JPS6259027B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はシート材料の取扱い、殊に連続搬出の
平判断裁機をじか積みに、またはスキツド積みに
切り換える装置に関するものである。

断裁されたシート材料、ことに裁断された平判
紙を搬出コンベヤ装置に沿つて、順次集積機構部
へ搬送しここで山積みする平判断裁機は既に知ら
れている。典型的な山積み装置では、シート材料
の山が高くなるにつれ次第に下降する往復動可能
な台またはテーブルの上にシート材料を積み重ね
ることを可能とするものである。積み重ねたシー
トの山は次いで包装又は箱詰め場所へと運ばれ
る。

断裁した平判紙は典型的には２つの形式で山積
みされ包装される。すなわち第１にはじか積みで
ある。平判紙の複数の連（ream）すなわち箱詰
め寸法の山積みが搬送コンベヤベルトの上へ直接
積み重ねられる。この山積みはふつう最大25cm
（10インチ）位の高さ、約72Kg（160ポンド）の重
さになる。コンベヤベルトは有効にシートの山積
みを包装場所へ運ぶことができる。

また更に大量のシートの山積み方式も従来方式
のものである。これらの場合、山積みシートは高
さが150cm（60インチ）、重量が数千Kg（数千ポン
ド）に達する。これら大量の山積みはパレツトの
上に積み重ねられねばならないし、ふつうスキツ
ド積みと呼ばれている。スキツド積みでは空のパ
レツトは山積み区域にある往復式の台の上におか
れている。パレツトが荷積みが終わつた後、通常
フオークリフトトラツクで、包装場所へ搬送のた
め取り出され、山積みサイクルを繰り返すために
空のパレツトで置き換えられる。

従来は、じか積み又はスキツド積みの何れかを
採用した単機能の平判断裁機を用いている。ひと
つの平判断裁機でじか積みとスキツド積みとの両
機能を持たすためには、山積み区域にふたつの異
なつた型式の昇降テーブルを設けなければならな
い。これらの昇降テーブルはふつうは平判紙の山
積みが大きくなるに従い徐々に下がるパンタグラ
フ式の昇降テーブルである。じか積みの荷重条件
は、平判紙のスキツド積みの条件と非常に異なる
ため、違つた昇降テーブルが必要なのである。こ
のような異なつた種類の昇降テーブルを採用する
ことによつて提起される問題は、作業者の安全を
損なわない場所に不使用の昇降テーブルを格納し
ている間に、他の昇降テーブルへ容易に切換えが
できることであり、また作業者が山積み区域へ立
入るのに安全性が確保されること、すなわちこれ
によつて搬出コンベヤシステムが効率よく操業が
できることである。この問題は本発明で解決され
るものである。

すなわち本発明の目的は、平判紙をパレツトの
上に大きな山に積むスキツド積み作業と平判紙を
テーブルトツプ部分の上に小さな山に積むじか積
み作業とに平判断裁機を自動的に切換える装置に
おいて、次々に流れて来る平判紙を集積区域に積
み重ねる搬出コンベヤ装置と、前記集積区域にわ
たつて横方向に延在する案内軌道装置と、スキツ
ド積み作業の間前記集積区域へまたは該集積区域
から脱離するようにと前記案内軌道装置に沿つて
移動されるように装架した１対のスキツド昇降テ
ーブルと、前記テーブルトツプ部分を有し、スキ
ツド積み作業の間の前記搬出コンベヤ装置の下方
の休止位置とじか積み作業の間の前記集積区域に
おける作業位置との間を側方に移動できるように
装架されたひとつのじか積みテーブルと、このじ
か積みテーブルから小さな山に積んだ平判紙を側
方に搬出せしめる供給コンベヤ装置とを包含し、
じか積み作業の間は前記両スキツド昇降テーブル
を前記集積区域から完全に脱離移動せしめる一
方、スキツド積み作業の間は前記じか積みテーブ
ルを前記荷を積んだ位置へと完全に脱離せしめる
ようにしたことを特徴とする、平判断裁機の自動
切換装置にある。

第１図及び第２図は本発明による平判断裁機Ｍ
を示す。平判紙は平判断裁機Ｍの上流部分（図示
せず）において連続ウエブから裁断され、搬出コ
ンベヤ装置１０によつて順次下流側の平判紙搬出
区域１１へと運ばれる。搬出コンベヤ装置は好適
には一連の平行なコンベヤテープ又はベルトの形
式のものとする。搬出区域では、平判紙はけり出
しコンベヤ装置１２を通り、集積区域１３で山積
みされる。平判断裁機Ｍは所定の生産運転時に、
平判紙を連又は箱詰め寸法で山積みするか、又は
スキツド積みの寸法で山積みするか、いずれかで
連続的に集積を行なうのに適合せしめてある。

車輪２３で支持された２台の大型重荷重用のス
キツド昇降テーブル１６，１７が往復する案内軌
道装置１５を収納する長いピツト１４が集積区域
１３を横断して延びている。スキツド昇降テーブ
ル１６，１７のそれぞれは集積区域１３へ入つた
位置とその片側へ出た位置との間を適当な手段
（図示せず）で移動せしめ得る。平判断裁機Ｍの
スキツド積みモードの作業中は、第２図で符号１
６で示すような一方のスキツド昇降テーブルが集
積区域内に位置している。スキツドすなわちパレ
ツト１８はスキツド昇降テーブル１６の垂直方向
に移動可能なテーブルトツプ部分１９の上に置か
れている。このテーブルトツプ部分１９は昇降テ
ーブル基部２０の上方の位置にある集積区域１３
へ入り、ここで平判紙がパレツト１８の上に積み
重ねられスキツド積みの山Ｓを形成する。テーブ
ルトツプ部分１９は平判紙の山がパレツト上に山
積みされるに従つて次第に下降する。テーブル基
部２０とテーブルトツプ部分１９とをつなぐのは
対向する一対の液圧式パンタグラフ式の昇降部材
２１，２２であつて、これら昇降部材が従来周知
の方法でテーブルトツプ部分の昇降を行なうので
ある。

他方のスキツド昇降テーブル１７は上述のスキ
ツド昇降テーブル１６と同じ構造のものであり、
同じように作動する。スキツド昇降テーブル１６
が集積区域１３内に位置している時、空のパレツ
ト１８′をスキツド昇降テーブル１７のテーブル
トツプ部分の上に置き、これを平判紙を受け入れ
始める最初の位置へともち上げる。このようにし
て平判紙を積み重ねてゆき、予定の高さのスキツ
ド積みの山となると、スキツド昇降テーブル１６
は集積区域から引き出されてピツト１４の対応す
る対向端部へ戻る。この平判紙を山積みしたスキ
ツド昇降テーブル１６が集積区域から引き出され
ると、他方のスキツド昇降テーブル１７が集積区
域１３へ入り、空のパレツト１８′上へ平判紙積
みを開始する。

テーブルトツプ部分１９はピツト１４の周囲の
床面とほゞ同一の高さとなるように位置決めさ
れ、この位置でフオークリフトトラツクが山積み
完了のパレツト１８にそのフオークをさし込み、
これを梱包ステーシヨンへ運ぶ。次いで、ひとつ
の空のパレツトをこのスキツド昇降テーブル１６
のテーブルトツプ部分１９上に置き、これを平判
紙受取り開始の高さ位置までもち上げる。スキツ
ド積みの山がスキツド昇降テーブル１７によつて
担持されるパレツト１８′上に積まれると、次の
サイクルがくり返されることになるが、この時に
はスキツド昇降テーブルが反対の方向へと移動せ
しめられ、スキツド積みの山を乗せたパレツト１
８′はピツト１４の反対側の端部へ行き、次いで
スキツド昇降テーブル１６が集積区域へと進入す
るのである。

このようにして、スキツド積みのモードでは、
上述のふたつのスキツド昇降テーブル１６，１７
がピツト１４内の案内軌道装置１５上をシヤトル
式に行つたり来たりして、平判紙のスキツド積み
とその搬出とをほとんど連続的に行なうことを可
能としている。スキツド積みモードからじか積み
モードへ切換えるには、スキツド昇降テーブル１
６，１７をピツト１４のそれぞれの対向端部へと
移動せしめ、次いでどちらのスキツド昇降テーブ
ルのテーブルトツプ部分も周囲の床面に実質的に
面一となる高さまで低めるのである。このように
することは、じか積み作業中、集積区域１３のい
ずれの側部においてもピツトの穴が開いている危
険性をなくすことになる。ピツトの穴が露出して
いると作業員の安全が確保できないことは云うま
でもない。

搬出コンベヤ装置１０の下方には側方へ動ける
じか積みフレーム３０がある。このじか積みフレ
ームはその先導端に隣接する比較的軽量で小型か
つ高速のじか積みテーブル３１と搬出コンベヤ系
統３２とを担持している。じか積みフレーム３０
は横方向に対向する側面部分３８，３９（第４
図）から形成されている。第１図および第３図に
示すように、このじか積みフレーム３０は前後方
向へと移動可能で、これによりじか積みテーブル
３１を集積区域１３へともち来たらすのである。

平判紙搬出区域１１の一方の側方には横方向に
向いた静止の供給コンベヤ装置３４（第１図）が
配設してある。この供給コンベヤ装置３４はじか
積みの平判紙を箱詰めする箱詰めステーシヨン
（図示せず）に通じる。じか積みフレーム３０が
その作動位置すなわち集積区域１３内でじか積み
昇降テーブル３１と共に前進位置にあると、搬出
コンベヤ系統３２の後方の側縁は供給コンベヤ３
４の自由端と協働関係となる。このようにして、
じか積みテーブル３１で集積したじか積み平判紙
は搬出コンベヤ装置３２へ移され、この搬出コン
ベヤ装置３２から供給コンベヤ装置３４へ導かれ
て、最後に梱包される。搬出コンベヤ装置３２お
よび供給コンベヤ装置３４はそれぞれ一連の平行
で間のあいたコンベヤベルトを包含し、このコン
ベヤベルトによつてじか積みの平判紙を箱詰めス
テーシヨンへと移送するのである。

第３図において、じか積みテーブル３１は、じ
か積みフレーム３０に固定したテーブル基部部分
３５と垂直方向に動けるテーブルトツプ部分３６
とを包含する。このテーブルトツプ部分３６の上
に平判紙のじか積みの山Ｐが集積区域１３におい
て積み重ねられる。パンタグラフ式の昇降装置３
７がテーブル基部部分３５とテーブルトツプ部分
３６との間に適宜取付けてあり、従来周知のよう
にしてテーブルトツプ部分を昇降せしめる。テー
ブルトツプ部分３６は好適には一連の平行な、間
隔を隔てたプラツトフオーム面を包含するものと
する。これらのプラツトフオーム面は搬出コンベ
ヤベルト間のスペース間にはまり、じか積みの山
がテーブルトツプ部分３６上にたまると、テーブ
ルトツプ部分３６を搬出コンベヤベルトのレベル
まで低くすることにより、じか積みの平判紙は搬
出コンベヤベルトに移送せしめられる。じか積み
の山が搬出コンベヤ装置３２にそつて集積区域１
３の外方へと移された後、テーブルトツプ部分３
６は再びもち上げられ、次のじか積みの山を集積
してサイクルをくり返すこととなる。

じか積みフレーム３０が集積区域１３へ出入す
る動きは第４図ないし第６図に示す装置類によつ
て果たされる。テーブル基部部分３５の前部およ
び後部部分は横断方向に延在する棒部材４０，４
１に固定せしめてある。これらの棒部材４０，４
１はじか積みフレーム３０の側面部分３８，３９
の下方に形成した間隔を隔てて平行する案内レー
ル４２，４３間に延在している。じか積みフレー
ム３０の全長に沿つて一組の案内ローラ対４４，
４５が配設してある。これら案内ローラ対は同じ
構造のもので、それぞれ上部ローラ４６および下
部ローラ４７を有し、その間に、第５図において
案内ローラ対４４について例示したように、じか
積みフレーム３０の対応案内レール４２を支持し
ている。案内ローラ対の上部ローラと下部ローラ
のそれぞれは自由に回転でき、対応する軌道レー
ルがその間で動けるように支持している。後退位
置においてじか積みフレーム３０の前端部の下方
に位置するのは、さらに１対の案内ローラ４８，
４９である。これらの案内ローラは自由に回転で
き、対応する案内レール４２，４３を動かすので
ある。

適宜の可逆モータ装置５１で駆動されるねじ式
駆動装置５０はじか積みフレーム３０を搬出区域
１１の直下の後退位置と集積区域１３へ延び出し
た作業位置とを占めるように駆動する。このねじ
式駆動装置５０は、前端部においては平判断裁機
の静止のフレーム部材５４上に支持された軸受ハ
ウジング５３（第４図）と、後端部においては駆
動連結ハウジング５５との間で回転支持されてい
る。ねじ軸５２に嵌めてあるのは螺合して動ける
ナツト部材５６である。このナツト部材５６は連
結用ブラケツト５７内に遊びをもつて収容されて
おり、連結用ブラケツト５７は第６図に示すよう
にたとえば溶接によつて、じか積みテーブル３１
のための後部支持の棒部材４０に固定してある。

このような機構によつてじか積みフレーム３０
はその作業位置に前進せしめられ、従つてじか積
みテーブル３１は集積区域１３に配置される。こ
れはねじ軸５２が回転してナツト部材５６が前方
に進むからである。この移動の間じか積みフレー
ム３０の先導端はこれが集積区域に進むに従つて
片持ち梁の状態となる。じか積みフレーム３０の
自由な前端部を横切つて延在しているのが横方向
の直立壁部材６０である。この直立壁部材６０に
は前方に突出する斜切支持部材６１が形成してあ
る。じか積みフレーム３０が第３図に示すように
一杯に延び出した位置に達すると、この斜切支持
部材６１は対応する静止の斜切停止面６２と衝合
する。この斜切停止面６２は集積区域１３の一番
遠い端部に配置してあり、作用中はじか積みテー
ブル３１および搬送コンベヤ系統３２をしつかり
と支持する。スキツド積み保護板７０は、スキツ
ド積みモード中集積区域１３内でパレツト縁部を
案内すると共にじか積みフレーム３０の先導端が
パレツト縁部に接触するのを防止するために用い
られるものであつて、けり出しコンベヤ装置１２
の下方に延在している。第７図ないし第９図にお
いて示すようにスキツド積み保護板７０は横方向
に延びる基部部分７１を包含する。この基部部分
７１はその両端部で固定ピン装置７２，７３によ
り機械の下部フレーム部分５４に枢動可能に装架
してある。一連の平行かつ間隔を隔てた直立棒部
材７４が、水平の基部部分７１から上方に延在し
ている。横方向保護条片７５がスキツド積み保護
板の上端部に隣接するところで直立棒部材７４の
前面を横切つて配設してある。この横方向保護条
片７５は下端部を直立棒部材７４に取付けてあ
り、スキツド積み保護板７０の面から集積区域の
方向にわずか外方に傾いた直立自由端部を形成し
ている。直立棒部材７４はそれらの上端部が頂部
ブラケツト７６で一緒に連結されている。この頂
部ブラケツト７６は、スキツド積み保護板７０の
直立位置において、けり出しコンベヤ装置のロー
ラの直下で平判断裁機Ｍに設けた横方向に延びる
フレーム横桁７７に当接する。第８図および第９
図に示すようにフレーム横桁７７に沿つて一連の
短い垂直方向に延びる保護キヤツプ部材７８が設
けてある。これらの保護キヤツプ部材７８は好適
にはたとえばナイロンのような弾性材料で形成す
る。横方向保護条片７５の自由端部には一連の平
行かつ間隔を隔てた舌状要素７９が形成されてお
り、これがフレーム横桁７７の前面に当接して、
スキツド積み保護板７０がその垂直方向作動位置
にある時の停止位置として作用する。すなわち舌
状要素７９は、スキツド積み保護板７０を直立せ
しめた時弾性のある保護キヤツプ部材７８の前面
と実質的に面一となる、その結果保護キヤツプ部
材７８と横方向保護条片７５が、集積区域１３の
上部領域に隣接するスキツド積みパレツトのため
の保護当接面として作用するのである。

じか積みフレーム３０をじか積みモード中集積
区域１３内にもち来たらすために、スキツド積み
保護板７０と側面部分３８，３９との間に接続さ
れている枢動リンク機構８０は、じか積みテーブ
ル３１が集積区域１３へ入つた時スキツド積み保
護板７０を、そのスキツド積み作業のための直立
作動位置からじか積みテーブル３１の下方の水平
荷積み位置へと動かす。この直立作動位置と水平
荷積み位置との間のスキツド積み保護板７０の動
きは第７図に示してある。枢動リンク機構８０は
１対のリンク棒８１，８２を包含する。これらの
リンク棒はじか積みフレーム３０の前端部におい
てスキツド積み保護板７０と対向するフレームの
側面部分との間に丁番接続してある。リンク棒８
１，８２は、スキツド積み保護板７０の対応する
対向側面においてそれぞれ適宜のピン手段８３，
８４によつて枢動的に連結されている。これらピ
ン手段８５，８６はまた各リンク棒８１，８２を
じか積みフレーム３０の対向する側面部分に枢動
的に連結する。しかしながら、リンク棒のこの端
部には、長手方向に延びるスロツト８７が設けら
れている。これらのリンク棒はバイアス手段また
はばね８８を有する。これらのばね８８は対応す
るピン接続に作用し、スキツド積み保護板７０が
その直立位置から荷を積んだ位置へと向かうにつ
れ、リンク棒に対してピン手段の若干の移動を許
容する。

第７図に示すように、リンク棒８１，８２はじ
か積みフレーム３０がスキツド積み作業中その後
退位置にある時、じか積みフレーム３０とスキツ
ド積み保護板７０との間の対角線的に延在する。
じか積みテーブル３１がじか積み作業のために集
積区域へと前方にもち来たらされるにつれ、リン
ク棒８１，８２をスキツド積み保護板７０を固定
ピン装置７２，７３を中心として枢動せしめ、こ
れによりスキツド積み保護板７０をじか積みフレ
ーム３０の先導する直立壁部材６０の前方におい
て低めるのである。第３図に示すように、じか積
みテーブル３１が集積区域１３内に一杯に延び出
されると、リンク棒８１，８２は、じか積みテー
ブル３１の下方のスキツド積み保護板７０をピツ
ト１４を横切る実質的に水平の位置へもち来たら
す。

じか積み作業からスキツド積み作業に切換える
には、ねじ式駆動装置５０の回転を逆転せしめ
て、じか積みテーブル３１と搬出コンベヤ装置３
２とを搬出コンベヤ装置１０の下でじか積みフレ
ーム３０の休止位置へと後方に動かす。この移動
が生ずると、スキツド積み保護板７０は第７図に
点線で示す運動によりその下降位置からその作動
直立位置へと上方にもち来たされる。

以上本発明を、図面に例示したその好適な実施
例について詳述したが、本発明はこの特定の実施
例に限定されるものではなく、本発明の精神を逸
脱しないで幾多の変化変形がなし得ることはもち
ろんである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による平判断裁機の集積区域の
概略切断平面図、第２図は第１図の線−に沿
い切つた一部概略横断面図、第３図はじか積み方
式での集積区域の一部概略切断横断面図、第４図
は第２図の線−に沿い切つた一部概略横断面
図、第５図は第４図の線−に沿い切つた部分
横断面図、第６図は第４図の線−に沿い切つ
た部分横断面図、第７図はじか積みテーブルの移
動を説明する一部概略切断横断面図、第８図は第
２図の線−に沿い切つた一部概略横断面図、
第９図は第８図の線−に沿い切つた部分横断
面図である。 １０……搬出コンベヤ装置、１１……平判紙搬
出区域、１２……けり出しコンベヤ装置、１３…
…集積区域、１４……ピツト、１５……案内軌道
装置、１６，１７……スキツド昇降テーブル、１
８，１８′……パレツト（スキツド）、１９……テ
ーブルトツプ部分、２０……昇降テーブル基部、
２１，２２……液圧式はさみ型の昇降部材、２３
……車輪、３０……じか積みフレーム、３１……
じか積みテーブル、３２……搬出コンベヤ系統、
３４……供給コンベヤ装置、３５……テーブル基
部部分、３６……テーブルトツプ部分、３７……
昇降装置、３８，３９……側面部分、４０，４１
……棒部材、４２，４３……レール、４４，４５
……案内ローラ対、４６……上部ローラ、４７…
…下部ローラ、４８，４９……案内ローラ、５０
……ねじ式駆動装置、５１……可逆モータ装置、
５２……ねじ軸、５３……軸受ハウジング、５４
……下部フレーム部材、５５……駆動連結ハウジ
ング、５６……ナツト部材、６０……直立壁部
材、６１……斜切支持部材、６２……斜切停止
面、７０……スキツド積み保護板、７１……基部
部分、７２，７３……固定ピン装置、７４……直
立棒部材、７５……横方向保護条片、７６……頂
部ブラケツト、７７……フレーム横桁、７８……
保護キヤツプ部材、７９……舌状要素、８０……
枢動リンク機構、８１，８２……リンク棒、８
３，８４，８５，８６……ピン手段、８７……ス
ロツト、８８……ばね、Ｍ……平判断裁機、Ｐ…
…じか積みの山、Ｓ……スキツド積みの山。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 平判紙をパレツトの上に大きな山に積むスキ
   ツド積み作業と平判紙をテーブルトツプ部分の上
   に小さな山に積むじか積み作業とに平判断裁機を
   自動的に切換える装置において、次々に流れて来
   る平判紙を集積区域に積み重ねる搬出コンベヤ装
   置と、前記集積区域にわたつて横方向に延在する
   案内軌道装置と、スキツド積み作業の間前記集積
   区域へまたは該集積区域から脱離するように前記
   案内軌道装置に沿つて移動されるように装架した
   １対のスキツド昇降テーブルと、前記テーブルト
   ツプ部分を有し、スキツド積み作業の間の前記搬
   出コンベヤ装置の下方の休止位置とじか積み作業
   の間の前記集積区域における作業位置との間を側
   方に移動できるように装架されたひとつのじか積
   みテーブルと、このじか積みテーブルから小さな
   山に積んだ平判紙を側方に搬出せしめる供給コン
   ベヤ装置とを包含し、じか積み作業の間は前記両
   スキツド昇降テーブルを前記集積区域から完全に
   脱離移動せしめる一方、スキツド積み作業の間は
   前記じか積みテーブルを前記休止位置へと完全に
   脱離せしめるようにしたことを特徴とする、平判
   断裁機の自動切換装置。