JPS6257832B2 - - Google Patents

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JPS6257832B2
JPS6257832B2 JP54072156A JP7215679A JPS6257832B2 JP S6257832 B2 JPS6257832 B2 JP S6257832B2 JP 54072156 A JP54072156 A JP 54072156A JP 7215679 A JP7215679 A JP 7215679A JP S6257832 B2 JPS6257832 B2 JP S6257832B2
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JP
Japan
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phase
wire
thermal energy
conversion device
sensing element
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JP54072156A
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English (en)
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JPS54163244A (en
Inventor
Ansonii Hokusutain Piitaa
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Individual
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Publication date
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Publication of JPS54163244A publication Critical patent/JPS54163244A/ja
Publication of JPS6257832B2 publication Critical patent/JPS6257832B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03GSPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS; MECHANICAL-POWER PRODUCING DEVICES OR MECHANISMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR OR USING ENERGY SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03G7/00Mechanical-power-producing mechanisms, not otherwise provided for or using energy sources not otherwise provided for
    • F03G7/06Mechanical-power-producing mechanisms, not otherwise provided for or using energy sources not otherwise provided for using expansion or contraction of bodies due to heating, cooling, moistening, drying or the like
    • F03G7/065Mechanical-power-producing mechanisms, not otherwise provided for or using energy sources not otherwise provided for using expansion or contraction of bodies due to heating, cooling, moistening, drying or the like using a shape memory element

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
  • Wire Processing (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱エネルギー抽出装置(thermal
energy scavenger)、即ち熱エネルギーを機械的
エネルギーに変換するような熱エネルギー変換装
置に関し、一層詳しくは、熱弾性マルテンサイト
相変態に基づく形状記憶特性を示す材料で作られ
た複数の温度感知素子を用いて、それらの温度感
知素子がより高温に加熱されて無歪みとなる際に
返却されるエネルギーよりも少ないエネルギーが
冷たい状態において温度感知素子を歪ませる際に
必要とされるようになつた熱エネルギー変換装置
に関する。
近年、応力あるいは歪みに依存する熱弾性マル
テンサイト相変態に基づいて形状記憶特性を示す
合金からなる各種の材料が開発された。基本的に
は、これらの合金は所定の転移温度以上の相では
安定した形状を示し、その転移温度以下の温度に
おいてマルテンサイト相への変態を受ける。この
ような合金は転移温度以下でのマルテンサイト相
においては著しく低い有効係数を有し、このため
比較的低温時における該合金に歪みを与えるのに
要する応力の形のエネルギーは比較的小さい。こ
れに対し、該合金が転移温度以上の高温に到達し
たときには、該合金はその歪み除去の際に比較的
大きなエネルギーを提供しかつその元の形状に戻
る。このような形状記憶特性を示す合金の例とし
て、チタン−ニツケル、銅−アルミニウム−ニツ
ケル、銅−亜鉛、鉄−白金および金−カドミウム
などの合金がある。
多くの合金の形状記憶特性については、ジヤー
ナル・オブ・マテリアル・サイエンス(Journal
of Material Science):1974年、第9巻、15〜
21頁、L.デライおよびR.V.クリシユナンに述べ
られており、またメタラジカル・トランザクシヨ
ンズ(Metallurgical Transactions):1975年、
第6A巻、29頁、H.C.トングおよびC.M.ウエイマ
ンにも述べられている。
形状記憶特性を示す材料については、1965年3
月23日にウイリアムJ.バツチラーに許可された米
国特許第3174851号ならびに1971年1月26日にF.
E.ワングおよびウイリアムJ.バツチラーに許可さ
れた米国特許第3558369号に記述されている。
形状記憶特性を示す上述の材料を熱エネルギー
変換装置に利用する試みは従来から行われ、これ
らの材料がかかる用途に利用できることが明らか
にされた。このような熱エネルギー変換装置は形
状記憶特性を有する材料に歪みを与えてエネルギ
ーを抽出するものであるが、材料に歪みを与える
方法において該材料を十分に有効に利用していな
いものであり、また所定のスペースにおいて歪み
が与えられる材料の量を最大にするものではな
い。また、形状記憶特性を示す材料は、転移温度
以下の温度においては、転移温度以上の温度にお
いて歪ますことのできる範囲よりも一層大きな範
囲まで歪ますことができるものであり、従来の熱
エネルギー変換装置は、転移温度以下においても
転移温度以上においても材料に等しい歪みを与え
るようになつているものである。
本発明による熱エネルギー変換装置は、熱弾性
マルテンサイト相変態に基づく形状記憶特性を示
す材料で作られた少くとも1つの温度感知素子
と、第1の相において温度感知素子に応力を与え
て該素子を歪ませかつ第2の相において該素子の
歪み除去に応答するように該素子と作用するよう
になつた作用手段と、第2の相において温度感知
素子の歪みを制限するための応力制限手段とより
なり、このため温度感知素子の歪みが第2の相に
おいてよりも第1の相において大きくなつている
熱エネルギー変換装置である。
次に従来の同種の変換装置について簡単に説明
する。
1968年9月24日にウイリアムJ.バツチラーおよ
びデビツドM.ゴールドステインに許可された米
国特許第3403238号に開示された基本的な装置に
おいては、比較的低い温度において片もち式の曲
げあるいはよじりによりニツケル−チタン形状記
憶材料を応力下に置いて該材料を歪ませ、該材料
がより高温に到達した際に該材料の歪みが除かれ
て該材料が元の曲げられない形状あるいはよじら
れない状態に戻ることによつて生ずる増大エネル
ギーを抽出するようになつている。また、形状記
憶を示す材料で作られたロツドを使用するエネル
ギー変換装置についての試験も行われた。これら
のロツドは互いに平行でない回転デイスクの間に
延長し、その結果デイスクの同期回転運動は半回
転においてデイスクの外周へのロツドの対応取付
点の間の距離を増大させ、かつ他の半回転におい
てロツドの先端間の距離を減少させ、このため該
ロツドは低温において張力下に置くことによつて
歪まされかつ高温に加熱された際に元の長さに縮
小されることとなる。このような試験は、米国カ
リホルニア大学のローレンス・バークレー実験室
において行われ、その結果は1975年7月31日付の
ニチノール・エンジン・プロジエクト・テスト・
ベツド(Nitinol Engine Project Test Bed)と
題されるレポートNSF/R Ann/SE/AG−
550 FR75/2において報告された。そのプロジ
エククトに用いられた形状記憶材料は、米国オハ
イオ州トロント、チタニウム・コーポレイシヨ
ン・オブ・アメリカ、タイメツト・デイビジヨン
から入手した、ニツケル55.38%、鉄0.05%、窒
素0.004%およびチタン残量からなる組成を有す
る55−ニトナール(55−Nitonal)であつた。
1975年10月21日にリツヂウエイM.バンクスに
許可された米国特許第3913326号には、かかる材
料からなる別の熱エネルギー変換装置が開示され
ている。この装置に用いられた材料はワイヤ形式
になつていて、それは高温側においてU字形でか
つ低温側において直線状、またはほぼ直線状にさ
れている。1977年7月26日にピーターA.ホツチ
ステインに許可された米国特許第4037411号に
は、別の2つの熱エネルギー変換装置が開示され
ている。その装置の一方のものは片もち式に金属
ストリツプを曲げるものであり、他方のものは長
さに沿つて金属ストリツプをよじるものである。
しかしながら、上述したような従来の熱エネル
ギー変換装置の中には、以下に述べるように構成
された本発明の熱エネルギー変換装置のように金
属材料を最大限に使用するようなものは存在しな
い。本発明によれば、熱エネルギー変換装置は形
状記憶特性を示す材料で作られた素子に応力を加
えて、第1の相において該素子を歪ませるととも
に第2の相において該素子の歪み除去に応答する
ようになつており、また第2の相において該素子
の歪みを制限するための応力制御手段を具えて、
該素子の歪みが第2の相においてよりも第1の相
において一層大きくなるようにされているもので
ある。
本発明による熱エネルギー抽出装置は全体的に
符号10でもつて示される。
熱エネルギー抽出装置10は細長いワイヤ12
の形式の複数の温度感知素子よりなり、ワイヤ1
2は円形断面と第1および第2端部とを有し、か
つ熱弾性マルテンサイト相変態に基づく形状記憶
特性を示す材料から作られる。このような材料と
しては、上述した材料のうちの任意のものを用い
ることができ、それは比較的低い温度において温
度感知素子にひずみを与えるためのエネルギーが
高温において形状記憶特性により元の無ひずみの
形状に戻る際に温度感知素子から取出すことがで
きるエネルギーよりも少くてすむような材料であ
る。
熱エネルギー抽出装置10は、また、作用手段
即ちカム装置を包含し、このカム装置は軸線方向
に隔置された1対の第1および第2即ち上方およ
び下方カム14および16よりなる。カム14お
よび16はワイヤ12に作用して、第1の相にお
いてワイヤ12を歪ませるような応力を与え、か
つ第2の相においてワイヤ12の歪み除去に応答
するようになつている。相変態はワイヤ12が転
移温度以下の比較的低い温度と転移温度以上の比
較的高い温度との間で転移温度を通る際に生ず
る。第1の相はワイヤ12が転移温度以下の比較
的低い温度にあるときに生じ、これに対し第2の
相は転移温度以上の比較的高い温度にあるときに
生ずる。カム14および16は中心軸線18のま
わりに配置される。カム14はその半径方向の周
囲に配置されかつ軸線方向に拡がつたカム面20
を有し、カム16はその半径方向の周囲に配置さ
れかつ軸線方向に拡がつたカム面22を有する。
熱エネルギー変換装置10は、また、全体的に
符号24でもつて示したキヤリツジ手段を包含
し、このキヤリツジ手段はワイヤ12を中心軸線
18に対して平行関係に支持し、またワイヤ12
を相互に平行関係に支持し、これによりワイヤ1
2は張力下に置かれてカム14および16と作用
するようになつている。即ち、キヤリツジ手段2
4はカム14および16との作用に応答するよう
にワイヤ12を張力下に位置する。
全体的に符号26でもつて示されたハウジング
26により構成される支持手段が設けられ、ハウ
ジング26は、カム14および16とキヤリツジ
手段24との間に相対運動が行われるようにカム
14および16とキヤリツジ手段24とを支持
し、これにより第2の相においてワイヤ12のひ
ずみが除かれてワイヤ12の長さが縮小した際に
エネルギーが抽出される。更に詳細には、カム1
4および16はハウジング26により構成された
支持手段に固着され、キヤリツジ手段24は、ハ
ウジング26により構成された支持手段によつ
て、中心軸線18のまわりを回転するように回転
自在に支持される。カム14および16はハウジ
ング26の内側壁28に溶接により固着される。
カム14はカム−軸受支持部材30の一体的な部
分であり、カム16はカム−軸受支持部材32の
一体的な部分である。カム−軸受支持部材30は
軸受組立体34を支持し、またカム−軸受支持部
材32は軸受組立体36を支持する。軸受組立体
34および36はキヤリツジ手段24を回転自在
に支持する。
キヤリツジ手段24は、内側ハブ部分38と外
側リム部分40とを具えた上部回転ホイールを有
し、この両部分は周辺上に隔置されたスポーク4
2によつて相互に連結される。キヤリツジ手段2
4は、さらに、内側ハブ部分44と外側リム部分
46とを具えた下部回転ホイールを有し、この両
部分も周辺上に隔置されたスポーク48によつて
相互に連結される。上部および下部回転ホイール
は中心軸線18に沿つて軸線方向に互いに隔置さ
れる。上部回転ホイールは複数のボルト52によ
りリング部材50に連結され、リング部材50は
上部回転ホイールを回転自在に支持するために軸
受組立体34により支持される。下部回転ホイー
ルはボルト56によりリング部材54に連結さ
れ、リング部材54は下部回転ホイールを回転自
在に支持するために軸受組立体36により支持さ
れる。リング部材54はシール58が固着された
フランジを有する。また、各回転ホイールとカム
−軸受支持部材30および32のフランジとの間
にはシール組立体60が配置される。
キヤリツジ手段24は中心軸線18のまわりの
円周上に配置された複数の独立したモジユール
(第4図に2個のみ示す)を包含する。各々のモ
ジユールは1群のワイヤ12を支持し、各群のワ
イヤ12はカム14もしくは16の一方と一致し
てかつ別のモジユールのワイヤ12の群とは無関
係に作用する。各々のモジユールはカム14もし
くは16の一方と係合するようになつたカムフオ
ロワー組立体62を包含する。また、各々のモジ
ユールは、各々のカムフオロワー組立体62と各
モジユールの関連するワイヤ12の群との間に配
置した油圧手段を包含し、これによりカム14お
よび16とその各群のワイヤ12との間に作用力
が伝達されるようになつている。油圧手段はワイ
ヤ12とカム14および16により構成された作
用手段との間に配置され、作用手段とワイヤとの
間の作用力は加圧下の流体を介して伝達される。
油圧手段は複数の独立の油圧パツケージを包含
し、各油圧パツケージはモジユールの1つに組合
わされる。各々のモジユールに組合わされた油圧
パツケージは、外側リム部分40もしくは46の
一方に配置された第1の油圧室64と、外側のリ
ム部分40もしくは46の一方に位置された第2
の油圧室68とを包含し、各々の第1の油圧室6
4と第2の油圧室68にはそれぞれ第1のピスト
ン66と第2のピストン70とが配置されて、そ
れぞれ可膨張油圧容積74および76が形成され
る。第2の油圧室68はプラグ72により閉鎖さ
れる。第1の油圧室64とピストン66とによつ
て形成された可膨張油圧容積74は、ピストン7
0、第2の油圧室68および閉鎖プラグ72によ
つて形成された可膨張油圧容積76と油圧ライン
(図示されない)でもつて流体連通する。各々の
モジユールに組合わされた油圧パツケージはワイ
ヤ12の一端部に配置され、このとき次の隣接モ
ジユールの油圧パツケージは該ワイヤ端部とは反
対側のモジユールに配置される。換言すれば、油
圧室64および68はリム部分40および46の
各々の円周上に交互に配置される。第1の油圧室
64の各々は次の隣接油圧室と油圧的に対をな
す。ピストン66は、第4図に示すように、1つ
のモジユールを形成する第1の群のワイヤ12と
組合わされ、かつリム部分40に閉鎖プラグ72
によつて形成された隣接液圧室68に油圧的に連
結される。しかしながら、第4図の左側部分のワ
イヤ12の群についての同一の油圧パツケージは
下方リム部分46に配置される。したがつて、隣
接モジユールに組合わされた油圧パツケージはワ
イヤ12の反対側の端部に配置される。
同様に、カムフオロワー組立体62もモジユー
ルからモジユールに交互に配置されているので、
交互のモジユールのカムフオロワ組立体62は上
方のカムと作用し、他のモジユールの他のカムフ
オロワー組立体62は下方のカム16と作用す
る。換言すれば、カムフオロワー組立体62の半
分は上側リム部分40から半径方向に延長するの
に対し、他の半分のカムフオロワー組立体62は
下側リム部分46から半径方向内方に延長する。
各々のモジユールは、一方の回転ホイールのリ
ム部分40もしくは46に強固に連結された固定
板78と、他方の回転ホイールのリム部分40も
しくは46に移動可能に取付けられた可動板80
とを包含する。各々のモジユールは固定板78と
可動板80との間に延長した複数のワイヤ12を
包含し、その端部はそれぞれの固定板78および
可動板80に連結される。固定板78はボルト8
2およびナツト84によつてリム部分40および
46に動かないように連結される。ボルト82
は、第8図に符号86として示すような固定板7
8の孔とリム部分40もしくは46とを通つて延
長して、固定板78が連結されるようになつたリ
ム部分40もしくは46に対して固定位置に固定
板78を固着する。
可動板80は案内ピン88の第1の端部に連結
される。案内ピン88は、一方の回転ホイールの
リム部分40もしくは46を通つて、ナツト90
が取付けられた第2の端部まで延長する。各々の
案内ピン88は軸受材料92のブツシユ内に摺動
自在に支持され、このため可動板80は案内ピン
88がブツシユ92内を摺動するのに伴つて移動
することができる。
アーム94、ブロツク96およびねじ付フアス
ナー組立体98とよりなる連結手段は、ワイヤ1
2のひずみ除去即ち長さの縮小に応答して油圧室
64の容積74に油圧を造成させるように案内ピ
ン88の第2の端部とそれに組合わされた第1の
ピストン66とを相互に連結する。
ピストン100はその一端においてボルト10
2によつて第2のピストン70の各々に連結さ
れ、他端においてカムフオロワー組立体62を構
成するローラを回転自在に支持するためのU字形
ヨーク104を具える。各々のカムフオロワー組
立体62はカム14および16の軸線方向に拡が
つたカム面20および22の1つと転動するよう
に係合する。カムフオロワー組立体即ちローラ6
2はボルト105でもつてヨークにより支持され
る。カム14および16の両側に配置された案内
シールド106は、ボルト105のクランプ作用
により所定位置に保持される。案内シールド10
6はカム14および16の向い合つた表面と係合
する。ピストンロツド100は軸受スリーブ10
7を通つて延長し、軸受スリーブ107はピスト
ンロツド100を半径方向の運動ができるように
摺動可能に支持する。
第1のピストン66の油圧力を受ける面積は、
第2のピストン70よりも大きくなつている。ピ
ストン66および70は流体連通手段を介して相
互に流体連通する。というのは、可膨張油圧容積
74が油圧ライン即ち配管を介して可膨張油圧容
積76と流体連通しているからである。第1のピ
ストン66は軸線方向に即ち中心軸線18と平行
に移動するのに対し、第2のピストン70は中心
軸線18に関して半径方向に移動する。このため
ワイヤ12は軸線方向に延長することができると
ともにカム14および16は半径方向に突出する
ことができ、その結果として装置全体が小型化さ
れる。
ハウジング26によつて構成された支持手段
は、円周上の第1の部分に亘つて中心軸線18の
まわりの円弧に沿つて延長する第1の区画室10
8を形成し、かつ壁112により第2の区画室1
10から分割されて別々となつている。第2の区
画室110はその円周上の他の隣接部分に亘つて
中心軸線18のまわりの円弧に沿つて延長する。
区画室108は壁28によつて付加的に形成さ
れ、壁28は外側配置された部分114を有し、
ノズルスロツト即ち通路116は軸線方向に延長
しかつ各区画室からワイヤ12に向つて壁114
を半径方向に貫通する。ハウジング26は複数の
入口118を包含し、上方および下方の入口11
8は各々の区画室108および110に組合わさ
れる。ハウジング26は4つの半径方向に延長し
た壁112によつて4つの区画室に分割される。
区画室108もしくは110の2つは高温の流体
または低温の流体(例えば水)用とし、高温また
は低温の流体用の区画室108もしくは110は
直径上に向い合つている。また、ハウジング26
は4つの出口120を包含し、各々の出口120
は区画室108もしくは110の一方と組合わさ
れる。さらに、ハウジング26はキヤリツジ手段
24のまわりに半径方向に配置された外側壁11
7を包含し、流体用出口120は流体をハウジン
グ26から排出するために外側壁117から半径
方向に延長する。第3図は第2図の3−3線に沿
う断面図であるが、出口120は第2図の断面線
である3−3線に沿つて図示されてはいない。し
かしながら、出口120は、3−3線が出口12
0を切断した際の出口120の相対位置を示して
図面をわかり易くするため付加されている。した
がつて、高温の流体および低温の流体は区画室1
08および110を通過して半径方向にワイヤ1
2を通り抜けて流れるので、ワイヤ12が中心軸
線18のまわりに回転するにつれ、ワイヤ12は
加熱および冷却されることとなる。
熱エネルギー変換装置10は、また、出力部材
126を回転させるために適当な軸受を介してハ
ウジング部分124に回転自在に支持された出力
シヤフト122を包含する。キヤリツジ手段24
の回転運動を出力シヤフト122に伝達するため
の動力取出手段が設けられ、該手段は上記回転ホ
イールのハブ部分38にスタツド130でもつて
ボルト締めされたベベルリングギア128と、出
力シヤフト122の一端に取付けられた噛合ベベ
ルピニオンギア131とよりなる。
熱エネルギー変換装置10は、さらに、各々の
ワイヤ12の歪みが第2の相におけるよりも第1
の相において大きくなるように、両相において
各々のワイヤ12の歪みを制限するための応力制
限手段を包含する。第1の相はワイヤ12が転移
温度以下の比較的低い温度にあるときに生じ、第
2の相はワイヤが転移温度以上の比較的高い温度
にあるときに生ずる。歪みは、ワイヤ12が比較
的低い温度にあるときの第1の相における各々の
ワイヤ12の伸びの百分率で表わされ、その歪み
は、ワイヤ12が比較的高温にあるときの第2の
相における各々のワイヤ12の歪み即ちその伸び
の百分率より大きい。作用手段に対して作用状態
下に置かれた各々のワイヤ12に加えられる応力
は、比較的低温の第1の相において各々のワイヤ
が受ける応力よりも比較的高温の第2の相におけ
る方が大きい。応力制限手段は、比較的低温にお
けるワイヤ12の歪み即ち伸びの百分率を比較的
高温における歪み即ち伸びの百分率より大きくさ
せることによつて、仕事を金属材即ちワイヤから
効果的に抽出することを可能にする。応力制限手
段は、作用手段を構成するカム14および16と
ワイヤ12との間に配置されるので、カム14お
よび16は応力制限手段を介してワイヤ12と作
用することとなる。詳しくは、応力制限手段は、
カム14および16とワイヤ12との間でロスト
モーシヨン許容するようになつた複数のコイルば
ね132よりなる。一層詳しくは、各々のコイル
ばね132は、ワイヤ12とキヤリツジ手段24
の固定板および可動板80との間で作用する。固
定板78および可動板80の各々はキヤリツジ手
段24の一部であり、かつ複数の端ぐり孔134
を包含する。コイルばね132の1つは各々の端
ぐり孔134に配置される。また、キヤリツジ手
段の各々の固定板78と可動板80とは各々の端
ぐり孔134の底部に凹部136を有する。ワイ
ヤ12とコイルばね132とを相互に連結するた
めに第1のプラグ138よりなる連結手段が設け
られる。プラグ138は各々のコイルバネ132
の頂部に配置されて保持され、ワイヤ12はプラ
グ138を通つて延長してそれに対し保持され
る。詳しくは、プラグ138はそれを貫通する通
路を有し、該通路は一端に拡大キヤビテイ140
を具え、ワイヤ12は該通路を通つて延長しかつ
拡大キヤビテイ140に配置された膨大頭部14
2を有する。また、第2のプラグ144よりなる
アンカー手段が設けられ、これは凹部136に配
置され、ワイヤ12は通路およびプラグ144を
通つて該通路端の拡大キヤビテイ140まで延長
し、ワイヤ12はキヤビテイ146に配置された
拡大頭部148を有する。ワイヤ12は頭部14
2および148が同一であるという点で同一の先
端を有する。各々のコイルばね132はワイヤ1
2の2本について配設され、各々のアンカープラ
グ144はワイヤ12に連結される。ワイヤ12
は固定板78と可動板80との通路を通つて延長
し、さらにそれぞれのプラグ138および144
を通つて延長する。
アンカープラグ144は、ワイヤ12の同一端
において隣接コイルばね132からワイヤ12の
長手方向に隔置され、このためアンカープラグ1
44は、第8図に最もよく示すように、ワイヤ1
2の長手方向軸線を横断する方向において2つの
隣接コイルばね132と重なり合う。換言すれ
ば、各々のコイルばね132の底部は少くとも1
つのアンカープラグ144と重なり、図示するよ
うに2つのアンカープラグ144と重なり合う。
応力制限手段を構成するコイルばね132は、
応力がワイヤ12とカム14および16との間に
伝達される際に、ワイヤ12の歪みを制限するた
めに各々のワイヤ12の一端とキヤリツジ手段2
4の固定板78および可動板80との間だけに配
置される。換言すれば、コイルばね132はワイ
ヤ12の半分の第1の端にのみ配置され、ワイヤ
12の他の半分の反対端即ち第2の端にのみ配置
され、このためワイヤ12が設けられる領域が縮
小される。別の表現によると、コイルばね132
は、ワイヤ12の第1の端と第2の端とに交互に
配置される。
次に作用について説明する。ワイヤ12が作ら
れる金属材料としては、転移温度が広範囲に亘つ
て変動するような合金を用いることができる。ワ
イヤ12の金属材料の転移温度に従つて、その転
移温度以上の温度に加熱された水は入口118の
4つを介して熱エネルギー変換装置内に供給され
て直径上に向い合つた2対の区画室108もしく
は110を満たし、一方転移温度以下の冷たい水
は4つの入口118を介して供給されて、他の2
対の区画室108もしくは110を満たすことと
なる。冷たい水は直径上に向い合つた2対の入口
118に供給されるとともに温かい水はそれらの
入口から90゜隔てられかつ直径上に向い合つた2
対の入口118に供給されるので、冷たい水の区
画室108もしくは110と温かい水の区画室1
08もしくは110とが存在することとなる。水
は室108,110を通つてノズルスロツト11
6から各々のモジユールの各ワイヤ12の群を半
径方向に流れて出口120から排出される。
ワイヤ12は転移温度以下の比較的冷たい水を
受けると、ワイヤ12は比較的柔くなつて該ワイ
ヤに応力を生じさせる力を受ける。ワイヤ12が
比較的冷たい状態になるとともに、カムフオロワ
ー組立体62はカムの高い点に向つて移動してピ
ストン70を第7図に示した位置に押しやり、キ
ヤリツジ手段24は第7図に示すように時計方向
に回転する。このような運動は、油圧容積76を
縮小させて、油圧流体を関連するピストン66の
下側に押しやり、油圧容積74を増大させ、第4
図においてピストン66を上方に移動させる。こ
のようなピストン66の運動は案内ピン88を介
して伝達されて、可動板80は上方に移動させら
れ、このためワイヤ12は伸長して、ワイヤ12
に応力が加えられる。この応力により、ワイヤ1
2の長さの変化としての歪みが生じる。歪みは、
物理学上の式においては、ワイヤ12の長さの変
化即ち伸びをワイヤ12の最初の長さでもつて除
したものである。前述したように、比較的冷たい
状態にあるときのワイヤ12の許容し得る歪み
は、温かい状態にあるときのワイヤ12の許容し
得る歪みより大きい。
カムフオロワー組立体62が高い点を通過しか
つカムがその下方に動き始めると、即ちローラ6
2が時計方向に動いて第7図の中ほどになると、
ワイヤ12は区画室の1つからスロツト116を
介して流出する比較的温かい水を受ける。そのた
めワイヤ12は転移温度以上の温度に加熱されて
縮小し、元の長さに戻る。その間に、可動板80
は下方に動いてピストン66を下方に移動させ、
このため油圧流体は次の隣接ピストンの油圧容積
76に押しやられ、これによりピストンロツド1
00およびそれに組合わされたカムフオロワー組
立体62がカム面に対して駆動され、この結果キ
ヤリツジ手段24を回転させるための力のベクト
ルが生ずる。比較的温かい状態で収縮するワイヤ
12からのエネルギーよりも比較的冷たい状態で
ワイヤ12を伸長させるのに要するエネルギーが
少なく、このためワイヤ12はその歪み除去にお
いて熱を機械的エネルギーに変換することとな
る。
冷たい水と温かい水の各々について2つの四分
円区画が用意されているので、ワイヤ12は各回
転において歪みと歪み除去とを2度受けることに
なる。
ワイヤ12を冷たい状態において歪ませる力が
比較的小さいので、ワイヤ12が比較的冷たい状
態において歪みを受けて伸長されたときに、コイ
ルばね132はその圧縮が最小になるように選定
される。しかしながら、ワイヤ12が転移温度以
上の比較的温かい状態に移行すると、ワイヤ12
の有効弾性係数が比較的低い温度と比較的高い温
度との間において変化するので、ワイヤ12の応
力はきわめて大きくなるのに、ワイヤ12は温か
い状態において比較的小さな許容され得る歪みを
有することになる。コイルばね132は温かい状
態においてワイヤ12の歪みを制限するための応
力制限手段として働く。というのは、コイルばね
132が、ワイヤ12の応力が所定の限度を超過
するのを阻止するように圧縮されて、これにより
12の許容歪みが超えることを防止しているから
である。
形状記憶特性を示す材料の歪みは種々の異なる
応力から生じ得るものであり、歪みを制限するた
めの応力制限手段(このため歪みは比較的温かい
状態におけるよりも比較的冷たい状態において一
層大きくなり得る。)は、必ずしもばねにする必
要はない。例えば、応力制限手段として、スリツ
プクラツチ、弾性材料もしくは別のロストモーシ
ヨン装置を用いることができ、このようなもの
は、比較的冷たい状態において(即ち、材料に加
えられる応力が一層大きな歪み、換言すれば、材
料の歪みが除去されて材料が仕事を行つていると
きの第2の相において材料に許容される歪み以上
の歪みを生じさせるようになつた相において)一
層大きな歪みを許容することによつて材料の最も
有効な利用を図ることができるものである。
異なる温度を提供するために用いられる流体は
液体とすることが望ましいが、1種または数種の
気体もしくは液体と気体との混合物としても差支
えない。
以上に説明した実施例の別の特徴としては、熱
エネルギー変換装置がそれを直径方向に通つて
(例えばカムの高い点を通つて)延長するような
平面に対し対称であり、したがつて、いずれかの
方向にも即ち一旦始動された方向に回転し得るこ
とがある。換言すれば、回転方向は、熱エネルギ
ー変換装置が始動のため最初に回転された方向に
依存する。
本発明の例示的な実施例について説明したが、
ここに使用した用語は単に説明のためのもので、
本発明の範囲はそれにより限定されるものではな
く、本発明の教示に従つて他にも各種の変形が可
能であり、それらの各種の変形もすべて本発明の
範囲に包含される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好ましい実施例を示す側面
図、第2図はほぼ第1図の2−2線に沿う上面
図、第3図はほぼ第2図の3−3線に沿つて切断
して示した断片的な断面図、第4図はほぼ第3図
の4−4線に沿つて切断して示した断片的な断面
図、第5図は一部を切欠いて断面により表わした
第2図と同様の上面図、第6図はほぼ第7図の6
−6線に沿つて切断して示した断片的な断面図、
第7図はほぼ第3図の7−7線に沿つて切断して
一部を切欠いて示した断面図、第8図はコイルを
取付ける板を示す断片的な拡大平面図、第9図は
可動板と固定板との間に延長した温度感知素子お
よびそれに組合わせた応力制限手段の一部を切欠
いて示した断片的な拡大断面図、第10図は本発
明の好ましい実施例を示す斜視図である。 10……熱エネルギー変換装置、12……温度
感知素子即ちワイヤ、14,16……カム、18
……中心軸線、24……キヤリツジ手段、62…
…カムフオロワー組立体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱弾性マルテンサイト相変態に基づく形状記
    憶特性を示す材料で作られた少くとも1つの温度
    感知素子12と、第1の相において温度感知素子
    に応力を加えて歪ませかつ第2の相において該素
    子の歪みが除去されるのに応答するように該素子
    と作用するようになつた作用手段14,16,6
    4,66,68,70と、第2の相において温度
    感知素子の歪みを制限して第2の相におけるより
    も第1の相において該素子の歪みが一層大きくな
    るようにするための応力制限手段132とよりな
    る熱エネルギー変換装置。 2 温度感知素子が転移温度以下の比較的低い温
    度と転移温度以上の比較的高い温度との間に転移
    温度を通過する際に相転移が生じ、第1の相は温
    度感知素子が比較的低い温度にあるときに生じ、
    第2の相は温度感知素子が比較的高い温度にある
    ときに生じ、第1の相における温度感知素子の歪
    みは第2の相における温度感知素子の歪みよりも
    大きく、作用手段との作用に際して温度感知素子
    に加えられる応力が第1の相におけるよりも第2
    の相において一層大きくなつている特許請求の範
    囲第1項記載の熱エネルギー変換装置。 3 応力制限手段が作用手段と温度感知素子との
    間に配設され、このため該作用手段が応力制限手
    段を介して該素子と作用するようになつている特
    許請求の範囲第2項記載の熱エネルギー変換装
    置。 4 応力制限手段が作用手段と温度感知素子との
    間にロストモーシヨンを許容するようになつてい
    る特許請求の範囲第3項記載の熱エネルギー変換
    装置。 5 応力制限手段がばねを包含している特許請求
    の範囲第4項記載の熱エネルギー変換装置。 6 作用手段が温度感知素子が歪みを受けまた歪
    みを除去された際に該素子と作用するようになつ
    たカム装置と、第2の相における温度感知素子の
    歪み除去の間に該素子が該応力制限手段を介して
    該カム装置と作用する際にエネルギーを抽出する
    ために該素子と該カム装置との間で相対運動が行
    われるように該素子と該カム装置とを支持するよ
    うになつた支持手段とを包含している特許請求の
    範囲第4項記載の熱エネルギー変換装置。 7 温度感知素子を張力下に置いて作用手段と作
    用さるせように該素子を支持するためのキヤリツ
    ジ手段が設けられている特許請求の範囲第4項記
    載の熱エネルギー変換装置。 8 応力制限手段が温度感知素子とキヤリツジ手
    段との間で相互作用するようになつた弾性部材を
    包含し、このため作用手段によつて温度感知素子
    に加えられた応力が該弾性部材を介して伝達され
    るようになつている特許請求の範囲第7項記載の
    熱エネルギー変換装置。 9 温度感知素子がワイヤである特許請求の範囲
    第8項記載の熱エネルギー変換装置。 10 弾性部材がコイルばねであり、該コイルば
    ねがワイヤの一端のまわりで配設されかつ該ワイ
    ヤと作用し、このため該コイルばねが第2の相に
    おけるコイルばねの歪み除去の際に圧縮されるよ
    うになつている特許請求の範囲第9項記載の熱エ
    ネルギー変換装置。 11 複数のワイヤと複数のコイルばねとが設け
    られている特許請求の範囲第10項記載の熱エネ
    ルギー変換装置。 12 作用手段が、ワイヤが歪みを受けまた歪み
    を除去された際に該ワイヤと作用するようになつ
    たカム装置と、該ワイヤの歪みが除去され長さが
    縮小されるとともに該ワイヤが第2の相において
    該カム装置と作用しているコイルばねを圧縮した
    際にエネルギーを抽出するためにキヤリツジ手段
    によつて支持された該ワイヤと該カム装置との間
    で相対的運動が行われるように該キヤリツジ手段
    とカム装置とを支持するための支持手段とを包含
    している特許請求の範囲第11項記載の熱エネル
    ギー変換装置。 13 複数の温度感知素子が設けられ、各温度感
    知素子は応力制限手段を介して加えられた力によ
    つて張力を受けるようになつたワイヤよりなり、
    応力制限手段はばね手段よりなり、該ばね手段
    は、第1の相においてワイヤを伸ばしたときに実
    質的に変位しないで、第2の相において増大した
    応力に応答して変位するようにばね定数を有する
    ものであり、このためワイヤの応力が第2の相に
    おいて所定の限度を越えないようにされて、ワイ
    ヤの歪みが第2の相において許容値を超えないよ
    うにされている特許請求の範囲第2項記載の熱エ
    ネルギー変換装置。
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