わされる化合物をアセトン、クロロホルム。
有する) 一般式(TI)で表わされる化合物と一般式(1)で表
わされる化合物をアセトン、クロロホルム。
テトラヒドロフラン、ベンゼン等の有機溶媒中、0〜2
00℃好ましくは40〜160℃にて1〜4時間反応さ
せた後、一般式(IV)で表わされる化合物のアセトン
、クロロホルム、テトラヒドロフラン、ジメチルホルム
アミド等の溶媒を加え、0〜200℃好ましくは40〜
160℃にて1〜4時間反応させることにより、目的物
(1)を得ることができる。
00℃好ましくは40〜160℃にて1〜4時間反応さ
せた後、一般式(IV)で表わされる化合物のアセトン
、クロロホルム、テトラヒドロフラン、ジメチルホルム
アミド等の溶媒を加え、0〜200℃好ましくは40〜
160℃にて1〜4時間反応させることにより、目的物
(1)を得ることができる。
作用
本発明の新規チオ誘導体は炎症、喘息、高血圧に対し顕
著な抑制作用を示し、又血糖低下作用及び血小板凝集抑
制作用も示した。
著な抑制作用を示し、又血糖低下作用及び血小板凝集抑
制作用も示した。
さらに抗菌作用、殺菌作用、駆虫作用及び除草作用も有
しており、毒性面でも極めて優れた特性を示した。
しており、毒性面でも極めて優れた特性を示した。
害」1捗
以下に実施例を示し本発明を更に具体的に説明するが、
勿論、本発明はこれらの実施例にのみ限定されるもので
はない。
勿論、本発明はこれらの実施例にのみ限定されるもので
はない。
実施例1
チオシアン酸カリウム2gをアセトン30m1に熔かし
、ニコチン酸クロライド2.8gを加え1時間還流した
。さらにバリンメチルエステル塩酸塩3.4g、)リエ
チルアミン2.8mlをジメチルホルムアミド20m1
に加えた混合物と共に2時間還流後、反応物を氷水40
01に加え、析出した結晶を濾取、水洗い、乾燥。メタ
ノールより再結晶し、淡黄色針状晶のN−1−イソプロ
ピル−1−メトキシカルボニルメチル−N−ニコチノイ
ルチオウレア3.3gを得た。
、ニコチン酸クロライド2.8gを加え1時間還流した
。さらにバリンメチルエステル塩酸塩3.4g、)リエ
チルアミン2.8mlをジメチルホルムアミド20m1
に加えた混合物と共に2時間還流後、反応物を氷水40
01に加え、析出した結晶を濾取、水洗い、乾燥。メタ
ノールより再結晶し、淡黄色針状晶のN−1−イソプロ
ピル−1−メトキシカルボニルメチル−N−ニコチノイ
ルチオウレア3.3gを得た。
この物質の融点、質量分析値及び元素分析値は次の通り
であった。
であった。
融 点 117〜119℃
質量分析値 M295
元素分析値 C13■17N303S1計算値 C:
52.87 u: 5.80 N: 14.23実測値
C:52.95 H: 5.82 N: 14.21
実施例2 チオシアン酸カリウム2gをアセトン30n+1に溶か
し、ニコチン酸クロライド2.8gを加え、1時間還流
。さらにロイシンメチルエステル塩酸塩3.6g、)リ
エチルアミン2.8mlをジメチルホルムアミド20m
1に加えた混合物と共に2時間還流後、反応物を氷水4
00m1に加え、析出した結晶を濾取、水洗い、乾燥。
52.87 u: 5.80 N: 14.23実測値
C:52.95 H: 5.82 N: 14.21
実施例2 チオシアン酸カリウム2gをアセトン30n+1に溶か
し、ニコチン酸クロライド2.8gを加え、1時間還流
。さらにロイシンメチルエステル塩酸塩3.6g、)リ
エチルアミン2.8mlをジメチルホルムアミド20m
1に加えた混合物と共に2時間還流後、反応物を氷水4
00m1に加え、析出した結晶を濾取、水洗い、乾燥。
メタノールより再結晶し、淡黄色針状晶のN−1−イソ
ブチル−1−メトキシカルボニルメチル−N−ニコチノ
イルチオウレア2,1gを得た。
ブチル−1−メトキシカルボニルメチル−N−ニコチノ
イルチオウレア2,1gを得た。
化学構造式
%式%
この物質の融点、質量分析値及び元素分析値は次の通り
であった。
であった。
融 点 115.5〜117℃質量分析値
M+309 元素分析値 CILIH19N303Sl計算値 C
: 54.35 II: 6.19 N: 13.58
実測値 C: 54.20 H: 6.28 NF 1
3.56実施例3〜11 前記実施例の方法に準じて、以下の化合物を合成した。
M+309 元素分析値 CILIH19N303Sl計算値 C
: 54.35 II: 6.19 N: 13.58
実測値 C: 54.20 H: 6.28 NF 1
3.56実施例3〜11 前記実施例の方法に準じて、以下の化合物を合成した。
窺週!i1(
本願発明のチオ尿素誘導体は、顕著な免疫llIg整作
用、血糖低下作用、消炎作用、血小板新築抑制作用、利
尿作用、血圧降下作用、抗菌作用及び駆虫作用等の薬理
効果を有するものである。従って抗喘息剤、抗リウマチ
剤、抗炎症剤、抗血栓剤。
用、血糖低下作用、消炎作用、血小板新築抑制作用、利
尿作用、血圧降下作用、抗菌作用及び駆虫作用等の薬理
効果を有するものである。従って抗喘息剤、抗リウマチ
剤、抗炎症剤、抗血栓剤。
利尿剤、抗高血圧剤、糖尿病の治療剤及び抗菌。
駆虫剤等の医薬品及び農園芸用薬品として、産業上有用
な化合物である。
な化合物である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは−CH−又は−N−原子を、Yは水素原子
、ハロゲン原子及び低級アルコキシ基を、R^1は水素
原子、低級アルキル基、置換ベンジル基、アルキルチオ
アルキル基、メルカプトアルキル基、ヒドロキシアルキ
ル基、アルコキシカルボニルアルキル基及びインドリル
メチル基を、R^2は低級アルキル基を意味する)で表
わされるチオ尿素誘導体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12489985A JPS625951A (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | 新規なチオ尿素誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12489985A JPS625951A (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | 新規なチオ尿素誘導体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS625951A true JPS625951A (ja) | 1987-01-12 |
Family
ID=14896858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12489985A Pending JPS625951A (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | 新規なチオ尿素誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS625951A (ja) |
-
1985
- 1985-06-07 JP JP12489985A patent/JPS625951A/ja active Pending
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
COLLECTION CZECHOSLOV.CHEM.COMMUN=1980 * |
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