JPS625873Y2 - - Google Patents

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JPS625873Y2
JPS625873Y2 JP16162082U JP16162082U JPS625873Y2 JP S625873 Y2 JPS625873 Y2 JP S625873Y2 JP 16162082 U JP16162082 U JP 16162082U JP 16162082 U JP16162082 U JP 16162082U JP S625873 Y2 JPS625873 Y2 JP S625873Y2
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JP
Japan
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rod
cylinder
piston
hole
case
Prior art date
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JP16162082U
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JPS5966536U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は工作物固定装置に関し、形状・寸法の
異なる各種工作物を固定するのに各加工物に合わ
せた専用の治具を不要にするよう企図したもので
ある。
第1図a〜eは各種タービンノズル片を示して
おり、第1図a,b,cに示すものは溶接型ノズ
ル片であり、第1図d,eに示すものは組立型ノ
ズル片である。このように形状・寸法の異なる工
作物を加工するには、その工作物に合わせた専用
の治具を用いて位置決め・固定していた。たとえ
ば、第2図aに示すようなノズル片1は治具2に
ボルト3で締着して位置決め・固定され、また、
第2図bに示すようなノズル片1a,1bは治具
2aとボルト3aで締着して位置決め・固定さ
れ、その後加工が行なわれる。したがつて、形
状・寸法の異なる各種工作物を固定するには多数
の専用の治具が必要であり、更にボルトで工作物
を治具に固定しているため、固定するのに手間が
かかつていた。
一方、近年マシニングセンタやロボツト等の新
設備が用いられて加工法に抜本的変革が加えら
れ、加工は自動化・省力化して行なわれるように
なつてきた。このような趨勢の中にあつて、工作
物の位置決め・固定を行なう治具にも、自動的に
クランプが行なえるとともに形状・寸法が異なつ
ても共用してクランプをすることのできる汎用性
が要求されてきた。
本考案は、上記要望を満すもので、形状・寸法
の異なる工作物を自動的に位置決め・固定するこ
とのできる工作物固定装置を提供することを目的
とする。かかる目的を達成する本考案の構成は、
多数のシリンダ孔が互いにその軸心が平行になる
ように形成されたシリンダケースと、前記各シリ
ンダ孔内に挿入されて底面に流体圧が加えられる
ことにより先端がシリンダ孔外に突出する多数の
ピストンと、前記シリンダケースのうちピストン
が突出する面上に設置されかつ治具が装備される
とともに前記各シリンダ孔に連通して突出してき
たピストンが往復動し得る多数のロツド孔が形成
されたロツドケースと、所定のロツド孔内に挿入
され突出してきたピストンにより底面が押される
ことにより先端がロツド孔外に突出するロツドと
を有することを特徴とする。
以下本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明
する。
第3図は本考案の実施例を示す平面図、第4図
は第3図のA−A線断面図である。同図に示すよ
うに、シリンダケース4には、上下方向に伸びる
多数のシリンダ孔5が蜂の巣状に形成されてお
り、各シリンダ孔5の底部は油路6に連通してい
る。各シリンダ孔5にはそれぞれピストン7が緊
密に挿入されており、このピストン7にはOリン
グ8およびバツクアツプリング9が装着されてい
る。更に各シリンダ孔5には、ピストン7を下方
に付勢するピストンリターンスプリング10およ
びピストン7が所定ストロークだけ上方に移動し
たところで停止させるピストンストツパー11が
設けられている。ロツドケース12は、ロツドケ
ース取付ボルト13によりシリンダケース4の上
面に締着されている。そして、このロツドケース
12には、前記シリンダ孔5に連通するように、
上下方向に伸びるロツド孔14が各シリンダ孔5
の位置にそれぞれ対応して蜂の巣状に形成されて
いる。これらロツド孔14のうち所定のものには
ロツド15が挿入されている。そしてこのロツド
15は、ロツドストツパ16により一方の位置が
規制されたロツドリターンスプリング17により
下方に付勢されている。さらに、ロツド15が挿
入されていないロツド孔14には盲ネジ18が備
えられている。なお図中の符号で19は機械テー
ブルである。
次に本実施例の動作および使用法を第5図およ
び第5図のB−B断面である第6図を基に説明す
る。両図に示すように治具20はロツドケース1
2の上面に設置されており、これの固定は盲ネジ
18のネジ部が利用されている。また治具20に
は、ロツド孔14に対応する位置にロツド挿通孔
21が形成されている。そしてロツド孔14には
5本のロツド15が挿入されている。そこで、油
路6に圧油が供給されるとピストン7が上方に移
動する。そうすると5本のロツド15は、その底
面がピストン7で押されることにより、上方に伸
び工作物22に当接する。かくて工作物22は、
治具20とロツド15とで挟持されて位置決め・
固定される。一方油路6の油圧を低減すると、ピ
ストン7はピストンリターンスプリング10によ
り、またロツド15はロツドリターンスプリング
17により下方に付勢され元の位置にもどる。こ
のため治具20がフリーになる。なお、形状・寸
法の異なる他の治具を固定するには、この治具の
形状等に合わせて、所定数のロツド15を適当な
位置にあるロツド孔14に備えておけばよい。
以上実施例とともに具体的に説明したように本
考案によれば、ロツドの本数および挿入位置を選
択するという簡単な作業を行うだけで、形状・寸
法の異なる各種工作物を自動的に位置決め・固定
できる。また、これに伴い多数の専用治具が不要
となるのでコストの低減も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜eはタービンノズル片の各種例を示
す斜視図、第2図a,bは工作物を位置決め・固
定する従来技術を示す説明図、第3図は本考案の
実施例を示す平面図、第4図は第3図のA−A線
断面を示す断面図、第5図は本実施例の動作を説
明するための説明図、第6図は第5図のB−B線
断面を示す断面図である。 図面中、4はシリンダケース、5はシリンダ
孔、6は油路、7はピストン、12はロツドケー
ス、14はロツド孔、15はロツド、18は盲ネ
ジ、20は治具、22は工作物である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数のシリンダ孔が互いにその軸心が平行にな
    るように形成されたシリンダケースと、前記各シ
    リンダ孔内に挿入されて底面に流体圧が加えられ
    ることにより先端がシリンダ孔外に突出する多数
    のピストンと、前記シリンダケースのうちピスト
    ンが突出する面上に設置されかつ治具が装備され
    るとともに前記各シリンダ孔に連通して突出して
    きたピストンが往復動し得る多数のロツド孔が形
    成されたロツドケースと、所定のロツド孔内に挿
    入され突出してきたピストンにより底面が押され
    ることにより先端がロツド孔外に突出するロツド
    とを有することを特徴とする工作物固定装置。
JP16162082U 1982-10-27 1982-10-27 工作物固定装置 Granted JPS5966536U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16162082U JPS5966536U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 工作物固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16162082U JPS5966536U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 工作物固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5966536U JPS5966536U (ja) 1984-05-04
JPS625873Y2 true JPS625873Y2 (ja) 1987-02-10

Family

ID=30355140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16162082U Granted JPS5966536U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 工作物固定装置

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JP (1) JPS5966536U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5966536U (ja) 1984-05-04

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