JPS6257799A - 油圧プレス装置 - Google Patents
油圧プレス装置Info
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- JPS6257799A JPS6257799A JP19818085A JP19818085A JPS6257799A JP S6257799 A JPS6257799 A JP S6257799A JP 19818085 A JP19818085 A JP 19818085A JP 19818085 A JP19818085 A JP 19818085A JP S6257799 A JPS6257799 A JP S6257799A
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- Japan
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- pressure
- circuit
- movable
- platen
- program control
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/26—Programme control arrangements
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Presses (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は油圧プレス装置に係り、詳しくはプレス条件が
予め定められたプログラムに従ってプログラム制御され
る形式の油圧プレス装置に関するものである。
予め定められたプログラムに従ってプログラム制御され
る形式の油圧プレス装置に関するものである。
(従来技術)
油圧プレス装置は、一般に、固定盤に対して相対移動可
能に設けられた可動盤を圧締シリンダにて近接移動せし
めることにより、熱板乃至はプレス板間において所定の
プレス操作を行うように構成されるが、このような油圧
プレス装置の中に、被プレス物のプレス操作(圧締操作
)時において、加熱温度や圧締圧力等のプレス条件を予
め定められたプログラムに従ってプログラム制御する形
式のものがある。例えば、プリント配線板用銅張り積層
基板や多層板等をプレス成形するための油圧プレス装置
がそれである。
能に設けられた可動盤を圧締シリンダにて近接移動せし
めることにより、熱板乃至はプレス板間において所定の
プレス操作を行うように構成されるが、このような油圧
プレス装置の中に、被プレス物のプレス操作(圧締操作
)時において、加熱温度や圧締圧力等のプレス条件を予
め定められたプログラムに従ってプログラム制御する形
式のものがある。例えば、プリント配線板用銅張り積層
基板や多層板等をプレス成形するための油圧プレス装置
がそれである。
ところで、このような形式の油圧プレス装置では、プレ
ス条件のプログラム制御を開始するに当たってそのプロ
グラム制御の開始位置を決定する必要があり、そのため
に従来の油圧プレス装置では、リミットスイッチや光電
スイッチ等のスイッチを固定盤に対して接近、離間可能
に設け、可動盤乃至は熱板、若しくはプレス板がそのス
イソチを作動せしめる作動位置を、被プレス物の厚さに
応じて調節することが行われていた。固定盤に対するス
イッチの取付位置を被プレス物の厚さに応じて調節する
ことにより、被プレス物の圧締開始位置を検出し、その
検出結果に基づいてプログラム制御の開始時期を決定す
るようになっていたのである。
ス条件のプログラム制御を開始するに当たってそのプロ
グラム制御の開始位置を決定する必要があり、そのため
に従来の油圧プレス装置では、リミットスイッチや光電
スイッチ等のスイッチを固定盤に対して接近、離間可能
に設け、可動盤乃至は熱板、若しくはプレス板がそのス
イソチを作動せしめる作動位置を、被プレス物の厚さに
応じて調節することが行われていた。固定盤に対するス
イッチの取付位置を被プレス物の厚さに応じて調節する
ことにより、被プレス物の圧締開始位置を検出し、その
検出結果に基づいてプログラム制御の開始時期を決定す
るようになっていたのである。
(問題点)
しかしながら、かかる従来の油圧プレス装置では、被プ
レス物の厚さが異なる毎にスイッチの作動位置、すなわ
ち固定盤に対するスイッチの取付位置を変更しなければ
ならず、その変更操作が極めて面倒であった。また、従
来では、そのようなスイッチの取付位置が作業者の目分
量によって決定されるようになっていたことから、プロ
グラム制御の開始時期が作業者の主観によってバラつき
易いといった問題もあった。
レス物の厚さが異なる毎にスイッチの作動位置、すなわ
ち固定盤に対するスイッチの取付位置を変更しなければ
ならず、その変更操作が極めて面倒であった。また、従
来では、そのようなスイッチの取付位置が作業者の目分
量によって決定されるようになっていたことから、プロ
グラム制御の開始時期が作業者の主観によってバラつき
易いといった問題もあった。
(解決手段)
ここにおいて、本発明は、このような事情を背景として
為されたものであり、その要旨とするところは、前述の
如き、固定盤に対して相対移動可能に設けられた可動盤
を圧締シリンダにて近接移動せしめ、熱板乃至はプレス
板間において、加熱温度や圧締圧力等のプレス条件を予
め定められたプログラムに従ってプログラム制御しつつ
、所定のプレス操作を行うようにした油圧プレス装置に
おいて、前記可動盤が予め定められた所定の圧締位置に
達したことを前記圧締シリンダの作動油圧に基づいて検
知する検知手段を設け、該検知手段の検知結果に基づい
て前記プログラム制御を開始させるようにしたことにあ
る。
為されたものであり、その要旨とするところは、前述の
如き、固定盤に対して相対移動可能に設けられた可動盤
を圧締シリンダにて近接移動せしめ、熱板乃至はプレス
板間において、加熱温度や圧締圧力等のプレス条件を予
め定められたプログラムに従ってプログラム制御しつつ
、所定のプレス操作を行うようにした油圧プレス装置に
おいて、前記可動盤が予め定められた所定の圧締位置に
達したことを前記圧締シリンダの作動油圧に基づいて検
知する検知手段を設け、該検知手段の検知結果に基づい
て前記プログラム制御を開始させるようにしたことにあ
る。
(作用・効果)
このようにすれば、プログラム制御の開始時期を電気的
に決定することが可能となるため、前記従来の手法に比
べ、被プレス物の厚さの変更に伴うプログラム制御開始
時期の変更操作が極めて容易となるのである。しかも、
そのように、プログラム制御の開始時期を電気的に決定
することが可能となることから、プログラム制御開始時
期の決定に際して作業者の主観が入ることを回避するこ
とが可能となるのであり、そしてそれ故、プログラム制
御開始時期が作業者の主観によってバラつくことを回避
することが可能になるといった利点もあるのである。
に決定することが可能となるため、前記従来の手法に比
べ、被プレス物の厚さの変更に伴うプログラム制御開始
時期の変更操作が極めて容易となるのである。しかも、
そのように、プログラム制御の開始時期を電気的に決定
することが可能となることから、プログラム制御開始時
期の決定に際して作業者の主観が入ることを回避するこ
とが可能となるのであり、そしてそれ故、プログラム制
御開始時期が作業者の主観によってバラつくことを回避
することが可能になるといった利点もあるのである。
ために、そのいくつかの実施例を図面に基づいてるが、
そこにおいて、10は固定盤であって、ベース12上に
立設されたタイロッドI4の上端部に位置固定に配設さ
れており、その下面には、断熱板16を介して上熱板1
8が配設されている。
そこにおいて、10は固定盤であって、ベース12上に
立設されたタイロッドI4の上端部に位置固定に配設さ
れており、その下面には、断熱板16を介して上熱板1
8が配設されている。
また、20は、その上面に断熱板22を介して下熱板2
4が配設された可動盤であって、ベース12の下側に設
けられた圧締シリンダ26のラム2Bに連結され、その
ラム28の伸縮に応じて上下方向に移動せしめられるよ
うになっている。
4が配設された可動盤であって、ベース12の下側に設
けられた圧締シリンダ26のラム2Bに連結され、その
ラム28の伸縮に応じて上下方向に移動せしめられるよ
うになっている。
また、上記固定盤10と可動盤20との間には、それぞ
れ上下方向に移動可能に、複数の可動熱板30が配設さ
れている。これらの可動熱板30は、それぞれその側部
に保合部材32を備えており、可動盤20が下降したと
き、その保合部材32が各対応する支持部材34に当接
することにより、下方への移動を規制されるようになっ
ている。そして、この下方への移動を規制された状態に
おいて、各熱板間に所定の間隙を形成し、それら各熱板
間にプリント配線板用銅張り積層基板や多層板等の被プ
レス物36を載置し得るようになっている。また、可動
盤20の上昇時においては、下側の熱板上に載置された
被プレス物36の当接に基づいて、下方の熱板から逐次
上界せしめられるようになっており、最上段の可動熱板
30上に載置された被プレス物36の上熱板18への当
接後、圧締シリンダ26の押圧力に基づき、各熱板間に
おいて、被プレス物36を同時にプレス成形するように
なっている。なお、各可動熱板30の下方への移動を規
制する支持部材34は、ベース12と固定盤10との間
に配設された支持ロンド38に固定されており、また可
動盤20は、その支持ロンド38に固定された図示しな
いラミ1.トスイツチの作動に基づいて、その下方への
移動が規制されるようになっている。
れ上下方向に移動可能に、複数の可動熱板30が配設さ
れている。これらの可動熱板30は、それぞれその側部
に保合部材32を備えており、可動盤20が下降したと
き、その保合部材32が各対応する支持部材34に当接
することにより、下方への移動を規制されるようになっ
ている。そして、この下方への移動を規制された状態に
おいて、各熱板間に所定の間隙を形成し、それら各熱板
間にプリント配線板用銅張り積層基板や多層板等の被プ
レス物36を載置し得るようになっている。また、可動
盤20の上昇時においては、下側の熱板上に載置された
被プレス物36の当接に基づいて、下方の熱板から逐次
上界せしめられるようになっており、最上段の可動熱板
30上に載置された被プレス物36の上熱板18への当
接後、圧締シリンダ26の押圧力に基づき、各熱板間に
おいて、被プレス物36を同時にプレス成形するように
なっている。なお、各可動熱板30の下方への移動を規
制する支持部材34は、ベース12と固定盤10との間
に配設された支持ロンド38に固定されており、また可
動盤20は、その支持ロンド38に固定された図示しな
いラミ1.トスイツチの作動に基づいて、その下方への
移動が規制されるようになっている。
そして、このような油圧プレス装置において、前記圧締
シリンダ26の作動油室40に圧力センサ42が接続さ
れ、この圧力センサ42によってその作動油室40内の
作動油圧が検出されるようになっている。また、この圧
力センサ42から出力された作動油圧を表す油圧信号は
、増幅回路44を介して微分回路46に供給され、そこ
で微分されてコンパレータ48に供給されるようになっ
ている。
シリンダ26の作動油室40に圧力センサ42が接続さ
れ、この圧力センサ42によってその作動油室40内の
作動油圧が検出されるようになっている。また、この圧
力センサ42から出力された作動油圧を表す油圧信号は
、増幅回路44を介して微分回路46に供給され、そこ
で微分されてコンパレータ48に供給されるようになっ
ている。
また、コンパレータ48には、基準値設定器50が接続
されており、その基準値設定器50の設定基準値に応じ
た基準信号が入力されるようになっている。そして、コ
ンパレータ48は、微分回路46からの微分油圧信号が
基準値設定器50からの基準信号を上回ると、圧締信号
を出力し、これをアンド回路52に供給するようになっ
ている。
されており、その基準値設定器50の設定基準値に応じ
た基準信号が入力されるようになっている。そして、コ
ンパレータ48は、微分回路46からの微分油圧信号が
基準値設定器50からの基準信号を上回ると、圧締信号
を出力し、これをアンド回路52に供給するようになっ
ている。
なお、基準値設定器50では、可動盤20の上昇駆動時
に圧締シリンダ26の作動油室40に供給される作動油
の供給速度に応じて、すなわち圧締シリンダ26の作動
油室40に対して作動油が予め設定された一定の供給速
度をもって供給される可動盤20の上昇駆動時において
、基準信号が、全部の被プレス物36が被圧締状態に移
行するまでは微分回路46からの微分油圧信号よりも大
きく、被圧締状態への移行時にはそれよりも小さくなる
ように、その基準値が設定される。
に圧締シリンダ26の作動油室40に供給される作動油
の供給速度に応じて、すなわち圧締シリンダ26の作動
油室40に対して作動油が予め設定された一定の供給速
度をもって供給される可動盤20の上昇駆動時において
、基準信号が、全部の被プレス物36が被圧締状態に移
行するまでは微分回路46からの微分油圧信号よりも大
きく、被圧締状態への移行時にはそれよりも小さくなる
ように、その基準値が設定される。
一方、アンド回路52には、図示しないプレスコントロ
ーラから、被プレス物36の圧締圧力および各熱板の加
熱温度をプログラム制御するためのプレス操作自動信号
が入力されるようになっており、アンド回路52は、前
記圧締信号が人力されたとき、このプレス操作自動信号
を電磁圧力制御弁回路60および加熱回路62に供給す
るようになっている。そして、電磁圧力制御弁回路60
および加熱回路62は、それぞれそのプレス操作自動信
号に従って、すなわちそれぞれ予め定められたプログラ
ムに従って、圧締シリンダ26の作動油圧および各熱板
の加熱温度を制御するようになっている。
ーラから、被プレス物36の圧締圧力および各熱板の加
熱温度をプログラム制御するためのプレス操作自動信号
が入力されるようになっており、アンド回路52は、前
記圧締信号が人力されたとき、このプレス操作自動信号
を電磁圧力制御弁回路60および加熱回路62に供給す
るようになっている。そして、電磁圧力制御弁回路60
および加熱回路62は、それぞれそのプレス操作自動信
号に従って、すなわちそれぞれ予め定められたプログラ
ムに従って、圧締シリンダ26の作動油圧および各熱板
の加熱温度を制御するようになっている。
また、前記固定盤10には、リミットスイッチ64が位
置固定に設けられており、最上段の可動熱板30がその
下降位置から予め定められた微小距離(通常は、数磨1
程度)上昇したとき、その可動熱板30によって作動せ
しめられるようになっている。そして、その作動信号が
、前記アンド回路52からのプレス操作自動信号の供給
に先立って電磁圧力制御弁回路f30に供給され、前記
作動油室40内の作動油圧の最大圧力を規制するリリー
フバルブを、それまでのマニュアルリリーフバルブから
電磁リリーフバルブに切り換えるようになっている。な
お、ここでマニュアルリリーフバルブが用いられている
のは、可動盤20の上昇駆動時には作動油圧が低いため
、リリーフ圧も低いことが望ましいのであるが、電磁リ
リーフバルブではリリーフ圧を低く設定することが難し
いからである。
置固定に設けられており、最上段の可動熱板30がその
下降位置から予め定められた微小距離(通常は、数磨1
程度)上昇したとき、その可動熱板30によって作動せ
しめられるようになっている。そして、その作動信号が
、前記アンド回路52からのプレス操作自動信号の供給
に先立って電磁圧力制御弁回路f30に供給され、前記
作動油室40内の作動油圧の最大圧力を規制するリリー
フバルブを、それまでのマニュアルリリーフバルブから
電磁リリーフバルブに切り換えるようになっている。な
お、ここでマニュアルリリーフバルブが用いられている
のは、可動盤20の上昇駆動時には作動油圧が低いため
、リリーフ圧も低いことが望ましいのであるが、電磁リ
リーフバルブではリリーフ圧を低く設定することが難し
いからである。
次に、本実施例装置の作動を説明する。
第1図に示されているように、可動盤20がその下降位
置にある状態から、電磁圧力制御弁回路60内の定吐出
量ポンプが駆動され、圧締シリンダ26の作動油室40
内に作動油が一定速度で供給されて、可動盤20が上昇
駆動されると、先ず、その可動盤20の上面に配設され
た下熱板24上の被プレス物36が最下段の可動熱板3
0下面に当接し、それ以後、その最下段の可動熱板30
を共に上昇せしめる。以下、可動盤20の上界に伴って
、各可動熱板30が下方に位置するものから逐次可動盤
20と共に上界駆動せしめられることとなるが、最上段
の可動熱板30がその下降位置から所定距離上昇すると
、リミットスイッチ64が作動し、その作動信号が電磁
圧力制御弁回路60に供給される。その結果、前述のよ
うに、作動油室40内の作動油圧を規制していたリリー
フバルブがそれまでのマニュアルリリーフバルブから電
磁リリーフバルブに切り換えられ、以後、この電磁リリ
ーフバルブによってその作動油圧が規制される。
置にある状態から、電磁圧力制御弁回路60内の定吐出
量ポンプが駆動され、圧締シリンダ26の作動油室40
内に作動油が一定速度で供給されて、可動盤20が上昇
駆動されると、先ず、その可動盤20の上面に配設され
た下熱板24上の被プレス物36が最下段の可動熱板3
0下面に当接し、それ以後、その最下段の可動熱板30
を共に上昇せしめる。以下、可動盤20の上界に伴って
、各可動熱板30が下方に位置するものから逐次可動盤
20と共に上界駆動せしめられることとなるが、最上段
の可動熱板30がその下降位置から所定距離上昇すると
、リミットスイッチ64が作動し、その作動信号が電磁
圧力制御弁回路60に供給される。その結果、前述のよ
うに、作動油室40内の作動油圧を規制していたリリー
フバルブがそれまでのマニュアルリリーフバルブから電
磁リリーフバルブに切り換えられ、以後、この電磁リリ
ーフバルブによってその作動油圧が規制される。
一方、可動盤20は、このリミットスイッチ64の作動
後も上昇駆動せしめられるが、最上段の可動熱板30上
に、i!置された被プレス物36が上熱板18に当接す
ると、作動油室40内の作動油圧が急激に上昇する。そ
の結果、微分回路46がらコンパレータ48に供給され
る微分油圧信号が基準値設定器50からの基準信号を上
回ることとなり、コンパレータ48からアンド回路52
に圧締信号が供給されることとなる。そして、これによ
り、前述のように、電磁圧力制御弁回路60および加熱
回路62にプレス操作自動信号が供給を開始され、以後
、これら電磁圧力制御弁回路60および加熱回路62が
それぞれ予め定められたプログラムに従って制御されて
、圧締圧力および加熱温度がプログラム制御されること
となる。なお、電磁圧力制御弁口路60では、電磁リリ
ーフバルブのリリーフ圧が制御されることにより、圧締
圧力が制御されることとなる。また、上述の説明から明
らかなように、本実施例では、圧力センサ42、微分回
路46.コンパレータ48.基準値設定器50等によっ
て、検知手段が構成されている。
後も上昇駆動せしめられるが、最上段の可動熱板30上
に、i!置された被プレス物36が上熱板18に当接す
ると、作動油室40内の作動油圧が急激に上昇する。そ
の結果、微分回路46がらコンパレータ48に供給され
る微分油圧信号が基準値設定器50からの基準信号を上
回ることとなり、コンパレータ48からアンド回路52
に圧締信号が供給されることとなる。そして、これによ
り、前述のように、電磁圧力制御弁回路60および加熱
回路62にプレス操作自動信号が供給を開始され、以後
、これら電磁圧力制御弁回路60および加熱回路62が
それぞれ予め定められたプログラムに従って制御されて
、圧締圧力および加熱温度がプログラム制御されること
となる。なお、電磁圧力制御弁口路60では、電磁リリ
ーフバルブのリリーフ圧が制御されることにより、圧締
圧力が制御されることとなる。また、上述の説明から明
らかなように、本実施例では、圧力センサ42、微分回
路46.コンパレータ48.基準値設定器50等によっ
て、検知手段が構成されている。
このように、本実施例装置によれば、基準値設定器50
によって予め基準値を設定しておくだけで、被プレス物
36の圧締圧力および各熱板の加熱温度のプログラム制
御を、被プレス物36の厚さに拘わらず、プレス操作の
開始と同時に自動的に開始することができるのであり、
従来の装置のように、被プレス物36の厚さが変わる毎
にスイッチの取付位置を変更するような面倒な変更操作
を省くことができるのである。また、プログラム制御の
開始時期の決定に際して、従来装置のように、作業者の
主観が入ることがないため、その開始時期が作業者の主
観によってバラつくような不具合もないのである。さら
に、被プレス物36の厚さに拘わらず、プログラム制御
の開始時期を自動的に決定できることから、プレス装置
、ひいては工場全体の全自動化、省人化が可能にもなる
のである。
によって予め基準値を設定しておくだけで、被プレス物
36の圧締圧力および各熱板の加熱温度のプログラム制
御を、被プレス物36の厚さに拘わらず、プレス操作の
開始と同時に自動的に開始することができるのであり、
従来の装置のように、被プレス物36の厚さが変わる毎
にスイッチの取付位置を変更するような面倒な変更操作
を省くことができるのである。また、プログラム制御の
開始時期の決定に際して、従来装置のように、作業者の
主観が入ることがないため、その開始時期が作業者の主
観によってバラつくような不具合もないのである。さら
に、被プレス物36の厚さに拘わらず、プログラム制御
の開始時期を自動的に決定できることから、プレス装置
、ひいては工場全体の全自動化、省人化が可能にもなる
のである。
しかも、本実施例では、前述のように、プログラム制御
の開始時期が、圧締シリンダ26の作動油圧の変化率に
基づいて決定されるようになっていることから、作動油
温度等の環境条件によってプログラム制御の開始時期に
誤差が生じることが掻力回避されるといった利点もある
のである。
の開始時期が、圧締シリンダ26の作動油圧の変化率に
基づいて決定されるようになっていることから、作動油
温度等の環境条件によってプログラム制御の開始時期に
誤差が生じることが掻力回避されるといった利点もある
のである。
なお、第1図中、破線で囲まれた部分の全部若しくは一
部は、マイクロコンピュータによって構説明する。なお
、前記実施例と同様の機能を有するものについてはその
詳細な説明を省略し、以下では、前記実施例と異なる部
分についてのみ詳述する。
部は、マイクロコンピュータによって構説明する。なお
、前記実施例と同様の機能を有するものについてはその
詳細な説明を省略し、以下では、前記実施例と異なる部
分についてのみ詳述する。
すなわち、第2図に示されているように、本実施例にお
いては、リミットスイッチ64の作動信号がデジタルタ
イマ70に入力されるようになっており、この作動信号
が入力されたとき、デジタルタイマ70がその作動を開
始するようになっている。そして、設定器72によって
設定された設定期間の経過後、そのデジタルタイマ70
からアンド回路52に圧締信号が供給され、前記実施例
と同様、プレス操作自動信号が電磁圧力制御弁回路60
および加熱回路62に供給されるようになっている。
いては、リミットスイッチ64の作動信号がデジタルタ
イマ70に入力されるようになっており、この作動信号
が入力されたとき、デジタルタイマ70がその作動を開
始するようになっている。そして、設定器72によって
設定された設定期間の経過後、そのデジタルタイマ70
からアンド回路52に圧締信号が供給され、前記実施例
と同様、プレス操作自動信号が電磁圧力制御弁回路60
および加熱回路62に供給されるようになっている。
このような油圧プレス装置によれば、デジタルタイマ7
0のタイムアツプ時間を、設定器72により、リミット
スイッチ64が作動せしめられてから最上段の可動熱板
30上に載置された被プレス物36が上熱板18に当接
するまでの時間に設定しておくことによって、前記実施
例と同様、全被プレス吻36のプレス操作が開始される
と同時に圧締圧力および加熱温度のプログラム制御を開
始できるのであり、デジタルタイマ70のタイムアツプ
時間を被プレス物36の厚さに応じて切換設定するだけ
の簡単な操作により、プログラム制御の開始時期を高い
精度で決定できるのである。
0のタイムアツプ時間を、設定器72により、リミット
スイッチ64が作動せしめられてから最上段の可動熱板
30上に載置された被プレス物36が上熱板18に当接
するまでの時間に設定しておくことによって、前記実施
例と同様、全被プレス吻36のプレス操作が開始される
と同時に圧締圧力および加熱温度のプログラム制御を開
始できるのであり、デジタルタイマ70のタイムアツプ
時間を被プレス物36の厚さに応じて切換設定するだけ
の簡単な操作により、プログラム制御の開始時期を高い
精度で決定できるのである。
なお、上述の説明から明らかなように、本実施例では、
リミットスイッチ64.デジタルタイマ70および設定
器72から検知手段が構成されている。また、本実施例
においても、第2図中、破線で囲まれた部分の全部乃至
は一部をマイクロコンビュータで構成することが可能で
あり、その操作の全自動化および省人化を図ることが可
能である。
リミットスイッチ64.デジタルタイマ70および設定
器72から検知手段が構成されている。また、本実施例
においても、第2図中、破線で囲まれた部分の全部乃至
は一部をマイクロコンビュータで構成することが可能で
あり、その操作の全自動化および省人化を図ることが可
能である。
以上、本発明のいくつかの実施例を説明したが、これら
はあくまでも例示であり、本発明がこれらの具体例に限
定して解釈されるべきでないことは、勿論である。
はあくまでも例示であり、本発明がこれらの具体例に限
定して解釈されるべきでないことは、勿論である。
例えば、前記各実施例のリミットスイッチ64は、近接
スイッチ等の他のスイッチで置き換えることが可能であ
り、また、前記第一の実施例では、そのようなスイッチ
自体を省略することが可能である。
スイッチ等の他のスイッチで置き換えることが可能であ
り、また、前記第一の実施例では、そのようなスイッチ
自体を省略することが可能である。
また、前記第一の実施例では、電磁圧力制御弁回路60
内における電磁リリーフバルブのリリーフ圧の制御によ
って圧締圧力が制御される形式のものに本発明が適用さ
れていたが、本発明は、可変吐出量ポンプの吐出量の制
御によって圧締圧力が制御される形式のもの等、他の制
御形式によって圧締圧力が制御されるものにも適用する
ことが可能である。
内における電磁リリーフバルブのリリーフ圧の制御によ
って圧締圧力が制御される形式のものに本発明が適用さ
れていたが、本発明は、可変吐出量ポンプの吐出量の制
御によって圧締圧力が制御される形式のもの等、他の制
御形式によって圧締圧力が制御されるものにも適用する
ことが可能である。
さらに、前記実施例では、複数の可動熱Fi、30が下
方に位置するものから逐次上昇駆動される形式の多段プ
レス装置に本発明が適用されていたが、本発明は、可動
盤20の上昇に伴って複数の可動熱板30が同時に上昇
駆動せしめられる形式の多段プレス装置にも適用するこ
とが可能であり、また被プレス物36が上熱板18と下
熱板24との間で直接プレス成形される1段形式の油圧
プレス装置にも適用することが可能である。
方に位置するものから逐次上昇駆動される形式の多段プ
レス装置に本発明が適用されていたが、本発明は、可動
盤20の上昇に伴って複数の可動熱板30が同時に上昇
駆動せしめられる形式の多段プレス装置にも適用するこ
とが可能であり、また被プレス物36が上熱板18と下
熱板24との間で直接プレス成形される1段形式の油圧
プレス装置にも適用することが可能である。
また、前記実施例では、圧締圧力および加熱温度がプロ
グラム制御されるものに本発明が適用されていたが、本
発明は、これに限定されるものではなく、それら以外の
プレス条件をプログラム制御するものや、被プレス物3
6が、プレス板間において、圧締圧力だけをプログラム
制御されつつプレス成形される、所謂コールドプレス装
置についても適用することが可能である。
グラム制御されるものに本発明が適用されていたが、本
発明は、これに限定されるものではなく、それら以外の
プレス条件をプログラム制御するものや、被プレス物3
6が、プレス板間において、圧締圧力だけをプログラム
制御されつつプレス成形される、所謂コールドプレス装
置についても適用することが可能である。
その他、−々列挙はしないが、本発明が、その趣旨を逸
脱しない範囲内において、種々なる変更。
脱しない範囲内において、種々なる変更。
修正、改良等を施した態様で実施し得ることは、言うま
でもないところである。
でもないところである。
第1図は本発明の一実施例を説明するための系統図であ
り、第2図は本発明の別の実施例を示す第1図に相当す
る図である。 10:固定盤 18:上熱板 20:可動盤 24:下熱板 26:圧締シリンダ 30:可動熱板36:被プレス
物 40:作動油室42:圧力センサ 46:
微分回路48:コンパレータ 50:基準値設定器6
0:電磁圧力制御弁回路
り、第2図は本発明の別の実施例を示す第1図に相当す
る図である。 10:固定盤 18:上熱板 20:可動盤 24:下熱板 26:圧締シリンダ 30:可動熱板36:被プレス
物 40:作動油室42:圧力センサ 46:
微分回路48:コンパレータ 50:基準値設定器6
0:電磁圧力制御弁回路
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 固定盤に対して相対移動可能に設けられた可動盤を圧締
シリンダにて近接移動せしめ、熱板乃至はプレス板間に
おいて、加熱温度や圧締圧力等のプレス条件を予め定め
られたプログラムに従ってプログラム制御しつつ、所定
のプレス操作を行うようにした油圧プレス装置において
、 前記可動盤が予め定められた所定の圧締位置に達したこ
とを前記圧締シリンダの作動油圧に基づいて検知する検
知手段を設け、該検知手段の検知結果に基づいて前記プ
ログラム制御を開始させるようにしたことを特徴とする
油圧プレス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19818085A JPS6257799A (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 油圧プレス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19818085A JPS6257799A (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 油圧プレス装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6257799A true JPS6257799A (ja) | 1987-03-13 |
JPH0338960B2 JPH0338960B2 (ja) | 1991-06-12 |
Family
ID=16386806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19818085A Granted JPS6257799A (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 油圧プレス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6257799A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6384800A (ja) * | 1986-09-29 | 1988-04-15 | Meiki Co Ltd | ホツトプレス |
KR100416571B1 (ko) * | 2001-04-06 | 2004-02-05 | 조희왕 | 다단 프레스 제어장치와 그 제어방법 |
CN107639405A (zh) * | 2017-02-17 | 2018-01-30 | 上海名欧精机有限公司 | 数控液压压装机控制系统 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6027500A (ja) * | 1983-07-25 | 1985-02-12 | インダストリアル・エレクトロニツク・ラバ−・コンパニ− | 成形プレスの制御装置 |
-
1985
- 1985-09-06 JP JP19818085A patent/JPS6257799A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6027500A (ja) * | 1983-07-25 | 1985-02-12 | インダストリアル・エレクトロニツク・ラバ−・コンパニ− | 成形プレスの制御装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6384800A (ja) * | 1986-09-29 | 1988-04-15 | Meiki Co Ltd | ホツトプレス |
JPH0354039B2 (ja) * | 1986-09-29 | 1991-08-16 | ||
KR100416571B1 (ko) * | 2001-04-06 | 2004-02-05 | 조희왕 | 다단 프레스 제어장치와 그 제어방법 |
CN107639405A (zh) * | 2017-02-17 | 2018-01-30 | 上海名欧精机有限公司 | 数控液压压装机控制系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0338960B2 (ja) | 1991-06-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |