JPS625815B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS625815B2
JPS625815B2 JP16223780A JP16223780A JPS625815B2 JP S625815 B2 JPS625815 B2 JP S625815B2 JP 16223780 A JP16223780 A JP 16223780A JP 16223780 A JP16223780 A JP 16223780A JP S625815 B2 JPS625815 B2 JP S625815B2
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JP
Japan
Prior art keywords
bumper
energy absorber
bumper face
face
rib
Prior art date
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Expired
Application number
JP16223780A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5787742A (en
Inventor
Shigeki Hata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Matsuda KK
Original Assignee
Matsuda KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsuda KK filed Critical Matsuda KK
Priority to JP16223780A priority Critical patent/JPS5787742A/ja
Publication of JPS5787742A publication Critical patent/JPS5787742A/ja
Publication of JPS625815B2 publication Critical patent/JPS625815B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エネルギー吸収式バンパーの改良に
関するものである。
従来より、自動車のバンパーとして、弾性を有
するエネルギー吸収体の表面を軟質材料のバンパ
ーフエースで覆い、該バンパーフエースの上面部
および下面部の各端部をバンパー支持メンバーに
対し所定間隔で固着した構成を有し、軽衝突時に
は上記エネルギー吸収体が変形して衝突エネルギ
ーを吸収緩和するようにしたエネルギー吸収式バ
ンパーは公知である(実開昭55−28522号公報参
照)。
しかるに、上記エネルギー吸収式バンパーにお
いては、軟質材料によるバンパーフエースの張設
時に該バンパーフエースにしわ、うねりが生じそ
の表面平滑度を損う不具合を有する。
すなわち、上記バンパーフエースは上面部およ
び下面部の各端部が所定間隔でフアスナーによつ
てバンパー支持メンバーに固着されており、この
フアスナー部分から不均一に作用する張力により
バンパーフエースにしわ、うねりが生ずるととも
に、このバンパーフエースは内部のエネルギー吸
収体と面接触しており、このエネルギー吸収体の
表面状態がバンパーフエースの表面状態に影響を
及ぼすためである。特に、上記バンパーフエース
表面に塗装を施した場合には、その光沢によつて
表面の凹凸状態が目立ちやすくなつて見栄えが悪
化し、商品価値を低下させるものである。
一方、弾性体から成る複数のリブを有するハニ
カムバンパーとして実開昭52−61038号公報が知
られているが、このものにおいてもバンパーフエ
ースとリブとは面接触するため、充分な平滑度が
得られず上記と同様の不具合が生じるものであつ
た。
上記不具合を解消するものとして、第9図に示
すようなバンパーを創作した。このバンパーは、
エネルギー吸収体aの上面に車幅方向に延びる突
条bを設け、バンパー支持メンバーcに固着する
バンパーフエースdの裏面に上記突条bが圧接す
るように構成し、しわ、うねりの発生を圧接部で
阻止するとともにバンパーフエースdとエネルギ
ー吸収体aとの面接触をなくすようにして平滑度
を向上したものである。
本発明は、かかる提案例をさらに改良したもの
であつて、エネルギー吸収体の少なくとも上面
に、その車幅方向ほぼ全幅にわたり、所定間隔で
リツプ状のリブを設け、組付時、該リブの上端が
バンパーフエース裏面に圧接する構成としたバン
パーを提供し、前記従来の欠点を解消することを
目的とする。
以下、本発明の実施例を図面に沿つて説明す
る。第1図ないし第3図において、1は自動車車
体2の前部(および後部)に装着されたエネルギ
ー吸収式バンパーであつて、該バンパー1は、ウ
レタン発泡体によつて成形された弾性を有するエ
ネルギー吸収体3と、該エネルギー吸収体3の表
面を覆う軟質材料によるバンパーフエース4と、
芯体を形成する剛体のバンパー支持メンバー5と
により構成されている。
バンパー支持メンバー5は、上下にフランジ部
5aを有し車幅方向に延びる閉断面構造体が形成
され、背面にはバンパー取付ステー6が固着され
ており、該取付ステー6が車体フレーム7の端部
にボルト8によつて止着されて、上記バンパー1
が車体2に固定される。一方、バンパーフエース
4は、ウレタンもしくは熱可塑性エラストマー等
の軟質材料によりバンパー1の外形に沿つて薄肉
状に成形され、その上面部および下面部の端部に
所定間隔で取付部4aが形成され、該取付部4a
がバンパー支持メンバー5の上下に設けられたフ
ランジ部5aに対し、フアスナー9によつて固着
され、内部のエネルギー吸収体3を囲繞保持して
バンパー1の組立体を構成してなる。なお、エネ
ルギー吸収体3は図示しないボルト・ナツトによ
りバンパー支持メンバー5に取付けられている。
上記エネルギー吸収体3の上面には、第4図な
いし第6図に示すように、弾性材にて形成された
リツプ状のリブ10が立設されている。該リブ1
0は車幅方向のほぼ全域にわたり、所定間隔で前
後方向に延びて複数配設されている。また、上記
リブ10は、断面三角形状で先端が薄肉で柔軟性
を有し、底辺がエネルギー吸収体3の上面に連接
されており、前後方向の所定間隔毎に配設された
スリツト11により前後方向に各単位体に分割さ
れ、その変形性に向上されている。例えば、上記
リブ10は、底辺の幅が1.5〜2mm、高さが5〜
7mmのものが、15cm程度の間隔でもつて配設され
ている。
組付時においては、上記リブ10の上端は、第
7図に示すように、バンパーフエース4の裏面に
当接し、その先端部が屈曲した弾性力でもつてバ
ンパーフエース4に均一な張りを与えるように構
成されている。
尚、上記リブ10は、エネルギー吸収体3と一
体に、すなわちエネルギー吸収体3の成形時に同
時成形するか、もしくは、別体に形成したものを
エネルギー吸収体3に上面に接着してなるもので
ある。
また、上記リブ10は少なくともエネルギー吸
収体3の上面部に設ければよい。
次に、第8図は変形例を示し、この変形例のバ
ンパー1′は、エネルギー吸収体12がハニカム
タイプのものであり、このエネルギー吸収体12
を覆うバンパーフエース13は前例同様に端部取
付部13aがバンパー支持メンバー14のフラン
ジ14aに固着されるものであり、上記ハニカム
状のエネルギー吸収体12の上面にリツプ状のリ
ブ10が、車幅方向のほぼ全域にわたり、所定間
隔で前後方向に延びて複数配設されている。
上記リブ10は、前例同様に、断面三角形状
で、スリツト11により前後方向に分割され、組
付時に先端部がバンパーフエース13の裏面に圧
接するように構成されている。
従つて、以上のような本発明バンパーによれ
ば、エネルギー吸収体の少なくとも上面に、その
車幅方向ほぼ全幅にわたり、断面三角形状をな
し、スリツトにより前後方向に分割された前後方
向に延びる複数のリツプ状のリブを所定間隔で設
け、組付時に該リブの上端がバンパーフエース裏
面に圧接するようにしたことにより、エネルギー
吸収体の上面に水平面とこの水平面から前方に低
くなる傾斜面とを形成した場合でも、分割された
リブの先端が容易に屈曲するので、バンパーフエ
ースに均一な張りを与えてフアスナー部分から発
生するしわ、うねりを矯正するとともに、発生し
たしわ、うねりを圧接部で阻止してバンパーフエ
ースの形状を正常に保持し、しかも、エネルギー
吸収体とバンパーフエースとの面接触をなくすこ
とにより、さらに平滑度を高めることができるも
のであり、しかも、リブの弾性力によりバンパー
フエースにソフト感をもたらす効果も有する。よ
つて、バンパーフエース表面にメツキ状の塗装を
施した場合にも、良好な平滑表面状態を呈示し、
商品価値を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本発明の実施態様を例示
し、第1図は車体への装着状態を示す側面図、第
2図は要部平面図、第3図は第2図のA−A線に
沿う断面図、第4図はエネルギー吸収体の要部斜
視図、第5図は同要部正面図、第6図は同拡大斜
視図、第7図は組付状態の説明図、第8図は変形
例を一部切除して示す要部斜視図、第9図は提案
例の斜視図である。 1,1′……バンパー、3,12……エネルギ
ー吸収体、4,13……バンパーフエース、4
a,13a……取付部、5,14……バンパー支
持メンバー、5a,14a……フランジ部、9…
…フアスナー、10……リブ、11……スリツ
ト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 弾性を有するエネルギー吸収体の表面を軟質
    材料のバンパーフエースで覆い、該バンパーフエ
    ースの上面部および下面部の各端部をバンパー支
    持メンバーに対し所定間隔で固着する構成のエネ
    ルギー吸収式バンパーにおいて、エネルギー吸収
    体の少なくとも上面に、その車幅方向ほぼ全幅に
    わたり、断面三角形状をなし、スリツトにより前
    後方向に分割された前後方向に延びる複数のリツ
    プ状のリブを所定間隔で設け、組付時、該リブの
    上端がバンパーフエース裏面に圧接する構成とし
    たことを特徴とするバンパー。
JP16223780A 1980-11-17 1980-11-17 Bumper Granted JPS5787742A (en)

Priority Applications (1)

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JP16223780A JPS5787742A (en) 1980-11-17 1980-11-17 Bumper

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JP16223780A JPS5787742A (en) 1980-11-17 1980-11-17 Bumper

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Publication Number Publication Date
JPS5787742A JPS5787742A (en) 1982-06-01
JPS625815B2 true JPS625815B2 (ja) 1987-02-06

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ID=15750579

Family Applications (1)

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JP16223780A Granted JPS5787742A (en) 1980-11-17 1980-11-17 Bumper

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Families Citing this family (8)

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JPS5787742A (en) 1982-06-01

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