JPS6257789A - レ−ザ加工装置の監視方法 - Google Patents

レ−ザ加工装置の監視方法

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JPS6257789A
JPS6257789A JP60182718A JP18271885A JPS6257789A JP S6257789 A JPS6257789 A JP S6257789A JP 60182718 A JP60182718 A JP 60182718A JP 18271885 A JP18271885 A JP 18271885A JP S6257789 A JPS6257789 A JP S6257789A
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JP60182718A
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Takeji Egashira
江頭 武二
Sadayuki Nishiyama
西山 貞行
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はレーザ加工装置におけるレーザ光路の光透過状
態検出に関し、特に、これに限る意図ではないが、薄鋼
板の突合せレーザ溶接におけるレーザ光路の光透過状態
検出に関する。
〔従来の技術〕
たとえば薄鋼板の連続処理ラインにおいて、先行のスト
リップの後端と後行のストリップの先端を接続して連続
通板を行うため、各種の溶接法が用いられているが、板
厚が薄いものについては。
板の突合せの問題や、溶接速度の点で、レーザ溶接法が
注目されている。
薄鋼板のレーザ溶接は通常、特開昭54−32154号
公報に開示されているように、溶接すべき2端面を突合
せ、端面間中央にレンズ等の光学系で集光したエネルギ
ー密度の高いレーザビームを照射して、単位溶接当り入
熱速度の小さい高速溶接を行うのが特徴となっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この種のレーザ溶接においては、レーザ発振器から加工
点に至るレーザ光路に存在する光学要素のレーザ透過率
が低下すると、溶接品質が低下するばかりでなく、該要
素の加熱による特性劣下あるいは破壊を生ずることがあ
る。また、加工処理においては、端面が平旦で互に十分
密着している場合は、突合せ面の両側がレーザビームに
よって溶融され溶接が行われるが、端面の凹凸や曲り等
で両端面間に隙間を生じている場合には、集光されたレ
ーザビームはこの隙間を通過したりする結果、完全な突
合せ溶接が行われないことになる。
また、突合せが十分であっても溶接線に穴が開き、溶接
不良となることもある。
特開昭58−125389号公報には、従来技術として
レーザ発振器の出力レーザの光量を検出し、検出値より
レーザ光量の適否を見る例があるとした背景のもとに、
加工点の発光を別途レンズおよび光電変換器で検出して
、検出値に基づき加工物における加工状態を検出する方
法が提案されている。
これは加工物の加工状態の監視を目的とするものである
。これとは別に、あるいはこれと共に、レーザ光路の状
態監視を行うことが望ましい。
本発明はレーザ光路のレーザ透過の適否を検出し得るレ
ーザ透過検出方法を提供することを第1の目的とし、レ
ーザ光路各部要素のレーザ透過の適否を検出し得るレー
ザ透過検出方法を提供することを第2の目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明においては、レーザ発
振器のレーザ出力をレーザ伝送手段および集光手段を介
して所定領域に照射するレーザ加工装置の、該レーザ伝
送手段の出力レーザを所定領域に集束する該集光手段の
レーザ入側で、集光手段が反射した光量を検出して第1
の検出量を得て、これを所定の値と比較してレーザ透過
の適否を検出する。
本発明を一態様で実施する装置構成を示す第1図を参照
して具体的に説明すると、レーザ発振器1の出射レーザ
をレンズ2およびオプティカルファイバ3でなる伝送系
を通して、加工部に案内し加工部において、集光レンズ
5およびフィルタ6でなる集光装置4でレーザを所定領
域に集束させて薄鋼板7に照射するレーザ溶接装置にお
いて、集光装置4の入射側の反射光を検出するために、
集光装置4の入射側より集光レンズ5をフォトセンサ1
0の視野に入れると、フォトセンサ10には、ファイバ
3から集光装置4に出射されてレンズ5の表裏面で反射
された光およびフィルタ6の表裏面で反射された光、な
らびに、薄鋼板7で反射された光および溶接線7bにお
ける発光、が入射する。
今、レンズ2にはレーザ発振器1より一定量のレーザが
出射されるとすると、レンズ2および又はファイバ3が
汚れると又は破壊するとフォトセンサ°10の受光量が
低下し、レンズ5および又はフィルタ6が汚れるとフォ
トセンサlOの受光量が増大し、溶接線7bにおいてレ
ーザが通過(素通り)するとそこで溶接線7bにおける
レーザの反射がなくまた発光が低下するのでフォトセン
サ10の受光量が低下する6 したがって、フォトセンサ10の受光レベルを監視する
ことにより、レンズ2から溶接線7bに至るレーザ光路
の状態、特にレーザ透過異常を検出し得る。
つまり本発明によれば、レーザ発振器1の出射部から加
工物の加工点に至るレーザ光路の透過状態を検出し得る
集光装置4の入側におけるフォトセンサ10の受光量は
、レーザ発振器1の出射レーザのパワーにより変動する
ので、フォトセンサ10の受光量に基づいたレーザ透過
異常検出は、レーザ発振器1よりの出射レーザパワーを
所定の標準状態量として行うか、あるいはレーザ発振器
1の出射部にレーザ出射光量を検出する手段を備えて、
発振器1の出射光量を検出して、この検出値とフォトセ
ンサ10の受光量とを比較して行う。前者の場合には、
フォトセンサ10の受光量を設定参照値と比較すること
により、あるいは、フォトセンサlOの受光量の変化を
追って、レーザ光路各部の透過異常を検出し得る。後者
の場合には、発振器lのレーザ出射光量Aとフォトセン
サ10の受光ff1Bとを比較して、また必要に応じて
少なくともフォトセンサ10の受光量Bの変化を追って
、レーザ光路各部の透過異常を検出し得る。例えば集光
装置4における透過率が一定の場合、B/A=K(所定
値)である。B/Aの増大は集光装置4の汚れと見なせ
るし、B/Aの低下は伝送系(2゜3)の汚れ、光軸ず
れ等の伝送系の異常又は溶接線7bにおけるレーザの通
過(穴開き)と見なせる。
上記前者および後者のいずれにおいても、Bの経時的増
大は集光装置4の汚れの増加と見なせるしBの経時的低
下は伝送系(2,3)の汚れ、光軸ずれ等の異常と見な
せる。レーザ溶接中のBの急激な低下は溶接線7bにお
けるレーザ通過(穴開き)と見なせる。
前述のようにB/Aを用いる場合は、検出量AおよびB
の比B/Aを演算し、これを設定値と比較すればよい。
これは割算を省略した形でも行い得る。すなわち、検出
量に変動がない場合B/A=により、B=KAであり、
B−KA=Oである。
検出量が変動しB−KAが0を越えると集光装置4の汚
れが増大したことになり、B−KAが0未満になると伝
送系(2,3)の汚れ光軸のずれ等の異常が生じたこと
になる。したがって、許容誤差a、b (a)b)を導
入して、B≧K A + a(又はB−KA≧a)で集
光装置4が汚れ異常と検出し得るし、 B≦KA+b (又はB−KA≦b)で伝送系(2゜3
)が汚れ等の異常と検出し得る。このように加減算の形
でも異常検出をし得る。
そこで本発明の第1の実施態様では、伝送系(2,3)
の入側にレーザ光の一部を摘出するミラー8およびフォ
トセンサ9で入側レーザ光量の一部(A)を検出して、
集光装置4人側の検出量(B)と対比して、A、Bの相
対量より、Bが相対的に大きいときには集光装置4の汚
れ異常と検出し、Bが相対的に小さいときには伝送系(
2゜3)の汚れ等の異常と検出する。
本発明のもう1つの実施態様においては、検出量Bを、
前に検出した値と比較する。そして、検出量Bが以前に
検出した値より許容範囲を越えて大きくなると、集光装
置4の汚れ異常と検出する。
本発明のもう1つの実施態様においては、検出量Bを、
レーザが溶接線7bに当っているときの検出量よりも小
さく、レーザが溶接線7bを通過(素通り)していると
きの検出量よりも大きい参照値と比較し、検出量Bが参
照値以下であるとレーザが溶接線を通過している(溶接
不良)と検出する。
本発明の好ましい実施例では、ミラー8およびフォトセ
ンサ9で入側レーザ光量(A)を検出して、集光装置4
人側の検出ffi (B)と対比して、A、Bの相対量
より、Bが相対的に大きいときには集光装置4の汚れ異
常と検出し;Bが相対的に小さいときには伝送系(2,
3)の汚れ等の異常と検出し、検出量Bを、前に検出し
た値と比較して検出量Bが以前に検出した値より許容範
囲を越えて大きくなると、集光装置4の汚れ異常と検出
し:また。検出量Bを、レーザが溶接線7bに当ってい
るときの検出量よりも小さく5レーザが溶接線7bを通
過(素通り)しているときの検出量よりも大きい参照値
と比較し、検出量Bが参照値以下であるとレーザが溶接
線を通過している(溶接不良)と検出する。この実施例
によれば、レーザ伝送系(2,3)の光透過異常、集光
装置4の光透過異常、および、溶接線7bにおける光透
過異常(六開き)を検出し得る。
本発明の他の目的および特徴は1図面を参照した以下の
好ましい実施例の説明より明らかになろう。
〔実施例〕
第1図に本発明を一態様で実施する装置構成を示す。こ
れにおいて、レーザ発振器1の出射レーザの一部がミラ
ー8で反射されてフォトセンサ9で検出される。フォト
センサ9の検出信号は増幅器11で、またフォトセンサ
10の検出信号は増幅器12で所定のゲインで増幅され
る。増幅器11および12は、ゲインが可調整であり、
レーザ発振器1から集光袋[4までを、すべて汚れがな
い望ましい状態に設定したときに、面憎幅器11および
12の出力レベルが合致するように調整される。このよ
うに調整したときには、レーザ発振器1のレーザ出力に
応じて、面憎幅器11および12の出力AおよびBは、
第2a図に示すように同一レベルの、レーザ出力に比例
した値となる。この状態から、集光装置4の透光率を小
さく(反射率を高く)すると、増幅器12の出力Bは第
2b図に示すように、透光率の低下に比例して高い値と
なる。なお第2b図はレーザ発振器1のレーザ出力を2
00Wに一定にした場合を示す。
再度第1図を参照する。増幅器11および12の出力A
およびBは、それぞれマイクロプロセッサ13のA/D
変換入力端ADIおよびAD2に印加されると共に、増
幅器18および19を介してペンレコーダ16に印加さ
れる。このペンレコーダ16には、記録紙送り同期パル
スをマイクロプロセッサ13が与える。該パルスに同期
してレコーダ16は記録紙を送り出すと共に、この記録
紙に接する2個のペンを信号AおよびBに応じて振る。
これにより、記録紙には第4図に示すように信号Aおよ
びBが記録される。
マイクロプロセッサ13には、データおよび付加情報を
数字および文字で印字するプリンタ14と。
報知灯およびキャラクタディスプレイでなる表示ボード
15と、上位コンピュータ、入力ボード(レーザ溶接操
作盤)などのホスト17が接続されている。なお、フィ
ルタ6は、外乱光を遮断しレーザ反射光および溶接での
発光のみを摘出するためのものであり、 1400〜1
600℃で発生される波長の光を選択透過する。
概要を説明すると、マイクロプロセッサ13は、ホスト
17よりレーザオン(発射)を示す信号が与えられると
、所定時間TI間隔で信号AおよびBを読み取って伝送
系(2,3)および集光装置4の光透過異常を判定し、
異常を判定するとデータをプリンタ14に送って異常情
報をプリントアウトすると共に、表示ボードに異常を表
示し、かつホスト17に知らせる。また、信号Aおよび
Bを読取る毎に、所定数のパルスをレコーダ16に与え
る。
マイクロプロセッサ13はまた。ホスト17よりレーザ
オン信号に加えて溶接オン(レーザ溶接中)を示す信号
を受けている間は、伝送系(2,3)の透過異常検出。
集光装置4の透過異常検出、および、溶接線7bにおけ
るレーザ通過(穴開き)異常検出を行なう。異常を検出
するとデータをプリンタ14に送って異常情報をプリン
トアウトすると共に、表示ボードに異常を表示し、かつ
ホスト17に知らせる。
次に第3a図および第3b図に示すフローチャートを参
照して、マイクロプロセッサ13の上述の異常検出動作
を詳細に説明する。
電源が投入されるとマイクロプロセッサ(以下単にマイ
コンと称する)13は、初期化を実行する(ステップ1
:以下においてはカッコ内では「ステップ」という語を
省略する)。この初期化(1)では、入、出力ポートを
初期状態(待機状態)に設定し、ホスト17にビジィを
出力し、内部RAMに割り当てているフラグ、レジスタ
、カウンタ、タイマ等をクリアする。
次にマイコン13は、プリンタ14およびレコーダより
状態データを得て(2)、運転可否を判定しく3)、運
転不可であると、異常処理l (4)を実行する。この
異常処理1では、表示ボード15の、運転不可の機器と
不可原因を示す表示灯を点灯し、ホスト17にこれを示
すデータを送る。
その後状態読取(2)を繰り返し、異常が修復されるの
を待つ。異常が修復されると、すなわち正常になると、
異常を示す表示灯を消灯しく5)、ホスト17へのビジ
ィ信号を撤回する(レディを与える=6)。
レディ状態で、ホスト17が、透光異常検出判定に用い
る参照値AOt At 、Bot Bl 、B2 。
B3 、BbおよびΔBbを送って来ると、これを検出
判定用のデータテーブル(内部RAMの一領域)に書込
む(8,9)。そこでレーザオン信号および溶接オン信
号がホスト17から送られるのを待つ。上記参照値は第
1表に示す内容である。
レーザオン信号が送られて来ると(12)、透光異常検
出のサンプリング周期(略Tl)を定めるためのタイマ
TI  (プログラムタイマ)をセットし、レーザオン
信号を始めて受けた(レーザオン信号ラインが始めてL
からHになった)ことを示すレーザオンフラグをセット
する(14)。そして信号AおよびBをデジタル変換し
て読込む(15)。次に、読取んだデータAを設定定数
Aoと比較する(16)。
振器1が設定出力のレーザを出射していないか、ミラー
8の反射率が低いか破壊しているかの異常であるとして
、異常処理2(17)に進む。異常処理2(17)の内
容は後述する。
A≧AOであると、レーザ出射が所要下限値より大きい
として、データAを設定定数A1と比較する(18)。
A > A 1であるとレーザ出射が設定出力より大き
いか、あるいはミラー8の反射率が大きい(汚れている
)という異常であるとして、異常処理2(17)に進む
。A≦A1であるとレーザ出射が設定範囲にある(正常
)ので、データAよりデータBを減算した値A−Bを設
定定数Boと比較する(19)。A−B<B。であると
集光装置4の汚れが大きい(反射率が高い)異常である
として異常処理2(17)に進む。
A−B≧Boであると一応集光装置4の汚れはないとし
てA−Bを81と比較する(20)。
A−B>B、であるとこれは反射量検出値Bが小さ過ぎ
るので、もともと伝送系(2,3)での吸収が大きい(
汚れ大)異常として異常処理2(17)に進む。A−B
≦Boのときには一応伝送系(2,3)の汚れはないも
のとして、現在の検出値Bを前の検出値Bbと比較する
(21)。
BがBb+ΔBb以上であると、前回の反射率(Bb)
よりも許容値(ΔBb)を越えて反射率(汚れ)が大き
くなっている異常であるとして異常処理2(17)に進
む。BがBb+ΔBb未満であると、状態読取に戻る。
以上により、レーザオン信号が始めて到来して第1回の
1回のA、B値読取を実行し、A、Bサンプリング値に
応じた非溶接時の透過率検出判定をすべて終了したこと
になる。その後レーザオン信号があって溶接オン信号が
ない間は、T1間隔で上述の透過率検出判定を行う。
レーザオン信号に加えて溶接オン信号が与えられるとマ
イコン13は、第3a図のステップ10から第3b図の
ステップ25に進み、溶接時のサンプリング周期T2を
設定するためのタイマT2をセットし、溶接オンフラグ
をセットして(26)、検出信号へおよびBをデジタル
変換して読込む(27)。そしてステップ16および1
8と同様にステップ28および30でミラー8部におけ
るレーザ出射量等の異常判定をし、次にA−BをB2と
比較する(31)。A −B > 82であると集光装
置4の汚れ異常であるとして異常処理2(17)に進む
。A−B≦B2であるとBをB3と比較しく32)、B
IB3であるとレーザが溶接線7bにおいて通過(穴開
き通過)している異常であるとして異常処理3(33)
を実行する。
異常処理3(33)の内容も異常処理2(17)の内容
と同様である。溶接オン信号が連続している間、前述の
異常検出判定をT2周期で繰り返す。
しかして溶接オン時には、穴開き異常を検出した位置(
?8接線7b上の、溶接開始点からの距離)を得るため
、以上に説明した1回の異常検出判定を終了する毎に、
レジスタmの内容量を1大きくした値に更新する(29
.34)。レジスタmの丙・!は溶接開始からの経過時
間を示す。レジスタmの内容がiであると、溶接開始か
らi X T 2の時間が経過したことになる。
溶接オン信号が無くなる(1回の溶接が終了する)と、
第3a図のステップ10から11に進んで、この時には
溶接オンフラグがあるのでステップ36に進み、レジス
タnの内容を1大きい数に更新する、レジスタnの内容
は従ってマイコン13に電源が投入されてからの溶接実
行回数を示す。ステップ36でレジスタnの内容を更新
すると溶接オンフラグをクリアしく37)、タイマT2
をクリアし、レジスタmをクリアしく38)、テーブル
AB(内部RAMに割りあてているデータ書込領域)に
所要データを書込んでその内容をプリンタ14に与えて
プリントアウトさせる(39)。
そしてレーザオン信号が続いていると前述の、溶接開始
前の異常検出判定を行なう。レーザオン信号が無くなる
(レーザ出射停止)と、ステップ40でレーザオンフラ
グをクリアし、タイマT1をクリアする(41)。
テーブルABには、読取A、Bデータ、溶接回数データ
、溶接位置データおよび異常種類データを書込む領域が
割り当てられている。
しかして異常処理2(17)では、まず読取データA、
Bを読取A、BデータとしてテーブルABに書込み、レ
ジスタnの内容を溶接回数データとしてテーブルABに
書込み、レジスタmの内容を溶接位置データとしてテー
ブルABに書込み、異常種類を示すデータを書込む。そ
して表示ボードの、異常種類に対応する表示灯を点灯セ
ットし、キャラクタディスプレイにデータAおよびBを
表示し、ホスト17に異常種類を報知する。異常処理3
(33)の内容も概略で異常処理2(17)の内容と同
様である。しかし異常処理3(33)では、異常がレー
ザの加工物通過(穴開き)のときその位置を示すために
、テーブルABにデータAおよび、レジスタnの内容(
溶接回数)、レジスタmの内容(異常を生じた溶接位置
)および異常種類データを書込んでプリンタ14に与え
てプリントアウトさせる点が異常処理2(17)とは異
っている。なお、テーブルABのプリントアラ1〜(3
9)でも、テーブルABに、それまでに得られているデ
ータをすべて書込んで、テーブルABのデータをプリン
タ14に与える。
ホスト17がマイコン13にデータ要求信号を与えると
、マイコン13はその時テーブルABに保持しているデ
ータをホスト17に転送する。
以上に説明したマイコン13の異常検出判定動作を要約
すると次の通りである。
(1)ホスト17より与えられる検出判定参照値An等
(第1表)を内部メモリにセットし、その後の検出判定
において参照する。参照値A。等の一部は、レーザ出射
出力設定値に対応した値であり、他は、レーザ加工装置
に対応付けられた固定値である。
(2)レーザオン信号のみがあるとき(溶接開始前およ
び溶接終了後)に、T1周期でフォトセンサ9および1
0の検出信号AおよびBを読込み、a)信号Aと設定値
AOおよびA1とを比較して、レーザ出肘量異常および
ミラー8の汚れ異常を判定し、 b)信号AとBの相対値A−Bと、設定値B。
およびB1とを比較して、集光装置4の汚れ異常および
伝送系(2,3)の汚れ異常を判定し。
C)信号Bと前回の検出値Bとの相対値B−Bbを許容
誤差ΔBbと比較して(21)集光装置4の汚れ異常を
判定する。
異常を判定したときには異常表示をし、またホスト17
に報知する。
(3)レーザオン信号に加えて溶接オン信号があるとき
(溶接中)には、T2周期でフォトセンサ9および10
の検出信号AおよびBを読込み、a)信号Aと設定値A
、および八1とを比較して、レーザ出射量異常およびミ
ラー8の汚れ異常を判定し、 b)信号AとBの相対値A−Bと、設定値B2とを比較
して、集光装置4の汚れ異常を判定し。
C)信号Bを設定値B3と比較してレーザの溶接線7b
通過(穴開き)を判定し、 d)穴開き異常を判定したときには、それをホスト17
に報知し、検出結果、溶接回数データ。
異常種類データおよび異常を検出した溶接位置データを
プリントアウトする。
e)溶接オン信号が無くなると、検出結果および溶接回
数データ、ならびに、その回の溶接で異常を検出してい
るときには異常種類データおよび異常検出した溶接位置
データをプリントアウトする。
(4)レーザオン信号のみがあるときにはT1間隔で、
更に溶接オン信号があるときにはT2間隔で記録紙送り
同期パルスをレコーダ16に与える。
レコーダ16には常時信号AおよびBが与えられている
ので、レコーダ16の記録紙には信号AおよびBが第4
図に示すグラフとして記録される。
以上に説明した実施例では、ミラー8は常時レーザ光路
に存在する。このミラー8は、所要時のみレーザ光路に
進出させるものとしてもよい。例えば、レーザオン信号
のみがあるときには、信号Aを読み取る必要があるとき
のみミラー8をレーザ光路に進出させる。溶接オン信号
があるときには、ミラー8を連続して退避位置に置き、
ステップ28,30および31を省略する。これによれ
ば、溶接用レーザ光量が大きくなり、また、ミラー8部
での透過量の変動がなくなる。ミラー8を省略した場合
でも本発明によれば、ステップ21で集光装置4の汚れ
判定を行い、またステップ32でレーザの溶接線通過判
定を行うなど、レーザ光路の透光検出判定が可能である
〔発明の効果〕
以上の通り本発明によれば、仮にレーザ発振器の出射部
にセンサを設けなくても、レーザ発振器の出射部から加
工部に至るレーザ光路の少なくとも2点(集光装置4お
よび加工点)の透過検出判定が可能である。レーザ発振
器の出射部にセンサを設ける実施態様では、レーザ発振
器の出射異常。
伝送系の汚れ異常、集光装置の汚れ異常および加工点の
レーザ通過異常等、レーザ光路の多くの点の異常を検出
し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を一態様で実施するレーザ加工装置およ
び光透過検出装置の構成を示すブロック図である。第2
a図は、レーザ出力に対する第1図に示す増幅器11お
よび12の出力信号レベルを示すグラフである。第2b
図は、レーザ出力を200Wとしたときの、第1図に示
す集光装置4の透過率に対する増幅器12出力レベルの
関係を示すグラフである。第3a図および第3b図は第
1図に示すマイクロプロセッサ13の異常検出動作を示
すフロチャートである。第4図は、第1図に示すレコー
ダ16の記録例を示す平面図である。 1:レーザ発振器     2:レンズ3ニオブテイカ
ルフアイバ 4:集光装置5:集光レンズ      
6:フイルタ7:薄鋼板       7b=溶接線8
:ミラー       9,10:フォトセンサ11.
12,18,19 :増幅器 13:マイクロプロセッ
サ14:プリンタ     15:表示ボード16:ペ
ンレコーダ 第3b阿 第4図 (mV)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レーザ発振器のレーザ出力をレーザ伝送手段およ
    び集光手段を介して所定領域に照射するレーザ加工装置
    の、該レーザ伝送手段の出力レーザを所定領域に集束す
    る該集光手段のレーザ入側で集光手段が反射した光量を
    検出して第1の検出量を得;この第1の検出量を所定量
    と比較してレーザ光路の光透過状態を検出する;レーザ
    加工装置の監視方法。
  2. (2)前記所定量は、レーザ発振器とレーザ伝送手段と
    の間のレーザ光量を検出して得た第2の検出量であり;
    第2の検出量に対する第1の検出量の相対値が高いとき
    、前記集光手段の光透過異常と検出する;前記特許請求
    の範囲第(1)項記載のレーザ加工装置の監視方法。
  3. (3)前記所定量は、レーザ発振器とレーザ伝送手段と
    の間のレーザ光量を検出して得た第2の検出量であり;
    第2の検出量に対する第1の検出量の相対値が低いとき
    、前記伝送手段の光透過異常と検出する;前記特許請求
    の範囲第(1)項記載のレーザ加工装置の監視方法。
  4. (4)前記所定量は、現在得た第1の検出量よりも前に
    得た第1の検出量であり;この、前に得た第1の検出量
    に対する、現在得た第1の検出量の相対値が高いとき、
    前記集光手段の光透過異常と検出する;前記特許請求の
    範囲第(1)項記載のレーザ加工装置の監視方法。
  5. (5)前記所定量は、レーザを加工物上に照射しレーザ
    が加工物を通過していないときの第1の検出量よりも低
    く、レーザが加工物を通過しているときの第1の検出量
    よりも高い値であり;第1の検出量が前記所定量より低
    くなるとレーザの加工物通過と検出する;前記特許請求
    の範囲第(1)項記載のレーザ加工装置の監視方法。
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