JPS6257088A - コイン鑑別手段 - Google Patents

コイン鑑別手段

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JPS6257088A
JPS6257088A JP60299684A JP29968485A JPS6257088A JP S6257088 A JPS6257088 A JP S6257088A JP 60299684 A JP60299684 A JP 60299684A JP 29968485 A JP29968485 A JP 29968485A JP S6257088 A JPS6257088 A JP S6257088A
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coin
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    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D5/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of coins, e.g. for segregating coins which are unacceptable or alien to a currency

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコイン検出および鑑別手段および方法に関し、
一層詳細には、コイン動作販売システムに投入されたコ
インの間の識別に用いるためのコイン鑑別手段であって
可変に制御可能なリンギング回路を含んでいるコイン鑑
別手段およびこのようなコイン鑑別手段の作動方法に関
する。
この明細書を通じて、“コイン”という用語は任意の硬
貨(有効もしくは偽造)、トークン、スラグ、フッシャ
または他の金運物品、特にコイン動作装置またはシステ
ムを作動させる意図で個人により利用され得る金属物品
を意味する。“有効コイン”という用語は本物の硬貨、
代用硬貨など、特にコイン動作装置またはシステムが作
動するように意図されている貨幣制度およびこのような
コイン動作装置またはシステムが受け入れかつ対価とし
て扱うように選択的に意図されている金種の本物のコイ
ンを意味する。
〔従来の技術〕
多年にわたり種々のコインハンドリングシステムに使用
するための種々のコイン鑑別技術に従って設計された多
数のコイン鑑別手段が製作され、多くの自動販売機に有
利に利用されてきた。多年にわたり、このようなコイン
鑑別手段のほとんどは機械的なものであり、コインの物
理的形状または寸法に基づいてコインを鑑別するように
設計されてきた。近年は、電気−機械的および電子的な
コイン鑑別手段が純粋に機械的なコイン鑑別手段を置換
または補完するべく設計されてきた。電気−機械的およ
び電子的なコイン鑑別手段には、コインの物理的形状ま
たは寸法に基づいてコインを鑑別するべく作動するもの
もあるし、コインの他の特性に基づいてコインを鑑別す
るべく作動するものもある。
このようなコイン鑑別手段のなかには米国特許第3,8
70,137号、第3.918.563号、第3.91
8,564号、第3,918,565号、第3,952
,851号、第3.966゜034号および第4,15
1,904号明wJ書に開示されている装置が含まれて
いる。これらの装置のすべては発振器回路の一部として
既知の特性のインダクタを利用している。このような装
置では、インダクタはその付近のコインの存在により影
響されるべく、また発振器出力に変化を生じさせるべく
配置されている。このような変化が種々のコインを検出
かつ識別するための基礎として用いられてきた。一般に
、このような装置はこのようなコインを表す測定または
導出された値を生ずるべくコインがインダクタの付近に
存在する時に作動し、その後にこのようなコインが有効
なコインであるが否かを判定するためこのような測定ま
たは導出された値を種々の所定の値と比較するべく種々
の仕方で作動する。たいていは、測定または導出された
値が比較される種々の所定の値の数が多いほど、これら
の形式のコイン鑑別手段により必要とされる回路、特に
反復的な回路の数が多い。しかし、ある程度までは、米
国特許第3.918,565号により必要とされるよう
なプログラマブルメモリの使用を通じて、さもなければ
必要とされる反復的な回路の数を減少し得ることが見出
されている。この特許には、コイン鑑別手段が、複数個
の種々の所定の値を記憶するプログラマブルメモリと、
被検査コインが有効なコインであるか否かを判定するた
めそのコインを表す測定または導出された値をプログラ
マブルメモリ内に記憶されている複数個の所定の値と比
較する比較手段とを含むものとして構成され得ることが
開示されている。
近年は、米国特許第4,254,857号および第4,
460.003号明m書に開示されているように、リン
ギング回路がコイン動作システム内のコイン検出および
鑑別手段として有利に利用され得ることが認識されるよ
うになってきた。米国特許第4.254.857号明細
書には、リンギング回路の場のなかに種々のコインが存
在すると、このような回路が衝撃またはパルスを与えら
れた時に種々の減衰波出力信号を生ずるので、リンギン
グ回路の利用を通じて種々のコインの間の識別が可能で
あることが開示されている。発生される減衰波出力信号
はコインまたは他の金属物品がリンギング回路の場のな
かに存在するか否かに関係して、また存在するならばこ
のような場のなかのコインの特定の特性および場のなか
のこのようなコインの位置に関係して、大きさ、周波数
および包路線に特定の区別可能な特性を有する。
r発明が解決しようとする問題点〕 以下の説明から明らかにされるように、本発明の主な目
的はコインまたは他の金属物品を鑑別するための改良さ
れた手段および方法を提供することであることは理解さ
れよう。
本発明の他の目的は、リンギング回路を利用する改良さ
れたコイン鑑別手段を提供することである。
本発明の別の目的は、検査されるべきコイン金種のすべ
てに対して、もし検査されるコインが検査されるコイン
金種の有効コインであるならば、どのコイン金種が検査
されるかにかかわりなく、標準的な特徴または特性を有
する出方を生ずるコイン鑑別手段の構造および使用法を
開示することである。
本発明の追加的な目的は、多数の反復的な回路を使用せ
ずに、多数の種々のコイン金種の間の識別に使用され得
るコイン鑑別手段を提供することである。
本発明の他の目的は、被検査コインの測定または導出さ
れた値とプログラマブルメモリ内に記憶されている複数
個のコイン鑑別値との比較を必要とせずに、多数の種々
のコイン金種の間の識別に使用され得るコイン鑑別手段
を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、他のコイン鑑別手段と組合
わせて容易に使用され得る電子的コイン鑑別手段を提供
することである。
本発明の別の目的は、可変に制御可能なリンギング回路
の作動を制御するのにマイクロプロセッサを利用するコ
イン鑑別手段を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は米国特許第4,254.857号のコイン検出
および鑑別手段を改良するものであり、その一部を形成
するリンギング回路が、もし検査されている金種の有効
コインがリンギング回路の場のなかに存在するならば、
その後に衝撃またはパルスを与えられる時に発生される
減衰波出力信号が容易に検出かつ確認され得る“標準”
の特徴または特性を有するように、衝撃またはパルスを
与えられる前に可変に制御可能にコンディショニングさ
れるように作動するべく設計されている。このような“
標準”の特徴または特性は減衰波出力信号の大きさ、周
波数および包路線のいずれとも組合わされ得るが、本発
明の1つの好ましい実施態様では、“標準9として、振
幅が予め定められた値を越えるサイクルの予め定められ
たしきい数を利用するのが好都合であることが見出され
ている。検査されている特定のコインの金種にかかわら
ず、予め定められた振幅値と、振幅が予め定められた値
を越えるサイクルの予め定められたしきい数とは同一に
留まる。その結果として、このような本発明の好ましい
実施態様は、多数の種々のコイン金種が検査されるべき
場合にも、多数の反復的な回路を必要とせず、また被検
査コインと結びつけられる測定または導出された値をプ
ログラマブルメモリ内に記憶されている複数個のコイン
鑑別値と比較するための比較手段をも必要としない。
このような好ましい実施例は鑑別制御手段と、郭憶され
ている所定のデータの検索を許すべく鑑別制御手段に接
続されているメモリ手段と、鑑別制御手段の制御のもと
に作動可能なリンギング手段と、リンギング手段により
発生される減衰波出力信号の監視を許すぺ(リンギング
手段に接続されている検出器手段とを含んでおり、検出
器手段はリンギング手段により発生された減衰波出力信
号に関する情報を鑑別制御手段に与えるべく機能する。
好ましくは、鑑別制御手段はプログラムされたマイクロ
プロセッサを含んでおり、またメモリ手段内に記憶され
ているデータはデータエントリの所定の対を含んでおり
、データエントリの対の各々は2回のコイン受容可能性
サブテストが行われ得るようにそれぞれのコイン金種と
組合わされている。
コイン鑑別動作の間、このような好ましい実施例の鑑別
制御手段は、動作の間の適当な時点で、検査されるべき
各コイン金種に対する2回のコイン受容可能性サブテス
トを実行するべく作動し、サブテストの各々は検査され
ているそれぞれのコイン金種と組合わされているデータ
エントリをメモリ手段から個々に検索することにより、
またこのようなデータエントリに対応するコンディショ
ニング信号をリンギング手段に与えることにより行われ
、コンディショニング信号はリンギング手段に対して特
定のそれぞれのパラメータを確立する。メモリ手段から
検索された特定のデータエントリに対する適当なパラメ
ータが確立された時、リンギング手段は鑑別制御手段の
制御のもとに衝撃またはパルスを与えられ、またこのう
な条件のもとにリンギング手段により発生される特定の
減衰波出力信号が検出器手段により鑑別制御手段に与え
られる。もし、このようなデータエントリに対して、検
出器手段により与えられる情報が、このようなサブテス
トに対する必要な“標準”の特徴または特性が検出され
ていることを示すならば、リンギング手段の場のなかに
存在するコインはこのようなサブテストに合格するもの
とみなされる。
他方、もし検出器手段により与えられる情報が、必要な
“標準“の特徴または特性が検出されていることを示さ
なければ、リンギング手段の場のなかに存在するコイン
番すこのようなサブテストに合格しないものとみなされ
る。もし両サブテストに合格すれば、コインは有効コイ
ンとみなされる。
もしいずれかのサブテストに合格しなければ、コインは
無効または受容不可能なコインとみなされる。
こうして本発明は、有効コインと受容不可能なコインと
の間の識別および有効コインの種々の金種の間の識別を
行うためリンギング回路を利用するものとして設計され
ており、従ってリンギング回路の使用に伴う利点を有し
、しかも多数の反復的な回路を使用せず、また被検査コ
インの測定または導出された値とプログラマグルメそり
内に記−億されている複数個のコイン鑑別値との比較を
必要としない、オプションとして、本発明は、機械的、
電気−機械的または電子的な種々の形式および設計の他
のコイン鑑別および検証手段と組合わせて容易に利用さ
れ得るし、また本発明は、コインの物理的形状および寸
法に基づいて!インを鑑別および検証するべく作動する
種々めコイン測寸手段と組合わせてそれを補完するのに
使用される時に特に有利であることが見出されている。
本発明の前記及び他の目的、特徴及び利点は以下にその
好ましい実施例を図面により詳細に説明するなかで一層
明らかになろう。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を図面について説明する。
図において、同一の部分には同一の符号が付されている
。第1図中に符号20を付されているのは、本発明に従
って構成されたコイン鑑別手段であり、このコイン鑑別
手段はメモリ手段24内に記憶されたデータの検索を許
すべくデータ/制御リンクを介してメモリ手段24に接
続されている鑑別制御手段22を有する。リンギング・
コンディショニング手段26Aおよびリンギング反応手
段26Bを含んでいるリンギング手段26は、リンギン
グ手段が鑑別制御手段22により発生されたコンディシ
ョニング信号を受け入れるのを許すべくデータリンク2
7を介して鑑別制御手段22に接続されており、またリ
ンギング手段が鑑別制御手段22からそれにより発生さ
れたリンギング開始信号を受け入れるのを許すべくデー
タリンク29を介しても鑑別制御手段22に接続されて
いる。リンギング手段26は出力監視導線31上に減衰
波出力信号を生ずるべくコンディショニング信号および
リンギング開始信号に応答する。検出器手段28が、リ
ンギング手段26により発生された減衰波出力信号を監
視しかつデータ/制御リンク33上に減衰波出力信号の
特徴または特性を表す適当な出力信号を与えるため、出
力監視導線31に接続されている。鑑別制御手段22は
データ/制御リンク33上に検出器手段28により与え
られた出力信号を受け入れるべく接続されており、コイ
ン鑑別手段20のその後の作動を制御するべくこの出力
信号に応答する。コイン鑑別動作の間、リンギングコン
ディショニング手段26Aはリンギング手¥i26内の
種々のパラメータを確立するべく鑑別制御手段22によ
り発生されるコンディショニング信号に応答し、またリ
ンギング反応手段26Bは前記リンギング手段26によ
る出力監視導線31上への減衰波出力信号の発生を行わ
せるべく鑑別制御手段22により発生されるリンギング
開始信号に応答する。
第2図は第1図に従って構成された本発明の好ましい実
施例のブロック図であり、リンギング手段26および検
出器手段28の構成を一層詳細に示している。リンギン
グ手段26は鑑別制御手段22によりデータリンク27
上に発生されるコンディショニング信号を受け入れるべ
く接続されているディジタル−アナログ変換器(DAC
)40を含んでおり、このディジタル−アナログ変換器
40は導線43を経て可変電力供給手段44に接続され
ている出力端42を含んでおり、この出力端42にデー
タリンク27を経てディジタル−アナログ変換器40に
入力として与えられたそのつどのディジタル・コンディ
ショニング信号に相当するアナログ信号が発生される。
可変電力供給手段44は、並列に接続されているインダ
クタ50およびキャパシタ52を含んでいるタンク回路
48の一方の側に導線47を経て接続されている出力端
46を含んでおり、このタンク回路の他方の側は抵抗器
54を通じてドライバ手段60および検出器手段28に
接続されている。
ドライバ手段60は鑑別制御手段22により制御リンク
29上に発生されるリンギング開始信号を受け入れるべ
く接続されており、リンギング手段26が出力監視導線
31上に減衰波出力信号を発生すべき時点でタンク回路
48が衝撃またはパルスを与えられることを保証するべ
くリンギング開始信号に応答する。検出器手段28は振
幅検出手段66およびカウンタ手段70を含んでいる。
振幅検出手段66は出力監視導線31に接続されており
、リンギング手段26により発生される減衰波出力信号
の任意のサイクルの振幅が予め定められた値を越える時
には常にカウント信号を導線67上に発生するべく作動
し得る。カウンタ手段70は導線67に接続されており
、カウント更新作動を行うべく振幅検出手段66により
導線67上に発生されるカウント信号に応答する。第2
図の実施例ではカウンタ手Vi70と鑑別制御手段22
との間のデータ/制御リンク33は、カウンタ手¥&7
0から鑑別制御手段22ヘカウント情報を与えるデータ
バス33Aと、鑑別制御手段22からカウンタ手段70
ヘリセツトまたは他の制御信号を与える制御リンク33
Bとを含んでいる。
米国特許第4,254,857号明細書に説明されてい
るように、振幅検出手段およびカウンタ手段、たとえば
第2図の振幅検出手段66およびカウンタ手段70はリ
ンギング回路により発生される減衰波出力信号のうち予
め定められた値を越える減衰波出力信号のサイクルの数
をカウントするべく衝撃またはパルスを与えられるリン
ギング回路と共に容易に利用され得る。この特許明細書
に説明されているように、設定された値およびパラメー
タを有する所与のリンギング回路に対して、任意の時点
で発生される減衰波出力信号は、リンギング回路が衝撃
またはパルスを与えられるリンギング回路の場のなかに
コインが存在するか否かに関係し、また、もしコインが
存在するならば、コインの特性および場のなかのコイン
の位置に関係する。
コインが存在しなければ、リンギング回路は空気信号と
呼ばれる減衰波出力信号を発生する。他方、もしリンギ
ング回路が衝撃またはパルスを与えられる時点でコイン
がリンギング回路の場のなかに置かれていれば、リンギ
ング回路は異なる減衰波出力信号を発生し、その特徴お
よび特性は空気信号の特徴および特性から明らかに変化
する。このような減衰波出力信号の特徴および特性がリ
ンギング回路の場のなかに存在するコインの特性だけで
なく、リンギング回路を構成する構成要素の値およびリ
ンギング回路に与えられる電圧の値にも関係することは
当業者により理解されよう。従って、構成要素が既知の
値を有する所与のリンギング回路に対して、リンギング
回路により発生可能な減衰波出力信号は、任意の特定の
コインに対して、リンギング回路が衝撃またはパルスを
与えられる時点の前にリンギング回路に与えられる電圧
の値を変更することにより変更され得る。以下の説明か
ら明らかになるように、このようなリンギング回路の作
動特性が本発明の設計および作動、特に第2図の実施例
の設計および作動の基礎となっている。
このような実施例では、ディジタル信号は鑑別制御手段
22からデータリンク27を経てディジタル−アナログ
変換器40に与えられ、このディジタル−アナログ変換
器は対応するアナログ信号を出力端42に生ずる。この
ようなアナログ信号は導線43を経て可変電力供給手段
44に与えられ、この可変電力供給手段はその出力端4
6にアナログ入力信号に対応する特定の電圧を供給すべ
くアナログ人力信号に応答し、従ってまた鑑別制御手段
によりディジタル−アナログ変換器40に与えられるデ
ィジタル信号に応答して作動する。
出力端46におけ電圧は導線47を経てタンク回路48
に供給され、またドライバ手段60の出力端が充電の生
起を許す状態に留まるかぎりインダクタ50およびキャ
パシタ52を充電するべく作用する。続いて、リンギン
グ開始信号が鑑別制御手段から導線25を経てドライバ
手段60へ与えられる時、ドライバ手段60はインダク
タにリンギングまたは衝撃を与えるようにインダクタの
回路を遮断するべく作動し、それにより出力監視導線3
1上に減衰波出力信号を発生させる。振幅検出手段66
はこのような減衰波出力信号を監視し、また予め定めら
れた値を越える減衰波出力信号の各検出されたサイクル
に対してカウント信号を導線67を経てカウンタ手段7
0に与える。リンギング手段26による減衰波出力信号
の発生の前またはそれと同時にリセットされるカウント
手段70はカウンタ値を更新すべ(カウント信号に応答
し、更新されたカウント値はデータリンク33Aを経て
鑑別制御手段22に利用可能にされる。
コイン鑑別作動の間、好ましくはプログラム制御のもと
に作動するマイクロプロセッサを含んでいる鑑別制御手
段22は、検査されるべき特定のコインと組合わされて
いるデータエントリをメモリ手段24から検索する作用
をし、このデータエントリはリンギング手段26のコン
ディショニングを行うためデータバス27を経てディジ
タル−アナログ変換器40に与えられるディジタルデー
タ信号を発生するのに使用される。リンギング・コンデ
ィショニング手段26Aがこのようなディジタル・コン
ディショニング信号のどれかに正しく応答して、対応す
る適当な電圧を可変電力供給手段44の出力端46に生
じ、従ってインダクタ50およびキャパシタ52の適当
な充電を行った後に、鑑別制御手段22は導線25上に
リンギング開始信号を発生するべく作動し、その結果と
して減衰波出力信号が前記の仕方で出力監視導線31上
に発生され、この減衰波出力信号の特徴お特性により有
効なコインがリンギング手段のなかに存在するか否かが
判定される。
前記のように、こうして監視導線上に発生される特定の
減衰波出力信号の包路線は、部分的に、可変電力供給手
段44の出力端46に与えられる電圧の値に関係する。
従って、所与の組のコンディションに対して、出力端4
6に与えられる電圧の値の変化により、発生される減衰
波出力信号の包路線を変化させることができる。もしそ
の後に発生される減衰波出力信号の成る特徴または特性
、たとえば包路線に変化を生じさせることを期待して所
与の組のコンディションが変更されれば、出力端46に
与えられる電圧の値が、発生される減衰波出力信号にさ
もなければ生起するであろう変化を補償するように、相
応に調節または変更され得る。こうして、種々の金種の
コインに対して、リンギング手段は、減衰波出力信号が
標準的な特徴または特性を有するようにコンディショニ
ングをされ得る。本発明におけるこのようなコンディシ
ョニングは鑑別制御手段22により制御され、またメモ
リ手段24から検索される特定のデータエントリに関係
している。実際に、単一のデータエントリのみを利用す
る代わりに、検査されるべきコイン金種と組合わされて
いるデータエントリの対を利用することが望ましいこと
が見出されており、その結果として2回のコイン受容可
能性サブテストが各コイン金種に関して被検査コインを
検査するのに行われ得る。このような場合、リンギング
手段は各サブテストの間に、検査されている特定のコイ
ン金種にかかわりなく、もし被検査コインが検査されて
いる特定のコイン金種の有効なコインであれば、発生さ
れる減衰波出力信号が標準的な特徴または特性を有する
ようにコンディショニングされる。
前記のように、振幅検出手段66は、このような振幅検
出手段が、監視されている減衰波出力信号のいずれかの
なかに、予め定められた振幅値を越えている振幅を有す
るサイクルを検出する時には常にカウント信号が導線6
7上に発生されるように設計されていてよい。本発明に
よれば、もしリンギング手段内に存在するコインが検査
されている特定の金種の有効なコインであれば標準的な
特徴または特性を有する減衰波出力信号をリンギング手
段が発生するように、このようなリンギング手段が衝撃
またはパルスを与えられる各時点の前にリンギング手段
のコンディショニングを行い得るので、またリンギング
手段の場のなかにコインが存在している時にはコインが
存在していない時よりも速く減衰波出力信号の減衰が生
ずるので、検査されるべき種々品コイン金種の各々に関
するリンギング手段の第1のそれぞれのコンディショニ
ングに対しては、発生される減衰波出力信号が、もし検
査されている金種の有効なコインがリンギング手段の場
のなかに存在するならば、予め確立された振幅値を越え
る振幅を有するサイクルの数がmサイクルよりも少ない
ように、また検査されるべき種々のコイン金種の各々に
関するリンギング手段の第2のそれぞれのコンディショ
ニングに対しては、発生される減衰波出力信号が、もし
検査されている金種の有効なコインがリンギング手段の
場のなかに存在するならば、予め確立された振幅値を越
える振幅を有するサイクルの数が少なくともmサイクル
よりも多いように、予め確立される振幅値を選定するこ
とができる。検査されるべき種々の金種の各々に関する
リンギング手段のそれぞれの第1および第2のコンディ
ショニングは、鑑別制御手段からデータリンク27を経
てリンギング手段26に与えられるコンディショニング
信号に応答して行われる。前記のように、このようなコ
ンディショニング信号は、メモリ手段24からそのなか
に記憶されているそれぞれの予め定められたデータエン
トリが検索されると、コイン鑑別手段22により発生さ
れる。
第3図には、第2図の好ましい実施例の能力を高めた実
施例が示されている。この実施例は、組合わされている
検出器手段と共にオプショナルな第2のタンク回路を含
めて第2図には示されていないいくつかの特徴を含んで
おり、これらのオプショナルな要素の目的は後で説明す
る。能力を高められた第3図の実施例はPNP )ラン
ジスタ80を含むDACバイパス回路を含んでおり、こ
の′トランジスタのコレクタ82はディジタル−アナロ
グ変換器40の出力端42に接続されており、そのエミ
ッタ84は+5v電圧源に接続されており、またそのベ
ース86は抵抗器88を通じて上記の+5■電圧源に、
また抵抗器90を通じて入力導線91に接続されている
。導線91へのH1信号の印加によりトランジスタ80
がオフに切換わり、その結果としてディジタル−アナロ
グ変換器40の出力がデータリンク27上のディジタル
データ信号に関係するように、このような回路が作動し
得ることは当業者により理解されよう。しかし、もしL
O倍信号導線91に印加されれば、トランジスタ80は
オンに切換わり〜その結果としてディジタル−アナログ
変換器40の出力は約+5■に、プルアップされる。こ
のような回路の意義および目的は、第3図の説明のこの
点では多分容易に明らかではないであろうが、このよう
な実施例の他の回路要素およびこのような実施例の作動
の仕方が説明されるにつれて明らかになろう。
ディジタル−アナログ変換器40の出力は電圧ホロワ回
路92に与えられる。この電圧ホロワ回路は典型的に主
回路要素として図示されているように接続されているL
M324低電力演算増幅器を用いて構成されていてよい
。このような電圧ホロワ回路はディジタル−アナログ変
換器40と可変電力供給手段44との間のバッファとし
て作用し、またこのような可変電力供給手段44に接続
されている。可変電力供給手段44は、その出力端46
に供給される電圧を制御するべく、図示されているよう
に当業者に周知の構成の電力増幅器内の他の回路要素に
接続されているLM324低電力演算項幅器を用いてい
てよい。ここに説明する高能力の実施例では、使用され
る構成要素およびそれらの値は、導線43上に存在する
アナログ信号が、トランジスタ80の状態にかかわらず
、約O〜5■の範囲内にあり、また可変電力供給手段4
4の出力端46に供給される電圧が約2〜7Vの範囲内
にあるように選定されている。
可変電力供給手段44の出力端46に供給されるこのよ
うな電圧はタンク回路48および48′に与えられる。
これらのタンク回路はそれぞれインダクタの組50およ
び50’ならびにキャパシタ52および52′を含んで
おり、タンク回路の各々はいずれもそれぞれの出力監視
導線31または31′に、またそれぞれ抵抗器54また
は54′を通じてそれぞれのドライバ手段60または6
0′に接続されている。これらのドライバ手段は典型的
にULN2003ダーリントンドライバであってよく、
それらの入力端は鑑別制御手段22により発生されるリ
ンギング開始信号を受けるべくそれぞれ制御リンク29
または29′に接続されている。出力監視導線31また
は31′(よそれぞれ電圧コンパレータ102および1
02′の正(+)入力端100および100′に接続さ
れており、それらの負(−)入力端104および104
′の各々は→・5v電圧源に接続されており、またそれ
らの出力端106および106′は導線67を通じてカ
ウンタ手段70のカウント入力端(クロック入力端)C
に接続されている。このような電圧コンパレータは各々
、その負(−)入力端に与えられる電圧がその正(+)
入力端に与えられる電圧よりも高い時には常にLO倍信
号生ずるように機能する。このように作動する電圧コン
パレーク手段の典型的なものはLM339チツプに含ま
れているもののような電圧コンパレータである。LM3
39電圧コンパレータを正しく作動させるためには、そ
の出力端は、負(−)入力端における電圧が正(+)入
力端における電圧よりも低い時には常に出力端にH1信
号が生ずることを保証するように、プルアップ回路を通
じて正電圧源に接続されていなければならない。従って
、電圧コンパレーク100および100′の出力端10
6および106′は図示されているように互いに並列に
接続されている抵抗器110およびキャパシタ112を
含んでいるプルアップ回路108を通じて+5V電圧源
に接続されている。このような回路は、導線67上に存
在する信号が、電圧コンパレータ100および100′
の出力端106および106′の一方または双方が成る
時点でLOに移行しないかぎり、Hrに留まることを保
証する。
前記の説明から、H1信号が制御リンク29上に存在す
るかぎり、回路はタンク回路を通じて確立された状態に
留まり、それによりインダクタの組50およびキャパシ
タ52が可変電力供給手段40の出力端46に供給され
ている特定の電圧により充電されることを許すことは当
業者により理解されよう。しかし、LOリンギング開始
信号がこのような制御リンク29に与えられる時、反転
増幅器60の出力はHrに移行し、それにより回路がタ
ンク回路を通じて、減衰波出力信号が監視導線31上に
発生されるように遮断され、この減衰波出力信号は次い
でタンク回路に供給されている電圧の上下をリンギング
する。回路を簡単化するため、また検出器手段と組合わ
されて予め確立される振幅値の確立および維持に関して
さもなければ遭遇するであろう困難を回避するため、減
衰波出力信号が実際にリンギング手段により発生されて
いる間に、タンク回路の要素の充電中にコンディショニ
ング信号制御のちとにタンク回路に供給された電圧値に
かかわりなく、このような減衰波出力信号のすべてが同
一の電圧値の上下にリンギングするように、タンク回路
に不変または均一の電圧を供給することが望ましいこと
が見出されている。DACバイパス回路78は可変電力
供給手I244のこのような望ましい作動を許す。L○
リンギング開始信号が制御導線29または29′のいず
れかに与えられる時には常にLO傷信号導線91に与え
ることにより、またさもなければこのような導線91J
:!7)信号をHlに維持することにより、可変電力供
給手段44を、充電またはタンク回路コンディショニン
グ間隔の間は、このような可変電力供給手段44により
出力端46に供給される電圧が鑑別制御手段によりデー
タリンク27を経てディジタル−アナログ変換器40に
供給されるディジタルコンディショニング信号に関係す
るように、他方においてリンギング間隔の間は、出力端
46に供給される電圧が約+7■に維持されるように、
制御することができる。この供給電圧はこのようなリン
ギング間隔の間に導線43上に約+5vの信号を発生し
かつ維持する結果として生ずる。
第3図に関する以上の説明は、制御リンク29上に鑑別
制御手段22により与えられるリンギング開始信号とタ
ンク回路48およびそれと組合わされている回路へのリ
ンギング開始信号の作用とに重点をおいてきた。タンク
回路48′およびそれと組合わされている回路が、もし
リンギング開始信号が制御リンク29′に与えられるな
らば、類似の仕方で作用することは理解されよう。オプ
ショナルな第2のタンク回路48′およびそれと組合わ
されている回路(そのいくつかの要素の値はタンク回路
48およびそれと組合わされている回路の対応する要素
の値と異なっている)の使用″は多くの場合に有利であ
ることが見出されている。
なぜならば、このような第2のタンク回路48′により
発生される減衰波出力信号は、たとえば所与のコンディ
ショニング信号および特定の被検査コインに対して、第
1のタンク回路48により発生される減衰波出力信号と
周波数は異なるが、他の特徴または特性は本質的に同一
である。第3図から明らかなうに、同一のカウンタ手段
70がタンク回路48および48′の双方と共に使用さ
れ得る。このような第2のオプショナルなタンク回路お
よびそれと組合わされている回路の利用は、被検査コイ
ンを単一の周波数ではなく2つの異なる周波数で検査し
得るので、コインの有効性を一層確実に保証し得る。
第4図には第3図の実施例における典型的な動作シーケ
ンスが示されている。このよもなシーケンスは、コイン
がリンギング手段の場のなかの所定の位置に移動したこ
とが種々の公知の手段または技術により判定された後に
開始される。このようなシーケンスは、p=lないしq
およびj=1ないしk(ここでqは本発明による方法に
従ってコイン鑑別検査のために利用される種々のタンク
回路の全数に等しく、またkは検査されるべきコイン金
種の全数に等しい)に対して、被検査コインが、タンク
回路pを含む検査で、コイン金種jの有効なコインであ
ることが見出されているか否かを示すべく、コイン金種
フラグC(p、j)を利用する。鑑別制御手段22は最
初に、ブロック130内に示されているように、コイン
金種フラグC(p、j)をすべてクリアし、かつp=1
にセントするべく作動する。動作シーケンスは次いで帰
還入口点Aを通じてブロック132へ進み、それに従っ
てjが1に等しくセットされる。
その後、動作シーケンスは帰還入口点Bを通じてブロッ
ク134へ進み、それに従って鑑別制御手段がコイン金
種jに対して第pリンギング手段の第1のコンディショ
ニングを行うべく作動する。
鑑別制御手段がプログラムされたマイクロプロセッサを
含んでいる第3図の実施例では、このようなコンディシ
ョニング作動は典型的に、コイン金種jに対する第1の
データエントリをメモリ手段24から検索する過程と、
このような第1のデータエントリに対応するディジタル
コンディショニング信号をデータリンク27上に発生す
る過程と、コイン鑑別手段22により制御リンク33B
を経てカウンタ手段70のリセット入力端Rに与えられ
るリセット信号によってカウンタ手段70をリセットす
る過程とを含んでいる。
続いて、鑑別制御手段は、LOリンギング開始信号を制
御リンク29上に発生しかつLO倍信号導線91に与え
ることにより、ブロック136内に示されているように
、第pリンギング手段のリンギング動作を開始させるべ
く作動する。第3図の実施例では、このような作用の結
果として減衰波出力信号が発生され、また発生された減
衰波出力信号と組合わされているカウントがカウンタ手
段70に受け入れられる。
減衰波出力信号の発生に続いて、鑑別制御手段は、ブロ
ック138内に示されているように、このような減衰波
出力信号が第1のコイン受容可能性サブテストに対して
必要な標準的な特徴または特性を有していたか否かを検
査するべく作動する。
第3図の実施例では、2よりも少ない数のカウントがカ
ウンタ手段70に収容されたか否かを判定する検査が行
われる。この判定の結果が肯定であれば、コインは第1
のコイン受容可能性サブテストに合格したものとみなさ
れ、動作シーケンスはブロック138から分岐139へ
進む。他方、もし2またはそれよりも多い数のカウント
がカウンタ手段70に受け入れられたと判定されれば、
コインは金種jの受容不可能または無効なコインである
とみなされ、動作シーケンスはブロック138から分岐
141へ進む。このような検査を行うための多くの方法
および手段が存在しかつ利用され得ることは理解されよ
う。例を挙げれば、米国特許第4 、254 、857
号明1Iり書の好ましい実施例に利用されているデコー
ディングおよびラッチング手段も利用され得るし、単安
定マルチパイプレークおよびフリップフロップの種々の
配置を含む他のハードウアア手段も利用され得るし、カ
ウンタ手段70内のカウントへの予め定められた値の追
加が桁上げを生ずるか否かを判定するべく加算器からの
桁上げ導線を検査する種々の方法も有利に利用され得る
。なお本発明は、以上に例として挙げた方法および手段
を利用することに限定されるものではない。
もし必要な標準的な特徴または特性がブロック138で
行われる検査の際に検出されなければ、その結果として
動作シーケンスはブロック138から分岐142に沿っ
て進み、鑑別制御手段は、ブロック142内に示されて
いるように、j=にであるか否か、すなわちに種類のコ
イン金種のすべてが検査されたか否かを判定する。この
判定の結果が否定であれば、動作シーケンスはブロック
142から分岐143へ進み、ブロック144内に示さ
れているように、jの値が1だけインクレメントされ、
それに続いて動作シーケンスは帰還し帰還入口点Bで前
記のシーケンスに再び入る。
このような場合には、動作シーケンスは、検査されるべ
き次の金種に関して前記の仕方と同一の仕方で進行する
。他方、もし、ブロック142で行われた判定で、jが
kに等しいことが見出されれば、k種類のコイン金種の
すべてが第pリンギング手段に関して検査されたことが
示されれば、動作シーケンスはブロック142から分岐
143の代わりに分岐145を進む、その結果について
は後で説明する。
ブロック138に戻って、もしそこで行われた検査で標
準的な特徴または特性が検出されれば、その結果として
動作シーケンスはブロック138から分岐139に進み
、鑑別制御手段は、ブロック146内に示されているよ
うに、金種jに対して第pリンギング手段の第2のコン
ディショニングを行うべく、またブロック148内に示
されているように、第pリンギング手段のリンギング動
作を開始させるべく作動する。この作用はプロッり13
4および136のところで説明した仕方と類似の仕方で
行われる。いったん減衰波出力信号が発生され、またこ
のような減衰波出力信号と組合わされているカウントが
カウンタ手段70のなかに受け入れられると、鑑別制御
手段は、ブロック150内に示されているように、第2
のコイン受容可能性サブテストに対して必要な標準的な
特徴または特性が検出されたか否かを判定する検査6を
行う。第3図の実施例では、少なくとも2カウントが検
出されたか否かを判定する検査が行われる。この判定の
結果が肯定であれば、コインは第2のコイン受容可能性
サブテストに合格したものとみなされ、動作シーケンス
はブロック150から分岐151へ進む、他方、もし2
よりも少ない数のカウントが検出されたと判定されれば
、コインは金種jの受容不可能または無効なコインであ
るとみなされ、動作シーケンスはブロック150から分
岐153へ進む。
もし必要な標準的な特徴または特性がブロック150で
行われる検査の際に検出されなければ、その結果として
動作シーケンスはブロック150から分岐153に沿っ
て進み、ブロック142内に示されているように、j=
にであるが否が、すなわちに種類のコイン金種のすべて
が検査されたか否かの判定が行われる。先に説明したよ
うに、ブロック142で行われた検査の結果に関係して
、動作シーケンスは前記のようにjの値を更新した後に
帰還入口点Bに帰還してその後は前記のように進行し、
もしくは分岐145を進みその後は後記のように進行す
る。
ブロック142に戻って、もしそこで行われた検査で標
準的な特徴または特性が検出されれば、その結果として
動作シーケンスはブロック150から分岐151に進み
、鑑別制御手段は、ブロック154内に示されているよ
うに、金種フラグC(p、j)をセットするべく作動し
、それに従って動作シーケンスはブロック142に進み
、前記のように、j=にであるか否か、すなわちに種類
の金種のすべてが検査されたか否かを判定する検査が行
われる。前記のように、ブロック142で行われた検査
の結果に関係して、動作シーケンスはjの値を更新した
後に帰還入口点Bに帰還してその後は前記のように進行
し、もしくは分岐145を進む。
もし、jがkに等しいこと示見出されたため、分岐14
5を進めば、ブロック156内に示されているように、
pがqに等しいか否か、すなわち検査がq個のリンギン
グ手段のすべてについて完了したか否か判定するべく検
査が行われる。この判定の結果が否定であれば、動作シ
ーケンスは分岐157を進み、ブロック158内に示さ
れているように、pの値が1だけインクレメントされ、
それに続いて動作シーケンスは帰還し帰還入口点Aで前
記のシーケンスに再び入る。このような場合には動作シ
ーケンスは、減衰波出力信号の発生に利用される次のリ
ンギング手段に関して前記の仕方と同一の仕方で進行す
る。他方、もし、ブロック156で行われた検査で、p
がqに等しいことが見出されれば、すなわち検査がq個
のリンギング手段のすべてについて完了したことが示さ
れれば、動作シーケンスはブロック156から分岐15
9を進み、その後の作動は、サブルーチンブロック16
0により示されているように、特定の本発明の実施例お
よびそれが利用される特定のコイン作動システムに通し
たフラグ解析ルーチンFAに従って行われる。
第3図の実施例では、p=1ないしqの9種類のコイン
金種フラグC(p、l)のすべてがセットされたときの
み、すなわち金種lに関してコインのq回のサブテスト
のすべてが合格したときのみ、コインが特定の金種j−
1の有効なコインであるとみなされることが好ましいこ
とは容易に理解されよう。一般に、もしサブテストのい
ずれかが不合格であれば、すなわち、もしいずれがの特
定のサブテストと組合わされているコイン金種フラグが
セットされなかったならば、コインは金種1の無効また
は受容不可能なコインであるとみなされる。しかし、特
定の状況で利用されるフラグ解析ルーチンは必然的に本
発明の特定の実施例の構成および作動上の細部に関係す
ること、また場合によってはいくつかのフラグ解析ルー
チンが、たとえp=tないしqに対して9種類のコイン
金種フラグC(p、1)のすべてがセットされなかった
としても、またはこのようなコイン金種フラグのいくつ
かしかセントされなかったとしても、コインを特定の金
種1の有効なコインとして認識するように設計され得る
ことは理解されよう。
第4図に示されている動作シーケンスが、もしただ1つ
のタンク回路が利用されるならば、簡単化され得ること
は当業者により理解されよう。同様に、場合によっては
、2回ではなくただ1回のコイン受容可能性サブテスト
を特定のタンク回路により行い、その結果として動作シ
ーケンスを簡単化することが望ましいことは理解されよ
う。
場合によっては、検査されるべきコインが正しくリンギ
ング手段の場のなかに置かれている時を検出するだめの
別の手段をなしですませ、その代わりにこのような目的
に本発明自体を利用することが望ましいことも理解され
よう0本発明の実施例がこのように利用され得る仕方を
示すフローチャートが第5図に示されている。コイン鑑
別作動の開始時に鑑別制御手段は、ブロック180内に
示されているように、コイン金種jに対するリンギング
手段の第1のコンディショニングを行うべく作動する。
このコンディショニングは、鑑別制御手段によりメモリ
手段から検索されたコイン金種jに対する下限データエ
ントリに対応する電圧を可変電力供給手段の出力端に発
生することにより行われる。いったんこのようなコンデ
ィショニングが行われると、動作シーケンスは帰還入口
点Cを通じてブロック182へ進み、それに従って鑑別
制御手段がリンギング動作を開始し、このリンギング動
作は前記と類似の仕方で行われ得る。
その後に、減衰波出力信号が発生されかつこのような減
衰波出力信号と組合わされているカウントがカウンタ手
段に受け入れられた時、ブロック186に示されている
ように、下限データエントリに対する必要な標準的特徴
が検出されたか否かを判定するための検査が行われる。
この特定の場合には、2よりも少ないカウントがカウン
タ手段に受け入れられたか否かを検査することにより行
われる。2よりも多いかそれと等しいカウントは、コイ
ンがリンギング手段の場に到達しなかったことの指示で
ある。このような場合には、動作シーケンスは分岐18
7を経て帰還入口点Cへ進み、また作動は循環シーケン
ス内でブロック182、ブロック186および分岐18
7を通じて、ブロック186に従って行われる検査で2
よりも少ないカウントが検出されるまで継続する。
ブロック186に従って行われる検査で2よりも少ない
カウントが検出される時、コインがリンギング回路の場
に入っていることが知られており、また動作シーケンス
は分岐189を経てブロック186からブロック190
へ進む。鑑別制御手段は次いでリンギング手段の第2の
コンディショニンクヲ行つべく作動し、このコンディシ
ョニングは鑑別制御手段によりメモリ手段から検索され
たコイン金種jに対する上限データエントリに対応する
電圧を可変電力供給手段の出力端に発生することにより
行われる。その後に、動作シーケンスは帰還入口点りを
通じてブロック192に進み、それに従って鑑別制御手
段がリンギング動作を開始する。リンギング動作は前記
と類似の仕方で行われ得る。
減衰波出力信号が発生され、またそれと組合わされてい
る一カウントがカウンタ手段に受け入れられた時、ブロ
ック196内に示されているように、上限データエント
リに対する必要な標準的特徴が検出されたか否かを判定
するための検査が行われる。この特定の場合には、判定
は少なくとも2つのカウントが検出されたか否かを検査
することにより行われる。もし2よりも少ないカウント
が検出されたならば、リンギング手段の場のなかのコイ
ンはコイン金種jに対する検査に不合格であり、動作シ
ーケンスはブロック196から分岐197へ進む。他方
、もし少なくとも2つのカウントがブロック196で行
われた検査で検出されたならば、動作シーケンスは分岐
199を経てブロック200へ進み、それに従って検査
終了条件が満足されたか否かを判定するための検査が行
われる。
種々の方法がブロック200内に示されている検査を行
うために利用され得るが、そのいくつかを次に説明する
。利用される特定の方法にかかわりなく、検査が終了さ
れるべきではないという判定がなされるならば、動作シ
ーケンスは分岐201を経て帰還入口点りへ戻り、その
後に動作シーケンスはブロック190、ブロック192
、ブロック196、分岐199、ブロック200および
分岐201を通じての循環を、検査が終了されるべきで
あるという判定がブロック200に従ってなされるまで
継続する。もしブロック200で行われた検査で検査が
終了されるべきであるという判定が蛙されれば、検査を
受けたコインは金種jの有効なコインであるとみなされ
、また動作シーケンスはブロック200から分岐203
へ進む。
1つの配置では、ブロック200で行われる検査は、被
検査コインがリンギング手段の場から去る時点以前に行
われる時間検査を含んでいてよい。
他の配置では、ブロック200で行われる検査は、リン
ギング動作を行う被検査コイン金種jの下限値よりも低
い値のデータに基づいてリンギング手段の第3のコンデ
ィショニングを行い、かつその結果としての減衰波出力
信号に関して少なくとも2つのカウントが検出されたか
否かを判定するための検査を行う過程を含んでいてよい
。もしカウントが2よりも少なければ、コイン金種jに
対するリンギング手段の第2のコンディショニングが再
び行われて動作シーケンスは第5図中の分岐201に進
み得るし、もしカウントが少なくとも2であれば、動作
シーケンスは分岐203に進み得る。ブロック200に
より必要とされる検査を行う種々の他の方法も利用され
得る。
第6図ないし第8図には本発明のいくつかの他の実施例
が示されている。これらの実施例は例示に過ぎず、本発
明はこれらの実施例に限定されるものではない。第6図
の実施例は多くの点で第2図の実施例と類似しているが
、リンギング手段26の種々の構成要素の間の相互接続
が異なっている。第7図には、リンギング・コンディシ
ョニング手段26Aが可変電力供給手段44の代わりに
切換可能な電流ソース200を含んでいてよいことを示
しており、また第8図はリンギング・コンディショニン
グ手段26Aが可変電力供給手段44の代わりに切換可
能な電流シンク202を含んでいてよいことを示してい
る。以上の図示および説明、特に第2図および第3図に
関する説明から、本発明の多くの実施例が第1図の設計
に従って構成され得ること、また上記の特定の実施例に
対して本発明の範囲内で多くの変形が行われ得ることは
当業者により理解されよう。
以上の説明から、意図する種々の目的および利点を満足
するコイン鑑別手段および方法が実現されることは明ら
かであろう。以上に於ては本発明を特定の好ましい実施
例について説明してきたが、本発明はこれらの実施例に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて種々の変
形が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の主要な構成要素を示すブロック図、第
2図は第1図に従って構成された好ましい実施例のブロ
ック図、第3図は第2図の実施例とその能力を高めるた
めオプションとして第2のタンク回路およびそれと組合
わされた検出器手段を含む実施例とに利用され得る典型
的な回路の概要を示す回路図、第4図は第3図に従って
構成された実施例の典型的な動作シーケンスを示すフロ
ーチャート、第5図は鑑別検査と組合わせてリンギング
手段の場のなかにコインが存在することを検査するため
本発明のいくつかの実施例に利用され得る動作シーケン
スの一部を示す簡単化されたフローチャート、第6図な
いし第8図は第1図に対する種々の代替的な実施例のブ
ロック図である。 20・・・コイン鑑別手段、22・・・鑑別制御手段、
23・・・データ/制御リンク、24・・・メモリ手段
、26・・・リンギング手段、26A・・・リンギング
・コンディショニング手段、26B・・・リンギング反
応手段、27・・・データリンク、28・・・検出器手
段、29・・・制御リンク、31・・・出力監視導線、
33・・・データ/制御リンク、40・・・ディジタル
−アナログ変換器、44・・・可変電力供給手段、48
・・・タンク回路、50・・・インダクタ、52・・・
キャパシタ、54・・・抵抗器、60・・・ドライバ手
段、66・・・振幅検出手段、70・・・カウンタ手段
。 Rg、1 日(1,2 r−一一一)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)被検査コインが受容可能な金種の有効なコインであ
    ることを鑑別するためのコイン鑑別手段において、予め
    定められたデータエントリを記憶するための手段を含ん
    でいるメモリ手段が含まれており、各受容可能な金種は
    それと組合わされている第1のデータエントリを有し、
    それぞれの受容可能な金種に対する対応する第1のデー
    タエントリはデータエントリの第1の組を形成しており
    、前記メモリ手段に接続されておりかつ前記メモリ手段
    からそのなかに記憶されている予め定められたデータエ
    ントリの検索を許すべく作動可能である鑑別制御手段が
    含まれており、前記鑑別制御手段に接続されておりかつ
    前記鑑別制御手段により制御可能であるリンギング手段
    が含まれており、前記リンギング手段はそれと組合わさ
    れている場を有しかつリンギング・コンディショニング
    手段およびリンギング反応手段を含んでおり、前記鑑別
    制御手段は前記メモリ手段から検索された種々の予め定
    められたデータエントリに対応するそれぞれのコンディ
    ショニング信号を発生するべく作動可能であり、前記リ
    ンギング・コンディショニング手段は各コンディショニ
    ング信号に従って前記リンギング手段を予めコンディシ
    ョニングするべく各コンディショニング信号に応答し、
    前記鑑別制御手段はリンギング開始信号を発生するべく
    作動可能であり、前記リンギング反応手段はリンギング
    時間間隔の間に減衰波出力信号を発生するべく各前記リ
    ンギング開始信号に応答し、前記減衰波出力信号の特性
    は、部分的に、前記リンギング手段の特定のコンディシ
    ョンおよび前記リンギング手段の場のなかのコインの双
    方に関係しており、また各前記減衰波出力信号を監視し
    かつデータエントリの前記第1の組のすべてに対して適
    用可能である前記減衰波出力信号の第1の特定の予め定
    められた特性に応答するべく前記リンギング手段に接続
    されている手段が含まれており、被検査コインがそれと
    組合わされているリンギング手段の場のなかにある間に
    データエントリの前記第1の組のいずれかに対して与え
    られたリンギング開始信号に応答して発生される特定の
    減衰波出力信号が、もしこのようなコインが前記メモリ
    手段から検索されかつ前記リンギング手段をコンディシ
    ョニングするために利用された第1のデータエントリと
    組合わされている特定の受容可能な金種の有効なコイン
    であるならば、データエントリの前記第1の組と組合わ
    されて前記第1の特定の予め定められた特性を有するこ
    とを特徴とするコイン鑑別手段。 2)各前記減衰波出力信号を監視するべく前記リンギン
    グ手段に接続されている前記手段が、出力信号を発生し
    かつ前記鑑別制御手段に通信するべく作動可能な検出器
    手段を含んでいることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のコイン鑑別手段。 3)前記検出器手段が、予め定められた振幅値を越える
    減衰波出力信号のサイクルのつどカウント信号を発生す
    るべく作動可能な振幅検出手段と、前記振幅検出手段に
    より発生される前記カウント信号を受けて各減衰波出力
    信号に対して前記予め定められた振幅値を越える減衰波
    出力信号のサイクルの数に等しい数のカウントを受け入
    れるべく前記振幅検出手段に接続されているカウンタ手
    段とを含んでいることを特徴とする特許請求の範囲第2
    項記載のコイン鑑別手段。 4)データエントリの前記第1の組に対して、減衰波出
    力信号の結果として前記カウンタ手段内に受け入れられ
    たカウントが、もし前記メモリ手段から検索されかつ前
    記リンギング手段をコンディショニングするのに利用さ
    れたデータエントリと組合わされている特定の受容可能
    な金種の有効なコインがリンギング時間間隔の間に前記
    リンギング手段の場のなかに存在したならば、予め定め
    られたしきいカウントよりも少ないことを特徴とする特
    許請求の範囲第3項記載のコイン鑑別手段。 5)各受容可能な金種がそれと組合わされている第2の
    データエントリを有し、それぞれの受容可能な金種に対
    する対応する第2のデータエントリがデータエントリの
    第2の組を形成しており、また各前記減衰波出力信号を
    監視するべく前記リンギング手段に接続されている前記
    手段がデータエントリの前記第2の組のすべてに対して
    適用可能な前記減衰波出力信号の第2の特定の予め定め
    られた特性に応答し、被検査コインがリンギング手段の
    場のなかに存在する間にデータエントリの前記第2の組
    のいずれかに対して与えられたリンギング開始信号に応
    答して発生される特定の減衰波出力信号が、もしこのよ
    うなコインが前記メモリ手段から検索されかつ前記リン
    ギング手段をコンディショニングするのに利用されたデ
    ータエントリの前記第2の組と組合わされている特定の
    受容可能な金種の有効なコインであるならば、データエ
    ントリの前記第2の組と組合わされて前記第2の特定の
    予め定められた特性を有することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のコイン鑑別手段。 6)前記減衰波出力信号の各々を監視するべく前記リン
    ギング手段に接続されている前記手段が、予め定められ
    た振幅値を越える減衰波出力信号のサイクルのつどカウ
    ント信号を発生するべく作動可能な振幅検出手段と、前
    記振幅検出手段により発生される前記カウント信号を受
    けて各減衰波出力信号に対して前記予め定められた振幅
    値を越える減衰波出力信号のサイクルの数に等しい数の
    カウントを受け入れるべく前記振幅検出手段に接続され
    ているカウンタ手段とを含んでおり、またデータエント
    リの前記第1の組に対して、減衰波出力信号の結果とし
    て前記カウンタ手段内に受け入れられたカウントが、も
    し前記メモリ手段から検索されかつ前記リンギング手段
    をコンディショニングするのに利用された第1のデータ
    エントリと組合わされている特定の受容可能な金種の有
    効なコインがリンギング時間間隔の間に前記リンギング
    手段の場のなかに存在したならば、予め定められたしき
    いカウントよりも少なく、またデータエントリの前記第
    2の組に対して、減衰波出力信号の結果として前記カウ
    ンタ手段内に受け入れられたカウントが、もし前記メモ
    リ手段から検索されかつ前記リンギング手段をコンディ
    ショニングするのに利用された第2のデータエントリと
    組合わされている特定の受容可能な金種の有効なコイン
    がリンギング時間間隔の間に前記リンギング手段の場の
    なかに存在したならば、予め定められたしきいカウント
    よりも多いかそれと等しいかであることを特徴とする特
    許請求の範囲第5項記載のコイン鑑別手段。 7)前記リンギング手段がタンク回路と前記タンク回路
    に対する回路条件を変更するための手段とを含んでいる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のコイン鑑
    別手段。 8)前記タンク回路に対する回路条件を変更するための
    前記手段が、コンディショニング時間間隔の間に前記タ
    ンク回路を通じて充電回路を確立するための手段と、こ
    のような充電回路を遮断して前記タンク回路をリンギン
    グ状態に入れるための他の手段とを含んでいることを特
    徴とする特許請求の範囲第7項記載のコイン鑑別手段。 9)前記タンク回路を通じて充電回路を確立するための
    前記手段が可変電力供給手段を含んでいることを特徴と
    する特許請求の範囲第8項記載のコイン鑑別手段。 10)前記タンク回路を通じて充電回路を確立するため
    の前記手段が可変電流ソースを含んでいることを特徴と
    する特許請求の範囲第8項記載のコイン鑑別手段。 11)前記タンク回路を通じて充電回路を確立するため
    の前記手段が可変電流シンクを含んでいることを特徴と
    する特許請求の範囲第8項記載のコイン鑑別手段。 12)前記鑑別制御手段がプログラムされたマイクロプ
    ロセッサを含んでいることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のコイン鑑別手段。 13)被検査コインが受容可能な金種の有効なコインで
    あることを鑑別するためのコイン鑑別手段において、予
    め定められたデータエントリを記憶するための手段を含
    んでいるメモリ手段が含まれており、各受容可能な金種
    はそれと組合わされている第1のデータエントリを有し
    、それぞれの受容可能な金種に対する対応する第1のデ
    ータエントリはデータエントリの第1の組を形成してお
    り、前記メモリ手段に接続されている鑑別制御手段が含
    まれており、前記鑑別制御手段に接続されているリンギ
    ング手段が含まれており、前記リンギング手段は減衰波
    出力信号を発生するべく前記鑑別制御手段の制御のもと
    に作動可能であり、前記リンギング手段はそれと組合わ
    されている場を有しかつリンギング・コンディショニン
    グ手段およびリンギング反応手段を含んでおり、また前
    記リンギング手段により発生された前記減衰波出力信号
    を監視しかつ第1の特定の予め定められた減衰波出力信
    号に応答するべく前記リンギング手段に接続されている
    手段が含まれており、前記鑑別制御手段は受容可能な金
    種のいずれか1つに関するコイン鑑別作動の間にこのよ
    うな受容可能な金種と組合わされておりまた前記メモリ
    手段のなかに記憶されている予め定められたデータエン
    トリを前記メモリ手段から検索しかつ検索された予め定
    められたデータエントリに対応するコンディショニング
    信号を発生するべく作動可能であり、前記リンギング・
    コンディショニング手段は各コンディショニング信号に
    従って前記リンギング手段を予めコンディショニングす
    るべくこのようなコンディショニング信号に応答し、前
    記鑑別制御手段はその後にリンギング開始信号を発生す
    るべく作動可能であり、前記リンギング反応手段はリン
    ギング時間間隔の間に減衰波出力信号を発生するべくこ
    のようなリンギング開始信号に応答し、前記減衰波出力
    信号の特性は、部分的に、前記リンギング手段の特定の
    コンディションおよび前記リンギング手段の場のなかの
    コインの双方に関係しており、データエントリの前記第
    1の組のいずれかに対するこのようなリンギング開始信
    号に応答して発生される減衰波出力信号が、もし前記メ
    モリ手段から検索されかつ前記リンギング手段をコンデ
    ィショニングするのに利用された第1のデータエントリ
    と組合わされている特定の受容可能な金種のコインがリ
    ンギング時間間隔の間にリンギング手段の場のなかに存
    在するならば、コイン鑑別作動が行われる被検査コイン
    の金種または特定の受容可能な金種にかかわりなく、デ
    ータエントリの前記第1の組と組合わされて前記第1の
    特定の予め定められた減衰波出力信号特性を有すること
    を特徴とするコイン鑑別手段。 14)各前記減衰波出力信号を監視するべく前記リンギ
    ング手段に接続されている前記手段が、出力信号を発生
    しかつ前記鑑別制御手段に通信するべく作動可能な検出
    器手段を含んでいることを特徴とする特許請求の範囲第
    13項記載のコイン鑑別手段。 15)前記検出器手段が、予め定められた振幅値を越え
    る減衰波出力信号のサイクルのつどカウント信号を発生
    するべく作動可能な振幅検出手段と、前記振幅検出手段
    により発生される前記カウント信号を受けて各減衰波出
    力信号に対して前記予め定められた振幅値を越える減衰
    波出力信号のサイクルの数に等しい数のカウントを受け
    入れるべく前記振幅検出手段に接続されているカウンタ
    手段とを含んでいることを特徴とする特許請求の範囲第
    14項記載のコイン鑑別手段。 16)データエントリの前記第1の組に対して、減衰波
    出力信号の結果として前記カウンタ手段内に受け入れら
    れたカウントが、もし前記メモリ手段から検索されかつ
    前記リンギング手段をコンディショニングするのに利用
    されたデータエントリと組合わされている特定の受容可
    能な金種の有効なコインがリンギング時間間隔の間に前
    記リンギング手段の場のなかに存在したならば、予め定
    められたしきいカウントよりも少ないことを特徴とする
    特許請求の範囲第15項記載のコイン鑑別手段。 17)前記鑑別手段がマイクロプロセッサを含み、前記
    検出器手段が振幅検出手段を含み、この振幅検出手段は
    減衰波出力信号が予め定められた振幅値を越えるサイク
    ルのつどカウント信号を発生し、前記マイクロプロセッ
    サは前記振幅検出手段により形成された各カウント信号
    に応動して、予め定められた振幅値を越えるサイクルの
    数の各減衰波出力信号に対する全カウントを生ぜしめる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第13項記載のコイン
    鑑別手段。 18)各受容可能な金種がそれと組合わされている第2
    のデータエントリを有し、それぞれの受容可能な金種に
    対する対応する第2のデータエントリがデータエントリ
    の第2の組を形成しており、また各前記減衰波出力信号
    を監視するべく前記リンギング手段に接続されている前
    記手段がデータエントリの前記第2の組のすべてに対し
    て通用可能な前記減衰波出力信号の第2の特定の予め定
    められた特性に応答し、被検査コインがリンギング手段
    の場のなかに存在する間にデータエントリの前記第2の
    組のいずれかに対して与えられたリンギング開始信号に
    応答して発生される特定の減衰波出力信号が、もしこの
    ようなコインが前記メモリ手段から検索されかつ前記リ
    ンギング手段をコンディショニングするのに利用された
    データエントリの前記第2の組と組合わされている特定
    の受容可能な金種の有効なコインであるならば、コイン
    鑑別作動が行われる被検査コインの金種または特定の受
    容可能な金種にかかわりなく、データエントリの前記第
    2の組と組合わされて前記第2の特定の予め定められた
    特性を有することを特徴とする特許請求の範囲第13項
    記載のコイン鑑別手段。 19)前記減衰波出力信号の各々を監視するべく前記リ
    ンギング手段に接続されている前記手段が、予め定めら
    れた振幅値を越える減衰波出力信号のサイクルのつどカ
    ウント信号を発生するべく作動可能な振幅検出手段と、
    前記振幅検出手段により発生される前記カウント信号を
    受けて各減衰波出力信号に対して前記予め定められた振
    幅値を越える減衰波出力信号のサイクルの数に等しい数
    のカウントを受け入れるべく前記振幅検出手段に接続さ
    れているカウンタ手段上を含んでおり、またデータエン
    トリの前記第1の組に対して、減衰波出力信号の結果と
    して前記カウンタ手段内に受け入れられたカウントが、
    もし前記メモリ手段から検索されかつ前記リンギング手
    段をコンディショニングするのに利用された第1のデー
    タエントリと組合わされている特定の受容可能な金種の
    有効なコインがリンギング時間間隔の間に前記リンギン
    グ手段の場のなかに存在したならば、予め定められたし
    きいカウントよりも少なく、またデータエントリの前記
    第2の組に対して、減衰波出力信号の結果として前記カ
    ウンタ手段内に受け入れられたカウントが、もし前記メ
    モリ手段から検索されかつ前記リンギング手段をコンデ
    ィショニングするのに利用された第2のデータエントリ
    と組合わされている特定の受容可能な金種の有効なコイ
    ンがリンギング時間間隔の間に前記リンギング手段の場
    のなかに存在したならば、予め定められたしきいカウン
    トよりも多いかそれと等しいかであることを特徴とする
    特許請求の範囲第18項記載のコイン鑑別手段。 20)被検査コインが受容可能な金種の有効なコインで
    あることを鑑別するためのコイン鑑別手段において、予
    め定められたデータエントリを記憶するための手段を含
    んでいるメモリ手段が含まれており、各受容可能な金種
    はそれと組合わされているそれぞれの対応する第1およ
    び第2のデータエントリを有し、前記メモリ手段に接続
    されておりかつ前記メモリ手段からそのなかに記憶され
    ている予め定められたデータエントリの検索を許すべく
    作動可能である鑑別制御手段が含まれており、前記鑑別
    制御手段に接続されておりかつ前記鑑別制御手段により
    制御可能であるリンギング手段が含まれており、前記リ
    ンギング手段はそれと組合わされている場を有しかつリ
    ンギング・コンディショニング手段およびリンギング反
    応手段を含んでおり、前記鑑別制御手段は前記メモリ手
    段から検索された種々の予め定められたデータエントリ
    に対応するそれぞれのコンディショニング信号を発生す
    るべく作動可能であり、前記リンギングコンディショニ
    ング手段は各コンディショニング信号に従って前記リン
    ギング手段を予めコンディショニングするべく各コンデ
    ィショニング信号に応答し、前記鑑別制御手段はリンギ
    ング開始信号を発生するべく作動可能であり、前記リン
    ギング反応手段は減衰波出力信号を発生するべく各前記
    リンギング開始信号に応答し、前記減衰波出力信号の特
    性は、部分的に、前記リンギング手段の特定のコンディ
    ションおよび前記リンギング手段の場のなかのコインの
    双方に関係しており、また各前記減衰波出力信号を監視
    するべく前記リンギング手段に接続されている検出器手
    段が含まれており、前記検出器手段は、予め定められた
    振幅値を越える減衰波出力信号のサイクルのつどカウン
    ト信号を発生するための振幅検出手段と、前記振幅検出
    手段により発生される前記カウント信号を受けるべく前
    記前記振幅検出手段に接続されているカウンタ手段とを
    含んでおり、前記鑑別制御手段は前記カウンタ手段に接
    続されており、また、特定の金種と組合わされている第
    1の予め定められたデータエントリが前記メモリ手段か
    ら検索される時に発生される予め定められたカウントm
    よりも少ないカウントに応答し、またこのような特定の
    金種と組合わされている第2の予め定められたデータエ
    ントリが前記メモリ手段から検索される時に被検査コイ
    ンを鑑別するべく予め定められたカウントmよりも多い
    かまたはそれに等しいカウントに応答することを特徴と
    するコイン鑑別手段。 21)鑑別制御手段が特定の受容可能な金種に関して所
    与のコインの有効性を検査するべく下記の検査ルーチン
    、すなわち (a)前記メモリ手段からこのような特定の金種と組合
    わされている第1の予め定めら れたデータエントリを検索する過程と、 (b)前記第1の予め定められたデータエントリに対応
    するコンディショニング信号を 発生する過程と、 (c)リンギング開始信号を発生する過程と、(d)前
    記カウンタ手段に収容されたカウントが予め定められた
    カウントmよりも少な いか否かを判定し、もし判定の結果が肯定 であれば、過程(e)に進み、他方もし判 定の結果が否定であれば、所与のコインは このような特定の受容可能な金種に関して 有効なコインではないと判定しかつ前記検 査ルーチンを終了する過程と、 (e)前記メモリ手段から特定の金種と組合わされてい
    る第2の予め定められたデータ エントリを検索する過程と、 (f)前記第2の予め定められたデータエントリに対応
    するコンディショニング信号を 発生する過程と、 (g)リンギング開始信号を発生する過程と、(h)前
    記カウンタ手段に収容されたカウントの数が予め定めら
    れたカウントmよりも 多いかまたはそれと等しい数であるか否か を判定し、もし判定の結果が否定であれば、このような
    所与のコインはこのような特定 の受容可能な金種に関して有効なコインで あると判定しかつ前記検査ルーチンを終了 し、他方もし判定の結果が肯定であれば、 このような所与のコインはこのような特定 の受容可能な金種に関して有効なコインで あると判定しかつ前記検査ルーチンを終了 する過程と、 を含んでいる検査ルーチンに従ってプログラムされたマ
    イクロプロセッサを含んでいることを特徴とする特許請
    求の範囲第20項記載のコイン鑑別手段。
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