JPS6257685A - ベアリングの洗浄方法 - Google Patents

ベアリングの洗浄方法

Info

Publication number
JPS6257685A
JPS6257685A JP19769485A JP19769485A JPS6257685A JP S6257685 A JPS6257685 A JP S6257685A JP 19769485 A JP19769485 A JP 19769485A JP 19769485 A JP19769485 A JP 19769485A JP S6257685 A JPS6257685 A JP S6257685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
cleaning
grease
cleaning liquid
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19769485A
Other languages
English (en)
Inventor
門井 憲秀
桑田 充行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukuyama Kyodokiko Corp
Original Assignee
Fukuyama Kyodokiko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fukuyama Kyodokiko Corp filed Critical Fukuyama Kyodokiko Corp
Priority to JP19769485A priority Critical patent/JPS6257685A/ja
Publication of JPS6257685A publication Critical patent/JPS6257685A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ベアリング内に充填されている油滑剤(グ
リス)を除去・洗浄する方法−こ関する。
〔従来の技術〕
一般に、機械装置にあっては、一定期間稼動すると、そ
の構成部品およびユニット等の摩耗、変形あるいは亀裂
などの損傷を点検し保守する必要があり、機械要素とし
て回転部分を受持つベアリングもその例外ではない、特
に、製鉄所などにおいては、重負荷回転を行う機械装置
が多いので、定められた周期ととIこ機械装置をオーバ
ーホールし、ベアリングについてもその転勤面を検査し
ながら使用しているのが現状である。
この検査を行うにあたっては、ベアリング内に充填され
ている油滑剤(主としてグリスが使用されている)を除
去する必要がある。このグリスを除去する方法としては
、従来、ベアリングに蒸気をノズルから吹きつけ、ベア
リングの内・外輪間に充填されているグリスを加温しな
がら粘度を下げて吹き飛ばし、その後洗油で手洗して洗
浄し、あるいは蒸気でベアリングの内・外輪に充填され
ているグリスを吹き飛ばした後、ベアリングの内輪と外
輪とを互いに相対回転させなから洗油を噴出させ、洗浄
を行なっていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来のベアリング洗浄方法において、蒸気
でベアリング内のグリスを吹き飛ばした後、洗油で手洗
する方法では、グリスが蒸気lこよって飛び散り作業環
境を悪化させる、蒸気を使用するのでエネルギ効率が悪
い、洗油で手洗するので時間がかかる、また除去された
グリス中にミスト状の水分が混入して分離が困難である
などの問題があった。また、蒸気で吹き飛ばした後、ベ
アリングの内・外輪を相対回転させながら洗油を噴出さ
せる方法では、上記問題の他に、設備が太部化する、洗
油の回収が困難、段取りに時間を要するなどの問題があ
った。さらに、高温、高圧の洗剤溶液をベアリングの外
周へ噴出させる方法では、外面のグリスは除去できるが
、ベアリングの内面、特に転動体の囲りや裏面のグリス
を完全に除去できずに残存するという問題があった。
この発明は、上記のような従来の問題点を解消するため
になされたもので、グリスを飛散させることなく転動体
などの裏側まで確実にグリスを除去、洗浄し、除去した
グリスを洗浄液から分離して容易に回収できるようにす
ることを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るベアリング洗浄方法は、ベアリングを回
転させながら、その両側面から高温・高圧の洗浄液を対
向流としで噴出させ、上記ベアリングの内外に付着して
いる油滑剤を除去、洗浄するようにしたものである。
〔作用〕
この発明によるベアリング洗浄方法では、被検査対象の
ベアリングを受は台上に載置し、その受台を回転させな
がらベアリングの両側面に対向して配置されたスプレー
ノズルから、防錆剤および洗剤を含有する洗浄剤溶液を
水で20〜60倍に薄めた洗浄液を、圧力60〜80饗
匂温度が60〜80℃程度の高温・高圧で噴出させ、ベ
アリング内の油滑剤(グリス)を除去する。
〔発明の実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示すベアリング洗浄装置
の構成図、第2図は被洗浄ベアリングに対するスプレー
ノズルの配置を示す上面図である。
図において、(1)は密閉蓋(1a)を有する洗浄槽、
(2)は洗浄槽(1)内に配置されているベアリング受
台、(3)はベアリング受台(2)に直結された回転軸
、(4)は回転軸(3)に固着されたスプΩケツ) 、
 (5)は駆動モータ(Ml)の出力軸に固着されたス
プロケットで。
X フa ケラト(4)よりも小径に構成されている・
(6)は両スプロケッ) (4) 、 (5)間に張架
されたチェーに(7)は洗浄槽(1)の底部より連通さ
れる排液管路・(8)は浮遊するグリスと洗浄液とを分
離する分離槽で、下方が連通ずる仕切板(8a)、(8
b)と、上方が連通ずる仕切板(8c)とを内設する。
(9)は分離槽(8)の流出口に配設されるフィルタ、
Qlは分離槽(8)から連通ずる加熱槽、収りはヒータ
で、加熱槽a〔内に流入した洗浄液を所定温度iζ加熱
する。 a’aは加熱槽Qlの流出口に配設されるフィ
ルタ、Q壕は循環管路、α引ま駆動モータ(Ms)で駆
動されるポンプで、循環管路Q3を介して流入する洗浄
液を所定の圧力iこ加圧する。(19は高温・高圧の洗
浄液を供給する供給管路、 (16a)、(16b)は
洗浄液を噴出させるスプレーノズルで、被洗浄ベアリン
グの上・下側面よりそれぞれ所定距離で近接しかつ互い
に対向して配置される・なお(Bは洗浄対象のベアリン
グであ4次に、べ了りジグの洗浄方法について説明する
先ず、洗浄すべきベアリング(81を、洗浄槽(1)の
密閉蓋(1a遥開いて、ベアリング(11の内輪外径と
ほり同径のベアリング受台(2)上に載置し、図示され
ていない固定機構によって保持し、両スプレーノズル(
16a)*(16b)がそれぞれ所定距離で対向するよ
うに1!整して、密閉蓋(1a)を閉じる0次に、駆動
モータ(Ml)を起動し、スプロケット(5) 、 (
4)およびチェーン(6)を介して回転軸(3)を減速
回転させ、受台(2)上のベアリング(aを所定速度で
回転させる。
同時に、駆動モータ(Ml)によってポンプ(ロ)を駆
動し、高温・高圧の洗浄液を上下のスプレーノズル(1
6a)s(16b)より、ベアリング(Blの内・外輪
間が噴出中心となる対向流として噴出させる。この高温
・高圧で噴出する洗浄液の対向流によって、ベアリング
(Bl内に充填されていたグリスは温度が上昇して軟化
し、焼付いて変色しているグリスも除去が容易となり、
高圧噴流のエネルギで容易に除去できる。また、この高
圧噴流は対向流となっており、この噴流エネルギと回転
軸(3)からの回転エネルギとによって内・外輪は若干
の相対回転運動が生じているので、ベアリング(flの
転動体囲り。
保持器の裏側などに付着しているグリスを効率よく洗浄
する。この洗浄されたグリスおよび洗浄液は対向流の衝
突によって噴出エネルギを相殺し、減勢されて密閉され
た洗浄槽(1)の底部に落下または流下する。
この場合、使用する洗浄液は、洗浄後lこ発錆のおそれ
がないベアリング+Elについては水のみでも良いが、
好ましくは、防錆ならびに洗浄効果を高めるため、重合
りん酸塩または重合けい酸塩、オルソりん酸塩、エタノ
ールアミン類、非イオン系界面活性剤、脂肪酸類を成分
とするPH値が10.1、比重が1程度の洗浄剤を水で
20〜30倍に薄めて使用する。そして、グリス除去・
洗浄した洗浄液は、従来の蒸気洗浄のように水分がミス
ト状となっでグリス内に混入するようなことはなく、凝
集力の強いグリスを分離しやすい状態で浮遊させる。
洗浄後の洗浄液は、グリスを浮遊させた状態で洗浄槽(
1)から分離槽(8)へ流入し、仕切板(8aH8c)
1ζよって屈曲しながら流れ、仕切板(8a)、(8b
)によってグリスを分離してその前面に浮揚させ、グリ
スを分離浮上させた洗浄液はフィルタ(9)を介して加
熱槽(till内へ流入する。ここで、洗浄液はヒータ
(Ll)によって60〜80℃程度に加熱され、フィル
タ@、循環管路α[有]を経てポンプIへ還流し、ここ
で再び60〜80−の高温・高圧洗浄液として加圧され
る。
この洗浄方法の具体例として、内径200 ts、外径
340m+I+、幅14Qmのベアリング■を3Or、
p、mで回転させながら、王カフ0−1温度70℃の洗
浄液を、ベアリング(aの両側面からそれぞれ甜U離れ
たスプレーノズル(16a)、(16b)により301
74ximの流量で噴出させると、3分間の洗浄時間で
グリスを確実に除去することができた。
また、この洗浄方法は、ベアリングβ内に多量のグリス
が充填されている状態で行っても、効果的にグリスを除
去することができるが、真空吸引等によって充填されて
いるグリスを一次除去した後にこの発明の方法を適用す
ると、分離槽(8)の容量を小さくすることができ、分
離されたグリスの管理が容易となる。
さらlこ、この洗浄方法は高温洗浄であるので、グリス
を除去されて洗浄されたベアリング(印は速かに乾燥さ
れ、洗浄後のハンドリングを容易に行うことが可能とな
る。
なお、上記実施例においては、上下にそれぞれ1個のス
プレーノズル(16a)、(16b)を配置した場合を
示したが、スプレーノズルの数は1組に限るものではな
く、複数組配置するとより洗浄を迅速1こ行うことがで
きる。また、上記実施例においては、べ了リングを回転
させながらその両側面から高温・高圧の洗浄液を対向流
として噴出させているが、逆に、ベアリングを固定状態
で載置し、スプレーノズル(16a)、(16b)を所
定速度で回転させるようにしても、同様な効果を奏する
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおり、ベアリングを回転させ
ながらその両側面から高温・高圧の洗浄液を対向流とし
て噴出させてグリスを除去するようにしたので、ベアリ
ング内に充填されているグリスを前処理することなく、
短時間にグリスを残すことなく確集に洗浄することがで
き、しかも除去されたグリスの後処理も容易になるとい
う効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
lX1図はこの発明の一実施例を示すベアリングの洗浄
方法の構成図、第2図はベアリングに対するスプレーノ
ズルの配置を示す平面図である。 図において、(1)は洗浄槽、(2)はベアリング受台
、(3)は回転軸、(8)は分離槽、Hは加熱槽、αa
はポンプ、(16a ) s (16b )はスプレー
ノズルである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ベアリングを回転させながらその側面両側から高温高圧
    の洗浄液を対向流として噴出し、上記ベアリングの内・
    外に付着している油滑剤を除去するようにしたことを特
    徴とするベアリングの洗浄方法。
JP19769485A 1985-09-09 1985-09-09 ベアリングの洗浄方法 Pending JPS6257685A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19769485A JPS6257685A (ja) 1985-09-09 1985-09-09 ベアリングの洗浄方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19769485A JPS6257685A (ja) 1985-09-09 1985-09-09 ベアリングの洗浄方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6257685A true JPS6257685A (ja) 1987-03-13

Family

ID=16378798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19769485A Pending JPS6257685A (ja) 1985-09-09 1985-09-09 ベアリングの洗浄方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6257685A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06285435A (ja) * 1993-04-01 1994-10-11 Hitachi Zosen Corp 転がり軸受の洗浄装置
JP2004290736A (ja) * 2003-03-25 2004-10-21 Seiko Instruments Inc 部品洗浄方法および装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06285435A (ja) * 1993-04-01 1994-10-11 Hitachi Zosen Corp 転がり軸受の洗浄装置
JP2004290736A (ja) * 2003-03-25 2004-10-21 Seiko Instruments Inc 部品洗浄方法および装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2108172C1 (ru) Способ обработки деталей жидкостью
JP4007751B2 (ja) 洗浄方法及び洗浄装置
CN111906074A (zh) 发动机平衡器壳体清理系统
CN107695031A (zh) 用于管型工件的超声波清洗机及超声波清洗方法
CN109731852A (zh) 一种电力绝缘油取样瓶清洗装置
US3276694A (en) Apparatus for cleaning the interior surfaces of enclosures
JPS6257685A (ja) ベアリングの洗浄方法
CN203253743U (zh) 冷轧管外表面油污在线清除装置
KR101113272B1 (ko) 필터 클리너
CN109127580A (zh) 一种金属板镀膜前的清洁系统
CN109852973A (zh) 一种钢铁表面除锈工艺
CN206624919U (zh) 原材料清洗机
CN206613770U (zh) 适用于机械加工车间的零件清洗设备
CN205684373U (zh) 一种网板清洗装置
CN209480496U (zh) 一种不锈钢件全自动清洗线
CN214792777U (zh) 清洗板式换热片装置
JPH06128775A (ja) 大径鋼管の製造方法
JPH0655114A (ja) 洗浄装置および洗浄方法
CN208510964U (zh) 洗盘机
CN107755437A (zh) 一种用于冷轧带钢表面清洗的抛流清洗系统及清洗方法
JP2006231253A (ja) 洗浄装置
CN111394738A (zh) 一种热镀锌旋流式酸洗装置
JPH0841667A (ja) 金属帯材の洗浄方法
JPS59215729A (ja) 半導体もしくは磁気記録媒体等の基板の洗浄装置
CN103920665A (zh) 大型工件除锈装置