JP3033814B2 - シリアルプリンタ - Google Patents

シリアルプリンタ

Info

Publication number
JP3033814B2
JP3033814B2 JP21186695A JP21186695A JP3033814B2 JP 3033814 B2 JP3033814 B2 JP 3033814B2 JP 21186695 A JP21186695 A JP 21186695A JP 21186695 A JP21186695 A JP 21186695A JP 3033814 B2 JP3033814 B2 JP 3033814B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
vertical portion
print head
serial printer
gap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21186695A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0958088A (ja
Inventor
雅光 長峰
▲茂▼美 富樫
Original Assignee
株式会社沖データ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社沖データ filed Critical 株式会社沖データ
Priority to JP21186695A priority Critical patent/JP3033814B2/ja
Publication of JPH0958088A publication Critical patent/JPH0958088A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3033814B2 publication Critical patent/JP3033814B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Common Mechanisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリアルプリンタ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シリアルプリンタにおいては、印
字ヘッドの先端とプラテンとの間のヘッドギャップを調
整することができるように、ヘッドギャップ機構が配設
されている。図2は従来のシリアルプリンタのヘッドギ
ャップ機構の平面図、図3は従来のシリアルプリンタの
ヘッドギャップ動作の第1の状態図、図4は従来のシリ
アルプリンタのヘッドギャップ動作の第2の状態図であ
る。
【0003】図において、11は印字ヘッド、12は該
印字ヘッド11が搭載されるキャリッジフレーム、13
は該キャリッジフレーム12に固定されたモータプレー
ト、17はプラテン、18は該プラテン17に沿って配
設され、前記キャリッジフレーム12を案内するキャリ
ッジシャフトである。また、19は、前記モータプレー
ト13に対して軸19aを中心として揺動自在に配設さ
れたアジャストレバーであり、レンジ位置〜に置く
ことができるようになっている。アジャストレバー19
が揺動させられると、アイドルギヤ20を介してアジャ
ストギヤ21に回転が伝達される。なお、図示しない用
紙の厚さに対応させてアジャストレバー19のレンジ位
置〜が設定される。
【0004】前記アジャストギヤ21の下端はガイドレ
ール22の上面に当接させられる。したがって、アジャ
ストギヤ21を回転させることによって、モータプレー
ト13の後端をキャリッジシャフト18を支点にして上
下させることができる。また、ヘッドクランプ14を介
してキャリッジフレーム12に固定されている前記印字
ヘッド11は、キャリッジシャフト18を支点として回
転させられ、印字ヘッド11の先端とプラテン17との
間のヘッドギャップδを変化させる。
【0005】したがって、図3に示すようにヘッドギャ
ップδを小さくしたり、図4に示すようにヘッドギャッ
プδを大きくしたりして、用紙の厚さに対応する最適な
ヘッドギャップδを得ることができるようになってい
る。そして、前記アジャストレバー19の各レンジ位置
〜において図示しないヘッドピンの駆動制御を最適
に行うことができるように、各レンジ位置〜を検出
するためのコンタクト23がアジャストレバー19の裏
面に配設される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のシリアルプリンタにおいては、アジャストレバー1
9のレンジ位置〜に対応しない厚紙を使用しようと
すると、アジャストレバー19のレンジ位置の数を多く
し、ヘッドギャップδを大きくしなければならない。
【0007】ところが、該ヘッドギャップδを大きくす
るために、キャリッジシャフト18を支点として回転さ
せられる印字ヘッド11の回転角を大きくしすぎると、
該印字ヘッド11の上ピンの先端とプラテン17との間
隙(げき)が大きくなるのに対して、印字ヘッド11の
下ピンの先端とプラテン17との間隙が小さくなってし
まう。その結果、両間隙の差が大きくなりすぎて、図示
しないヘッドピンの駆動制御では吸収することができな
くなり、上ピン側の印字濃度が低くなって濃度むらが発
生してしまう。
【0008】本発明は、前記従来のシリアルプリンタの
問題点を解決して、厚紙を使用した場合でも濃度むらが
発生することがないシリアルプリンタを提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のシ
リアルプリンタにおいては、印字ヘッドと、キャリッジ
シャフトに沿って移動自在に配設され、垂直部を備えた
キャリッジフレームと、該キャリッジフレームよりプラ
テン側に配設され、前記印字ヘッドを前記垂直部に固定
するためのヘッドクランプと、前記キャリッジフレーム
をキャリッジシャフトを中心として回転させ、ヘッドギ
ャップを調整するヘッドギャップ機構と、前記垂直部と
印字ヘッドとの間に選択的に装着され、通常の厚さの用
紙を使用するときの通常モードと、厚紙を使用するとき
の厚紙モードとを設定する調整プレートとを有する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
第1の実施の形態におけるシリアルプリンタのヘッドギ
ャップ機構の分解斜視図、図5は本発明の第1の実施の
形態における通常モード時のシリアルプリンタの側面
図、図6は本発明の第1の実施の形態における厚紙モー
ド時のシリアルプリンタの側面図、図7は本発明の第1
の実施の形態におけるシリアルプリンタのヘッドギャッ
プ機構の平面図である。
【0011】図において、11は印字ヘッド、12は該
印字ヘッド11が搭載されるキャリッジフレーム、13
は該キャリッジフレーム12に固定されたモータプレー
ト、14は前記印字ヘッド11をキャリッジフレーム1
2に固定するためのヘッドクランプ、15はヘッドギャ
ップδ(図3参照)を調整するための調整プレート、1
6は前記キャリッジフレーム12に装着され固定された
リボンプロテクタ、17はプラテン、18は該プラテン
17に沿って配設され、前記キャリッジフレーム12を
案内するキャリッジシャフトである。
【0012】また、19は、前記モータプレート13に
対して軸19aを中心として揺動自在に配設されたアジ
ャストレバーであり、レンジ位置〜に置くことがで
きるようになっている。アジャストレバー19が揺動さ
せられると、アイドルギヤ20を介してアジャストギヤ
21に回転が伝達される。なお、図示しない用紙の厚さ
に対応させてアジャストレバー19のレンジ位置〜
が設定される。
【0013】前記アジャストギヤ21の下端はガイドレ
ール22の上面に当接させられる。したがって、アジャ
ストギヤ21を回転させることによって、モータプレー
ト13の後端をキャリッジシャフト18を支点にして上
下させることができる。また、ヘッドクランプ14を介
してキャリッジフレーム12に固定されている前記印字
ヘッド11は、キャリッジシャフト18を支点として回
転させられ、印字ヘッド11の先端とプラテン17との
間のヘッドギャップδを変化させる。
【0014】そして、前記アジャストレバー19の各レ
ンジ位置〜においてヘッドピンの駆動制御を最適に
行うことができるように、各レンジ位置〜を検出す
るためのコンタクト23がアジャストレバー19の裏面
に配設される。ところで、前記調整プレート15は、キ
ャリッジフレーム12の垂直部12aと印字ヘッド11
との間、及び垂直部12aとヘッドクランプ14との間
のどちら側にも配設することができるような形状を有す
る。
【0015】したがって、通常の厚さの用紙を使用して
印字を行う場合、調整プレート15を、キャリッジフレ
ーム12の垂直部12aとヘッドクランプ14との間に
置いて通常モードにすることができるとともに、厚紙を
使用して印字を行う場合、調整プレート15をキャリッ
ジフレーム12の垂直部12aと印字ヘッド11との間
に置いて厚紙モードにすることができる。
【0016】そして、通常モードにおいては、図5に示
すように、調整プレート15をキャリッジフレーム12
の垂直部12aとヘッドクランプ14との間に配設し、
印字ヘッド11をヘッドクランプ14によって固定す
る。このとき、キャリッジフレーム12のリブ25にセ
ットされたリボンプロテクタ16の後方脚部16cと前
記垂直部12aとの間に調整プレート15が配設される
ので、リボンプロテクタ16は前方に位置し、前記リブ
25に中央脚部16bが押圧される。その結果、前方脚
部16aとリブ25との間に距離t1 の隙間(すきま)
が形成される。この場合、後方脚部16cと前記垂直部
12aとの間の距離t2 は調整プレート15の厚さと等
しいので、リボンプロテクタ16は前後に移動しない。
【0017】次に、印字を行う場合には、各種の厚さの
用紙に対して最適なヘッドギャップδを形成することが
できるように、アジャストレバー19を操作する。そし
て、該アジャストレバー19を操作することによって、
アジャストギヤ21が回転すると、キャリッジシャフト
18を支点としてモータプレート13の後端が上下す
る。
【0018】このとき、印字ヘッド11もキャリッジシ
ャフト18を支点として回転運動を行い、アジャストレ
バー19の各レンジ位置〜に対応させてヘッドギャ
ップδを変化させる。また、厚紙モードにおいては、図
6に示すように、調整プレート15をキャリッジフレー
ム12の垂直部12aと印字ヘッド11との間に配設
し、印字ヘッド11をヘッドクランプ14によって固定
する。
【0019】この場合、調整プレート15の厚さだけ印
字ヘッド11を後退させることができるので、図5に示
すように通常モードにおけるヘッドギャップをδ1
し、図6に示すように厚紙モードにおけるヘッドギャッ
プをδ2 とすると、 δ2 =δ1 +t2 になり、調整プレート15の厚さだけヘッドギャップδ
2 を大きくすることができる。なお、このとき、キャリ
ッジフレーム12は移動しない。
【0020】このように、調整プレート15を、垂直部
12aとヘッドクランプ14との間に配設するか、垂直
部12aと印字ヘッド11との間に配設するかによっ
て、印字ヘッド11を回転させることなくヘッドギャッ
プδ1 を大きくしてδ2 にし、通常モードから厚紙モー
ドに変更することができる。したがって、ヘッドギャッ
プδの変更に伴って印字ヘッド11が水平に動かされる
ので、印字ヘッド11の上ピン側の印字濃度と下ピン側
の印字濃度とが等しくなり濃度むらが発生するのを抑制
することができる。
【0021】そして、アイドルギヤ20と中央脚部16
bとを接触させた状態において、キャリッジフレーム1
2のリブ25にセットされたリボンプロテクタ16の後
方脚部16cと前記垂直部12aとの間に、調整プレー
ト15の厚さと等しい距離t 2 の隙間が、また、前記前
方脚部16aとリブ25との間に距離t1 の隙間がそれ
ぞれ形成される。
【0022】したがって、印字部に用紙が搬送されたと
きに、リボンプロテクタ16に加わる負荷を逃がすこと
ができる。図8は本発明の第1の実施の形態におけるリ
ボンプロテクタの第1の状態図、図9は本発明の第1の
実施の形態におけるリボンプロテクタの第2の状態図で
ある。
【0023】前述したように、厚紙モード時において
は、図8に示すように、リボンプロテクタ16の後方脚
部16cとキャリッジフレーム12の垂直部12aとの
間に距離t2 の隙間が形成される。この状態において、
図9に示すように、用紙が印字部に搬送されると、用紙
の先端がリボンプロテクタ16の表面に当たり、用紙の
負荷によってリボンプロテクタ16は位置Dを中心にし
て回転し、後方脚部16cの角部31が前記垂直部12
aに当接すると回転が止まる。
【0024】したがって、厚紙モードにすると、リボン
プロテクタ16がフリーの状態になるので、用紙が印字
部に搬送されると、リボンプロテクタ16が用紙の負荷
によって後方に逃げる。この場合、プラテン17とリボ
ンプロテクタ16との間隔が確保されるので、スペーシ
ング動作によるリボンプロテクタ16と用紙との摩擦負
荷を軽減することができる。その結果、スペーシング動
作を円滑に行うことができる。
【0025】なお、通常モードにおけるヘッドギャップ
δ1 (図5)及び厚紙モードにおけるヘッドギャップδ
2 (図6)は、いずれもアジャストレバー19(図7)
を操作することによって調整することができる。また、
図において、25はリブ、16aは前方脚部、16bは
中央脚部である。図10は本発明の第1の実施の形態に
おける通常モード時のヘッドギャップ動作を示す図、図
11は本発明の第1の実施の形態における厚紙モード時
のヘッドギャップ動作を示す図である。
【0026】図10は通常モードにおいて、モータプレ
ート13の後端を上方に移動させ、印字ヘッド11の先
端とプラテン17との間のヘッドギャップδ1 を小さく
した状態を、図11は厚紙モードにおいて、モータプレ
ート13の後端を下方に移動させ、印字ヘッド11の先
端とプラテン17との間のヘッドギャップδ2 を大きく
した状態を示す。
【0027】ところで、前記アジャストレバー19(図
7)のレンジ位置〜を検出するためにコンタクト2
3がアジャストレバー19の裏面に配設され、前記コン
タクト23の先端がアジャストレバー19の動作に対応
してモータプレート13に選択的に接触するようになっ
ている。なお、図において、12はキャリッジフレー
ム、14はヘッドクランプ、15は調整プレート、16
はリボンプロテクタ、18はキャリッジシャフト、21
はアジャストギヤ、22はガイドレールである。
【0028】図12は本発明の第1の実施の形態におけ
るアジャストレバーのレンジ位置を示す第1の図、図1
3は本発明の第1の実施の形態におけるアジャストレバ
ーのレンジ位置を示す第2の図、図14は本発明の第1
の実施の形態におけるアジャストレバーのレンジ位置を
示す第3の図、図15は本発明の第1の実施の形態にお
けるアジャストレバーのレンジ位置を示す第4の図、図
16は本発明の第1の実施の形態におけるアジャストレ
バーのレンジ位置の判別表を示す図である。
【0029】図において、13はモータプレート、19
はアジャストレバー、23はコンタクト、A〜Cは該コ
ンタクト23の接触端子である。図16に示すように、
通常モード及び厚紙モードにおいて、アジャストレバー
19がレンジ位置に置かれると、接触端子Aはオンに
なり、接触端子B、Cはオフになり、アジャストレバー
19がレンジ位置に置かれると、接触端子A、Bはオ
ンになり、接触端子Cはオフになり、アジャストレバー
19がレンジ位置及びに置かれると、接触端子A〜
Cはオンになり、アジャストレバー19がレンジ位置
に置かれると、接触端子A、Cはオンになり、接触端子
Bはオフになる。
【0030】したがって、モータプレート13内の図示
しない内部回路によって、各接触端子A〜Cのオン・オ
フに基づいて各レンジ位置〜を判断することができ
る。そして、各レンジ位置〜の信号は図示しない制
御部に送られ、該制御部は、各レンジ位置〜に対応
させて図示しないヘッドピンの駆動制御を行う。ところ
で、アジャストレバー19が同じレンジ位置〜に置
かれていても、通常モード時においてはヘッドギャップ
δ1 (図10)が設定され、厚紙モード時においてはヘ
ッドギャップδ2 (図11)が設定されるので、ヘッド
ピンの駆動制御における駆動条件は異なる。
【0031】そこで、通常モードが設定されているか厚
紙モードが設定されているかを判断するための図示しな
い制御部に判断手段が配設される。本実施の形態におい
ては、オペレータはシリアルプリンタの図示しない操作
部を操作して、メニュー内の通常モード又は厚紙モード
を選択することができるようになっている。そして、前
記制御部の切替手段は、モードに対応させて駆動条件を
切り替え、通常モードが選択されると、通常モード用の
駆動制御の駆動条件を設定し、厚紙モードが選択される
と、厚紙モード用の駆動制御の駆動条件を設定する。
【0032】このように、通常モード及び厚紙モードの
いずれにおいても、駆動条件を切り替えて最適なヘッド
ピンの駆動制御を行うことができる。なお、オペレータ
の操作によるショートプラグの差替え、スイッチのオン
・オフ等によって、通常モードが設定されているか厚紙
モードが設定されているかを判断することもできる。
【0033】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図17は本発明の第2の実施の形態における
シリアルプリンタのヘッドギャップ機構の分解斜視図、
図18は本発明の第2の実施の形態におけるシリアルプ
リンタの通常モード時の側面図、図19は本発明の第2
の実施の形態におけるシリアルプリンタの厚紙モード時
の側面図である。なお、第1の実施の形態と同様の要素
については、同じ符号を付与することによって説明を省
略する。
【0034】この場合、調整プレート15の側縁部にア
ーム15aが形成されるとともに、マイクロスイッチ2
6がモータプレート13の上に配設され、前記マイクロ
スイッチ26の信号が図示しない制御部に送られるよう
になっている。また、マイクロスイッチ26は、上方に
向けて付勢されたアクチュエータ27を有する。前記構
成のシリアルプリンタにおいて、まず、通常モード時に
おいては、図18に示すように、調整プレート15が、
キャリッジフレーム12の垂直部12aとヘッドクラン
プ14との間に装着される。このとき、調整プレート1
5のアーム15aは前記マイクロスイッチ26のアクチ
ュエータ27を押し下げない。
【0035】次に、厚紙モード時においては、図19に
示すように、調整プレート15が、キャリッジフレーム
12の垂直部12aと印字ヘッド11との間に装着され
る。このとき、前記アーム15aはマイクロスイッチ2
6のアクチュエータ27を押下するので、マイクロスイ
ッチ26の信号が前記制御部に送られる。このように、
該制御部の判断手段は、通常モードと厚紙モードとをマ
イクロスイッチ26のオン・オフによって判断する。し
たがって、通常モードと厚紙モードとの判断を誤ること
がなくなるので、厚紙モードで通常の厚さの用紙に印字
したり、通常モードで厚紙に印字したりすることがな
く、例えば、図示しないヘッドピンの折損、インクリボ
ン生地の損傷等が発生するのを防止することができる。
【0036】また、オペレータがシリアルプリンタの図
示しない操作部を操作することによって通常モードと厚
紙モードとの別を入力する必要がなくなるので、操作性
を向上させることがてきる。本実施の形態においては、
マイクロスイッチ26を使用して調整プレート15の有
無を検出しているが、センサ等によって調整プレート1
5の有無を検出することもできる。
【0037】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、これらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、シリアルプリンタにおいては、印字ヘッドと、キ
ャリッジシャフトに沿って移動自在に配設され、垂直部
を備えたキャリッジフレームと、該キャリッジフレーム
よりプラテン側に配設され、前記印字ヘッドを前記垂直
部に固定するためのヘッドクランプと、前記キャリッジ
フレームをキャリッジシャフトを中心として回転させ、
ヘッドギャップを調整するヘッドギャップ機構と、前記
垂直部と印字ヘッドとの間に選択的に装着され、通常の
厚さの用紙を使用するときの通常モードと、厚紙を使用
するときの厚紙モードとを設定する調整プレートとを有
する。
【0039】この場合、通常モード時に、前記垂直部と
印字ヘッドとの間に前記調整プレートを装着せず、厚紙
モード時には、前記垂直部と印字ヘッドとの間に前記調
整プレートを装着する。したがって、厚紙モード時に調
整プレートの厚さだけ印字ヘッドを後退させることがで
きるので、調整プレートの厚さだけヘッドギャップを大
きくすることができる。
【0040】また、ヘッドギャップの変更に伴って印字
ヘッドが水平に動かされるので、濃度むらが発生するの
を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるシリアルプ
リンタのヘッドギャップ機構の分解斜視図である。
【図2】従来のシリアルプリンタのヘッドギャップ機構
の平面図である。
【図3】従来のシリアルプリンタのヘッドギャップ動作
の第1の状態図である。
【図4】従来のシリアルプリンタのヘッドギャップ動作
の第2の状態図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における通常モード
時のシリアルプリンタの側面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における厚紙モード
時のシリアルプリンタの側面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態におけるシリアルプ
リンタのヘッドギャップ機構の平面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態におけるリボンプロ
テクタの第1の状態図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態におけるリボンプロ
テクタの第2の状態図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態における通常モー
ド時のヘッドギャップ動作を示す図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態における厚紙モー
ド時のヘッドギャップ動作を示す図である。
【図12】本発明の第1の実施の形態におけるアジャス
トレバーのレンジ位置を示す第1の図である。
【図13】本発明の第1の実施の形態におけるアジャス
トレバーのレンジ位置を示す第2の図である。
【図14】本発明の第1の実施の形態におけるアジャス
トレバーのレンジ位置を示す第3の図である。
【図15】本発明の第1の実施の形態におけるアジャス
トレバーのレンジ位置を示す第4の図である。
【図16】本発明の第1の実施の形態におけるアジャス
トレバーのレンジ位置の判別表を示す図である。
【図17】本発明の第2の実施の形態におけるシリアル
プリンタのヘッドギャップ機構の分解斜視図である。
【図18】本発明の第2の実施の形態におけるシリアル
プリンタの通常モード時の側面図である。
【図19】本発明の第2の実施の形態におけるシリアル
プリンタの厚紙モード時の側面図である。
【符号の説明】
11 印字ヘッド 12 キャリッジフレーム 12a 垂直部 14 ヘッドクランプ 15 調整プレート 16 リボンプロテクタ 17 プラテン 18 キャリッジシャフト 25 リブ δ、δ1 、δ2 ヘッドギャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 25/308

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)印字ヘッドと、(b)キャリッジ
    シャフトに沿って移動自在に配設され、垂直部を備えた
    キャリッジフレームと、(c)該キャリッジフレームよ
    りプラテン側に配設され、前記印字ヘッドを前記垂直部
    に固定するためのヘッドクランプと、(d)前記キャリ
    ッジフレームをキャリッジシャフトを中心として回転さ
    せ、ヘッドギャップを調整するヘッドギャップ機構と、
    (e)前記垂直部と印字ヘッドとの間に選択的に装着さ
    れ、通常の厚さの用紙を使用するときの通常モードと、
    厚紙を使用するときの厚紙モードとを設定する調整プレ
    ートとを有することを特徴とするシリアルプリンタ。
  2. 【請求項2】 (a)前記キャリッジフレームは、前記
    垂直部の前方にリボンプロテクタをセットするためのリ
    ブを備え、(b)前記調整プレートは、前記垂直部と印
    字ヘッドとの間、及び前記垂直部とヘッドクランプとの
    間の一方に選択的に装着されるとともに、(c)前記調
    整プレートを前記垂直部と印字ヘッドとの間に装着した
    ときに、前記垂直部とリボンプロテクタとの間に、前記
    リボンプロテクタをフリー状態にする隙間が形成される
    請求項1に記載のシリアルプリンタ。
  3. 【請求項3】 (a)通常モードが設定されたか厚紙モ
    ードが設定されたかを判断する判断手段と、(b)該判
    断手段の判断結果に基づいて、ヘッドピンの駆動制御を
    切り替える切替手段とを有する請求項1に記載のシリア
    ルプリンタ。
JP21186695A 1995-08-21 1995-08-21 シリアルプリンタ Expired - Fee Related JP3033814B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21186695A JP3033814B2 (ja) 1995-08-21 1995-08-21 シリアルプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21186695A JP3033814B2 (ja) 1995-08-21 1995-08-21 シリアルプリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0958088A JPH0958088A (ja) 1997-03-04
JP3033814B2 true JP3033814B2 (ja) 2000-04-17

Family

ID=16612917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21186695A Expired - Fee Related JP3033814B2 (ja) 1995-08-21 1995-08-21 シリアルプリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3033814B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0958088A (ja) 1997-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6038776A (en) Automatic drafting machine
EP0842779B1 (en) Ink-jet recording apparatus
JP2854933B2 (ja) プリンタの用紙ガイド機構
JP3033814B2 (ja) シリアルプリンタ
JPS5924682A (ja) プリンタのペ−パ−セツト装置
JP2002128378A (ja) 用紙カット機構
JPH0576431B2 (ja)
JPH09254449A (ja) 手動型印字装置
JPS60174673A (ja) プリンタの紙押え装置
JPS5938082A (ja) プリンタのキヤリジ制御装置
JP2024136993A (ja) プリンタ
JPS599352B2 (ja) 印字装置
JP2543204B2 (ja) プリンタの印字フォ―マットデ―タ入力方法
JP2611743B2 (ja) 印字装置
JPS6256173A (ja) 印字装置の印字ヘツドギヤツプ調整機構
JP3030745B2 (ja) プリンタ
JP2693997B2 (ja) 印字ヘッドギャップ自動調整機構
JPH1034950A (ja) 手動型印字装置
JP3904126B2 (ja) プリンタ装置
JPH06238965A (ja) インパクトドットプリンタ
JPS62119076A (ja) 印字装置の印字ヘツドギヤツプ調整機構
JPH09254407A (ja) 手動型印字装置
JPS6189875A (ja) マルチヘツドプリンタ
JPS62178375A (ja) シリアルプリンタの制御方法
JPH06127098A (ja) リボンエンド検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000201

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090218

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090218

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100218

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110218

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110218

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120218

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130218

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees