JPS6257908A - 微孔質重合体中空繊維の内部破裂圧を増大する方法 - Google Patents
微孔質重合体中空繊維の内部破裂圧を増大する方法Info
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- JPS6257908A JPS6257908A JP16390486A JP16390486A JPS6257908A JP S6257908 A JPS6257908 A JP S6257908A JP 16390486 A JP16390486 A JP 16390486A JP 16390486 A JP16390486 A JP 16390486A JP S6257908 A JPS6257908 A JP S6257908A
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- microporous polymer
- fibers
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D67/00—Processes specially adapted for manufacturing semi-permeable membranes for separation processes or apparatus
- B01D67/0081—After-treatment of organic or inorganic membranes
- B01D67/0083—Thermal after-treatment
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D69/00—Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by their form, structure or properties; Manufacturing processes specially adapted therefor
- B01D69/08—Hollow fibre membranes
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01D—MECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
- D01D5/00—Formation of filaments, threads, or the like
- D01D5/24—Formation of filaments, threads, or the like with a hollow structure; Spinnerette packs therefor
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は微孔質重合体中空繊維の内部破裂圧を増大する
方法に関するものである。
方法に関するものである。
逆浸透用に内腔側供給式で内側被覆した重合体の複合中
空繊維膜を使用することは、1985年2月13日付は
米国特許出願第702.421号に開示されている。逆
浸透(RO)を適用する場合に、かかる複合膜の中空繊
維支持体の内部破裂圧はかかる中空繊維の性能における
重要因子であり;普通所定の中空繊維支持体において内
部破裂圧が高い程複合膜のRO性能が良好である。海水
の脱塩にROを適用する場合には、例えば、海水自体の
浸透圧が高いために、約56kg / am2(800
psi)の動圧すなわち作業圧力が必要である。しかし
、従来の流し込み成形技術では、運転状態における破裂
強度が約28kg /am2(400psi)である中
空繊維が得られるにすぎない。
空繊維膜を使用することは、1985年2月13日付は
米国特許出願第702.421号に開示されている。逆
浸透(RO)を適用する場合に、かかる複合膜の中空繊
維支持体の内部破裂圧はかかる中空繊維の性能における
重要因子であり;普通所定の中空繊維支持体において内
部破裂圧が高い程複合膜のRO性能が良好である。海水
の脱塩にROを適用する場合には、例えば、海水自体の
浸透圧が高いために、約56kg / am2(800
psi)の動圧すなわち作業圧力が必要である。しかし
、従来の流し込み成形技術では、運転状態における破裂
強度が約28kg /am2(400psi)である中
空繊維が得られるにすぎない。
従って、業界では、運転状態における破裂強度を従来の
流し込み成形技術によって得られるより大きくできる中
空繊維が要望されている。かかる要望は以下に説明する
本発明方法によって達成される。
流し込み成形技術によって得られるより大きくできる中
空繊維が要望されている。かかる要望は以下に説明する
本発明方法によって達成される。
本発明は、微孔質重合体中空繊維をこの繊維の原料重合
体のガラス転移温度に近いがこの温度以下の温度で加熱
することを特徴とする微孔質重合体中空繊維の内部破裂
圧を増大する方法である。
体のガラス転移温度に近いがこの温度以下の温度で加熱
することを特徴とする微孔質重合体中空繊維の内部破裂
圧を増大する方法である。
本発明においては、静的内部破裂圧および動的内部破裂
圧、すなわち微孔質重合体の中空繊維の内側すなわちそ
の内腔に圧力が加えられた際にかかる繊維が破裂する圧
力は、かかる繊維をこの繊維の原料重合体のガラス転移
温度以下の温度である時間加熱することにより著しく増
大することができることを見い出した。
圧、すなわち微孔質重合体の中空繊維の内側すなわちそ
の内腔に圧力が加えられた際にかかる繊維が破裂する圧
力は、かかる繊維をこの繊維の原料重合体のガラス転移
温度以下の温度である時間加熱することにより著しく増
大することができることを見い出した。
代表的な例では、かかる微孔質重合体中空繊維は、当業
界で知られている回転流し込み成形(spincast
ing )技術によって、ポリスルホン、ポリエーテル
スルホン、ポリフェニルスルホン、ポリ弗化ビニリデン
、ポリイミドおよびポリエーテルイミドのような重合体
から製造され、回転流し込み成形技術では、繊維成形性
重合体の溶液を細孔形成性物質と一緒にチューブ・イン
・オリフィス(tube−in−orifice )型
紡糸口金に押し通すと同時に、水のような内腔形成性液
体を紡糸口金のチューブに押し通して繊維に細孔すなわ
ち内腔を形成する。多数のかかる重合体のガラス転移温
度は既知である。例えば、ブランドラップ(Brand
rup)等;[ポリマー・ハンドブック(Polyma
r Handbook) j第3巻、第139〜179
頁(1975)参照。次の第1表は上述のタイプの重合
体におけるガラス転移温度を示す。
界で知られている回転流し込み成形(spincast
ing )技術によって、ポリスルホン、ポリエーテル
スルホン、ポリフェニルスルホン、ポリ弗化ビニリデン
、ポリイミドおよびポリエーテルイミドのような重合体
から製造され、回転流し込み成形技術では、繊維成形性
重合体の溶液を細孔形成性物質と一緒にチューブ・イン
・オリフィス(tube−in−orifice )型
紡糸口金に押し通すと同時に、水のような内腔形成性液
体を紡糸口金のチューブに押し通して繊維に細孔すなわ
ち内腔を形成する。多数のかかる重合体のガラス転移温
度は既知である。例えば、ブランドラップ(Brand
rup)等;[ポリマー・ハンドブック(Polyma
r Handbook) j第3巻、第139〜179
頁(1975)参照。次の第1表は上述のタイプの重合
体におけるガラス転移温度を示す。
ポリスルホン 180
ポリエーテルスルホン 220
ポリフエニルスルホン 190
ポリ弗化ビニリデン 141
ポリイミド 314
ポリエーテルイミド 217
所定の重合体のガラス転移温度は、重合体の容積変化を
温度の関数として監視することができる膨張針により実
験的に確認できる。
温度の関数として監視することができる膨張針により実
験的に確認できる。
所定の重合体のガラス転移温度は中空繊維を加熱する際
の最高温度であるが、50℃程度の低い温度でも内部破
裂強度の改善が達成される。普通、好ましい温度範囲は
ガラス転移温度より50℃低い温度からガラス転移温度
までである。
の最高温度であるが、50℃程度の低い温度でも内部破
裂強度の改善が達成される。普通、好ましい温度範囲は
ガラス転移温度より50℃低い温度からガラス転移温度
までである。
加熱時間は5分程度の短時間から5時間まで広範囲に変
えることができる。しかし、破裂強度の最大の改善は1
時間以内で達成され、これ以上時間をかけても一層の改
善はほとんど認められない。
えることができる。しかし、破裂強度の最大の改善は1
時間以内で達成され、これ以上時間をかけても一層の改
善はほとんど認められない。
次に本発明を実施例について説明する。
実施例
ジメチルアセトアミド中に30重量%の重合体および2
0重量%のメチルセロソルブを含有するドープ(dop
e)と、内腔および外部急冷用水溶液とから、微孔質ポ
リスルホン(PS)およびポリエーテルスルホン(P[
ES)の中空繊維を紡糸した。中空繊維の両端を静的水
圧弁上の共通T形取付具に連結して中空繊維のループを
形成し、こ中空繊維が実際に破裂するまで約0.7kg
/am2(10psi) /秒の増大する速度で中空繊
維内側に圧力を加えることにより、静的内部破裂圧を測
定した。熱硬化は次表に示す温度において次表に示す時
間行った。測定結果を第2表に示す。
0重量%のメチルセロソルブを含有するドープ(dop
e)と、内腔および外部急冷用水溶液とから、微孔質ポ
リスルホン(PS)およびポリエーテルスルホン(P[
ES)の中空繊維を紡糸した。中空繊維の両端を静的水
圧弁上の共通T形取付具に連結して中空繊維のループを
形成し、こ中空繊維が実際に破裂するまで約0.7kg
/am2(10psi) /秒の増大する速度で中空繊
維内側に圧力を加えることにより、静的内部破裂圧を測
定した。熱硬化は次表に示す温度において次表に示す時
間行った。測定結果を第2表に示す。
第2表
内部破裂圧 硬化温度 硬化時間 最終破裂圧緩
PS 54.5(775) 125 10
56.9(810)PS 54.5(775)
150 10 59.1<840
)PS 54.5(775) 160 10
60.5(860)PS 54.5(775)
180 10 63.3(900)PE
S 73.1(1040) 160 10
80.9(1150)PES 73.H1040
) 160 20 81.2(1155)
PE3 73.01040) 160 40
84.4(1200)PE3 73.1(1040
) 160 60 84.4(1200)
PES 73.1(1040) 160 1
20 84.4(1200)第2表に示す熱硬化し
た中空繊維のRO性能は、かかる中空繊維の内腔上に塩
分除去フィルム・(salt rejecting f
ilm )を形成し、このようにして形成した複合中空
繊維膜に5QQQppm NaCL水溶液を56.2〜
70.3kg/cm2(800〜1000psi)の間
の種々の圧力および25℃の温度で10分間通すことに
より調べた。中空繊維はかかかる加圧を100サイクル
行うことにより試験した。熱硬化繊維支持体を有する複
合膜はいずれも破裂しなかった。非熱硬化繊維支持体を
有する複合膜と比較すると、熱硬化膜の塩分除去率は基
本的に同じで96%および98%という全く高い1直で
あり、またかかる膜に対する流ff1(flux)もほ
ぼ同じであった。従って、アニールした中空繊維支持体
を有するRO用複合膜は、海水オよび約56kg /
cm2(800psi)の作業圧力を必要とする他の廃
水の脱塩に全く適していた。
56.9(810)PS 54.5(775)
150 10 59.1<840
)PS 54.5(775) 160 10
60.5(860)PS 54.5(775)
180 10 63.3(900)PE
S 73.1(1040) 160 10
80.9(1150)PES 73.H1040
) 160 20 81.2(1155)
PE3 73.01040) 160 40
84.4(1200)PE3 73.1(1040
) 160 60 84.4(1200)
PES 73.1(1040) 160 1
20 84.4(1200)第2表に示す熱硬化し
た中空繊維のRO性能は、かかる中空繊維の内腔上に塩
分除去フィルム・(salt rejecting f
ilm )を形成し、このようにして形成した複合中空
繊維膜に5QQQppm NaCL水溶液を56.2〜
70.3kg/cm2(800〜1000psi)の間
の種々の圧力および25℃の温度で10分間通すことに
より調べた。中空繊維はかかかる加圧を100サイクル
行うことにより試験した。熱硬化繊維支持体を有する複
合膜はいずれも破裂しなかった。非熱硬化繊維支持体を
有する複合膜と比較すると、熱硬化膜の塩分除去率は基
本的に同じで96%および98%という全く高い1直で
あり、またかかる膜に対する流ff1(flux)もほ
ぼ同じであった。従って、アニールした中空繊維支持体
を有するRO用複合膜は、海水オよび約56kg /
cm2(800psi)の作業圧力を必要とする他の廃
水の脱塩に全く適していた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、微孔質重合体中空繊維をこの繊維の原料重合体のガ
ラス転移温度以下の温度で加熱することを特徴とする微
孔質重合体中空繊維の内部破裂圧を増大する方法。 2、前記繊維をポリスルホン、ポリエーテルスルホン、
ポリフェニルスルホン、ポリ弗化ビニリデン、ポリイミ
ドおよびポリエーテルイミドからなる群から選定した重
合体から製造し、前記加熱を約5時間以内の期間行う特
許請求の範囲第1項記載の方法。 3、前記繊維をポリスルホンから製造し、前記加熱を1
00〜180℃の温度で5〜120分間行う特許請求の
範囲第1項記載の方法。 4、前記繊維をポリエーテルスルホンから製造し、前記
加熱を140〜180℃の温度で5〜120分間行う特
許請求の範囲第1項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US77085785A | 1985-08-29 | 1985-08-29 | |
US770857 | 1985-08-29 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6257908A true JPS6257908A (ja) | 1987-03-13 |
Family
ID=25089913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16390486A Pending JPS6257908A (ja) | 1985-08-29 | 1986-07-14 | 微孔質重合体中空繊維の内部破裂圧を増大する方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0215549A3 (ja) |
JP (1) | JPS6257908A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4900502A (en) * | 1985-08-29 | 1990-02-13 | Bend Research, Inc. | Hollow fiber annealing |
US4881954A (en) * | 1987-07-31 | 1989-11-21 | Union Carbide Corporation | Permeable membranes for enhanced gas separation |
US4990165A (en) * | 1987-07-31 | 1991-02-05 | Union Carbide Industrial Gases Technology Corporation | Permeable membranes for enhanced gas separation |
US4877421A (en) * | 1987-11-02 | 1989-10-31 | Union Carbide Corporation | Treatment of permeable membranes |
IE920517A1 (en) * | 1991-03-11 | 1992-09-23 | North West Water Group Plc | Extruded porous structure |
DE19514540A1 (de) * | 1995-04-20 | 1996-10-24 | Gambro Dialysatoren | Mit Hitze sterilisierbare Membran |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3018667C2 (de) * | 1980-05-16 | 1994-06-16 | Bend Res Inc | Fasermembran für umgekehrte Osmose |
-
1986
- 1986-06-30 EP EP86305060A patent/EP0215549A3/en not_active Withdrawn
- 1986-07-14 JP JP16390486A patent/JPS6257908A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0215549A2 (en) | 1987-03-25 |
EP0215549A3 (en) | 1987-12-02 |
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