JPS6256173A - 印字装置の印字ヘツドギヤツプ調整機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 菟帆汰」 本発明は、インパクトプリンタやサーマルプリンタ等の
印字装置において、印字ヘッドとプラテン間のギャップ
を用紙の厚さに応じた適正な太きさにＷＲ整する印字ヘ
ッドギャップ調整機構に関するものである。

従来技術 従来、この種の印字ヘッドギャップ５１整機構は、一般
に、ヘッド移動用レバーのマニュアル操作で印字ヘッド
がプラテンに対し前後動する構成とし。

印字品質を見てヘッド移動用レバーの回動量を判断して
マニュアル調整していた。このため、調整が面倒である
欠点があった。

また、用紙の厚さをセンサで検知し、モータで印字ヘッ
ドを自動的に前後動させるものもあるが、これはセンサ
やモータや制御回路等が必要であるため、高価である欠
点があった。

目　　　　　的 本発明の目的は、印字装置において、印字ヘッドギャッ
プを、単純な機械的構成により、ワンタッチ操作で自動
的に用紙の厚さに応じた適正な値に容易に調整できるよ
うにすることである。

構　　　成 本発明は、ヘッド移動用レバー（１２）によって印字ヘ
ッド（１０）をプラテン（１３）に対し前後に移動させ
ることができるものにおいて、用紙厚み検知ローラ（１
９）と、厚み検知操作レバー（２５）と、この厚み検知
操作レバー（２５）と前記ヘッド移動用レバー（１２）
を連結するリンク（２０）とを備え、該リンク（２０）
を厚み検知操作レバー（２５）の操作によって所定方向
に移動させると、これに伴い用紙厚み検知ローラ（１９
）がプラテン（１３）側へ変位され、該ローラ（１９）
が用紙（１５）を介してプラテン（１３）に押し付けら
れたところでリンク（２０）の移動が停止し、その移動
量に応じた斌だけヘッド移動用レバー（１２）が回動さ
れるようにしたものである。

以下、本発明の一実施例を図面にしたがって詳述する。

第１図において、印字ヘッド（１０）は、キャリア（１
１）上に搭載され、ヘッド移動用レバー（１２）を時計
または反時計方向に回動させるとキャリア（１１）上に
おいて従来公知の構造でプラテン（１３）に対し前後に
移動される。ヘッド移動用レバー（１２）は。

ブテントロツク機構（１４）によって設定した角度にロ
ックされる。

プラテン（１３）の下側には、用紙（］５）を案内する
リフレクタ（１６）および用紙（１５）をプラテン（１
３）に押し付ける前後の用紙押えローラ（１７）・（１
８）の他に、これらローラ間に用紙厚み検知ローラ（１
９）が配設されている。さらに、この用紙厚み検知ロー
　　　　゛う（１９）およびヘッド移動用レバー（１２
）の下側に、リンク（２０）が前後のピン（２工）・（
２２）によって支持されている。リンク（２０）は、そ
の前後の横孔（２３）・（２４）に前後のピン（２１）
・（２２）をそれぞれ嵌合させており、前後に水平摺動
できる。また、リンク（２０）は、その上辺縁に傾斜部
（２０ａ）を有するとともに、ヘッド移動用レバー（１
２）の下端部を受は入れる凹部（２０ｂ）を形成してい
る。用紙厚みローラ（１９）は図示しないスプリングに
よって下方へ付勢され、リンク（２０）の上辺縁に常に
接している。

リンク（２０）の後端部は厚み検知操作レバー（２５）
の下端部とピン（２６）によって連結されている。この
レバー（２５）は、その中間部の長孔（２５ａ）にピン
（２７）を嵌合させており、該ピン（２７）を中心に回
動できるとともに、少し上下に移動することもできる。

また、レバー（２５）はスプリング（２８）によって下
方へ付勢され、この付勢によってレバー（２５）および
リンク（２０）は第１図に示す中立位置に保持される。

このとき、ヘッド移動用レバー（１２）の下端部は、リ
ンク（２０）の凹部（２０ｂ）に係合しないでその内部
の中間に位置し、また厚み検知ローラ（１９）はリンク
（２０）の中間水平部（２０ｃ）に接している。

この中立状態より第２図に示す如く厚み検知操作レバー
（２５）を摘んで後方（第２図中矢印ａ方向）に倒すと
、リンク（２０）が手前側（第２図中矢印す方向）に水
平移動され、その傾斜部（２０ａ）によって用紙厚み検
知用ローラ（１９）が持ち上げられるとともに、凹部（
２０ｂ）の後側縁がヘッド移動用レバー（１２）と係合
し、該レバー（１２）が時計方向に回動され、印字ヘッ
ド（１０）がプラテン（１３）に向かって前進する。そ
して、ローラ（１９）が用紙（１５）を介してプラテン
（１３）に押し付けられたところでリンク（２０）の移
動は停止する。したがって、ヘッド移動用レバー（１２
）は、用紙（１５）の厚さに応じた量だけ回動される。

この後、厚み検知操作レバー（２５）を解放すると、第
３図に示す如く、該レバー（２５）およびリンク（２０
）はスプリング（２８）によって中立位置に復帰される
。しかし、ヘッド移動用レバー（１２）はブテントロツ
ク機構（１４）によって回動した位置にロックされるた
め、印字ヘッド（１０）はプラテン（１３）に対して用
紙（１５）の厚さに応じた適正なギャップを保持される
。このとき、用紙厚み検知ローラ（１９）は用紙（１５
）から離れ、該用紙（１５）への印字はこの状態で行わ
れる。

用紙（１５）をプラテン（１３）と用紙押えローラ（１
７）・（１８）間に挿入するときは、第４図に示す如く
厚み検知操作レバー（２５）を手前側へ倒す。このとき
、リンク（２０）は後方へ水平移動されるため、厚み検
知ローラ（１９）はリンク（２０）の中間水平部（２０
ｅ）に接したまま持ち上げられないが、ヘッド移動用レ
バー（１２）は凹部（２０ｂ）の前側縁と係合して反時
計方向に回動され、印字ヘッド（１０）はプラテン（１
３）に対して後退される。

効　　　果 以上述べたように、本発明によれば、厚み検知操作レバ
ーのワンタッチ操作によって印字ヘッドを用紙の厚さに
応じた量だけ移動させ、自動的に適正な印字ヘッドギャ
ップを決めることができる。

また、厚み検知操作レバーとヘッド移動用レバーとをリ
ンクを介して連結し、このリンクによって厚み検知ロー
ラを用紙を介してプラテンに押し付けるという単純な機
械的構成であるため、極めて安価に提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図は本発明の一実施例のそれぞれ異な
る状態の側面図で、第１図は中立状態、第２図は用紙厚
さ検知状態、第３図は印字動作状態、第４図は用紙挿入
状態である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ヘッド移動用レバーによって印字ヘッドをプラテンに対
   し前後に移動させることができる印字装置の印字ヘッド
   ギャップ調整機構において、用紙厚み検知ローラと、厚
   み検知操作レバーと、この厚み検知操作レバーの操作に
   よって前記用紙厚み検知ローラを前記プラテン側へ変位
   させながら移動し、該用紙厚み検知ローラが用紙を介し
   てプラテンに押し付けられたとき停止し、その移動量だ
   け前記ヘッド移動用レバーを回動させるリンクとを備え
   たことを特徴とする印字装置の印字ヘッドギャップ調整
   機構。