JPS6256429A - フオスフオリパ−ゼa↓2阻害活性を有する蛋白 - Google Patents
フオスフオリパ−ゼa↓2阻害活性を有する蛋白Info
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- JPS6256429A JPS6256429A JP60193699A JP19369985A JPS6256429A JP S6256429 A JPS6256429 A JP S6256429A JP 60193699 A JP60193699 A JP 60193699A JP 19369985 A JP19369985 A JP 19369985A JP S6256429 A JPS6256429 A JP S6256429A
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- protein
- phospholipase
- val
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/435—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
- C07K14/46—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from vertebrates
- C07K14/47—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from vertebrates from mammals
- C07K14/4701—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from vertebrates from mammals not used
- C07K14/4721—Lipocortins
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- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、フオスフオリパーゼA2 (PLA2 )
阻害活性を有する蛋白に関する。更に詳しくは、グルコ
コルチコイド投与により、細胞から誘導され、PLAz
阻害活性を有する蛋白に関するものである。
阻害活性を有する蛋白に関する。更に詳しくは、グルコ
コルチコイド投与により、細胞から誘導され、PLAz
阻害活性を有する蛋白に関するものである。
グルココルチコイドは、慢性関節リウマチ、全身性エリ
テマトーデス、気管支喘息等の種々の炎症性、アレルギ
ー性疾患の治療薬として、今日最も有効性の高い医薬品
のひとつとして幅広く用いられている。その作用メカニ
ズムは、グルココルチコイドの抗炎症作用、抗浮腫作用
、免疫抑制作用などに由来している。その中で抗炎症効
果の発現は、炎症関連物資であるロイコトリエンやプロ
スタグランジンの前駆体であるアラキドン酸の、遊離を
抑制することに関連する。即ち、アラキドン酸をリン脂
質から直接切り出す酵素、PLA2を阻害するとの説が
近年F lower (N ature 278 :
4561979)により提唱されている。グルココルチ
コイドの作用機序については、細胞内に入ったグルココ
ルチコイドは最初に胞体内受容体と結合し、この複合体
が核内へと輸送されて、遺伝子発現の制御が働き、最終
的には蛋白合成の誘導が行なわれる。事実、鶴藤ら(N
ature 280: 4081979)は、蛋白合
成阻害剤シクロヘキシミドとmRNA合成阻害剤アクチ
ノマイシンDとが、セロトニンにより惹起される足蹴浮
腫(実験的炎症動物モデル)に対する、グルココルチコ
イドの治療効果を抑制することを示した。これらの結果
より、グルココルチコイドの抗炎症作用は、PLA2阻
害活性のある蛋白の合成誘導を介して行なわれると考え
られる。
テマトーデス、気管支喘息等の種々の炎症性、アレルギ
ー性疾患の治療薬として、今日最も有効性の高い医薬品
のひとつとして幅広く用いられている。その作用メカニ
ズムは、グルココルチコイドの抗炎症作用、抗浮腫作用
、免疫抑制作用などに由来している。その中で抗炎症効
果の発現は、炎症関連物資であるロイコトリエンやプロ
スタグランジンの前駆体であるアラキドン酸の、遊離を
抑制することに関連する。即ち、アラキドン酸をリン脂
質から直接切り出す酵素、PLA2を阻害するとの説が
近年F lower (N ature 278 :
4561979)により提唱されている。グルココルチ
コイドの作用機序については、細胞内に入ったグルココ
ルチコイドは最初に胞体内受容体と結合し、この複合体
が核内へと輸送されて、遺伝子発現の制御が働き、最終
的には蛋白合成の誘導が行なわれる。事実、鶴藤ら(N
ature 280: 4081979)は、蛋白合
成阻害剤シクロヘキシミドとmRNA合成阻害剤アクチ
ノマイシンDとが、セロトニンにより惹起される足蹴浮
腫(実験的炎症動物モデル)に対する、グルココルチコ
イドの治療効果を抑制することを示した。これらの結果
より、グルココルチコイドの抗炎症作用は、PLA2阻
害活性のある蛋白の合成誘導を介して行なわれると考え
られる。
グルココルチコイドにより合成が誘導され、1nVit
rOでPLA2活性を阻害し、in vivoでプロ
スタグランジン生成を抑制するような蛋白を分離する試
みは、これまで数グループよりなされているが、今だ、
単一に蛋白を精製し、蛋白化学的にその一次構造の一部
、あるいはアミノ酸組成等を明確にし、なおかつ、PL
A2阻害活性を明確に示した蛋白を単離した成功例はな
い。
rOでPLA2活性を阻害し、in vivoでプロ
スタグランジン生成を抑制するような蛋白を分離する試
みは、これまで数グループよりなされているが、今だ、
単一に蛋白を精製し、蛋白化学的にその一次構造の一部
、あるいはアミノ酸組成等を明確にし、なおかつ、PL
A2阻害活性を明確に示した蛋白を単離した成功例はな
い。
本発明者らはステロイドにより細胞から誘導され、更に
特異的にPLA2活性を阻害する蛋白の゛分離・精製を
試み、本蛋白を通じてステロイド剤の作用メカニズムを
追求する目的で鋭意研究した結果、本発明に到達した。
特異的にPLA2活性を阻害する蛋白の゛分離・精製を
試み、本蛋白を通じてステロイド剤の作用メカニズムを
追求する目的で鋭意研究した結果、本発明に到達した。
即ち、本発明は、PLA2阻害活性を有する蛋白であり
、特にデキサメサゾン等のグルココルチコイド投与によ
り細胞から誘導されるという性質を有するものであり、
特に好ましくは、構成アミノ酸組成(モル%)が下記の
ものである。アスパラギン酸(ASI)) 12.3.
トレオニン(T hr)5.1.セリン(5er)
4,8.グルタミンII(GILI)20.3.グリ
シン(G Iy) 4.3.アラニン(Ala)6.
5.バリン(Val) 6.8. 1/ 2−シスチ
ン(1/ 2−CVS) 0.4.メチオニン(Me
t)3.2.イソロイシン(ILe ) 2.1.
ロイシン(L eu) 11.9.チロシン(T yr
) 1.4.フェニルアラニン(P he) 3.
4.リジン(L ys) 7.7.ヒスチジン(Hi
s) 1,6.アルギニン(Arg)3.8.プロリ
ン(Pro) 4,0. トリプトファン(T rp
) 0,4゜また、本発明の蛋白は、ラット起源のも
のは、ゲル濾過法による分子量が約4万3千で、ラット
腹腔液より精製され、未変性条件下及びSOSポリアク
リルアミドゲル電気泳動で共に単一のバンドを与える。
、特にデキサメサゾン等のグルココルチコイド投与によ
り細胞から誘導されるという性質を有するものであり、
特に好ましくは、構成アミノ酸組成(モル%)が下記の
ものである。アスパラギン酸(ASI)) 12.3.
トレオニン(T hr)5.1.セリン(5er)
4,8.グルタミンII(GILI)20.3.グリ
シン(G Iy) 4.3.アラニン(Ala)6.
5.バリン(Val) 6.8. 1/ 2−シスチ
ン(1/ 2−CVS) 0.4.メチオニン(Me
t)3.2.イソロイシン(ILe ) 2.1.
ロイシン(L eu) 11.9.チロシン(T yr
) 1.4.フェニルアラニン(P he) 3.
4.リジン(L ys) 7.7.ヒスチジン(Hi
s) 1,6.アルギニン(Arg)3.8.プロリ
ン(Pro) 4,0. トリプトファン(T rp
) 0,4゜また、本発明の蛋白は、ラット起源のも
のは、ゲル濾過法による分子量が約4万3千で、ラット
腹腔液より精製され、未変性条件下及びSOSポリアク
リルアミドゲル電気泳動で共に単一のバンドを与える。
これは、水溶性であり、低いPH及び有機溶媒存在下で
失活せず、酸性蛋白であり、かつPLA2 t!II害
活性全活性る蛋白である。
失活せず、酸性蛋白であり、かつPLA2 t!II害
活性全活性る蛋白である。
ここで、本発明に到る経緯の1つである評価系について
述べる。従来フオスフオリバーゼ活性を評価づ゛る際は
、その酵素であるフオスフオリパーゼはその基質(リン
脂質)の水溶液中での状態により、反応が大きく左右さ
れることが知られている。即ち、分散したモノマー基質
には弱い活性しか示さないが、ミセル状基質には高い活
性を示す。
述べる。従来フオスフオリバーゼ活性を評価づ゛る際は
、その酵素であるフオスフオリパーゼはその基質(リン
脂質)の水溶液中での状態により、反応が大きく左右さ
れることが知られている。即ち、分散したモノマー基質
には弱い活性しか示さないが、ミセル状基質には高い活
性を示す。
従って基質であるフオスファチジルコリンはミセル状態
を作る必要がある。これらの目的の為に、細々の界面活
性剤を反応系に添加することが知られている。添加する
界面活性剤は、目的に応じて用いられるが、カチオン系
界面活性剤であるCTAB(Cery1℃rimeth
ylaimonium bromide)は、0.01
%という低濃度でPLA2活性を阻害し、またアニオン
系界面活性剤SDS (Sodiumdodecyl
5ulfate )は、0.01%では阻害しないが、
0.1%では約26%はど活性を阻害し、更に非イオン
系界面活性剤では、反応系に0.1%添加してもPL△
2活性は阻害されないことが知られてイル(T、 Te
ramoto C1al 1983.J 、 B io
chcm。
を作る必要がある。これらの目的の為に、細々の界面活
性剤を反応系に添加することが知られている。添加する
界面活性剤は、目的に応じて用いられるが、カチオン系
界面活性剤であるCTAB(Cery1℃rimeth
ylaimonium bromide)は、0.01
%という低濃度でPLA2活性を阻害し、またアニオン
系界面活性剤SDS (Sodiumdodecyl
5ulfate )は、0.01%では阻害しないが、
0.1%では約26%はど活性を阻害し、更に非イオン
系界面活性剤では、反応系に0.1%添加してもPL△
2活性は阻害されないことが知られてイル(T、 Te
ramoto C1al 1983.J 、 B io
chcm。
93 1353) 、。
一方、P L A 2を特異的に阻害する蛋白を得るた
めには、フオスフオリバーゼとの親和性を旧なわない反
応系の確立が必要であり、過剰の界面活性剤の添加はP
L△2と目的蛋白との親和性を損ない、目的とする蛋白
を評価する系としては不適である。
めには、フオスフオリバーゼとの親和性を旧なわない反
応系の確立が必要であり、過剰の界面活性剤の添加はP
L△2と目的蛋白との親和性を損ない、目的とする蛋白
を評価する系としては不適である。
以上のような状況から、本発明者らは、基質のミセル状
態を維持し、なおかつPLA2と目的蛋白との親和性を
損なわない反応系く非イオン系界面活性剤と適当量のC
aイオンの系)を確立し、それを応用することによって
本発明に到達した。
態を維持し、なおかつPLA2と目的蛋白との親和性を
損なわない反応系く非イオン系界面活性剤と適当量のC
aイオンの系)を確立し、それを応用することによって
本発明に到達した。
次に本発明の蛋白の、単離精製方法について述べる。本
蛋白は、ステロイドの投与により生体内で合成される蛋
白であることから、その誘導法としては、直接ステロイ
ドを生体内に投与し、本蛋白を誘導してもよいが、正常
細胞あるいは株化細胞を用いて、in VitrOで直
接にステロイドと接触させて誘導さける方法もある。−
例としては、クツ1−背部皮下にデキリメ+1シンを投
与し、1.5時間優にドライアイスにて炭酸ガス下窒息
死させ、腹腔をリン酸、ヘパリン及びPMSF (P henylmethyl−sulphonylN
uoride )加、生理食塩水にてよく洗浄機、洗浄
液を回収する。この洗浄液を酢酸アンモニウム緩衝液に
てよく透析復、凍結乾燥する。1匹のラットより、約2
0II1gのラット腹腔洗浄凍結標品を1ワる。この標
品を出発材料として、例えば、以下の如き方法で本蛋白
は精製単離される。PLΔ2阻害活性を指標にして、例
えば、アニオン交換高速流体クロマトグラフィーに標品
をアプライし、各画分のPLA2阻害活性を測定し、活
性ピークを得た。活性ピークはSDSポリアクリルアミ
ド電気泳動から多数の蛋白の混合物であるから、更にこ
の活性画分をゲル濾過高速液体クロマトグラフィーにか
けた。ここに於いても活性画分は得られたが、まだ単一
蛋白には精製されておらず、更に逆相高速液体クロマト
グラフィーによる精製を行なった。蛋白ピークは3本i
りられたが、第3番目のピークに活性が認められ、その
分画のSDSポリアクリルアミド電気泳動から、これは
単一蛋白よりなることがわかった。
蛋白は、ステロイドの投与により生体内で合成される蛋
白であることから、その誘導法としては、直接ステロイ
ドを生体内に投与し、本蛋白を誘導してもよいが、正常
細胞あるいは株化細胞を用いて、in VitrOで直
接にステロイドと接触させて誘導さける方法もある。−
例としては、クツ1−背部皮下にデキリメ+1シンを投
与し、1.5時間優にドライアイスにて炭酸ガス下窒息
死させ、腹腔をリン酸、ヘパリン及びPMSF (P henylmethyl−sulphonylN
uoride )加、生理食塩水にてよく洗浄機、洗浄
液を回収する。この洗浄液を酢酸アンモニウム緩衝液に
てよく透析復、凍結乾燥する。1匹のラットより、約2
0II1gのラット腹腔洗浄凍結標品を1ワる。この標
品を出発材料として、例えば、以下の如き方法で本蛋白
は精製単離される。PLΔ2阻害活性を指標にして、例
えば、アニオン交換高速流体クロマトグラフィーに標品
をアプライし、各画分のPLA2阻害活性を測定し、活
性ピークを得た。活性ピークはSDSポリアクリルアミ
ド電気泳動から多数の蛋白の混合物であるから、更にこ
の活性画分をゲル濾過高速液体クロマトグラフィーにか
けた。ここに於いても活性画分は得られたが、まだ単一
蛋白には精製されておらず、更に逆相高速液体クロマト
グラフィーによる精製を行なった。蛋白ピークは3本i
りられたが、第3番目のピークに活性が認められ、その
分画のSDSポリアクリルアミド電気泳動から、これは
単一蛋白よりなることがわかった。
約200ff19の標品から、PLA2阻害蛋白を約5
0μ9単離しIζ。本蛋白の性質は、分子量約43,0
00゜水溶性であり低いP l−(及び有機溶媒存在下
でも失活せず、酸性蛋白であり、N端から26番目まで
のアミノ酸が、NH2−Glu−Val−Thr−8e
r −Asp−Gln−Val−Ala−Asp−Va
l−Met−Trp−−△SD −T yr−P he
−T hr −G In −L eu −8er−A
Sn−A Sn−A 1a−L VS−G lu −
A 1a−Valから成る蛋白であった。以上、ステロ
イド誘導ラット腹腔液から、本発明のPLA2阻害活性
を有する蛋白を、精製・単離する方法を中心に説明した
が、本発明において、蛋白の起源や蛋白の製法は何ら限
定されるものではない。ヒトや他の動物から抽出・精″
¥J!li離してもよく、また遺伝子工学的手法で微生
物あるいは動物Ill胞から製造してもよい。PL△2
阻害活性を有する蛋白である限り、本発明に含まれるも
のである。
0μ9単離しIζ。本蛋白の性質は、分子量約43,0
00゜水溶性であり低いP l−(及び有機溶媒存在下
でも失活せず、酸性蛋白であり、N端から26番目まで
のアミノ酸が、NH2−Glu−Val−Thr−8e
r −Asp−Gln−Val−Ala−Asp−Va
l−Met−Trp−−△SD −T yr−P he
−T hr −G In −L eu −8er−A
Sn−A Sn−A 1a−L VS−G lu −
A 1a−Valから成る蛋白であった。以上、ステロ
イド誘導ラット腹腔液から、本発明のPLA2阻害活性
を有する蛋白を、精製・単離する方法を中心に説明した
が、本発明において、蛋白の起源や蛋白の製法は何ら限
定されるものではない。ヒトや他の動物から抽出・精″
¥J!li離してもよく、また遺伝子工学的手法で微生
物あるいは動物Ill胞から製造してもよい。PL△2
阻害活性を有する蛋白である限り、本発明に含まれるも
のである。
目的蛋白のN端より26個のアミノ酸配列をもとに、こ
れら配列とホモロジーを持つ既知蛋白との検索を行なっ
た。その結果、ラットアポリボプロティンA IVとN
端より26番目まではすべて一致した。ラットアポリボ
プロティンA IVは、そのpotymorohism
が報告されており、また文献によればその分子量は46
,000である。またラットアポリボプロティンA I
Vに、PLAz阻害活性があるという報告はない。
れら配列とホモロジーを持つ既知蛋白との検索を行なっ
た。その結果、ラットアポリボプロティンA IVとN
端より26番目まではすべて一致した。ラットアポリボ
プロティンA IVは、そのpotymorohism
が報告されており、また文献によればその分子量は46
,000である。またラットアポリボプロティンA I
Vに、PLAz阻害活性があるという報告はない。
本発明において用いられた各欅試験、測定法は以下の通
りである。
りである。
(11P L A 2阻害活性の測定法標準の反応系は
10μ囚のP LA2 (p orcinepanereatic :シグマ社
製、絶対量として10100nに、260μ文の試料あ
るいは対照(20mM T ris−15h+M N
a Cf)−)及び10μすの0.1%Triton
X100及び10μ文の150iMCaC旦2を混合後
、37℃にて 1.5時間、軽く振盪しながらインキュ
ベートする。その後jOμ旦の[2−”C]phosp
hatidylcholtne (最終濃度2007
7M−10μci)を加え、37℃で5分間インキュベ
ートする。その後Dole ’ s reaaent
で反応を停止させ、” C−arachidonic
acidをペブタンにて抽出後、液体シンチレーション
カウンターにて測定する。
10μ囚のP LA2 (p orcinepanereatic :シグマ社
製、絶対量として10100nに、260μ文の試料あ
るいは対照(20mM T ris−15h+M N
a Cf)−)及び10μすの0.1%Triton
X100及び10μ文の150iMCaC旦2を混合後
、37℃にて 1.5時間、軽く振盪しながらインキュ
ベートする。その後jOμ旦の[2−”C]phosp
hatidylcholtne (最終濃度2007
7M−10μci)を加え、37℃で5分間インキュベ
ートする。その後Dole ’ s reaaent
で反応を停止させ、” C−arachidonic
acidをペブタンにて抽出後、液体シンチレーション
カウンターにて測定する。
[2]SDSポリアクリルアミド電気泳動各種クロマト
的手法により分画した試料の一部を取り、1%SO8,
2−メルカプトエタノール存在下、100℃で10分間
加熱した。次いで、12.5%ポリアクリルアミドゲル
に試料をアプライし、15n+ Aで1.5時間電気泳
動した。泳動終了後、バイオランド社製シルバースティ
ンキットで染色した。
的手法により分画した試料の一部を取り、1%SO8,
2−メルカプトエタノール存在下、100℃で10分間
加熱した。次いで、12.5%ポリアクリルアミドゲル
に試料をアプライし、15n+ Aで1.5時間電気泳
動した。泳動終了後、バイオランド社製シルバースティ
ンキットで染色した。
(3)蛋白−次構造の決定法
気相プロティンシーケンサ−(アプライド・バイオシス
テム社、++ode1470 A )を用いて決定した
。
テム社、++ode1470 A )を用いて決定した
。
即ち、単離精製されたサンプル10μ9を、30μ文の
1%SDSに溶解し、上記気相プロティンシーケンサ−
にアプライした。自動的にエドマン分解されたPTH(
フェニルチオヒダントイン)アミノ酸誘導体は、その後
、高速液体りOマドグラフィーにて各アミノ酸として分
析された。
1%SDSに溶解し、上記気相プロティンシーケンサ−
にアプライした。自動的にエドマン分解されたPTH(
フェニルチオヒダントイン)アミノ酸誘導体は、その後
、高速液体りOマドグラフィーにて各アミノ酸として分
析された。
(4)蛋白−次構造解析法
目的蛋白の一次構造決定とともに、その配列のホモロジ
ー配列検索を行ない、既知の蛋白との異同を調べた。−
次構造のデータベースとしては、(財)蛋白質研究奨励
金ペプチド研究所が収録したものを三井情報開発株式会
社がデータベース化したもの(商標prinas)を用
いた。
ー配列検索を行ない、既知の蛋白との異同を調べた。−
次構造のデータベースとしては、(財)蛋白質研究奨励
金ペプチド研究所が収録したものを三井情報開発株式会
社がデータベース化したもの(商標prinas)を用
いた。
以下、実施例により本発明を詳述する。
実施例1
(1)ラット °′ P oの jSD系ラッう8
週令退会50匹を用いて、デキサメサゾンを1.5Rg
/4ffとなるように背部皮下に注射し、1.5時間後
にドライアイスにて炭酸ガス下窒素死させ、腹腔を1匹
当り12mの2υ/dのヘパリン及び50μMのP M
S F (phenylmethylsulDhon
ylfluoride )加生理食塩水にてよく洗浄後
、洗浄液約500dを回収した。この洗浄液を、40倍
量の10m M酢酸アンモニウム緩衝液(PH7,4)
にて、2回透析後、凍結乾燥し、約9401Rgのラッ
ト腹腔洗浄凍結乾燥標品を得た。
週令退会50匹を用いて、デキサメサゾンを1.5Rg
/4ffとなるように背部皮下に注射し、1.5時間後
にドライアイスにて炭酸ガス下窒素死させ、腹腔を1匹
当り12mの2υ/dのヘパリン及び50μMのP M
S F (phenylmethylsulDhon
ylfluoride )加生理食塩水にてよく洗浄後
、洗浄液約500dを回収した。この洗浄液を、40倍
量の10m M酢酸アンモニウム緩衝液(PH7,4)
にて、2回透析後、凍結乾燥し、約9401Rgのラッ
ト腹腔洗浄凍結乾燥標品を得た。
氷冷下、200IItgのラット腹腔洗浄凍結乾燥標品
を501dの20m MTris −HCf (PH8
,0)に溶解させ、0,45 μm Membrane
F 1lterにて濾過した後に、直接5p8750
HP L C用ポンプでカラム(TSK Get
DEAE−5PW)にアプライした。吸着した試料は、
流速2.5d/1llinで、第1図破線で示すNa
cu直接濃度勾配にて溶出させた。第1図の実線は、U
V280as+に於ける吸収で蛋白mを表わしたもので
あるが、PLA2阻害活性は大きな蛋白ピークの前の両
分(N O,35,・No、36)に強力な活性を検出
した(第1図の斜線部)。No、35. No、36の
画分SOS電気泳動の結果、多くの分子量の量なる蛋白
(18,43,50,60K )の混合物であった。
を501dの20m MTris −HCf (PH8
,0)に溶解させ、0,45 μm Membrane
F 1lterにて濾過した後に、直接5p8750
HP L C用ポンプでカラム(TSK Get
DEAE−5PW)にアプライした。吸着した試料は、
流速2.5d/1llinで、第1図破線で示すNa
cu直接濃度勾配にて溶出させた。第1図の実線は、U
V280as+に於ける吸収で蛋白mを表わしたもので
あるが、PLA2阻害活性は大きな蛋白ピークの前の両
分(N O,35,・No、36)に強力な活性を検出
した(第1図の斜線部)。No、35. No、36の
画分SOS電気泳動の結果、多くの分子量の量なる蛋白
(18,43,50,60K )の混合物であった。
(3)゛ル濾゛カラムを用いた高速液体クロマト−フィ
ーによる 的蛋白の分離 製 更にPLA2阻害分画(p4 o、35. N o、3
6)を精製するために、Centricon −10を
用いて濃縮した。
ーによる 的蛋白の分離 製 更にPLA2阻害分画(p4 o、35. N o、3
6)を精製するために、Centricon −10を
用いて濃縮した。
約0.7al!に濃縮された分画を、20m MTri
S −15On+M N a Cl (P H7,4)
で平衡化した。ゲル濾過カラム(TSK Gel
G 300 SW)にアプライし、流速0.2d/m
inで溶出させた。結果を第2図に示すが、強力なPL
A2阻害活性が画分(No、8〜No、10)に検出さ
れたく第2図の斜線部)。これら画分を5O8fl気泳
動で解析したところ、18に蛋白は存在しなかったが、
まだ43に、60に等を含む両分であった。
S −15On+M N a Cl (P H7,4)
で平衡化した。ゲル濾過カラム(TSK Gel
G 300 SW)にアプライし、流速0.2d/m
inで溶出させた。結果を第2図に示すが、強力なPL
A2阻害活性が画分(No、8〜No、10)に検出さ
れたく第2図の斜線部)。これら画分を5O8fl気泳
動で解析したところ、18に蛋白は存在しなかったが、
まだ43に、60に等を含む両分であった。
ゲル濾過高速液体クロマトグラフィーにて、PLA2阻
害活性を検出した画分(N o、10> 1.0戒を
、0.1%TFAで平衡化したカラム(B 1O−Ra
d) Hi −Pore RP−304)にアプラ
イし、流速1.0IJl/Winにて、第3図破線で示
寸アセトニトリル直線濃度勾配で溶出させた。UV28
0nmで吸収を検出した両分について、20ffi M
Tris −150mMNa C!1(PH8,0>に
対して透析した後、PLA2阻害活性を測定した。その
結果、第3図に示すN O,32画分に、顕著なPLA
2阻害活性を検出した。次いで、同画分についてSDS
電気泳動を行なったところ、この蛋白は単一で分子量が
約43,000であることが判明した。
害活性を検出した画分(N o、10> 1.0戒を
、0.1%TFAで平衡化したカラム(B 1O−Ra
d) Hi −Pore RP−304)にアプラ
イし、流速1.0IJl/Winにて、第3図破線で示
寸アセトニトリル直線濃度勾配で溶出させた。UV28
0nmで吸収を検出した両分について、20ffi M
Tris −150mMNa C!1(PH8,0>に
対して透析した後、PLA2阻害活性を測定した。その
結果、第3図に示すN O,32画分に、顕著なPLA
2阻害活性を検出した。次いで、同画分についてSDS
電気泳動を行なったところ、この蛋白は単一で分子量が
約43,000であることが判明した。
実施例2
実施例]と同様にSD系ラうト8週退会雄、 50匹を
用いて、デキサメザゾンにより誘導をかけたラット腹腔
洗浄液凍結乾燥標品を出発材料にして、異なる精製法に
より目的蛋白を単離精製した例を示す。
用いて、デキサメザゾンにより誘導をかけたラット腹腔
洗浄液凍結乾燥標品を出発材料にして、異なる精製法に
より目的蛋白を単離精製した例を示す。
水冷下、約200IrIgの出発材料を50dの201
MTris−HCUに溶解゛させ、0.451部mM
embrane r;+terにて濾過後に、直接5
p8750HPLC用ポンプでアニオンイオン交換)−
I P L Cカラム(TSK gel DEAE
−5PW)にアプライした。第4図破線で示すNa c
p直線濃度勾配にて溶出させ、PLA2阻害活性画分を
得た(第4図の斜線部)。更に同様のカラムでリクロマ
トグラフイーを行ない、第5図破線に示すNaCJIi
1m度勾配にて精製全勾配った。第5図に示すように、
PLA2阻害活性(第5図の斜線部)は溶出時間41〜
44分の位置と、56〜59分の位置に検出された。後
部の活性ピークを、更に逆相高速液体クロマトグラフィ
ーにかけた。即ち、0.1%TFAで平衡化したカラム
(3io −Rad Hi −pore RP 3
04)にアプライし、流速1.Od/minにて、第6
図の破線に示すアセトントリル濃度勾配にて溶出させた
。第6図に示すように、3本の蛋白ピークが得れたが、
主ピークにPLA2阻害活性が得られたく第6図の斜線
部)。
MTris−HCUに溶解゛させ、0.451部mM
embrane r;+terにて濾過後に、直接5
p8750HPLC用ポンプでアニオンイオン交換)−
I P L Cカラム(TSK gel DEAE
−5PW)にアプライした。第4図破線で示すNa c
p直線濃度勾配にて溶出させ、PLA2阻害活性画分を
得た(第4図の斜線部)。更に同様のカラムでリクロマ
トグラフイーを行ない、第5図破線に示すNaCJIi
1m度勾配にて精製全勾配った。第5図に示すように、
PLA2阻害活性(第5図の斜線部)は溶出時間41〜
44分の位置と、56〜59分の位置に検出された。後
部の活性ピークを、更に逆相高速液体クロマトグラフィ
ーにかけた。即ち、0.1%TFAで平衡化したカラム
(3io −Rad Hi −pore RP 3
04)にアプライし、流速1.Od/minにて、第6
図の破線に示すアセトントリル濃度勾配にて溶出させた
。第6図に示すように、3本の蛋白ピークが得れたが、
主ピークにPLA2阻害活性が得られたく第6図の斜線
部)。
活性画分を更に精製するため、アセトニトリルの濃度勾
配を変えた逆相高速液体クロマトグラフィーを行なった
。その結果、第7図に示す1本の活性ピークを得た。更
にSDS電気泳動の結果、このピークは分子量約43,
000の単一蛋白より成ることが判明した。
配を変えた逆相高速液体クロマトグラフィーを行なった
。その結果、第7図に示す1本の活性ピークを得た。更
にSDS電気泳動の結果、このピークは分子量約43,
000の単一蛋白より成ることが判明した。
実施例3
実施例1及び実施例2で単離精製したサンプルの、蛋白
−次構造の1部を決定した。その結果、両蛋白とも同一
のN末端からのアミノ酸配列を示した。その一部N末端
よりのアミノ酸配列は、以下の通りであった。即ち、N
H2G lu −Val −T hr −S er
−A so −G In −V al−A Ia −A
sn −V al−v et−T rp−A SD
−T yr −P he −T hr −G In−1
eu−5er−A sn−A sn−A Ia−L V
S−G lu−A Ia−V alであった。
−次構造の1部を決定した。その結果、両蛋白とも同一
のN末端からのアミノ酸配列を示した。その一部N末端
よりのアミノ酸配列は、以下の通りであった。即ち、N
H2G lu −Val −T hr −S er
−A so −G In −V al−A Ia −A
sn −V al−v et−T rp−A SD
−T yr −P he −T hr −G In−1
eu−5er−A sn−A sn−A Ia−L V
S−G lu−A Ia−V alであった。
第1図は、アニオン交換日PLCを用いた目的蛋白の溶
出パターンを示す。 第2図は、ゲル濾過HPLCを用いた目的蛋白の溶出パ
ターンを示す。 第3図は、逆相1−I P L Cを用いた目的蛋白の
溶出パターンを示す。 第4図は、アニオン交換HPLCを用いた目的蛋白の溶
出パターンを示す。 第5図は、アニス“ン交換HPLCを用い、低いNa
Cultl度勾配により目的蛋白を溶出させたパターン
を示す。 第6図は、逆相)−(PLOを用いた目的蛋白の溶出パ
ターンを示す。 第7図は、逆相HPLCを用い更に低いアセトニトリル
濃度勾配にて、目的蛋白を溶出させたパターンを示す。 +1収(Z5On−yrl) K ’IL (260nm) 尺αC1CM) CH3CN (y6)
出パターンを示す。 第2図は、ゲル濾過HPLCを用いた目的蛋白の溶出パ
ターンを示す。 第3図は、逆相1−I P L Cを用いた目的蛋白の
溶出パターンを示す。 第4図は、アニオン交換HPLCを用いた目的蛋白の溶
出パターンを示す。 第5図は、アニス“ン交換HPLCを用い、低いNa
Cultl度勾配により目的蛋白を溶出させたパターン
を示す。 第6図は、逆相)−(PLOを用いた目的蛋白の溶出パ
ターンを示す。 第7図は、逆相HPLCを用い更に低いアセトニトリル
濃度勾配にて、目的蛋白を溶出させたパターンを示す。 +1収(Z5On−yrl) K ’IL (260nm) 尺αC1CM) CH3CN (y6)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、フオスフオリパーゼA_2阻害活性を有する蛋白。 2、グルココルチコイド投与により細胞から誘導される
という性質を有し、フオスフオリパーゼA_2阻害活性
を有する特許請求の範囲第1項記載の蛋白。 3、構成アミノ酸の組成(モル%)がアスパラギン酸(
Asp)12.3、トレオニン(Thr)5.1、セリ
ン(Ser)4.8、グルタミン酸(Glu)20.3
、グリシン(Gly)4.3、アラニン(Ala)6.
5、バリン(Val)6.8、1/2−シスチン(1/
2−Cys)0.4、メチオニン(Met)3.2、イ
ソロイシン (ILe)2.1、ロイシン(Leu)11.9、チロ
シン(Tyr)1.4、フェニルアラニン(Phe)3
.4、リジン(Lys)7.7、ヒスチジン(His)
1.6、アルギニン(Arg)3.8、プロリン(Pr
o)4.0、トリプトファン(Trp)0.4である特
許請求の範囲第1項又は第2項記載の蛋白。 4、グルココルチコイド投与後、ラット腹腔より精製さ
れ、分子量が約43,000で、N端より26個までの
アミノ酸がNH_2−Glu−Val−Thr−Ser
−Asp−Gln−Val−Ala−Asn−Val−
Met−Trp−Asp−Tyr−Phe−Thr−G
ln−Leu−Ser−Asn−Asn−Ala−Ly
s−Glu−Ala−Valより成るフオスフオリパー
ゼA_2阻害活性を有する特許請求の範囲第2項又は第
3項記載の蛋白。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60193699A JPS6256429A (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 | フオスフオリパ−ゼa↓2阻害活性を有する蛋白 |
EP86306569A EP0213916A3 (en) | 1985-09-04 | 1986-08-26 | Protein having phospholipase a2 inhibitory activity |
US06/903,549 US4810780A (en) | 1985-09-04 | 1986-09-04 | Protein having phospholipase A2 inhibitory activity |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60193699A JPS6256429A (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 | フオスフオリパ−ゼa↓2阻害活性を有する蛋白 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6256429A true JPS6256429A (ja) | 1987-03-12 |
Family
ID=16312312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60193699A Pending JPS6256429A (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 | フオスフオリパ−ゼa↓2阻害活性を有する蛋白 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4810780A (ja) |
EP (1) | EP0213916A3 (ja) |
JP (1) | JPS6256429A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1988007552A1 (en) * | 1987-04-02 | 1988-10-06 | Teijin Limited | Protein having activity of inhibiting inflammation-inducing phospholipase a2 |
US4987747A (en) * | 1988-10-17 | 1991-01-29 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Air conditioning device |
US5063752A (en) * | 1989-10-06 | 1991-11-12 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Air conditioning apparatus |
US5142879A (en) * | 1990-03-19 | 1992-09-01 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Air conditioning system |
US5156014A (en) * | 1990-04-23 | 1992-10-20 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Air conditioning apparatus |
US5237833A (en) * | 1991-01-10 | 1993-08-24 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Air-conditioning system |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2757987B2 (ja) * | 1985-04-15 | 1998-05-25 | バイオテクノロジー リサーチ パートナーズ,リミテッド | ヒト抗‐炎症ホスホリパーゼ阻害蛋白 |
US5264550A (en) * | 1985-04-15 | 1993-11-23 | Scios Nova Inc. | Human anti-inflammatory phospholipase inhibitor protein |
US4892871A (en) * | 1988-04-12 | 1990-01-09 | The General Hospital Corporation | Azido-substituted octopamine agonists and the use thereof to control invertebrate pests |
US5427954A (en) * | 1992-04-29 | 1995-06-27 | Shriner's Hospitals For Crippled Children | Compositions and methods for detection and treatment of human osteoarthritis |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3109629A1 (de) * | 1981-03-13 | 1982-09-23 | Behringwerke Ag, 3550 Marburg | "neues protein (pp(pfeil abwaerts)1(pfeil abwaerts)(pfeil abwaerts)6(pfeil abwaerts)), verfahren zu seiner anreicherung und gewinnung sowie seine verwendung" |
ATE108830T1 (de) * | 1985-01-10 | 1994-08-15 | Biogen Inc | Dns-sequenzen, rekombinante dns-moleküle und verfahren zur herstellung menschlicher lipocortinähnlicher polypeptide. |
JP2757987B2 (ja) * | 1985-04-15 | 1998-05-25 | バイオテクノロジー リサーチ パートナーズ,リミテッド | ヒト抗‐炎症ホスホリパーゼ阻害蛋白 |
-
1985
- 1985-09-04 JP JP60193699A patent/JPS6256429A/ja active Pending
-
1986
- 1986-08-26 EP EP86306569A patent/EP0213916A3/en not_active Withdrawn
- 1986-09-04 US US06/903,549 patent/US4810780A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1988007552A1 (en) * | 1987-04-02 | 1988-10-06 | Teijin Limited | Protein having activity of inhibiting inflammation-inducing phospholipase a2 |
JPS63246397A (ja) * | 1987-04-02 | 1988-10-13 | Teijin Ltd | 起炎性フオスフオリパ−ゼa▲下2▼阻害活性を有する蛋白 |
US4987747A (en) * | 1988-10-17 | 1991-01-29 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Air conditioning device |
US5063752A (en) * | 1989-10-06 | 1991-11-12 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Air conditioning apparatus |
US5142879A (en) * | 1990-03-19 | 1992-09-01 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Air conditioning system |
US5156014A (en) * | 1990-04-23 | 1992-10-20 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Air conditioning apparatus |
US5237833A (en) * | 1991-01-10 | 1993-08-24 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Air-conditioning system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4810780A (en) | 1989-03-07 |
EP0213916A3 (en) | 1989-02-08 |
EP0213916A2 (en) | 1987-03-11 |
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