JPS625568Y2 - - Google Patents

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JPS625568Y2
JPS625568Y2 JP12751980U JP12751980U JPS625568Y2 JP S625568 Y2 JPS625568 Y2 JP S625568Y2 JP 12751980 U JP12751980 U JP 12751980U JP 12751980 U JP12751980 U JP 12751980U JP S625568 Y2 JPS625568 Y2 JP S625568Y2
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JP
Japan
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windows
operating body
outer case
hammer
cam
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JP12751980U
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JPS5751264U (ja
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ガスライター等の点火源として使用
される圧電式高電圧発生装置を薄型に改良した圧
電式高電圧発生装置に関するものである。
現在使用されているライターは、デザイン上か
ら次第に薄型に移行しているが、圧電式高電圧発
生装置を使用したいわゆる圧電式ライターでは、
復帰バネ、操作体、ハンマーなどの相互の関連が
問題になる。すなわち圧電素子に対する衝撃力を
大にするには、駆動バネを強くするか、ハンマー
の直径を大きくして質量を増すかであるが、駆動
バネを強くすることは操作力が大きくなり不適当
であり、ハンマーの径を大きくすることは操作体
も大きくなり、薄形にする目的から適せず、又樹
脂成型された操作体の側壁の肉厚を薄くすること
は、強度が弱くなり操作体の先端縁で復帰バネを
押圧し、又は解除時復帰バネより受けるバネ力を
考慮すると好ましい方法ではない。第1図は、ハ
ンマー29、復帰バネ28、操作体32を外ケー
ス27に収容してなる従来の圧電式高電圧発生装
置の側断面図である。
これに対して本考案は、内部に駆動バネとハン
マーとを収容する樹脂成形でなる角柱状の操作体
と、内部に高電圧発生部を収容する樹脂成形でな
る角柱状の外ケースとを復帰バネを介して互いに
摺動可能にして嵌合したものにおいて、前記操作
体の対向する側面には各々カム窓が形成されてお
り、このカム窓が形成された両側面以外の対向す
る側面には前記ハンマーと駆動バネの一部外周を
臨ましめる逃げ窓が各々形成されており、この逃
げ窓の形成された両側面の端部には各々突起部が
形成されており、前記外ケースの内側面には前記
操作体のカム窓に対応するL形溝が各々対向して
形成されており、また前記操作体の逃げ窓に対向
側面には前記操作体の一部および前記復帰バネの
一部外周を臨ましめる逃げ窓が各々形成されてお
り、しかも前記ハンマーに植設されたピンが前記
カム窓を介して前記L形溝に係接しており、また
前記操作体の突起部が前記外ケースの逃げ窓の縁
部に係止して前記操作体と前記外ケースとの脱落
を防止してなる圧電式高電圧発生装置を提供する
ものである。
以下本考案の具体的実施例を図面に従つて説明
すると、第2図、第3図、第4図において、12
は合成樹脂でなる操作体であり、一端に凸段部1
2e,12e1、他端に復帰バネ8を受ける欠円筒
状の突起部12a,12a1を形成し、凸段部12
e,12e1と突起部12a,12a1の間に駆動バ
ネ11、ハンマー9の外周の一部の逃げ窓12
b,12b1を対向して形成し、他の対向する側面
には、それぞれハンマー9の蓄力解除用のカム窓
12c,12c1を形成している。操作体12に
は、駆動バネ11とこれに係接するハンマー9を
収容し、ハンマー9に植設されたハンマーピン1
0は、カム窓12c,12c1に係合する。7は合
成樹脂でなり長方形角柱状の外ケースで、その長
軸の略中央部で、一方は操作体12を摺動自在に
係合可能な大きさをもつ小角柱部7Xと、他方に
小角柱部7Xよりも高さのみ高い大角柱部7Yと
から形成されている。小角柱部7Xの対向する側
面には、操作体12の突起部12a,12a1およ
び復帰バネ8の外周の一部を臨ましめる逃げ窓7
b,7b1を形成する。一方の逃げ窓7bの一端に
は復帰バネ8を挿入するための幅広部7b′を形成
する。又小角柱部7Xの内側面に、操作体12の
カム窓12c,12c1に対応し対向してL形溝7
a,7a1を設ける。大角柱部7Yは、内部に高電
圧発生部すなわち当て金6、圧電素子(図示せ
ず)、中間端子(図示せず)を収容し、圧電素子
に当接して、台座1を大角柱部7Yに螺着し、導
電体金属でなるコ字形アース板2の一端部孔を当
て金6に挿着し他端部切欠きを台座1に係合し、
当て金6と台座1を電気的に接続する。大角柱7
Yの上部に接着剤3を充填するコード保持部7d
を形成し、小角柱部7X側の側壁7eに、高圧コ
ード4を導出する孔13と、それに接続したスリ
割14を形成している。孔13の内径は高圧コー
ド4の外径より少し小さく、スリ割14の幅は孔
13の内径より少し小さい。5は抵抗素子であ
る。組立ては外ケース7に操作体12を復帰バネ
8を介して摺動可能に挿着して行なう。この場合
復帰バネ8は、両端より押圧し密着した状態で、
外ケースの逃げ窓7bの幅広部7b′より挿入す
る。操作体12は外ケース7にある程度無理に挿
入する。
動作は、操作体12を矢印A方向に押圧する
と、ハンマーピン10がL形溝7a,7a1の肩縁
に掛つているため移動せず。従つて駆動バネ1
1、および復帰バネ8は圧縮せられバネ力を蓄勢
する。操作体12をさらに矢印A方向に押圧する
と、ハンマーピン10がカム窓12c,12c1
斜縁12f,12f1に沿つて回転移動し、L形溝
の肩縁から離脱する。この時駆動バネ11のバネ
力によりハンマー9は急激に移動して当て金6に
衝突し、圧電素子は高電圧を発生する。高電圧発
生後操作体12の押圧を解除すると、復帰バネ8
のバネ力により操作体12は、矢印A方向と逆方
向に移動し元の位置に復帰する。この時操作体1
2の突起部12a,12a1が外ケース7の逃げ窓
の先端7c,7c1に当接し、脱落が防止される。
又ハンマーピン10はカム窓12c,12c1の案
内により元のL形溝の肩縁に復帰する。
コード保持部7は、本装置をライターなどに組
込む時、抵抗素子5を動かしても高圧コード4を
孔13で保持するため、接着剤3には力が伝わら
ず、従つて接着剤3の剥離もなく外部放電を防止
する効果がある。
以上本考案は、操作体および外ケースの側面に
逃げ窓を備えることにより全体の幅を薄くし(第
1図と第2図を比較して分る様に本考案では10%
強幅が薄くなつている)、しかも性能はなんら変
わることなくその構造も簡単なため、コストも下
り実用上の効果大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の圧電式高電圧発生装置の側断面
図、第2図は本考案の側断面図、第3図は同じく
正面図、第4図は同じく分解斜視図。 4:高圧コード、5:抵抗素子、7:外ケー
ス、7a,7a1:L形溝、7b,7b1:逃げ窓、
7b′:幅広部、7d:コード収容部、7X:小角
柱部、7Y:大角柱部、8:復帰バネ、9:ハン
マー、10:ハンマーピン、11:駆動バネ、1
2:操作体、12a,12a1:突起部、12b,
12b1:逃げ窓、12c,12c1:カム窓、12
e,12e1:段部、12f,12f1:斜縁、1
3:孔、14:スリ割。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部に駆動バネ11とハンマー9とを収容する
    樹脂成形でなる角柱状の操作体12と、 内部に高電圧発生部を収容する樹脂成形でなる
    角柱状の外ケース7とを復帰バネ8を介して互い
    に摺動可能にして嵌合したものにおいて、 前記操作体12の対向する側面には各々カム窓
    12c,12c1が形成されており、このカム窓1
    2c,12c1が形成された両側面以外の対向する
    側面には前記ハンマー9と駆動バネ11の一部外
    周を臨ましめる逃げ窓12b,12b1が各々形成
    されており、この逃げ窓12b,12b1の形成さ
    れた両側面の端部には突起部12a,12a1が形
    成されており、 前記外ケース7の内側面には前記操作体12の
    カム窓12c,12c1に対応するL形溝7a,7
    a1が対向して形成されており、また前記操作体1
    2の逃げ窓12b,12b1に対応する対向側面に
    は前記操作体12の一部および前記復帰バネ8の
    一部外周を臨ましめる逃げ窓7b,7b1が形成さ
    れており、 しかも前記ハンマー9に植設されたピン10が
    前記カム窓12c,12c1を介して前記L形溝7
    a,7a1に係接しており、 また前記操作体12の突起部12a,12a1
    前記外ケース7の逃げ窓7b,7b1の縁部に係止
    して前記操作体12と前記外ケース7との脱落を
    防止してなる圧電式高電圧発生装置。
JP12751980U 1980-09-08 1980-09-08 Expired JPS625568Y2 (ja)

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JP12751980U JPS625568Y2 (ja) 1980-09-08 1980-09-08

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JP12751980U JPS625568Y2 (ja) 1980-09-08 1980-09-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5751264U JPS5751264U (ja) 1982-03-24
JPS625568Y2 true JPS625568Y2 (ja) 1987-02-07

Family

ID=29487926

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JP12751980U Expired JPS625568Y2 (ja) 1980-09-08 1980-09-08

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JPS5751264U (ja) 1982-03-24

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