JP4578589B2 - 貨幣確認装置および方法 - Google Patents

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    • G07D5/08Testing the magnetic or electric properties

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Description

【0001】
【発明の技術分野】
本発明は、貨幣確認装置および方法に関する。本発明は、主としてコイン確認に関して説明されるが、紙幣確認等の他の分野にも適用することができる。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】
貨幣という物品、たとえばコイン、の測定量を得て、受諾性検査を実施し、その貨幣物品が有効か否かとその金種を決定するのは周知である。受諾性検査は、通常、記憶された受諾性データに基づいている。共通技術の1つ(たとえば、GB−A−1 452 740を参照)は、各検査のための“ウインドウ”、つまり上限および下限、を記憶することを含む。コインの測定量が各々、それぞれの上下限セット内にある場合は、コインは受諾可能であると思われる。受諾性検査は、その代わりとして中央値等の予め決められた値を表わすことができ、測定量は、その値の予め決められた範囲内にあるか否かを決定するために検査される。かけがえとして、受諾性データは各測定量を修正するのに使用することができ、検査は、修正された結果を固定値またはウインドウと比較することを含む。かけがえとして、受諾性データは、測定量でアドレスされるルックアップテーブルにすることができ、その出力は、測定量が特定の金種に適しているか否かを示す。(たとえば、EP−A−0 480 736やUS−A−4 951 799を参照されたい。)各検査のために別々の受諾基準を持つ代わりに、測定量を結合し、その結果を、各々のあり得る金種のための記憶された受諾基準と比較することができる。(GB−A−2 238 152とGB−A−2 254 949を比較されたい。)かけがえとして、これらの技術のいくつかは、測定量を結合し、そして多分その結果に基づいて検査を行うために(たとえばニューラルネットワーク技術を用いて得られる)係数として受諾性データを用いることによって、結合することができる。(たとえば、US−A−4 625 852にあるように)検査が行われる条件を定義するのに用いられるべき受諾性データについて、さらに他の可能性がある。
【0003】
通常、受諾性データは、校正動作で発生し、装置が確
認されるべき特定タイプの物品にどのように応答するかの特性になる。しかしながら、かけがえとして、データは、物品自身の特性と無関係にしたり、(たとえば、装置がその測定量において標準からどの位多く離れているかを表すために)確認装置だけの特性にしたりすることができ、そのため、このデータは、物品の標準特性を表す他のデータと組み合わせて、確認のために十分なものになる。
【0004】
どちらの技術が使用されても、異なる動作シーケンスが可能である。たとえば、特定の金種に関する全ての受諾基準を次の金種の基準などを考察する前に処理することができる。かけがえとして、特定の特性に関する基準は、次の特性の基準を考察する前に全ての金種について考察することができる。前記のケースでは、もし望むならば、測定されたデータが特定の金種の全ての受諾基準を満足することがわかり次第、確認チェック動作を終了することができる。後者のケースでは、もし、前の段階で、その金種の基準が満足されなかった場合は、各段階において特定の金種を無視することができる。
【0005】
しかしながら、装置が受け入れるように設計されているあらゆるタイプのコインに対して必要とされる全ての確認動作が、利用可能な時間内に実行することができることを保証することが必要である。一方、特性の測定と、コインが有効か否かを示すために信号を発しなければならない時間との間の時間が非常に少ない、高速でコンパクトなコイン検査装置の要求がある。この問題は、たとえば、複数貨幣確認装置において、多数の受諾基準セットを必要とする場合に悪化をもたらす。
【0006】
また、受諾できないコインと関連する基準を持つことも提案されており(GB−A−2 300 746)、それにより、このようなウインドウ内にあることがわかった、物品を排除することができ、また多分、1つまたはそれ以上の受諾可能な金種は、このようなスラグが収容されるという決定の結果として調整される。また、このような排除基準の要求は、確認動作に必要な時間を増加させる。
【0007】
少なくともこの問題を軽減することが望ましい。
【0008】
最新の貨幣確認装置は、多くの異なる方法で構成することができる。たとえば、確認して、分配することができる貨幣の組み合わせを変えるように設計された貨幣セットを変更できることがある。また、特別な問題が偽造に関して起こった場合、受諾基準を調整することもできる。コイン確認の適切な再構成は、機械の性能と使用されている様子とに関する情報を必要とすることがある。たとえば、コイン確認装置は、異なる地域の貨幣制度の異なる分布を確認するために必要とされる。したがって、コイン確認装置で実行される動作に関する情報を得るために改善された技術を提供することが望ましい。
【0009】
【発明を解決するための手段】
本発明の一態様によれば、貨幣確認の方法は、物品の測定された特性をそれぞれの物品タイプと関連する基準と比較して、物品がそれらのタイプの1つに属しているか否かを示す信号を提供することを含む。この方法はさらに、続いて、測定された特性を物品の他のタイプに関連する基準と比較することを含む。本発明のこの態様の技術を使用すると、確認動作に利用できる時間内に考察できるよりも多くの物品に関連する基準を斟酌することができる。検査を受ける物品、たとえばコイン、が受入/拒否決定信号を発する前に考察されたタイプのうちの1つならば、物品は通常の方法で受け入れられるだろう。もしそうでなければ、物品は他の金種に対してチェックされ、その結果、信号を発する前にそれが行われるのに十分な時間がなくても、まだ物品のタイプを決定することができる。
【0010】
これは多くの潜在的な効用を持っている。第一に、誰かが確認装置にコインか紙幣を入れ、それが拒否されるとわかった時はいつでも、人は受け入れられることを期待して少なくとももう一度物品を入れる見込みが非常に高い。したがって、拒否後その期間内に拒否された物品の性質を決定することにより、受入/拒否信号が発生する時間に先立って、次の確認動作の間に、その物品の基準が考察されるように確認動作を再構成することができる。これは、コインか紙幣が再度入れられた場合、受け入れられそうであることを意味する。
【0011】
他のまたは追加の技術が実行できる。たとえば、機械は、検査された物品のタイプの記録を、多分、受け入れられるか否かの指示子と共に、保持するように整えることができる。本発明のこの態様の技術を使用することによって、実質的により多くの包括的な記録を保持することができる。この情報は、確認装置を自動または手動のどちらかで再構成するのに使用するか、または確認装置所有者または製造者による統計的分析のために容易に使用することができる。
【0012】
次の確認動作において受入/拒否信号を発する前に、1つだけの金種の受諾基準を考察せしめる代わりに、これは金種グループについて行うことができる。たとえば、特定の貨幣の金種が受入/拒否信号の発行前に、特定の貨幣の金種が考察されないかまたはほんの少しの金種が草津されるように、複数貨幣確認装置を整えることができる。しかしながら、物品がその貨幣タイプに属するという拒否後の決定があれば、確認動作は、その貨幣の金種に関連する複数の基準セットが受入/拒否信号の発行前に次の確認動作の間に考察されるように再構成することができる。
【0013】
確認動作は、受け入れ基準セットを満足するように受入/拒否信号の発行に続いて見いだされた1個のコインに応じて変えることができる。代わりに、この変更は、複数の物品の確認の進行中に行われる複数の決定から得られたデータに応じて実行されるように整えることができる。このデータは、これらの決定から得られた情報に基づき統計手法を用いて引き出すことができる。
【0014】
また、本発明は他の態様も有する。他の態様では、貨幣の物品を確認する方法は、複数タイプの物品に関連する基準に対する物品の測定された特性を、物品が上記タイプのうちの1つか否かを示す信号を発する前にチェックすることを含む。この方法は、さらに、これらの基準セットのうちの1つを後続の確認動作の間に考察されることから自動的に防ぐこと、および/または、異なるタイプの物品と関連する他の基準セットが後続の確認動作の間考察されるようにすることを含む。
【0015】
この技術を使用して、受入/拒否信号を発する前に利用可能な時間内に処理できるものより多くの受諾基準セットを確認装置に記憶させることができ、基準セットのうちの適切なセットは、信号の発行前に考察されるグループ内にまたは外に切り替えられ、それにより、それの望ましい効用に従って確認装置の性能が最適になる。この自動切り替えは、1つまたはそれ以上の前もって確認されたコインを表すデータを含む種々のパラメータタイプに応じて達成することができる。
【0016】
たとえば、複数貨幣確認装置は、複数の貨幣の各々の金種の小セットを確認するように整えることができる。ある特定の貨幣の物品が収容され、確認され、受け入れられるやいなや、確認装置は、少なくともいくつかの貨幣のうちのコインと関連する受諾基準を無能にし、代わりに、受け入れられた貨幣の他のコインを使用できるように整えることができる。したがって、複数貨幣確認装置は、使用されることになる貨幣のために自動的にそれ自体構成するように整えることができる。
【0017】
本発明のさらに他の態様は、付随の請求項に示されている。本発明のいくつかの態様を組み合わせて特別な利点が得られることがわかる。
【0018】
また、本発明は、本発明の方法を用いた貨幣確認装置にも及ぶ。
【0019】
本発明を具体化した配置は、添付図面を参照しながら例として説明される。
【0020】
【実施例】
図1を参照すると、コイン取扱装置2は、6で示されるコインを収容するコイン確認装置4を含む。確認装置4の通路8に沿ったコイン6の通過の間、コインは、検査部9で電磁気的に検査され、続いて、確認装置は、コインが受諾可能か否かを示す信号と、もし受諾可能ならばコインの金種を示す信号を提供する。
【0021】
次いで、受諾可能なコインは、確認装置4からの受諾信号に応じた受入/拒否ゲート11の作動の結果として、コイン分離器に入る。分離器10は、主通路12から多数の他の通路14、16および18のどれかにコインを選択的に方向転換するか、または、コインが通路12に沿って金銭ボックス21に至る通路20へ進むのを許すために、装置の回路で制御される多数のゲート(図示しない)を備えている。コイン受諾できない場合は、ゲート11は作動しないままであり、分離器10に入る代わりに、コインは通路30を経由して拒否口に直接導かれる。
【0022】
通路14、16および18は各々、3個のコイン管または容器22、24および26のそれぞれに通じている。これらの容器は各々、特定の金種のコインの垂直な積み重ねを貯蔵するように整えられている。3個だけの容器が示されているが、何個でも備えることができる。
【0023】
概略的に28で示される分配器は、つり銭が装置より与えられることになる時に容器からコインを分配するように動作可能になっている。分配されたコインは払戻通路29に送り出される。
【0024】
図8を参照すると、本発明のこの実施例の回路には、データおよびアドレスバス52および54に接続されたマイクロプロセッサ50が組み込まれている。別個のバスが示されているが、データおよびアドレス信号は単一バスで多重化されたものと代えることができる。また、制御信号用バスも提供することができる。
【0025】
マイクロプロセッサ50は、バス52および4を介してリードオンリーメモリ(ROM)56およびランダムアクセスメモリ(RAM)58に接続されている。ROM56は、マイクロプロセッサ50の全体動作を制御するプログラムを記憶しており、RAM58は、スクラッチパッドメモリとしてマイクロプロセッサ50で使用されている。
【0026】
マイクロプロセッサ50、ROM56およびRAM58は、好適な実施例では、1個の集積回路に一体になっている。
【0027】
また、マイクロプロセッサ50は、バス52および54を介して、種々の変更可能なパラメータを記憶するEAROM60にも接続されている。
【0028】
また、マイクロプロセッサ50は、バス52および54を介して62で示される入力/出力回路にも接続されている。回路62は、ユーザーが操作可能なスイッチと、各コイン容器22,24および26のための少なくとも1つのレベルセンサと、分配器28を動作させる回路と、受入/拒否ゲート11およびコイン分離器10のゲートと、コイン確認装置4の回路と、装置のユーザーが見ることができて、累積されたクレジットおよびつり銭が利用可能になるだろうということを保証するのに不適当なコインが貯蔵された場合の指示子とを表示するためのディスプレイとを含む。
【0029】
また、入力/出力回路62は、装置の制御回路と制御回路が接続された自動販売機64の間のインターフェースと、会計検査装置66への他のインターフェースとを含む。
【0030】
装置の動作時、マイクロプロセッサ50は、確認装置からの信号を連続的に検査して、コインが装置に入れられたか否かを判定する。クレジットが累積された時、マイクロプロセッサは、自動販売機からの信号を検査して、自動販売動作が実行されたか否かも判定する。マイクロプロセッサ50で受け取られた種々の信号に応じて、ROM56に記憶されているプログラムの種々の部分が実行される。したがって、マイクロプロセッサは、コイン容器22,24および26のレベルセンサを動作させてそこからの信号を受け取り、分離器10のゲートを制御して、コインを必要とされる場所へ送り届けるように整えられ、また、装置のディスプレイに関連情報を表示せしめるとともに自動販売機に信号を伝えて販売動作を許したり止めたりするように動作可能になっている。また、マイクロプロセッサは、分配器を制御して、適切な額のつり銭を引き渡すように動作可能になっている。会計検査装置66は、装置に入れられ、分配される各金種のコインの数の記録を保存する。
【0031】
配置はここまではまったく従来的であり、したがって、メカニズムの種々の部分として使用するのに適する個々の構造の詳細は詳しくは説明されない。
【0032】
マイクロプロセッサで実行される動作の個々のシーケンスは先行装置と同じにすることができる。したがって、ROM56に記憶されるのに適するプログラムは、当業者が設計することができ、それに応じて、このプログラムの特に関連する部分で実行される動作のみが説明される。
【0033】
コイン受諾基準を定義するデータは、メモリ56,58および60の少なくとも1つによって記憶される。おそらく、データはEAROM60に記憶されるが、処理目的のためにRAM58に読み込まれる。
【0034】
図2を参照すると、受諾基準を定義するデータは、この実施例では同じアドレススペース内にかつ多分同じ物理的メモリ回路内にある2つのメモリ区分202および204に記憶される。各区分内には、各々が特定タイプの貨幣物品と関連する記憶位置のグループがある。各グループ内には、貨幣物品の種類を確認するアドレス位置と、その金種の受諾基準を含むアドレス位置がある。
【0035】
この実施例では、各グループは7つのメモリ位置からなる。まず、CTの符号がつけられている列は、コインタイプを表すコード(たとえば、1英国ペニーすなわち英国貨幣の1単位を表す1U、ユーロ貨幣の5単位を表す5E、予め決められたタイプのトークンを表すT1など)を含む。
【0036】
また、各グループは、UL1,LL1,UL2,LL2,UL3およびLL3の符号がつけられている3対のメモリ位置も含む。各々の対、たとえばUL1およびLL1、はそれぞれ特性範囲の上限および下限を含む。
【0037】
確認動作を行う際、図1および8の装置を用いて、3つの特性測定量が得られる。3つの測定量がすべてメモリ位置のグループで定義された3つの各範囲内にあれば、収容されたコインは、そのグループ内の位置CTの内容で示されるタイプの有効なコインであると思われる。
【0038】
図3を参照すると、確認処理は、ステップ300で、物品が入れられたという検出に基づいて始まる。3つの測定量がステップ302で生じる。
【0039】
ステップ304では、カウンタNが初期値1にセットされる。
【0040】
ステップ306では、3つの特性測定量が、メモリ部202内のNで識別されるグループ、すなわち第1グループ、に対してチェックされる、もし3つの測定量のすべてが各範囲内にあるならば、プログラムはステップ308に進み、関連ルーチンが実行されて、区分202のグループ1内のタイプCTの有効なコインの受諾を示す。
【0041】
さもなければ、プログラムはステップ310に進み、カウンタNはインクリメントされる。次いで、ステップ312で、Nがその予め決められた最大値に達したか否かが判定される。もし達していなければ、プログラムはステップ306に戻り、特性測定量は、区分202内の次のグループと比較される。
【0042】
それに応じて、区分202と関連するタイプのコインが発見されるまで、またはその区分内のグループのすべてがチェックされるまで、ステップ306、310および312が繰り返される。
【0043】
有効なコインは発見されなかったとすれば、プログラムは、コイン拒否と関連する適切なルーチンを含むステップ314に進む。(実際には、アクションはほとんど必要ない。なぜなら、受入/拒否ゲートは、単純に、コインが拒否通路に進むことができるようにその通常位置に保たれているからである。)
【0044】
ステップ316では、カウンタNは再び値1に初期化される。
【0045】
ステップ318、320および322は、このケースでは、プログラムがメモリ区分204の内容に対して測定された特性をチェックすることを除いて、ステップ306、310および312に一致している。整合が発見された場合は、プログラムはステップ326に進む。
【0046】
メモリ内容202は、コインが受け入れられることになった場合に決定が行われなければならない時間に先立ってチェック動作を実行するのに十分な時間がある金種のすべてに関連している。メモリ内容204は、この時間に続いてチェックすることができる追加のコインタイプを表す。ステップ326に到達すると、これは、メモリ区分204と関連するコインのうちの1つが装置に入れられたが、拒否されたことを意味する。それに応じて、ステップ326では、入れられたコインと関連するメモリ位置のグループの内容が、メモリ区分204から読み出され、メモリ区分202に書き込まれる。したがって、同じコインが再度入れられた場合は、ステップ326で整合が発見され、次いでステップ308でコインが受け入れられるだろう。
【0047】
メモリ内容を区分204から202へ転送することができる多くの異なる方法がある。以下は、2つの可能な代替方法である。
【0048】
(a)区分202内にメモリ位置の予備グループがあっても良い。ステップ326に達する度に、入れられたコインと関連するメモリ内容が区分205からコピーされ、区分202内の予備位置に入れられる。
【0049】
(b)ステップ326に達する度に、入れられたコインと関連する区分204内のメモリ内容を、区分202内の位置のグループの1つと入れ替えることができる。たとえば、対応するメモリ位置の内容を入れ替えることができ、そこでたとえば、Nが3にセットされた後にステップ326に達した場合は、区分202および204の各々の中のメモリ位置の第3のグループを読み出して、メモリ区分のうちの他の区分に書き込むことができる。
【0050】
次に、図4および5を参照して修正された実施例を説明する。図4において、目盛りの区分は402で概略的に示される。この区分は、確認装置が受け入れるように設計された貨幣物品の各々と関連する受諾基準および他の情報を記憶しいる。貨幣の各物品について、10パラメータが記憶されている。これらは以下からなる。
【0051】
(a)この場合には、図2の配置と同様に、3つの範囲を定義する6つの上限および下限に対応する受諾基準自体。これらはUL1,LL1,UL2,LL2,UL3およびLL3のの符号がつけられた縦列に記憶される。
【0052】
(b)CVの符号がつけられた縦列に記憶される、予め決められた単位の貨幣物品の額面価値の指示子。これは、記憶されたクレジット値が各タイプの有効なコインの収容に基づいてインクリメントされる額に対応する。
【0053】
(c)CRの符号がつけられた縦列内の、物品が属する貨幣を表す値。示された実施例では、物品は、英国貨幣(“U”)、ユーロ貨幣(“E”)、または特別に製造されたトークン(“T”)のいずれかに属する。
【0054】
(d)USの符号がつけられた縦列内の、関連貨幣単位が確認装置で収容された回数の少なくとも近似および相対的指示子を提供する使用指示子。
【0055】
(e)Aの符号がつけられた縦列内の、入れられたコインの有効性の決定前または後に関連受諾基準がチェックされるべきか否かを表わす能動フラグ。
【0056】
図5を参照すると、確認動作は、物品が入れられたことの検出に基づき、ステップ500で始まる。
【0057】
ステップ502では、物品の特性が測定される。
【0058】
ステップ504では、カウンタNが値1に初期化される。
【0059】
ステップ506では、プログラムは、カウンタNで示されるメモリ区分402の列のフラグAにアクセスする。フラグは“R”または“L”のどちらかにセットすることができる。“R”は、有効性の決定前にチェックされるべきであるランタイム値を表す。“L”は、有効性決定後にチェックすることができるライブラリ値を表す。
【0060】
それに応じて、フラグAが“R”にセットされた場合、プログラムはステップ508に進み、各受諾基準に対して測定された特性をチェックする。ステップ510で、測定された特性がすべて各範囲内にあることがわかったか否かによって、決定が行われる。もしそうであれば、プログラムはステップ512の通常の受諾ルーチンに進む。
【0061】
さもなければ、プログラムはステップ514に進み、Nがインクリメントされ、次いでステップ516で、Nがチェックされ、予め決められた限度に達したか否かがわかる。
【0062】
ステップ506で、フラグAが“L”にセットされていることがわかった場合は、プログラムはステップ514に直接進み、時間を消費するステップ508と510が省略される。
【0063】
これは、有効なコインが見つかるまで、この場合にはプログラムがステップ512に達するまで、または、Nがその最大限度に達するまで、この場合には、フラグAの“R”値と関連するすべての受諾基準がチェックされるまで、のどちらかまで継続する。次いで、プログラムはステップ518に進む。
【0064】
ステップ518は、コインが拒否されるべきである場合に達せられる。必要なアクションはいずれもこのステップで実行される。
【0065】
次いでステップ520で、カウンタNは、ステップ522、524、526、528および530に続く前に1にセットされる。これらはそれぞれ、ステップ522でプログラムが値“L”を有するフラグAを代わりにチェックし、値“L”が発見された場合のみステップ524および526で受諾基準チェック動作を実行することを除いて、ステップ506、508、510、514および516に一致する。このようにして、すべてのライブラリ範囲がチェックされる。入れられた物品が受諾基準のどれとも合わなかった場合は、プログラムはステップ532で終了する。
【0066】
入れられたコインが受諾基準のあるセットに合っていれば、プログラムは、結局(ステップ512の受諾ルーチン後、受諾基準がランタイムフラグRと関連しているか、またはステップ526後、受諾基準がライブラリフラグLと関連しているかのどちらかの場合)ステップ534に達する。
【0067】
ステップ534では、関連使用値(US)が、有効なコインの受け取りの結果として変更される。これを達成するのに使用することができる多くの異なるアルゴリズムがある。例えば、関連使用値は単純にインクリメントすることができる。オーバーフローを避けるために、全使用値は、定期的にある値でデクリメントすることができる。
【0068】
ステップ536では、全コインの使用値USが試験される。最高値mが検出され、関連フラグAが値“R”にセットされる。残りの作用フラグは“L”にセットされる。値mは、受入/拒否決定が行われる必要がある前に確かにチェックすることができる受諾基準の数に相当する。
【0069】
この実施例は、通常使用されているたいていの貨幣物品が受入/拒否決定を行う前の期間にチェックされるという利点を持っている。
【0070】
ステップ536の後、プログラムルーチンはステップ532で終了する。
【0071】
上記の実施例は、毎確認動作後の代わりに比較的頻繁に、たとえば100回の確認動作の後に行われるようにステップ536でフラグ更新動作を整えることによって修正することができる。したがって、ここでは、受諾基準に合う物品に“応じて”受入/拒否決定に先立って考察される受諾基準の組み合わせを変更する基準が、即時かつ直接の応答に導くこの状況の実現性ばかりでなく、応答が最終的に生じるか否かを判定するためにひとまとめにして分析される多数の要因のうちの1つを形成するこの状況の実現性を含むように採用されるべきである。
【0072】
次に、実施例の他の修正を図6および7を参照して説明する。この実施例は図4および5の実施例と類似しており、そこで、相違点のみを説明する。
【0073】
図6では、メモリ内容は、作用フラグが省略された代わりに索引値Iがあることを除いて、図4のメモリ内容と同じである。ステップ536では、使用値がチェックされ、大きさが減る順番に分類される。この順番は、索引値Iを算出するのに使用され、索引値Iは、最高使用値を表す1と、次いで次の最高値を表す2などでスタートする連続する一連の数になる。
【0074】
図7で示される動作は、以下のことを除いて図5の動作と同じである。
【0075】
ステップ502の間、特性測定が行われる時、マイクロプロセッサは、検査されるコインが受入ゲートに対して既知の位置になり次第タイマーをスタートさせる。
【0076】
Nが1にセットされるステップ504の後、プログラムはステップ508に進む。ここで、プログラムは、索引値IがNに等しい列の受諾基準にアクセスする。前のように、ステップ510は、受諾基準が満足したか否かを判定するためにチェックし、もしそうでなければ、プログラムはステップ514に進み、Nをインクリメントする。
【0077】
ステップ516では、プログラムはタイマーをチェックする。この目的は、受入/拒否決定が行われる必要があるか否かを決定する、つまり、コインがどのくらい受入ゲートに近いかを判定することにある。またある程度の時間が残っていれば、プログラムはステップ508に戻る。さもなければ、コインはステップ518で拒否される。
【0078】
タイマーを使用する代わりに、センサ(例えば、検査部9の確認センサのうちの1つまたは受入/拒否ゲート11の近傍の専用センサ)を使用して、受入/拒否決定を行う時間があることを示すことができる。
【0079】
拒否の場合には、プログラムはステップ518からステップ524へ進み、次の索引値Iの受諾基準にアクセスする。ステップ526は、前のように、受諾基準が満足されたか否かを判定し、もし満足されなければ、プログラムはステップ528に進み、Nをインクリメントする。
【0080】
ステップ530では、プログラムは、Nが、メモリ部602で記憶されている受諾基準の異なるセットの数で決定される最大可能値に達したか否かを判定するためにチェックする。
【0081】
したがって、図6および7の実施例は、受入/拒否決定時点に先立ってチェックされる受諾基準の数が、この時点に先立って利用可能な時間にしたがって変えることができることを除いて、図4および5の実施例と同じである。したがって、コインがゆっくり移動している場合、より多くの基準をチェックすることができる。
【0082】
原則として、コインが受諾基準のセットに合うことが十分に早くわかれば、上述の実施例のステップ308および512のように、いくつかの動作が実行される。しかしながら、測定された特性が受諾基準のセットに合わなければ、つまり、コインが拒否されるべきであれば、どんなアクションも取る必要がなくなる。これは、受入/拒否ゲートが不履行によって、コインが拒否通路に導かれる位置になるように、装置が設計されている場合に、特に本当である。それにもかかわらず、拒否決定が行われる時点がある。これは、必ずしも別個の電気信号で示されない。それは、代わりに、状況または状態の組み合わせで示され、そのいくつかまたは全部はマイクロプロセッサの内部にある。たとえば、拒否信号は、(a)特定値に達したタイマー、または、コインが受入通路への確実なルーティングを保証するには時間が不十分なほど受入ゲートに近いことを示す何か他の信号と、(b)受諾基準のグループが満足された場合にセットされる状態の欠如との組み合わせで構成することができる。
【0083】
上記に説明した実施例の種々の修正が可能である。
【0084】
たとえば、受入/拒否決定を行う前にいつも考察される受諾基準の他のセットがあっても良い。したがって、“ランタイム”と“ライブラリ”区分の受諾基準の切り替えは、受け入れられそうもない貨幣物品のためだけに実行することができる。
【0085】
図4乃至7の実施例は、コインが受諾基準のセットを満足しない場合に、そのコインの貨幣タイプCRが決定されると共に、同じ貨幣タイプと関連する受諾基準のいくつかのセットまたはこのような受諾基準のすべてが将来の確認動作のために受入/拒否決定時点に先立って考察せしめられるように修正することができる。したがって、確認装置は、入れられたコインの貨幣を承認し、それに応じて、同じ貨幣の他の物品を確認するために確認装置が使用可能になるように自動的に整えられる。
【0086】
原則として、この原理は、受入/拒否決定時点の後でチェックされる受諾基準がない配置まで拡張することができる。このような配置は、特定の確認動作の間使用されない受諾基準の追加のセットを記憶する従来の確認装置に基づくことができる。これらは、受諾基準が確認期間の間チェックされるコインと同じ貨幣に関連しているだろう。このようなコインが入れられた場合、現在活動している受諾基準の代わりに、活動していない受諾基準を動作に持ち込むことができる。
【0087】
本発明の実施例は、受入/拒否決定時点の前に考察される受諾基準の組み合わせの変更に関して説明されたが、本発明は他の分野の用途がある。また、本発明は、確認装置が受け入れるように設計された貨幣物品を定義する受諾基準に関して説明されたが、確認装置が受け入れないように設計された物品を定義する拒否基準にも適用することができる。
【0088】
このような他の分野における本発明の使用の例により、通常の受諾基準を記憶することに加えて、拒否基準も記憶し、その少なくともいくつかは受入/拒否決定が行われた後まで考察されない、他の点で従来的な確認装置が提供される。このような拒否基準が満足された場合、これは、スラグが入れられたが、有効なコインとして承認されなかったことを示す。これは、受諾基準を(たとえば、GB−A−2 300 746に開示されているものと同じように)調整して、スラグが有効なコインとして後で受け入れられる見込みをさらに減らすために使用することができる。
【0089】
上述の種々の可能性に加えてまたはそれらの代わりに、確認装置は、検査され、受入/拒否決定が行われる時点の前または後のどちらかに考察される基準に合うことがわかった物品の記録を記憶するように整えることができる。この情報は、確認装置の所有者または製造者によって許可された統計的分析用データ収集ユニットにダウンロードすることができ、また、受諾基準がスラグに関連している場合は、特に役立つものである。
【0090】
上記に説明した配置では、測定量の処理はシリアルに実行されている。しかしながら、マルチタスキング配置にいくつかのステップをパラレルに実行させ、したがって処理時間を減らすこともできる。しかしながら、このような配置でさえ、有限な時間が処理のために必要であり、したがって、まだ本発明はかなりの恩恵を有する。
【0091】
本発明は、コイン確認装置を含む貨幣確認装置に関して説明されたが、用語“コイン”は、あらゆるコイン(有効なものだろうと贋物だろうと)、トークン、スラグ、ワッシャーまたは他の金属製物体もしくはアイテムと、特に、コイン動作式装置もしくはシステムを動作させようとする際に個人によって使用されるあらゆる金属製物体もしくはアイテムとを意味するように用いられていることに注意すべきである。“有効なコイン”は、本物のコイン、トークンなどと、特に、コイン動作式装置もしくはシステムが動作するように企図されている貨幣システムの本物のコインであって、このようなコイン動作式装置もしくはシステムが価値がある物品として選択的に受け入れて取り扱うように企図されている金種からなる本物のコインであるとみなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコイン確認装置を含むコイン取扱装置のブロック図である。
【図2】確認装置のメモリの一部の内容を概略的に示す。
【図3】実施例の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の修正された実施例による確認装置メモリの内容を概略的に示す。
【図5】修正された実施例の動作を示すフローチャートである。
【図6】図4に対応しているが、他の修正された実施例に関する。
【図7】図5に対応しているが、他の修正された実施例に関する。
【図8】コイン取扱装置の回路のブロック図である。

Claims (15)

  1. 貨幣という物品を確認する方法であって、
    物品が有効な物品として受け入れられるべきか又は拒絶されるべきかを表す信号を発する前に、各セットが物品の予め決められたタイプに対応している複数の基準セットに対して物品の測定された特性をチェックするステップと、
    上記信号の発行後に、測定された特性が、他の所定のタイプの物品に対応する少なくとも1つの他の基準セットを満足するか否かに関する決定を行うステップとを含み、
    各セットが物品の予め決められたタイプに対応している複数の基準セットは、チェック動作を実行するのに必要となる時間が、物品が受け入れられることになった場合に決定が行われなければならない時点の前に十分に存在する物品のタイプのすべてに関連し、
    他の所定のタイプの物品に対応する少なくとも1つの他の基準セットは、この時間に続いてチェックすることができる追加の物品のタイプに関連し、
    該物品の該測定された特性が該少なくとも1つの他の基準セットを満足する場合には、該少なくとも1つの他の基準セットは、該物品が後続の確認期間の間に正当な物品として受容されるべきか又は拒絶されるべきかを示す信号を発するのに先立って、該物品の測定された特性が検査されるべき該複数の基準セットに追加される方法。
  2. 請求項1記載の方法において、前記信号を発する前にチェックされるセットの組み合わせが変更される方法。
  3. 請求項2記載の方法において、組み合わせを変更するステップは、測定された特性が前記他の基準セットを満足するという決定に応じて実行され、また、変更ステップは、他のセットが、後続の確認動作時に、前記信号の発行前にチェックされることになる方法。
  4. 請求項3記載の方法において、変更ステップは、他のセットが、次の確認動作時に、前記信号の発行前にチェックされることになる方法。
  5. 請求項2記載の方法において、変更ステップは、基準セットが複数の前の確認動作時に満足されたと決定される仕方で組み合わせを変更することを含む方法。
  6. 請求項2乃至5のいずれかに記載の方法において、変更ステップは、普通の貨幣のうちの複数の物品と関連する複数の他の基準セットを、前記信号を発する前にチェックされるセット内に含められるようにせしめることを含む方法。
  7. 請求項2乃至6のいずれかに記載の方法において、変更ステップは、他の基準セットのうちの1つを信号の発行前に考察されるようにせしめると共に、最初に述べたセットのうちの1つを信号が発せられた後に考察されるようにせしめることを含む方法。
  8. 請求項7記載の方法において、変更ステップは、最初に述べたセットのどれでも信号の発行後に考察されるようにせしめることができる方法。
  9. いずれかの先行する請求項に記載の方法において、前記他の基準セットは、排除されるべき物品を表す方法。
  10. 請求項9記載の方法において、信号の発行前に考察される受諾基準の少なくとも1つのセットは、物品が前記他の基準セットを満足するという決定に応じて調整される方法。
  11. いずれかの先行する請求項に記載の方法において、データのダウンロードを可能にするような仕方で少なくとも1つの他の基準セットを満足した物品の数を示すデータを記憶することを含む方法。
  12. 貨幣という物品を確認する方法であって、物品の測定された特性が、物品が予め決められたタイプの物品であるか否かを示す信号を発する前の確認期間の間に、各セットが該物品の該予め決められたタイプに対応している複数の基準セットに対してチェックされる方法において、
    異なるタイプの物品と関連する1つの異なる基準セットが、後続の確認動作の確認期間の間考察されるように自動的にせしめるステップを含み、
    各セットが物品の予め決められたタイプに対応している複数の基準セットは、確認動作を実行するのに必要な時間が、物品が受け入れられることになった場合に決定が行われなければならない時点の前に十分に存在する物品のタイプのすべてに関連し、
    異なるタイプの物品と関連する1つの異なる基準セットは、この時間に続いて確認することができる追加の物品のタイプに関連し、
    該物品の該測定された特性が該1つの異なる基準セットを満足する場合には、該1つの異なる基準セットは、該物品が後続の確認期間の間に正当な物品として受容されるべきか又は拒絶されるべきかを示す信号を発するのに先立って、該物品の測定された特性が検査されるべき該複数の基準セットに追加される方法。
  13. 貨幣という物品を確認する方法であって、物品の測定された特性が、各セットが物品の予め決められたタイプに対応している複数の基準セットに対して、物品が上記予め決められたタイプの物品であるか否かを示す信号を発する前の確認期間の間にチェックされる方法において、
    上記セットの1つを、後続の確認動作の確認期間の間考察されることから自動的に防止するステップか、又は、異なるタイプの物品と関連する異なる基準セットが、後続の確認動作の確認期間の間考察されるように自動的にせしめるステップのどちらかを含み、
    各セットが物品の予め決められたタイプに対応している複数の基準セットは、確認動作を実行するのに必要な時間が、物品が受け入れられることになった場合に決定が行われなければならない時点の前に十分に存在する物品のタイプのすべてに関連し、
    異なるタイプの物品と関連する異なる基準セットは、この時間に続いて確認することができる追加の物品のタイプに関連し、
    該物品の該測定された特性が該異なる基準セットを満足する場合には、該異なる基準セットは、該物品が後続の確認期間の間に正当な物品として受容されるべきか又は拒絶されるべきかを示す信号を発するのに先立って、該物品の測定された特性が検査されるべき該複数の基準セットに追加される方法。
  14. 貨幣という物品を確認する方法であって、物品の測定された特性が、各セットが、同じ貨幣に属している予め決められたタイプの物品に対応している複数の基準セットに対して、物品が上記予め決められたタイプの物品であるか否かを示す信号を発する前の確認期間の間にチェックされる方法において、
    上記セットの全部ではなく1つを、後続の確認動作の確認期間の間考察されることから自動的に防止するステップか、又は、同じ貨幣の異なるタイプの物品と関連する異なる基準セットが、後続の確認動作の確認期間の間考察されるように自動的にせしめるステップのどちらかを含み、
    各セットが物品の予め決められたタイプに対応している複数の基準セットは、確認動作を実行するのに必要な時間が、物品が受け入れられることになった場合に決定が行われなければならない時点の前に十分に存在する物品のタイプのすべてに関連し、
    同じ貨幣の異なるタイプの物品と関連する異なる基準セットは、この時間に続いて確認することができる追加の物品のタイプに関連し、
    該物品の該測定された特性が該異なる基準セットを満足する場合には、該異なる基準セットは、該物品が後続の確認期間の間に正当な物品として受容されるべきか又は拒絶されるべきかを示す信号を発するのに先立って、該物品の測定された特性が検査されるべき該複数の基準セットに追加される方法。
  15. いずれかの先行する請求項に記載の方法に従って動作するように整えられた貨幣確認装置。
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